JP2016189179A - 電源管理装置 - Google Patents

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十四広 宮本
Toshihiro Miyamoto
十四広 宮本
勇樹 田村
Yuki Tamura
勇樹 田村
壮一 岡田
Soichi Okada
壮一 岡田
丈太郎 戸田
Jotaro Toda
丈太郎 戸田
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Abstract

【課題】機器のOSが制御不能な状態において機器の電源制御を確実に行うことを目的とする。
【解決手段】USBポートに接続された機器に供給する電力を決定し、USBの電源線を介して前記決定した電力を該機器に供給する電力供給部と、電力の供給停止の指示に応じて前記電源線を介して前記機器の電源をオフする指示をしてから所定期間が経過した後、前記電源線を介して電力供給の停止を制御する電源制御部と、を有する電源管理装置が提供される。
【選択図】図5

Description

本発明は、電源管理装置に関する。
コンピュータやプリンタ等の端末の電力供給を管理する電力供給管理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、電力供給管理装置は、UPS(無停電電源装置:Uninterruptible Power Supply)及び商用電源からの入力系統及び端末への出力系統(電源系統)に接続されている。電力供給管理装置は、端末の集中的な電力管理を目的とし、例えば停電時、UPSを使って出力系統に接続された端末に電源の供給を行う。
特開2003−76447号公報
しかしながら、特許文献1では、端末の電源のオン及びオフは、端末のOSによって制御される。よって、端末のOSが制御不能な状態の場合、端末の電源のオン及びオフの制御は困難である。
そこで、一側面では、本発明は、機器のOSが制御不能な状態において機器の電源制御を確実に行うことを目的とする。
一つの案では、USBポートに接続された機器に供給する電力を決定し、USBの電源線を介して前記決定した電力を該機器に供給する電力供給部と、電力の供給停止の指示に応じて前記電源線を介して前記機器の電源をオフする指示をしてから所定期間が経過した後、前記電源線を介して電力供給の停止を制御する電源制御部と、を有する電源管理装置が提供される。
一側面によれば、機器のOSが制御不能な状態において機器の電源制御を確実に行うことができる。
一実施形態にかかる電源管理システムの全体構成の一例を示す図。 一実施形態にかかるUSBハブのハードウェア構成の一例を示す図。 一実施形態にかかる受給側PCのハードウェア構成の一例を示す図。 一実施形態にかかるPDハブの機能構成の一例を示す図。 一実施形態にかかる電源管理処理の一例を示すフローチャート。 一実施形態にかかるPDパケットの一例を示す図。 一実施形態にかかるPDパケットの種類の一例を示す図。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[電源管理システムの全体構成]
まず、本発明の一実施形態にかかる電源管理システム1の全体構成の一例について、図1を参照しながら説明する。電源管理システム1は、USB(Universal Serial Bus)ハブ10、PC20a〜PC20d(以下、「受給側PC」、又は総称して「PC20」ともいう)、USBケーブル30、商用電源40、USBインタフェース50及び管理端末A60を有する。USBハブ10とPC20とはUSBケーブル30により接続されている。USBハブ10と管理端末A60とは、LAN80等のネットワークを介して接続されている。なお、管理端末A60は、インターネット85等のネットワークを介して管理端末B70に接続されてもよい。
本実施形態にかかる電源管理システム1では、USBハブ10の上流側に管理端末A60が配置され、USBハブ10を経由して下流側にPC20a〜PC20dが配置される。各PC20の電源管理は、USBハブ10を経由して行われる。具体的には、USBハブ10は、パワーデリバリー(PD:Power Delivery)の機能を有し、商用電源40からの電力を配分してPC20毎に供給する。
USBハブ10は、管理端末A60から送信された電源制御の指示に従い、PC20a〜PC20dの電源管理を行う電源管理装置の一例である。なお、USBハブ10は、USBポートを有するハブに限らず、USBポートを有するPC等の情報処理装置でもよい。
PC20は、USBハブ10による電源管理の対象機器の一例である。電源管理の対象機器は、PDC(Power Delivery Controller:以下、「PDC(PD−PC)」ともいう。)を有し、USBハブ10のパワーデリバリーに対応したUSBポートに接続可能な機器であればよい。電源管理の対象機器の他の例としては、タブレット型端末、スマートフォン、携帯型ゲーム機器、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型音楽機器、プリンタ、ファクシミリ等の電子機器があげられる。
USBハブ10は、PD/ハブコントローラ11、電源回路12、電源ライン13a、データライン13b、USBポート14を有する。
管理端末A60及びUSBハブ10間では、LAN80及びUSBインタフェース50を介してPD USBパケットによる通信が行われる。PD USBパケットには、管理端末A60から指示されるPC20の電源を制御するためのコマンドが格納されている。
USBハブ10及びPC20間では、USBケーブル30の電源ライン30a(以下、「Vbus30a」ともいう。)を介してPDパケットによる通信が行われる。USBハブ10のPD/ハブコントローラ11は、PDパケットを発行可能な、PDC機能を有している。
具体的には、USBケーブル30のUSBコネクタ31が、USBハブ10のUSBポート14に接続されると、Vbus30aがオンされ、PDパケットによる通信が可能となる。USBハブ10のPD/ハブコントローラ11は、パワーデリバリー(以下「PD」ともいう。)の機能を有し、PC20のそれぞれに何Vの電圧で何Wの電力を供給するかを決定する。各PD/ハブコントローラ11は、商用電源40から供給される電力を、電源回路12を介して分配し、Vbus30aを介して各PC20に供給する。本実施形態では、Vbus30aを使用した通信リンクで通信が行われ、データライン13bは使用しない。
このように、PD/ハブコントローラ11は、各PC20にVbus30aを介して電力を供給するプロバイダ(またはソース)として機能する。また、PC20は、PD/ハブコントローラ11からVbus30aを介して電力を受給するコンシューマ(またはシンク)として働く。
以上のように、PDの機能を備えたUSBハブ10が、下流側にてPC20に接続され、上流側にて管理端末A60に接続され、管理端末A60の電源制御を行う構成を、本実施形態ではローカル構成ともいう。更に管理端末A60がネットワーク85を介して管理端末B70に接続されている構成を、本実施形態ではグローバル構成ともいう。グローバル構成では、管理端末B70が管理端末A60と同様に他のUSBハブを経由して他のPCに接続され、他のPCの電源管理が行われる。グローバル構成では、複数のUSBハブ及び複数の管理端末を有する電源管理システム1を構築し、フロア全体、ビル全体、更には企業組織全体に配置されたPC等の対象機器の電源を複数のUSBハブによって集中管理することができる。
本実施形態では、ローカル構成及びグローバル構成のいずれにおいても管理端末はUSBハブ10を経由してUSBハブ10の電源制御によりPC20の電源を制御し、所望の電力を供給する。このように、本実施形態にかかる電源管理システム1によれば、USBハブ10を経由してPC20の電源が制御されることにより、PC20の電源制御に強制力を持たせることができる。
電源の管理を管理端末A60が行うのか、ネットワーク85上の管理端末B70が行うのかについては、管理端末A60及び管理端末B70間のネゴシェーションによっても決定してもよい。又は、通信不能時に親の管理端末→子の管理端末の順に、電源の管理を行う等、予めの取決めがあっても良い。なお、管理端末A60及び管理端末B70の一例としては、PC、サーバ等の情報処理装置があげられる。
各PC20は、ACアダプタを備え、ACアウトレットを使って電力の供給を受けることも可能である。しかしながら、本実施形態にかかる電源管理システム1では、オフィス内等に設置されたPC20には、ACアダプタを使った電力の供給は行われず、商用電源40からUSBハブ10を介して電力が供給される。PC20は、USBハブ10のPDの機能により決定された電力を受給する。
企業では例えば、消灯時刻になって全社が一斉に消灯しても、その後、部門ごとの判断によって必要に応じて再点灯し、所定部門の各PCに電力を供給して業務を続ける場合がある。このように消灯後の再点灯が可能な場合、電源制御に強制力はないため、確たる省エネ効果は期待出来ない。
これに対して、本実施形態では、USBハブ10が、Vbus30aを介してPC20への電力供給を制御する。これにより、管理端末A60は、USBハブ11を経由してPC20の電源を集中管理でき、PC20の電源のオン及びオフを強制的に制御できるため、確たる省エネ効果が期待できる。
[USBハブのハードウェア構成]
次に、一実施形態にかかるUSBハブ10のハードウェア構成について、図2を参照しながら説明する。
USBハブ10の電源回路12は、一つのVR121とUSBポート14ごとのレギュレータ(Reg:Regulator)122とを有し、USBポート14及びUSBコネクタ31により接続されたVbus30aに所定の電力を供給する。
VR121は、商用電源40からAC(交流電流)の入力を受け、全ポート共通のDC(直流電流)を各レギュレータ122に対して供給する。各PC20に供給する電圧を何Vにするかは、各PC20に接続されたUSBポート14ごとのPC20(PDC(PD−PC)21、図3参照)とPDC112とのネゴシェーションによって決まる。レギュレータ122は、ネゴシェーションによって決定された電圧でDC電流を供給する。これにより、各PCへの電力(=電圧×DC電流)が、USBハブ10のPDの機能により制御される。
PD/ハブコントローラ11は、MCU(Micro Controller Unit)111とPDC112とSW(Switch)113とを有する。MCU111は、複数のPDC112を取り纏め、各USBポートからの電力供給を制御する。PDC112は、PDのコントローラであり、PC20の電源を制御するためのPDパケットのやりとりを各PC20のPDC(PD−PC)21との間で行う。SW113は、電源ライン13aのオン及びオフを行うスイッチである。
PD/ハブコントローラ11は、プロバイダの機能を有し、出力する電圧を決定することができる。よって、例えばVR121の出力をUSB標準の+5Vに統一することで、レギュレータ122を省くことができる。ただし、レギュレータ122を有することでVbus30aの出力を20Vに制御し、100W(5A)までの電力の供給が可能となる。レギュレータ122がなければVbus30aの出力はUSB標準の+5V(vSafe5V)となり、25W(5A)までの電力が供給できる。
プロバイダであるPD/ハブコントローラ11は、USB標準(vSafe5V)以外の場合に、何Vの電圧で何AのDC電流の出力を行うかをパワープロファイルに設定できる。PD/ハブコントローラ11は、パワープロファイルに設定された情報を、コンシューマであるPC20に対し通知する。
なお、USBポート14及びUSBコネクタ31に用いられるコネクタには、PD仕様でない標準のUSBインタフェースのコネクタを使うことができる。USB仕様に依れば、USBポートのコネクタにはホスト機能側のタイプとデバイス機能側のタイプとがあり、USBポートのコネクタがホスト機能側のタイプのときには電力を供給し、デバイス機能側のタイプのときには電力を受給する。ただし、PD仕様に依れば、USBポート14及びUSBコネクタ31は、ホスト機能側のタイプのコネクタ接続であってもよい。
[PCのハードウェア構成]
次に、一実施形態にかかるPC20のハードウェア構成について、図3を参照しながら説明する。本実施形態にかかるPC20は、PC20側のPDCであるPDC(PD−PC)21、電源22、キーボードコントローラ(以下、「KBC23」という。)、チップセット24、CPU25、メモリ26及びHDD(Hard Disk Drive)27を有する。
USBハブ10のPDC112とPC20のPDC(PD−PC)21とによるネゴシェーションにより、各PC20に供給する電力が決定される。PC20は、Vbus30aを介してPDパケットを受信する。
PC20に内蔵されたPDC(PD−PC)21は、Vbus30aの通信リンクに接続されている。本実施形態にかかる電源管理システム1では、PD仕様のVbus30aの通信リンクを使用して、PC20の電源管理及び電力の供給が制御される。PD仕様のVbus30aの通信リンクの物理的な構成は、USBの規格が定められたUSB.org(http://www.usb.org/developers/docs/)に示されている。
PDC(PD−PC)21は、KBC23に接続され、KBC23による制御に基づき、PD/ハブコントローラ11との間でPDパケットの転送を行う。また、KBC23から出力された電源オンの信号に応じて、PC20の電源22が投入される。
PC20がUSBハブ10に接続され、Vbus30aが使用可能になると、PDC(PD−PC)21とPD/ハブコントローラ11のPDC112とによるネゴシェーションが開始される。ネゴシェーションの結果は、パワープロファイルに設定される。これにより、PC20は、パワープロファイルに基づき、Vbus30aを使ってPD/ハブコントローラ11を経由して、ネゴシェーションの結果決定された電力の供給を受けることができる。
Vbus30aを使って電力の供給を受けたPC20は、ACアダプタから電力の供給を受けた場合と等価の状態となって、それによって充電を行うか、ないしは電源オンの操作を受けて、充電及びシステム給電の両方を行う。
PD/ハブコントローラ11は、管理端末A60からPC20の電源オフの指示を受けると、後述される拡張パケット(PDパケット)による電源オフのリクエストを発行し、PC20に送信する。拡張パケットを受信したPC20のPDC(PD−PC)21は、KBC23に発行されたリクエストを転送する。
KBC23は、リクエストを受け付け、割り込み信号を発生する。割り込み信号は、チップセット24を介してCPU25に通知される。CPU25は、メモリ26上のアプリケーションを動作させて猶予期間経過後にPC20の電源がオフされることの警告を表示し、PC20の使用の終了をユーザに促す。
ここで、猶予期間とは、PD/ハブコントローラ11からのPC20の電源をオフする指示に従い、PC20にてS4のスリープモードへ移行するまでの時間又はそれ以上の時間をいう。
なお、S4はPC20のメモリ26内のデータをHDD27に保存し、PC20のすべての電力供給を停止するモード(いわゆる、ハイバーネーション)である。S4は、Windows(登録商標)のOS搭載PCの規格であるACPI(Advanced Power & Configuration Interface)によるシステムの省エネ状態の定義の一つである。
猶予期間経過後、CPU25は、OSの制御の下、アプリケーションの動作によりPC20の使用が継続されていてもS4のスリープモードへ移行させる。S4のスリープモードへ移行する際、実行中のアプリケーションのデータは、HDD27に保存される。この結果、次にPC20の電源がオンされたとき、実行中のアプリケーションのデータをHDD27から取り込んで、利用することができる。
[PDハブの機能構成]
次に、本実施形態にかかるPD/ハブコントローラ11の機能構成について、図4を参照しながら説明する。本実施形態にかかるPD/ハブコントローラ11は、検知部15、電力供給部16、通信部17及び電源制御部18を有する。
検知部15は、USBポート14に接続されたPC20等のUSB対応機器を検知する。本実施形態では、検知したUSB対応機器がPC20である場合を例に挙げているが、これに限らない。
電力供給部16は、検知したPC20に供給する電力を決定する。電力供給部16は、Vbus30aを介して、決定した電力をPC20に供給する。通信部17は、PDパケットを送受信する。
電源制御部18は、管理端末A60からの電力の供給停止の指示に応じてVbus30aを介してPC20に電源のオフを指示する割り込み信号を送出してから所定時間(猶予期間+α)が経過した後、Vbus30aを介した電力供給の停止を制御する。
ここで、猶予期間+αの時間とは、PD/ハブコントローラ11からのPC20の電源をオフする指示に従い、PC20にてS4のスリープモードへ移行するまでの時間又はそれ以上の時間よりも長い時間に設定されている。
[電源管理処理]
次に、一実施形態にかかる電源管理処理について図5を参照して説明する。図5の左側はPD/ハブコントローラ11の動作を示すフローチャートであり、右側は受給側PC20の動作を示すフローチャートである。
まず、PD/ハブコントローラ11の検知部15は、USBポート14にPC20等のUSB対応機器が接続されたかを検知する(ステップS10)。検知部15がUSBポート14への接続を検知した場合、電源制御部18は、Vbus30aの出力をオンする(ステップS12)。
次に、電力供給部16は、PDC112とPDC(PD−PC)21とのネゴシェーションによりPC20に供給する電力を決定し、パワープロファイルに設定する(ステップS14)。次に、電源制御部18は、PC20の電源22をオンし、電力供給部16は、Vbus30aを介してパワープロファイルに設定した電力をPC20に供給する(ステップS16)。
次に、電源制御部18は、管理端末A60から電力供給の停止を指示されたかを判定する(ステップS18)。電源制御部18は、電力供給の停止を指示されたと判定した場合、Vbus30aを介して電源オフを指示するPDパケットをPC20に送信する(ステップS20)。
電源オフを指示するPDパケットを受信したPC20(CPU25)は、電源オフを予告するメッセージを表示する(ステップS30)。PC20は、メッセージを表示後、猶予期間が経過するまで待ち(ステップS32)、猶予期間経過後、アプリケーションを動作させてS4への移行をOSに対して指示する(ステップS34)。これにより、PC20は実行中のアプリケーションのデータをHDD27に保存した状態でスリープモードへ移行する。この結果、次にPC20の電源がオンされたとき、実行中のアプリケーションのデータを利用することができる。
ステップS20において電源オフを指示したPD/ハブコントローラ11の電源制御部18は、猶予期間+αの時間が経過するまで待ち(ステップS22)、猶予期間+αの時間が経過した後、Vbus30aをオフし、電力供給を停止する(ステップS24)。
以上に説明したように、本実施形態にかかる電源管理システム1によれば、USBハブ10を経由してVbus30aを用いてPC20への電力供給を制御する。このようにしてUSBハブ11によりPC20の電源を集中管理し、PC20の電源のオン及びオフを強制的に制御することで、省エネの効果を奏することができる。
また、USBハブ10は、PC20の電源をオフする前に猶予期間+αの待ち時間を設けている。このため、PC20は、猶予期間内に電源オフに備えてスリープモードに自動的に移行し、実行中のアプリケーションのデータをHDD27等に保存することができる。USBハブ10は、猶予期間+αの時間が経過後にPC20の電源をオフする。これにより、PC20の電源のオン及びオフの制御を確実に行いながらも、PC20で実行中のアプリケーションに関するデータが破壊される等の不都合を回避できる。また、USBハブ10は、猶予期間+αの時間が経過した後、PC20の電源をオフする。これにより、PC20のOSが制御不能な状態においても、USBハブ10によってPC20の電源のオン及びオフの制御が確実に実行され、これにより、確実に省エネを達成できる。
また、電源オフの指示に応じて、PC20は電源オフを予告するメッセージを表示する。これにより、ユーザにPC20の使用の終了を促すことができる。
また、図5に示すUSBハブ及びPC20間の一連の処理では、Vbus30aを使用した通信リンクで通信が行われ、データライン13bは使用しないため、USB本来の通信とは独立してPC20の電源管理を行うことができる。更に、USBハブ10及びPC20間の通信にLAN等の通信路を用いないため、LAN等の通信路の途絶時にも影響なく強制的にPC20の電源を制御できる。
[PDパケットの一例]
次に、一実施形態にかかるPDパケットの一例について、図6及び図7を参照して説明する。図6は、一実施形態にかかるPDパケットの一例を示す。図7は、一実施形態にかかるPDパケットの種類の一例を示す。
PD/ハブコントローラ11及びPC20間のPDパケットのやりとりは、メッセージと呼ばれる。図6のPDパケットは、ヘッダ及び拡張サブヘッダDO(Data Object)から構成される。ヘッダは、個々のPDパケットのメッセージを区別するビット(0〜15ビット)であり、拡張サブヘッダDOは、メッセージに対応するデータビット(0〜31ビット)である。
但し、図6のPDパケットは拡張例を示し、本実施形態のPDパケットは図6に示す構成に限定されない。例えば、メッセージは、拡張サブヘッダDOを有しない、ヘッダだけのメッセージであってもよい。拡張サブヘッダDOを有しないメッセージをコントロールメッセージと呼び、拡張サブヘッダDOを有するメッセージをデータメッセージと呼ぶ。
ヘッダのNumber of Data Objectのビットが0であることは、メッセージがコントロールメッセージであることを示す。また、ヘッダのMessage Typeに定義されたビットによりコントロールメッセージ及びデータメッセージの各メッセージを区別する。例えば、ヘッダのMessage Typeのビットが、「1111」の場合、本実施形態にかかる電源管理処理を行うためにベンダにより拡張されたメッセージであると判別できる。
本実施形態にかかるPDパケットの拡張サブヘッダDOには、例えば、ベンダID、リクエストタイプ、リクエスト(リザーブ、コマンド)の各ビットが定義される。リクエストタイプは拡張パケットのメッセージを区別する。例えば、図7の(a)に示すようにリクエストタイプが「1000」のとき、本実施形態のUSBハブ10を経由したPC20(受給側PC)の電源制御において、PC20に電源のオフ等の指示を与えるリクエストのメッセージであることをを示す。図7の(b)に示すようにリクエストタイプが「1001」のとき、図7の(a)に示すリクエストに対するPC20からのレスポンスのメッセージであることをを示す。図7の(c)に示すようにリクエストタイプが「0100」のとき、PC20の電源異常やPC20のOS動作不能等を通知する緊急メッセージを示す。
本実施形態では、図7(b)のレスポンス及び図7(c)のノーテファイで示される、拡張されたPDパケットを受信したPD/ハブコントローラ11は、それを管理端末A60にイベント通知し、受信したPDパケット内容をPDパケットのステータスのエンドポイントにビットを拡張して定義する。つまり、PD/ハブコントローラ11は、PDパケットの拡張サブヘッダDOにより、PC20に対するインテリジェントなコントロールを行うことができる。PD/ハブコントローラ11及びPD20間のPDパケットのやりとりは、PD/ハブコントローラ11の上流ポートでやりとりされるPD USBパケットと等価では無いが、本実施形態では拡張サブヘッダDOによってPDパケットのやりとりをPD USBパケットとほぼ等価なものとすることができる。
[パケット発行]
PDパケットの発行を指示、管理するソフトウェアのことをSPM(System Policy Manager)と呼ぶ。管理端末A60は、SPMの制御に基づき、イベントの収集のためのUSBパケット(PD USBパケット)を発行し、PD/ハブコントローラ11に対してPDパケットの発行を指示する。PD USBパケットは、最終的にはPD/ハブコントローラ11の直近の管理端末A60から発行される。該パケット発行を指示する端末は、直近の管理端末A60でもよいし、ネットワーク上のいずれかに存在し、例えばSNMP(System Network Management Protocol)プロトコルのような管理プロトコルを通じて指令を発する他の管理端末でもよい。
以上、電源管理装置を上記実施形態により説明したが、本発明にかかる電源管理装置は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。また、上記実施形態及び変形例が複数存在する場合、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
例えば、上記実施形態に係る電源管理システム1の構成は一例であり、本発明の範囲を限定するものではなく、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。例えば、管理端末A60、管理端末B70、USBハブ10及びPC20がネットワークを介して互いに接続されているシステム形態は、本実施形態に係る電源管理システム1の一態様であり、これに限定されない。例えば、本実施形態に係る電源管理システム1に含まれる管理端末A60は、管理端末B70に接続されていなくてもよいし、他の管理端末に接続されてもよい。管理端末、USBハブ及び管理対象のPC20のそれぞれの台数は、1台又は2台以上であり得る。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
USBポートに接続された機器に供給する電力を決定し、USBの電源線を介して前記決定した電力を該機器に供給する電力供給部と、
電力の供給停止の指示に応じて前記電源線を介して前記機器の電源をオフする指示をしてから所定時間が経過した後、前記電源線を介して電力供給の停止を制御する電源制御部と、
を有する電源管理装置。
(付記2)
前記所定時間は、前記機器の電源をオフする指示に従い該機器にてS4のスリープモードへ移行するまでの時間よりも長い時間に設定されている、
付記1に記載の電源管理装置。
(付記3)
前記電源制御部は、
前記電源線を介して前記機器に電源のオフを予告するメッセージを表示させる、
付記1又は2に記載の電源管理装置。
1:電源管理システム
10:USBハブ
11:PDハブ
112:PDC
12:電源回路
14:USBポート
15:検知部
16:電力供給部
17:通信部
18:電源制御部
20:PC
21:PDC(PD−PC)
22:電源
25:CPU
26:メモリ
30:USBケーブル
30a:電源ライン(Vbus)
31:USBコネクタ
40:商用電源
60:管理端末A

Claims (3)

  1. USBポートに接続された機器に供給する電力を決定し、USBの電源線を介して前記決定した電力を該機器に供給する電力供給部と、
    電力の供給停止の指示に応じて前記電源線を介して前記機器の電源をオフする指示をしてから所定時間が経過した後、前記電源線を介して電力供給の停止を制御する電源制御部と、
    を有する電源管理装置。
  2. 前記所定時間は、前記機器の電源をオフする指示に従い該機器にてS4のスリープモードへ移行するまでの時間よりも長い時間に設定されている、
    請求項1に記載の電源管理装置。
  3. 前記電源制御部は、
    前記電源線を介して前記機器に電源のオフを予告するメッセージを表示させる、
    請求項1又は2に記載の電源管理装置。
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