JP2016187306A - コンバイン - Google Patents

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JP2016187306A
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clutch
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齋藤 学
Manabu Saito
学 齋藤
慧 今田
Kei Imada
慧 今田
博司 古川
Hiroshi Furukawa
博司 古川
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明の課題は、刈取入力軸を動力で逆回転させる刈取逆転レバーを設け、刈取逆転レバーを刈取入力軸が逆転する伝動入り方向に操作すると、刈取クラッチレバーを強制的に刈取クラッチ切り位置に戻す手段を設けたり、刈取部の回転速度を低速側に切り替える手段を設けたりすることで、逆転作業操作の容易化、安全性の向上を図ることを目的とする。
【解決手段】 本発明は、刈取部(8)の刈取入力軸(16)への回転動力を入り切り操作する刈取クラッチレバー(17)と、刈取入力軸を逆転伝動するよう操作可能に連動構成した刈取逆転レバー(18)を備え、前記刈取逆転レバー(18)を刈取逆転伝動入り方向に操作すると、この操作に関連して刈取クラッチレバー(17)を刈取クラッチ切り位置に戻す手段(23)を設ける。
【選択図】 図3

Description

この発明は、稲麦や菜種等の茎稈を刈り取って収穫するコンバインに関する。
従来のコンバインは、刈取り部に正回転駆動力を伝達する正回転クラッチと、逆回転駆動力を伝達する逆回転クラッチと、正回転クラッチ、逆回転クラッチを別個に操作する操作部を備えている(例えば、特許文献1)。
特開2013−99354号公報
上記のコンバインは、正回転クラッチが入り状態にあると逆回転クラッチの入り状態への切換えが牽制されるが、このような場合に逆回転クラッチを入り状態とするためには、正回転クラッチの切り操作と逆回転クラッチの入り操作が必要であり、操作手順が多いという問題があった。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の発明は、刈取部(8)の刈取入力軸(16)への回転動力を入り切り操作する刈取クラッチレバー(17)と、刈取入力軸を逆転伝動するよう操作可能に連動構成した刈取逆転レバー(18)を備え、前記刈取逆転レバー(18)を刈取逆転伝動入り方向に操作すると、この操作に関連して刈取クラッチレバー(17)を刈取クラッチ切り位置に戻す手段(23)を設けてあることを特徴とする。
作業中、刈取搬送部に詰りが生じた場合、刈取搬送部を逆転させて詰った作物を除去する。この場合には、刈取逆転レバー(18)を刈取入力軸(16)が逆転する伝動入り方向に操作すると、つまり、刈取逆転レバーを後方傾斜から前方傾斜方向へ操作すると、逆転テンションプーリ(22)が作動して刈取入力軸が逆転伝動入り状態となる。この時、刈取クラッチレバー(18)が刈取クラッチ入り状態にある場合には、刈取逆転レバーの逆転入り操作に関連して刈取クラッチレバー(17)がクラッチ切方向へ強制的に押し戻される。
従って、刈取搬送部、例えば、フィードコンベアに詰った作物は、これの逆転によって容易に除去することができる。また、この時、刈取部を動力で逆転させるにも拘わらず、刈取クラッチレバーは、入り状態にあっても強制的に切り方向に押し戻されるため安全である。
請求項2記載の発明は、請求項1において、前記刈取逆転レバー(18)の刈取逆転伝動入り操作に関連して刈取部(8)の回転速度を低速側に切り替えるべく連動構成してあることを特徴とする。
上記構成によると、刈取部の回転速度は、刈取作業時の回転速度よりも低速に切り替えられるため、高速回転による無理な負荷がかからず、逆転作業時の安全性が確保される。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2において、前記刈取逆転レバー(18)の刈取逆転伝動入り操作に関連してエンジン回転を低速側に切り替える手段(26)を設けてあることを特徴とする。
刈取逆転レバー(18)を刈取逆転伝動入り方向に操作すると、エンジン回転速度を制御するアクセルレバー(19)が低速回転側に戻され、エンジン回転が低速側に切り替えられて、刈取回転速度は所定値まで低下する。刈取逆転時の回転速度制御は、エンジンの回転制御によるため、特別な減速手段や変速手段を用いることなく利用でき、安価に実施することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1又は請求項2又は請求項3において、前記刈取逆転レバー(18)は、側面視でアクセルレバー(19)と刈取クラッチレバー(17)との間に位置し、且つ、平面視ではアクセルレバー(19)及び刈取クラッチレバー(17)位置よりも運転席側から最も遠い横外側方に配置してあることを特徴とする。
上記構成によると、通常作業では干渉しない位置に配置されているので、各レバーの操作が容易で誤操作を防止することができる。
請求項1記載の発明によれば、刈取逆転レバーの操作で、刈取部を逆転させることで詰った作物を取り除くことができ、しかも、この刈取逆転入り時には、刈取クラッチが入り時にあっても、必ず刈取クラッチレバーを切り方向に戻すので、安全かつ簡単に操作を行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、刈取逆転入り操作に関連して、刈取部の回転速度を低速に戻すので、無理な負荷がかからず、安全性がより向上する。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、刈取逆転入り時における回転速度制御は、アクセルレバーを低速側に戻すエンジン回転速度制御によるため、特別な減速手段や変速手段を用いることなく利用でき、安価に実施することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1又は請求項2又は請求項3記載の発明の効果に加えて、刈取逆転レバーは、側面視でアクセルレバーと刈取クラッチレバーと間に配置され、且つ、平面視では運転席側から最も遠い横外側方に配置されるので、通常の作業では干渉なく容易に操作でき、誤操作を防止することができる。
汎用コンバインの側面図 汎用コンバインの正面図 刈取クラッチレバー、刈取逆転レバー、アクセルレバーの操作機構を示す側面図 逆転テンションの操作機構を示す側面図 刈取逆転レバーとアクセルレバーの操作連動機構を示す側面図 刈取クラッチレバー、刈取逆転レバー、アクセルレバー等の配置関係を示す平面図 別実施例を示す汎用コンバインの側面図 同上正面図 別例汎用コンバインの正面図 コンバイン操作部の要部の側面図 同上要部の正面図 従来例を示すコンバイン要部の正面図 本例を示す同上要部の平面図 ベルトストッパを備えたベルト伝動機要部の側面図 同上要部の正面図 汎用コンバインの側面図
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1及び図2は、圃場に立毛する稲麦や菜種等の作物茎稈を自走しながら刈り取って収穫する汎用コンバインを示すものであり、下部に左右一対の走行クローラ2,2を備えた車体1の前側には、作物茎稈を後方に掻き込む掻込タイン3を備えた掻込リール4と、掻込後の茎稈を切断するバリカン式の横向き刈刃装置5と刈取後の茎稈をテーブル6上に掻き込む掻込オーガ7等からなる刈取前処理部8を備えている。
刈取前処理部8の左側から後方にわたって装備されたフィーダハウス10内には、刈取前処理部からの作物茎稈を受け継いで後方上方に揚上搬送して脱穀部9内に供給するフィードコンベア11が装備されている。フィーダハウス10の右側には、運転席12、運転席前側のフロント操作ボックス13、運転席横側のサイド操作ボックス14等からなる運転操作部が装備され、運転操作部の後方には収穫物を一時的に貯留するグレンタンク15が設置されている。
サイド操作ボックス14上には、刈取前処理部8のフィードコンベア11終端に架設された刈取入力軸16への回転動力を入り切り操作する刈取クラッチレバー17と、刈取入力軸16を逆転駆動すべく操作可能に連動構成された刈取逆転レバー18が装備されている。
刈取逆転レバー18は、後方傾斜状態から前方傾斜方向に操作すると、回動アーム20を介してケーブル21を引き、逆転テンションプーリ22の入り操作で、刈取入力軸16を逆転駆動するように連動構成されている。そして、この刈取逆転レバーの刈取逆転伝動入り操作に関連して刈取クラッチレバー17がクラッチ入り位置にある場合には強制的に刈取クラッチ切り位置に戻すよう連動構成している。つまり、刈取逆転レバー18を逆転伝動入り方向に操作すると、刈取逆転レバーに設けたアームピン23により強制的に刈取クラッチレバー17を戻し、作動アーム24、クラッチワイヤ25を介して刈取クラッチを切りにする構成になっている。
また、刈取逆転レバーを刈取逆転伝動入り方向に操作すると、これに関連して刈取部の回転速度が低速側に切り替わるよう連動構成している。つまり、その切替手段は、減速機構或いは高低ベルト式変速機構などを介して刈取作業時の適正回転速度と逆転作業時の低速回転速度に切り替えるものであってもよいが、本例では、刈取逆転レバー18を刈取逆転伝動入り方向に操作すると、エンジン回転速度を制御するアクセルレバー19が逆転レバー18に設けられたカム体26の作動により強制的に低速回転側に戻されて、エンジン回転が低速側に切り替るようになっている。
図3において、刈取逆転レバー18は、側面視で前側のアクセルレバー19と後側の刈取クラッチレバー17との間に配置され、また、図6に示すように平面視では運転席側に近い内側のアクセルレバー19及び刈取クラッチレバー17よりも横外側方に配置している。
図7及び図8に示す実施例は、エアクリーナ30とプレクリーナ31を分離させ、1番揚穀筒33上部の支持ステー34でプレクリーナ31のみを保持し、エアクリーナ30は、運転席12後部のリヤフレームに固定し、ホース32で連結した構成としている。従来のプレクリーナとエアクリーナの一体化に比べプレクリーナの振動による部品の破損低減並びに振動・騒音低減化を図ることができる。 なお、図9例に示すように、プレクリーナ31のみをオーガ受け35に支持部材36でもって連結保持させる構成であっても上記同様の効果が発揮できる。
図10及び図11に示す実施例は、排出オーガを昇降並びに旋回操作するオーガ操作レバー37とタンク内の穀粒を排出する排出レバー38を支持する支持プレート39は、運転席や操作パネル40、走行フレームや脱穀機枠41を連結プレート42を介して連結するリヤフレーム43に取り付けた構成としている。これによると、各部材の取付構成が強固に保持される。
図12の従来例で示すように、扱胴軸45への脱穀カウンタプーリ46が左側に、刈取入力軸への刈取カウンタプーリ47が右側に位置するように配置され、そして、刈取入力ベルト48を入り切りする刈取クラッチテンションアーム49がその右外側に配置されていた。これに対し、本例では、図13例に示すように、脱穀カウンタプーリ46と刈取カウンタプーリ47を従来とは左右逆に配置し、刈取クラッチテンションアーム49をプーリ47と刈取入力軸プーリ46aとの間に掛け渡す刈取入力ベルト48の左内側に配置した構成としている。これによると、刈取クラッチテンションアームの回動支点軸や刈取入力軸の短縮化、構成のコンパクト化、外装カバーの小幅化を図ることができる。
図14及び図15に示すように、脱穀側伝動プーリ50ベルトストッパ51において、従来はプーリ50の上下に各ストッパ51a,51bを独立的に配置して取り付けていたが、本例では、図例のように、上下2つのベルトストッパ51a,51bを一体化することで、取付構成の簡易化を図ることができた。
なお、図16例は、ラジエータカバー52の前方側面に配置した昇降用ハンドル53を示すものであるが、図例では、このハンドル53を地上より規定の配置するため、取っ手部を下方へ長く延設させた構成としている。
8 刈取部(刈取前処理部)
11 フィードコンベア
16 刈取入力軸
17 刈取クラッチレバー
18 刈取逆転レバー
19 アクセルレバー
20 回動アーム
21 ケーブル
22 逆転テンションプーリ
23 アームピン
24 作動アーム
25 クラッチワイヤ
26 カム体

Claims (4)

  1. 刈取部(8)の刈取入力軸(16)への回転動力を入り切り操作する刈取クラッチレバー(17)と、刈取入力軸を逆転伝動するよう操作可能に連動構成した刈取逆転レバー(18)を備え、前記刈取逆転レバー(18)を刈取逆転伝動入り方向に操作すると、この操作に関連して刈取クラッチレバー(17)を刈取クラッチ切り位置に戻す手段(23)を設けてあることを特徴とするコンバイン。
  2. 前記刈取逆転レバー(18)の刈取逆転伝動入り操作に関連して刈取部(8)の回転速度を低速側に切り替えるべく連動構成してあることを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記刈取逆転レバー(18)の刈取逆転伝動入り操作に関連してエンジン回転を低速側に切り替える手段(26)を設けてあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンバイン。
  4. 前記刈取逆転レバー(18)は、側面視でアクセルレバー(19)と刈取クラッチレバー(17)との間に位置し、且つ、平面視ではアクセルレバー(19)及び刈取クラッチレバー(17)位置よりも運転席側から最も遠い横外側方に配置してあることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のコンバイン。
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