JP2016198528A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来にない面白みのある表示装置を用いた演出を実行可能な遊技機を提供すること。【解決手段】表示装置91と、前記表示装置91に表示される画像であって、それぞれが関連付けられ、それぞれが遊技の進行を示唆する複数の演出画像10を用いた特定演出を制御する特定演出制御手段と、を備え、前記特定演出制御手段は、前記複数の演出画像10のうちの少なくとも一つである第一画像11を、それ以外の画像である第二画像12よりも大きく表示する第一演出態様と、前記第二画像12のうちの少なくとも一つを、前記第一画像11よりも大きく表示する第二演出態様と、を実行することが可能である遊技機1とする。【選択図】図7

Description

本発明は、表示装置を備えた遊技機に関する。
多くの遊技機では、表示装置を用いて種々の演出が実行される。下記特許文献1には、四角で囲まれた領域にキャラクタ等が表示される演出画像を、スライドさせることによって変化させる予告演出が実行可能な遊技機が開示されている。
特開2009−195635号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来にない面白みのある表示装置を用いた演出を実行可能な遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、表示装置と、前記表示装置に表示される画像であって、それぞれが遊技の進行を示唆する複数の演出画像を用いた特定演出を制御する特定演出制御手段と、を備え、 前記特定演出制御手段は、前記複数の演出画像のうちの少なくとも一つである第一画像を、それ以外の画像である第二画像よりも大きく表示する第一演出態様と、前記第二画像のうちの少なくとも一つを、前記第一画像よりも大きく表示する第二演出態様と、を実行することが可能であり、前記第一演出態様は、前記第一画像が最も手前側に位置するような表示を行うことで、前記第一画像が前記第二画像よりも大きく表示されるものであり、前記第二演出態様は、前記第一演出態様にある状態から、前記第二画像がズームアップされた結果、前記第一画像の一部が前記表示装置の前記表示領域に表示されたまま、当該第一画像の他の一部が前記表示装置の表示領域からフレームアウトして、前記第二画像が前記第一画像よりも大きく表示されるものであることを特徴とする。
上記本発明にかかる遊技機の特定演出では、第二画像が表示されつつも第一画像が最も大きく表示される第一演出態様と、第二画像のうちの少なくとも一つを第一画像よりも大きく表示する第二演出態様が切り替えられる場合がある。つまり、各画像によって示唆される遊技の進行の内容を、上記第一演出態様と第二演出態様の切り替えによって遊技者に示すという面白みのある演出とすることが可能である。
また、第一画像がフレームアウトしつつ第二画像がズームアップされる第二演出態様とすることで、第二画像が示唆する内容を強調する演出とすることが可能である。
本発明にかかる遊技機は、表示装置を用いた演出を、従来にない面白みにあるものとすることが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 複合演出において表示される各演出画像(第一演出態様にある状態)を示した図である。 第一演出態様にあるときに、第一画像に図柄画像が表示された状態を示した図である。 第二演出態様にあるときに(左側の第二画像がズームアップされ)、第二画像に文字画像が表示された状態を示した図である。 第二演出態様にあるときに(右側の第二画像がズームアップされ)、第二画像にキャラクタ画像が表示された状態を示した図である。 表示装置に表示される各演出画像の位置関係を上方から表したと仮定した場合の配置図である。 複合演出の具体例を説明するための図(その一)である。 複合演出の具体例を説明するための図(その二(図7の続き))である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、表示装置91、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口などが設けられている。かかる表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、図2〜図5、図7、図8には、表示領域911の全部または一部を大まかに記載するが、その形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。
本実施形態にかかる遊技機1は、当否判定を報知する演出の一つとして以下の複合演出(本発明における特定演出に相当する)を実行することが可能である。当該複合演出は、図示しない遊技機1の演出制御手段(一または複数の基板)によって制御される(演出制御手段における複合演出(特定演出)を制御する手段が、本発明における特定演出制御手段に相当する)。本実施形態では、演出の多様性を持たせるため、複数種類のモード(遊技者が任意にモードを選択できる構成であってもよいし、遊技者の選択によらず自動的に(抽選によって)モードが切り替わる構成であってもよい)が設定されており、複合演出は、ある特定のモードにおいて発生する演出である。
複合演出においては、複数の演出画像10が表示される。各演出画像10は、他の演出画像10とは異なるものであることを遊技者が認識可能な複数の画像(静止画および動画の両方を含む概念である)から構築される画像ユニットである。本実施形態では、演出画像10として一つの第一画像11および二つの第二画像12が設定される。ただし、第一画像11や第二画像12の数は適宜変更可能である。
図2に示すように、複数の演出画像10、すなわち第一画像11と第二画像12の基本的な態様は同じである。したがって、遊技者は、複数の演出画像10がそれぞれ関連付けられたものと把握することができる。本実施形態では、各演出画像10の構成は次の通りである。各演出画像10は、固定画像部20および可変画像部30を含む。固定画像部20は、各演出画像10を三次元的(立体的)に見せるための部分である。本実施形態では、奥行きをもった円板状の画像が、上下に対向するよう配置されている(以下、上側の画像を上円板画像21、下側の画像を下円板画像22と称することもある)。上円板画像21と下円板画像22の間に可変画像部30が存在する。各演出画像10は、常に当該上円板画像21と下円板画像22を含むという点で共通する。
可変画像部30は、様々な画像に変化しうる部分である。当該可変画像部30に表示される画像は、当否判定を踏まえた演出の内容を決定するための抽選によって決定される。可変画像部30に表示される画像(以下、示唆画像と称することもある)としては種々考えられる。本実施形態では、
・複数の図柄(例えば数字図柄)が変動表示、または停止表示(以下、単に「停止」というときは、完全に停止しているものだけでなく、微妙に動いている仮停止状態を含むものとする)される画像であって、停止形が所定の組み合わせ(例えば、全ての図柄が同じ図柄)となることをもって大当たりであること(その他の場合にははずれとなること)等が示される図柄画像31(図3等参照)
・「チャンス」「大チャンス」「NEXT」「Aリーチ」「Bリーチ」等の文字を含む画像であって、当該文字の内容や文字の態様等により今後の遊技の展開を示唆する文字画像32(図4等参照)
・キャラクタ等を含む画像であって、当該キャラクタ等により今後の遊技の展開を示唆するキャラクタ画像33(図5等参照)
等が可変画像部30に表示される。
例えば、「NEXT」という文字画像32は、いわゆる擬似連続予告(「擬似連」などとも称される予告(演出)である。周知の予告であるため詳細な説明を省略する)が発生することを示唆するものである。「Aリーチ」「Bリーチ」といった文字画像32は、遊技機1に搭載されたいわゆるスーパーリーチ演出に移行することを示唆するものである。キャラクタ画像33は、当該キャラクタが示唆するスーパーリーチ演出等への移行を示唆するものである。
本実施形態では、「NEXT?」というように、遊技の進行を示唆する文字に「?」が付加された文字画像32が表示されることがある。この場合には、当該文字が示す内容が起こるかもしれない(確定ではないが、発生する蓋然性が高い)という示唆内容となる。「NEXT?」という文字画像32が表示されれば、いわゆる擬似連続予告が発生(演出が継続)するかもしれないということを示唆することになる。本実施形態では、「〜(ある文字)」が表示されれば「〜」が示す演出の発生が確定し、「〜?」が表示されれば「〜」が示す演出が発生する可能性があることを示唆するよう設定されている。「〜」が表示された場合の方が、「〜?」が表示された場合よりも、「〜」が示す演出が発生する確率が高くなるように設定されていてもよい。
なお、本実施形態では、これら可変画像部30に表示される各種画像、特に図柄画像31は、当否判定結果を示すための仮の画像であって、図示しないが、複合演出中には、正確な当否判定結果を示す正規の図柄群が表示領域911の隅の方に目立たないように変動表示される。遊技者は、この正規の図柄群の態様を見ずに、可変画像部30に表示される各種画像を見ることで、当否判定がどのようなものになるかを想像しつつ楽しむことができる。
各図に示すように、本実施形態では、各演出画像10は水平方向に対して傾斜した態様(表示領域911を四角の枠と考えた場合、当該枠の幅方向に沿う線に対して傾斜した態様)で表示される。具体的には、三次元的な円板状を呈する上円板画像21と下円板画像22(固定画像部20)は、円板の右側の方が下方に位置するように傾斜した態様で視認されるよう表示される。また、可変画像部30に文字が表示される場合、すなわち図柄画像31の数字や、文字画像32の文字が表示される場合には、当該文字が傾いた状態で視認されるよう表示される。なお、キャラクタ画像33のキャラクタ等も傾いた状態で視認されるよう表示される。
複合演出は、基本的には、第一演出態様と第二演出態様が切り替えられる演出である。第一演出態様(図2や図3等に示す状態)は、第一画像11をそれ以外の画像である第二画像12よりも大きく表示するものである。本実施形態では、表示装置91の表示領域911の中央側に第一画像11を表示し、それを間に挟むように二つの第二画像12を表示する。さらに本実施形態では、第一演出態様において、左側の第二画像12Lの方が、右側の第二画像12Rよりも手前側に位置する態様で視認されるよう表示される。表示装置91に表示される各画像の位置関係を上方から表したと仮定すると、図6に示すように、一つの第一画像11と二つの第二画像12を結んだ直線が三角形となるような配置であって、前後方向の位置関係が、第一画像11が最も前であり、右側の第二画像12Rが最も後であるような配置となる。上述したように、本実施形態では、各演出画像10は傾斜した態様で表示されるものであるため、二つの第二画像12の前後方向における位置関係が分かりやすい。
第二演出態様(図4や図5等に示す状態)は、いずれかの第二画像12を第一画像11よりも大きく表示するものである。後述するように、本実施形態における複合演出では、第二演出態様が実行される場合、必ず第一演出態様を経た上で実行されることとなる。具体的には、第一画像11と第二画像12の両方が表示され、第一画像11の方が第二画像12よりも大きく表示された状態から、いずれかの第二画像12(本実施形態では左側の第二画像12L)がズームアップされる(ズームアップされたかのような表示がなされる)。また、第二画像12がズームアップされることにより、第二画像12よりも手前側に位置するよう表示されていた第一画像11の少なくとも一部が表示装置91の表示領域911からフレームアウトする(フレームアウトしたかのような表示がなされる)。本実施形態では、最終的には第一画像11の一部がフレームアウトし、残りの一部がフレーム内(表示領域911内)に残るように構成されているが、最終的に第一画像11の全体がフレームアウトするように構成されていてもよい。これにより、第二画像12の方が第一画像11よりも大きく表示された第二演出態様となる。
本実施形態における複合演出は、大きく分けて、
1)第一演出態様のみ実行される場合(第一段階まで実行される演出)
2)第一演出態様を経て第二演出態様が実行される場合(第二段階まで実行される演出)
に区分できる。
また、上記2)の演出は、
2−1)左側の第二画像12Lがズームアップされる場合
2−2)右側の第二画像12Rがズームアップされる場合
に区分できる。
本実施形態では、上記1)の演出が実行された場合よりも2)の演出が実行された場合の方が、当該演出を経て報知される当否判定が大当たりとなる蓋然性(いわゆる大当たり信頼度)が高く設定されている。つまり、第二画像12のズームアップが発生せずに演出が終了する場合の大当たり信頼度は、第二画像12のズームアップが発生した場合よりも低い。また、2)の演出内で比較すれば、2−1)の演出のみで終了した場合よりも、2−1)の演出の後、2−2)の演出が実行された場合の方がいわゆる大当たり信頼度が高く設定されている。つまり、右側の第二画像12Rのズームアップが発生せずに演出が終了する場合の大当たり信頼度は、右側の第二画像12Rのズームアップが発生した場合よりも低い。ただし、各演出における大当たり信頼度が異なっていればよく、その高低の関係は適宜変更可能である。
1)の演出について説明する。本演出は、第一画像11と第二画像12の両方が表示された状態で、演出が終了するものである。本演出では、例えば、第二画像12よりも大きく表示される第一画像11の可変画像部30には示唆画像として図柄画像31が表示される(図3等参照)。第二画像12の可変画像部30にも何らかの画像が表示されてもよいし、画像が変動している(未決定である)かのような表示がなされてもよい。本実施形態では、第二演出態様への移行が発生しなければ、当否判定がはずれとなるように設定されているため、最終的には、第一画像11の可変画像部30に表示される図柄画像31が、はずれであることを示す態様で停止し、はずれであることが報知される。ただし、第二演出態様への移行が発生しない場合であっても、第一画像11の可変画像部30に表示される図柄画像31が大当たりであることを示す態様で停止し、大当たりであることが報知されることがあるようにしてもよい。
2)の演出について説明する。本演出は、第一演出態様を経て第二演出態様が実行されるものである。第二画像12よりも第一画像11が大きく表示された状態、すなわち第一演出態様にある状態(例えば図3に示す状態)から、左側の第二画像12Lがズームアップされた状態(例えば図4に示す状態)である2−1)の演出に移行する。第一演出態様にあるときには、第一画像11の可変画像部30には例えば図柄画像31が表示される。上記1)の演出として説明したように、第一画像11の可変画像部30に表示される図柄画像31が所定の態様で停止する場合には、当該態様によって当否判定が報知されることとなるため、図柄画像31が変動した状態のまま左側の第二画像12Lがズームアップされ、第二演出態様に移行する。第二画像12がズームアップされると、第一画像11の少なくとも一部がフレームアウトする。
本実施形態では、第二演出態様に移行し、左側の第二画像12Lがズームアップされた状態となった上で、当該左側の第二画像12Lの可変画像部30に各種示唆画像が表示される。2−1)の演出で終了する場合には、その後、当該左側の第二画像12Lの可変画像部30に表示される示唆画像によって示される演出が発生することがある。
かかる2−1)の演出の後、右側の第二画像12Rがズームアップされる2−2)の演出に移行することがある。つまり、右側の第二画像12Rがズームアップされた状態となることがある。本実施形態では、一旦第一演出態様に戻った後、右側の第二画像12Rがズームアップされる(例えば図5に示すような状態となる)。つまり、2−2)の演出への移行も、右側の第二画像12Rがズームアップされることによって、第一画像11よりも右側の第二画像12Rの方が大きく表示される態様といえるから、第二演出態様であるといえる。つまり、本実施形態では、第一演出態様の後、左側の第二画像12Lがズームアップされた第二演出態様に移行し、その後、右側の第二画像12Rがズームアップされた第二演出態様に移行する場合がある。
本実施形態では、右側の第二画像12Rがズームアップされた状態となった上で、当該右側の第二画像12Rの可変画像部30に示唆画像が表示される。その後、当該右側の第二画像12Rの可変画像部30に表示される示唆画像によって示される演出が発生することがある。
本実施形態では、2−2)の演出が実行された後、再び第一演出態様に戻り、いずれかの第二画像12がズームアップされた第二演出態様に移行する。これにより、当該ズームアップされた第二画像12の示唆画像が示す演出に移行することを示す。
以下、このように設定された複合演出の具体例を一部上記説明と重複するが以下詳細に説明する。まず、第一演出態様の状態で第一画像11の可変画像部30には示唆画像としての図柄画像31(図柄が変動している画像)が表示される(図7(a)参照)。次いで、左側の第二画像12Lがズームアップされ、第一画像11の一部がフレームアウトする。これにより、第二演出態様の状態となる。第二画像12の可変画像部30には示唆画像である「NEXT?」が表示される(図7(b)参照)。
一旦第一演出態様の状態に戻り(図7(c)参照)、次いで右側の第二画像12Rがズームアップされ、第一画像11の一部がフレームアウトする。これにより、第二演出態様の状態となる。右側の第二画像12Rの可変画像部30には示唆画像である「NEXT」が表示される(図7(d)参照)。
再び第一演出態様の状態に戻り、第一画像11の可変画像部30に変動表示されていた図柄を停止させる(図7(e)参照)。つまり、図柄が停止表示される。当該図柄は、擬似連続予告が継続することを示すものとなる。本実施形態では、左から図柄が順目で停止した組み合わせが、擬似連続予告が継続することを示すものとなる。
そして、再び右側の第二画像12Rがズームアップされ、当該右側の第二画像12Rの可変画像部30に表示された「NEXT」が示される(図7(f)参照)。つまり、擬似連続予告が継続することが示される。このように、本実施形態では、全ての演出画像10に示唆画像が表示された第一演出態様を実行した後、いずれかの第二画像12がズームアップされた第二演出態様とすることで、当該ズームアップされた第二画像12の示唆画像に示された内容に演出が移行する場合があるように設定されている。このようにすることで、どの示唆画像が選択されたのかが分かりやすくなる。
擬似連続予告が継続することが示されているため、擬似連続予告における二回目の変動が開始される。つまり、第一演出態様に戻り、第一画像11の可変画像部30には示唆画像としての図柄画像31(図柄が変動している画像)が表示される(図7(g)参照)。次いで、左側の第二画像12Lがズームアップされ、第一画像11の一部がフレームアウトする。これにより、第二演出態様の状態となる。第二画像12の可変画像部30には示唆画像である「Aリーチ」が表示される(図7(h)参照)。
一旦第一演出態様の状態に戻り(図8(a)参照)、次いで右側の第二画像12Rがズームアップされ、第一画像11の一部がフレームアウトする。これにより、第二演出態様の状態となる。右側の第二画像12Rの可変画像部30には示唆画像としての図柄画像31(図柄が停止している画像)が表示される(図8(b)参照)。当該図柄画像31は、当否判定がはずれであることを示すものである。
その後、再び第一演出態様の状態に戻る(図8(c)参照)。そして、左側の第二画像12Lがズームアップされた第二演出態様となった場合(図8(d)参照)には、左側の第二画像12Lの可変画像部30に表示されているAリーチに移行する。Aリーチ等、各リーチ(スーパーリーチ)演出はどのようなものであってもよいため、説明を省略する。一方、右側の第二画像12Rがズームアップされた第二演出態様となった場合(図8(e)参照)には、右側の第二画像12Rの可変画像部30に表示されている事実が示される。つまり、本当否判定結果ははずれであったことが示される。
以上説明した本実施形態にかかる遊技機1(複合演出)によれば、次のような作用効果が奏される。
本実施形態にかかる遊技機1の複合演出では、第二画像12が表示されつつも第一画像11が最も大きく表示される第一演出態様と、第二画像12のうちの少なくとも一つを第一画像11よりも大きく表示する第二演出態様が切り替えられる場合がある。つまり、各画像によって示唆される遊技の進行の内容を、上記第一演出態様と第二演出態様の切り替えによって遊技者に示すという面白みのある演出とすることが可能である。
また、第二演出態様は、第一画像11が表示領域911からフレームアウトしつつ第二画像12がズームアップされるものであるから、第二画像12が示唆する内容を強調する演出とすることが可能である。
また、第一画像11と第二画像12の一方の画像が他方の画像よりも大きく表示されるときに、遊技の進行を示唆する示唆画像が表示されるように設定されている(第一演出態様では第一画像11が第二画像12よりも大きく表示され、第二演出態様では第二画像12が第一画像11よりも大きく表示される(本実施形態では第一画像11は表示されない)ように設定されている)ため、複数の示唆画像からどの示唆画像が選択されたのかが理解しやすい演出とすることが可能である。
また、第一演出態様の実行のみで終了した場合(上記1)の演出のみ発生した場合)よりも、第一演出態様から第二演出態様への移行が発生した場合(上記2)の演出が発生した場合)の方が、いわゆる大当たり信頼度が高くなるように設定されているから、第一演出態様のみで終わるか、第一演出態様を経て第二演出態様が実行されるかが遊技者にとって重要なこととなり、当該演出態様の推移に対する遊技者の関心を高めることが可能である。
また、演出画像10が含む文字が傾斜した態様で表示されるから、各演出画像10の形態および各演出画像10の位置関係等を三次元的(立体的)なものとすることが可能である。
また、第一演出態様においては、第二画像12が複数表示されることとなるが、複数の演出画像10のそれぞれが傾斜した態様にあることにより、ある第二画像12が、それとは異なる別の第二画像12よりも手前側に位置するような表示を分かりやすくすることが可能である。つまり、各演出画像10が傾斜した態様にあれば、第一演出態様において第一画像11よりも小さく表示される第二画像12同士の関係に遠近感をもたせることが可能となる。
また、複数の演出画像10のそれぞれは、奥行き方向に大きさをもつように表示される三次元的な画像(固定画像部20)を含むため、各演出画像10の形態および各演出画像10の位置関係等を三次元的(立体的)なものとすることが可能である。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態における第一画像11の数、第二画像12の数は、適宜変更可能である。例えば、第二画像12は一つであってもよいし、三つ以上であってもよい。
上記実施形態では、最終的にズームアップされた方の第二画像12の可変画像部30に表示された示唆画像が示す内容に演出が進行することを説明したが、このようなズームアップが発生せず、複数の第二画像12のうちのいずれかの第二画像12の可変画像部30に表示された示唆画像が示す内容に演出が進行するように設定されていてもよい。例えば、ある第二画像12の可変画像部30に表示された示唆画像が、それとは別の第二画像12の可変画像部30に表示された示唆画像よりも優先されるように設定された構成が考えられる。当該別の第二画像12の示唆画像が、ある第二画像12の示唆画像よりも後に表示されるようにすることで、当該後に表示された示唆画像が優先されてその後の展開が示唆される構成であってもよい。
また、複数の第二画像12の可変画像部30のそれぞれに示唆画像が表示される場合、先に表示される示唆画像は、後に表示される示唆画像を発展させたもの(遊技者により有利な展開となることを示唆するもの)となるように設定された構成としてもよい。例えば、いわゆる擬似連続予告の継続回数が多いほど、いわゆる信頼度が高くなるように設定されているものにおいて、先に表示される示唆画像が「NEXT?」であった場合、後に表示される示唆画像は「NEXT」となるように設定される構成としてもよい。同様に、先に表示される示唆画像が「チャンス」であった場合、後に表示される示唆画像は「大チャンス」(「チャンス」よりも期待が高まることを示す)となるように設定される構成としてもよい。このように設定すれば、ズームアップされる第二画像12の数が多くなればなるほど、いわゆる大当たり信頼度が高まる複合演出とすることができる。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
手段1にかかる遊技機は、表示装置と、前記表示装置に表示される画像であって、それぞれが関連付けられ、それぞれが遊技の進行を示唆する複数の演出画像を用いた特定演出を制御する特定演出制御手段とを備え、前記特定演出制御手段は、前記複数の演出画像のうちの少なくとも一つである第一画像を、それ以外の画像である第二画像よりも大きく表示する第一演出態様と、前記第二画像のうちの少なくとも一つを、前記第一画像よりも大きく表示する第二演出態様と、を実行することが可能であることを特徴とする。
上記手段1にかかる遊技機の特定演出では、第二画像が表示されつつも第一画像が最も大きく表示される第一演出態様と、第二画像のうちの少なくとも一つを第一画像よりも大きく表示する第二演出態様が切り替えられる場合がある。つまり、各画像によって示唆される遊技の進行の内容を、上記第一演出態様と第二演出態様の切り替えによって遊技者に示すという面白みのある演出とすることが可能である。
手段2にかかる遊技機は、手段1に記載の遊技機において、前記第一演出態様は、前記第一画像が最も手前側に位置するような表示を行うことで、前記第一画像が前記第二画像よりも大きく表示されるものであり、前記第二演出態様は、前記第一演出態様にある状態から、前記第二画像がズームアップされた結果、前記第一画像の少なくとも一部が前記表示装置の表示領域からフレームアウトして、前記第二画像が前記第一画像よりも大きく表示されるものであるとよい。
手段2にかかる遊技機のように、第一画像がフレームアウトしつつ第二画像がズームアップされる第二演出態様とすることで、第二画像が示唆する内容を強調する演出とすることが可能である。
手段3にかかる遊技機は、手段1または手段2に記載の遊技機において、前記複数の演出画像のそれぞれは、遊技の進行を示唆する示唆画像が複数種の態様から選択されて表示されるものであり、前記第一演出態様において前記第一画像の示唆画像が表示され、前記第二演出態様において前記第二画像の示唆画像が表示されるようにするとよい。
手段3にかかる遊技機のように、一方の画像が他方の画像よりも大きく表示されるときに、遊技の進行を示唆する示唆画像が表示されるようにすれば、複数の示唆画像からどの示唆画像が選択されたのかが理解しやすい演出とすることが可能である。
手段4にかかる遊技機は、手段1から手段3のいずれかに記載の遊技機において、前記特定演出制御手段は、前記第一演出態様のみ実行するか、前記第一演出態様を経て前記第二演出態様を実行するかを抽選により決定するものであり、前記第一演出態様のみ実行された場合と、前記第一演出態様を経て前記第二演出態様が実行された場合とでは、当否判定が当たりとなる蓋然性が異なるように設定されているとよい。
手段4にかかる遊技機のような構成とすれば、第一演出態様のみで終わるか、第一演出態様を経て第二演出態様が実行されるかが遊技者にとって重要なこととなるから、当該演出態様の推移に対する遊技者の関心を高めることが可能である。
手段5にかかる遊技機は、手段1から手段4のいずれかに記載の遊技機において、前記複数の演出画像のそれぞれは、遊技の進行を示唆する文字を含むものとなることがあり、前記第一演出態様において、前記複数の演出画像のそれぞれは、前記文字が傾くように傾斜した態様で表示されるようにするとよい。
手段5にかかる遊技機のように、演出画像が含む文字を傾斜した態様で表示することで、各演出画像の形態および各演出画像の位置関係等を三次元的(立体的)なものとすることが可能である。
手段6にかかる遊技機は、手段5に記載の遊技機において、前記第一演出態様において、前記第二画像が複数表示され、前記複数の演出画像のそれぞれが傾斜した態様にあることにより、ある第二画像が、それとは異なる別の第二画像よりも手前側に位置するように表示されるようにするとよい。
手段6にかかる遊技機のように各演出画像が傾斜した態様にあれば、第一演出態様において第一画像よりも小さく表示される第二画像同士の関係に遠近感をもたせることが可能となる。
手段7にかかる遊技機は、手段1から手段6のいずれかに記載の遊技機において、前記複数の演出画像のそれぞれは、奥行き方向に大きさをもつように表示される三次元的な画像を含むようにするとよい。
手段7にかかる遊技機のようにすることで、各演出画像の形態および各演出画像の位置関係等を三次元的(立体的)なものとすることが可能である。
1 遊技機
10 演出画像
11 第一画像
12 第二画像
12L 左側の第二画像
12R 右側の第二画像
20 固定画像部
21 上円板画像
22 下円板画像
30 可変画像部
31 図柄画像
32 文字画像
33 キャラクタ画像
91 表示装置
911 表示領域

Claims (1)

  1. 表示装置と、
    前記表示装置に表示される画像であって、それぞれが遊技の進行を示唆する複数の演出画像を用いた特定演出を制御する特定演出制御手段と、
    を備え、
    前記特定演出制御手段は、
    前記複数の演出画像のうちの少なくとも一つである第一画像を、それ以外の画像である第二画像よりも大きく表示する第一演出態様と、
    前記第二画像のうちの少なくとも一つを、前記第一画像よりも大きく表示する第二演出態様と、
    を実行することが可能であり、
    前記第一演出態様は、前記第一画像が最も手前側に位置するような表示を行うことで、前記第一画像が前記第二画像よりも大きく表示されるものであり、
    前記第二演出態様は、前記第一演出態様にある状態から、前記第二画像がズームアップされた結果、前記第一画像の一部が前記表示装置の前記表示領域に表示されたまま、当該第一画像の他の一部が前記表示装置の表示領域からフレームアウトして、前記第二画像が前記第一画像よりも大きく表示されるものである
    ことを特徴とする遊技機。
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