JP2016195075A - 携帯端末 - Google Patents

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克典 榊原
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Abstract

【課題】固定部材によって電池蓋を浸水経路が形成されることなく端末本体部に固定し、部品点数の削減、防塵性及び防水性の向上を実現する構成を提供する。【解決手段】携帯端末10は、電池30を収容する電池収容部22を備える端末本体部20と、端末本体部20に着脱可能な構成で、電池収容部22を被覆する電池蓋40と、端末本体部20の外部に位置し、電池蓋40を端末本体部20に対して固定する固定部材50と、を備えている。また、固定部材50に形成される係合部57が電池蓋40に形成される被係合部42に係合することで電池蓋40が電池収容部22を被覆する状態で固定される固定部材50の位置を固定位置とするとき、端末本体部20の外面21(傾斜面21b)上には、固定部材50を固定位置に移動可能に支持する支持部23a,23bが形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、携帯端末に関するものである。
従来の携帯端末は、図14に示すように、端末1内に内蔵する乾電池などの電源を交換可能にするために、電源を覆う電源カバー3を端末本体2に組み込まれた可動式レバー4で固定する構成が用いられている。また、例えば、特許文献1に開示される携帯端末は、電池蓋の係合爪が、それぞれ端末本体部の孔部に係合すると共に、電池蓋の係合壁が、端末本体部に組み付けられた解除操作部の変位爪に係合することで、電池蓋が端末本体部に保持される構成である。
特開2009−65428号公報
近年、携帯端末の小型軽量化が求められており、携帯端末を構成する部品点数の低減を図る必要がある。また、携帯端末における防塵性及び防水性の保護等級(IPコード)も高等級であることが求められており、端末本体における浸水経路の発生防止が必要となっている。
しかしながら、図14に示す従来の携帯端末の構成では、電源カバー3を固定する可動式レバー4を端末本体2に組み付けてスライド移動可能とするために、端末本体2の内部(回路基板などが収容されるスペース)に通じるような開口部を形成する必要がある。そのため、端末本体2に外部へと繋がる浸水経路が形成され、端末1の防塵性及び防水性が悪化する問題がある。
また、このような防水性の悪化を抑制するために、端末本体2の内部側から浸水経路を塞ぐための蓋やパッキンを設ける方法も考えられるが、端末1を構成する部品点数の増大を招き、端末1の小型軽量化を図ることができなくなる。特許文献1の携帯端末の構成も同様である。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、固定部材によって電池蓋を浸水経路が形成されることなく端末本体部に固定し、部品点数の削減、防塵性及び防水性の向上を実現する構成を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明に関する携帯端末は、
電池を収容する電池収容部を備える端末本体部と、
前記端末本体部に着脱可能な構成で、前記電池収容部を被覆する電池蓋と、
前記端末本体部の外部に位置し、前記電池蓋を前記端末本体部に対して固定する固定部材と、
を備え、
前記固定部材に形成される係合部が前記電池蓋に形成される被係合部に係合することで前記電池蓋が前記電池収容部を被覆する状態で固定される前記固定部材の位置を固定位置とするとき、
前記端末本体部の外面上には、前記固定部材を少なくとも前記固定位置に移動可能に支持する支持部が形成されることを特徴とする。
請求項1の発明では、端末本体部の外面上に、固定部材を少なくとも固定位置で移動可能に支持する支持部が形成される構成である。このような支持部を設けることによって、固定部材が組み付けられるように機能する開口部を端末本体部に設ける必要がなくなる。すなわち、上記固定部材のような部品を端末本体部に組み付ける場合に、一般に端末本体部に開口部を形成して固定部材を入り込ませ、その一部を外部に露出させるような構成で固定部材の支持及び操作を可能とするが、このような開口部が不要となる。そのため、開口部を設けることによって防水性を確保するためのパッキンなどの部品点数の増大を回避することができ、その開口部を介した浸水経路が形成されることもなく防塵性及び防水性を向上させることができる。
請求項2の発明では、支持部は、固定部材を、固定位置と、係合部と被係合部との係合が解除される解除位置と、の間にて外面に沿うように案内するように形成される構成となっている。
この構成によれば、固定部材の固定位置と解除位置との間の移動を、支持部の案内により外面に沿って行わせることができ、固定部材の移動を案内するような開口部を端末本体部に設ける必要がなくなる。そのため、防水性を確保するためのパッキンなどの部品点数の増大を抑え、防塵性及び防水性を向上させることができる。
請求項3の発明では、端末本体部の支持部は、固定部材が固定位置と解除位置との間を移動する際の移動方向と直交する方向への当該固定部材の移動を規制するように形成される構成である。
この構成によれば、固定部材が固定位置と解除位置との間を移動する際に、支持部によって固定部材が端末本体部から抜け出すことを抑制しつつ、移動方向への円滑な移動を促すことができる。
請求項4の発明では、端末本体部には、固定部材が解除位置に位置する時に、固定部材の一部が嵌り込む第1凹部が形成される構成である。
この構成によれば、固定部材を解除位置に位置させる際に、固定部材の一部が端末本体部の第1凹部に嵌り込むことによって、固定部材が解除位置から外れて端末本体部から抜け落ちることを抑制することができる。
請求項5の発明では、端末本体部には、固定部材が固定位置に位置する時に、上記固定部材の一部が嵌り込む第2凹部が形成される構成である。
この構成によれば、固定部材が固定位置に位置するように電池蓋を端末本体部に固定する際に、固定部材の一部が端末本体部の第2凹部に嵌り込むことによって、固定部材の位置決めを容易に行うことができる。また、電池蓋が端末本体部に対して固定状態にある時に、固定部材の一部が端末本体部の第2凹部に嵌り込むことによって、固定部材が固定位置から抜け出すことを抑制することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る携帯端末を概略的に示す底面図である。 図2は、図1の携帯端末の電気的構成を例示するブロック図である。 図3は、図1のA−A断面を示す断面図である。 図4は、固定部材が解除位置にある時の図1のA−A断面を示す断面図である。 図5(A)は、図3における固定部材とその固定部材周辺の一部を拡大して示す断面図であり、図5(B)は、図4における固定部材とその固定部材周辺の一部を拡大して示す断面図である。 図6は、図1の固定部材の平面図である。 図7は、図1の固定部材の底面図である。 図8は、図1の固定部材の左側面図である。 図9は、図1の固定部材の正面図である。 図10は、固定部材を端末本体部に組み付ける前の状態を概略的に示す左上方から見た斜視図である。 図11は、固定部材が端末本体部に対して解除位置にある状態を概略的に示す左上方から見た斜視図である。 図12は、固定部材が端末本体部に対して固定位置にある状態を概略的に示す左上方から見た斜視図である。 図13(A)は、本発明の第1実施形態の変形例に係る固定部材を概略的に示す右上方から見た斜視図であり、図13(B)は、その固定部材を右下方から見た斜視図である。 図14は、従来の携帯端末を概略的に示す底面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明に係るプレスフィット端子を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1等に例示する携帯端末10は、例えば、ユーザによって携帯されて様々な場所で用いられる携帯型の情報端末として構成されており、バーコードや二次元コードなどの情報コードを読み取る機能を有している。また、携帯端末10は、長手状の外観をなしており、長手方向一端側において開口する形態で読取口21aが設けられ、その他端側のほぼ半分の領域が把持領域とされ、ユーザによって把持されつつ使用される構成をなしている。また、端末本体部20の内部には、回路基板(図示略)が収容されている。
ここで、情報コードCは、QRコード(登録商標)、データマトリックコード、マキシコード、その他の二次元コードなどであってもよく、バーコード等の一次元コードであってもよい。また、複数の情報コードが一度に撮像されて一括して読み取られてもよい。
なお、以下の説明では、図1に示すように、携帯端末10の長手方向における読取口21aが配置される側に向かう方向を前方向、それとは反対方向を後方向とする。また、携帯端末10の幅方向の紙面上左手方向を左方向、それとは反対方向を右方向とする。また、図3に示すように、携帯端末10の厚さ方向(前後方向及び左右方向と直交する方向)における紙面上方を上方向、それとは反対方向を下方向とする。
図2に示すように、携帯端末10が備える回路部60は、公知のレーザ方式にて情報コードCをスキャンする読取モジュール61と、メモリ64、制御回路70、トリガースイッチ74等からなるマイクロコンピュータ系とから構成されており、これらが上述の回路基板(図示略)に実装された構成をなしている。
情報コードリーダの分野においてレーザ方式の読取モジュールの構成は公知であるので詳細な説明は省略するが、例えば、レーザダイオードと、このレーザダイオードからのレーザ光を反射するミラーと、受光素子とを備えた構成とし、ミラーの角度をモータ等のアクチュエータを用いて制御することでレーザ光の走査を行い、そのレーザ光が情報コードCにて反射した反射光を受光素子にて受光することで、情報コードCの画像信号を生成する構成とすることができる。
マイコン系は、増幅回路62、A/D変換回路63、メモリ64、アドレス発生回路65、同期信号発生回路66、制御回路70、トリガースイッチ74、ブザー71、液晶表示器72、通信インタフェース73等から構成されている。
読取モジュール61から出力される画像信号(アナログ信号)は、増幅回路62に入力されることで所定ゲインで増幅された後、A/D変換回路63に入力されると、アナログ信号からディジタル信号に変換される。そして、ディジタル化された画像信号、つまり画像データ(画像情報)は、メモリ64に入力されると、所定のコード像画像情報格納領域に蓄積される。なお、同期信号発生回路66は、読取モジュール61およびアドレス発生回路65に対する同期信号を発生可能に構成されており、またアドレス発生回路65は、この同期信号発生回路66から供給される同期信号に基づいて、メモリ64に格納される画像データの格納アドレスを発生可能に構成されている。
制御回路70は、携帯端末10全体を制御可能なマイコンで、CPU、システムバス、入出力インタフェース等からなるもので、メモリ64とともに情報処理装置を構成し得るもので情報処理機能を有する。この制御回路70は、内蔵された入出力インタフェースを介して種々の入出力装置(周辺装置)と接続可能に構成されており、本実施形態の場合、トリガースイッチ74、ブザー71、液晶表示器72、通信インタフェース73等を接続されている。これにより、例えば、トリガースイッチ74の監視や管理、ビープ音やアラーム音を発生可能なブザー71の鳴動のオンオフ、液晶表示器72の表示制御、さらには読み取った情報コードCのコード内容を外部機器へ送信するといった通信インタフェース73の通信制御等を可能にしている。
次に、携帯端末10を構成する要素について詳述する。
図3、図4に示すように、携帯端末10は、電池30と、この電池30を収容する電池収容部22を備えた端末本体部20と、この端末本体部20に着脱可能に装着される電池蓋40と、を備えている。端末本体部20は、液晶表示器や操作ボタン等が配される側とは反対側に電池収容部22が構成されており、この電池収容部22内に直方体状の電池30が収容されるようになっている。
端末本体部20に形成される電池収容部22は、図3、図4、図10〜図12に示すように、端末本体部20の底面側(上方側)に開口する形態で箱状に構成されている。なお、図10〜図12では、端末本体部20の上方側の一部と固定部材50のみを図示し、その他の構成要素の図示を省略している。また、電池収容部22よりも前方側に隣接する外面21の一部は、電池収容部22側(後方側)に向かって低位置となる傾斜面21bとして構成されている。この傾斜面21bには、図10〜図12に示すように、固定部材50が端末本体部20の外面21に沿って所定方向に移動するように案内する支持部23a,23bが形成されている。支持部23aは、傾斜面21bの左側の端部から上方に立ち上がり、内側(右側)に折れ曲がるような形状であり、上面が湾曲形状となっている。同様に、支持部23bは、傾斜面21bの右側の端部から上方に立ち上がり、内側(左側)に折れ曲がるような形状であり、上面が湾曲形状となっている。
また、図5、図10に示すように、傾斜面21bと電池収容部22との間には、下方側に凹む第2凹部25が形成されている。具体的には、第2凹部25は、図10に示すように、傾斜面21bと電池収容部22との間に形成された断面視略三角形状の突起部25aと、傾斜面21bの傾斜方向下端において端末本体部20の内部側に凹むように形成された切欠部25bと、を備えている。また、傾斜面21bにおいて、第2凹部25よりも傾斜面21bに沿った上方の位置に第1凹部26が形成されている。この第1凹部26は、第2凹部25と同程度の左右方向の幅で端末本体部20の内部側に凹む断面視略三角形状となっている。また、傾斜面21bにおいて第1凹部26と隣接し傾斜面21bに沿った上方の位置に、端末本体部20の内部側に凹む第3凹部27が形成されている。この第3凹部27は、第1凹部26の幅よりも広い左右方向の幅となっている。
固定部材50は、端末本体部20に対する可動式の部材として構成され、電池蓋40を端末本体部20に対して固定するように機能する。また、固定部材50は、図6〜図9に示すように、略矩形板状の本体部51を備えている。また、本体部51の一端側(左側の端部)には、本体部51の厚みよりも薄い略板状の側板部52aが形成され、本体部51の他端側(右側の端部)には、本体部51の厚みよりも薄い略板状の側板部52bが形成されている。側板部52aは、上面が外側(左側)に向かうにつれて低位置となるように傾斜しており、側板部52bは、上面が外側(右側)に向かうにつれて低位置となるように傾斜している。また、固定部材50の下面には、前後方向における中央付近より僅かに前方向側に寄った位置から後方向に向かって本体部51よりも突出するように延出する延出部53が形成されている。この延出部53の先端部分の下方側には、下方側に突出する側面視略三角形状の第1突出部54が形成されており、この第1突出部54は第1凹部26又は第2凹部25に上方側から嵌り込むことが可能な構成となっている。
また、固定部材50の下面には、図7、図9に示すように、前後方向における中央付近であって、延出部53を挟むような位置に下方側に突出する第2突出部55a,55bが形成されている。第2突出部55a,55bは、横方向(左右方向)に伸びる長手形状に構成されている。また、固定部材50の下面には、第2突出部55a及び第2突出部55bをそれぞれ挟むように左右方向に伸びる構成で突出する第3突出部56a,56b及び第3突出部56c,56dが形成されている。
また、固定部材50の上面は、図8に示すように、本体部51の下面に対して傾斜する構成となっており、具体的には、後方に向かうにつれて高位置となるように傾斜している。また、固定部材50の上面には、端末本体部20の外面上(外面21の上面よりも上方、以下同様)で電池蓋40と係合する係合部57が形成されている。この係合部57は、本体部51の上面の後方側の端部に突出片として構成され、本体部51の延出部53と離間するように、第1突出部54よりも上方に位置するように構成されている。また、固定部材50の上面には、複数の突起状の滑り止め58が形成されている。
ここで、端末本体部20と固定部材50の連係動作について説明する。例えば、図10に示すように、固定部材50を傾斜面21bの上方側に位置させる。そして、側板部52aの後方側端部が傾斜面21bと支持部23aとの間に挿入されるように、かつ側板部52bの後方側端部が傾斜面21bと支持部23bとの間に挿入されるようにして、固定部材50を傾斜面21bに沿って移動させる。このとき、固定部材50は、支持部23a,23bの案内によって端末本体部20の外面(傾斜面21b)に沿って移動し、図4、図5(B)、図11に示すように、固定部材50の第1突出部54が第1凹部26に嵌り込み(図11も参照)、第2突出部55a,55bが第3凹部27の前方側の側壁部近傍に位置することになる。そのため、固定部材50を前方側に移動させようとする力が加えられた場合でも、第2突出部55a,55bが第3凹部27の前方側の側壁部に当接することで、固定部材50の前方側への移動を規制して端末本体部20から抜け落ちることを抑制することができる。なお、固定部材50が傾斜面21bを移動する際には、固定部材50は、傾斜面21bと端末本体部20の支持部23a,23bとによって、移動方向と直交する方向(左右方向、後斜め上方向、及び前斜め下方向)への移動が規制されて案内されることになる。
また、固定部材50を、例えば作業者によって一定の押圧力で下方側に押圧されることで、支持部23a,23bの案内によって傾斜面21bに沿ってさらに下方側に移動させる。すると、図3、図5(A)に示すように、固定部材50の延出部53が上方側に弾性変形するように第1突出部54が第2凹部25側に押し込まれて第2凹部25に嵌り込むことになる(図12も参照)。これにより、第1突出部54が第2凹部25の突起部25aに当接することで、固定部材50がそれ以上後方側に移動することを規制することができる。また、固定部材50の第2突出部55a,55bが第3凹部27の後方側の側壁部近傍に位置することになる。
また、固定部材50は、図3、図5(A)、図12の状態から、例えば作業者によって一定の押圧力で前方側に押圧されることで、支持部23a,23bによる案内によって傾斜面21bに沿って前方側に移動させる。すると、図4、図5(B)に示すように、固定部材50の延出部53が上方側に弾性変形するように第1突出部54が第1凹部26側に押し込まれて第1凹部26に嵌り込むことになる。これにより、第1突出部54が第1凹部26の前方側の壁部に当接することで、固定部材50がそれ以上前方側に移動することを規制することができる。また、第2突出部55a,55bが第3凹部27の前方側の側壁部近傍に位置することになる。
電池蓋40は、図3、図4に示すように、電池収容部22を被覆(閉塞)するものであり、略板状に形成されている。また、電池蓋40には、一端(後方側の端部)において端末本体部20における電池収容部22の後方側の側壁部に形成された凹部(図示略)に嵌り込む凸形状の係合爪41(図4参照)が形成されている。また、電池蓋40には、他端(前方側の端部)において固定位置に位置する固定部材50の係合部57と係合する被係合部42が形成されている。この被係合部42は、電池蓋40の上面から下方側に凹むように構成され、図3〜図5に示すように、断面視略L字状に形成されている。
次に、端末本体部20に電池30を収容して電池蓋40を装着する工程を説明する。まず、図3、図4に示すように、端末本体部20の電池収容部22に長手状の電池30を2本収容する。例えば、電池30は、図3、図4に示すように、+端子側に形成された凸部31が電池収容部22の側壁に形成された電池用凹部22bに嵌合し、−端子が電池収容部22に設けられた接点用ばね22cに接触した状態で、電池収容部22の底壁などによって支持されることになる。
また、図4に示すように、電池蓋40の後方側端部に形成された係合爪41を、電池収容部22の後方側の側壁部に形成された凹部(図示略)に嵌め込むようにして、図3に示すように、電池収容部22を電池蓋40によって上方側から閉塞する。
そして、固定部材50を、図11に示すように、傾斜面21bの上方側に位置する状態から傾斜面21bに沿って移動させる。例えば、作業者が固定部材50の滑り止め58部分を指で下方側に押さえつけることで固定部材50を傾斜面21bにそって移動させることができる。このようにして、固定部材50は、図4、図5(B)に示すように、係合部57と電池蓋40の被係合部42とが係合しない解除位置に位置することになり、図4に示すように、電池蓋40が端末本体部20に固定されない状態のままとなる。
また、固定部材50を解除位置から傾斜面21bに沿ってさらに下方側に移動させ、図3、図5(A)に示すように、固定部材50を係合部57と電池蓋40の被係合部42とが固定部材50の外面21上で係合する固定位置に位置させる。これにより、図3、図5(A)に示すように、固定部材50の係合部57が、電池蓋40の被係合部42におけるL字部分の底壁部の上面を上方側から当接するように係合する構成となる。そして、電池蓋40は、係合爪41が電池収容部22に形成された上記凹部(図示略)に嵌め込まれると共に、被係合部42が固定部材50の係合部57と係合することによって、端末本体部20に対して固定されることになる。なお、このとき、図1、図3に示すように、端末本体部20の外面21と、固定部材50の上面と、電池蓋40の上面とは、それぞれの間で段差形状を形成しない連続した面を構成することになる。
次に、電池蓋40を取り外して端末本体部20から電池30を取り出す工程を説明する。まず、図3、図5(A)に示すように、固定部材50が固定位置にある状態から、固定部材50を傾斜面21bに沿って前方側に移動させる。例えば、作業者が固定部材50の滑り止め58部分を指で前方側に押さえつけることで固定部材50を移動させることができる。このようにして、固定部材50は、図4、図5(B)に示すように、解除位置に位置することになり、図4に示すように、電池蓋40が端末本体部20に固定されない状態となる。また、固定部材50による固定が解除された電池蓋40は、係合爪41を電池収容部22に形成された凹部(図示略)から抜き出すことによって電池収容部22が外部に開放されることになり、電池30を電池収容部22から取り出すことができる。
以上説明したように、端末本体部20の外面21(傾斜面21b)上に、固定部材50を固定位置で移動可能に支持する支持部23a,23bが形成される構成である。このような支持部23a,23bを設けることによって、固定部材50が組み付けられるように機能する開口部を端末本体部20に設ける必要がなくなる。すなわち、上記固定部材50のような部品を端末本体部20に組み付ける場合に、一般に端末本体部20に開口部を形成して固定部材50を入り込ませ、その一部を外部に露出させるような構成で固定部材50の支持及び操作を可能とするが、このような開口部が不要となる。そのため、開口部を設けることによって防水性を確保するためのパッキンなどの部品点数の増大を回避することができ、その開口部を介した浸水経路が形成されることもなく防塵性及び防水性を向上させることができる。
また、支持部23a,23bは、固定部材50を、固定位置と、係合部57と被係合部42との係合が解除される解除位置と、の間にて外面21(傾斜面21b)に沿うように案内するように形成される構成である。
この構成によれば、固定部材50の固定位置と解除位置との間の移動を、支持部23a,23bの案内により外面21(傾斜面21b)に沿って行わせることができ、固定部材50の移動を案内するような開口部を端末本体部20に設ける必要がなくなる。そのため、防水性を確保するためのパッキンなどの部品点数の増大を抑え、防塵性及び防水性を向上させることができる。
また、端末本体部20の支持部23a,23bは、固定部材50が固定位置と解除位置との間を移動する際の移動方向と直交する方向への当該固定部材50の移動を規制するように形成される構成である。
この構成によれば、固定部材50が固定位置と解除位置との間を移動する際に、支持部23a,23bによって固定部材50が端末本体部20から抜け出すことを抑制しつつ、移動方向への円滑な移動を促すことができる。
また、端末本体部20には、固定部材50が解除位置に位置する時に、固定部材50の第1突出部54が嵌り込む第1凹部26が形成される構成である。
この構成によれば、固定部材50を解除位置に位置させる際に、固定部材50の第1突出部54が端末本体部20の第1凹部26に嵌り込むことによって、固定部材50が解除位置から外れて端末本体部20から抜け落ちることを抑制することができる。
また、端末本体部20には、固定部材50が固定位置に位置する時に、固定部材50の第1突出部54が嵌り込む第2凹部25が形成される構成である。
この構成によれば、固定部材50が固定位置に位置するように電池蓋40を端末本体部20に固定する際に、固定部材50の第1突出部54が端末本体部20の第2凹部25に嵌り込むことによって、固定部材50の位置決めを容易に行うことができる。また、電池蓋40が端末本体部20に対して固定状態にある時に、固定部材50の一部が端末本体部20の第2凹部25に嵌り込むことによって、固定部材50が固定位置から抜け出すことを抑制することができる。
次に、第1実施形態の第1変形例に係る携帯端末10について、図13を用いて説明する。
第1変形例に係る携帯端末10は、固定部材50に、延出片59a,59bを設ける構成が第1実施形態の固定部材50の構成と異なり、それ以外は第1実施形態と同一である。そのため、第1実施形態と同様の構成については第1実施形態と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
固定部材50には、図13(A)(B)に示すように、側板部52aの後方側端部から後方に突出する略台形板状の延出片59aと、側板部52bの後方側端部から後方に突出する略台形板状の延出片59bと、が形成されている。また、側板部52aの左側面には、左方向に突出する側面視略三角形状の凸部59cがプレスフィットとして機能するように形成され、側板部52bの右側面には、右方向に突出する側面視略三角形状の凸部59dがプレスフィットとして機能するように形成されている。なお、左右方向における凸部59cの左側端部と凸部59dの右側端部との間の距離は、支持部23aの下方側の側壁部と支持部23bの下方側の側壁部との間の距離よりも大きくなっている。
このような固定部材50を端末本体部20に組み付ける際に、延出片59a,59bが弾性変形するように支持部23a,23bの間に圧入されることになる。そして、固定部材50を傾斜面21bに沿って下方側に移動させ、凸部59c,59dがそれぞれ支持部23a,23bよりも後方側に抜け出すことで延出片59a,59bの弾性変形が元に戻り、凸部59c,59dがそれぞれ支持部23a,23bの後方側端部に当接する構成となる。例えば、固定部材50が解除位置に位置する時に、凸部59c,59dがそれぞれ支持部23a,23bよりも後方側に飛び出す構成とする。このようにして、固定部材50が解除位置から前方に移動することを抑制することができる。また、このような構成であっても、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記第1実施形態において、支持部23a,23bによって、固定部材50が、固定位置と、係合部57と被係合部42との係合が解除される解除位置と、の間にて端末本体部20の外面21(傾斜面21b)に沿うように案内される構成を例示した。しかしながら、支持部23a,23bによって、固定部材50が少なくとも固定位置で移動可能に支持される構成であれば、その他の構成であってもよい。例えば、支持部によって、固定部材50が、端末本体部20の外面21に沿って移動することなく、端末本体部20の外部から外面21を介さず固定位置に移動するように案内する構成であってもよい。
また、上記第1実施形態において、固定部材50が、傾斜面21bと支持部23a,23bとの間に弾性変形するように圧入される構成であってもよい。このような構成とすることによって、固定部材50が、組付けられた端末本体部20から抜け落ちることを抑制することができる。
10…携帯端末
20…端末本体部
21…外面 21b…傾斜面
23a,23b…支持部
25…第2凹部 26…第1凹部
30…電池
40…電池蓋 42…被係合部
50…固定部材
54…第1突出部 57…係合部

Claims (5)

  1. 電池を収容する電池収容部を備える端末本体部と、
    前記端末本体部に着脱可能な構成で、前記電池収容部を被覆する電池蓋と、
    前記端末本体部の外部に位置し、前記電池蓋を前記端末本体部に対して固定する固定部材と、
    を備え、
    前記固定部材に形成される係合部が前記電池蓋に形成される被係合部に係合することで前記電池蓋が前記電池収容部を被覆する状態で固定される前記固定部材の位置を固定位置とするとき、
    前記端末本体部の外面上には、前記固定部材を少なくとも前記固定位置に移動可能に支持する支持部が形成されることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記支持部は、前記固定部材を、前記固定位置と、前記係合部と前記被係合部との係合が解除される解除位置と、の間にて前記外面に沿うように案内するように形成されることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記支持部は、前記固定部材が前記固定位置と前記解除位置との間を移動する際の移動方向と直交する方向への当該固定部材の移動を規制するように形成されることを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記端末本体部には、前記固定部材が前記解除位置に位置する時に、前記固定部材の一部が嵌り込む第1凹部が形成されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の携帯端末。
  5. 前記端末本体部には、前記固定部材が前記固定位置に位置する時に、前記固定部材の一部が嵌り込む第2凹部が形成されることを特徴とする請求項4に記載の携帯端末。
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