JP2016198996A - 熱成形装置、及び、シート搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】熱成形装置1は、一対の保持手段10、一対のレール20、配置取得手段U1、及び、レール駆動手段U2を備える。一対のレール20は、加熱ゾーンZ1の入口部Z1iから成形ゾーンZ2の出口部Z2oへ一対の保持手段10を案内する。該一対のレール20は、搬送方向D1からシートSH1の幅方向D2へ傾き可能であり、且つ、一以上の途中位置P0で搬送方向D1に対する傾き角度θが変わり得る。配置取得手段U1は、途中位置P0で傾き角度θが変わり得るレール20の各部分の配置を表す配置情報IN1を操作に応じて取得する。レール駆動手段U2は、途中位置P0で傾き角度θが変わり得るレール20の各部分が配置情報IN1で表される配置となるように一対のレール20を移動させる。
【選択図】図3
Description
前記シートの両縁部を保持する一対の保持手段と、
前記加熱ゾーンの入口部から前記成形ゾーンの出口部へ前記一対の保持手段を案内する一対のレールであって、前記搬送方向から前記シートの幅方向へ傾き可能であり、且つ、一以上の途中位置で前記搬送方向に対する傾き角度が変わり得る一対のレールと、
前記途中位置で傾き角度が変わり得るレールの各部分の配置を表す配置情報を操作に応じて取得する配置取得手段と、
前記途中位置で傾き角度が変わり得るレールの各部分が前記配置情報で表される配置となるように前記一対のレールを移動させるレール駆動手段と、を備えた、態様を有する。
前記シートの両縁部を保持する一対の保持手段と、
前記加熱ゾーンの入口部から前記成形ゾーンの出口部へ前記一対の保持手段を案内する一対のレールであって、前記搬送方向から前記シートの幅方向へ傾き可能であり、且つ、一以上の途中位置で前記搬送方向に対する傾き角度が変わり得る一対のレールと、
前記一対のレールの少なくとも前記途中位置を移動させるレール駆動手段と、を備え、
前記一以上の途中位置は、前記加熱ゾーンの中の第一途中位置を含む、態様を有する。
まず、図1〜15を参照して本技術の概要を説明する。
図1〜4等に例示される熱成形装置1は、一対の保持手段10、一対のレール20、配置取得手段U1、及び、レール駆動手段U2を備え、加熱ゾーンZ1及び成形ゾーンZ2を通る搬送方向D1へ搬送されるシートSH1を前記加熱ゾーンZ1で加熱して前記成形ゾーンZ2で成形する。前記一対の保持手段10は、前記シートSH1の両縁部SHeを保持する。前記一対のレール20は、前記加熱ゾーンZ1の入口部Z1iから前記成形ゾーンZ2の出口部Z2oへ前記一対の保持手段10を案内する。該一対のレール20は、前記搬送方向D1から前記シートSH1の幅方向D2へ傾き可能であり、且つ、一以上の途中位置P0で前記搬送方向D1に対する傾き角度θが変わり得る。前記配置取得手段U1は、前記途中位置P0で傾き角度θが変わり得るレール20の各部分の配置を表す配置情報IN1を操作に応じて取得する。前記レール駆動手段U2は、前記途中位置P0で傾き角度θが変わり得るレール20の各部分が前記配置情報IN1で表される配置となるように前記一対のレール20を移動させる。
ここで、熱成形には、圧空成形や真空成形や圧空真空成形といった差圧成形等が含まれる。
図10〜13に例示するように、前記配置取得手段U1は、前記途中位置P0で傾き角度θが変わり得るレール20の各部分の傾き有無を表す複数のパターンPA0の中から使用するパターンの選択を受け付けてもよい。また、前記配置取得手段U1は、選択されたパターンPAsに従った前記配置情報IN1を操作に応じて取得してもよい。本態様は、途中位置P0で傾き角度θが変わり得るレール20の各部分が選択パターンに従った配置となるので、レールを配置する操作性をさらに向上させることができる。
図10〜13に例示するように、前記配置取得手段U1は、前記加熱ゾーンZ1の入口部Z1iにおける前記一対のレール20の間隔W1を前記配置情報IN1の一部として取得してもよい。また、前記配置取得手段U1は、前記成形ゾーンZ2の出口部Z2oにおける前記一対のレール20の間隔W2を前記配置情報IN1の一部として取得してもよい。さらに、前記配置取得手段U1は、前記選択されたパターンPAs、前記間隔W1、及び、前記間隔W2に基づいて前記途中位置P0における前記一対のレール20の間隔Wpを前記配置情報IN1の一部として取得してもよい。本態様は、途中位置P0における一対のレール20の間隔Wpを決めておかなくてもレール20の各部分が選択パターン、入口部Z1iの間隔W1、及び、出口部Z2oの間隔W2に従った配置となるので、レールを配置する操作性をさらに向上させることができる。
図10〜13に例示するように、前記配置取得手段U1は、前記複数のパターンPA0に含まれるパターンを模式的に表すパターン表示領域605、前記間隔W1を入力するための第一間隔入力領域610、及び、前記間隔W2を入力するための第二間隔入力領域620を有する画面600を表示してもよい。また、前記配置取得手段U1は、前記画面600への操作に基づいて、前記使用するパターンの選択を受け付け、且つ、前記間隔W1及び前記間隔W2を取得してもよい。本態様は、レール20のパターンの模式的な表示を見てレール20のパターン、入口部Z1iの間隔W1、及び、出口部Z2oの間隔W2を設定することができるので、レールを配置する操作性をさらに向上させることができる。
図3,9等に例示するように、前記レール駆動手段U2は、前記加熱ゾーンZ1の入口部Z1iにおいて前記一対のレール20を前記幅方向D2へ移動させるための第一駆動手段41を有してもよい。前記レール駆動手段U2は、前記成形ゾーンZ2の出口部Z2oにおいて前記一対のレール20を前記幅方向D2へ移動させるための第二駆動手段42を有してもよい。前記レール駆動手段U2は、前記途中位置P0において前記一対のレール20を前記幅方向D2へ移動させるための第三駆動手段4pを有してもよい。また、前記レール駆動手段U2は、前記途中位置P0で傾き角度θが変わり得るレール20の各部分を前記第一駆動手段41、前記第二駆動手段42、及び、前記第三駆動手段4pにより前記配置情報IN1で表される配置となるように制御してもよい。本態様は、第一駆動手段41と第三駆動手段4pの少なくとも一方を用いて途中位置P0から上流側のレール20の傾きを変えることができ、第二駆動手段42と第三駆動手段4pの少なくとも一方を用いて途中位置P0から下流側のレール20の傾きを変えることができるので、簡易な構成でレール20の各部分を操作に応じた配置にすることができる。
図3等に例示するように、前記一以上の途中位置P0は、前記加熱ゾーンZ1の中の第一途中位置P1を含んでもよい。
また、図1〜4等に例示される熱成形装置1は、一対の保持手段10、一対のレール20、及び、レール駆動手段U2を備える。前記一対の保持手段10は、前記シートSH1の両縁部SHeを保持する。前記一対のレール20は、前記加熱ゾーンZ1の入口部Z1iから前記成形ゾーンZ2の出口部Z2oへ前記一対の保持手段10を案内する。該一対のレール20は、前記搬送方向D1から前記シートSH1の幅方向D2へ傾き可能であり、且つ、一以上の途中位置P0で前記搬送方向D1に対する傾き角度θが変わり得る。前記レール駆動手段U2は、前記一対のレール20の少なくとも前記途中位置P0を移動させる。前記一以上の途中位置P0は、前記加熱ゾーンZ1の中の第一途中位置P1を含む。
図3等に例示するように、前記一以上の途中位置P0は、前記加熱ゾーンZ1と前記成形ゾーンZ2の間の第二途中位置P2を含んでもよい。この態様は、加熱ゾーンZ1と成形ゾーンZ2との間でレール20の傾きを変えることができるので、レールを配置する操作性をさらに向上させることができる。例えば、加熱ゾーンZ1の下流側ではドローダウンが比較的進み易い一方、成形ゾーンZ2でドローダウンが比較的進み難いシートを搬送する場合、第二途中位置P2から上流側にある一対のレールを下流側となるにつれて拡がるように配置し、第二途中位置P2から下流側にある一対のレールを略平行に配置してもよい。また、成形ゾーンZ2でもドローダウンが比較的進み易いシートを搬送する場合、第二途中位置P2の前後にある一対のレールを下流側となるにつれて拡がるように配置してもよい。これらの例のように、上記態様8は、例えば、シートSH1のドローダウンの傾向に応じて加熱ゾーンZ1と成形ゾーンZ2とでレール20の搬送方向D1に対する傾き角度θを変えることができ、熱成形品の品質をさらに向上させることができる。
本熱成形装置1に含まれるシート搬送装置2も、途中位置P0で傾き角度θが変わり得るレール20の各部分が操作に応じた配置となる。従って、本態様は、シート縁部の保持手段を案内するレールを配置する操作性を向上させるシート搬送装置を提供することができる。
図1に例示する熱成形装置1は、SE1〜SE7で表した各部を備え、成形可能なシートSH1からショット毎に所定数の成形品PR1を形成する。尚、図1において、左から右へ向かう方向が所定のシート搬送方向D1であり、左側がシートSH1の上流側、右側がシートSH1の下流側である。
尚、シートSH1の成形は、上述した真空成形以外にも、圧空成形や圧空真空成形といった差圧成形、プレス成形、熱成形以外の成形、等でもよい。圧空真空成形は、圧空と真空とを併用する差圧成形である。熱成形には、差圧成形やプレス成形が含まれる。
尚、トリミング装置は、切刃を受け部材に押し当てて成形シートを切断する装置、型の周囲の切刃により成形シートを打ち抜く装置、上刃と下刃とを摺接させる等して成形シートを打ち抜く装置、等が含まれる。
図3は、シート搬送装置2を模式的に例示する平面図である。図4は、図3に示すシート搬送装置2において、レール20の各部分の傾き角度θ、及び、レール20の間隔を模式的に示している。図5は、シート搬送装置2に含まれる各駆動手段を模式的に例示する正面図である。尚、途中位置P0で傾き角度θが変わり得るレール20の各部分とは、搬送方向D1において異なる位置にあるレール21,23,22を意味する。
シート搬送装置2は、一対の保持手段10、一対のレール20、配置取得手段U1、及び、レール駆動手段U2を備え、加熱ゾーンZ1及び成形ゾーンZ2を通る搬送方向D1へシートSH1を搬送する。レール駆動手段U2は、駆動手段41〜44を有する。尚、第三駆動手段43,44を第三駆動手段4pと総称し、駆動手段41,42,4pを駆動手段40と総称する。
図6に示す保持手段10は、クランプ機構15を取り付けたアタッチメント12aを有するリンク12を連結した無端チェーン11とされている。リンク12の上部には、レール20の対向部25a,25bに挟まれた被案内部12bが設けられている。アタッチメント12aに取り付けられたクランプ機構15は、台部15a、傾動部15b、ばね15e、を備えている。台部15aは、アタッチメント12aに取り付けられて固定され、シート縁部SHeを載置する。傾動部15bは、台部15aの上面に突き当たる突き当て部15c、並びに、シートSH1の保持を開始する手前位置及びシートSH1の保持の終了位置において突き当て部15cを台部15aから離隔させるための壁部に接触する被接触部15dを有し、台部15aに対して傾動可能に取り付けられている。ばね15eは、例えば引張コイルばねとされ、台部15aに突き当て部15cが突き当たる向きに傾動部15bを付勢する。
また、クランプ機構15がシートSH1の保持の終了位置に来ると、被接触部15dが壁部に接触して傾動部15bが傾動し突き当て部15cが台部15aから離隔する。クランプ機構15がシートSH1の保持の終了位置を過ぎると、被接触部15dが壁部から離隔し、突き当て部15cが台部15aに突き当たる。これにより、台部15aと突き当て部15cとの挟持からシート縁部SHeが解放される。
尚、幅方向D2は、シートSH1に沿って搬送方向D1と直交(交差)する方向である。「直交」の概念には、誤差等により搬送方向D1と幅方向D2とのなす角度が厳密な直角からずれることが含まれる。
第二レール22の実質的な長さ(支点34,32間の距離)L2(L2>0)は、成形の1ショット分よりも長くなっている。尚、搬送方向D1における1ショット分の長さは、成形装置70に設けられる型73,74の大きさにより変わる。第三レール23の実質的な長さ(支点33,34間の距離)L3(L3>0)は、第二レールの長さL2よりも短く、一概には言えないが、概ね、成形の1ショット分程度に合わせられる。第一レール21の実質的な長さ(支点31,33間の距離)L1(L1>0)は、前記長さL2,L3よりも長い。
尚、第一支点31を幅方向D2へ移動させる第一駆動手段41の場合、例えば、側板41eに軸支部40f1,40f1と同様の軸支部を形成すればよい。調整軸41dの回転により側板41eが幅方向D2へ移動すると、側板41eの軸支部とともに軸部材31aが幅方向D2へ移動する。また、第二支点32を幅方向D2へ移動させる第二駆動手段42の場合、例えば、側板42eに軸支部40f1,40f1と同様の軸支部を形成すればよい。調整軸42dの回転により側板42eが幅方向D2へ移動すると、側板42eの軸支部とともに軸部材32aが幅方向D2へ移動する。
情報出力部131は、例えばディスプレイや音声出力器やプリンターで構成され、利用者から操作入力を受け付けた各種設定の内容や熱成形装置1の運転状況を表す各種情報を表示等により出力する。図11〜13に示すレール配置設定画面600は、情報出力部131の表示例である。操作部132は、例えば、カーソルボタンや数字ボタンや確定ボタンといった複数のボタンで構成され、利用者から操作入力を受け付ける。
次に、図10に示すレール配置処理を説明する。この処理は、制御盤100の中央制御回路101が主体となって行い、マルチタスクにより他の処理と並列して行われる。ここで、ステップS102〜S110は配置取得手段U1に対応し、ステップS112はレール駆動手段U2に対応している。以下、「ステップ」の記載を省略する。
例えば、操作部132により切替ボタン607が操作されると、制御盤100は、処理をS102に戻し、表示対象パターンを別のパターンに設定する。例えば、パターンPA1の次にパターンPA2、パターンPA2の次にパターンPA3、及び、パターンPA3の次にパターンPA1を設定する場合、切替前の設定がパターンPA1であれば、パターンPA2が表示対象パターンとして設定される。この場合、S104では、図12に示すように、ハの字平行拡大パターンPA2を表すパターン表示領域605を有するレール配置設定画面600が表示される。このパターンPA2が設定されている場合、W1<W3<W4=W2である。この場合、領域610,620,631,632に表示される初期の設定値は、第二間隔入力領域620の間隔W2と第三間隔表示領域632の間隔W4とが同じであり、第三間隔表示領域631の間隔W3が第一間隔入力領域610の間隔W1と第二間隔入力領域620の間隔W2との間の値である。
W3=(W1×L3+W4×L1)/(L1+L3)
で間隔W3を算出することができる。図13に示すハの字パターンPA3が表示されている場合に計算ボタン641が操作されると、間隔W3,W4に間隔W1と間隔W2とで比例配分した算出値を代入する。例えば、図4に示すように、第一レール21の実質的な長さ(支点31,33間の距離)をL1、第二レール22の実質的な長さ(支点34,32間の距離)をL2、第三レール23の実質的な長さ(支点33,34間の距離)をL3とすると、以下の算出式
W3={W1×(L3+L2)+W2×L1}/(L1+L3+L2)
W4={W1×L2+W2×(L1+L3)}/(L1+L3+L2)
で間隔W3,W4を算出することができる。
例えば、制御盤100は、加熱ゾーンZ1の入口部Z1iにおけるレール20A,20Bの間隔がW1となるようにモーター制御用の変数に基づいてモーターM1の駆動を制御する。このモーターM1に回転駆動されるスプロケット41aの回転力は、チェーン41b、スプロケット41c、調整軸41d、の順に伝達され、この調整軸41dの回転により側板41e,41eとともに第一レール21,21の上流端が間隔W1となるように幅方向D2へ対称移動する。
本技術は、種々の変形例が考えられる。
例えば、搬送方向D1における途中位置P0の数は、2に限定されず、1でもよいし、3以上でもよい。
レールの各部分の傾き有無を表す複数のパターンは、3パターンに限定されず、2パターンでもよいし、4パターン以上でもよい。また、複数のパターンには、下流側となるにつれて狭まるようにレールを配置するパターンが含まれてもよい。
本技術には、シートを間欠的に搬送する装置以外にも、シートを連続して停止させずに搬送する装置も含まれる。
本技術には、製品取出部SE6の無い熱成形装置、さらにスクラップ回収部SE5の無い熱成形装置、さらにトリミング部SE4の無い熱成形装置、等も含まれる。
本技術には、途中位置P0の間隔Wpを自動計算しないで操作に応じて取得する装置、レール21〜23の傾き角度θを入力する操作を受け付けて各間隔W1〜W4を求める装置、レールの模式パターンを表示せず該模式パターンを表す文字情報のみ表示して該模式パターンに従った配置情報を取得する装置、レールの模式パターン自体を使用しないで配置情報を取得する装置、等も含まれる。
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、シート縁部の保持手段を案内するレールを配置する操作性を向上させることが可能な技術等を提供することができる。むろん、従属請求項に係る構成要件を有しておらず独立請求項に係る構成要件のみからなる技術等でも、上述した基本的な作用、効果が得られる。
また、上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も実施可能である。本発明は、これらの構成等も含まれる。
10,10A,10B…保持手段、
20,20A,20B…レール、
21…第一レール、22…第二レール、23…第三レール、
30,31,32,33,34…支点、
30a,31a,32a,33a,34a…軸部材、
40…駆動手段、
41…第一駆動手段、42…第二駆動手段、43,44,4p…第三駆動手段、
41d,42d,43d,44h…調整軸、
41e,42e…側板、43e,44i…軸受、
70…成形装置、73…型、74…クランプ(対向型)、
100…制御盤、131…情報出力部、132…操作部、
600…画面、605…パターン表示領域、607…切替ボタン、
610…第一間隔入力領域、620…第二間隔入力領域、
631,632…第三間隔表示領域、
D1…搬送方向、D2…幅方向、HG…ヒーター群、
IN1…配置情報、
M1,M2,M3,M4…モーター、
P0,P1,P2…途中位置、
PA0,PA1,PA2,PA3…パターン、PAs…選択されたパターン、
SE2…加熱部、SE3…成形部、
SH1…シート、SH2…成形シート、SHe…縁部、
U1…配置取得手段、U2…レール駆動手段、
W1,W2,W3,W4,Wp…間隔、
Z1…加熱ゾーン、Z1i…入口部、Z2…成形ゾーン、Z2o…出口部。
Claims (9)
- 加熱ゾーン及び成形ゾーンを通る搬送方向へ搬送されるシートを前記加熱ゾーンで加熱して前記成形ゾーンで成形する熱成形装置であって、
前記シートの両縁部を保持する一対の保持手段と、
前記加熱ゾーンの入口部から前記成形ゾーンの出口部へ前記一対の保持手段を案内する一対のレールであって、前記搬送方向から前記シートの幅方向へ傾き可能であり、且つ、一以上の途中位置で前記搬送方向に対する傾き角度が変わり得る一対のレールと、
前記途中位置で傾き角度が変わり得るレールの各部分の配置を表す配置情報を操作に応じて取得する配置取得手段と、
前記途中位置で傾き角度が変わり得るレールの各部分が前記配置情報で表される配置となるように前記一対のレールを移動させるレール駆動手段と、を備えた、熱成形装置。 - 前記配置取得手段は、前記途中位置で傾き角度が変わり得るレールの各部分の傾き有無を表す複数のパターンの中から使用するパターンの選択を受け付け、選択されたパターンに従った前記配置情報を操作に応じて取得する、請求項1に記載の熱成形装置。
- 前記配置取得手段は、前記加熱ゾーンの入口部における前記一対のレールの間隔W1、及び、前記成形ゾーンの出口部における前記一対のレールの間隔W2を前記配置情報の一部として取得し、前記選択されたパターン、前記間隔W1、及び、前記間隔W2に基づいて前記途中位置における前記一対のレールの間隔を前記配置情報の一部として取得する、請求項2に記載の熱成形装置。
- 前記配置取得手段は、前記複数のパターンに含まれるパターンを模式的に表すパターン表示領域、前記間隔W1を入力するための第一間隔入力領域、及び、前記間隔W2を入力するための第二間隔入力領域を有する画面を表示し、該画面への操作に基づいて、前記使用するパターンの選択を受け付け、且つ、前記間隔W1及び前記間隔W2を取得する、請求項3に記載の熱成形装置。
- 前記レール駆動手段は、
前記加熱ゾーンの入口部において前記一対のレールを前記幅方向へ移動させるための第一駆動手段と、
前記成形ゾーンの出口部において前記一対のレールを前記幅方向へ移動させるための第二駆動手段と、
前記途中位置において前記一対のレールを前記幅方向へ移動させるための第三駆動手段と、を有し、
前記途中位置で傾き角度が変わり得るレールの各部分を前記第一駆動手段、前記第二駆動手段、及び、前記第三駆動手段により前記配置情報で表される配置となるように制御する、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の熱成形装置。 - 前記一以上の途中位置は、前記加熱ゾーンの中の第一途中位置を含む、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の熱成形装置。
- 加熱ゾーン及び成形ゾーンを通る搬送方向へ搬送されるシートを前記加熱ゾーンで加熱して前記成形ゾーンで成形する熱成形装置であって、
前記シートの両縁部を保持する一対の保持手段と、
前記加熱ゾーンの入口部から前記成形ゾーンの出口部へ前記一対の保持手段を案内する一対のレールであって、前記搬送方向から前記シートの幅方向へ傾き可能であり、且つ、一以上の途中位置で前記搬送方向に対する傾き角度が変わり得る一対のレールと、
前記一対のレールの少なくとも前記途中位置を移動させるレール駆動手段と、を備え、
前記一以上の途中位置は、前記加熱ゾーンの中の第一途中位置を含む、熱成形装置。 - 前記一以上の途中位置は、前記加熱ゾーンと前記成形ゾーンの間の第二途中位置を含む、請求項6又は請求項7に記載の熱成形装置。
- 加熱ゾーン及び成形ゾーンを通る搬送方向へシートを搬送するシート搬送装置であって、
前記シートの両縁部を保持する一対の保持手段と、
前記加熱ゾーンの入口部から前記成形ゾーンの出口部へ前記一対の保持手段を案内する一対のレールであって、前記搬送方向から前記シートの幅方向へ傾き可能であり、且つ、一以上の途中位置で前記搬送方向に対する傾き角度が変わり得る一対のレールと、
前記途中位置で傾き角度が変わり得るレールの各部分の配置を表す配置情報を操作に応じて取得する配置取得手段と、
前記途中位置で傾き角度が変わり得るレールの各部分が前記配置情報で表される配置となるように前記一対のレールを移動させるレール駆動手段と、を備えた、シート搬送装置。
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