JP2016197496A - 検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池モジュールを構成する部材の位置精度を容易に検査することができる検査装置を提供する。【解決手段】検査装置60は、X軸方向に配列される複数の挿通孔61Aからなる挿通孔群62Aを有する本体部61と、記本体部を貫通するY軸方向に延在する棒状部材であって、挿通孔に貫通された状態でY軸方向に移動可能に設けられる複数の移動部71と、本体部に対する移動部のY軸方向における位置を所定位置に復元可能にする弾性部77と、を備え、複数の移動部における一端部71Aのそれぞれが複数の伝熱プレート50のそれぞれに接触するように、本体部を一対のエンドプレート16,16に取り付けたときに、移動部の他端部71Bが、伝熱プレートと本体部との隙間Gの大きさに応じて突出する。【選択図】図4

Description

本発明は、電池モジュールを構成する部材の位置精度を検査する検査装置に関する。
電池ホルダに保持された状態の電池セルが複数配列されてなる電池モジュールが筐体等に取り付けられた電池パックが知られている。特許文献1には、電池ホルダに伝熱プレートを取り付け、当該伝熱プレートを筐体に接触させることにより放熱性を向上させた電池パックが開示されている。このような伝熱プレートを備える電池モジュールでは、放熱性維持の観点から、電池モジュールを筐体に取り付けた際の、伝熱プレートと筐体との距離が重要となる。
この様な状況を踏まえ、このような電池モジュールでは、電池モジュールを筐体に取り付けた際に筐体の位置となる基準位置と伝熱プレートとの距離が所定範囲となるように管理されている。例えば、伝熱プレートごとに基準位置からの距離が測定され、1つの伝熱プレートに対して複数の位置が測定される場合もある。
特表平8−506205号公報
しかしながら、検査対象となる部材の取付精度を1つ1つ測定することによって確認する検査方法は、非常に手間を要する。
そこで、本発明の目的は、電池モジュールを構成する部材の位置精度を容易に検査することができる検査装置を提供することにある。
本発明の検査装置は、第1方向に配列された電池セルが一対のエンドプレートによって挟持された電池モジュールの電池セル又は電池セルに固定された伝熱プレートの位置精度を検査する検査装置であって、電池モジュールに対向するように配置される本体部と、本体部に形成されると共に、第1方向、又は、第1方向及び電池モジュールと本体部との対向方向である第2方向に交差する第3方向に配列される複数の挿通孔からなる挿通孔群と、本体部を貫通する第2方向に延在する棒状部材であって、挿通孔のそれぞれに貫通された状態で第2方向に移動可能に設けられる複数の移動部と、本体部に対する移動部の第2方向における位置を所定位置に復元可能にする弾性部と、を備え、複数の移動部における一端部のそれぞれが複数の電池セル又は複数の伝熱プレートのそれぞれに接触するように、本体部を一対のエンドプレートに取り付けたときに、移動部の他端部が、電池セル又は伝熱プレートと本体部との隙間の大きさに応じて突出する。
この構成の検査装置では、検査装置を電池モジュールのエンドプレートに取り付けることにより、移動部の他端部が、電池セル又は伝熱プレートと本体部との隙間の大きさに応じて突出する。これにより、電池モジュールを筐体に取り付けたときに生じる、全ての電池セル又は伝熱プレートにおける隙間の大きさを容易に確認することができ、電池モジュールを構成する部材の位置精度を容易に検査することができる。
本発明の検査装置では、挿通孔群は、挿通孔の配列方向と交差する第3方向又は第1方向に沿って複数配列されていてもよい。すなわち、本発明の検査装置では、第1方向に配列された挿通孔からなる挿通孔群が第3方向に複数配列されていてもよいし、第3方向に配列された挿通孔からなる挿通孔群が第1方向に複数配列されていてもよい。
この構成の検査装置では、電池セル又は伝熱プレートごとに複数の位置で位置精度を確認することができるので、より高い精度で電池モジュールを構成する部材の位置精度を検査できる。
本発明の検査装置では、本体部の第2方向における厚みは、第3方向に段階的に厚くなるように形成されており、移動部の延在方向における長さは、貫通される部分の本体部の厚みに応じて長くしてもよい。
この構成の検査装置では、第3方向に複数の移動部が並ぶ場合であっても、互いの先端部及び/又は目印の重なりがなくなるので、目視による検査が容易となる。
本発明の検査装置では、移動部には周方向に沿って第1目印及び第2目印が形成されており、隙間が第1距離以上第2距離以下であるときを規定値範囲としたとき、第1目印は、隙間が第2距離以下のときに本体部から他端部側に突出する位置に形成され、第2目印は、隙間が第1距離より小さいときに本体部から他端部側に突出する位置に形成されていてもよい。
この構成の検査装置では、第1目印及び第2目印の本体部から他端部側への突出の有無に基づいて、電池モジュールを構成する部材における取付精度の合否を客観的に判定することができる。すなわち、隙間が規定値より小さい場合には、第1目印及び第2目印の両方が本体部から他端部側に視認可能となり、隙間が規定値の範囲内にある場合には、第1目印のみが本体部から他端部側に視認可能となり、隙間が規定値より大きい場合には、第1目印及び第2目印の両方が本体部から他端部側に視認不可となることを利用して、電池モジュールを構成する部材における取付精度の合否を客観的に判定することができる。
本発明の検査装置では、第1方向に配列される複数の移動部を挟んで配置される発光素子及び受光素子からなる第1検知部及び第2検知部を備え、移動部には、第2方向に延在すると共に第1方向に貫通する貫通孔が形成されており、隙間が第1距離以上第2距離以下であるときを規定値範囲としたとき、第1検知部は、隙間が第1距離以上の時に、発光素子から発光される光が貫通孔を介して受光素子にて受光可能であり、第2検知部は、隙間が第2距離以下の時に、発光素子から発光される光が貫通孔を介して受光素子にて受光可能であってもよい。
この構成の検査装置では、第1検知部及び第2検知部における受光素子での光の検知の有無に基づいて、電池モジュールを構成する部材における取付精度の合否を客観的かつ自動的に判定することができる。すなわち、隙間が規定値より小さい場合には、第2検知部のみが光を検知し、隙間が規定値の範囲内にある場合には、第1検知部及び第2検知部の両方で光を検知し、隙間が規定値より大きい場合には、第1検知部のみが光を検知することを利用して、電池モジュールを構成する部材における取付精度の合否を客観的かつ自動的に判定することができる。
本発明の検査装置では、第1方向に配列される複数の移動部を挟んで配置される発光素子及び受光素子からなる第1検知部及び第2検知部を備え、隙間が第1距離以上第2距離以下であるときを規定値範囲としたとき、第1検知部は、隙間が第2距離よりも大きいときに本体部から他端部側に突出する移動部を検知不可能な位置に配置され、第2検知部は、隙間が第1距離よりも小さいときに本体部から他端部側に突出する移動部を検知可能な位置に配置されていてもよい。
この構成の検査装置では、第1検知部及び第2検知部における受光素子での光の検知の有無に基づいて、電池モジュールを構成する部材における取付精度の合否を客観的かつ自動的に判定することができる。すなわち、隙間が規定値より小さい場合には、第1検知部及び第2検知部の両方が光を検知し、隙間が規定値の範囲内にある場合には、第1検知部のみが光を検知し、隙間が規定値より大きい場合には、第1検知部及び第2検知部の両方が光を検知しないことを利用して、電池モジュールを構成する部材における取付精度の合否を客観的かつ自動的に判定することができる。
本発明の検査装置では、隙間が第1距離以上第2距離以下であるときを規定値範囲としたとき、隙間が第1距離以上のときに本体部から突出する他端部を検知する第3検知部と、隙間が第2距離より大きいときに本体部から突出する移動部の他端部を検知する第4検知部と、を更に備え、第3検知部及び第4検知部は、移動部ごとに設けられていてもよい。
この構成の検査装置では、第3検知部及び第4検知部における検知の有無に基づいて、電池モジュールを構成する部材における取付精度の合否を客観的かつ自動的に判定することができる。更に、この構成では、1枚1枚の伝熱プレートごとに取付精度の合否を判定することができる。
本発明によれば、電池モジュールを構成する部材の位置精度を容易に検査することができる。
検査対象である電池モジュールの全体構成を示す斜視図である。 電池セルを保持したセルホルダ及びセルホルダを示す斜視図である。 図1の電池モジュールを筐体に取り付けた際に生じる隙間を示す平面図である。 第1実施形態に係る検査装置を電池モジュールに取り付けた状態を示す斜視図である。 移動部が伝熱プレートに接触した状態を示す平面図及び移動部の平面図である。 第2実施形態に係る検査装置を電池モジュールに取り付けた状態を示す斜視図である。 移動部が伝熱プレートに接触した状態を隙間の大きさごとに示す側面図である。 第3実施形態に係る検査装置の側面から見た側面図及び第4実施形態に係る検査装置の一部を上方から見た平面図である。 変形例に係る検査装置における移動部が伝熱プレートに接触した状態を隙間の大きさごとに示す側面図である。
以下、図面を参照して一実施形態に係る検査装置60,160(図4及び図6参照)について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。また、説明中、「上」、「下」などの方向を示す語は、図面に示された状態に基づいた便宜的な語である。
まず、検査装置60,160の検査対象となる伝熱プレート50を備える電池モジュール1について説明する。図1に示されるように、電池モジュール1は、電池セル11がセルホルダ31に保持された状態(図2(A)参照)で複数(この例では、13個)配列されている。図2に示されるように、電池セル11は、矩形箱状のケース11A内に電極組立体(図示せず)を収容してなる電池であり、例えばリチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池である。図1に示されるように、本実施形態では、セルホルダ31に保持された電池セル11がX軸方向に配列されることによって配列体14が構成されている。なお、セルホルダ31の構成については、後段にて詳述する。
電池モジュール1は、配列体14に加えて、弾性部材12と、拘束部15と、複数のバスバー(図示せず)と、を備えている。弾性部材は、例えば、ゴムにより平板状に形成され、配列体14の配列方向(X軸方向)における一方側に配置される。
拘束部15は、電池セル11、弾性部材12を配列方向に加圧して拘束する。拘束部15は、一対のエンドプレート16,16、ボルト17、及びナット18からなる。一対のエンドプレート16,16は、例えば、鉄等の剛性が高い材料により形成されている。一対のエンドプレート16,16は、配列方向に延在する複数のボルト17によって固定されている。各ボルト17は、一方のエンドプレート16、各セルホルダ31、及び他方のエンドプレート16に順次挿通され、他方のエンドプレート16側でナット18により締結されている。この締結によって配列体14に拘束力が加えられている。
隣り合う電池セル11の電極端子13同士は、例えば、銅などの金属により形成される矩形板状の部材であるバスバーによって電気的に接続されている。より具体的には、各電池セル11は、電極端子13として正極端子及び負極端子を有しており、複数の電池セル11は、極性の異なる電極端子13が隣り合うように配列されている。バスバーは、これらの隣り合う電極端子13同士を接続することで、複数の電池セル11を電気的に直列に接続している。
次に、主に図2(A)及び図2(B)を用いて、セルホルダ31の構成を説明する。以下、図2(A)に示されるように、セルホルダ31が電池セル11を保持した際の電池セル11の厚み方向、電池セル11の幅方向(電極端子13,13の配列方向)、電池セル11の厚み方向及び幅方向に直交する高さ方向を、それぞれ、「X軸方向(第1方向)」、「Y軸方向(第2方向・対向方向)」、「Z軸方向(第3方向)」として説明する。
図2(A)及び図2(B)に示されるように、セルホルダ31は、矩形平板状の下面部35、一対の側面部37、ベース部41、端子収容部43及び柱部材47を有している。また、セルホルダ31の上部には、カバーを介して制御装置E等が配置され得る。
下面部35は、Y軸方向に延在する板状部材である。下面部35は、電池セル11を保持する時に、電池セル11の底面を覆う。下面部35の両端部の下部には、脚部35A,35Aが設けられている。脚部35Aは、X軸方向に沿って貫通する挿通孔35Bが設けられている。挿通孔35Bは、上述したボルト17が挿通される。
側面部37は、Z軸方向に延在する板状部材である。一対の側面部37,37は、下面部35のY軸方向両端に配置されている。一対の側面部37,37は、互いに対向するように配置されている。ベース部41は、厚み方向をX軸方向に向けて、一対の側面部37,37を接続するように設けられる板状部材である。
端子収容部43は、ベース部41の上端のY軸方向における両端に設けられている。端子収容部43,43は、側面部37,37にそれぞれ連設するように設けられている。端子収容部43は、X軸方向にU字状に開口している。端子収容部43,43は、電池セル11を保持する時に、電池セル11の電極端子13,13をそれぞれ囲う部分である。
柱部材47、47は、ベース部41の上端において、端子収容部43,43のそれぞれに隣り合って設けられている。柱部材47は、X軸方向に延在する四角柱状の柱部材であり、その長さは、下面部35のX軸方向長さに一致する。柱部材47,47のそれぞれには、X軸方向に沿って貫通する挿通孔47Aが設けられている。挿通孔47Aには、上述したボルト17が挿通される。
セルホルダ31では、上述した下面部35、一対の側面部37,37、ベース部41、端子収容部43,43及び柱部材47,47によって囲まれる空間によって、電池セル11が収容される収容部Sが形成されている。
(第1実施形態)
続いて、第1実施形態に係る検査装置60について詳細に説明する。検査装置60は、電池モジュール1を構成する部材の一つである伝熱プレート50の取付精度を検査する。具体的には、図3に示されるように、電池モジュール1を電池パック(図示せず)の筐体3に取り付けた際に生じる、伝熱プレート50と筐体3との隙間G、言い換えれば、伝熱プレート50の配列体14からの突出量を検査する。図4及び図5(A)に示されるように、検査装置60は、本体部61と、移動部71と、弾性部77と、を備えている。
本体部61は、X軸方向(第1方向)に延在する板状の部材であって、X軸方向に配列される複数の挿通孔61Aからなる挿通孔群62A,62B,62Cを有している。第1実施形態では、Z軸方向(第3方向)に沿って3組の挿通孔群62A,62B,62Cが、配列されている。
本体部61には、一対のエンドプレート16,16への取り付けを容易にするため一対の取付部63,63が形成されている。取付部63は、一対のエンドプレート16,16に対応する位置に形成されており、磁石が配置されている。また、本体部61のX軸方向における両端部には、保持部65が形成されている。保持部65は、Y軸方向(厚み方向)に貫通する開口部であり、検査装置60の保持を容易にする。
移動部71は、本体部61を貫通するY軸方向(第2方向)に延在する棒状部材である。移動部71の断面は、円形である。図5(A)及び図5(B)に示されるように、移動部71は、複数の挿通孔61Aにそれぞれ貫通された状態、すなわち、移動部71の一端部71A及び他端部71Bが本体部61から突出した状態でY軸方向に移動可能に設けられている。
移動部71のY軸方向における一端部71Aには、検査装置60を電池モジュール1に取り付けた際に、伝熱プレート50に接触させるための接触部73が設けられている。接触部73は、樹脂材料により形成されている。樹脂材料の例には、PS(ポリスチレン)樹脂及びPSF(スーパーエンジニアリングプラスチック)などが含まれる。ただし、これらの材質の特質及び/又は効果を期待しているものではない。接触部73には、伝熱プレート50に接触する平坦面73Aが形成されている。
弾性部77は、本体部61に固定されており、本体部61に対する移動部71のY軸方向における位置を所定位置に復元可能にしている。すなわち、弾性部77は、移動部71が何かの作用で移動させられても、所定の位置に戻す機能を有している。弾性部77は、例えば、バネ部材である。
このような構成の検査装置60は、複数の移動部71における一端部71Aに設けられた接触部73のそれぞれが複数の伝熱プレート50のそれぞれに接触するように電池モジュール1に取り付けられる。具体的には、検査装置60は、本体部61の延在方向が電池セル11の配列方向と平行になるようにして、一対のエンドプレート16,16に取り付けられる。検査装置60は、一対の取付部63,63の磁力を利用して、一対のエンドプレート16,16に取り付けられる。このとき、図5(A)に示されるように、検査装置60における移動部71の他端部71Bが、伝熱プレート50と本体部61との隙間G11,G12,G13の大きさに応じて突出する。すなわち、移動部71は、伝熱プレート50と本体部61との隙間G11,G12,G13が小さいほど突出量が大きくなり、隙間G11,G12,G13が大きいほど突出量は小さくなる。
次に、移動部71について更に詳細に説明する。図5(B)に示されるように、移動部71には周方向に沿って第1目印75A及び第2目印75Bが形成されている。第1目印75A及び第2目印75Bは、例えば、円周方向に沿って刻印された帯状の線である。
第1目印75A及び第2目印75Bは、伝熱プレート50における取付精度の合否を容易に判定するために設けられる。具体的には、隙間Gが第1距離D1以上第2距離D2以下であるときを規定値範囲としたとき、第1目印75Aは、隙間Gが第2距離D2以下(規定値範囲内)のときに本体部61から他端部71B側に突出する位置に形成され、第2目印75Bは、隙間Gが第1距離D1以上(規定値範囲内)のとき本体部61から他端部71B側に突出しない位置に形成されている。
図5(A)を用いて具体的に説明する。隙間G11,G12,G13と、第1距離D1と、第2距離D2との関係が下記式(1)となる場合を例に挙げて説明する。
G11<D1<G12<D2<G13・・・(1)
すなわち、隙間G11は、規定値より小さく、隙間G12は、規定値の範囲内であり、隙間G13は、規定値より大きい場合を例に挙げて説明する。
隙間G11が規定値より小さい場合(G11<D1)には、第1目印75A及び第2目印75Bの両方が本体部61から他端部71B側に視認可能となる。隙間G12が規定値の範囲内にある場合(D1<G12<D2)には、第1目印75Aのみが本体部61から他端部71B側に視認可能となる(第2目印75Bは視認不可)。隙間G13が規定値より大きい場合(D2<G13)には、第1目印75A及び第2目印75Bの両方が本体部61から他端部71B側に視認不可となる。これらをまとめると下記表1の通りとなる。
Figure 2016197496
続いて、以上説明した検査装置60の作用効果を説明する。第1実施形態の検査装置60では、検査装置60を電池モジュール1の一対のエンドプレート16,16に取り付けることにより、移動部71の他端部71Bが、伝熱プレート50と本体部61との隙間Gの大きさに応じて突出する。これにより、電池モジュール1を筐体3に取り付けたときに生じる、配列方向に並ぶ全ての伝熱プレート50における隙間Gの大きさを容易に確認することができ、電池モジュール1を構成する伝熱プレート50の位置精度を容易に検査することができる。
また、第1実施形態の検査装置60では、本体部61における挿通孔群62A,62B,62Cは、Z軸方向に沿って複数配列されている。このため、伝熱プレート50ごとに複数の位置で位置精度を確認することができるので、より高い精度で電池モジュール1を構成する伝熱プレート50の位置精度を検査することができる。
また、第1実施形態の検査装置60では、第1目印75A及び第2目印75Bの本体部61から他端部71B側への突出の有無(表1)に基づいて、電池モジュール1を構成する伝熱プレート50おける取付精度の合否を客観的に判定することができる。すなわち、隙間Gが規定値より小さい場合には、第1目印75A及び第2目印75Bの両方が本体部61から他端部71B側に視認可能となり、隙間Gが規定値の範囲内にある場合には、第1目印75Aのみが本体部61から他端部71B側に視認可能となり、隙間Gが規定値より大きい場合には、第1目印75A及び第2目印75Bの両方が本体部61から他端部71B側に視認不可となることを利用して、電池モジュール1を構成する伝熱プレート50における取付精度の合否を客観的に判定することができる。
(第2実施形態)
続いて、第2実施形態に係る検査装置160について詳細に説明する。検査装置160は、検査装置60と同様に、電池モジュール1を構成する部材の一つである伝熱プレート50の取付精度を検査する。図6に示されるように、検査装置160は、検査装置60の構成に加え、第1検知部168と、第2検知部169とを、を備えている。なお、本体部61の構成については、第1実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
第1検知部168は、X軸方向に配列される複数の移動部171を挟んで配置される第1発光素子168A及び第1受光素子168Bからなる。第2検知部169は、X軸方向に配列される複数の移動部171を挟んで配置される第2発光素子169A及び第2受光素子169Bからなる。第2検知部169は、Y軸方向における本体部61からの距離が第1検知部168よりも遠い位置に配置されている。
第1発光素子168A及び第1受光素子168Bは、X軸方向に配列される複数の挿通孔61Aを挟んで配置されている一対の検知部固定部167,167にそれぞれ配置されている。第2発光素子169A及び第2受光素子169Bは、X軸方向に配列される複数の挿通孔61Aを挟んで配置されている一対の検知部固定部167,167にそれぞれ配置されている。
図7(A)〜図7(C)に示されるように、移動部171には、Y軸方向に延在すると共にX軸方向に貫通する貫通孔171Aが形成されている。
次に、第1検知部168及び第2検知部169について詳細に説明する。第1検知部168及び第2検知部169は、伝熱プレート50における取付精度の合否を自動的に判定するために設けられる。具体的には、隙間Gが第1距離D1以上第2距離D2以下であるときを規定値範囲としたとき、第1検知部168は、隙間Gが第1距離D1以上の時に、第1発光素子168Aから発光される光が貫通孔171Aを介して第1受光素子168Bにて受光可能であり、第2検知部169は、隙間Gが第2距離D2以下の時に、第2発光素子169Aから発光される光が貫通孔171Aを介して第2受光素子169Bにて受光可能である。
図7(A)〜(C)を用いて具体的に説明する。隙間G11,G12,G13と、第1距離D1と、第2距離D2との関係が下記式(2)となる場合を例に挙げて説明する。
G11<D1<G12<D2<G13・・・(2)
すなわち、隙間G11は、規定値より小さく、隙間G12は、規定値の範囲内であり、隙間G13は、規定値より大きい場合を例に挙げて説明する。
隙間G11が規定値より小さい場合(G11<D1)には、貫通孔171Aを介して第2検知部169における第2発光素子169Aから発光される光を第2受光素子169Bにて検知可能であり、第1検知部168における第1発光素子168Aから発光される光は移動部171により遮断されて第1受光素子168Bにて検知できない。
隙間G12が規定値の範囲内にある場合(D1<G12<D2)には、貫通孔171Aを介して第2検知部169における第2発光素子169Aから発光される光を第2受光素子169Bにて検知可能であり、かつ、貫通孔171Aを介して第1検知部168における第1発光素子168Aから発光される光を第1受光素子168Bにて検知可能である。貫通孔171AのY軸方向における長さは、第1発光素子168Aと第2発光素子169Aとの距離(第1受光素子168Bと第2受光素子169Bとの距離)よりも長く形成されている。すなわち、貫通孔171AのY軸方向における長さと、第1発光素子168Aと第2発光素子169Aとの距離と、の差が、規定値の範囲として設定されている。言い換えれば、第1発光素子168A及び第2発光素子169Aが配置された位置からX軸方向に第1受光素子168B及び第2受光素子169Bを見たときに、貫通孔171Aを介して第1受光素子168B及び第2受光素子169Bの両方を見ることができるときの本体部61と伝熱プレート50との距離の範囲が、規定値の範囲である。
隙間G13が規定値より大きい場合(D2<G13)には、第2検知部169における第2発光素子169Aから発光される光は、移動部171により遮断されて第2受光素子169Bにて検知できず、貫通孔171Aを介して第1検知部168における第1発光素子168Aから発光される光を第1受光素子168Bにて検知可能である。これらをまとめると下記表2の通りとなる。
Figure 2016197496
続いて、以上説明した検査装置160の作用効果を説明する。第2実施形態の検査装置160では、第1実施形態の検査装置60と同様に、電池モジュール1を筐体3に取り付けたときに生じる、配列方向に並ぶ全ての伝熱プレート50における隙間Gの大きさを容易に確認することができ、電池モジュール1を構成する伝熱プレート50の位置精度を容易に検査することができる。また、第2実施形態の検査装置160では、伝熱プレート50ごとに複数の位置で位置精度を確認することができるので、より高い精度で電池モジュール1を構成する伝熱プレート50の位置精度を検査することができる。
また、第2実施形態の検査装置160では、第1検知部168及び第2検知部169における第1受光素子168B及び第2受光素子169Bでの光の検知の有無(表2)に基づいて、電池モジュール1を構成する伝熱プレート50における取付精度の合否を客観的かつ自動的に判定することができる。すなわち、隙間Gが規定値より小さい場合には、第2検知部169のみが光を検知し、隙間Gが規定値の範囲内にある場合には、第1検知部168及び第2検知部169の両方で光を検知し、隙間Gが規定値より大きい場合には、第1検知部168のみが光を検知することを利用して、電池モジュール1を構成する伝熱プレート50における取付精度の合否を客観的かつ自動的に判定することができる。
(第3実施形態)
続いて、第3実施形態に係る検査装置260について説明する。検査装置260は、検査装置60と同様に、電池モジュール1を構成する部材の一つである伝熱プレート50の取付精度を検査する。図8(A)に示されるように、検査装置260は、Z軸方向に沿って階段状に形成されている本体部261を備えている点で、第1実施形態に係る検査装置60とは異なっている。本体部261のY軸方向における厚みは、Z軸方向下方に向かって段階的に厚くなるように形成されている。また、本体部261に貫通される移動部271の延在方向における長さは、Z軸方向下方に配置される移動部271ほど長くなるように形成されている。
この構成の検査装置260では、第1実施形態の検査装置60の作用効果に加え、下記の作用効果を有する。すなわち、Z軸方向に複数の検査箇所がある場合、すなわち、Z軸方向に複数の移動部271が配置される場合であっても、移動部の他端部及び/又は第1目印75A及び第2目印75Bが重ならないようにすることができる。これにより、目視による突出量の確認及び/又は第1目印75A及び第2目印75Bの突出の有無の確認が容易となる。
(第4実施形態)
続いて、第4実施形態に係る検査装置360について説明する。検査装置360は、検査装置60と同様に、電池モジュール1を構成する部材の一つである伝熱プレート50の取付精度を検査する。図8(B)に示されるように、検査装置360は、第1実施形態の検査装置60の第1目印75A及び第2目印75Bに代えて、第1リミットスイッチ(第3検知部)382と、第2リミットスイッチ(第4検知部)383と、を備えている。
第1リミットスイッチ382は、伝熱プレート50と本体部61との隙間Gが第1距離D1以上第2距離D2以下であるときを規定値範囲としたとき、隙間Gが第2距離D2以下のときに本体部361から突出する他端部371Bを検知する。第2リミットスイッチ(第4検知部)383は、隙間Gが第1距離D1より小さいときに本体部361から突出する移動部371の他端部371Bを検知する。第1リミットスイッチ382と、第2リミットスイッチ383とは、移動部371ごとに設けられている。第1リミットスイッチ382及び第2リミットスイッチ383は、移動部371が貫通可能な貫通孔を有する第2本体部381に配置されている。
図8(B)を用いて具体的に説明する。隙間G11,G12,G13と、第1距離D1と、第2距離D2との関係が下記式(3)となる場合を例に挙げて説明する。
G11<D1<G12<D2<G13・・・(3)
すなわち、隙間G11は、規定値より小さく、隙間G12は、規定値の範囲内であり、隙間G13は、規定値より大きい場合を例に挙げて説明する。
隙間G11が規定値より小さい場合(G11<D1)には、第1リミットスイッチ382及び第2リミットスイッチ383の両方が移動部371を検知する。隙間G12が規定値の範囲内にある場合(D1<G12<D2)には、第1リミットスイッチ382のみが移動部371を検知する。隙間G13が規定値より大きい場合(D2<G13)には、第1リミットスイッチ382及び第2リミットスイッチ383の両方が移動部371を検知しない。これらをまとめると下記表3の通りとなる。
Figure 2016197496
第4実施形態に係る検査装置360では、第1実施形態の検査装置60の作用効果に加え、下記の作用効果を有する。すなわち、検査装置360では、第1リミットスイッチ382及び第2リミットスイッチ383は、移動部71ごとに設けられているので、表3に基づいて伝熱プレート50ごとに取付精度の合否を判定することができる。
以上、一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、3つの挿通孔群62A,62B,62CがZ軸方向(第3方向)に沿って配置されている例、すなわちZ軸方向に3列配置されている例を挙げて説明したが、Z軸方向に1例、2列、又は4列以上の挿通孔群が形成されていてもよい。
また、複数の挿通孔からなる挿通孔群は、Z軸方向(第3方向)に沿って配置された複数の挿通孔からなる挿通孔群として形成されていてもよい。この場合には、伝熱プレート又は電池セルのZ軸方向の位置精度を検査することが可能になる。
上記実施形態では、電池モジュール1を構成する部材の一つである伝熱プレート50の位置精度を検査する例を挙げて説明したが、電池セル11又は電池セル11を保持するセルホルダ31の位置精度を検査することも可能である。
上記第1実施形態の第1目印75A及び第2目印75Bは、円周方向全てに沿って刻印されていることは必須ではなく、検査者が目視できる程度の印があればよい。
上記第2実施形態の検査装置160では、第1検知部168における第1発光素子168A及び第1受光素子168Bと、第2検知部169における第2発光素子169A及び第2受光素子169Bとが、移動部171の貫通孔171Aを挟む位置に配置されている例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図9に示されるように、第1検知部168は、隙間Gが前記第2距離D2よりも大きいときに本体部161から他端部171B側に突出する移動部171を検知不可能な位置に配置され、第2検知部169は、隙間Gが第1距離D1よりも小さいときに本体部161から他端部171B側に突出する移動部171を検知可能な位置に配置されてもよい。
図9を用いて具体的に説明する。隙間G11,G12,G13と、第1距離D1と、第2距離D2との関係が下記式(4)となる場合を例に挙げて説明する。
G11<D1<G12<D2<G13・・・(4)
すなわち、隙間G11は、規定値より小さく、隙間G12は、規定値の範囲内であり、隙間G13は、規定値より大きい場合を例に挙げて説明する。
隙間G11が規定値より小さい場合(G11<D1)には、第1検知部168における第1発光素子168A及び第2検知部169における第2発光素子からそれぞれ発光される光は、移動部171により遮断されて、第1受光素子168B及び第2受光素子169Bにてそれぞれ検知できない。
隙間G12が規定値の範囲内にある場合(D1<G12<D2)には、第2検知部169における第2発光素子169Aから発光される光を第2受光素子169Bにて検知可能であり、第1検知部168における第1発光素子168Aから発光される光は、移動部171にて遮断されて、第1受光素子168Bにて検知できない。
隙間G13が規定値より大きい場合(D2<G13)には、第1検知部168における第1発光素子168A及び第2検知部169における第2発光素子からそれぞれ発光される光は、第1受光素子168B及び第2受光素子169Bにてそれぞれ検知される。これらをまとめると下記表4の通りとなる。
Figure 2016197496
この場合も、第1検知部168及び第2検知部169による検知の有無の組合せが異なるだけで、第1検知部168及び第2検知部169における第1受光素子168B及び第2受光素子169Bでの光の検知の有無(表4)に基づいて、電池モジュール1を構成する伝熱プレート50における取付精度の合否を客観的かつ自動的に判定することができる。なお、この変形例に係る構成においても、第2実施形態と同様に、Y軸方向における第1検知部168と第2検知部169との距離を、規定値の範囲として設定することができる。すなわち、規定値の範囲に応じて、Y軸方向における第1検知部168と第2検知部169との距離が設定される。
1…電池モジュール、11…電池セル、31…セルホルダ、50…伝熱プレート、60,160,260,360…検査装置、61,261,361…本体部、61A…挿通孔、62A,62B,62C…挿通孔群、63…取付部、65…保持部、71,171,271,371…移動部、71A…一端部、71B,371B…他端部、75A…第1目印、75B…第2目印、77…弾性部、168…第1検知部、168A…第1発光素子、168B…第1受光素子、169…第2検知部、169A…第2発光素子、169B…第2受光素子、171A…貫通孔、382…第1リミットスイッチ(第3検知部)、383…第2リミットスイッチ(第4検知部)。

Claims (7)

  1. 第1方向に配列された電池セルが一対のエンドプレートによって挟持された電池モジュールの前記電池セル又は前記電池セルに固定された伝熱プレートの位置精度を検査する検査装置であって、
    前記電池モジュールに対向するように配置される本体部と、
    前記本体部に形成されると共に、前記第1方向、又は、前記第1方向及び前記電池モジュールと前記本体部との対向方向である第2方向に交差する第3方向に配列される複数の挿通孔からなる挿通孔群と、
    前記本体部を貫通する前記第2方向に延在する棒状部材であって、前記挿通孔のそれぞれに貫通された状態で前記第2方向に移動可能に設けられる複数の移動部と、
    前記本体部に対する前記移動部の前記第2方向における位置を所定位置に復元可能にする弾性部と、を備え、
    複数の前記移動部における一端部のそれぞれが複数の前記電池セル又は複数の前記伝熱プレートのそれぞれに接触するように、前記本体部を前記一対のエンドプレートに取り付けたときに、前記移動部の他端部が、前記電池セル又は前記伝熱プレートと前記本体部との隙間の大きさに応じて突出する、検査装置。
  2. 前記挿通孔群は、前記挿通孔の配列方向と交差する前記第3方向又は前記第1方向に沿って複数配列されている、請求項1記載の検査装置。
  3. 前記本体部の前記第2方向における厚みは、前記第3方向に段階的に厚くなるように形成されており、
    前記移動部の延在方向における長さは、貫通される部分の前記本体部の厚みに応じて長くなる、請求項2記載の検査装置。
  4. 前記移動部には周方向に沿って第1目印及び第2目印が形成されており、
    前記隙間が第1距離以上第2距離以下であるときを規定値範囲としたとき、
    前記第1目印は、前記隙間が前記第2距離以下のときに前記本体部から前記他端部側に突出する位置に形成され、前記第2目印は、前記隙間が前記第1距離より小さいときに前記本体部から前記他端部側に突出する位置に形成されている、請求項1〜3の何れか一項記載の検査装置。
  5. 前記第1方向に配列される複数の前記移動部を挟んで配置される発光素子及び受光素子からなる第1検知部及び第2検知部を備え、
    前記移動部には、前記第2方向に延在すると共に前記第1方向に貫通する貫通孔が形成されており、
    前記隙間が第1距離以上第2距離以下であるときを規定値範囲としたとき、
    前記第1検知部は、前記隙間が第1距離以上の時に、前記貫通孔を介して前記発光素子から発光される光を前記受光素子にて受光可能であり、
    前記第2検知部は、前記隙間が第2距離以下の時に、前記貫通孔を介して前記発光素子から発光される光を前記受光素子にて受光可能である、請求項1〜3の何れか一項記載の検査装置。
  6. 前記第1方向に配列される複数の前記移動部を挟んで配置される発光素子及び受光素子からなる第1検知部及び第2検知部を備え、
    前記隙間が第1距離以上第2距離以下であるときを規定値範囲としたとき、
    前記第1検知部は、前記隙間が前記第2距離よりも大きいときに前記本体部から前記他端部側に突出する前記移動部を検知不可能な位置に配置され、
    前記第2検知部は、前記隙間が前記第1距離よりも小さいときに前記本体部から前記他端部側に突出する前記移動部を検知可能な位置に配置されている、請求項1〜3の何れか一項記載の検査装置。
  7. 前記隙間が第1距離以上第2距離以下であるときを規定値範囲としたとき、
    前記隙間が前記第1距離以上のときに前記本体部から突出する前記他端部を検知する第3検知部と、
    前記隙間が前記第2距離より大きいときに前記本体部から突出する前記移動部の他端部を検知する第4検知部と、を更に備え、
    前記第3検知部及び前記第4検知部は、前記移動部ごとに設けられている、請求項1〜6の何れか一項記載の検査装置。
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