JP2016183743A - 直動案内装置のサイドシール、直動案内装置 - Google Patents

直動案内装置のサイドシール、直動案内装置 Download PDF

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Abstract

【課題】直動案内装置を、上面にレールカバーが配置された案内レールとレールカバーが配置されていない案内レールを接続し、両案内レールに渡ってスライダを往復移動させて使用する場合に、シール部材に破損が生じにくくする。
【解決手段】シール部材1の上側シール部11は、リップ部111と基部112とが別々に形成され、基部112のリップ部側の面112dに凹部113を有し、リップ部111の基部側の面111aに、凹部113に係合される凸部114を有する。凹部113の断面幅は奥側113aで手前側113bより大きく、凸部114は、凹部の奥側113aに配置されてリップ部111と基部112とを結合する頭部114aと、凹部の手前側113bに配置される首部114bとを有する。レールカバー5が配置されている場合は、首部114bの弾性変形により第一の隙間115と第二の隙間116が小さくなる。
【選択図】図1

Description

この発明は、直動案内装置を構成するスライダの移動方向端部に固定して使用されるサイドシールに関する。
直動案内装置の従来例を図6に示す。この直動案内装置は、案内レール100とスライダ(「ベアリング」とも称される)200と複数個のころ(転動体)300とを備えている。案内レール100およびスライダ200は、互いに対向配置されてころ300の転動通路を形成する転動面110,210を有する。
スライダ200は、案内レール100の長さ方向で、スライダ本体201と、その両端に固定されたエンドキャップ202と、さらにその両端に固定されたサイドシール203とに分けられる。転動面210はスライダ本体201に形成されている。スライダ200の直動方向両端に配置されたサイドシール203は、スライダ200と案内レール100の上面および両側面との間をリップ部により密封する。
スライダ200は、また、ころ300の戻し通路221と、この戻し通路221と前記転動通路とを連通させる方向転換路222を有する。戻し通路221はスライダ本体201に、方向転換路222はエンドキャップ202に形成されている。スライダ200の上面には、テーブル等をねじ止めで取り付けるための雌ねじ205が形成されている。
サイドシール203およびエンドキャップ202にグリースニップル400の取り付け穴が形成されている。グリースニップル400からエンドキャップ202の油路に潤滑剤が導入されて、直動案内装置の潤滑が行われる。サイドシール203およびエンドキャップ202はボルト500でスライダ本体201に固定されている。案内レール100には、基台等の被取付部に案内レール100をボルトで取り付けるための取り付け穴120が形成されている。
この直動案内装置は、前記転動通路、戻し通路、および方向転換路で転動体の循環経路が構成され、循環経路内を循環するころ300を介して、案内レール100およびスライダ200の一方が他方に対して相対的に直線運動する。
このような直動案内装置のサイドシールの従来例としては、金属製の保持板にゴム製のシール部材の基部が固定され、シール部材のリップ部を案内レールの上面および両側面に接触させて使用するものが挙げられる。また、サイドシールを、別々に形成されたシール部材、シール部材を保持する保持部材、およびカバー(スクレーパ)で構成することも提案されている。
特許文献1には、サイドシールの保持部材(ケース部)とリップ部(シールリップ)を有するシール部材(シール部)とを別部材で構成し、シール部材の保持部材と反対側に、案内レールの外面と隙間を空けて対向配置されるスクレーパー部を設けることが記載されている。保持部材とシール部は凹凸の嵌め合いで係合されている。このサイドシールによれば、先ずスクレーパー部で比較的大きな異物が排除されることで、シールリップの長寿命化および作動性向上が図られる。
特許文献2には、シール部材と保持板(保持部材)とカバーとからなるサイドシールにおいて、シール部材の防塵性および耐摩耗性の低下と保持板からの脱落を防止することを目的にして、保持板にシール部材の位置合せ部を設けるとともに、保持板の凹部とシール部材との間に隙間を設けることが記載されている。
特開2007−211900号公報 特許5316700号公報
従来より、直動案内装置は、案内レールの上面にレールカバーを配置して使用される場合と、レールカバーを配置しないで使用する場合がある。レールカバーが配置されるとレールカバーの厚さの分だけ案内レールの上面が高い位置になる。
また、工作機械などにおいては、直動案内装置を、上面にレールカバーが配置された案内レールとレールカバーが配置されていない案内レールを接続し、これらの案内レールに渡ってスライダを往復移動させて使用する場合がある。この場合、レールカバーが配置されていない案内レールからレールカバーが配置された案内レールに乗り移る際に、リップ部に発生する応力が大きいため、シール部材とシール部材を保持する保持部材とが別々に形成されているサイドシールでは、シール部材に破損が生じる恐れがある。
この発明の課題は、直動案内装置を、上面にレールカバーが配置された案内レールとレールカバーが配置されていない案内レールを接続し、これら両方の案内レールに渡ってスライダを往復移動させて使用する場合に、シール部材と保持部材が別々に形成されているサイドシールのシール部材に破損が生じにくくすることである。
上記課題を解決するために、この発明の一態様の直動案内装置のサイドシールは、下記の構成(1) 〜(4) を有する。
(1) シール部材と前記シール部材を保持する保持部材とを有し、前記シール部材と前記保持部材は別々に形成され、直動案内装置を構成するスライダの移動方向端部に固定して使用される。前記シール部材は、前記直動案内装置を構成する案内レールの上面に接触させるリップ部を有する上側シール部と、案内レールの各側面に接触させるリップ部を有する各側方シール部とからなる。
(2) 前記上側シール部および前記側方シール部は、それぞれ前記リップ部の反対側に、前記保持部材に保持される被保持部を備えた基部を有する。
(3) 前記上側シール部は、前記リップ部と前記基部とが別々に形成され、前記基部の前記リップ部側の面(下面)に凹部を有し、前記リップ部の前記基部側の面(上面)に前記凹部に係合される凸部を有する。前記凹部の断面幅は奥側で手前側より大きく、前記凸部は、前記凹部の奥側に配置されて前記リップ部と前記基部とを結合する頭部と、前記凹部の手前側に配置される首部とを有する。
(4) 前記案内レールの上面にレールカバーが配置されていない第一の場合では、前記基部の前記リップ部側の面(下面)と前記リップ部の前記基部側の面(上面)との間に第一の隙間を有するとともに、前記首部と前記凹部との間に第二の隙間を有し、前記案内レールの上面にレールカバーが配置されている第二の場合では、前記首部の弾性変形により、前記第一の場合よりも前記第一の隙間および前記第二の隙間が小さくなることで、前記上側シール部の前記リップ部の上下方向での位置が変化する。
この態様のサイドシールによれば、直動案内装置を、上面にレールカバーが配置された案内レールとレールカバーが配置されていない案内レールを接続し、これら両方の案内レールに渡ってスライダを往復移動させて使用する場合、サイドシールがレールカバーの上に乗り移る際に、第一の隙間が小さくなることで上側シールのリップ部が第一の場合より上に上がり、上側シールのリップ部に係る衝撃が緩和されるため、シール部材が破損しにくくなる。
この発明のサイドシールは、シール部材と保持部材が別々に形成されているサイドシールであるが、直動案内装置を、上面にレールカバーが配置された案内レールとレールカバーが配置されていない案内レールを接続し、これら両方の案内レールに渡ってスライダを往復移動させて使用する場合に、シール部材に破損が生じることが抑制される。
実施形態のサイドシールをスライダに取り付けた状態の直動案内装置の案内レールの上側部分を示す断面図であって、案内レールにレールカバーが配置されていない状態(a)とレールカバーが配置されている状態(b)を示す。 実施形態のサイドシールをスライダに取り付けた状態の直動案内装置の案内レールの側方部分を示す断面図である。 実施形態のサイドシールを構成するシール部材の正面図であって、A−A断面が図1(a)に対応し、B−B断面が図2に対応する。 実施形態のサイドシールを構成する保持板を示す正面図であって、A−A断面が図1に対応し、B−B断面が図2に対応する。 実施形態のサイドシールの正面図であって、A−A断面が図1(a)に対応し、B−B断面が図2に対応する。 直動案内装置の従来例を示す一部破断斜視図である。
以下、この発明の実施形態について説明するが、この発明はこの実施形態に限定されない。
この実施形態のサイドシール4は、前述の図6に示す直動案内装置のサイドシール203に代えて使用できるものであって、図1および2に示すように、別々に形成されたシール部材1と保持板(保持部材)2とカバー(保持部材)3とからなる。保持板2はカバー3よりもスライダ200側に配置されている。
シール部材1は、図3に示す正面から見た配置で、案内レール100の上側に配置される上側シール部11と、案内レール100の左右各側に配置される側方シール部12とに分けられる。
上側シール部11は、案内レール100の上面101に接触させるリップ部111を有する。上側シール部11は、リップ部111の反対側に基部112を有し、リップ部111と基部112とが別々に形成されている。基部112は、図1に示すように、リップ部111に近い側から内側部112a、中間部112b、外側部112cに分けられる。基部112は、厚さ方向の中心線Cに対して線対称形であり、厚さ方向両面に、中間部112bと外側部112cとからなる凹凸状の被保持部が形成されている。
基部112は、内側部112aの下面(リップ部111側の面)112dに凹部113を有する。凹部113の断面幅は、奥側113aで手前側113bより大きい。凹部113は、奥側113aと手前側113bの境界に傾斜面113cを有する。リップ部111は、基部112側の面111aに、凹部113に係合される凸部114を有する。凸部114は、凹部の奥側113aに配置されてリップ部111と基部112とを結合する頭部114aと、凹部の手前側113bに配置される首部114bを有する。凸部114は、頭部114aの首部114b側に、凹部113の傾斜面113cに対応する傾斜面114cを有する。
図2、図3に示すように、側方シール部12は、案内レール100の左右各側面102および転動面110に接触させるリップ部121を有する。側方シール部12は、リップ部121の反対側に基部122を有し、リップ部121と基部122とが一体に形成されている。側方シール部12の基部122は、リップ部121に近い側から内側部122a、中間部122b、外側部122cに分けられる。
外側部122cおよび中間部122bは、上側シール部11の基部112の外側部112cおよび中間部112bと同じ断面形状である。内側部112aは、上側シール部11の基部112の内側部112aと同じ断面形状で凹部113を有さず、リップ部121の位置まで延びている。すなわち、基部122は、厚さ方向の中心線Cに対して線対称形であり、厚さ方向両面に、中間部122bと外側部122cとからなる凹凸状の被保持部が形成されている。
つまり、シール部材1の基部112,122の厚さ方向両面に、保持板2およびカバー3と凹凸の嵌め合いで係合する被保持部が形成されている。
図3に示すように、シール部材1は、上側シール部11のリップ部111と側方シール部12のリップ部121との間に境界面13を有する。つまり、左右両方の側方シール部12の基部122に、上側シール部11の基部112の中間部112bおよび外側部112cの全てと内側部112aの一部が一体に形成されたシール本体と、上側シール部11のリップ部111に凸部114が一体化された上側リップ体とが、シール部材1を構成する部品である。そして、シール本体の凹部113に、上側リップ体のリップ部111の凸部114を嵌めることで、シール部材1が組み立てられる。
保持板2は、図1、図2、図4に示すように、スライダ200を構成するエンドキャップ202とほぼ同じ面形状を有し、案内レール100の上側に配置される上板部2aと、案内レール100の左右各側に配置される側板部2bとからなる。上板部2aには、ボルト500(図6)を通す貫通穴25とグリースニップル400(図6)を取り付ける貫通穴24が形成されている。側板部2bには、ボルト500を通す貫通穴25が形成されている。保持板2の内側(案内レール側)に、シール部材1の基部112,122を保持するシール保持部20が形成されている。
シール保持部20は、図1、図2、図4に示すように、シール部材1の外側部112c,122cを嵌める凹部21と、中間部112b,122bを嵌める凸部22と、内側部112a,122aが係合される係合面23とからなる。
カバー3は、図1、図2、図5に示すように、スライダ200を構成するエンドキャップ202とほぼ同じ面形状を有し、案内レール100の上面と隙間を開けて対向する上部材31と、案内レール100の左右各側面と隙間を開けて対向する側部材32とからなる。上部材31には、ボルト500を通す貫通穴305とグリースニップル400を取り付ける貫通穴304が形成されている。側部材32には、ボルト500を通す貫通穴305が形成されている。
カバー3の内側(案内レール側)に、シール部材1の基部112,122を保持するシール保持部が形成されている。カバー3のシール保持部は、図1、図2に示すように、シール部材1の外側部112c,122cを嵌める凹部33と、中間部112b,122bを嵌める凸部34と、内側部112a,122aが係合される係合面35とからなる。
シール部材1は、ゴムまたは熱可塑性エラストマー製である。使用するゴムとしては、ニトリルゴム、水素化ニトリルゴム、フッ素ゴムが例示できる。熱可塑性エラストマーとしては、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマーが例示できる。これらの材料のうち、最大引張応力が大きく屈曲性が高いという点で、ポリウレタン系エラストマーを用いることが好ましい。保持板2およびカバー3は、POM(ポリオキシメチレン)、6,6ナイロン等の合成樹脂製である。
この実施形態のサイドシール4は、図1および図2に示すように、直動案内装置のスライダ200に取り付けて使用される。
サイドシール4を組み立てる際には、先ず、上側シール部11の基部112に設けた凹部113の奥側113aに、リップ部111の上に設けた凸部114の頭部114aを嵌め入れて、シール部材1を組み立てる。
次に、シール部材1の被保持部を保持板2の保持部20に保持させる。つまり、上側シール部11の基部112の外側部112cおよび中間部112bを保持板2の上板部2aの凹部21および凸部22に嵌めて、内側部112aを係合面23に配置する。また、側方シール部12の基部122の外側部122cおよび中間部122bを保持板2の側板部2bの凹部21および凸部22に嵌めて、これ以外の部分を係合面23に配置する。
次に、シール部材1の被保持部をカバー3の保持部に保持させる。つまり、カバー3の凹凸側をシール部材1側に向けて、基部112,122の外側部112c,122cおよび中間部112b,122bに、カバー3の凹部33および凸部34を嵌めて、基部112の内側部112a,122aに係合面35を接触させる。
このようにして組み立てられたサイドシール4を、スライダ200の移動方向端部に配置されたエンドキャップ202の外側に配置し、カバー3の貫通穴305および保持板2の貫通穴25を挿通させたボルト500(図6)でエンドキャップ202を介してスライダ本体201に固定する。
これにより、案内レール100の上面101にレールカバー5が配置されていない第一の場合では、図1(a)に示すように、上側シール部11のリップ部111は案内レール100の上面101に接触する。
また、第一の場合には、図1(a)に示すように、上側シール部11は、基部122の下面(リップ部111側の面)112dとリップ部111の上面(基部112側の面)111aとの間に第一の隙間115を有するとともに、首部114bと凹部113の手前側113bとの間に第二の隙間116を有する。
図1(b)に示すように、案内レール100の上面101にレールカバー5が配置されている第二の場合では、首部114bの弾性変形により第一の隙間115および第二の隙間116がなくなる。これは、図1(a)に示すように、第一の隙間115をレールカバー5の厚さと同じ寸法Sにするとともに、第二の隙間116を、基部112の下面112dとリップ部111の上面111aが接触するまで凸部114が弾性変形したときに、凸部114の全てが凹部113内に入る寸法に形成した例である。
第一の隙間115および第二の隙間116の寸法が上記内容を満たさない場合でも、第二の場合では、首部114bの弾性変形により、第一の場合よりも第一の隙間115および第二の隙間116が小さくなる。これにより、上側シール部11のリップ部111の上下方向での位置が変化する。
したがって、上面にレールカバー5が配置された第一の案内レール100Aとレールカバー5が配置されていない第二の案内レール100Bを接続し、これら両方の案内レール100A,100Bに渡ってスライダ200を往復移動させて使用する場合、サイドシール4が第二の案内レール100Bの上面から第一の案内レール100Aのレールカバー5の上に乗り移る状況が生じる。その際に、この実施形態のサイドシール4によれば、上側シール部11の凸部114が弾性変形して第一の隙間115および第二の隙間116が小さくなる。これにより、上側シール部11のリップ部111に係る衝撃が緩和されるため、シール部材1に破損が生じにくくなる。
なお、側方シール部12はレールカバー5の配置による影響を受けないため、リップ部121は、レールカバー5の有り無しに関わらず、図2に示すように、案内レール100の側面102および転動面110に接触する。
1 シール部材
11 上側シール部
111 上側シール部のリップ部
111a 上側シール部のリップ部の上面(基部側の面)
112 上側シール部の基部
112a 上側シール部の基部の内側部
112b 上側シール部の基部の中間部(被保持部)
112c 上側シール部の基部の外側部(被保持部)
112d 上側シール部の基部の下面(リップ部側の面)
113 基部の下面の凹部
113a 凹部の奥側
113b 凹部の手前側
113c 凹部の傾斜面
114 リップ部の上面の凸部
114a 凸部の頭部
114b 凸部の首部
114c 凸部の傾斜面
12 側方シール部
121 側方シール部のリップ部
122 側方シール部の基部
122a 側方シール部の基部の内側部
122b 側方シール部の基部の中間部(被保持部)
122c 側方シール部の基部の外側部(被保持部)
13 上側シール部のリップ部と側方シール部のリップ部との境界面
2 保持板(保持部材)
2a 保持板の上側部
2b 保持板の側方部
20 シール保持部
21 保持板の凹部
22 保持板の凸部
23 保持板の係合面
24 保持板のグリースニップルを取り付ける貫通穴
25 保持板のボルトを通す貫通穴
3 カバー(保持部材)
31 カバーの上部材
32 カバーの側部材
33 カバーの凹部
34 カバーの凸部
35 カバーの係合面
304 カバーのグリースニップルを取り付ける貫通穴
305 カバーのボルトを通す貫通穴
4 サイドシール
5 レールカバー
100 案内レール
100A 第一の案内レール
100B 第二の案内レール
101 案内レールの上面
110 案内レールの転動面
200 スライダ
201 スライダ本体
202 エンドキャップ
203 サイドシール
205 雌ねじ
210 スライダの転動面
221 戻し通路
222 方向転換路
300 ころ(転動体)
400 グリースニップル
500 ボルト

Claims (5)

  1. シール部材と前記シール部材を保持する保持部材とを有し、前記シール部材と前記保持部材は別々に形成され、直動案内装置を構成するスライダの移動方向端部に固定して使用され、
    前記シール部材は、前記直動案内装置を構成する案内レールの上面に接触させるリップ部を有する上側シール部と、案内レールの各側面に接触させるリップ部を有する各側方シール部とからなり、
    前記上側シール部および前記側方シール部は、それぞれ前記リップ部の反対側に、前記保持部材に保持される被保持部を備えた基部を有し、
    前記上側シール部は、前記リップ部と前記基部とが別々に形成され、前記基部の前記リップ部側の面に凹部を有し、前記リップ部の前記基部側の面に前記凹部に係合される凸部を有し、
    前記凹部の断面幅は奥側で手前側より大きく、
    前記凸部は、前記凹部の奥側に配置されて前記リップ部と前記基部とを結合する頭部と、前記凹部の手前側に配置される首部とを有し、
    前記案内レールの上面にレールカバーが配置されていない第一の場合では、前記基部の前記リップ部側の面と前記リップ部の前記基部側の面との間に第一の隙間を有するとともに、前記首部と前記凹部との間に第二の隙間を有し、
    前記案内レールの上面にレールカバーが配置されている第二の場合では、前記首部の弾性変形により、前記第一の場合よりも前記第一の隙間および前記第二の隙間が小さくなることで、
    前記リップ部の上下方向での位置が変化する直動案内装置のサイドシール。
  2. 前記保持部材は、別々に形成されたカバーと保持板とからなり、前記保持板は前記カバーよりも前記スライダ側に配置され、
    前記基部の厚さ方向両面に、前記保持板および前記カバーと凹凸の嵌め合いで係合する前記被保持部が形成されている請求項1記載のサイドシール。
  3. 前記基部は厚さ方向の中心線に対して線対称形である請求項2記載のサイドシール。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のサイドシールが、スライダの移動方向端部に固定されている直動案内装置。
  5. 請求項4記載の直動案内装置であって、
    上面にレールカバーが配置された第一の案内レールと上面にレールカバーが配置されていない第二の案内レールを接続し、前記第一および第二の案内レールの両方に渡って前記スライダを往復移動させて使用され、
    前記サイドシールは、前記第一の隙間が前記レールカバーの厚さと同じである直動案内装置。
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