JP2016189076A - 情報処理装置、及び文章画像化プログラム - Google Patents

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【課題】 画像情報から文章の印象を直感的に把握できるようにする。【解決手段】 情報処理装置は、任意の文章から印象語を抽出する印象語抽出部と、抽出された前記印象語の重みを計算する重みづけ部と、前記文章の画像化に用いる画像カテゴリとレイアウトパターンを取得する取得部と、前記印象語と前記画像カテゴリを組み合わせて検索用キーワードを作成する検索用キーワード作成部と、前記検索用キーワードに基づいて印象画像を検索する検索部と、前記印象語の重みと、前記印象画像の検索順位と、前記レイアウトパターンとに基づいて前記印象画像のレイアウトを決定するレイアウト部と、前記決定されたレイアウトで前記印象画像を表示する表示部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は情報の視覚化に関し、特に文章の画像化技術に関する。
種々の情報、データ、知識などを視覚的に表現するインフォグラフィックスが多様な分野で用いられている。言葉だけでは理解しにくい事柄を図やイラストを使って表現することで、直截でわかりやすい表現にする。
文章の内容を直感的に理解できるようにする技術に「タグクラウド」がある。タグクラウドの例として、文章内の特徴的な単語をピックアップし、ピックアップされた単語を組み合わせてより特徴的な単語が目立つように画像を作成する手法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2010−160688号公報
しかし、上記のタグクラウドで形成される画像はあくまでも文字情報である。ユーザはタグクラウド表示された画面で文字を読まなければならず、文章内容の印象を直感的に理解しにくいという問題がある。また、文字のサイズや色に変化をつけたとしても、文字内容から受ける印象は画一的である。
そこで、上記問題を解決し、画像情報から文章の印象を直感的に把握することのできる文章画像化の手法と構成を提供することを課題とする。
本発明の一態様では、情報処理装置は、
任意の文章から印象語を抽出する印象語抽出部と、
抽出された前記印象語の重みを計算する重みづけ部と、
前記文章の画像化に用いる画像カテゴリとレイアウトパターンを取得する取得部と、
前記印象語と前記画像カテゴリを組み合わせて検索用キーワードを作成する検索用キーワード作成部と、
前記検索用キーワードに基づいて印象画像を検索する検索部と、
前記印象語の重みと、前記印象画像の検索順位と、前記レイアウトパターンとに基づいて前記印象画像のレイアウトを決定するレイアウト部と、
前記決定されたレイアウトで前記印象画像を表示する表示部と、
を有する。
別の態様では、文章画像化プログラムは、
プロセッサに
任意の文章から印象語を抽出する手順と、
抽出された前記印象語の重みを計算する手順と、
前記文章の画像化に用いる画像カテゴリ及びレイアウトパターンを取得する手順と、
前記印象語と前記画像カテゴリを組み合わせた検索用キーワードを作成する手順と、
前記検索用キーワードに基づいて印象画像を検索する手順と、
前記印象語の重みと、前記検索の順位と、前記レイアウトパターンとに基づいて検索された前記印象画像のレイアウトを決定する手順と、
前記決定されたレイアウトで前記印象画像を表示する手順と、
を実行させることを特徴とする。
ユーザは画像情報から文章の印象を直感に把握することができる。
本発明の実施形態の情報処理装置の機能構成図である。 実施形態の情報処理装置のハードウェア構成図である。 図1の装置が行う動作のフローチャートである 文章取得の例を示す図である。 印象語抽出の例を示す図である。 重みづけ算出の例を示す図である。 画像カテゴリ取得の例を示す図である。 検索用キーワード作成の例を示す図である。 検索された印象画像の例を示す図である。 評価値算出の例を示す図である。 レイアウトパターン取得の例を示す図である。 印象画像の配置例を示す図である。 印象画像の配置例を示す図である。 印象画像の配置例を示す図である。 起動パラメータを用いた印象画像レイアウト処理の一例を示す図である。 起動パラメータを用いたレイアウト処理のフローチャートである。 評価値を印象画像のサイズに反映するレイアウトの例を示す図である。 評価値を印象画像の表示個数に反映したレイアウトの例を示す図である。 評価値を印象画像の明度に反映したレイアウトの例を示す図である。 文章画像化の変形例を示すフローチャートである。 印象画像グループごとに表示領域を割り当てるレイアウト例を示す図である。 図21の分割表示領域への印象画像の割り当て例を示す図である。 エリア分割配置に、評価値に基づく画像サイズの変更と画像個数の変更を組み合わせたレイアウト例である。
図1は、実施形態の情報処理装置1の機能ブロック図である。情報処理装置1は、携帯電話、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン等の任意の携帯端末装置であり、処理部10と、ユーザインタフェース20と、レイアウト用パラメータ及び関数データベース25を有する。処理部10は、印象語抽出部11、重みづけ部12、検索用キーワード作成部13、検索部14、評価値算出部15、印象画像レイアウト部16を有する。ユーザインタフェース20は、文章取得部21、画像カテゴリ取得部22、レイアウトパターン取得部23、及び画像表示24を含む。
印象語抽出部11は、文章取得部21で取得された文章から印象語を抽出する。印象語は「優雅な」、「明るい」、「酸っぱい」等の形容詞や、「さわやかに」、「重々しく」等の形容動詞を含む。重みづけ部12は、抽出された印象語の各々の重みを計算する。
情報処理装置1の第1の特徴として、検索用キーワード作成部13は、画像カテゴリ取得部22で取得された画像のカテゴリと、抽出された印象語の組み合わせにより、検索用キーワードを作成する。画像カテゴリは、たとえばユーザの選択により「絵画」、「写真」、「コンピュータグラフィックス」、「漫画」などのジャンルの選択でもよいし、「動物」、「子供」、「果物」等の対象物の選択でもよい。検索部14は、印象語と画像カテゴリの組み合わせで構成される検索用キーワードを用いて、任意のソースで画像を検索する。画像ソースはユーザが収集した画像コレクションでもよいし、ネットワーク上の著作権フリーの画像提供サービスを利用してもよい。
情報処理装置1の第2の特徴として、評価値算出部15は、重みづけ部12で算出された重みと、画像検索結果とに基づいて、検索された画像の各々の評価値を算出する。印象画像レイアウト部16は、評価値と、レイアウトパターン取得部23により取得されたレイアウトパターンとに従って、画像のレイアウトを行う。画像のレイアウトを行う際に、レイアウト用パラメータ及び関数データベース25に記録されているパラメータ及び関数を読み出す。レイアウトされた印象画像は、画像表示部24により表示される。
情報処理装置1の第3の特徴として、レイアウトパターンとしてエリア分割配置が選択されたときに、表示領域割当部17は、印象語の重みに基づいて、検索キーワードにより検索される印象画像のグループごとに表示領域の割り当てを決定する。この場合、印象画像レイアウト部16は、各グループに割り当てられた表示領域内にそのグループに含まれる印象画像を、たとえば検索順位にしたがって配置する。後述するように、印象語の重みに基づく印象画像グループへの表示領域の割り当てと、評価値を反映したレイアウトとを組み合わせてもよい。
図2は、情報処理装置1のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit:中央演算装置)31、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33、及び入出力インターフェース35がバス34により相互接続されている。入出力インターフェース35には、入力部36、出力部37、記憶部38、通信部39、ドライブ41が接続される。入力部36は、タッチパネル、マイクロフォン、テンキー、キーボード、マウス、スキャナなどである。出力部37は、ディスプレイ、スピーカ等を含む。通信部39は、通信インタフェースによりネットワークに接続する。ドライブ41を介して情報処理装置1にメモリカードなどのリムーバブルメディア42を接続してもよい。
CPU31は、ROM32または記憶部38に記録されたプログラムに従って、一連の処理手順を実行する。RAM33は、CPU31が実行する処理過程や処理結果のデータを適宜記憶する。処理に用いるプログラムやデータは通信部39を介して外部から取得してもよい。情報処理装置1は、上述した携帯端末装置以外にも汎用コンピュータで実現することができる。
図3は、図1の情報処理装置1が行う動作のフローチャートである。まず、文章取得部21で処理対象の文章を取得する(S11)。文章の取得は、図4に示す入力画面45を介して、ユーザによる文字入力から取得してもよいし、音声認識技術を用いてマイクロフォンで収集した音声を文字変換して取得してもよい。あるいは、雑誌やカタログの文章を文字認識により取得してもよいし、バーコード、二次元コードから読み取った文字情報を取得してもよい。
次に、取得した文章から印象語を抽出する(S12)。印象語の抽出は、公知の形態素解析により文章を品詞ごとに分解して、形容詞や形容動詞を選出する。たとえば、図5に示すように、取得された文章から、「繊細」、「力強い」、「やわらか」という印象語が抽出される。印象語の抽出時に、事前に登録したフレーズに一致するかどうかを判断してフィルタリングをかけてもよい。また、抽出した品詞の表記の揺れを統一して「うつくしい」と「美しい」を同一のものと扱ってもよい。
次に、抽出した印象語に対して、公知の方法で重みを算出する(S13)。重みづけは、図6に示すように、文章内での印象語の出現頻度に基づいて行ってもよい。図5の文章の例では、「繊細」という印象語は3回出現する。「力強い」という印象語は1回出現し、「やわらか」という印象語は2回出現する。この場合、重みは、印象語全体の出現回数に対する着目する印象語の出現回数の割合、すなわち(印象語の出現回数)/(全印象語の出現回数)で表してもよい。「繊細」という印象語の重みは、3/(3+2+1)で計算され、重み0.5が算出される。同様に、「やわらか」の重みは0.33、「力強い」の重みは0.17として計算される。
次に、画像カテゴリを取得する(S14)。画像カテゴリ取得は必ずしも印象語抽出(S12)や重みづけ(S13)の後でなくてもよい。印象語の抽出や重みづけと同時であってもよいし、先立って行われてもよい。画像カテゴリは、たとえば図7の選択画面46を用いてユーザが選択または入力してもよい。あるいは、ファイルやデータベース、プログラムの起動パラメータなどを通じて取得してもよい。
次に、抽出された印象語と画像カテゴリに基づいて、検索用キーワードを作成する(S15)。図8は、検索用キーワード作成の例を示す。ユーザが画像カテゴリとして、図7の選択画面46から「人の顔」を選択した場合を例にとる。印象語として「繊細」、「やわらか」、「力強い」が抽出されており、画像カテゴリとして「人の顔」が選択されている。検索用キーワードとして「繊細+人の顔」という組み合わせ、「やわらか+人の顔」という組み合わせ、「力強い+人の顔」という組み合わせが作成される。抽出された印象語のすべてについて検索用キーワードを作成してもよいし、閾値以上の重みをもつ印象語のみに検索用キーワードを作成してもよい。
次に、検索用キーワードを用いて画像を検索する(S16)。一例として、検索部14はウェブ上の画像検索エンジンを利用して、各検索用キーワードに対応する複数の印象画像を検索する。上述のように、印象画像は任意の画像ソースから検索され得る。
図9は、検索された画像の例を示す。「繊細+人の顔」の検索用キーワードで検索された画像群を印象画像グループAとする。「やわらか+人の顔」の検索用キーワードで検索された画像群を印象画像グループBとする。「力強い+人の顔」の検索用キーワードで検索された画像群を印象画像グループCとする。各印象画像は、検索順位に基づいて対応するグループ内での順位を有する。
次に、検索結果と重みとから、各印象画の評価値を算出する(S17)。評価値は、各印象画像の優先度合を表わす。評価値は、たとえば式(1)を用いて、印象語の重みと検索順位の比から算出する。
評価値=(印象語の重み)/(検索順位) (1)
図10は評価値算出の例を示す。印象画像グループAで検索順位1位の画像の評価値は、0.5/1で重み0.5をそのまま反映する。印象画像グループAで検索順位2位の画像の評価値は、0.5/2=0.25となる。検索順位3位の画像の評価値は0.5/3=0.17となる。同様に、印象画像グループBで検索された各画像と印象画像グループCで検索された各画像について評価値を算出する。
次に、レイアウトパターンを取得する(S18)。レイアウトパターンの取得は必ずしも評価値算出の後でなくてもよく。印象語抽出(S12)から評価値算出(S17)のいずれかの処理と同時であってもよいし、これらの処理に先立って行われてもよい。レイアウトパターンの例として、螺旋配置、直線配置、正方配置、エリア分割配置、明度グラデーション等がある。レイアウトパターンは、図11に示す選択画面47からユーザが選択してもよいし、ファイルやデータベース、プログラムの起動パラメータを通じて指定してもよい。
図12は、印象画像のレイアウトパターンの例を示す。螺旋配置は、検索された印象画像51を螺旋状に配置する。直線配置は、検索された印象画像51を直線上に配置する。正方配置は、検索された印象画像51を正方形を形成するように配置する。このレイアウトには、評価値が反映される。たとえば、螺旋配置の場合、最も評価値の高い画像をセンターに配置し、外側に向かって評価値の高い順に配置する。直線配置の場合は、最も評価値の高い画像を先頭にする。正方配置の場合は、最も評価値の高い画像を中心に配置する等である。
図13は螺旋配置される印象画像のレイアウト例を示す。図14に示すように、評価値が閾値以上の画像だけを螺旋状に配置してもよい。閾値判断による表示画像の選別は、直線配置や正方配置など、任意のレイアウトパターンに適用してもよい。また、図13の例で、評価値を画像位置に反映させるだけでなく、画像サイズに反映させてもよい。たとえば、センターの画像サイズを最も大きくして、螺旋で外側にいくにつれて画像サイズを小さくしてもよい。
レイアウトパターンをプログラムの起動パラメータ指定形式にする場合は、印象画像の配置をベクトル表現する下記の関数及びパラメータを用意してもよい。
・出力ベクトル関数f(i)
・間隔ベクトル関数g(i)
・全印象画像数N
・印象画像サイズの指定範囲(ピクセル数)P
ここで、「i」は評価値に基づく印象画像の順位である。
図15は、起動パラメータに基づくレイアウトの例を示す。印象画像レイアウト部16は、レイアウト用パラメータ及び関数データベース25からレイアウトパラメータと関数を取得する。表示画面の横軸をx1、縦軸をx2として2次元ベクトルx1、x2を考える。出力ベクトル関数f(i)は、たとえば直線関数としてf(i)=(1、1)を取得し、間隔ベクトル関数g(i)としてg(i)=(0,0)を取得する。これは、原点Oを始点として、(1,1)方向に画像を等間隔で配置することを意味する。全印象画像数Nは4、各印象画像のサイズの指定範囲(全ピクセル数)PはP=a(aは正の実数)とする。
順位i番目の印象画像の位置ベクトルF(i)はF(i)=f(i)+g(i)で表される。たとえば、各画像の左上のコーナーを基準点としたとき、i=1である印象画像52の位置ベクトルはF(1)=(1,1)、i=2である印象画像53の位置ベクトルはF(2)=(2,2)、i=3である印象画像54の位置ベクトルはF(3)=(3,3)、i=4である印象画像55の位置ベクトルはF(4)=(4,4)で表される。
図13のように螺旋配置とする場合は、出力ベクトル関数として、アルキメデスの螺旋関数ri=aθiを取得してもよい。たとえば、θi=iπ/bのように定義する。また、間隔ベクトルg(i)に高次元の関数を与えて、印象画像の評価値の変化に伴って配置間隔を変化させてもよい。
図16は、起動パラメータを用いたレイアウト処理のフローチャートである。レイアウト用パラメータ及び関数データベース25から、レイアウトパラメータ及び関数を取得し(S31)、座標系を用意する(S32)。評価値の順位iをi=1に初期化して(S33)、印象画像iのピクセル数がPであるか否かを判断する(S34)。印象画像iのピクセル数がPでない場合は印象画像iのサイズがPになるまでリサイズを行う(S35)。印象画像iのピクセル数がPになったら、印象画像iの位置ベクトルを算出して座標系に配置する(S36)。
他に処理対象の印象画像が残っているか否かを判断し(S37)、他の印象画像がある場合は、iをインクリメントして、ステップS33からS37を繰り返す。印象画像の数は検索されたすべての画像を用いてもよいし、所定の閾値以上の印象画像だけを使用してもよい。すべての印象画像がレイアウトされたなら、処理を終了する。
図17は、評価値の配列順序への反映と、画像サイズへの反映を組み合わせたレイアウトの例を示す。この場合、レイアウトパラメータであるピクセル数Pは、たとえばP=a/iで表され、徐々にピクセル数が小さくなるようにしてもよい。優先度の高い印象画像を先頭に大きく表示することで、文章についてより直感的な印象をユーザに与えることができる。
図18は、評価値を印象画像の表示個数に反映したレイアウトの例を示す。評価値の高い印象画像を評価値の低い印象画像よりも多く表示することで、優先度の高い印象画像が強調され、文章に対する直感的な印象を与えることができる。
図19は、評価値を印象画像の明度に反映したレイアウトの例を示す。評価値の高い印象画像を評価値の低い印象画像よりも高い明度で表示することで、優先度の高い印象画像を強調する。評価値による明度グラデーションを図12、図17、図18のレイアウトと組み合わせてもよい。評価値は印象画像の配置順序、サイズ、個数、明度など、レイアウトに関係する任意の要素の組み合わせに反映することができる。
<変形例>
図20は、文章画像化方法の変形例のフローチャートである。図20では、レイアウトパターンとしてエリア分割配置が取得されたときに、抽出された印象語の重みに応じて、検索された印象画像の各グループに割り当てる表示領域を決定する。図3と同じステップには同じ符号を付けて、重複する説明を省略する。抽出された印象語と指定された画像カテゴリとの組み合わせにより検索用キーワードを作成し、検索用キーワードに基づいて画像を検索するステップ(S11〜S16)までは、図3と同じである。レイアウトパターンとしてエリア分割配置が取得されると(S27)、情報処理装置1は印象語の重みに基づいて、検索された各印象画像グループに割り当てる分割表示領域を決定する(S28)。割り当てられた分割表示領域内に、対応する印象画像グループの印象画像を検索順位に基づいて配置し(S19)、レイアウト済の画像を表示する(S20)。
図21は、印象語の重みによる表示領域の割り当ての例を示す。たとえば、「印象語+画像カテゴリ」で特定される検索用キーワードで、図9のような印象画像グループA〜Cが検索される。この場合、印象語の重みに従って、印象画像A、B、Cに割り当てられる表示領域の面積比を決定する。各グループに含まれる印象画像は、割り当てられた領域内に検索順位にしたがって配置される。この場合の配置例を図22に示す。図20〜図22の例では、レイアウトパターンとしてエリア分割配置が取得されたときに、評価値を算出しなくても重みと、検索順位により印象画像を効果的に配置し表示することができる。
図3の評価値算出(S17)と、図20の表示領域割り当て(S27)を組み合わせてもよい。たとえば、重みに基づいて印象画像グループごとに分割表示領域を割り当て、各分割表示領域における印象画像の配置に評価値を反映させてもよい。評価値は、上述のように画像サイズ、画像個数、明度など様々な要素に反映可能である。たとえば、図23に示すように、評価値の高い印象画像のサイズを大きくして対応する表示域内に配置してもよい。あるいは、評価値の高い印象画像の表示個数を多くして、対応する表示領域内に配置してもよいし、サイズと表示個数を組み合わせてもよい。
図1の情報処理装置1を図2の構成の汎用コンピュータで実現する場合は、文章画像化プログラムによりCPU31に以下の手順を実行させる。
任意の文章から印象語を抽出する手順;
抽出された前記印象語の重みを計算する手順;
前記文章の画像化に用いる画像カテゴリ及びレイアウトパターンを取得する手順;
前記印象語と前記画像カテゴリを組み合わせた検索用キーワードを作成する手順;
前記検索用キーワードに基づいて印象画像を検索する手順;
前記印象語の重みと、前記検索の順位と、前記レイアウトパターンとに基づいて検索された前記印象画像のレイアウトを決定する手順;及び
前記決定されたレイアウトで前記印象画像を表示する手順。
以上述べたように、印象語と画像カテゴリの組み合わせで印象画像を検索し、印象語の重みと検索順位とに基づいて印象画像のレイアウトを決定することで、優先度が高い印象画像が強調され、ユーザの視覚的な文章把握を支援する。印象語の重みと画像検索結果の順序の比から算出される評価値を用いて、優先度の高い印象画像を任意の場所に配置できるので、より印象度の高い画像を強調することができる。評価値を印象画像の表示サイズや、表示個数、明度に反映することで、優先度の高い印象画像を目立たせる。さらに、印象語の重みから検索された印象画像グループに割り当てる表示領域を決定することで、優先度の高い印象画像を広い領域内に配置して目立たせることができる。
1 情報処理装置
10 処理部
11 印象語抽出部
12 重みづけ部
13 検索用キーワード作成部
14 検索部
15 評価値算出部
16 印象画像レイアウト部
17 表示領域割当部
20 ユーザインタフェース
21 文章取得部
22 画像カテゴリ取得部
23 レイアウトパターン取得部
24 画像表示部
25 レイアウト用パラメータ及び関数データベース

Claims (7)

  1. 任意の文章から印象語を抽出する印象語抽出部と、
    抽出された前記印象語の重みを計算する重みづけ部と、
    前記文章の画像化に用いる画像カテゴリとレイアウトパターンを取得する取得部と、
    前記印象語と前記画像カテゴリを組み合わせて検索用キーワードを作成する検索用キーワード作成部と、
    前記検索用キーワードに基づいて印象画像を検索する検索部と、
    前記印象語の重みと、前記印象画像の検索順位と、前記レイアウトパターンとに基づいて前記印象画像のレイアウトを決定するレイアウト部と、
    前記決定されたレイアウトで前記印象画像を表示する表示部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記印象語の重みと前記検索順位とに基づいて前記印象画像の評価値を算出する評価値算出部、
    をさらに有し、
    前記レイアウト部は、前記評価値と前記レイアウトパターンとに基づいて前記印象画像のレイアウトを決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記レイアウト部は、前記評価値に基づいて前記印象画像の配置位置、画像サイズ、表示個数、明度の少なくともひとつを変えることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記検索部は、前記検索用キーワード中の前記印象語に対応して、複数の印象画像を含む印象画像グループを検索し、
    前記レイアウト部は、前記レイアウトパターンとしてエリア分割配置が取得されたときに、前記印象語の重みに基づいて前記印象画像グループに割り当てる分割表示領域を決定し、前記分割表示領域内に、対応する印象画像グループの前記印象画像を配置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記レイアウト部は、前記重みに基づいて前記分割表示領域の面積比を決定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記画像カテゴリと前記レイアウトパターンを取得するユーザインタフェース、
    をさらに有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. プロセッサに
    任意の文章から印象語を抽出する手順と、
    抽出された前記印象語の重みを計算する手順と、
    前記文章の画像化に用いる画像カテゴリ及びレイアウトパターンを取得する手順と、
    前記印象語と前記画像カテゴリを組み合わせた検索用キーワードを作成する手順と、
    前記検索用キーワードに基づいて印象画像を検索する手順と、
    前記印象語の重みと、前記検索の順位と、前記レイアウトパターンとに基づいて検索された前記印象画像のレイアウトを決定する手順と、
    前記決定されたレイアウトで前記印象画像を表示する手順と、
    を実行させる文章画像化プログラム。
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