JP2016205483A - 直動案内装置用サイドシール - Google Patents

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西山 和人
Kazuto Nishiyama
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Abstract

【課題】直動案内装置を、上面にレールカバーが配置された案内レールと配置されていない案内レールを接続し、両案内レールに渡ってスライダを往復移動させて使用する際に、サイドシールのリップ部に破損が生じにくくする。
【解決手段】サイドシール10は、別々に形成された第一板状部材2とシール部材1と第二板状部材3を有する。シール部材1は、第一板状部材2と第二板状部材3との間に配置され、案内レールの上面101および各側面に接触させるリップ部11と、第一板状部材2および第二板状部材3に挟持される基部12を有する。リップ部11は、基部12のリップ部11が屈曲する基端側である第一面13に凹部121を有する。第一面13が接触する第一板状部材2のシール係合面28の摩擦係数は、第二面14が接触する第二板状部材3のシール係合面38の摩擦係数より小さい。
【選択図】図4

Description

この発明は、直動案内装置を構成するスライダの移動方向端部に固定して使用されるサイドシールに関する。
直動案内装置の従来例を図6に示す。この直動案内装置は、案内レール100とスライダ(「ベアリング」とも称される)200と複数個のころ(転動体)300とを備えている。案内レール100およびスライダ200は、互いに対向配置されてころ300の転動通路を形成する転動面110,210を有する。
スライダ200は、案内レール100の長さ方向で、スライダ本体201と、その両端に固定されたエンドキャップ202と、さらにその両端に固定されたサイドシール203とに分けられる。転動面210はスライダ本体201に形成されている。スライダ200の直動方向両端に配置されたサイドシール203は、スライダ200と案内レール100の上面および両側面との間をリップ部により密封する。
スライダ200は、また、ころ300の戻し通路221と、この戻し通路221と前記転動通路とを連通させる方向転換路222を有する。戻し通路221はスライダ本体201に、方向転換路222はエンドキャップ202に形成されている。スライダ200の上面には、テーブル等をねじ止めで取り付けるための雌ねじ205が形成されている。
サイドシール203およびエンドキャップ202にグリースニップル400の取り付け穴が形成されている。グリースニップル400からエンドキャップ202の油路に潤滑剤が導入されて、直動案内装置の潤滑が行われる。サイドシール203およびエンドキャップ202はボルト500でスライダ本体201に固定されている。案内レール100には、基台等の被取付部に案内レール100をボルトで取り付けるための取り付け穴120が形成されている。
この直動案内装置は、前記転動通路、戻し通路、および方向転換路で転動体の循環経路が構成され、循環経路内を循環するころ300を介して、案内レール100およびスライダ200の一方が他方に対して相対的に直線運動する。
このような直動案内装置のサイドシールの従来例としては、金属製の保持板にゴム製のシール部材の基部が固定され、シール部材のリップ部を案内レールの上面および両側面に接触させて使用するものが挙げられる。また、サイドシールを、別々に形成されたシール部材、シール部材を保持する保持部材、およびカバー(スクレーパ)で構成することも提案されている。
特許文献1には、サイドシールの保持部材(ケース部)とリップ部(シールリップ)を有するシール部材(シール部)とを別部材で構成し、シール部材の保持部材と反対側に、案内レールの外面と隙間を空けて対向配置されるスクレーパー部を設けることが記載されている。保持部材とシール部は凹凸の嵌め合いで係合されている。このサイドシールによれば、先ずスクレーパー部で比較的大きな異物が排除されることで、シールリップの長寿命化および作動性向上が図られる。
特許文献2には、シール部材と保持板(保持部材)とカバーとからなるサイドシールにおいて、シール部材の防塵性および耐摩耗性の低下と保持板からの脱落を防止することを目的にして、保持板にシール部材の位置合せ部を設けるとともに、保持板の凹部とシール部材との間に隙間を設けることが記載されている。
なお、サイドシールのリップ部の損傷防止に関しては、特許文献3に、直動案内装置のスライダを仮軸から案内レールに移動する際に、スライダに固定されたサイドシールが損傷することを防止するために、仮軸の軸方向端部に仮軸の外周全体に沿った薄板状の張り出し部を設けることが記載されている。
特開2007−211900号公報 特許5316700号公報 特開2008−82504号公報
従来より、直動案内装置は、案内レールの上面にレールカバーを配置して使用される場合と、レールカバーを配置しないで使用される場合がある。レールカバーが配置されている直動案内装置では、レールカバーの厚さの分だけ、サイドシールのリップ部が案内レールに接触する位置が高くなる。
また、工作機械などにおいては、直動案内装置を、上面にレールカバーが配置された案内レールとレールカバーが配置されていない案内レールを接続し、これらの案内レールに渡ってスライダを往復移動させて使用する場合がある。この場合、レールカバーが配置されていない案内レールからレールカバーが配置された案内レールに乗り移る際に、サイドシールのリップ部に発生する応力が大きいため、リップ部に破損が生じる恐れがある。
この発明の課題は、直動案内装置を、上面にレールカバーが配置された案内レールとレールカバーが配置されていない案内レールを接続し、これら両方の案内レールに渡ってスライダを往復移動させて使用する場合に、サイドシールのリップ部に破損が生じにくくすることである。
上記課題を解決するために、この発明の一態様の直動案内装置のサイドシールは、直動案内装置を構成するスライダのスライダ移動方向端部に固定して使用されるサイドシールであって、下記の構成(1) 〜(4) を有することを特徴とする。
(1) 別々に形成された第一板状部材、シール部材、および第二板状部材を有し、前記シール部材は、前記スライダの移動方向に沿って前記第一板状部材と前記第二板状部材との間に配置されている。
(2) 前記第一板状部材は、前記直動案内装置を構成する案内レールの上面および両側面と隙間を開けて対向する上板部および両側板部からなる。前記第二板状部材は、前記案内レールの上面および両側面と隙間を開けて対向する上板部および両側板部からなる。
(3) 前記シール部材は、前記案内レールの上面および各側面にそれぞれ接触させるリップ部と、前記第一板状部材および前記第二板状部材に挟持される基部と、を有し、前記リップ部は前記基部から所定角度で屈曲する。前記基部の前記リップ部が屈曲する基端側である第一面に凹部が形成されている。
(4) 前記第一板状部材は前記シール部材の前記第一面と接触するシール係合面を有する。前記第二板状部材は前記第一面の反対側の面である第二面と接触するシール係合面を有する。前記第一板状部材のシール係合面の摩擦係数は、前記第二板状部材のシール係合面の摩擦係数より小さい。
この発明のサイドシールは、直動案内装置を、上面にレールカバーが配置された案内レールとレールカバーが配置されていない案内レールを接続し、これら両方の案内レールに渡ってスライダを往復移動させて使用する場合に、リップ部に破損が生じることが抑制される。
実施形態のサイドシール構成部品であるシール部材、第一板状部材、第二板状部材、間隔保持部材を示す斜視図である。 実施形態のシール部材を示す正面図である。 図2のA−A断面図である。 実施形態のサイドシールを直動案内装置に取り付けた状態の案内レールの上側部分を示す断面図であって、(a)はレールカバーが配置されていない案内レール上でのサイドシールの状態を、(b)はレールカバーが配置されていない案内レールからレールカバーが配置された案内レールに乗り移る際のサイドシールの状態を、(c)はレールカバーが配置された案内レール上でのサイドシールの状態を示す。 凹部の断面形状の例を示すシール部材の部分拡大断面図である。 直動案内装置の従来例を示す一部破断斜視図である。
以下、この発明の実施形態について説明するが、この発明はこの実施形態に限定されない。
<構成について>
この実施形態のサイドシール10は、前述の図6に示す直動案内装置のサイドシール203に代えて使用できるものであって、図1に示す形状のシール部材1、第一板状部材2、第二板状部材3、および間隔保持部材4からなる。
シール部材1は、図2に示すように、正面から見た配置で、案内レール100(図6)の上側に配置される上側シール部1aと、案内レール100の左右各側に配置される側方シール部1bとに分けられる。
上側シール部1aは、案内レール100の上面に接触させるリップ部11aを有する。側方シール部1bは、案内レール100の左右各側面に接触させるリップ部11bを有する。上側シール部1aおよび側方シール部1bは、第一板状部材2および第二板状部材3に挟持される基部12を有する。つまり、シール部材1は、上側シール部1aおよび側方シール部1bが案内レールと向かい合う各方向で、リップ部11と基部12とに分けられる。
図3に示すように、シール部材1のリップ部11は、シール部材1の厚さ方向の一方の面である第一面13側から、その反対側の面である第二面14側に傾斜している。シール部材1の基部12には、リップ部11が屈曲する基端側である第一面13に、凹部121が形成されている。凹部121により、基部12が基端部122と先端部123とに分けられる。第一面13は、先端部123の面である先端部面13aと基端部122の面である基端部面13bとに分けられる。
凹部121は、底面121aと、基端部122側の壁面121bと、先端部123側の壁面121cとからなる。底面121aと壁面121bおよび壁面121cとが滑らかに接続されている。
第一板状部材2および第二板状部材3は、それぞれ、図1に示すように、スライダ200(図6)を構成するエンドキャップ202(図6)とほぼ同じ面形状を有し、案内レール100(図6)の上面と隙間を開けて対向する上側部21,31と、案内レール100(図6)の左右各側面と隙間を開けて対向する側方部22,32とからなる。
上側部21,31には、ボルト500(図6)を通す貫通穴23,33とグリースニップル400(図6)を取り付ける貫通穴24,34が形成されている。側方部22,32には、ボルト500(図6)を通す貫通穴23,33が形成されている。
間隔保持部材4は、図1に示すように、案内レールの上面と隙間を開けて対向する上側部41と、案内レールの左右各側面と隙間を開けて対向する側方部42とからなる。つまり、間隔保持部材4は、案内レールとの対向面40を示す線を除いて、第一板状部材2および第二板状部材3とほぼ同じ面形状を有する。
間隔保持部材4の案内レールとの対向面40は、第一板状部材2および第二板状部材3の案内レールとの対向面20,30よりも外側に存在する。間隔保持部材4の案内レールとの対向面40の内側にシール部材1が配置される。間隔保持部材4の上側部41には、ボルト500(図6)を通す貫通穴43とグリースニップル400(図6)を取り付ける貫通穴44が形成され、側方部42には、ボルト500(図6)を通す貫通穴43が形成されている。
<摩擦係数について>
第一板状部材2のシール部材1側に向けるシール係合面28と、第二板状部材3のシール部材1側に向けるシール係合面38とでは、摩擦係数が異なる。第一板状部材2のシール係合面28は、サイドシールに組み立てた状態でシール部材1の第一面13が接触する面である。第二板状部材3のシール係合面38は、サイドシール10に組み立てた状態でシール部材1の第ニ面14が接触する面である。
第一板状部材2のシール係合面28は、第二板状部材3のシール係合面38よりも摩擦係数が小さく形成されている。また、シール係合面28の摩擦係数は、図4(b)に示すように、直動案内装置の使用状態で、レールカバー5にシール部材1のリップ部11aが乗り上げる際に、シール部材1の第一面13との間に滑りが生じて、基部12が凹部121の間隔を狭める向きに変形できる値になっている。
さらに、シール係合面38の摩擦係数は、直動案内装置の使用状態で、レールカバー5にシール部材1のリップ部11aが乗り上げる際に、シール部材1の第二面14との間に滑りが生じにくい値になっている。
<材質について>
シール部材1は、ゴムまたは熱可塑性エラストマー製である。使用するゴムとしてはニトリルゴム、アクリルゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムが例示できる。熱可塑性エラストマーとしてはポリエステル系エラストマー、ウレタン系エラストマーが例示できる。間隔保持部材4はPOM(ポリオキシメチレン)等の合成樹脂製である。
第一板状部材2および第二板状部材3はSUS304等の金属製である。第一板状部材2のシール係合面28の摩擦係数を第二板状部材3のシール係合面38の摩擦係数よりも小さくするために、同じ金属を用いる場合には表面研磨の程度を変える。あるいは、異なる金属を用いて同程度の表面研磨を行う。あるいは、同じ金属を用いて同程度の表面研磨を行い、第一板状部材2のシール係合面28にのみオイルプレーティングなどの表面処理を行う。
<作用、効果について>
この実施形態のサイドシール10は、図4に示すように、スライダ200の移動方向端部に固定して使用される。図4は、案内レールの上側部分の断面を示す。
具体的には、先ず、スライダ200を構成するエンドキャップ202のスライダ移動方向端部に、第一板状部材2、シール部材1、および第二板状部材3をこの順に配置する。その際に、第一板状部材2の係合面28とは反対側の面をエンドキャップ202側に向け、シール部材1の第一面13を第一板状部材2側に向け、第二板状部材3の係合面38をシール部材1側に向ける。そして、シール部材1のリップ部11aを案内レール100の上面101に接触させる。次に、第一板状部材2と第二板状部材3との間に、シール部材1を外側から囲むように間隔保持部材4を配置する。
次に、ボルト500(図6)を、第二板状部材3の貫通穴33、間隔保持部材4の貫通穴43、および第一板状部材2の貫通穴23に挿通させ、エンドキャップ202の貫通穴を介してスライダ本体201の雌ねじに螺合する。
これにより、図4に示すように、第一板状部材2のシール係合面28が、シール部材1の第一面13である先端部面13aおよび基端部面13bと接触し、第二板状部材3のシール係合面38がシール部材1の第二面14と接触する。
そして、案内レール100の上面101にレールカバー5が配置されていない第一の場合では、図4(a)に示すように、上側シール部1aのリップ部11aは案内レール100の上面101に接触する。
また、図4(b)に示すように、スライダ200が、レールカバー5が配置されていない案内レール100からレールカバー5が配置された案内レール100Aに乗り移る際、サイドシール10は以下のように挙動する。
第一板状部材2のシール係合面28および第二板状部材3のシール係合面38の摩擦係数が上述の値になっているため、シール部材1の第一面13と第一板状部材2のシール係合面28との間に滑りが生じて、シール部材1の基部12の第一面13側が、凹部121の間隔を狭める向きに変形する。この基部12の変形により、リップ部11aにかかる衝撃が緩和されるため、シール部材1に破損が生じにくくなる。また、基部12の第二面14側の位置は保持される。
レールカバー5が配置された案内レール100A上に乗った後は、図4(c)に示すように、シール部材1の基部12の第一面13側の変形が解消されるとともに、図4(a)の場合よりも、リップ部11aの屈曲角度が小さくなる。
なお、第一板状部材2のシール係合面28および第二板状部材3のシール係合面38の摩擦係数が同じ場合には、スライダ200が、レールカバー5が配置されていない案内レール100からレールカバー5が配置された案内レール100Aに乗り移る際に、サイドシール10は以下のように挙動すると推察される。
同じに設定された摩擦係数が各接触面に対して滑りにくい値であれば、シール部材1が上昇しにくいため、リップ部11aに損傷が生じやすい。同じに設定された摩擦係数が各接触面に対して滑り易い値であれば、シール部材1に上述の基部12の変形が生じず、シール部材1の全体が単純に上昇する。その結果、シール部材1と間隔保持部材4の対向面40との隙間が大きい場合には、シール部材1が対向面40に接触するまで上昇することで、サイドシール10によるシール性能が損なわれる可能性もある。
以上のように、この実施形態のサイドシール10によれば、直動案内装置を、上面にレールカバー5が配置された案内レール100Aとレールカバーが配置されていない案内レール100を接続し、これら両方の案内レールに渡ってスライダを往復移動させて使用する用途の場合に、リップ部に破損が生じることが抑制される。
また、このような用途では、サイドシール10がレールカバー5を乗り越える度にシール部材1の凹部121に応力がかかるため、シール部材1の凹部121に応力が集中して、凹部12を開始端とした亀裂が発生する恐れがある。これに対して、この実施形態のサイドシール10では、シール部材1の凹部121を形成する底面121aと壁面121bおよび壁面121cとが滑らかに接続されているため、亀裂の発生が抑制される。
なお、図5に示すように、シール部材1に曲面状の底面121cを有する形状の凹部121Aを設けることでも、上述のような亀裂の発生が抑制できる。
10 サイドシール
1 シール部材
1a 上側シール部
1b 側方シール部
11 リップ部
11a 案内レールの上面に接触させるリップ部
11b 案内レールの側面に接触させるリップ部
12 基部
121 シール部材の凹部
121a 凹部の底面
121b 凹部の基端部側の壁面
121c 凹部の先端部側の壁面
122 基部の基端部
123 基部の先端部
13 シール部材の第一面
13a 先端部面(基部の先端部の第一面)
13b 基端部面(基部の基端部の第一面)
14 シール部材の第二面
2 第一板状部材
21 第一板状部材の上側部
22 第一板状部材の側方部
28 第一板状部材のシール係合面
3 第二板状部材
31 第一板状部材の上側部
32 第一板状部材の側方部
38 第二板状部材のシール係合面
4 間隔保持部材
5 レールカバー
23,33,43 ボルトを通す貫通穴
24,34,44 グリースニップルを取り付ける貫通穴
100 案内レール
101 案内レールの上面
110 案内レールの転動面
200 スライダ
201 スライダ本体
202 エンドキャップ
202a エンドキャップのスライダ移動方向の端面(スライダ側の面)
203 サイドシール
205 雌ねじ
210 スライダの転動面
221 戻し通路
222 方向転換路
300 ころ(転動体)
400 グリースニップル
500 ボルト

Claims (3)

  1. 直動案内装置を構成するスライダのスライダ移動方向端部に固定して使用されるサイドシールであって、
    別々に形成された第一板状部材、シール部材、および第二板状部材を有し、記シール部材は、前記スライダの移動方向に沿って前記第一板状部材と前記第二板状部材との間に配置され、
    前記第一板状部材は、前記直動案内装置を構成する案内レールの上面および両側面と隙間を開けて対向する上板部および両側板部からなり、
    前記第二板状部材は、前記案内レールの上面および両側面と隙間を開けて対向する上板部および両側板部からなり、
    前記シール部材は、前記案内レールの上面および各側面にそれぞれ接触させるリップ部と、前記第一板状部材および前記第二板状部材に挟持される基部と、を有し、前記リップ部は前記基部から所定角度で屈曲し、前記基部の前記リップ部が屈曲する基端側である第一面に凹部が形成され、
    前記第一板状部材は前記シール部材の前記第一面と接触するシール係合面を有し、前記第二板状部材は前記第一面の反対側の面である第二面と接触するシール係合面を有し、
    前記第一板状部材のシール係合面の摩擦係数は、前記第二板状部材のシール係合面の摩擦係数より小さい直動案内装置用サイドシール。
  2. 前記凹部の底面と両壁面とが滑らかに接続されている請求項1記載の直動案内装置用サイドシール。
  3. 前記第一板状部材と前記第二板状部材との間に、前記シール部材を外側から囲むように配置された間隔保持部材を有し、前記間隔保持部材は前記第一板状部材および前記第二板状部材とともに前記スライダに固定されている請求項1または2記載の直動案内装置用サイドシール。
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