JP2016197148A - 液晶表示装置、液晶表示装置の駆動方法、テレビジョン受像機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1および第2画素電極を含む画素と、第1画素電極と容量を形成する第1容量配線と、第2画素電極と容量を形成する第2容量配線と、第1トランジスタを介して第1画素電極に接続し、かつ第2トランジスタを介して第2画素電極に接続する走査信号線とを備え、第1および第2容量配線それぞれに容量信号が供給され、一垂直走査期間内に、上記走査信号線について、電位が上昇して最大レベルへ至る第1タイミングと、電位が下降して最小レベルに至る第2タイミングと、第1および第2タイミング間にあって、電位が最大レベルから一旦下降した後に最大レベルに戻る谷期間とが設けられている。
【選択図】図3
Description
図2は、図1の液晶パネル3の構成を示す回路図である。図2に示すように、画素PXjは、第1画素電極PE1および第2画素電極PE2を含み、第1画素電極PE1および共通電極COM(対向電極)並びにこれらで挟まれた液晶層によってサブ画素SP1が形成され、第2画素電極PE2および共通電極COM(対向電極)並びにこれらで挟まれた液晶層によってサブ画素SP2が形成される。
図6(a)は、図4のゲートパルスGPj(サブパルスA1およびサブパルスB1)を示しており、A1の長さ<B1の長さである。ここで、図4における第1タイミングT1および第2タイミングT2間の幅をWとして、図6(a)のゲートパルスGPjを以下のように設定することもできる。すなわち、(b)のように、サブパルスA1を伸ばしてサブパルスA2とし、谷期間U1を短縮して谷期間U2としてもよい(A2の長さ<B1の長さ)。また、(c)のように、サブパルスA1を伸ばしてサブパルスA2とし、谷期間U1を短縮して谷期間U2とし、サブパルスB1を伸ばしてサブパルスB2とてもよい(A2の長さ<B2の長さ)。また、(d)のように、サブパルスを3つとし、谷期間を2つ設けてもよい。具体的には、サブパルスA1を伸ばしてサブパルスA2とし、谷期間U1を短縮して谷期間U3とし、サブパルスB1を分割してサブパルスB4およびサブパルスB5とし、サブパルスB4とサブパルスB5との間隙を谷期間U4とすることもできる(B5の長さ<A2の長さ<B4の長さ、U3の長さ<U4の長さ)。
実施の形態1〜2では、走査信号GSjのゲートパルスGPjを、間隔を空けた2つのサブパルスで構成しているがこれに限定されない。図7のように、ゲートパルスGPjを、ひとやまパルスの一部に切欠き形状の谷期間を設けた構成とすることもできる。
実施の形態1〜3ではダブルソース構造を前提に説明しているが、これに限定されない。図9のように、シングルソースの構造でも当然構わない。この場合、画素PXkは、第3画素電極PE3および第4画素電極PE4を含み、第3画素電極PE3および共通電極COM(対向電極)並びにこれらで挟まれた液晶層によってサブ画素SP3が形成され、第4画素電極PE4および共通電極COM(対向電極)並びにこれらで挟まれた液晶層によってサブ画素SP4が形成される。
図3で示した実施の形態1の駆動方法を図10のように変形することもできる。すなわち、図10(a)・(b)に示すように、第1および第2容量信号CSi・CSjそれぞれについて、1フレーム期間FP内に、第1電位と第2電位とが交互に入れ替わるスイング期間STと、第1および第2電位の中間値である第3電位Vcomが維持される非スイング期間NTとを設ける。例えば、垂直走査期間に相当する1080H分をスイング期間STとし、垂直帰線期間に相当する、フレーム期間の末尾(例えば40H分)を、Vcomが維持される非スイング期間NTする。これにより、CSドライバ8の駆動負荷が軽減され、表示品位を高めることができる。なお、第1および第2容量信号CSi・CSjそれぞれの周期が24Hで垂直帰線期間が40Hの場合、40Hの内の24Hをスイング期間STに付け足し(ST=1104とする)、余った16Hを非スイング期間NTとすることもできる。
図11(a)に示すように、実施の形態1〜5の液晶表示装置2を、テレビジョン放送のチューナ装置20と組み合わせることで、例えば、図11(b)に示すような液晶テレビ30を構成することが可能である。
以上のように、本発明の第1態様にかかる液晶表示装置は、第1および第2画素電極を含む画素と、第1画素電極と容量を形成する第1容量配線と、第2画素電極と容量を形成する第2容量配線と、第1トランジスタを介して第1画素電極に接続し、かつ第2トランジスタを介して第2画素電極に接続する走査信号線とを備え、第1および第2容量配線それぞれに、第1および第2電位が交互に供給され、一垂直走査期間内に、上記走査信号線について、電位が上昇して最大レベルへ至る第1タイミングと、電位が下降して最小レベルに至る第2タイミングと、第1および第2タイミング間にあって、電位が最大レベルから一旦下降した後に最大レベルに戻る谷期間とが設けられていることを特徴とする。
3 液晶パネル
4 バックライト
6 ソースドライバ
7 ゲートドライバ
8 CSドライバ
10 表示制御回路
30 液晶テレビ
PXj 画素
GLj 走査信号線
DL1・DL2 データ信号線
CLi CLj 容量配線
PE1 第1画素電極
PE2 第2画素電極
GPi・GPj ゲートパルス
U1〜U3 谷期間
CSi 第1容量信号
CSj 第2容量信号
DS データ信号
ST スイング期間
NT 非スイング期間
FP 1フレーム期間
Claims (8)
- 第1および第2画素電極を含む画素と、第1画素電極と容量を形成する第1容量配線と、第2画素電極と容量を形成する第2容量配線と、第1トランジスタを介して第1画素電極に接続し、かつ第2トランジスタを介して第2画素電極に接続する走査信号線とを備え、
第1および第2容量配線それぞれに、第1および第2電位が交互に供給され、
一垂直走査期間内に、上記走査信号線について、電位が上昇して最大レベルへ至る第1タイミングと、電位が下降して最小レベルに至る第2タイミングと、第1および第2タイミング間にあって、電位が最大レベルから一旦下降した後に最大レベルに戻る谷期間とが設けられている液晶表示装置。 - 上記谷期間において上記電位が最大レベルからスロープ状に下降する請求項1記載の液晶表示装置。
- 上記谷期間において上記電位が一旦最大レベルから最小レベルまで下降する請求項1記載の液晶表示装置。
- 上記第1および第2トランジスタに接続するデータ信号線を備え、
上記第1および第2タイミング間である第1選択期間に、第1容量配線が第1電位であって、第2容量配線が第2電位であり、
第1選択期間内の書き込み期間に、上記データ信号線から第1および第2画素電極に第1極性の信号電位が書き込まれる請求項1記載の液晶表示装置。 - 上記第1選択期間においては上記谷期間が上記書き込み期間の前に設けられている請求項4記載の液晶表示装置。
- 上記第1選択期間の次の第2選択期間に、第1容量配線が第2電位であって、第2容量配線が第1電位であり、第2選択期間内の書き込み期間に、上記データ信号線から第1および第2画素電極に第1極性の信号電位が書き込まれ、
上記第2選択期間の次の第3選択期間に、第1容量配線が第2電位であって、第2容量配線が第1電位であり、第3選択期間内の書き込み期間に、上記データ信号線から第1および第2画素電極に第2極性の信号電位が書き込まれ、
上記第3選択期間の次の第4選択期間に、第1容量配線が第1電位であって、第2容量配線が第2電位であり、第4選択期間内の書き込み期間に、上記データ信号線から第1および第2画素電極に第2極性の信号電位が書き込まれる請求項4記載の液晶表示装置。 - 第1および第2画素電極を含む画素と、第1画素電極と容量を形成する第1容量配線と、第2画素電極と容量を形成する第2容量配線と、第1トランジスタを介して第1画素電極に接続し、かつ第2トランジスタを介して第2画素電極に接続する走査信号線とを備えた液晶表示装置の駆動方法であって、
第1および第2容量配線それぞれに、第1および第2電位を交互に供給し、
一垂直走査期間内に、上記走査信号線について、電位が上昇して最大レベルへ至る第1タイミングと、電位が下降して最小レベルに至る第2タイミングと、第1および第2タイミング間にあって、電位が最大レベルから一旦下降した後に最大レベルに戻る谷期間とを設ける液晶表示装置の駆動方法。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の液晶表示装置と、チューナとを備えるテレビジョン受像機。
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