JP2016195009A - 電池用電極及びバイオ燃料電池 - Google Patents

電池用電極及びバイオ燃料電池 Download PDF

Info

Publication number
JP2016195009A
JP2016195009A JP2015073827A JP2015073827A JP2016195009A JP 2016195009 A JP2016195009 A JP 2016195009A JP 2015073827 A JP2015073827 A JP 2015073827A JP 2015073827 A JP2015073827 A JP 2015073827A JP 2016195009 A JP2016195009 A JP 2016195009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cnt
battery
electrode
carbon fiber
carbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015073827A
Other languages
English (en)
Inventor
拓治 小向
Takuji Komukai
拓治 小向
麻季 鬼塚
Maki Onizuka
麻季 鬼塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitta Corp filed Critical Nitta Corp
Priority to JP2015073827A priority Critical patent/JP2016195009A/ja
Priority to PCT/JP2016/060470 priority patent/WO2016159125A1/ja
Priority to TW105110242A priority patent/TWI700852B/zh
Publication of JP2016195009A publication Critical patent/JP2016195009A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/86Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
    • H01M4/96Carbon-based electrodes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B32/00Carbon; Compounds thereof
    • C01B32/05Preparation or purification of carbon not covered by groups C01B32/15, C01B32/20, C01B32/25, C01B32/30
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/64Carriers or collectors
    • H01M4/66Selection of materials
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/16Biochemical fuel cells, i.e. cells in which microorganisms function as catalysts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/13Electrodes for accumulators with non-aqueous electrolyte, e.g. for lithium-accumulators; Processes of manufacture thereof
    • H01M4/133Electrodes based on carbonaceous material, e.g. graphite-intercalation compounds or CFx
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Inert Electrodes (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)

Abstract

【課題】出力をより向上できる電池用電極及びバイオ燃料電池を提供する。
【解決手段】本発明の電池用電極1は、複数の炭素繊維3が重なり合って3次元網目構造を形成した骨格2と、複数の炭素繊維3の表面に形成されたカーボンナノチューブ構造体5とを備え、カーボンナノチューブ構造体5は、複数のカーボンナノチューブ6が、互いに直接接続されたネットワーク構造を形成していると共に、炭素繊維3表面に直接固定されているので、骨格2が接着剤によって目詰まりすることがないことから電解液の流通が阻害されることもなく、また、電池用電極の比表面積を増大でき、かつ、カーボンナノチューブが絶縁体を介さずに炭素繊維3に直接固定されることで電池用電極の抵抗の増加を従来よりも抑制できるので、電池に用いたとき、電池の出力をより向上できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池用電極及びバイオ燃料電池に関する。
近年、白金等の金属触媒の代わりに酵素を触媒に用いた燃料電池としてバイオ燃料電池が注目されている。バイオ燃料電池では、酸化還元酵素によって、燃料を酸化し、酸素を還元して化学エネルギーを電気エネルギーに変換する。
このようなバイオ燃料電池では、出力を向上させるために種々の改良がなされている。
例えば、特許文献1には、酸化ジルコニウムとケッチェンブラックとをポリテトラフルオロエチレン(PTFE)によってカーボンクロスに結着させ、電極の比表面積が増大された電極が開示されている。
特開2012-28181号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている電極には、接着剤であるPTFEがカーボンクロスの細孔にたまり、カーボンクロスがPTFEによって目詰まりしてしまい、バイオ燃料電池の電極に用いたときに、電解液の流通が阻害されてバイオ燃料電池の出力が向上し難いという問題がある。
また、特許文献1に開示されている電極には、カーボンクロスにケッチェンブラックを付着したことによって比表面積が増大したが、ケッチェンブラックとカーボンクロスとが絶縁体であるPTFEを介して固定されているので、ケッチェンブラックとカーボンクロスの間の抵抗が高く、バイオ燃料電池の電極に用いると、バイオ燃料電池の内部抵抗が高くなり、バイオ燃料電池の出力が向上し難いという問題がある。
そこで本発明は、出力をより向上できる電池用電極及びバイオ燃料電池を提供することを目的とする。
本発明の電池用電極は、複数の炭素繊維が重なり合って3次元網目構造を形成した骨格と、複数の前記炭素繊維の表面に形成されたカーボンナノチューブ構造体とを備え、前記カーボンナノチューブ構造体は、複数のカーボンナノチューブが、互いに直接接続されたネットワーク構造を形成していると共に、前記炭素繊維表面に直接固定されていることを特徴とする。
本発明のバイオ燃料電池は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の電池用電極を用いたことを特徴とする。
本発明の電池用電極は、3次元網目構造をした骨格が接着剤によって目詰まりすることがないので電解液の流通が阻害されることもなく、また、電池用電極の比表面積を増大でき、かつ、カーボンナノチューブが絶縁体を介さずに炭素繊維に直接固定されることで電池用電極の抵抗の増加を従来よりも抑制できるので、電池に用いたとき、電池の出力をより向上できる。
本発明のバイオ燃料電池は、電解液の流通が阻害されないので、従来よりも効率的に電気エネルギーを生成でき、また、電池用電極の比表面積が大きいので、従来よりも電流密度を増加でき、電池の出力をより向上できる。
電池用電極の一部を拡大して示す概略図である。 電池用電極の表面を撮影したSEM画像である。 図3Aは電池用電極の炭素繊維を拡大して示すSEM画像であり、図3Bは電池用電極の炭素繊維をさらに拡大して示すSEM画像である。
(1)本実施形態のバイオ燃料電池
本実施形態に係るバイオ燃料電池は、アノード電極及びカソード電極として、後述する本実施形態の電池用電極を用いる点以外、公知のバイオ燃料電池の構成を用いることができる。
例えば、本実施形態のバイオ燃料電池は、アノード電極及びカソード電極が、電解液中に配置された構成を有する。電解液には、酸化されて電子を放出する燃料と、アノード電極で燃料を酸化させると共に、カソード電極で酸素などを還元させる酸化還元酵素と、酵素及び電極間の電子の受け渡しを媒介する電子伝達メディエータとを含む。
燃料としては、糖、アルコール、有機酸、アミン、水素及び無機化合物などの生物がエネルギー源として利用できるすべての還元物質を用いることができる。
より具体的には、燃料としては、メタノール、エタノール、プロパノール、グリセリン、ポリビニルアルコールなどのアルコール類、グルコース、フルクトース、ソルボースなどの糖類、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドなどのアルデヒド類、及びこれら混合物を用いることができる。
酸化還元酵素としては、上記の燃料を酸化でき、酸素を還元できる酵素を用いることができ、使用する燃料に応じて選択される。
例えば、酸化還元酵素として、ラッカーゼ、アスコルビン酸オキシダーゼ、ビリルビンオキシダーゼ(BOD)、グルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)、アルコールデヒドロゲナーゼ(ADH)、アルデヒドデヒドロゲナーゼ、グルコースオキシダーゼ(GOD)、アルコールオキシダーゼ(AOD)、及びアルデヒドオキシダーゼなどを用いることができる。
酸化還元酵素は、1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
電子伝達メディエータとしては、例えば、Os、Fe、Ru、Co、Cu、Ni、V、Mo、Cr、Mn、Pt及びWなどの金属元素を中心金属とする金属錯体、キノン、ベンゾキノン、アントラキノン及びナフトキノン等のキノン類、ビオローゲン、メチルビオローゲン及びベンジルビオローゲンなどの複素環式化合物などを用いることができる。電子伝達メディエータは、使用する酸化還元酵素に応じて選択される。また、電子伝達メディエータは用いたほうが好ましいが、用いなくてもよい。
(2)本実施形態の電池用電極の構成
図1に示すように、電池用電極1は、骨格2と、骨格2の表面に形成されたカーボンナノチューブ(以下、CNTという)構造体5とを備えている。骨格2は、複数の炭素繊維3と、炭素繊維3同士を接着している接着部4とを有し、複数の炭素繊維3が重なり合って3次元網目構造を形成している。実際には、電池用電極1は、板形状をしているが、説明の便宜上、図1では電池用電極1の一部を拡大して示している。
骨格2は、互いに交わる複数の炭素繊維3が接触する部分、隣接する炭素繊維3同士が接触する部分、及び複数の炭素繊維3によって形成された網目などの一部に樹脂など接着剤でなる接着部4が形成されており、炭素繊維3同士が接着部4によって接着されている。
本実施形態の場合、接着部4は、炭化しており、導電性を有している。そのため、骨格2は、接着部4が樹脂などの絶縁体で形成されている場合と比較して、導電性が高い。接着部4は、例えば、テフロン(登録商標)などでなる樹脂組成物を骨格2に付着させ、その状態で当該樹脂組成物を炭化して形成される。
骨格2は、炭素繊維によって3次元網目構造が形成されていれば特に限定されず、接着部4を有していなくてもよい。骨格2としては、例えば、市販のカーボンペーパー、カーボン不織布及びカーボンクロスなどを用いることができる。本実施形態の場合、骨格2はカーボンペーパーである。
また、本実施形態の場合、骨格2を形成する炭素繊維3及び接着部4の表面は酸化されており、炭素繊維3及び接着部4の表面の一部にはヒドロキシル基及びカルボキシル基などの官能基が形成されている。
骨格2を形成する炭素繊維3の表面にはCNT構造体5が形成されている。CNT構造体5は、均等に分散した複数のCNT6を含む。複数のCNT6は、互いに直接接続されており、ネットワーク構造を形成している。ここでいう直接接続とは、CNT6同士が、分散剤や界面活性剤、接着剤などで覆われておらず、互いに絡み合った状態で、CNT6同士の間に接着剤や分散剤、界面活性剤などの介在物を介さずに接続していることをいい、物理的な接続(単なる接触)と、化学的な接続とを含む。このようなCNT構造体5は、接着部4の表面にも形成されている。
CNT構造体5は、平均厚さが500nm以下であるのが好ましい。CNT構造体5の平均厚さが500nm超の場合、炭素繊維3表面を覆うCNT構造体5が過剰になる。そうするとCNT6が凝集する割合が高くなってしまい電気導電性や熱伝導性が低下すると共に、CNT構造体5が炭素繊維3由来の機能を制限してしまう。また、電池用電極1をバイオ燃料電池の電極として用いた場合、電解液や酸化還元酵素などの流通を阻害して、電池の出力性能が低下する恐れがある。
なお、CNT構造体5の平均厚さは、CNT構造体5形成前と形成後の炭素繊維3の走査型電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope:SEM)画像の比較によって測定した。具体的には、まず、CNT構造体5形成前の炭素繊維3のSEM画像中の30カ所において、CNT構造体5形成前の炭素繊維3の径を測定し、CNT構造体5形成前の炭素繊維3の平均径を算出する。次に、CNT構造体5形成後の炭素繊維3のSEM画像中の30カ所において、CNT構造体5形成後の炭素繊維3の径を測定し、CNT構造体5形成後の炭素繊維3の平均径を算出する。最後に、CNT構造体5形成後の炭素繊維3の平均径からCNT構造体5形成前の炭素繊維3の平均径を減算することで、CNT構造体5の平均厚さを算出した。
CNT構造体5の平均厚さは、5nm以上100nm以下であるのがより好ましい。CNT構造体5の厚さが上記範囲内であれば、CNT6が、炭素繊維3表面に分散して、互いに直接接続することで良好なCNT6のネットワーク構造を形成することができる。ここでネットワーク構造とは、炭素繊維3表面の全体で一つのネットワークを形成している場合に限らず、複数のネットワーク構造が独立して存在する構造、複数のネットワーク構造が部分的に直接接続されている構造、一の炭素繊維3表面のネット―ワーク構造が他の炭素繊維3や接着部4の表面のネットワーク構造と部分的に直接接続されている構造を含む。
CNT6は、多層であるのが好ましい。またCNT6は、長さが0.1μm以上50μm以下であるのが好ましい。CNT6は長さが0.1μm以上であると、CNT6同士が絡まり合って直接接続される。またCNT6は長さが50μm以下であると、均等に分散しやすくなる。一方、CNT6は長さが0.1μm未満であるとCNT6同士が絡まりにくくなる。またCNT6は長さが50μm超であると凝集しやすくなる。
CNT6は、直径が30nm以下であるのが好ましい。CNT6は直径が30nm以下であると、柔軟性に富み、炭素繊維3や表面の曲率に沿って変形するので、ネットワーク構造を形成し易い。一方、CNT6は直径が30nm超であると、柔軟性がなくなり、炭素繊維3表面に沿って変形しにくくなるので、ネットワーク構造を形成し難い。
CNT6の直径は、20nm以下であるのがより好ましい。なおCNT6の直径は、以下で説明する方法によりCNT6を炭素繊維3に付着させる前に、付着に用いるCNT6の一部を取り出し、当該CNT6を透過型電子顕微鏡(TEM:Transmission Electron Microscope)によって撮影し、撮影した画像を用いて測定した平均直径とする。
また、CNT6の表面は酸化されており、CNT6表面の一部にはヒドロキシル基及びカルボキシル基などの官能基が形成されている。このようにCNT6表面にヒドロキシル基又はカルボキシル基が形成されていると、電池用電極1を電池の電極に用いたとき、電極での活物質等との電子の受け渡しがヒドロキシル基又はカルボキシル基を介して行われるようになり、より円滑に電子の受け渡しが行われるようになる。その結果、電池用電極1を電極に用いた電池では、効率的に電気エネルギーを発生させることができるようになり、電池の出力が向上する。電池用電極1をバイオ燃料電池の電極に用いた場合は、CNT6と電子伝達メディエータとの電子の受け渡しがヒドロキシル基やカルボキシル基を介しても行われるようになり、電子の受け渡しがより円滑になって電池の出力がより向上する。
このように構成されたCNT6は、骨格2に対し0.001wt%以上2wt%以下の割合で、炭素繊維3及び接着部4の表面に固定されているのが好ましい。CNT6が上記範囲内の割合である場合、炭素繊維3表面においてCNT6で覆われていない部分が形成される。このCNT6で覆われていない部分は、接着剤などで覆われておらず、炭素繊維3の表面が露出している。これにより骨格2は、CNT6によって機能が損なわれることがない。CNT6の割合は、骨格2に対し0.005wt%以上1wt%以下であるのが好ましく、さらに0.01wt%以上0.1wt%以下であるのがより好ましい。
このようなCNT構造体5は、炭素繊維3の表面に直接固定されている。すなわち、CNT6は、炭素繊維3の表面と共に接着剤や分散剤、界面活性剤などで覆われることで炭素繊維3の表面に固定されているのではなく、接着剤や分散剤、界面活性剤などを介して炭素繊維3に固定されているのでもなく、炭素繊維3の表面に直接固定されている。ここでいう固定とは、ファンデルワールス力による炭素繊維3とCNT6との結合、炭素繊維3の表面に形成されたヒドロキシル基又はカルボキシル基を介しての炭素繊維3とCNT6との化学的な結合、及びCNT6の表面に形成されたヒドロキシル基又はカルボキシル基を介しての炭素繊維3とCNT6との化学的な結合を含んでいる。
また、CNT構造体5は、同様にして接着部4の表面にも直接固定されている。なお、骨格2及びCNT6の機能を制限しない限り、電池用電極1は、炭素繊維3と接着剤や分散剤などを介して結合したCNT6を含んでいてもよい。
(3)本実施形態の電池用電極の製造方法
続いて、電池用電極1の製造方法を説明する。電池用電極1は、(3−1)CNT作製工程、(3−2)作製したCNTを用いてCNT分散液を生成する工程、(3−3)CNT分散液を用いて炭素繊維表面にCNT構造体を形成する工程からなる。以下、各工程について順に説明する。
(3−1)CNT作製工程
CNT6は、例えば特開2007−126311号公報に記載されているような熱CVD法を用いて作製することができる。この場合、まず、シリコン基板上にアルミ、鉄からなる触媒膜を成膜し、触媒膜を熱処理して触媒膜表面に触媒粒子を形成する。次に、加熱雰囲気中で炭化水素ガスを触媒粒子に接触させて触媒粒子からCNT6を成長させることで、CNT6を作製できる。
このようにして作製されたCNT6は、基板上において基板表面に対して垂直方向に直線的に配向しており、数百から数千という高いアスペクト比を有している。CNT6は、基板から刈り取って使用する。刈り取ったCNT6には、触媒粒子やその欠片などの触媒残渣が含まれている場合がある。触媒残渣は、作製したCNT6を、不活性ガス中で高温アニールしたり、酸処理したりして、取り除かれることが望ましい。
なお、アーク放電法、レーザ蒸発法などその他の作製方法により、CNT6を得ることもできるが、CNT6以外の不純物(触媒残渣など)を極力含まないでCNT6を作製できる方法を用いるのが望ましい。この不純物についても、触媒残渣と同様に除去することが望ましい。
(3−2)作製したCNTを用いてCNT分散液を生成する工程
まず、上記の方法で作製したCNT6を所定温度の酸素雰囲気中で酸化する。このとき、CNT6表面の一部には、ヒドロキシル基やカルボキシル基などの官能基がCNT6表面に形成される。CNT6は、オゾン処理器を用いて酸化してもよく、例えば硝酸と硫酸を1:1の割合で含む混酸にCNT6を浸漬して酸化してもよい。
次に、表面を酸化したCNT6を、所定の質量濃度となるように、分散溶媒に投入し、ホモジナイザーや高圧せん断、超音波分散機などによりCNT6を均一に分散させることで、CNT分散液を生成できる。このようにして作成したCNT分散液は、CNT6が1本ずつ物理的に分離して絡み合っていない状態で分散溶媒中に分散しており、CNT6の数に対する2以上のCNT6が凝集した集合物の割合が10%以下である。CNT6が凝集した集合物の割合は、TEM画像からCNT6の本数と集合物の個数を測定して求めた。
分散溶媒としては、水、アルコール類(エタノール、メタノール、イソプロピルアルコールなど)、有機溶媒(トルエン、アセトン、THF、MEK、ヘキサン、ノルマルヘキサン、エチルエーテル、キシレン、酢酸メチル、酢酸エチルなど)を用いることができる。なお、分散液は、骨格2及びCNT6の機能を制限しない限り、分散剤、界面活性剤、接着剤などを含有していてもよい。
(3−3)CNT分散液を用いて炭素繊維表面にCNT構造体を形成する工程
まず、骨格2として、所定の大きさに切断したカーボンナノペーパーなどを用意する。なお、本実施形態の場合、用意したカーボンペーパーは上述した接着部4を有している。
次に、酸素雰囲気中において、骨格2を所定温度に加熱し、炭素繊維3の表面を酸化する。このとき、炭素繊維3の表面の一部には、ヒドロキシル基やカルボキシル基などの官能基が形成される。炭素繊維3の表面は、オゾン処理器を用いて酸化されてもよく、例えば硝酸と硫酸を1:1の割合で含む混酸に骨格2を浸漬することで酸化されてもよい。炭素繊維3の表面を酸化すると、同時に、接着部4の表面も酸化される。
続いて、上記のようにして生成したCNT分散液に、炭素繊維3の表面を酸化せた骨格2を浸漬し、CNT分散液にせん断や超音波等の機械的エネルギーを付与することで、炭素繊維3表面にCNT構造体5を形成できる。
CNT分散液中にせん断や超音波等の機械的エネルギーが付与されると、CNT分散液中では、CNT6が分散する状態と凝集する状態とが繰り返される可逆的反応状態が生じる。この可逆的反応状態はCNT分散液中に骨格2が浸漬されているときも生じる。そのため、骨格2の炭素繊維3表面においてもCNT6の分散状態と凝集状態との可逆的反応状態が生じ、CNT6が分散状態から凝集状態へ移る際に、炭素繊維3表面にCNT6が絡み合って付着し、炭素繊維3にCNT構造体5が形成される。
CNT6が凝集する際、CNT6は、炭素繊維3の表面に形成されたヒドロキシル基又はカルボキシル基を介して結合し、炭素繊維3とCNT6との間に作用するファンデルワールス力により炭素繊維3の表面に付着する。
このとき、CNT6は同様にして接着部4の表面にも付着し、接着部4にもCNT構造体5が形成される。
最後に、骨格2をCNT分散液から引き出すことで、CNT6が互いに直接接続されたネットワーク構造を有するCNT構造体5が炭素繊維3の表面に形成された電池用電極1を得ることができる。
なお、上記(3−3)CNT分散液を用いて炭素繊維表面にCNT構造体を形成する工程を繰り返すことにより、CNT構造体5の厚さを厚くした電池用電極1を形成することとしてもよい。この場合、2回目以降において使用するCNT分散液は、その都度、CNT6を所定量追加してCNT6の濃度を調整すると共に、機械的エネルギーを付与しCNT6を分散させる。
(4)作用及び効果
本実施形態の電池用電極1は、複数の炭素繊維3が重なり合って3次元網目構造を形成した骨格2と、複数の炭素繊維3の表面に形成されたCNT構造体5とを備えるように構成した。さらに、CNT構造体5は、複数のCNT6が、互いに直接接続されたネットワーク構造を形成していると共に、炭素繊維3表面に直接固定されているように構成した。
よって電池用電極1は、従来と異なり、接着剤を用いずにCNT6を炭素繊維3に直接固定するため、3次元網目構造をした骨格2が接着剤によって目詰まりすることがないので電解液の流通が阻害されることもなく、電池に用いたとき、電池の出力をより向上できる。
また、電池用電極1は、炭素繊維3の表面に形成されたCNT構造体5を備えることで比表面積を増大でき、かつ、CNT6が絶縁体を介さずに炭素繊維3に直接固定されることで電池用電極1の抵抗の増加を従来よりも抑制できるので、電池に用いたとき、電池の出力をより向上できる。
本実施形態のバイオ燃料電池は、本実施形態の電池用電極1を用いるように構成した。
よってバイオ燃料電池は、電解液や酵素の流通が阻害されないので、従来よりも効率的に電気エネルギーを生成でき、また、電池用電極1の比表面積が大きいので、従来よりも電流密度を増加でき、電池の出力をより向上できる。
(5)実施例
上記「(3)本実施形態の電池用電極の製造方法」に示す手順にしたがって、実施例1の電池用電極1を作製した。実施例1では、CNT6として、上述した熱CVD法によりシリコン基板上に直径10〜15nm、長さ100μm以上に成長させた多層カーボンナノチューブを用いた。
また実施例1では、作製したCNT6を硝酸と硫酸を3:1の割合で含む混酸に浸漬し、洗浄後に濾過乾燥して触媒残渣を除去した。なお実施例1では、触媒残渣を除去するためにCNT6を混酸に浸漬したときに、CNT6の表面も酸化されているので、別途、CNT6の酸化工程を行っていない。
さらに実施例1では、作製したCNT6の長さが100μm以上と長いため、CNT6を分散溶媒としてのメチルエチルケトンに投入した後、CNT6が0.5〜10μmの長さになるまで超音波ホモジナイザーでCNT6を粉砕しつつ、CNT6を均一に分散させた。CNT分散液におけるCNT6の濃度は0.01wt%とした。
加えて実施例1では、骨格2として東レ株式会社製カーボンペーパー(型番:TGP-H-120)を100×100mmのサイズにカットしたものを用い、密閉容器内(容積1000cc中に1ccの酸素を含む)で当該骨格2を500℃で10分加熱した。
当該骨格2を浸漬したCNT分散液に対して28kHz及び40kHzの超音波を10秒間付与し続け、炭素繊維3表面にCNT6を付着させて電池用電極1を作製した。その後、CNT分散液から骨格2を取り出して80℃のホットプレート上で乾燥し、骨格2に対して約0.1wt%の割合でCNT6を含む実施例1の電池用電極1を得た。
実施例1の電池用電極1の表面を走査型電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope:SEM)により観察した。図2に示すように、骨格2は、互いに交わる複数の炭素繊維3が接触する部分、隣接する炭素繊維3同士が接触する部分、及び複数の炭素繊維3によって形成された網目の一部に接着部4を有していることが確認できる。当該接着部4は、CNT構造体5が炭素繊維3表面に形成される以前から骨格2が有しているものである。接着部4を除くと、電池用電極1の骨格2には目詰まりは見られなかった。よって、電池用電極1は、骨格2を形成する炭素繊維3の表面にCNT構造体5を形成しても、骨格2に目詰まりを生じさせないことが確認できた。
また、図3Aに示すように、炭素繊維3の表面には、複数のCNT6が互いに直接接続されたネットワーク構造を形成したCNT構造体5が形成されていることが確認できた。
さらに、図3Bに示すように、CNT6が炭素繊維3表面に直接固定されていることが確認できた。
対電極として白金、参照電極としてAg−AgCl電極、試料電極として実施例1の電池用電極1、電解液としてpH7のリン酸緩衝液(0.1mol/L)、酵素としてBODを用いて電解液中で酸素を還元し、酸素還元電流を測定した。また、比較例1として、試料電極をカーボンペーパーにPTFEによってケッチェンブラックを接着させて作製した従来の電極に変えて、同様の条件で酸素還元電流を測定した。その結果、実施例1の電池用電極1を試料電極として用いることで、従来の電極を用いた場合よりも、酸素還元電流が向上することが確認できた。
(6)変形例
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
上記実施形態では、電子伝達メディエータ及び酸化還元酵素が電解液中に存在している場合について説明したが、本発明はこれに限られず、電子伝達メディエータ及び酸化還元酵素が電池用電極1に固定されていてもよい。
上記実施形態では、バイオ燃料電池のアノード電極とカソード電極との両方に本発明の電池用電極1を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限られず、アノード電極又はカソード電極のどちらか一方にのみ電池用電極1を用いてもよい。
上記実施形態では、本発明の電池用電極1をバイオ燃料電池の電極として用いた場合について説明したが、本発明はこれに限られず、燃料電池、リチウムイオン二次電池などの電池の電極として用いることができる。
また、上記の実施形態では、複数のCNT6が、炭素繊維3表面に直接固定されている場合について説明したが、本発明はこれに限らず、複数のCNT6が、炭素繊維3表面に、CNT6表面の一部を付着部分として直接固定されているとともに、付着部分以外の少なくとも一部に設けられた結着部材により、物理的に固定されていてもよい。
この場合、変形例の電池用電極は、CNT6の付着部分に隣接して結着部材がさらに設けられている。結着部材は、熱硬化性樹脂の硬化物で形成されたものであり、例えばエポキシ樹脂や樹脂エマルジョン系のバインダーなどが用いられる。結着部材は、濡れ接着によって、CNT6を炭素繊維3に物理的に固定する。
このようにすることで、変形例の電池用電極は、CNT6が、付着部分周辺においてCNT6の付着部分以外の少なくとも一部が結着部材で補強されることになるので、炭素繊維3により強固に固定されることができ、電池に用いたとき、CNT6の剥離に伴う電池出力の低下や電極間のショートを抑制でき、電池の耐久性を向上できる。
このような変形例の電池用電極では、CNT6が、炭素繊維3と共に結着部材で覆われることで炭素繊維3の表面に固定されているのではなく、結着部材を介して炭素繊維3に固定されているのでもないので、結着部材を設けたことによる電極面積の低下及びCNT6と炭素繊維3との間の抵抗の増加を抑制でき、電池に用いたとき、電池の出力と耐久性を向上できる。
1 電池用電極
2 骨格
3 炭素繊維
4 接着部
5 カーボンナノチューブ構造体
6 カーボンナノチューブ

Claims (8)

  1. 複数の炭素繊維が重なり合って3次元網目構造を形成した骨格と、
    複数の前記炭素繊維の表面に形成されたカーボンナノチューブ構造体と
    を備え、
    前記カーボンナノチューブ構造体は、
    複数のカーボンナノチューブが、互いに直接接続されたネットワーク構造を形成していると共に、前記炭素繊維表面に直接固定されている
    ことを特徴とする電池用電極。
  2. 前記カーボンナノチューブ構造体の平均厚さが500nm以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池用電極。
  3. 前記カーボンナノチューブの表面にヒドロキシル基及びカルボキシル基の少なくとも一方が形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電池用電極。
  4. 前記炭素繊維の表面が酸化している
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電池用電極。
  5. 前記炭素繊維の表面にヒドロキシル基及びカルボキシル基の少なくとも一方が形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の電池用電極。
  6. 前記炭素繊維と前記カーボンナノチューブとが前記ヒドロキシル基及び前記カルボキシル基の少なくとも一方を介して結合している
    ことを特徴とする請求項5に記載の電池用電極。
  7. 前記骨格は複数の前記炭素繊維同士が接着部によって接着されており、前記接着部が炭化している
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電池用電極。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の電池用電極を用いたこと
    を特徴とするバイオ燃料電池。
JP2015073827A 2015-03-31 2015-03-31 電池用電極及びバイオ燃料電池 Pending JP2016195009A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015073827A JP2016195009A (ja) 2015-03-31 2015-03-31 電池用電極及びバイオ燃料電池
PCT/JP2016/060470 WO2016159125A1 (ja) 2015-03-31 2016-03-30 電池用電極及びバイオ燃料電池
TW105110242A TWI700852B (zh) 2015-03-31 2016-03-31 電池用電極以及生化燃料電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015073827A JP2016195009A (ja) 2015-03-31 2015-03-31 電池用電極及びバイオ燃料電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016195009A true JP2016195009A (ja) 2016-11-17

Family

ID=57006007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015073827A Pending JP2016195009A (ja) 2015-03-31 2015-03-31 電池用電極及びバイオ燃料電池

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2016195009A (ja)
TW (1) TWI700852B (ja)
WO (1) WO2016159125A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018151053A1 (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 ニッタ株式会社 炭素繊維強化成形体

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006040886A (ja) * 2004-06-21 2006-02-09 Mitsubishi Rayon Co Ltd 多孔質電極基材およびその製造方法
WO2012066806A1 (ja) * 2010-11-18 2012-05-24 独立行政法人科学技術振興機構 微生物燃料電池用電極及びそれを用いた微生物燃料電池
JP2013011495A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 生化学反応用炭素電極
WO2014175319A1 (ja) * 2013-04-24 2014-10-30 ニッタ株式会社 複合素材および成形品

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100527496C (zh) * 2004-06-21 2009-08-12 三菱丽阳株式会社 多孔质电极基材及其制造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006040886A (ja) * 2004-06-21 2006-02-09 Mitsubishi Rayon Co Ltd 多孔質電極基材およびその製造方法
WO2012066806A1 (ja) * 2010-11-18 2012-05-24 独立行政法人科学技術振興機構 微生物燃料電池用電極及びそれを用いた微生物燃料電池
JP2013011495A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 生化学反応用炭素電極
WO2014175319A1 (ja) * 2013-04-24 2014-10-30 ニッタ株式会社 複合素材および成形品

Also Published As

Publication number Publication date
TWI700852B (zh) 2020-08-01
WO2016159125A1 (ja) 2016-10-06
TW201711252A (zh) 2017-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6203286B2 (ja) 固体高分子形燃料電池用の担体炭素材料及び金属触媒粒子担持炭素材料、並びにこれらの製造方法
JP4702735B2 (ja) 燃料電池用ガス拡散層の製造方法
JP2008239369A (ja) カーボンナノウォール(cnw)の精製方法、精製されたカーボンナノウォール、燃料電池用触媒層の製造方法、燃料電池用触媒層、及び固体高分子型燃料電池
JP2006339124A (ja) 燃料電池用膜電極接合体およびこれを用いた固体高分子型燃料電池
JP4337406B2 (ja) 固体高分子型燃料電池用電極およびこれを用いた固体高分子型燃料電池
KR101162472B1 (ko) 연료전지 전극 및 그 제조방법
JP6332541B1 (ja) 電極触媒層
JP2008140763A (ja) 燃料電池の製造方法
JP2009534796A (ja) 電気化学電池用の構成要素を構成する方法
JP2007141626A (ja) 固体高分子型燃料電池の触媒電極および燃料電池
WO2014185491A1 (ja) ガス拡散電極用基材
JP6875047B2 (ja) バイオ燃料電池用電極及びバイオ燃料電池
JP2015185217A (ja) ガス拡散電極の製造方法および製造装置
WO2016159125A1 (ja) 電池用電極及びバイオ燃料電池
CN110364740A (zh) 制造用于燃料电池的膜-电极组件的电极的组合物和方法
JP2009037902A (ja) 燃料電池用電極形成用の触媒担持担体とその製造方法および固体高分子型燃料電池
JP2007005004A (ja) 燃料電池用ガス拡散電極並びにその製造方法及び燃料電池
JP6687285B2 (ja) 電池用電極、バイオ燃料電池及び電池用電極の製造方法
JP2009064591A (ja) 燃料電池用電極とその製造方法並びに該電極を用いた膜電極接合体
JP2008235156A (ja) 燃料電池用電極触媒層およびそれを用いた燃料電池
JP2008123744A (ja) 燃料電池用触媒層の製造方法及び燃料電池
JP4578941B2 (ja) 固体高分子型燃料電池の電極構造体の製造方法
JP2004178859A (ja) 触媒の製造方法および燃料電池
JP2005149745A (ja) 燃料電池用ガス拡散電極およびその製造方法
JP2010061865A (ja) 膜電極構造体の製造方法、及び該製造方法で製造される膜電極構造体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190205

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191203

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200728