JP2016198267A - 調理器具 - Google Patents

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Atsushi Takabe
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Abstract

【課題】所要の厚みに簡便に食材を切削できる調理器具を提供する。
【解決手段】把持部2と前記把持部に取り付けられた刃部材3とを備え、食材に対して切削作業を行う調理器具であって、刃部材4は、切削部と、ガイド部51及び連結部54を含む刃部材本体5と、を含み、切削部は、刃部材本体とは別体に形成され、ガイド部と所定の間隙を置いて連結部に取り付けられている調理器具。
【選択図】図1

Description

本発明は、調理器具に関する。
従来、皮むき器などの調理器具に用いられる刃部材は、一般的に略半円柱形状の横長の薄板の中心付近に長孔を設け、長孔の一方の長辺を切削部とし、その縁部を砥石で研磨するなどして切削刃を設けている。図12はこのような従来の調理器具の刃部材を示すもので、図12(a)は平刃である切削刃を設けたもの、図12(b)はギザ刃である切削刃を設けたものである。例えば、特許文献1には、このような刃部材を用いた皮むき器が開示されている。
一方、近年、健康志向が高まるにつれて、野菜サラダや野菜のたっぷり入ったスープ等野菜を多く使用した料理が好まれるようになってきている。しかし、包丁を用いて野菜を所定の厚みに均一に切削するには、熟練な技を必要とする。そのために、上記皮むき器は、均一に食材を切削する調理器具として、皮をむく作業だけでなく、サラダやスープ用の野菜を切削(カット)するためにも用いられるようになってきている。
特開平7−246154号公報
しかし、従来の皮むき器は、刃部材を一個一個成型後砥石で研磨するようにして製造しているため、砥石の摩耗や力の掛け具合、さらには職人の勘に頼る部分が多く、品質が安定しない上に、作業時間にもばらつきがあり、大量生産には向いていない。
また、従来の皮むき器は、食材の皮を薄くむくという機能に着目して構成されているため、食材の種類やその食材が用いられる料理によって、異なる厚みに切削しようとする使用者のニーズに応えられていない。
本発明は、少なくとも上記課題の一を解決するためのもので、所要の厚みに簡便に食材を切削できる調理器具を提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するために、本発明に係る調理器具は、把持部と前記把持部に取り付けられた刃部材とを備え、食材に対して切削作業を行う調理器具であって、前記刃部材は、切削部と、ガイド部及び連結部を含む刃部材本体と、を含み、前記切削部は、前記刃部材本体とは別体に形成され、前記ガイド部と所定の間隙を置いて前記連結部に取り付けられている。
また、前記切削部は、前記ガイド部に対向する側の縁に切削刃が設けられ、前記調理器具は、切削作業方向において、前記切削刃の位置を調整することによって、切削された食材の厚みを調整可能であってもよい。
また、前記調理器具は、切削作業方向に直交する深さ方向において、前記切削刃の位置を調整することによって、切削された食材の厚みを調整可能であってもよい。
また、前記調理器具は、前記切削部の切削刃部と取付部との間に段差が設けられていてもよい。
また、前記切削部は、前記連結部に着脱可能に取り付けられていてもよい。
また、前記ガイド部には、複数の立て刃を有する立て刃部が取り付けられ、前記切削刃と前記立て刃とは、前記間隙を隔てて向かい合っていてもよい。
本発明によれば、所要の厚みに食材を簡便に切削できる調理器具を提供することができる。
実施形態1に係る調理器具を説明するための図である。 実施形態1に係る調理器具の切削作業状態を説明するための図である。 実施形態2に係る調理器具を説明するための図である。 実施形態2に係る調理器具の切削作業状態を説明するための図である。 実施形態3に係る調理器具を説明するための図である。 実施形態3に係る調理器具の切削作業状態を説明するための図である。 実施形態4に係る調理器具を説明するための図である。 実施形態4の変形例1に係る調理器具を説明するための図である。 実施形態4の変形例2に係る調理器具を説明するための図である。 実施形態5に係る調理器具を説明するための図である。 実施形態6に係る調理器具を説明するための図である。 従来における調理器具の刃部材を示す図である。
以下、図面を参照して本発明に係る調理器具の実施形態の例を説明する。本願では、調理器具において、切削作業方向を前方(調理器具全体に対して使用者の把持部分方向)とし、その逆方向(調理器具全体に対して切削刃部の取付方向)を後方とする。
<実施形態1>
図1は実施形態1に係る調理器具1を説明するための図、図2は調理器具1を用いた切削作業状態を説明するための図である。
図1に示すように、調理器具1は、把持部2及び刃部材3を含む。
把持部2は、切削作業の際に、使用者が把持する部分で、一端に刃部材3が取り付けられる。把持部2は、プラスチック樹脂や、金属等様々な素材で形成することができる。図1に示す把持部2はY字型のものであるが、これに限定するものではなく、T字型や、I字型、U字型等であってもよい。
刃部材3は、食材に対して作業を行う部分で、横長に形成され、長手方向の両端に設けられた軸部31によって把持部2に取り付けられる。軸部31は、後述する連結部52と一体に形成してもよいし、別体に形成した後に連結部52に組み立てるようにしても良い。
刃部材3は、切削部4と刃部材本体5とを含む。また、刃部材本体5は、ガイド部51と連結部52とを含む。
切削部4は、食材に対して直接切削作業を行う部分で、刃部材本体5とは別体に形成される。切削部4は、横長の板状に形成され、長辺の一方の縁に切削刃41が設けられる。切削部4は、長手方向の両端部にそれぞれ設けられた取付部42によって連結部52に取り付けられる。ここでは、切削刃41を含む領域(切削部4の中間部)を切削刃部43とする。なお、図1に示す切削刃41は、ギザ刃であるが、これに限定するものではなく、平刃等であってもよい。
ガイド部51は、切削作業において食材に当接してガイドとして機能する部分で、横長の板状に形成される。
連結部52は、切削部4及びガイド部51を連結する部分で、刃部材本体5の長手方向の両端にそれぞれ設けられる。連結部52は、切削部4と連結するための切削連結部53、及びガイド部51と連結するためのガイド連結部54を有する。連結部52によって、切削刃4とガイド部51とは、段差X1を有して、ガイド部51よりも切削部4のほうが切削対象食材に近い位置になるように構成される。
一例として、切削連結部53は、連結部52本体から、切削部4に向かって立ち上がって立ち上り部分が形成された後、刃部材の中心に向かって略垂直に曲がって水平部分が形成されて、略逆L字状に形成される。そして、切削連結部53の水平の部分に、切削部4が、切削刃41がガイド部51と対向するように、取り付けられる。切削部4は、例えばスポット溶接によって取付部42で切削連結部53に取り付けられる。
また、ガイド連結部54は、一例として、連結部52本体からガイド部51に向かって立ち上がってそのままガイド部51と連結するように形成される。
なお、図1に示すガイド部は、板状に形成されているが、表面にリブを設けて接触面を和らげたり、又はガイド部自体がローラーのように形成されてもよい。
また、ガイド部51及び切削部4は、切削作業方向に直交する方向に沿って形成しているが、これに限定するものではなく、両者は平行関係を保ちながら切削作業方向に直交する方向に対してやや斜めに形成されてもよい。
図2に示すように、切削作業では、ガイド部51が切削作業対象Fに当接し、切削部4の切削刃41が切削作業対象食材Fに切り込んで切削が行われ、切削されつつある食材fは、切削部4の切削刃部43とガイド部51との間の間隙を出口として切削作業対象食材Fから離れる。切削された食材fの厚みt1は、切削部4の切削刃部43とガイド部51との深さ方向における段差X1に対応している。
なお、ガイド部51と切削刃41とは、必ずしも平行に設置されなくてもよい。また、切削刃41の中心線がガイド部51の食材との当接面と平行していることが望ましい。なお、食材の柔らかさと切削刃の押しつけ強度によって切削された食材の厚みが異なることがあり、段差X1は、切削された食材の所要の厚み、及び食材の柔らかさと切削刃の押しつけ強さ等を考慮して設定するものとする。
以上のように、本実施形態に係る調理器具は、切削部が刃部材本体とは別体に形成されるため、量産がしやすい。また、切削部4の破損等の場合は、切削部4を取り替えるだけで済むので、コストを削減することもできる。
また、従来では図12(c)に示すように、切削部とガイド部が一体に形成されているため、切削刃は切削部の外側に設ける片刃となるが、切削刃を別体で構成することで、内側に設ける片刃又は内側及び外側の両側に設ける両刃とすることも可能となる。
<実施形態2>
図3は実施形態2に係る調理器具1aを説明するための図、図4は調理器具1aを用いた切削作業状態を説明するための図である。調理器具1aは、刃部材3aの切削部4aのみが実施形態1に係る調理器具1と異なるため、以下では、共通する部分については同様な符号を用いてその説明を省略し、異なる点を説明する。
図3に示すように、調理器具1aは、把持部2及び刃部材3aを含む。刃部材3aは、切削部4aと、ガイド部51及び連結部52を含む刃部材本体5と、を含む。切削部4aは、刃部材本体5とは、別体に形成される。
切削部4aは、略コの字状の横長の板状に形成される。具体的には、切削部4aは、それぞれの取付部42と切削刃部43との間に、それぞれ段差部44を含んで形成される。一例として、図3に示すように、段差部44は、それぞれの取付部42の奥側から、切削刃部43を押し上げるようにして立ち上がって形成される。
例えば平面状の食材を切削する場合、両側の取付部42が切削刃部43より食材に近い位置に形成されると、取付部42が先に食材の切削面に当接するため、食材の断面ではない位置から(例えば中央部から)切削しようとすると、取付部42が切削刃43の切削作業の障害となる。そのため、段差部44を設けることによって、食材の断面ではない位置から(例えば中央部から)も切削できるようにする。
また、段差部44によって、切削刃部43が、ガイド部51からさらに引き離されて、切削刃部43とガイド部51との段差X2が拡大する。これによって、図4における調理器具1aによる切削作業では、図2における調理器具1と比較して、切削部4aの切削刃部43が、ガイド部51からさらに引き離されて、ガイド部51との間で大きい段差X2が形成され、切削部4aの切削刃41が切削対象食材Fに深く切り込んで、切削された食材fの厚みt2が図2のt1より厚くなる。
従来のように、刃部材を一体で形成する場合、所望の段差を有する調理器具を得るのは、加工上難しく、製品のばらつきが大きく製造コストが高くなる。本実施形態の調理器具によれば、切削部と刃部材本体が別個に製造される。したがって、それぞれの部分の細かな加工が容易であることから、段差を微妙に調整した調理器具を歩留まり良く得ることができる。
以上のように、本実施形態に係る調理器具1aは、実施形態1に記載の効果以外に、刃部材3aを用いることによって、切削作業方向に直交する方向における切削刃の位置の異なる刃部材を容易に製造することができ、所要の厚みに食材を切削することが可能となる。
<実施形態3>
図5は実施形態3に係る調理器具1bを説明するための図、図6は調理器具1bを用いた切削作業状態を説明するための図である。調理器具1bは、切削部4bの取付部42bのみが実施形態1に係る調理器具1と異なるため、以下では、共通する部分については同様な符号を用いてその説明を省略し、異なる点を説明する。
図5に示すように、調理器具1bは、把持部2及び刃部材3bを含む。刃部材3bは、切削部4bと、ガイド部51及び連結部52を含む刃部材本体5と、を含む。切削部4bは、刃部材本体5とは、別体に形成される。
切削部4bは、横長の板状に形成され、長辺の一方の縁に切削刃41が設けられる。切削部4bは、長手方向の両端にそれぞれ設けられた取付部42bにおいて連結部52に取り付けられる。切削刃41を含む領域(切削部4bの中間部)を切削刃部43とする。
切削部4bの取付部42bは、略楕円状等の長孔に形成され、挿着ネジ6が取付部42bを挿通して、連結部52の切削連結部53に挿着される。そして、挿着ネジ6に対する取付部42bの止め位置を調整することによって、切削作業方向における切削部4bの位置を調整することができる。ここでは、取付部42bのガイド部51に最も近い位置を第1止め位置45bとし、中心位置を第2止め位置46bとし、最も遠くなる位置を第3止め位置47bとする。なお、図示しないが、連結部52の切削連結部53側には挿着ネジ6を挿着するため雌ネジ部が設けられる。また、ここで、挿着ネジ6は頭部が皿状に形成された皿ネジであることが望ましい。
図6(a)は切削部4bが第2止め位置46bで連結部52に取り付けられた場合の切削作業状態を示す図、図6(b)は切削部4bが第1止め位置45bで連結部52に取り付けられた場合の切削作業状態を示す図である。図6(b)示すように、切削部4bがガイド部51に近い位置に取り付けられた場合、すなわち、切削作業方向におけるより前方の位置に取り付けられた場合、切削刃41は切削対象食材Fにより浅く切り込んで、切削された食材fの厚みt3がより薄くなる。
言い換えれば、切削部4bの取付位置を変更可能にすることによって、切削作業方向において、切削刃の位置を調整し、切削された食材の厚みを調整することができる。
以上のように、本実施形態に係る調理器具1bは、実施形態1に記載の効果以外に、刃部材3bを用いることによって、食材の種類やその食材が用いられる料理によって、切削刃の取付位置を調整することによって、異なる厚みに簡便に食材を切削することができる。また、切削部が摩耗したり破損した場合は、使用者自ら簡単に切削部を交換することができる。
<実施形態4>
実施形態4は、実施形態2と実施形態3の要素を組み合わせたものである。以下では実施形態2及び実施形態3と共通する部分は同様な符号を用いて説明を省略する。
図7に示すように、調理器具1cは、把持部2及び刃部材3cを含む。刃部材3cは、切削部4cと、ガイド部51及び連結部52を含む刃部材本体5と、を含む。切削部4cは、刃部材本体5とは、別体に形成される。
切削部4cは、ガイド部51に対向する縁に切削刃41が設けられる。また、切削部4cは、連結部42bによって、切削連結部53に取り付けられる。連結部42bは、実施形態3と同様であるため、ここでは説明を省略する。
また、切削部4cは、段差部44を含んで構成され、段差部44によって、切削刃部43とガイド部51との間でより大きい段差X2が形成される。段差部44については、実施形態2と同様であるため、ここでは説明を省略する。
以上のように、本実施形態における調理器具1cは、刃部材3cを用いることによって、実施形態1〜3に記載の効果を有する。切削作業方向だけでなく、切削作業方向に直交する深さ方向においても、切削部4cの位置を調整することができるため、切削された食材の厚みをさらに細かく調整することができる。また、使用者は、切削刃や段差部、取付部の異なる切削部を複数用意し、取り替えることによって、一つの調理器具で食材を様々な厚みに簡便に切削することができる。
<実施形態4の変形例1>
実施形態4の変形例1は、刃部材3dのみが実施形態4と異なるため、以下では、共通する部分については同様な符号を用いてその説明を省略し、異なる点を説明する。
図8に示すように、刃部材3dはさらに取付片7を含み、取付片7を介して、切削部4cを横から切削連結部53に取り付ける。取付片7は、例えば略コの字状に形成され、一端が取付部42bに挿着され、他端が挿着ネジ6によって切削連結部53の立ち上がり部分に固定される。言い換えれば、取付片7を介して、切削部4cは、切削取付部53の水平部分ではなく、立ち上がり部分に取り付けられる。
切削部4cをこのように取り付けることによって、挿着ネジ6を直接食材と接触しない部分に位置させることができる。
<実施形態4の変形例2>
実施形態4の変形例2は、刃部材3eのみが実施形態4と異なるため、以下では、共通する部分については同様な符号を用いてその説明を省略し、異なる点を説明する。
図9に示すように、切削部4cの取付部42cは、複数のスリットとして構成され、切削部4cはこのスリットによって切削連結部53に取り付けられる。一例として、図9に示す取付部42cは、3つのスリットを含み、それぞれガイド部に近い順から第1スリット45c、第2スリット46c及び第3スリット47cを含む。
また、切削連結部53には、挿着ピン55が固着される。そして、取付部42cのいずれかのスリットに装着ピン55を挿通させることによって、切削部4cを連結部52の切削連結部53に取り付ける。
これによって、切削作業方向における切削部の位置をさらに簡便に調整することができる。
<実施形態5>
実施形態5に係る調理器具1fは、刃部材3fに、さらに立て刃部8が取り付けられる点のみが実施形態4と異なる。以下では、実施形態4と共通する部分については同様な符号を用いてその説明を省略する。
図10に示すように、立て刃部8には複数の立て刃81が設けられ、立て刃部8はガイド部51に取り付けられる。立て刃部8を取り付けることによって、調理器具1fは、切削対象食材を千切りに切削することができる。
<実施形態6>
実施形態6に係る調理器具1gは、刃部材3g及び連結部52gのみが実施形態5に係る調理器具1fと異なるため、以下では、実施形態5と共通する部分については同様な符号を用いてその説明を省略する。
図11に示すように、切削部4gは横長の板状に形成され、長辺の一方の縁に切削刃41が設けられる。取付部42gは、切削部4gの両端部の後方において切削部4g本体から立ち上がるように形成される。
連結部52gは、切削連結部53の代わりに、スライド部9を含み、切削部4gはスライド部9を通じて連結部52に取り付けられる。
スライド部9は、水平部分と立ち上がり部分とを有する略L字状の載置部91と掴み部92を含む。切削部4gは載置部91に載置され、取付部42gにおいて掴み部92によって載置部91の立ち上がり部分に取り付けられる。また、載置部91の水平部分の先端には押え部93が設けられ、この押え部93によって切削部4gが浮かないように押えられる。ここで、切削部4gの前後方向の幅は、載置部91の水平部分の長さより小さく形成される。
そして、スライド部9の掴み部92を回すことによって、切削部4gが載置部91の水平部分の範囲で切削作業方向においてスライドし、これによって切削刃41の位置が調整され、切削された食材の厚みが調整される。掴み部92はネジで構成することができ、例えばダブルナット等により、強固に固定することが望ましい。
なお、図11に示すスライド部9は、連結部に前後方向に沿って設けられているが、これに限定するものではなく、スライド部9の一部又は全部の構成を把持部に設けるようにしても良い。
これによって、切削作業方向における切削部の位置をさらに簡便に調整することができる。
以上、本発明に係る調理器具の実施形態について説明したが、これらは本発明の実施形態の一例に過ぎず、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明には、以上の各実施形態を組み合わせた形態や、様々な変形例が含まれる。
例えば、切削部の両端の取付部の位置を深さ方向において異ならせることによって、切削刃(切削刃部)が食材に切り込む深さを異ならせ、食材を厚みに変化のある形状に切削することができる。
また、以上では、切削作業方向に直交する方向において、切削部とガイド部とが平行に形成される例を説明したが、ガイド部に対して切削部が角度をなすように形成されてもよく、例えば5°〜15°の角度をなすように形成され、これによって食材を厚みに変化のある形状に切削することができる。
1、1a、1b、1c、1f、1g 調理器具
2 把持部
3、3a、3b、3c、3d、3e、3f、3g 刃部材
4、4a、4b、4c、4g 切削部
41 切削刃
42、42b、42c、42g 取付部
43 切削刃部
44 段差部
5 刃部材本体
51 ガイド部
52、52g 連結部
53 切削連結部
54 ガイド連結部
55 挿着ピン
6 挿着ネジ
7 取付片
8 立て刃部
9 スライド部

Claims (6)

  1. 把持部と前記把持部に取り付けられた刃部材とを備え、食材に対して切削作業を行う調理器具であって、
    前記刃部材は、切削部と、ガイド部及び連結部を含む刃部材本体と、を含み、
    前記切削部は、前記刃部材本体とは別体に形成され、前記ガイド部と所定の間隙を置いて前記連結部に取り付けられている
    調理器具。
  2. 請求項1に記載の調理器具であって、
    前記切削部は、前記ガイド部に対向する側の縁に切削刃が設けられ、
    前記調理器具は、切削作業方向において、前記切削刃の位置を調整することによって、切削された食材の厚みを調整可能である
    調理器具。
  3. 請求項1又は2に記載の調理器具であって、
    前記調理器具は、切削作業方向に直交する深さ方向において、前記切削刃の位置を調整することによって、切削された食材の厚みを調整可能である
    調理器具。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の調理器具であって、
    前記調理器具は、前記切削部の切削刃部と取付部との間に段差が設けられている
    調理器具。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の調理器具であって、
    前記切削部は、前記連結部に着脱可能に取り付けられている
    調理器具。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の調理器具であって、
    前記ガイド部には、複数の立て刃を有する立て刃部が取り付けられ、
    前記切削刃と前記立て刃とは、前記間隙を隔てて向かい合っている
    調理器具。
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JP6403856B1 (ja) * 2017-10-25 2018-10-10 株式会社レーベン販売 調理器具用刃部材及び調理器具

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