JP2016184518A - プレス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】摩擦熱の影響を低減できるプレス装置を提供すること。
【解決手段】第1面12a及び第1面12aの反対の第2面12bのうち、少なくとも第1面12aに活物質層14aを有する電極12をプレスするプレス部50であって、第1面12aに接する第1プレスロール52及び第2面12bに接する第2プレスロール53を有しており、プレスロール52,53との間に、電極12を挟み込んだ状態でプレスするプレス機構51と、第1プレスロール52の外周面52bに接している第1ブレード54と、第1プレスロール52の回転方向D2における第1ブレード54よりも下流側において、第1プレスロール52の外周面52bと接している第1冷却ロール58と、を備えた。
【選択図】図2

Description

この発明は、プレス装置に関するものである。
従来から、EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両には、例えばモータなどへの供給電力を蓄える蓄電装置として、リチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池などが搭載されている。このような蓄電装置に用いられる電極は、金属箔と、活物質を含んでいる活物質層と、を有している。
電極の製造過程においては、活物質層に含まれている活物質の密度を向上させるため、活物質層をプレスロールでプレスして圧縮することが行われている。そして、例えば特許文献1には、プレスロールの外周面にブレードを強く接触させることにより、プレスロールの外周面から付着物を掻き取ることができる装置が開示されている。
特開2005−207004号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている装置では、プレスロールとブレードとが擦れ合うことで発生する摩擦熱によって、プレスロールが直径方向へ膨張する可能性がある。プレスロールが膨張した場合には、2つのプレスロールの離間距離が狭くなり、その結果として、活物質層が過剰に圧縮されてしまう虞がある。
本発明は、このような従来技術に鑑みてなされたものであり、その目的は、摩擦熱の影響を低減できるプレス装置を提供することにある。
上記課題を解決するプレス装置は、第1面及び前記第1面の反対の第2面のうち、少なくとも前記第1面に活物質層を有する電極をプレスするプレス装置であって、前記第1面に接する第1プレスロール及び前記第2面に接する第2プレスロールを有しており、前記第1プレスロールと前記第2プレスロールとの間に、前記電極を挟み込んだ状態でプレスするプレス機構と、前記第1プレスロールの外周面に接しているブレードと、前記第1プレスロールの回転方向における前記ブレードよりも下流側において、前記第1プレスロールの外周面と接している冷却部と、を備えたことを要旨とする。
これによれば、ブレードと第1プレスロールとが擦れ合うことで摩擦熱が発生しても、第1プレスロールの回転方向における下流側において、第1プレスロールの外周面と接している冷却部によって、第1プレスロールの外周面が冷却される。したがって、摩擦熱によって、第1プレスロールが直径方向に膨張することを原因として、活物質層が過剰に圧縮されることが抑制される。即ち、摩擦熱の影響が低減される。
上記プレス装置において、前記冷却部は、前記第1プレスロールの回転軸と平行な回転軸を有し、且つ前記第1プレスロールの外周面に接している状態で回転できる冷却ロールであるとよい。これによれば、冷却部が第1プレスロールの回転を妨げてしまうことが抑制される。
上記プレス装置において、前記冷却部は、前記第1プレスロールの外周面に接している状態で搬送される冷却ベルトであるとよい。これによれば、冷却部と第1プレスロールの外周面との接触面積を大きくすることが可能である。このため、第1プレスロールの外周面の冷却が効率的にできるようになる。
上記プレス装置において、ペルチェ素子を備え、前記冷却部は、前記ペルチェ素子によって冷却されるようになっているとよい。これによれば、ペルチェ素子への通電を制御することにより、第1プレスロールの外周面を素早く冷却できるようになる。
上記プレス装置において、前記冷却部は、冷却ロールであり、前記ペルチェ素子は、前記冷却ロールに内蔵されているとよい。これによれば、例えば熱交換媒体を用いて冷却ロールを冷却する構成と比較して、プレス装置の構成が簡単にできる。
本発明によれば、摩擦熱の影響を低減できる。
蓄電装置の製造装置を模式的に示す正面図。 (a)は、プレス部を模式的に示す正面図、(b)は、冷却ロールの構造を示す模式図。 プレス部を模式的に示す平面図。 別の実施形態におけるプレス部を模式的に示す正面図。 別の実施形態におけるプレス部を模式的に示す正面図。
以下、蓄電装置の製造装置について説明する。
本実施形態において、完成品としての蓄電装置は、リチウムイオン二次電池である。リチウムイオン二次電池は、電極組立体と、電解液と、電極組立体及び電解液を収容しているケースと、を備えている。電極組立体において、正極電極と負極電極とは、絶縁性の多孔質体であるセパレータによって相互に絶縁された状態で、交互に層状に重なっている。
図1に示すように、製造装置11は、帯状の電極12を製造する工程に用いられる。製造装置11により製造される電極12は、正極電極及び負極電極の何れでもよい。電極12は、第1面13a及び第1面13aの反対の第2面13bを有する帯状の金属箔13と、金属箔13の第1面13aを覆っている活物質層14aと、金属箔13の第2面13bを覆っている活物質層14bと、を有する。
即ち、活物質層14aは、電極12の第1面12aを覆っている。活物質層14bは、電極12において、第1面12aの反対の第2面12bを覆っている。正極電極用の金属箔13は、例えばアルミニウム箔である。負極電極用の金属箔13は、例えば銅箔である。活物質層14a,14bは、それぞれの極性用の活物質、バインダ、及び導電助剤などを含んでいる。
製造装置11は、帯状の金属箔13を供給する供給部20と、金属箔13に活物質層14a,14bを形成する形成部30と、活物質層14a,14bを乾燥する乾燥部40と、活物質層14a,14bをプレスして圧縮するプレス装置としてのプレス部50と、電極12をロール状に巻き取る巻取部60と、を有する。製造装置11において、供給部20、形成部30、乾燥部40、プレス部50、巻取部60は、この順番で、金属箔13の搬送方向D1の上流から下流に向かって配置されている。
供給部20は、ロール状に捲回された金属箔13を支持するホルダ21を有する。ホルダ21は、金属箔13の搬送速度にあわせて金属箔13を送出する。
形成部30は、金属箔13の第1面13aに対して、少なくとも活物質及び溶媒を含むペースト状の活物質合剤を塗布することにより、活物質層14aを形成する第1塗工部31と、金属箔13の第2面13bに対して活物質合剤を塗布することにより、活物質層14bを形成する第2塗工部32と、を有する。塗工部31,32は、例えばスリットダイ方式やグラビアロール方式など、何れの塗工方式の塗工部であってもよい。塗工部31,32は、連続して活物質合剤を塗布するようになっている。
乾燥部40は、加熱された気体が内部で循環される乾燥炉41を有する。活物質層14a,14bに含まれている溶媒は、乾燥炉41内を通過している間に蒸発する。その結果、活物質層14a,14bが乾燥される。
図2(a)及び図3に示すように、プレス部50は、乾燥された活物質層14a,14bをプレスして圧縮するプレス機構51を有する。プレス機構51は、電極12の第1面12aに接する第1プレスロール52と、電極12の第2面12bに接する第2プレスロール53と、を有する。第1プレスロール52は、その回転軸52aが搬送方向D1と直交する方向、即ち電極12の幅方向に沿って延びるように配置されている。第2プレスロール53は、その回転軸53aが搬送方向D1と直交する方向に沿って延びるように配置されている。プレス機構51は、第1プレスロール52と第2プレスロール53との間に、電極12を挟み込んだ状態でプレスする。
プレス部50は、第1プレスロール52の回転軸52aに沿って延在している第1ブレード54を有する。第1ブレード54は、第1プレスロール52の外周面52bに接している接触部54aを有する。プレス部50は、第2プレスロール53の回転軸53aに沿って延在している第2ブレード55を有する。第2ブレード55は、第2プレスロール53の外周面53bに接している接触部55aを有する。接触部54a,55aは、何れも先鋭な形状である。
プレス部50は、第1ブレード54によって、第1プレスロール52の外周面52bから掻き取られた付着物70を回収する第1回収部56と、第2ブレード55によって、第2プレスロール53の外周面53bから掻き取られた付着物70を回収する第2回収部57と、を有する。なお、付着物70は、主には活物質層14a,14bの一部である。
プレス部50は、第1プレスロール52の回転方向D2における第1ブレード54の下流側において、第1プレスロール52の外周面52bと接している冷却部としての第1冷却ロール58を有する。第1ブレード54と第1冷却ロール58とは近接しているとよい。第1冷却ロール58は、第1プレスロール52の回転軸52aと平行な回転軸58aを有し、且つ外周面52bと接している状態で回転軸58aを中心に回転できるように支持されている。
プレス部50は、第2プレスロール53の回転方向D2における第2ブレード55の下流側において、第2プレスロール53の外周面53bと接している冷却部としての第2冷却ロール59を有する。第2ブレード55と第2冷却ロール59とは近接しているとよい。第2冷却ロール59は、第2プレスロール53の回転軸53aと平行な回転軸59aを有し、且つ外周面53bと接している状態で回転軸59aを中心に回転できるように支持されている。
プレス部50は、ペルチェ素子100を備えており、冷却ロール58,59は、ペルチェ素子100によって冷却される。また、ペルチェ素子100は、冷却ロール58,59に内蔵されている。以下、詳しく説明する。
図2(b)に示すように、第1冷却ロール58は、円柱状の基材80と、基材80を覆っている絶縁材料製の第1絶縁層81と、第1絶縁層81の外周面の全体を覆うように配置されているペルチェ素子100と、ペルチェ素子100を覆っている絶縁材料製の第2絶縁層82と、最外層であり且つ熱伝導性に優れた材料製の伝熱層83と、を有する。絶縁層81,82は、例えばシリコンゴムやセラミックなどの層である。伝熱層83は、例えばアルミニウムや銅などの層である。
ペルチェ素子100は、N型半導体とP型半導体とが、バスバー101によって交互に繰り返し直列に接続された構造を有している。ペルチェ素子100は、第1冷却ロール58の伝熱層83側が吸熱面となる一方で基材80側が発熱面となるように、電流が流される。なお、第2冷却ロール59の構造は、第1冷却ロール58の構造と同様であるため、その詳細な説明を省略する。
次に、製造装置11のうち、主にプレス部50の動作について、その作用とともに説明する。
供給部20では、帯状の金属箔13が連続的に送出される(供給工程)。形成部30では、金属箔13に対して活物質合剤が塗布され、活物質層14a,14bが連続的に形成される(塗布工程)。乾燥部40では、活物質層14a,14bが乾燥される(乾燥工程)。
そして、プレス部50では、プレスロール52,53によって電極12が挟み込まれた状態でプレスされ、活物質層14a,14bが圧縮される(プレス工程)。このとき、プレスロール52,53には、活物質層14a,14bの一部である付着物70が付着する場合がある。前述のように、活物質層14a,14bには、バインダを含んでいる。このため、付着物70は、プレスロール52,53に強く付着している場合がある。
しかしながら、付着物70は、ブレード54,55によって、外周面52b,53bのそれぞれから掻き取られる。掻き取られた付着物70は、回収部56,57によって回収される。したがって、外周面52b,53bは、清浄に保たれる。
ここで、付着物70の掻き取りを効率よく行うために、第1ブレード54を第1プレスロール52に対して強く接触させるとよい。しかしながら、第1ブレード54を第1プレスロール52に対して強く接触させた場合、第1ブレード54と第1プレスロール52とが強く擦れ合うため、摩擦熱が発生し易くなる。同じ理由で、第2ブレード55と第2プレスロール53との間でも、摩擦熱が発生し易くなる。
このため、プレスロール52,53は、摩擦熱によって直径方向に膨張する虞がある。仮に、プレスロール52,53が直径方向に膨張した場合、外周面52b,53bの離間距離が小さくなり、その結果として活物質層14a,14bが過剰に圧縮される。これに対して、本実施形態のプレス部50では、冷却ロール58,59によって、それぞれプレスロール52,53を冷却できるため、プレスロール52,53の膨張を抑制できる。即ち、外周面52b,53bで発生した摩擦熱が拡散する前に相殺され易くなる。
また、プレス部50では、ペルチェ素子100により、冷却ロール58,59が冷却される。したがって、ペルチェ素子100への通電を制御することにより、プレスロール52,53の外周面を素早く冷却できるようになる。特に、ペルチェ素子100は、冷却ロール58,59に内蔵されている。したがって、例えば熱交換媒体を用いて冷却ロール58,59を冷却する構成と比較して、プレス部50の構成が簡単にできる。
そして、巻取部60では、プレスされた電極12がロール状に巻き取られる(巻取工程)。
したがって、本実施形態は、次に示す効果を有する。
(1)第1冷却ロール58によって、第1プレスロール52の外周面52bが冷却される。したがって、摩擦熱によって、第1プレスロール52が直径方向に膨張し、活物質層14a,14bが過剰に圧縮されることを抑制できる。即ち、本実施形態のプレス部50は、摩擦熱の影響を低減できる。
(2)第1冷却ロール58は、第1プレスロール52の回転軸52aと平行な回転軸58aを有し、且つ第1プレスロール52の外周面52bに接している状態で回転できる。したがって、第1冷却ロール58が第1プレスロール52の回転を妨げてしまうことが抑制される。
(3)第1冷却ロール58は、ペルチェ素子100によって冷却される。したがって、プレス部50は、ペルチェ素子100への通電を制御することにより、第1プレスロール52の外周面52bを素早く冷却できるようになる。
(4)ペルチェ素子100は、第1冷却ロール58に内蔵されている。したがって、例えば熱交換媒体を用いて第1冷却ロール58を冷却する構成と比較して、プレス部50の構成が簡単にできる。
(5)第2プレスロール53についても、第2ブレード55や第2冷却ロール59が設けられている。したがって、電極12の両面に活物質層14a,14bを形成する製造装置11において、プレスロール52,53に対する摩擦熱の影響が何れも低減される。
(6)ペルチェ素子100は、冷却ロール58,59の外周面の全体にわたって埋設されている。したがって、プレスロール52,53の冷却が素早くできる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
○ 図4に示すように、プレス部50は、第1プレスロール52の回転方向D2における第1冷却ロール58よりも下流側において、外周面52bに接している補助ブレードとしての第1補助ブレード90と、さらに下流側において外周面52bと接している補助冷却部としての第1補助冷却ロール91と、を備えてもよい。同様に、プレス部50は、第2プレスロール53の回転方向D2における第2冷却ロール59よりも下流側において、外周面53bに接している第2補助ブレード92と、さらに下流側において外周面53bと接している第2補助冷却ロール93と、を備えてもよい。プレス部50は、第1補助ブレード90によって掻き取られた付着物70を回収する第1補助回収部94と、第2補助ブレード92によって掻き取られた付着物70を回収する第2補助回収部95と、を備えてもよい。これによれば、プレスロール52,53をより清浄に保つことができるようになる。
○ 図5に示すように、プレス部50は、第1冷却ロール58に代えて、第1プレスロール52の外周面52bと接している第1冷却ベルト110を有してもよい。第1冷却ベルト110は、外周面52bにおける第1位置P1と、該第1位置P1よりも回転方向D2における下流側に設定された第2位置P2との間の範囲にわたって、外周面52bと接した状態で搬送される。同様に、プレス部50は、第2冷却ロール59に代えて、第2プレスロール53の外周面53bと接している第2冷却ベルト111を有してもよい。第2冷却ベルト111は、外周面53bにおける第1位置P3と、該第1位置P3よりも回転方向D2における下流側に設定された第2位置P4との間の範囲にわたって、外周面53bと接した状態で搬送される。また、プレス部50は、各冷却ベルト110,111を冷却する冷却装置112を有するとよい。これによれば、第1冷却ベルト110と第1プレスロール52の外周面52bとの接触面積を大きくすることが可能である。このため、第1プレスロール52の外周面52bの冷却が効率的にできるようになる。第2冷却ベルト111についても同様の作用と効果を有する。
○ プレス部50は、プレスロール52,53の温度を検出する温度センサと、温度センサにより検出された温度に基づいて、ペルチェ素子100を制御する制御部と、を有してもよい。この場合、制御部は、温度センサで検出される温度が予め定めた温度となるように、冷却ロール58,59に内蔵されたペルチェ素子100への通電を制御するとよい。
○ プレス部50は、活物質層14bを有さない電極12をプレスする場合、第2ブレード55及び第2冷却ロール59を有さなくてもよい。
○ プレスロール52,53の位置は、入れ替えられてもよい。
○ 冷却ロール58,59は、熱交換媒体を流通させる配管を有してもよい。この場合、冷却ロール58,59は、配管を流通する熱交換媒体によって冷却される。
○ 塗工部31,32は、間欠的に活物質合剤を塗布するようになっていてもよい。この場合、例えば図示しない制御部の制御によって、塗工部31,32が一定の間隔で活物質合剤を金属箔13に塗布するように動作されるとよい。
○ プレス部50は、所定の形状に成形されたシート状の電極12を1枚ずつ、順次プレスする装置であってもよい。
○ 製造装置11は、形成部30や乾燥部40を有さなくてもよい。さらに、製造装置11は、供給部20及び巻取部60を有さなくてもよい。即ち、プレス部50は、それ単体で他の装置から独立したプレス装置であってもよい。
○ 製造装置11は、さらに別の機構を備えていてもよい。例えば、製造装置11は、搬送方向D1におけるプレス部50の下流側に、帯状の電極12を打ち抜いて四角形等の所定の形状に成形する打抜き部や、電極12を検査する検査部などを有していてもよい。
○ 製造装置11は、ニッケル水素二次電池など、その他の蓄電装置に用いる電極の製造装置であってもよい。
次に示す技術的思想は、上記実施形態及び別例から把握できる。
(イ)前記第1プレスロールの回転方向における前記冷却部よりも下流側において、前記第1プレスロールの外周面に接している補助ブレードと、前記第1プレスロールの外周面と接している補助冷却部と、を備えるとよい。
D2…回転方向、11…製造装置、12…電極、12a…第1面、12b…第2面、14a,14b…活物質層、50…プレス部(プレス装置)、51…プレス機構、52…第1プレスロール、52a…回転軸、52b…外周面、53…第2プレスロール、53a…回転軸、53b…外周面、54…第1ブレード(ブレード)、55…第2ブレード、58…第1冷却ロール(冷却部)、58a…回転軸、59…第2冷却ロール、59a…回転軸、90…第1補助ブレード(補助ブレード)、91…第1補助冷却ロール(補助冷却部)、92…第2補助ブレード、93…第2補助冷却ロール、100…ペルチェ素子、110…第1冷却ベルト(冷却部)、111…第2冷却ベルト(冷却部)。

Claims (5)

  1. 第1面及び前記第1面の反対の第2面のうち、少なくとも前記第1面に活物質層を有する電極をプレスするプレス装置であって、
    前記第1面に接する第1プレスロール及び前記第2面に接する第2プレスロールを有しており、前記第1プレスロールと前記第2プレスロールとの間に、前記電極を挟み込んだ状態でプレスするプレス機構と、
    前記第1プレスロールの外周面に接しているブレードと、
    前記第1プレスロールの回転方向における前記ブレードよりも下流側において、前記第1プレスロールの外周面と接している冷却部と、を備えたプレス装置。
  2. 前記冷却部は、前記第1プレスロールの回転軸と平行な回転軸を有し、且つ前記第1プレスロールの外周面に接している状態で回転できる冷却ロールである請求項1に記載のプレス装置。
  3. 前記冷却部は、前記第1プレスロールの外周面に接している状態で搬送される冷却ベルトである請求項1に記載のプレス装置。
  4. ペルチェ素子を備え、
    前記冷却部は、前記ペルチェ素子によって冷却されるようになっている請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のプレス装置。
  5. 前記冷却部は、冷却ロールであり、
    前記ペルチェ素子は、前記冷却ロールに内蔵されている請求項4に記載のプレス装置。
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