JP2016186179A - 洗浄水タンク装置及び水洗大便器 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1における洗浄水タンク装置のインナータンクの内部には、フロート弁装置などの構成部品が配置されている。この洗浄水タンク装置において、アウタータンクの上面に手洗鉢が載設されており、この手洗鉢に手洗吐水管が立設し、底部には排水孔が開口されている。さらに、この排水孔に対面して水受け桶部が蓋と一体的に形成され、この水受け桶部には、インナータンクの前面壁に対峙する流出口が設けられている。
この解決策として、インナータンクと蓋との接合部分へ避けて、水受け桶部の流出口から水を流出させる構成が考えられる。しかし、この構成だと、インナータンクの内部に設けられるオーバーフロー管の上方の開口へ水が飛散してしまい、オーバーフロー管から便器へ水が排出される。そのため、インナータンク内に水受け桶部の流出口から流出した水が貯水されず、従来から便器に要請されている洗浄水の節水化のニーズに反してしまうといったおそれがある。
まず、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態に係る洗浄水タンク装置1について説明する。
つぎに、図3〜図5を参照して、本実施形態による洗浄水タンク装置1のインナータンク8について説明する。
この蓋部12は、手洗いボウル部4の排出口4bから鉛直方向に延びて流路を形成する筒部12aと、筒部12aの下端に接続され、インナータンク8の上方の開口を覆う平板部12bと、を有し、蓋部12の上方には排出口10とインナータンク8とを連通する開口部12cが開口されている。
また、この蓋部12の筒部12aの下方には開口部12cから流入する水を、後述する排水装置14のオーバーフロー管14aの外方に導く水受部18が設けられている。この水受部18は、蓋部12の開口部12cの下方において開口部12cと流路が連通している筒状の接続筒部12eに係合される。
また、オーバーフロー管14aは、インナータンク8の底部から上方に向かって延出するガイド部14bによって上下方向に摺動可能に保持されている。
オーバーフロー管14aの上方側には、玉鎖14dの一端が取付けられており、玉鎖14dの他端は、オーバーフロー管14aを上下動させるための操作装置16に取付けられている。
つぎに、図6〜図8を参照して、本実施形態による水受部18について説明する。
受筒部20は排出口4bから排出された水を受け、箱部22は受筒部20から流路が屈曲して下流端部に流出口22bが開口している。
また、図8に示すように、受筒部20の流路底面は、箱部22及び流出口22bに向かって下方へ傾斜している傾斜面20cを有している。そのため、流入口20aから流入した水は、この傾斜面20cに当たって、受筒部20から箱部22へ流路が絞られるように流れる。
箱部22の流路底面は、受筒部20から流出口22bに向かう方向に下方へ傾斜している。
また、箱部22の流出口22bにつながる底面には、流出口22bに向かって下方へ傾斜している傾斜面22aが設けられている。この傾斜面22aは、箱部22の流路底面の傾斜よりもさらに下方へ傾斜している。
つぎに、図9を参照して、本発明の実施形態に係る水受部18内の水の流れについて説明する。
インナータンク8内に貯水されていた洗浄水の排水が終了し、弁体14cによって排水口10が閉じられると、給水管(図示せず)からインナータンク8内に所定量の洗浄水が給水される。
受筒部20へ流入した水はそのまま流下していき、受筒部20の流路底面に設けられた傾斜面20cに当たる。傾斜面20cに当たった水は、そのまま傾斜面20cに沿って箱部22へ流れる。ここで、傾斜面20cに当たった水は、傾斜面20cによって流速を速めながら箱部22へ流れる。
箱部22へ流れた水は、流出口22bに向かって箱部22の流路の底面に沿って流れる。流出口22b付近に到達すると、箱部22を流れる水は、傾斜面22aを介して流出口22bから流出する。
そして、手洗い吐水部2から洗浄水が吐水されてから所定時間が経過すると、手洗い吐水部2からの吐水が終了する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。
2 手洗い吐水部
4 手洗いボウル部
4a ボウル面
4b 排出口
6 アウタータンク
8 インナータンク
10 排水口
12 蓋部
12a 筒部
12b 平板部
12c 開口部
12d 案内部
12e 接続筒部
14 排水装置
14a オーバーフロー管
14b ガイド部
14c 弁体
14d 玉鎖
14e 下端開口部
14f 上端開口部
16 操作装置
16a 回転軸
16b レバー
18 水受部
20 受筒部(第一管部)
20a 流入口
20b 接続部
20c 傾斜面
22 箱部(第二管部)
22a 傾斜面
22b 流出口
Claims (5)
- 便器を洗浄する洗浄水を貯水する洗浄水タンク装置であって、
手洗い吐水用の水を吐水する手洗い吐水部と、
前記手洗い吐水部から吐水された水を受け、受けた水を排出させる排出口が開口された手洗いボウル部と、
前記手洗いボウル部の下方に設けられるアウタータンクと、
前記アウタータンク内に設けられるインナータンクと、
前記インナータンクの内部に設けられ、上端に開口を設けたオーバーフロー管と、
前記インナータンクの上部に装着され、前記排出口と前記インナータンクとを連通する開口部が開口された蓋部と、
前記蓋部の前記開口部に着脱自在に取り付けられ、前記排出口から排出された水を受ける第一管部と前記第一管部から流路が屈曲して下流端部に流出口が開口された第二管部とからなる水受部と、
前記水受部の前記流出口と対面し、前記流出口から流出した水を前記インナータンクと前記蓋部との接合部分と、前記オーバーフロー管の前記開口との間へ案内する案内部と、
を備える洗浄水タンク装置。 - 前記水受部の前記第一管部の流路底面には、前記第二管部に向かって下方へ傾斜し、前記排出口から排出された水を前記第二管部へ導く傾斜面が設けられ、
前記水受部は、前記傾斜面で前記排出口からの水を受ける、
請求項1に記載の洗浄水タンク装置。 - 前記第二管部の前記流出口につながる底面は、前記流出口に向かって下方へ傾斜している、
請求項1または請求項2に記載の洗浄水タンク装置。 - 前記水受部の第一管部の上端には前記排出口から排出された水が流入する流入口が開口し、前記水受部の前記流入口と前記蓋部の前記開口部がインロー構造を形成するように係合されている、
請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の洗浄水タンク装置。 - 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の前記洗浄水タンク装置を備える水洗大便器。
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2015
- 2015-03-27 JP JP2015066714A patent/JP6481962B2/ja active Active
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