JP2016199931A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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直樹 鶴見
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Abstract

【課題】安全性と省エネルギーを向上した衛生洗浄装置を提供する。
【解決手段】ノズル装置800と、ノズル装置800の上流側に流調弁517と、流調弁517の上流側にリリーフ弁900と、リリーフ弁900の上流側に水ポンプ516と、水ポンプ516の上流側に熱交換器と、熱交換器の上流側にサブタンク600と、サブタンク600の上流側に止水電磁弁とを備え、リリーフ弁900から放出された洗浄水をサブタンク600に還流する還流流路522を備えたことにより、流調弁517に異常が発生した場合、流路の水圧が異常に上昇することを防止することができ、構成部材の破損と脱離を防止し、安全性と信頼性を向上することができるとともに、放出される洗浄水をサブタンク600に還流させた。
【選択図】図6

Description

本発明は、人体の局部を洗浄する衛生洗浄装置の水回路の安全装置に関するものである。
従来、この種の衛生洗浄装置の水回路の安全装置としては、洗浄水を送給するポンプと洗浄水の送給を切り替える切替弁との間にリリーフ弁を介挿し、切替弁が誤動作または故障して洗浄水の流路が遮断されて流路の圧力が上昇した場合、リリーフ弁が開放されて洗浄水が放流されることにより、機器の破損およびホースの離脱等の不具合の発生を防止する安全機能を備えている(例えば、特許文献1参照)。
図10は従来の衛生洗浄装置の水回路を示す模式図である。図10に示すように、水回路の主な構成としては、上流側から水道配管に接続される分岐水栓1と、洗浄水の止水と供給を行う止水電磁弁2と、洗浄水を加熱する熱交換器3と、洗浄水を送給するポンプ4と、洗浄水の送給を切り替える切替弁5と、洗浄水を噴出する洗浄ノズル6とが配置されており、ポンプ4と切替弁5の間にリリーフ弁7が介挿された構成となっている。
特開2003−239358号公報
前記従来の構成では、リリーフ弁が開放される異常が発生した場合、リリーフ弁より洗浄水が放出されることにより、下流側の水圧が低下し、機器の破損およびホースの外れ等の損傷の発生を防止することができる。しかしながら、この異常状態が長く継続された場合、洗浄ノズルの洗浄動作が停止されるとともに、使用者が洗浄操作を停止させるまで大量の洗浄水が無駄に便器に放出されることとなり、洗浄水を加熱する電力および水道水を無駄に消費することとなり、省エネルギーと使い勝手の観点からは未だ改善の余地があった。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、水回路の損傷を防止するとともに、ポンプの下流に設置したリリーフ弁が作動した場合に、放流される洗浄水をサブタンクに還流することにより、安全性と省エネルギーを向上した衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の衛生洗浄装置は、複数の噴出口と、複数の噴出口に連通する複数の流路を備えたノズル装置と、ノズル装置の上流側にあって、複数の流路への洗浄水の供給の切替と停止の機能を備えた流調弁と、流調弁の上流側にあって、水圧が所定以上となる異常時に洗浄水を放出するリリーフ弁と、リリーフ弁の上流側にあって、流調弁に洗浄水を供給する水ポンプと、水ポンプの上流側にあって、洗浄水を加熱する熱交換器と、熱交換器の上流側にあって、大気開放口を備え、洗浄水を貯溜するサブタンクと、サブタンクの上流側にあって、洗浄水の供給および停止の機能を備えた止水電磁弁と、を含み、前記リリーフ弁から放出された洗浄水をサブタンクに還流する還流流路を備えたものである。
これにより、流調弁に異常が発生した場合、リリーフ弁が開放され、流路の水圧が異常に上昇することを防止することができるので、構成部材の破損と脱離を防止することができ、安全性と信頼性を向上することができる。また、放出される洗浄水をサブタンクに還流することにより、洗浄水を無駄に放出することを抑制することができ、省エネルギー性の向上を図ることができる。
本発明の衛生洗浄装置は、構成部材の破損と脱離を防止することができ、安全性と信頼性を向上することができる。
本発明の実施の形態1における衛生洗浄装置を便器に設置した状態の斜視図 同衛生洗浄装置の前本体ケースを取り外した状態の斜視図 同衛生洗浄装置の洗浄手段の水回路の構成を示す模式図 同衛生洗浄装置の水回路の主要部材の組立状態を示す斜視図 ノズル装置と水ポンプとのホースの接続状態を示す斜視図 ノズル装置とサブタンクとのホースの接続状態を示す斜視図 サブタンクの外観を示す斜視図 サブタンクの断面図 第二リリーフ弁の断面図 従来の衛生洗浄装置の水回路の構成を示す模式図
第1の発明は、複数の噴出口と、前記複数の噴出口に連通する複数の流路を備えたノズル装置と、前記ノズル装置の上流側にあって、前記複数の流路への洗浄水の供給の切替と停止の機能を備えた流調弁と、前記流調弁の上流側にあって、水圧が所定以上となる異常時に洗浄水を放出するリリーフ弁と、前記リリーフ弁の上流側にあって、前記流調弁に洗浄水を供給する水ポンプと、前記水ポンプの上流側にあって、洗浄水を加熱する熱交換器と、前記熱交換器の上流側にあって、大気開放口を備え、洗浄水を貯溜するサブタンクと、前記サブタンクの上流側にあって、洗浄水の供給および停止の機能を備えた止水電磁弁と、を含み、前記リリーフ弁から放出された洗浄水を前記サブタンクに還流する還流流路を備えた衛生洗浄装置である。
これにより、流調弁に異常が発生した場合、リリーフ弁が開放され、流路の水圧が異常に上昇することを防止することができるので、構成部材の破損と脱離を防止することができ、安全性と信頼性を向上することができる。また、放出される洗浄水をサブタンクに還流することにより、洗浄水を無駄に放出することを抑制することができ、省エネルギー性の向上を図ることができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、前記ノズル装置と流調弁と水ポンプと熱交換器とサブタンクと止水電磁弁とを制御する制御部とをさらに備え、前記サブタンクは、前記サブタンク内に貯溜された洗浄水の水位の変動を検知する水位検知手段を備え、前記制御部は、前記水位検知手段の検知データにより異常を検知することを特徴とするものである。
これにより、異常を検知する検知手段を別途設ける必要がなく、低コストで品質と信頼性を向上することができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明において、前記リリーフ弁は、流路を形成する複数のホースを相互に接続するコネクタを一体に備えたものである。
これにより、リリーフ弁は複数のホースを相互に接続するコネクタの機能を兼ね備えているため、衛生洗浄装置の小型化と低コスト化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
<1>衛生洗浄装置の全体構成
図1は本実施の形態における衛生洗浄装置を便器上に設置した状態の外観の斜視図を示し、図2は衛生洗浄装置の本体の前本体ケースを取り外した状態の斜視図を示すものである。
図1に示すように、衛生洗浄装置100は、本体200、便座300、便蓋320、リモートコントローラ400、人体検知センサ450を主構成部材として構成され、本体200と便座300と便蓋320は一体で構成され、便器110の上面に設置される。
なお、本実施の形態においては衛生洗浄装置100の本体200の設置側を後方、便座300の設置側を前方とし、前方に向かって右側を右方、前方に向かって左側を左方として各構成要素の配置を説明する。
本体200の側部には突出して操作部210が一体に設けられ、本体200の前部には、便座300および便蓋320が便座便蓋回動機構360を介して開閉自在に取り付けられている。便座便蓋回動機構360は直流モータと複数のギアで構成されており、便座300と便蓋320を個別または同時に開閉することができる。
図1に示すように便蓋320を開放した状態においては、便蓋320は衛生洗浄装置100の最後部に位置するように起立する。また、便蓋320を閉成すると便座300の上面を隠蔽する。便蓋320は樹脂材料の成型による部材で構成されており、二重構造と断熱材による断熱構造となっている。
便座300は着座面を加熱する便座ヒータ(図示せず)を内蔵しており、便座の着座面が快適な温度になるように加熱する。
また、便座300の回動軸を支持する本体200内の軸受け部分には便座300に着座した人体を検知する着座センサ(図示せず)が設置されている。この着座センサは重量式の着座センサであり、便座300に使用者が着座することによる重量変化でスイッチを開閉させることにより、便座300の着座面に使用者が着座していることを検知するものである。
本体200の内部には、サブタンク600、熱交換器700、ノズル装置800等で構成され、人体の局部を洗浄する洗浄手段と、排便時の臭気を脱臭する脱臭装置120と、衛生洗浄装置100の各機能を制御する制御部130等が内蔵されている。(洗浄手段の詳細については後述する。)
図2に示すように、本体200の内部の中央部には、洗浄手段の主構成部材であるノズル装置800が設置されており、ノズル装置800の左側には、脱臭装置120が設置されている。また左側部には便座300と便蓋320を開閉駆動する便座便蓋回動機構360が設置されている。
また、ノズル装置800の右側には、前方に洗浄手段の止水電磁弁514、サブタンク
600等が設置されており、その後方には熱交換器700が設置されており、熱交換器700の後方には水ポンプ516が設置されている。
本体200の右側部には前方に突出するように操作部210が一体に設けられており、衛生洗浄装置100の各機能を操作および設定する複数のスイッチと表示灯が設置されている。
操作部210の内部には操作基板(図示せず)が設置されている。操作基板には複数のタクトスイッチと複数のLEDが設置されており、操作部210の上面に貼付されたスイッチ銘板を介してタクトスイッチの押圧操作とLEDの視認が可能となっている。
また、操作部210の上面後方には、リモートコントローラ400と人体検知センサ450から送信される赤外線信号を受信する赤外線受信部が配置されている。
操作部210に設置されたスイッチは、洗浄動作を操作する複数の操作スイッチと各種機能を設定する複数の設定スイッチが設置されている。また、表示灯としては設定状態を表示する複数のLEDが設置されている。
操作スイッチとしては、リモートコントローラ400の電池切れや、故障の場合に補助的に使用するお尻洗浄スイッチと、ノズルの掃除を行うときに操作するノズル掃除スイッチが設けられている。
設定スイッチとしては、洗浄水の温度を設定する温水温度スイッチと、便座の温度を設定する便座温度スイッチと、設定されてから8時間に亘り便座300の保温を停止する8時間切りスイッチと、衛生洗浄装置100が使用されない時間帯を自動的に学習して、使用されない時間帯に便座300の保温温度を下げることにより節電を行う節電スイッチと、便座300および便蓋320の自動開閉動作を設定する便蓋自動開閉スイッチ等が設置されている。
衛生洗浄装置100の多くの操作は、本体200とは別体で構成されたリモートコントローラ400で行われる。リモートコントローラ400は便座300に着座した使用者が操作のしやすいトイレルームの壁面等に取り付けられる。
リモートコントローラ400の全体形状は薄い直方体に形成されており、樹脂材料で成形された箱状のリモコン本体の上面と前面に複数のスイッチと表示灯が設置されている。また、リモコン本体に上部角にはリモートコントローラ400の操作信号を本体200に赤外線で送信する送信部が配置されている。
リモコン本体の内部にはリモートコントローラ400の制御機能を構成する制御基板(図示せず)と、リモートコントローラ400の電源である電池(図示せず)が内蔵されている。
リモコン本体の前面中央部には、お尻洗浄を開始するお尻洗浄スイッチと、女性の局部を洗浄するビデ洗浄を開始するビデ洗浄スイッチと、お尻洗浄とビデ洗浄を停止する停止スイッチと、お尻洗浄およびビデ洗浄時に洗浄位置を前後に周期的に移動させて広い範囲の洗浄が可能とするムーブ洗浄スイッチと、お尻洗浄時に洗浄強さを周期的に変化させるリズム洗浄スイッチが配置されている。
前面上部には、お尻洗浄およびビデ洗浄時の洗浄強さを2個のスイッチで調節する洗浄強さスイッチと、お尻洗浄およびビデ洗浄時の洗浄位置を2個のスイッチで調整する洗浄
位置スイッチと、ノズルを40℃の温水で約1分間洗浄するノズル除菌スイッチが配置されている。
また、洗浄強さスイッチの上方には、洗浄強さを5段階で表示するLEDの強さ表示灯と、洗浄位置スイッチの上方には、洗浄位置を5段階で表示する位置表示灯が配置されている。
リモコン本体の上面には、便蓋を電動で開閉する便蓋スイッチと、便座を電動で開閉する便座スイッチが設置されており、スイッチ操作により使用者が任意に便座300と便蓋320を開閉できる構成となっている。
人体検知センサ450は本体200とは別体で構成されており、トイレルームの壁面等に取り付けられる。人体検知センサ450は、人体から放出される赤外線を受光する焦電センサ(図示せず)と、焦電センサの信号で人体の検出を判定するセンサ制御部(図示せず)と、センサ制御部からの人体検知信号を本体200の制御部に赤外線で送信する赤外線送信部(図示せず)と、人体検知センサ450の電源である電池(図示せず)等で構成されている。
<2>洗浄手段の構成
図3は衛生洗浄装置の洗浄手段の水回路の構成を示す模式図であり、図4は水回路の主要部材の組立状態を示す斜視図であり、図5はノズル装置と水ポンプとのホースの接続状態を示す斜視図であり、図6はノズル装置とサブタンクとのホースの接続状態を示す斜視図である。
本体200の内部には使用者の局部を洗浄する洗浄手段が内蔵されている。洗浄手段は洗浄水を噴出するノズル装置800と、給水接続口510からノズル装置800に洗浄水を供給する一連の洗浄水供給流路とで形成されている。
図3に示すように、洗浄水供給流路は、給水接続口510と、ストレーナ511と、逆止弁512と、定流量弁513と、止水電磁弁514と、第一リリーフ弁515と、サブタンク600と、熱交換器700と、バッファータンク750と、水ポンプ516と、第二リリーフ弁900と、流調弁517と、が順次設置され、ノズル装置800に接続されている。
本体200の右側下方に水道管が接続される給水接続口510が配置されており、給水接続口510の内部には水道水に含まれるごみの流入を防止するストレーナ511と、サブタンク600内に貯溜された水が水道配管に逆流することを防止する逆止弁512が組み込まれている。
逆止弁512の下流には、流路に流れる洗浄水の量を一定に保つ定流量弁513と、流路を電動で開閉する止水電磁弁514と、第一リリーフ弁515とが一体に構成されている。
止水電磁弁514の下流には、大気開放口を備えたサブタンク600と、洗浄水を瞬時に加熱する熱交換器700と、熱交換器700で加熱された温水の温度を均一にするバッファータンク750が接続されている(サブタンク600の詳細な構成については別途後述する)。
本実施の形態における熱交換器700はバッファータンク750が一体に形成されており、熱交換器700の上部にバッファータンク750が設置されている。
熱交換器700は正面視で略長方形の平板状をなし、ABS樹脂にガラス繊維をコンパウンドした強化ABS樹脂で成型されたケーシングとセラミック製の平板状ヒータと出湯部材とを主構成部材としている。
ケーシングは前面部を構成する前面部材と、背面部構成する背面部材で構成されており、前面部材と背面部材との間に形成される空間に平板状ヒータが設置されている。前面部材と平板状ヒータとの対向部と、背面部材と平板状ヒータとの対向部に形成された隙間を加熱流路とし、加熱流路を流れる洗浄水を平板状ヒータで瞬時に昇温させるものである。
熱交換器700は、前面部材の前面下端の右側に接続口である入水口を備えており、前面部材の右側面上端に設置された出湯部材には接続口である出湯口を備えている。
入水口に連なる入水流路がケーシングの下端部の略全幅に亘り設けられている。入水流路の上面には全幅に亘り複数のスリットが設けられており、入水流路に流入した洗浄水はスリットを通過して加熱流路へ流入する構成となっている。スリットは洗浄水を加熱流路の全幅に亘り均等に流入させるものである。
加熱流路の上端部には仕切リブが設けられており、仕切リブより上方がバッファータンク750となっている。仕切リブには略全幅に亘り複数の通水孔が設けられており、加熱流路で加熱された洗浄水は通水孔を通過してバッファータンク750内に流入する構成となっている。
バッファータンク750内には断面形状が略半円形の突起が略全幅に亘り間隔をあけて設けられている。バッファータンク750内を出湯口に向かって流れる洗浄水は、突起による流れが乱されることにより、洗浄水が混ざり合って洗浄水の温度斑が解消され、均一な温度の洗浄水が出湯口より出湯される。
出湯部材には2個のサーミスタが設置されており、一方は洗浄水の出湯温度を検知する出湯温度センサ730であり、他方は熱交換器700の過昇温度を検知する過昇温度センサ731である。
バッファータンク750の下流には、水ポンプ516が接続されている。水ポンプ516の下流には、第二リリーフ弁900を介して一体に構成された流調弁517とノズル装置800が接続されており、流調弁517のそれぞれのポートにはノズル装置800のお尻洗浄部831、ビデ洗浄部832、ノズルクリーニング部833が接続されている(第二リリーフ弁900の詳細な構成については別途後述する)。
図4に示すように、洗浄手段を構成する部材のうち、給水接続口510、ストレーナ511、逆止弁512、定流量弁513、止水電磁弁514、第一リリーフ弁515、サブタンク600、熱交換器700、バッファータンク750、水ポンプ516は樹脂材料で成型されたシャーシ501に組み込まれ一体的に構成され、本体200の後本体ケース201に組みつけられている。
ストレーナ511と逆止弁512は給水接続口510に一体に組み込まれており、定流量弁513と第一リリーフ弁515とは止水電磁弁514に一体に組み込まれている。また、バッファータンク750は熱交換器700と一体に構成されている。
給水接続口510と止水電磁弁514、止水電磁弁514とサブタンク600、サブタンク600と熱交換器700、とは接続ホース等を介さず、相互の接続口をパッキンであ
るOリングを介して直接接続する構成となっている。また、これらの水回路を構成する部材はシャーシ501の所定の位置に設置固定されている。
このような構成を採用することにより、水密構造を向上することが可能になるとともに、相互の部材の配置精度を向上することができる。特にサブタンク600と熱交換器700の配置精度が向上することにより、洗浄水の流量の制御精度を向上することが可能となり、洗浄手段の性能の向上と制御精度を向上することができる。
水ポンプ516は容積形ポンプであるピストンポンプであり、図5に示すように駆動原であるモータ部516aと、モータ部の回転運動を往復運動に変換するリンク機構部516bと、リンク機構部の往復運動で駆動されるピストン部516cで構成されている。ピストン部516cの外面には、接続口として吸水口516dと吐水口516eが設けられている。
ノズル装置800は、図5および図6に示すように、樹脂材料で成型した略三角形の枠状の支持部810と、支持部810に沿って進退移動するノズル部820と、ノズル部820の進退移動を駆動する駆動部860で構成されており、ノズル部820の後端には洗浄水の供給を切り替える流調弁517が一体に組みこなれており、支持部810の側面には第二リリーフ弁900が一体に組み込まれている。
ノズル部820は、樹脂材料で成型された棒状のノズル本体と、ノズル本体の略全体を覆う筒状のノズルカバーと、ノズル本体でノズルカバーを牽引する連結手段とで構成されている。
ノズル本体は、局部を洗浄するお尻洗浄部831と、女性の局部を洗浄するビデ洗浄部832と、ノズル部820をクリーニングするノズルクリーニング部833を備えている。
お尻洗浄部831は、ノズル本体の先端部に上方に開口したお尻洗浄噴出口と、ノズル本体の後端よりお尻洗浄噴出口に連通するお尻洗浄流路で構成されている。
ビデ洗浄部832は、お尻洗浄噴出口の後方に配置されたビデ洗浄噴出口と、ノズル本体の後端よりビデ洗浄噴出口に連通するビデ洗浄流路で構成されている。
ノズルクリーニング部833は、ノズル本体の側面に配置されたノズルクリーニング噴出口と、ノズル本体の後端よりノズルクリーニング噴出口に連通するノズルクリーニング流路で構成されている。ノズルクリーニング噴出口から噴出した洗浄水はノズル部とその周辺の清掃に使用される。
ノズルカバーはノズルカバー本体と連結部材とで構成されている。ノズルカバー本体はステンレスの薄板を円筒状に形成したものであり、先端面は閉塞面をなし、後端面は開放面となっている。連結部材は樹脂材料で成型された略円筒状であり、両側部にはノズル本体と係合する連結片が形成されている。
ノズルカバーの内径はノズル本体の外径より僅かに大きい寸法であり、ノズルカバーにノズル本体を挿入した状態で、ノズル本体とノズルカバーが互いにスムーズに摺動可能な寸法関係となっている。
また、ノズル本体の後端面には流調弁517が設置されている。流調弁517はディスクタイプの弁本体517aと切り替え動作を駆動するステッピングモータ517bで構成
されている。流調弁517はお尻洗浄流路と、ビデ洗浄流路と、ノズルクリーニング流路に選択的に洗浄水を供給するものである。
また、流調弁517の弁本体517aの外面には流調弁517に洗浄水を供給する給水口517c設置されており、給水口517cには第二リリーフ弁900の送水口914と連通する給水ホース521が接合されている。
<3>サブタンクの構成
図7はサブタンクの外観を示す斜視図であり、図8はサブタンクの断面図である。
図7および図8に示すように、サブタンク600は樹脂材料により成型されたタンク本体610と、タンク本体610に貯溜された洗浄水の水位検知手段である水位検知センサ620と、タンク本体610内に供給される洗浄水の温度を検知するサーミスタからなる入水温度センサ630とで構成されている。
タンク本体610はタンクの前壁、両側壁、底面、天面を構成する前部タンク611と、タンクの後壁を構成する後部タンク612と、の2個の部材で構成されている。タンク本体610の全体的な形状は、前壁、後壁、両側壁、底面、天面からなる複数の平面で形成されており、平面視形状は略四角形である。前壁は途中から後退する傾斜部を備え、側面視形状は下部より上部が細くなった略台形形状に形成されており、タンク本体610の上部の断面積は下部より小さい断面積となっている。
タンク本体610の一方の側壁下部には入水口601が、タンク本体610の後壁下部には出水口602が設けられており、タンク本体610の側壁上部にはタンク本体610の内部と外部を連通する大気開放口603が設けられている。大気開放口603を設けることにより、タンク本体610内に溜まった空気を外部に放出するとともに、タンク本体610の内部圧力を常時大気圧に維持することができる。
サブタンク600の内部が常時大気圧に維持されることにより、サブタンク600の下流から水ポンプ516の吸水口516dまでの流路も大気圧に維持されるため、水ポンプ516は水圧変動の影響を受けずに吸水することができるため、安定したポンプ機能を発揮することができる。
タンク本体610の入水口601の内部には、入水口601に対向する位置に底面より起立する仕切壁613と仕切壁613を覆うように側壁より略L字状に延出した整流リブ614で構成された整流部615と、整流部615を通過した洗浄水を貯溜する貯溜部650が形成されている。貯溜部650の後壁下部には出水口602が設けられている。
入水口601より流入した洗浄水は、整流部615の下部に流入し、整流部615内を上昇し、仕切壁613と整流リブ614との間隙を通過して貯溜部650内に流入する。
この間、入水口601から流入する洗浄水の圧力が高い場合、あるいは大量の空気を含んで流れが乱れている場合でも、洗浄水は整流部615内で流れが整流化され、貯溜部650内には整流化された洗浄水が流入して貯溜される。洗浄水に含まれる空気は貯溜中に分離され、大気開放口603よりタンク本体610外に放出される。
上記のように、入水口601から流入した洗浄水はサブタンク600内に貯溜中に洗浄水に含まれる空気が分離され、分離された空気は大気開放口603よりタンク本体610外に放出され、空気を含まない洗浄水が出水口602より熱交換器700に供給される。
サブタンク600より熱交換器700に供給される洗浄水に空気が混入していた場合、熱交換器700の内部に気泡が発生することにより熱交換器700の内部の温度が異常上昇し、熱交換器700が損傷することがあり、サブタンク600内で洗浄水に含まれる空気を分離および放出することにより、熱交換器700の損傷を防止する効果を得ることができる。
水位検知手段である水位検知センサ620は、共通の電極となるコモン電極621と、水位毎に設置された複数の水位電極622で構成されており、1個のコモン電極621と2個の水位電極622で構成されている。コモン電極621と水位電極622はいずれもステンレス材料で形成されている。
タンク本体610の前壁下部の内面にはコモン電極621が配置されており、タンク本体610の天面の内面には水位電極622が配置されている。水位電極622は天面より垂下して設置されており、電極の長さが短く、先端が高い位置に配置された上限電極623と、電極の長さが長く、先端が低い位置に配置された下限電極624で構成されている。コモン電極621は下限電極624の先端より低い位置に設置されており、コモン電極621は通常の使用状態では常に浸水状態となっている。
本実施の形態における衛生洗浄装置100においては、止水電磁弁514が開放されてサブタンク600に洗浄水が供給され、上限水位が検知されると、止水電磁弁514は閉止され給水が停止し、サブタンク600内は満水状態となる。サブタンク600の満水状態から、通常の洗浄動作を実施すると水位が低下し、下限水位が検知されると止水電磁弁514が再び開放されてサブタンク600に洗浄水が供給され、上限水位が検知されるまで給水が継続される。
サブタンク600に貯溜される洗浄水の最大量は100ccであり、上限水位から下限水位までの水量は65ccである。
洗浄に使用される洗浄水の流量は最も強い洗浄力で洗浄した場合は450cc/minであり、最も弱い洗浄力洗浄した場合は260cc/minに設定されている。この場合、洗浄水が上限水位から下限水位に到達するまでの時間は、最も強い洗浄力で洗浄した場合8.7秒間となり、最も弱い洗浄力で洗浄した場合15秒間となる。
一般的に使用者が局部の洗浄に要する時間は30秒以上であるので、最も弱い洗浄力で洗浄した場合でも130ccの洗浄水を使用することとなり、1回の洗浄動作で、最低1回は上限水位から下限水位への変化を検知することが可能となる。
制御部130は、上限水位から下限水位までの経過時間を計測し、計測した時間と上限水位から下限水位までの水量(65cc)とを演算することにより流量を算出し、洗浄強さ毎に設定された流量と差がある場合は、水ポンプ516の出力を調整することにより、洗浄水の流量を補正する。
<4>第二リリーフ弁の構成
図9は本実施の形態における第二リリーフ弁900の断面を示すものである。
図9に示すように、第二リリーフ弁900は、樹脂成型品のリリーフケース910とリリーフキャップ920で外装を形成し、内部には弁体である弁コマ930と、弁コマ930をリリーフケース910に押圧して流路を閉塞するコイルばね940を主構成部材として構成されている。
リリーフケース910とリリーフキャップとはOリング951を介して密着固定されている。また、弁コマ930の外周にはOリング952が配置されており、弁コマ930とリリーフケース910はOリング952を介して密接して開放流路を閉塞する構成となっている。
リリーフケース910の中央には弁コマ930とリリーフばね940を収容する略円筒形状の弁流路911が形成されており、弁流路911の下方は略円錐状に形成されている。
リリーフケース910の下部には、弁流路911と略直交する方向に円筒状の流入管912が設けられており、弁流路911は流入管912の略中央で連通する構成となっている。流入管912の一端には水ポンプ516から洗浄水を受水する受水口913が形成されており、他端には流調弁517洗浄水を送水する送水口914が形成されており、それぞれの外周にはホースが差し込まれるようになっている。
一方、リリーフキャップ920の中央には弁コマ930が開放された場合の流路となる略円筒形状の開放流路921が形成されている。
リリーフキャップ920の上部には、開放流路921と略直交する方向に円筒状の流出管922が設けられており、開放流路921は流出管922の略中央で連通する構成となっている。流出管922の一端にはサブタンク600に洗浄水を還送する還流口923が形成されており、他端には洗浄水を便器110内に放流する放流口924が形成されており、それぞれの外周にはホースが差し込まれるようになっている。
図5に示すよう、流入管912の受水口913と水ポンプ516の吐水口516eとは吐水ホース520を介して接続されている。また、送水口914は流調弁517の給水口517cと給水ホース521を介して接続されている。このように、流入管912は吐水ホース520と給水ホース521を接続するコネクタの機能を兼ね備えている。
また、流出管922の還流口923とサブタンク600の大気開放口603とは還流ホース522を介して接続されている。また放流口924には放流ホース523が接続されており、放流ホース523の先端には便器に向けた開放される放流コネクタが接続されている。このように、流出管922は還流ホース522と放流ホース523を接続するコネクタの機能を兼ね備えている。
上記構成の第二リリーフ弁900は、弁コマ930が閉塞状態である通常状態においては、流入管912は水ポンプ516から流調弁517へ洗浄水を送給する流路として機能している。
また、流出管922は弁コマ930が閉塞状態である通常状態においては、サブタンク600の内部を大気開放する大気開放通路として機能している。すなわち、サブタンク600の大気開放口603は還流ホース522、流出管922、放流ホース523を介して大気に開放された状態となっている。
一方、弁コマ930が開放された高圧状態においては、流入管912から流入した洗浄水は、弁流路911、開放流路921、を通過して流出管922に流出し、流出する洗浄水が少ない場合は放流口924から放出され、洗浄水が大量の場合は還流口923と放流口924の両方から流出し、還流口923から流出した洗浄水はサブタンク600に還送される。
<5>洗浄手段の動作および作用
最初に、衛生洗浄装置の各機能が正常な状態における洗浄手段の基本的な動作および作用について説明する。
通常の使用状態においては、サブタンク600は上限水位まで洗浄水が貯溜された満水状態で待機する。
使用者が操作部210およびリモートコントローラ400によりお尻洗浄部、ビデ洗浄部、ノズルクリーニングのいずれかの洗浄操作を行った場合、
制御部130は水ポンプ516を駆動するとともに、熱交換器700の平板状ヒータへの通電を開始し、洗浄水の加熱を開始する。
制御部130は入水温度センサ630と出湯温度センサ730の温度検知情報により、平板状ヒータへの通電を制御し、洗浄水を操作部210で設定された温度を維持する。
続いて、熱交換器700で加熱された洗浄水が流調弁517に供給される。制御部130は操作部210およびリモートコントローラ400の操作情報に基づき流調弁517を制御して、ノズル装置800のお尻洗浄部831、ビデ洗浄部832、ノズルクリーニング部833のいずれかに洗浄水を供給する。これにより、お尻洗浄噴出口、ビデ洗浄噴出口、ノズルクリーニング噴出口のいずれかの噴出口から洗浄水が噴出し、選択した洗浄動作が実施される。
一方この間、サブタンク600内に貯留された洗浄水は水ポンプ516が駆動されることにより水位が低下し、水位が下限水位に到達した時点で、止水電磁弁514が開放されることによりサブタンク600へ洗浄水の供給が開始され、水位が上限水位に到達した時点で止水電磁弁514は閉塞し、サブタンク600へ洗浄水の供給は停止される。洗浄動作が継続されている間、この動作は繰り返し実施される。
次に、洗浄手段に異常がある場合、特に流調弁517に異常が発生し、水ポンプ516が駆動しているのにもかかわらず、流調弁517の閉塞状態が維持された場合における動作および作用について説明する。
使用者が洗浄操作を行った場合、流調弁517以外の機能は全て正常に動作すると、水ポンプ516により洗浄水が送給されるが、流調弁517が閉塞された状態においてはその間の流路である吐水ホース520、第二リリーフ弁900、給水ホース521の内圧が上昇する。
内圧が0.2MPa以上に上昇した場合、水圧がリリーフばね940の押圧に抗して、弁コマ930を開放する。これにより、吐水ホース520、第二リリーフ弁900、給水ホース521の内圧が低下するとともに、洗浄水は開放流路921を通過して流出管922へ流出する。これにより、水ポンプ516、流調弁517、吐水ホース520、給水ホース521が破損することを防止することができる。また、吐水ホース520、給水ホース521が流出管922より抜けて脱離することもない。
異常状態のケースにおいて、例えば、流調弁517の動作途中に短時間の閉塞状態となる瞬間的な異常の場合。流出管922へは少量の洗浄水が流出し、流出した洗浄水は放流口924から放流され放流ホース523を通過して便器110に放出される。その後、正常な洗浄動作が継続される。
一方、流調弁517が完全に閉塞する異常が発生した場合、流出管922へは大量の洗
浄水が連続して流出することとなる。流出管922へ流出した洗浄水は還流口923と放流口924の両方から流出し、特に還流口923から流出した洗浄水は還流ホース522を通過してサブタンク600の大気開放口603からサブタンク600内に還流される。
サブタンク600に洗浄水が還流された場合、サブタンク600内の水位が上昇し、上限電極623が上限水位を検知し、検知状態が継続した場合、制御部130は、水ポンプ516が駆動しているにも関わらず水位が下がらない状態を異常と判定し、水ポンプ516および熱交換器700の駆動を停止する。
また、還流が発生している異常状態において、サブタンク600内の水位が上限水位まで上昇しない場合においても、制御部130は、上限水位から下限水位に降下するまでの時間が所定の時間(例えば20秒間)より長い場合は異常と判定し、水ポンプ516および熱交換器700の駆動を停止する。
すなわち、本実施の形態のサブタンク600は上限水位から下限水位まで降下するまでの時間を計時して演算することにより流量を検出する機能を備えており、この機能を活用することにより異常の判定を行うことができる。
上記のように、本実施の形態における衛生洗浄装置は、流調弁に異常が発生した場合、第二リリーフ弁が開放され、流路の水圧が異常に上昇することを防止することができるので、構成部材の破損とホースの抜けを防止することができ、耐久性と信頼性を向上することができる。
また、第二リリーフ弁が作動した場合、放出される洗浄水をサブタンクに還流することにより、温水である洗浄水を無駄に便器に放出することを抑制することができ、洗浄水を加熱する電力および水道水を無駄に消費することを抑制することができ、省エネルギー性の向上を図ることができる。
また、サブタンクの水位検知手段により異常状態を検知することができるため、検知手段を別途設ける必要がなく、低コストで品質と信頼性を向上することができる。
また、第二リリーフ弁は複数のホースを相互に接続するコネクタ機能を兼ね備えているため、衛生洗浄装置の小型化と低コスト化を図ることができる。
以上のように、本発明にかかる衛生洗浄装置は、洗浄手段を構成する部材の破損および脱離を抑制することが可能となるので、他の流体応用機器等の用途にも適用できる。
100 衛生洗浄装置
130 制御部
514 止水電磁弁
516 水ポンプ
517 流調弁
520 吐水ホース(ホース)
521 給水ホース(ホース)
522 還流ホース(還流流路、ホース)
523 放流ホース(ホース)
600 サブタンク
603 大気開放口
620 水位検知センサ(水位検知手段)
700 熱交換器
800 ノズル装置
900 第二リリーフ弁(リリーフ弁)
912 流入管(コネクタ)
922 流出管(コネクタ)

Claims (3)

  1. 複数の噴出口と、
    前記複数の噴出口に連通する複数の流路を備えたノズル装置と、
    前記ノズル装置の上流側にあって、前記複数の流路への洗浄水の供給の切替と停止の機能を備えた流調弁と、
    前記流調弁の上流側にあって、水圧が所定以上となる異常時に洗浄水を放出するリリーフ弁と、
    前記リリーフ弁の上流側にあって、前記流調弁に洗浄水を供給する水ポンプと、
    前記水ポンプの上流側にあって、洗浄水を加熱する熱交換器と、
    前記熱交換器の上流側にあって、大気開放口を備え、洗浄水を貯溜するサブタンクと、
    前記サブタンクの上流側にあって、洗浄水の供給および停止の機能を備えた止水電磁弁と、を含み、
    前記リリーフ弁から放出された洗浄水を前記サブタンクに還流する還流流路を備えた、
    衛生洗浄装置。
  2. 前記ノズル装置と流調弁と水ポンプと熱交換器とサブタンクと止水電磁弁とを制御する制御部と、をさらに備え、
    前記サブタンクは、前記サブタンク内に貯溜された洗浄水の水位の変動を検知する水位検知手段を備え、
    前記制御部は、前記水位検知手段の検知データにより異常を検知することを特徴とする、
    請求項1に記載の衛生洗浄装置。
  3. 前記リリーフ弁は、流路を形成する複数のホースを相互に接続するコネクタを一体に備えたことを特徴とする、
    請求項1または2に記載の衛生洗浄装置。
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