JP2005083429A - シールチェーン - Google Patents

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Abstract

【課題】軸方向の追従性が高く、しかも耐摩耗性にも優れているシール機構を有するシールチェーンを提供することにある。
【解決手段】2個のブシュ20の両端部を突出させて一対の内プレート30に圧入してなる内リンクと、隣接した2つの内リンクのブシュ内にそれぞれ遊嵌された2本のピン40の両端部を一対の外プレート50に圧入してなる外リンクと、内プレートと外プレートの対向面の間に配置されたシール機構60とを有するシールチェーンにおいて、シール機構は、内プレート対向面に当接する第1のリップ部位とブシュ外周面に当接する第2のリップ部位とを有する弾性リップ部材と、外プレート対向面と弾性リップ部材との間に配置され、第1のリップ部位及び第2のリップ部位のそれぞれを内プレート対向面及びブシュ外周面に対して付勢する弾性リング部材とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、ピンの外周面とブシュの内周面との間に封入された潤滑油(例えば、グリース)が外部へ漏れ出すのを防止するとともに、ピンの外周面とブシュの内周面との間に外部から異物が侵入するのを防止するために、内プレートと外プレートの対向面間に、シール機構を有するシールチェーンに関するものである。
シールチェーンは、一般的に、塵芥雰囲気中の伝動に使用され、内プレートと外プレートの隙間にシール機構を有し、ピン・ブシュ間に封入した潤滑剤(グリース等)の飛散防止と外部からの異物の侵入を防止している。このシール機構には、従来より様々なものが提案されている。例えば、図5に示すように、内プレート6よりブシュ7の端部を突出させ、この突出部7aを囲むようにかつ内プレート6と外プレート8との間に挾持されるようにシール部材3を配設したものが知られている。このシール部材3は、その自然状態で少なくとも内径方向に垂下する幅広の第1のリップ部3a、これと同幅で反対方向に延びる第2のリップ部3b及びこれら第1及び第2のリップ部3a、3bから左右横方向に延びる幅狭の第3及び第4のリップ部3c、3dを有しており、全体で断面X字状に形成されている。そしてリップ部3aを、前記ブシュ突出部7a先端と前記外プレート8との間に配置した後、外プレート8と内プレート6とを、互に接近する方向に移動させることにより、シール部材3と外プレート8との接触に基づき、シール部材3が前記第1のリップ部3aを支点として捩られ、該第1のリップ部3aがブシュ突出部7aの先端外周面と外プレート8とに接触するようにして、第3のリップ部3cが外プレート8に当接し、第4のリップ部3dがブシュ突出部7a及び内プレート6に、かつ第2のリップ部7bが内プレート6に当接して、シール部材3が全体として内プレート6と外プレート8との間をシールする断面X字状シール部材を用いたシール機構が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特公平6−48038号公報
また、別のシール機構としては、図6に示すように、内プレート6と外プレート8と、内プレート6の孔部6aに端部を圧入固着されたブシュ7に挿嵌され、かつ外プレート8の孔部8aに同様に端部を圧入固着されたピン2によって関節連結され、内外プレートの相対回転によってブシュ7とピン2とが摺動回転する履帯連結部において、外プレート8の内側に周壁9aと奥壁9bとからなる環状のカウンタボア9を形成し、該カウンタボア9にスラスト受け10と端面シール組立体Sとを嵌着するものであって、この端面シール組立体が、円筒部11aとフランジ部11bとを有する断面略L字状の金属材からなる支持リング11と、該支持リング11に接合保持されたウレタン系ゴム材からなる断面略平行四辺形のシールリング12と、このシールリング12のリップ部12aをブシュ端面7aに当接してシール面を形成した上、該シールリング12の外側斜面12bに背圧を付与する断面円形状の本体13a及び該本体13aから外方へ延在して形成された突起片部13bを備えた弾力のあるゴム材からなる負荷リング13とから構成されるシール機構も知られている(例えば、特許文献2参照)。
実用新案登録第2606696号公報
ところが、上述した断面X字状シール部材を用いたシール機構においては、シール部材が一体物であるため、軸方向の追従性を向上させるためには、シール部材の硬度を下げなければならず、硬度を下げると耐摩耗性が低下し、反対に耐摩耗性を向上させると、硬度が高くなり、軸方向の追従性が低下し、十分なシール性能が発揮されないという、シール部材の耐摩耗性とシール性能との間にトレードオフの関係があるという課題が生じていた。また、このシール機構においては、シール面が、内外プレートの表面であるため、シール性能を向上させるためには、内外プレートの対向面の面粗度を高精度に仕上げる必要があり、製造コスト上昇の原因になっていた。
また、シールリングと負荷リングからなる複合シール部材を用いたシール機構においては、外プレートの内壁面にカウンタボアを形成するために追加工する必要があり、コストアップの原因になっていた。また、チェーンにピッチ伸びが生じた場合、ブシュ端面とシール部材との接触位置が変化し、ブシュ端面にリング状の摩耗溝が生じていると十分なシール効果が発揮できないという課題があった。さらに、スラスト受けとブシュの接触面積が小さく、耐スラスト強度が低いという課題も指摘されていた。
そこで、本発明の目的は、軸方向の追従性が高く、しかも耐摩耗性にも優れているシール機構を有するシールチェーンを提供することにある。また、本発明の更なる目的は、内外プレートの対向面の表面仕上げ加工において、高い仕上げ精度を必要とせずに高いシール特性が得られるシールチェーンを提供することにある。
前記目的を達成するために、請求項1に係るシールチェーンは、2個のブシュの両端部を突出させて一対の内プレートに圧入してなる内リンクと、隣接した前後2つの内リンクの前記ブシュ内にそれぞれ遊嵌された2本のピンの両端部を一対の外プレートに圧入してなる外リンクと、前記内プレートと前記外プレートの対向面の間に配置されたシール機構とを有するシールチェーンにおいて、前記シール機構は、前記内プレート対向面に当接する第1のリップ部位と前記ブシュ外周面に当接する第2のリップ部位とを有する弾性リップ部材と、前記外プレート対向面と前記弾性リップ部材との間に配置され、前記第1のリップ部位及び前記第2のリップ部位のそれぞれを前記内プレート対向面及び前記ブシュ外周面に対して付勢する弾性リング部材とを有している。
また、請求項2に係るシールチェーンは、請求項1に記載のシールチェーンの構成に加えて、弾性リップ部材と弾性リング部材との間に、剛性材料で形成された中間保持リングを装着している。
さらに、請求項3に係るシールチェーンは、請求項1又は請求項2に記載のシールチェーンの構成に加えて、弾性リング部材と外プレート対向面との間に、剛性材料で形成された固定端保持リングを装着している。
さらに、請求項4に係るシールチェーンは、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシールチェーンの構成に加えて、弾性リップ部材と内プレート対向面及びブシュ外周面との間に、剛性材料で形成された剛体シール部材を挟持している。
さらに、請求項5に係るシールチェーンは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のシールチェーンの構成に加えて、外プレート対向面上に弾性リング部材に隣接させて、ブシュ端部の突出長さより僅かに短い高さを有する剛性材料で形成された剛体シール受け部材を固着している。
本発明は、上述した構成を備えているため、以下のような本発明に特有の効果を奏する。
請求項1に係るシールチェーンによれば、内プレート対向面に当接する第1のリップ部位とブシュ外周面に当接する第2のリップ部位とを有する弾性リップ部材と、外プレート対向面と弾性リップ部材との間に配置され、第1のリップ部位及び第2のリップ部位のそれぞれを内プレート対向面及びブシュ外周面に対して付勢する弾性リング部材とを有するシール機構を、内プレートと外プレートとの対向面の間に配置したため、内プレートと外プレートとの間に生じる軸方向及び径方向の変位量を弾性リング部材によって吸収し、軸方向及び径方向の変位に影響されることなく、弾性リップ部材の第1及び第2のリップ部位がそれぞれ内プレート対向面及びブシュ外周面に適切な弾性力で当接し、高いシール効果が得られる。
さらに、内プレートと外プレートとの間に生じる軸方向及び径方向の変位量を一旦、弾性リング部材が吸収するため、弾性リップ部材に過大な押し付け力が発生することがなく、弾性リップ部材の長寿命化が図られる。しかも、ブシュ両端の突出端面全面が外リンクプレートに摺接し、スラスト方向、すなわちピンの軸方向の動きを受けるため、耐スラスト強度が高くなる。
請求項2に係るシールチェーンによれば、請求項1に記載のシールチェーンの構成に加えて、弾性リップ部材と弾性リング部材との間に、剛性材料で形成された中間保持リングを装着しているため、弾性リング部材による付勢力が弾性リップ部材全体に均一に加わり、第1及び第2のリップ部材のそれぞれが内プレート対向面及びブシュ外周面により適切な弾性力で当接し、より高いシール効果が得られる。
請求項3に係るシールチェーンによれば、請求項1又は請求項2に記載のシールチェーンの構成に加えて、弾性リング部材と外プレート対向面との間に、剛性材料で形成された固定端保持リングを装着しているため、弾性リング部材が外プレートに確実に支持され、長期に亘り安定したシール効果が得られる。
請求項4に係るシールチェーンによれば、請求項1乃至請求項3に記載のいずれかに記載のシールチェーンの構成に加えて、弾性リップ部材と内プレート対向面及びブシュ外周面との間に、剛性材料で形成された剛体シール部材を挟持しているため、内プレートの対向面及びブシュの外周面の面粗度を高くする必要がなくなり、チェーンの製造コストを削減することができる。
請求項5に係るシールチェーンは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のシールチェーンの構成に加えて、外プレート対向面上に弾性リング部材に隣接させて、ブシュ端部の突出長さより僅かに短い高さを有する剛性材料で形成された剛体シール受け部材を固着しているため、シール機構に粉塵等の異物が進入することを抑制することができ、弾性リング部材及び弾性リップ部材の損傷を防ぎ、長期に亘って高いシール効果を維持することが可能になる。
本発明の好ましい実施の形態である実施例1について、図1乃至図3を参照して説明する。図1は、シールチェーンの全体構造を説明するために一部を切断して示した斜視図である。図2は、図1に示したシールチェーンをピンの中心を通る面で切断した断面図である。図3は、図2に示したシールチェーンの特徴部分であるシール機構の拡大断面図である。
実施例1のシールチェーンは、図1の斜視図及び図2の断面図に示すようにチェーンの長手方向と直交する方向に離間する一対の内プレート30と、この内プレート30に両端部を突出させて圧入した中空円筒状のブシュ20とからなる内リンクと、前記一対の内プレート30の外側でチェーンの長手方向と直交する方向に離間する一対の外プレート50と、前記ブシュ20内に遊嵌され、前記一対の外プレート50に圧入したピン40とからなる外リンクとが互いに連結されて、一つのチェーンを構成している。ピン40の内部には中心軸に沿って、有底の潤滑剤封入孔42が穿設されており、ニップル44から潤滑剤封入孔42内に潤滑剤(グリース等)を供給可能になっている。さらに、潤滑剤封入孔42に封入された潤滑剤(グリース等)は、ピン40に半径方向に穿孔された潤滑剤補給孔43を通って、ブシュ20の内面に形成された油溜まり部24に供給される。そして、この油溜まり部24に供給された潤滑剤(グリース等)が、ブシュ20とピン40との摺接面に供給されチェーンの円滑な屈曲運動を可能にしている。
また、内プレート20と外プレート50との対向面の間には、シール機構60が配置されて、ブシュ20とピン40との摺接面に供給された潤滑剤(グリース等)の漏出を防止すると共に、外部からの異物の侵入を阻止している。このシール機構60について、図3に基づき詳述する。シール機構60は、内プレート対向面32に当接する第1のリップ部位62aとブシュ外周面24に当接する第2のリップ部位62bとを有する弾性リップ部材62と、外プレート対向面52と弾性リップ部材62との間に配置され、第1のリップ部位62a及び第2のリップ部位62bのそれぞれを内プレート対向面32及びブシュ外周面24に対して付勢する弾性リング部材61とを有している。
さらに、本実施例の場合、弾性リップ部材62と弾性リング部材61との間に金属等の剛性材料で形成された断面L字形状の中間保持リング66が挟持されている。この中間保持リング66は、弾性リップ部材62及び弾性リング部材61の型くずれを防止すると共に、弾性リング部材による付勢力を弾性リップ部材全体に均一に加えるという機能を果たしている。しかしながら、例えば、弾性リップ部材と弾性リング部材を二色射出成形を用いて一体に形成することにより、中間保持リング66を省くことも可能である。
また、外プレート対向面52上に弾性リング部材61に隣接させて、ブシュ端部の突出長さより僅かに短い高さを有する剛性材料で形成された剛体シール受け部材63が固着されている。この剛体シール受け部材63は、外プレート50と協働して、弾性リング部材61の一端を保持すると共に、シール機構に粉塵等の異物が進入することを抑制する機能を有している。この剛体シール受け部材63により、異物が弾性リング部材及び弾性リップ部材に直撃して、これらの部材を破損させることが抑制される。
さらに、弾性リング部材61と外プレート対向面52との間に、剛性材料で形成された固定端保持リング67を装着することにより、弾性リング部材61を外プレート50に確実に支持している。また、固定端保持リング67と外プレート50との間に、液体パッキングやニトリルゴム等で構成されたOリング等からなるシール材68を挿入することにより、シール特性を一層向上させている。これらの部材は、要求されるシール特性や、使用される環境等に応じて適宜選択することが可能である。
なお、弾性リング部材61及び弾性リップ部材62に用いる材質としては、シール部材としての弾性力と耐摩耗性、耐油性を備えたものであれば特に限定されるものではない。しかしながら、弾性リング部材61は、軸方向及び径方向の変位量を吸収するものであるため、弾性リップ部材62に比較して、硬度が低い材料が用いられる。本実施例においては、弾性リング部材61の材料としてニトリルゴム(NBR)を用い、弾性リップ部材62の材料としてエーテル系のウレタンゴム(ポリウレタン)を用いた。これらの材料は、耐摩耗性及び耐油性に優れており、シール部材として特に優れている。弾性リング部材61の材料としては、ニトリルゴム(NBR)の他にも、クロロプレンゴムを用いることもできる。また、フッ素ゴム(6フッ化プロピレン・フッ化ビニリデン共重合体)は、耐摩耗性、耐油性、耐熱性等の点で特に優れた材料であるが、高価な材料であるため、利用用途に応じて費用対効果を勘案して利用することができる。
次に、本発明の別の実施の形態である実施例2について、図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施例2に係るシールチェーンの特徴部分であるシール機構の拡大断面図である。
この実施例におけるシール機構は、実施例1のシール機構の構成に加えて、弾性リップ部材62と内プレート対向面32及びブシュ外周面24との間に、剛性材料で形成された剛体シール部材65を挟持している。そのため、内プレート30の対向面32及びブシュ20の外周面24の面粗度を高くする必要がなくなり、チェーンの製造コストを削減することができる。その他の構成については、実施例1と同じであるので、同じ参照符号を付すとともに、説明については割愛する。
なお、上記本発明の実施の形態に係るシールチェーンは、ピンの内部に潤滑剤(グリース等)を供給する機構を有する、例えば、バレットエレベータ等に用いる大型のシールチェーンとして説明したが、ピンの内部にグリース供給機構を有していない、例えば、オートバイ等に用いる小型のシールチェーンにも適用できるものである。
本発明の実施例1のシールチェーンの構造を説明する斜視図である。 図1に示したシールチェーンの断面図である。 図2に示したシールチェーンの要部を拡大した断面図である。 本発明の実施例2のシールチェーンの要部を拡大した断面図である。 従来のシールチェーンのシール構造を示す図である。 従来のシールチェーンの別のシール構造を示す図である。
符号の説明
20 ・・・ ブシュ
30 ・・・ 内プレート
32 ・・・ 内プレート対向面
40 ・・・ ピン
50 ・・・ 外プレート
52 ・・・ 外プレート対向面
60 ・・・ シール機構
61 ・・・ 弾性リング部材
62 ・・・ 弾性リップ部材
62a・・・ 第1のリップ部位
62b・・・ 第2のリップ部位
63 ・・・ 剛体シール受け部材
65 ・・・ 剛体シール部材
66 ・・・ 中間保持リング
67 ・・・ 固定端保持リング
68 ・・・ シール材

Claims (5)

  1. 2個のブシュの両端部を突出させて一対の内プレートに圧入してなる内リンクと、
    隣接した前後2つの内リンクの前記ブシュ内にそれぞれ遊嵌された2本のピンの両端部を一対の外プレートに圧入してなる外リンクと、
    前記内プレートと前記外プレートの対向面の間に配置されたシール機構とを有するシールチェーンにおいて、
    前記シール機構は、前記内プレート対向面に当接する第1のリップ部位と前記ブシュ外周面に当接する第2のリップ部位とを有する弾性リップ部材と、
    前記外プレート対向面と前記弾性リップ部材との間に配置され、前記第1のリップ部位及び前記第2のリップ部位のそれぞれを前記内プレート対向面及び前記ブシュ外周面に対して付勢する弾性リング部材とを有することを特徴とするシールチェーン。
  2. 前記弾性リップ部材と前記弾性リング部材との間に、剛性材料で形成された中間保持リングを装着したことを特徴とする請求項1記載のシールチェーン。
  3. 前記弾性リング部材と前記外プレート対向面との間に、剛性材料で形成された固定端保持リングを装着したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシールチェーン。
  4. 前記弾性リップ部材と前記内プレート対向面及び前記ブシュ外周面との間に、剛性材料で形成された剛体シール部材を挟持したことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のシールチェーン。
  5. 前記外プレート対向面上に前記弾性リング部材に隣接させて、前記ブシュ端部の突出長さより僅かに短い高さを有する剛性材料で形成された剛体シール受け部材を固着したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のシールチェーン。
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