JP2016196129A - 液体吐出装置、インプリント装置および部品の製造方法 - Google Patents

液体吐出装置、インプリント装置および部品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016196129A
JP2016196129A JP2015076994A JP2015076994A JP2016196129A JP 2016196129 A JP2016196129 A JP 2016196129A JP 2015076994 A JP2015076994 A JP 2015076994A JP 2015076994 A JP2015076994 A JP 2015076994A JP 2016196129 A JP2016196129 A JP 2016196129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
liquid
chamber
head
discharge port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015076994A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6494380B2 (ja
Inventor
義雅 荒木
Yoshimasa Araki
義雅 荒木
祐一 ▲高▼橋
祐一 ▲高▼橋
Yuichi Takahashi
新井 剛
Takeshi Arai
剛 新井
裕 三田
Yutaka Mita
裕 三田
達 石橋
Toru Ishibashi
達 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015076994A priority Critical patent/JP6494380B2/ja
Priority to TW105107419A priority patent/TWI649212B/zh
Priority to SG10201602246XA priority patent/SG10201602246XA/en
Priority to US15/078,064 priority patent/US9834002B2/en
Priority to KR1020160035861A priority patent/KR102042886B1/ko
Priority to CN201610206780.4A priority patent/CN106042642B/zh
Publication of JP2016196129A publication Critical patent/JP2016196129A/ja
Priority to US15/707,169 priority patent/US10518546B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6494380B2 publication Critical patent/JP6494380B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】 ヘッド内の圧力を安定的に維持することができ、ヘッドからの液体の漏れをより抑制できる液体吐出装置を提供する。【解決手段】 液体を吐出する吐出口が形成された吐出口面を有するヘッドと、ヘッドへ供給される液体を収容する第1タンクと、第1タンクの内部空間を液体を収容する第1室と作動液を収容する第2室とに仕切ると共に可撓性を有する可撓部と、第2室と連通し、第2室へ供給される作動液を収容する第2タンクと、を有し、第2タンクが大気開放された状態で、第2タンク内の作動液の液面の位置を所定範囲内になるように調整する調整手段を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、液体を吐出する液体吐出ヘッドを備えた液体吐出装置、インプリント装置および部品の製造方法に関する。
液体を吐出する吐出口(以下、「ノズル」と称す)を有する液体吐出ヘッド(以下、単に「ヘッド」と称す)を備えた液体吐出装置が知られている。このような液体吐出装置は、近年、多様な分野で利用されており、例えば、インクジェット記録装置などに利用されている。
一般的に、液体がヘッド(ノズル)から外部へ漏れないように、ヘッド内は常に負圧(大気圧よりも低い圧力)に維持される必要がある。
特許文献1には、図6に示すように、ヘッド101に連通するインクタンク(インク袋)102と、インクタンク102を収容する収容部103と、インクタンク102と収容部103の間の空間内の空気を吸引する吸引装置104が開示されている。吸引装置104の吸引動作によって、インクタンク102と収容部103の間の空間に一定の負圧が形成される。この負圧によってインクタンク(インク袋)102が弾性変形(拡張)し、インクタンク102内が負圧状態に維持される。
一方、特許文献2には、図7に示すように、ヘッド201に連通するサブタンク202内の圧力を負圧に維持するために、可撓性部材203でサブタンクの内部をインク室204と浮力発生室205に分割する構成が開示されている。そして、浮力発生室205内に比重の小さい浮き袋206が可撓性部材203に連結して取り付けられている。浮力発生室205内の浮き袋206の浮力によって、インク室204内に連通されたヘッド201内が負圧の状態に維持される。
特開2006−192785号公報 特開2008−105360号公報
しかしながら、特許文献1に開示された流体吐出装置では、次のような問題があった。
すなわち、空気の体積は環境温度または圧力の変化に伴って変動しやすい。このため、流体吐出装置の周辺の気温または気圧の変化に伴って、インクタンク102と収容部103の間の空間に封入された空気の体積が敏感に環境温度または圧力に従って変動する。その結果、インクタンク102内の液体の圧力が変動し、ヘッド101内の圧力が変化しやすい。
また、特許文献1の発明では、インクタンク102には液体で満たされており、インクタンク102と収容部103の間の空間には空気で満たされている。液体の密度と気体(空気)の密度の差が比較的大きいため、収容部103に衝撃が加えられた際に、インクタンク102が大きく揺動する可能性がある。インクタンク102の揺動によって、インクタンク102内の液体の圧力も変動し、ヘッド101内の圧力も変化しやすい。
一方、特許文献2に開示されたインクジェット記録装置では、気体で満たされた浮き袋206を浮力発生室205内の液体中に沈める必要があった。そして、このような構成においても、気体の密度と液体の密度との差が比較的大きいため、サブタンク202の筐体に衝撃が加わった際、浮き袋206は大きく揺動する。従って、浮き袋206に連結されたインク室204、またはインク室204に連通するヘッド201内の圧力も変化しやすい。
即ち、特許文献1または特許文献2に開示された液体吐出装置では、ヘッド内の圧力を安定的に維持できず、ヘッドからインクが漏れる恐れがあった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ヘッド内の圧力を安定的に維持でき、ヘッドからの液体の漏れをより抑制できる液体吐出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の液体吐出装置は、液体を吐出する吐出口が形成された吐出口面を有するヘッドと、前記ヘッドへ供給される液体を収容する第1タンクと、前記第1タンクの内部空間を前記液体を収容する第1室と作動液を収容する第2室とに仕切ると共に可撓性を有する可撓部と、前記第2室と連通し、前記第2室へ供給される前記作動液を収容する第2タンクと、を有し、前記第2タンク内の前記作動液の液面が前記吐出口面よりも下方に配置された液体吐出装置であって、前記第2タンクが大気開放された状態で、前記第2タンク内の作動液の液面の位置を所定範囲内になるように調整する調整手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、ヘッド内の圧力を安定的に維持することができ、ヘッドからの液体の漏れをより抑制することができる。
本発明の第1実施例に係る液体吐出装置の概念図。 第1実施例の第1タンクの第1室内のインクが一部消費された状態を示す概念図。 第1実施例の第3タンクから第2タンクへ作動液を補充する状態を示す概念図。 第1実施例の第2タンクへ作動液を補充する制御を示すフローチャート。 本発明の第2実施例に係るインプリント装置の概念図。 従来技術その1の流体吐出装置の説明図。 従来技術その2のインクジェット記録装置の説明図。
[第1実施例]
以下、図1〜図4を参照して本発明の第1実施例について説明する。なお、本実施例では、インクを吐出するインクジェット記録装置(以下、「吐出装置」を称する)を本発明の液体吐出装置の一例として説明する。また、本実施例の吐出装置に使用される「インク」は、本発明の液体吐出装置に使用される「液体」を構成する一例である。
図1は、本実施例の吐出装置(液体吐出装置)の概念図である。
図1に示すように、本実施例では、吐出装置100は主に、インク(液体)を吐出するヘッド1と、インクを収容する第1タンク2と、作動液を収容する第2タンク3を備えている。また、吐出装置100は、記録媒体91を搬送する搬送手段92や、搬送手段92を支持する支持部93などを備えている。なお、記録媒体91は、吸着手段(図示しない)によって搬送手段92に吸着して保持される。
第1タンク2は、ほぼ密閉した状態の直方体状の筐体20を備え、筐体20の底部にはヘッド1が取り付けられている。第1タンク2には大気連通口が設けられていない。なお、ヘッド1は、筐体20の底面において、吐出口(図示しない)が形成された吐出口面10を備えている。
筐体20の内部には、可撓性を有する可撓性膜8(可撓部)が設けられており、第1タンク2が可撓性膜8によって第1室21と第2室22に仕切られる。第1室21は、筐体20の底部に設けられたヘッド1の内部と連通しており、ヘッド1へ供給されるインクを収容している。一方、第2室22は、流路T1を通じて第2タンク3と連通しており、第2タンク3から供給される作動液を収容している。
なお、本実施例では、第1室21はインクで満たされており、第2室22は作動液で満たされている。
また、本実施例では、後述するように、より安定的にヘッド1内の負圧を維持するために、第2室22内の作動液として、第1室21内のインクとほぼ同じ密度の液体を採用している。また、作動液は、非圧縮性を有する物質であり、例えば、水等の液体や、ゲル状物質を作動液として用いることができる。
流路T1の、第2タンク3に接続する一端(下端)は、第2タンク3内の作動液の液面以下に配置されている。また、流路T1は、作動液で満たされるように構成されている。
図1に示すように、第2タンク3の上部には、大気連通口31が設けられており、第2タンク3が大気開放されている。第2タンク3が大気開放された状態で、常にヘッド1内に負圧の状態が維持されるように、第2タンク3内の作動液の液面の位置Bが、ヘッド1の吐出口面10の位置Aよりも下方に配置される。即ち、本実施例の吐出装置100では、作動液を収容する第2タンク3内の液面の位置Bと吐出口面10の位置Aの間の高低差(水頭差H)によって、ヘッド1内の負圧状態が維持される。
図2は、第1タンク2の第1室21内のインク(液体)が一部消費された状態を示す概念図である。
図2に示すように、第1タンク2(第1室21)内のインクが消費されると、毛管力によって第2タンク3から第2室22へ作動液が供給される。従って、第2タンク3内の作動液の液面が低下し、位置Aと位置Bの間の水頭差Hが変化する。
本実施例では、吐出装置100は、ヘッド1内の負圧が所定の範囲内に維持されるように、第2タンク3内の作動液の液面の位置を所定の範囲内になるように調整する調整手段4を備えている。
具体的には、調整手段4は、第2タンク3内の液面の位置を検知する液面検知手段5と、第2タンク3へ作動液を補充する補充手段6を備えている。
液面検知手段5は、第2タンク3内において、下限位置センサ5Aと上限位置センサ5Bを備えている。下限位置センサ5Aと上限位置センサ5Bは、ヘッド1内の圧力(負圧)が所定の範囲内となるような位置に配されている。なお、本実施例では、下限位置センサ5Aおよび上限位置センサ5Bは、光学式センサである。
第2タンク3内の液面を所定の範囲内(下限位置Loと上限位置Hiの間)に維持させることにより、ヘッド1内の負圧を所定の範囲内に収めることができる。言い換えれば、第2タンク3内の液面が下限位置Lo以下に低下しなければ、ヘッド1内の負圧は所定範囲の上限を超えることなく、吐出口におけるメニスカスの破壊可能性も低い。一方、液面が上限位置Hi以上に上昇しなければ、ヘッド1内の負圧が所定範囲の下限を超えることなく、インクがヘッド1から漏れる可能性も少ない。
補充手段6は、作動液を収容する第3タンク61と、第2タンク3と第3タンク61を接続する流路62と、流路62に配置され第3タンク61から第2タンク3へ作動液を供給(送液)するポンプ63とを備えている。なお、第3タンク61は、第2タンク3と同様に大気連通口611を備え、大気開放されている。また、ポンプ63は、第2タンク3へ作動液を補充する補充動作以外では停止しており、流路62も閉状態となっている。
図3は、第3タンクから第2タンクへ作動液を補充する状態を示す概念図である。
図3に示すように、下限位置センサ5Aによって第2タンク3内の液面が下限位置Loまで低下したことを検知した場合、補充手段6(ポンプ63)を作動させ、第3タンクから第2タンクへ作動液を補充して第2タンク内の液面を下限位置Lo以上に回復させる。第2タンク3内の液面が再び上限位置Hiに達したことが検知されたとき、ポンプ63が停止される。これにより、ヘッド1内の負圧を所定範囲内に維持することができる。
図4は、第3タンクから第2タンクへ作動液を補充する制御を示すフローチャートである。
図4に示すように、ヘッド1からインクの吐出が開始する(S1)と、液面検知手段5の検知結果に基づき第3タンクから第2タンクへ作動液の補充制御が開始する。即ち、ヘッド1の吐出動作の開始と同時に、第2タンク3内に設置された下限位置センサ5Aによって、第2タンク内の液面の検知(監視)を開始する(S2)。
ステップS2において、下限位置センサ5Aによって第2タンク3内の液面が下限位置Loまで低下したことが検知されると、ポンプ63を駆動することによって第3タンク61から第2タンク3へ作動液を送液する(S3)。
ステップS3において、作動液が第3タンク61から第2タンク3へ供給されると、第2タンク3内の液面が上昇する。上限位置センサ5Bによって第2タンク3内の液面が上限位置Hiまで上昇したことが検知される(S4)と、ポンプ63が停止され(S5)、補充制御が終了する。
なお、ステップS4において、上限位置センサ5Bが第2タンク3内の液面が上限位置Hiまで上昇したことをまだ検知されない場合、ステップS3へ戻り、ポンプ63による送液動作が継続される。
このように、本実施例では、第2タンク3内の液面を吐出口面10よりも下方に配置させ、さらに調整手段4によって第2タンク3内の液面を所定の範囲内に調整することにより、安定的にヘッド1内の圧力を所定の範囲(負圧)に制御することができる。よって、ヘッド1からインクの漏れを有効に抑制することができる。また、ヘッド1からインクを安定的に吐出することもできる。
特に、本実施例では、第1タンク2内(第1室21および第2室22)が密度の近いインクと作動液で満たされているため、筐体20に衝撃があっても振動が有効に抑制される。従って、振動によるヘッド1内の圧力への影響が小さく、ヘッド1内を安定した負圧状態に維持することができる。
なお、本実施例では、第2室22に充填される作動液は、気体に比べて、環境温度および圧力の変化からの影響を受けにくい。したがって、吐出装置100の周辺の気温または気圧が変化しても、作動液の体積はほとんど変動しないため、第1室21に連通するヘッド1内のインクの圧力の変動が確実に抑制されている。
以下、吐出装置100の可撓性膜8(可撓部)について詳細に説明する。
図2に示すように、本実施例では、可撓性膜8は、筐体の上面、底面および二つの側面とそれぞれ接続し、鉛直方向(縦方向)に沿って筐体20内に設けられている。これにより、筐体20内に第1室21と第2室22が左右に分かれて形成される。
第1タンク2の第1室21内のインクが消費されると、可撓性膜8が変形し、第1室21の容積が減少すると共に第2室22の容積が拡大する。よって、第1室21において消費されたインクの容積と同容積の作動液が、流路T1を通じて第2タンク3から第2室22へ供給される。このとき、可撓性膜8は、図2示すように、水平方向に沿って左から右へ移動する。
言い換えれば、インクの消費によって、第1タンク2内に収容されるインクと作動液の体積比率が変化するが、作動液とインクがほぼ同じ密度であるため、第1タンク2内の重心がほぼ変化しない。このため、筐体20の下部に位置するヘッド1内に安定した負圧が維持される。
特に、本実施例では、可撓性膜8を鉛直方向に沿って配置することにより、仮にインクと異なる密度の作動液を採用しても、インクの消費によって第1タンク2内(液体)の重心が水平方向にのみ移動し、高さ方向にはほぼ移動しない。
一方、可撓性膜8を水平方向に配置した場合は、インクの消費に伴って第1タンク2の重心が高さ方向に移動する。可撓性膜8を鉛直方向に配置した場合は、可撓性膜8を水平方向に配した場合に比べ、ヘッド1内の負圧を安定的に維持することができる。従って、可撓性膜8(可撓部)を鉛直方向に配置することにより、使用可能な作動液の選択肢が増え、設計しやすくなる効果がある。
なお、本実施例では、可撓性膜8は、筐体の上面、下面および側面と接続することにより筐体を第1室21、第2室22に仕切って形成する例を説明したが、他の配置形態も可能である。例えば、インクを収容する第1室21が作動液を収容する第2室22にほぼ包囲されるように可撓性膜8を筐体20内に取り付けてもよい。即ち、インクを収容する第1室21(空間)が可撓性膜8で包まれるように可撓性膜8を筐体20に取り付けても良い。
また、本実施例に使用される可撓性膜8は、接液性等の観点から、インク(第1室に収容される液体)の特性に適した部材を選定することが好ましい。
本実施例では、インクを吐出するインクジェット記録装置を例として、液体吐出装置を説明したが、例えば、導電性液体またはUV硬化性液体などの液体を吐出する液体吐出装置に本発明を適宜に変更して適用することができる。
本実施例では、第1タンク2の筐体20の下部にヘッド1を取り付けて一体化した構成を説明したが、ヘッド1と第1タンク2を別々に構成し、接続チューブを用いてヘッド1と第1タンク2(第1室21)を接続してもよい。
本実施例では、第1タンク(第2室22)は、流路T1を通じて第2タンク3と接続しているが、流路T1にジョイント部を設けて、第1タンク2と第2タンク3を分離(着脱)可能なように構成してもよい。
本実施例では、筐体20の容積を500mlとし、第1室21内のインクの初期量を約400mlとし、第2室22内の作動液の初期量を約100mlとしたが、適宜に変更してもよい。
例えば、筐体20の容積を400mlとし、第1室21内のインク(液体)の初期量も約400mlとし、初期状態において作動液を0に近い最小値として設定してもよい。即ち、空気の混入が無視できる場合、初期状態では第2室22に作動液が充填されていなくてもよい。
本実施例では、第1タンク2(ヘッド1)がキャリッジ(図示しない)に搭載され、キャリッジの移動と共にインクが吐出され記録動作が行われる。第1タンク2が移動している場合でも、第1タンク2の内部空間がインクと作動液で満たされており、可撓性膜8の揺動が抑制される。このため、ヘッド1内の圧力変動が起きにくく、ヘッド1からインクが漏れることが軽減される。
本実施例では、液面検知手段5として光学式センサ用いられたが、例えば、液面検知手段5は、第2タンク3内に設けられた電極対を備え、電極と液面の接触によって電極間の電気的変化を検知する構成であってもよい。
また、液面検知手段5は、静電容量式センサを用いて第2タンク3内の液面位置を検知する構成であってもよい。そして、液面検知手段5は、第2タンク3内にフロートを設け、フロートの位置を検知することにより液面を検知する構成であってもよい。
本実施例では、ポンプ63は、例えば、シリンジポンプ、チューブポンプ、ダイアフラムポンプまたはギアポンプなどが挙げられるが、吐出装置100の性能に適したポンプを選定することができる。例えば、第3タンク61を密閉空間とした場合、第3タンク61内を加圧して作動液を第2タンク3へ供給する構成とすることもできる。
また、第2タンク3と第3タンク61の間に液面の高低差が存在し且つ流路62の一端が第2タンク3の作動液中に存在する場合、作動液の供給が停止されている間でも、流路62を閉状態にする必要がある。この場合、停止時に流路を遮蔽できるポンプを使用してもよく、流路62の上記一端を第2タンク3の作動液の液面の上の位置に配置してもよい。または、流路62を閉じることが可能なバルブを別途配置してもよい。
[第2実施例]
以下、図5を用いて本発明の第2実施例について説明する。なお、図5は、本実施例に係るインプリント装置の概念図である。
図5に示すように、本発明のインプリント装置200は、主に液体吐出装置100Aと、パターン形成部(パターン形成手段)900とを備えている。
なお、液体吐出装置100Aは、基本的に第1実施例の吐出装置100と同じ構成である。なお、本実施例では、第1タンク2の第1室21には、光硬化性のレジストが収容されており、第1室21に連通されるヘッド1から、後述するウェハー基板91A(基板)へレジストが吐出される。一方、第2室22には、レジストと密度の近い作動液が充填されている。
なお、本実施例では、レジストは、光硬化性を有する樹脂で構成されているが、他の光硬化性を有する物質(液体)で構成されてもよい。また、本実施例では、可撓性膜8として厚みが10μm〜200μmのアルミ多層フィルムが使用される。アルミ多層フィルムのような材料では、レジストに対して安定性を有し、液体および気体が透過しにくい特性を有する特徴から、可撓部として好適である。
パターン形成部900は、主にモールド94と露光ユニット(光照射手段)95を備えている。また、パターン形成部900には、モールド94を上下に移動させる移動手段96が備えられている。
なお、モールド94は、移動手段96を介して第1保持部97に保持され、露光ユニット95は、第2保持部98に保持されている。また、モールド94は、光透過性を有する石英材質で構成されており、一方の表面(下面)側に溝状の微細パターン(凹凸パターン)が形成されている。露光ユニット95は、モールド94の上方に配置されており、モールド94を隔てて、後述するウェハー基板91A上のレジスト(パターン)を照射して硬化させることができる。
以下、本実施例のインプリント装置200を用いてウェハー基板91Aの表面にパターンを形成する形成工程について説明する。
本実施例では、液体吐出装置よって、レジストが吐出(付与)されたウェハー基板の上面と、凹凸パターンが形成されたモールドの下面とを当接させ、ウェハー基板の上面において、モールドの下面にある凹凸パターンに対応するパターンを形成する。
具体的には、液体吐出装置100Aのヘッド1から、ウェハー基板91Aの上面に所定のパターンとなるようにレジストが吐出(付与)される(付与工程)。
その後、レジスト(パターン)が付与(形成)されたウェハー基板91Aが、搬送手段92によってモールド94の下方に搬送される。
移動手段96によって、モールド94を下方へ降下させ、ウェハー基板91Aの上面に形成されたレジスト(パターン)にモールド94の下面を押し当てる。これにより、モールド94の下面にある凹凸パターンを構成する溝状の微細パターンにレジストが押し込まれて充填される(パターン形成工程)。
レジストが微細パターンに充填された状態で、光透過性のモールド94を隔てて露光ユニット95から紫外線をレジストへ照射することにより、ウェハー基板91Aの表面にレジストからなるパターンが形成される(処理工程)。
パターンが形成された後、移動手段96によってモールド94を上昇させ、ウェハー基板91Aに形成されたパターンとモールド94が分離される。ウェハー基板91A上のパターン形成工程が終了する。
第1実施例と同様に、本実施例では、第2タンク3内の液面を吐出口面10よりも下方に配置させ、さらに調整手段4によって第2タンク内の液面を所定の範囲内に調整することにより、安定的にヘッド1内の圧力を所定の範囲(負圧)に制御することができる。よって、ヘッド1からレジスト(液体)の漏れを有効に抑制することができる。また、ヘッド1からレジストを安定的に吐出することもできる。
また、本実施例では、第1タンク2内の空間が密度の近いレジストと作動液で満たされているため、筐体20に衝撃があっても振動が有効に抑制される。従って、振動によるヘッド1内の圧力への影響が小さく、ヘッド1内を安定した負圧状態に維持することができる。
また、本実施例では、第2室22に充填される作動液は、気体に比べて、環境温度および圧力の変化からの影響を受けにくい。したがって、インプリント装置200の周辺の気温または気圧が変化しても、作動液の体積はほとんど変動しないため、第1室21に連通するヘッド1内のレジストの圧力の変動が確実に抑制されている。
本発明のインプリント装置を、例えば、半導体集積回路素子や液晶表示素子などのデバイスを製造する半導体製造装置やナノインプリント装置などに適用することができる。
本発明のインプリント装置を用いて部品を製造することができる。
部品の製造方法としては、インプリント装置(ヘッド)を用いて、基板(ウェハー、ガラスプレート、フィルム状基板など)にレジストを吐出(付与)する工程(付与工程)を有してもよい。
また、基板のレジストが吐出(付与)された表面と、凹凸パターンが形成されたモールドの表面とを当接させ、基板の表面にモールドの凹凸パターンに対応するパターンを形成するパターン形成工程を有してもよい。
また、パターンが形成された基板を処理する処理工程を有してもよい。なお、基板を処理する処理工程として、基板をエッチングするエッチング処理工程を有してもよい。
なお、パターンドメディア(記録媒体)や光学素子などのデバイス(部品)を製造する場合は、エッチング処理以外の加工処理が好ましい。
本発明の部品の製造方法によれば、従来の部品製造方法に比べ、部品の性能・品質・生産性が向上し、生産コストを削減することもできる。
1 ヘッド
2 第1タンク
3 第2タンク
4 調整手段
8 可撓性膜(可撓部)
10 吐出口面
21 第1室
22 第2室
100 インクジェット記録装置(液体吐出装置)

Claims (7)

  1. 液体を吐出する吐出口が形成された吐出口面を有するヘッドと、
    前記ヘッドへ供給される液体を収容する第1タンクと、
    前記第1タンクの内部空間を前記液体を収容する第1室と作動液を収容する第2室とに仕切ると共に可撓性を有する可撓部と、
    前記第2室と連通し、前記第2室へ供給される前記作動液を収容する第2タンクと、
    を有し、前記第2タンク内の前記作動液の液面が前記吐出口面よりも下方に配置された液体吐出装置であって、
    前記第2タンクが大気開放された状態で、前記第2タンク内の作動液の液面の位置を所定範囲内になるように調整する調整手段を有することを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記調整手段は、前記第2タンク内の作動液の液面の位置を検知する液面検知手段を有することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記調整手段は、前記作動液を収容する第3タンクと、前記第2タンクと前記第3タンクを接続する流路と、前記流路に配置され前記第3タンクから前記第2タンクへ前記作動液を供給するポンプと、を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記可撓部は、鉛直方向に沿って前記第1タンク内に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  5. 液体を吐出する吐出口が形成された吐出口面を有するヘッドと、
    前記ヘッドへ供給される液体を収容する第1タンクと、
    前記第1タンクの内部空間を前記液体を収容する第1室と作動液を収容する第2室とに仕切ると共に可撓性を有する可撓部と、
    前記第2室と連通し、前記第2室へ供給される前記作動液を収容する第2タンクと、を有し、前記第2タンク内の前記作動液の液面が前記吐出口面よりも下方に配置されたインプリント装置であって、
    前記第2タンクが大気開放された状態で、前記第2タンク内の作動液の液面の位置を所定範囲内になるように調整する調整手段と、
    前記ヘッドによって一方の表面に前記液体が吐出された基板の前記一方の表面と、凹凸パターンが形成されたモールドの前記凹凸パターンが形成された表面とを当接させ、前記基板の前記一方の表面において、前記モールドの前記凹凸パターンに対応するパターンを形成する形成手段と、を有することを特徴とするインプリント装置。
  6. 前記液体は光硬化性を有する液体であって、
    前記パターン形成手段は、前記基板に形成された前記パターンに光を照射して当該パターンを硬化させる光照射手段を備えることを特徴とする請求項5に記載のインプリント装置。
  7. 液体を吐出する吐出口が形成された吐出口面を有するヘッドと、
    前記ヘッドへ供給される液体を収容する第1タンクと、
    前記第1タンクの内部空間を前記液体を収容する第1室と作動液を収容する第2室とに仕切ると共に可撓性を有する可撓部と、
    前記第2室と連通し、前記第2室へ供給される前記作動液を収容する第2タンクと、
    前記第2タンクが大気開放された状態で、前記第2タンク内の作動液の液面の位置を所定範囲内になるように調整する調整手段と、を有し、前記第2タンク内の前記作動液の液面が前記吐出口面よりも下方に配置されたインプリント装置を用いて、基板を備えた部品を製造する部品の製造方法であって、
    前記ヘッドによって液体を基板の表面へ付与する付与工程と、
    前記基板の前記液体が付与された表面と、凹凸パターンが形成されたモールドの表面とを当接させ、前記基板の前記表面に前記モールドの前記凹凸パターンに対応するパターンを形成するパターン形成工程と、
    前記パターンが形成された前記基板を処理する処理工程と、を有することを特徴とする部品の製造方法。
JP2015076994A 2015-04-03 2015-04-03 液体吐出装置、インプリント装置および部品の製造方法 Active JP6494380B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015076994A JP6494380B2 (ja) 2015-04-03 2015-04-03 液体吐出装置、インプリント装置および部品の製造方法
TW105107419A TWI649212B (zh) 2015-04-03 2016-03-10 液體排放設備、壓印設備及部件製造方法
SG10201602246XA SG10201602246XA (en) 2015-04-03 2016-03-22 Liquid discharge apparatus, imprint apparatus and part manufacturing method
US15/078,064 US9834002B2 (en) 2015-04-03 2016-03-23 Liquid discharge apparatus, imprint apparatus and part manufacturing method
KR1020160035861A KR102042886B1 (ko) 2015-04-03 2016-03-25 액체 토출 장치, 임프린트 장치 및 부품 제조 방법
CN201610206780.4A CN106042642B (zh) 2015-04-03 2016-04-05 液体排出设备、压印设备和组件制造方法
US15/707,169 US10518546B2 (en) 2015-04-03 2017-09-18 Liquid discharge apparatus, imprint apparatus and part manufacturing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015076994A JP6494380B2 (ja) 2015-04-03 2015-04-03 液体吐出装置、インプリント装置および部品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016196129A true JP2016196129A (ja) 2016-11-24
JP6494380B2 JP6494380B2 (ja) 2019-04-03

Family

ID=57357402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015076994A Active JP6494380B2 (ja) 2015-04-03 2015-04-03 液体吐出装置、インプリント装置および部品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6494380B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019043104A (ja) * 2017-09-06 2019-03-22 キヤノン株式会社 吐出材収容ユニットおよび吐出材吐出装置
WO2019107383A1 (en) * 2017-11-30 2019-06-06 Canon Kabushiki Kaisha Ejection-material ejection apparatus and imprinting apparatus
JP2019098588A (ja) * 2017-11-30 2019-06-24 キヤノン株式会社 吐出材吐出装置
JP2019098628A (ja) * 2017-12-01 2019-06-24 キヤノン株式会社 吐出材吐出装置
US10513125B2 (en) 2017-07-14 2019-12-24 Canon Kabushiki Kaisha Fluid containing member
TWI693163B (zh) * 2017-07-14 2020-05-11 日商佳能股份有限公司 流體容納構件
KR20200079295A (ko) * 2017-11-30 2020-07-02 캐논 가부시끼가이샤 토출재 토출 장치 및 임프린트 장치

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11348300A (ja) * 1998-06-08 1999-12-21 Canon Inc プリント装置
JP2000309109A (ja) * 1999-04-26 2000-11-07 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2003154674A (ja) * 2001-11-20 2003-05-27 Sharp Corp インクジェットプリンタ
JP2006088090A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Seiko Epson Corp 液滴吐出装置
JP2008105360A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Fujifilm Corp インク貯留容器およびインクジェット記録装置
JP2009012452A (ja) * 2007-06-07 2009-01-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010274549A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Brother Ind Ltd 画像記録装置
JP2011098302A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Sharp Corp インクジェットユニット
US8807718B2 (en) * 2012-11-28 2014-08-19 Eastman Kodak Company Pressure regulated inkjet printhead with replaceable on-axis ink tank
JP2015018966A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 大日本印刷株式会社 インプリント装置及びインプリント方法
JP2015092549A (ja) * 2013-10-04 2015-05-14 キヤノン株式会社 液体吐出装置、液漏れ抑制方法、インプリント装置および部品の製造方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11348300A (ja) * 1998-06-08 1999-12-21 Canon Inc プリント装置
JP2000309109A (ja) * 1999-04-26 2000-11-07 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2003154674A (ja) * 2001-11-20 2003-05-27 Sharp Corp インクジェットプリンタ
JP2006088090A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Seiko Epson Corp 液滴吐出装置
JP2008105360A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Fujifilm Corp インク貯留容器およびインクジェット記録装置
JP2009012452A (ja) * 2007-06-07 2009-01-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010274549A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Brother Ind Ltd 画像記録装置
JP2011098302A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Sharp Corp インクジェットユニット
US8807718B2 (en) * 2012-11-28 2014-08-19 Eastman Kodak Company Pressure regulated inkjet printhead with replaceable on-axis ink tank
JP2015018966A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 大日本印刷株式会社 インプリント装置及びインプリント方法
JP2015092549A (ja) * 2013-10-04 2015-05-14 キヤノン株式会社 液体吐出装置、液漏れ抑制方法、インプリント装置および部品の製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10513125B2 (en) 2017-07-14 2019-12-24 Canon Kabushiki Kaisha Fluid containing member
TWI693163B (zh) * 2017-07-14 2020-05-11 日商佳能股份有限公司 流體容納構件
JP2019043104A (ja) * 2017-09-06 2019-03-22 キヤノン株式会社 吐出材収容ユニットおよび吐出材吐出装置
WO2019107383A1 (en) * 2017-11-30 2019-06-06 Canon Kabushiki Kaisha Ejection-material ejection apparatus and imprinting apparatus
JP2019098588A (ja) * 2017-11-30 2019-06-24 キヤノン株式会社 吐出材吐出装置
KR20200079295A (ko) * 2017-11-30 2020-07-02 캐논 가부시끼가이샤 토출재 토출 장치 및 임프린트 장치
KR102312743B1 (ko) 2017-11-30 2021-10-18 캐논 가부시끼가이샤 토출재 토출 장치 및 임프린트 장치
US11535039B2 (en) 2017-11-30 2022-12-27 Canon Kabushiki Kaisha Ejection-material ejection apparatus and imprinting apparatus
JP2019098628A (ja) * 2017-12-01 2019-06-24 キヤノン株式会社 吐出材吐出装置
JP7030494B2 (ja) 2017-12-01 2022-03-07 キヤノン株式会社 吐出材吐出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6494380B2 (ja) 2019-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6494380B2 (ja) 液体吐出装置、インプリント装置および部品の製造方法
JP6362109B2 (ja) インプリント装置および部品の製造方法
KR102042886B1 (ko) 액체 토출 장치, 임프린트 장치 및 부품 제조 방법
JP6590504B2 (ja) 液体吐出装置、インプリント装置および部品の製造方法
JP6594488B2 (ja) インプリント装置および部品の製造方法
US10093103B2 (en) Liquid discharge apparatus, imprint apparatus, and article manufacturing method
JP6827713B2 (ja) 液体吐出装置、インプリント装置および部品の製造方法
JP7309433B2 (ja) 保管装置
JP7171234B2 (ja) 流体収納部材
KR102266118B1 (ko) 액체 토출 장치, 임프린트 장치 및 방법
KR102266633B1 (ko) 액체 토출 장치, 임프린트 장치 및 방법
US20240083173A1 (en) Liquid ejection apparatus, imprint apparatus, and ejection method
JP2019043104A (ja) 吐出材収容ユニットおよび吐出材吐出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190305

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6494380

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151