JP2016182668A - カッター - Google Patents

カッター Download PDF

Info

Publication number
JP2016182668A
JP2016182668A JP2016060314A JP2016060314A JP2016182668A JP 2016182668 A JP2016182668 A JP 2016182668A JP 2016060314 A JP2016060314 A JP 2016060314A JP 2016060314 A JP2016060314 A JP 2016060314A JP 2016182668 A JP2016182668 A JP 2016182668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sub
edge
crystal particles
cutter
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016060314A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6706456B2 (ja
Inventor
田中 隆
Takashi Tanaka
隆 田中
宗幹 古賀
Munekimi Koga
宗幹 古賀
実 中須賀
Minoru Nakasuga
実 中須賀
甫 戸田
Hajime Toda
甫 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Publication of JP2016182668A publication Critical patent/JP2016182668A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6706456B2 publication Critical patent/JP6706456B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

【課題】 電子部品収納テープのカバーテープを切断において、静電気の除電が可能であり、刃先が欠けにくいカッターを提供する。【解決手段】 本開示のカッターは、ジルコニアを含む主結晶粒子と導電性を有する副結晶粒子とを含む、ジルコニア質セラミックスからなる刃先を備え、該刃先の表面における前記副結晶粒子が占める面積比率が17%以上34%以下であり、前記表面の120μm2の面積の範囲における前記副結晶粒子の個数が90個以上である。【選択図】 図2

Description

本開示は、静電気の除電が可能であるカッターに関する。
コンデンサや抵抗器等のチップ状の電子部品は小型であることから、電子部品の搬送においては電子部品収納テープが用いられる。この電子部品収納テープは、電子部品の収納穴を複数備えるテープ本体と、収納穴を含めテープ本体の上部を覆うカバーテープとからなる。
そして、電子部品を回路基板へ実装するにあたっては、電子部品収納テープを構成するテープ本体からカバーテープを剥離することによって電子部品を取り出し可能とした後、電子部品装着機により電子部品が取り出されて、回路基板に実装される。このように、電子部品を回路基板へ実装するにあたっては、まず、テープ本体からカバーテープを剥がす必要がある。
そして、電子部品収納テープから電子部品を取り出し可能とする方法として、電子部品収納テープを走らせた状態で、鋼等の金属からなるカッターでカバーテープを切断し、切断されたカバーテープを巻き取るという方法が知られている(特許文献1を参照)。
近年、電子部品の実装の高速化に伴い、電子部品収納テープの搬送速度も高速化してきているが、金属からなるカッターでは、刃先の摩耗により切れが悪くなって交換を余儀なくされてしまい、結果、実装効率を向上できないという問題があった。
また、摩耗に優れた材料としてジルコニア質セラミックスが知られているが、カバーテープが静電気を帯びていたとき、金属からなるカッターでは可能であった切断の際の除電を行なうことができず、帯電しているカバーテープに電子部品が引き寄せられて飛び出したり、取り出しの際に電子部品が動いてしまったりするという問題があった。
これに対し、導電性を有する結晶粒子を含むジルコニア質セラミックスが知られている(特許文献2を参照)。
特開2008−16784号公報 特開平11−128558号公報
導電性を有する結晶粒子を含むジルコニア質セラミックスによりカッターを形成すれば、静電気の除電が可能となるが、導電性を有する結晶粒子は、ジルコニア結晶よりも脱粒しやすいものであるため、カバーテープの切断を続けた際、脱粒箇所を起点に刃先が欠けやすいものである。
それ故、今般におけるカッターには、長期間の使用に耐えることができるように、静電気の除電が可能であるとともに、刃先が欠けにくいことが求められている。
本開示は、このような事情に鑑みて案出されたものであり、静電気の除電が可能である
とともに、刃先が欠けにくいカッターを提供することを目的とする。
本開示のカッターは、ジルコニアを含む主結晶粒子と導電性を有する副結晶粒子とを含む、ジルコニア質セラミックスからなる刃先を備え、該刃先の表面における前記副結晶粒子が占める面積比率が17%以上34%以下であり、前記表面の120μmの面積の範囲における前記副結晶粒子の個数が90個以上である。
本開示のカッターは、静電気の除電が可能であるとともに、刃先が欠けにくいことから、長期間にわたってカバーテープの切断に使用することができる。
本開示のカッターにより電子部品収納テープのカバーテープを切断する構成を模式的に示す斜視図である。 本開示のカッターにより電子部品収納テープのカバーテープを切断する構成を模式的に示す断面図である。 本開示のカッターの刃先の表面を模式的に示す拡大図である。 表面粗さの測定方向を示す模式図である。
以下に本開示のカッターについて、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図面において同一の部材には同じ符号を付して説明する。
まず、チップ状の電子部品6が収納された電子部品収納テープ4のカバーテープ2をカッター1により切断する構成について、図1および図2を参照しながら説明する。カッター1は、刃付け加工を施した刃先8を備える。また、電子部品収納テープ4は、電子部品6の収納穴7を複数有するテープ本体3と、収納穴7を含めテープ本体3の上部を覆うカバーテープ2とから構成されている。
そして、カッター1は、電子部品収納テープ4の搬送方向に沿うように立てられて配置されるものであり、図1および図2においては、カバーテープ2の短手方向の中央に位置している例を示し、テープ本体3からカバーテープ2が剥離される位置Pを二点鎖線で示している。なお、切断にあたっては、カバーテープ押え手段5を用いて、カバーテープ2の浮きを抑えることが好適である。
次に、カッター1によりカバーテープ2を切断し、カバーテープ2をテープ本体3から剥離する工程について説明する。まず、電子部品収納テープ4が搬送されることで、カッター1の刃先8によりカバーテープ2が2つに分割されるように切断される。そして、この2つに分割されたカバーテープ2がそれぞれカバーテープ巻き取り手段(図示していない)により巻き取られることで、カバーテープ2をテープ本体3から剥離することができる。
本開示のカッター1は、ジルコニアを含む主結晶粒子と導電性を有する副結晶粒子とを含む、ジルコニア質セラミックスからなる刃先8を備える。ここで、ジルコニアを含む主結晶粒子とは、主にジルコニア(酸化ジルコニウム)であるが、ジルコニアの他に、ジルコニアと分離が困難であるハフニウムや、ジルコニアの安定化の作用を為す成分(イットリウム、セリウム、カルシウム、マグネシウム等の酸化物)を含んでいてもよい。
また、導電性を有する副結晶粒子とは、導電性を有する元素の酸化物または複合酸化物
のことであり、導電性を有する元素の具体例を挙げれば、鉄、クロム、コバルト、マンガン、ニッケル、チタン、亜鉛、錫である。
ここで、刃先8の表面を模式的に示す拡大図である図3を用いて、主結晶粒子9および副結晶粒子10について説明する。なお、図3において、図の煩雑さを回避するために、主結晶粒子9の粒子形状の図示は省略している。
図3は、刃先8の表面を走査型電子顕微鏡(SEM)等において観察した状態を模式的に示したものとも言えるものである。そして、SEMに付設のエネルギー分散型X線分析(EDS)により、ジルコニウムおよび酸素の両方が検出された結晶粒子が主結晶粒子9であり、上述した導電性を有する元素および酸素の両方が検出された結晶粒子が副結晶粒子10であるとみなすことができる。また、X線回折装置(XRD)を用いることによっても、主結晶粒子9および副結晶粒子10の存在を確認できる。
そして、本開示のカッター1は、刃先8の表面における副結晶粒子10が占める面積比率が17%以上34%以下であり、刃先8の表面の120μmの面積の範囲における副結晶粒子10の個数が90個以上である。このように、副結晶粒子10が占める面積比率が17%以上34%以下であることにより、導電性を有しつつ、機械的強度に優れたものとなる。刃先8の具体的な表面抵抗値は10Ω以下であり、このような導電性を有していることにより、カバーテープ2を切断すると同時にカバーテープ2に帯電している静電気を除くことができるため、収納穴7からの電子部品6の飛び出しや電子部品6の取り出しの際に電子部品6が動いたりすることがない。
さらに、刃先8の表面において、副結晶粒子10が占める面積比率が17%以上34%以下でありながら、刃先8の表面の120μmの面積の範囲における副結晶粒子10の個数が90個以上であるということは、90個未満であるときよりも副結晶粒子10の結晶粒径が小さいということである。本開示のカッター1は、結晶粒径の小さい副結晶粒子10が面積比率で17%以上34%以下存在していることにより、導電性を有しているため、静電気の除電が可能である。また、カバーテープ2の切断を続けたとしても副結晶粒子10の脱粒が少ないため、刃先8を欠けにくくすることができる。
これに対し、副結晶粒子10が占める面積比率が17%未満では、カッター1の表面抵抗値が10Ωよりも高くなり、カバーテープ2に帯電している静電気を除きにくくなる。また、副結晶粒子10が占める面積比率が34%を超えると、刃先8の機械的強度が低下し、摩耗しやすくなり、長期間の使用に耐えることができなくなる。
また、副結晶粒子10が占める面積比率が17%以上34%以下であっても、刃先8の表面の120μmの面積の範囲における副結晶粒子10の個数が90個未満であるときは、カバーテープ2を切断するに際に、刃先8の表面に存在する副結晶粒子10が脱粒しやすくなり、脱粒箇所を起点に刃先8が欠けやすくなる。
そして、この刃先8の表面における副結晶粒子10の面積比率および個数は、例えば以下の方法で算出することができる。まず、刃先8の表面のうちで任意の場所を選び、SEMを用いて10000倍の倍率で観察し、面積が120μm(例えば、横方向の長さが12.6μm、縦方向の長さが9.5μm)となる範囲を撮影する。
このような画像において、主結晶粒子9は白く見えるものであり、副結晶粒子10は黒く見えるものである。そのため、ここで得られた画像を用いて、画像解析ソフト「A像くん」(登録商標、旭化成エンジニアリング(株)製であり、以降に画像解析ソフト「A像くん」と記した場合、旭化成エンジニアリング(株)製の画像解析ソフトを示すものとす
る。)の粒子解析という手法を適用して画像解析することにより、120μmの面積の範囲における、副結晶粒子10の個数および面積比率を求めることができる。なお、「A像くん」の解析条件としては、例えば粒子の明度を「暗」、2値化の方法を「自動」とすればよい。
なお、SEMで撮影した画像において、主結晶粒子9と副結晶粒子10との色調差が少ないときには、電子線マイクロアナライザ(EPMA)による面分析を行ない、カラーマッピングにより、副結晶粒子10を構成する導電性を有する元素の位置を確認し、SEM撮影した画像の写真において対象位置をトレースして黒く塗りつぶす。その後、画像解析ソフト「A像くん」により、上述した方法と同じ条件で解析することにより、120μmの面積の範囲における、副結晶粒子10の個数および面積比率を求めることができる。
また、刃先8の表面における表面抵抗値は、例えば刃先8の表面に電気抵抗測定器(具体的には、HIOKI製SM−8220表面抵抗測定器)を接触させ、任意の電圧を加えることで測定することができる。なお、表面抵抗値の測定に際して刃先8の表面に加える電圧は、刃先8の形状等に合わせて設定すればよく、例えば10〜500Vの範囲であれば問題はない。
また、本開示のカッター1は、刃先8の表面において、円相当径で1.0μm以上の粒径を有する副結晶粒子10の個数の割合が10%以下であるときには、脱粒しやすい副結晶粒子10の個数が少ないと言い換えることができるものであることから、カバーテープ2を切断する際に副結晶粒子10の脱粒を減らすことができる。なお、円相当径とは、副結晶粒子10の面積と等しい円に置き換えた場合における、円の直径を意味している。
そして、円相当径で1.0μm以上の粒径を有する副結晶粒子10の個数の割合は、刃先8の表面における副結晶粒子10の個数および面積比率を求めたときと同様に、画像解析ソフト「A像くん」を用いることにより求めることができる。なお、上記割合とは、カウントされた副結晶粒子10の全個数を分母とし、円相当径で1.0μm以上の粒径を有する副結晶粒子10の個数を分子とし、百分率で表した値である。なお、円相当径で1.0μm以上の粒径を有する副結晶粒子10の個数の割合は、粒子解析という手法を適用すればよい。
また、本開示のカッター1は、刃先8の表面において、刃先の端11に対して平行な方向の算術平均粗さRa1と、刃先の端11に対して直交する方向の算術平均粗さRa2との比率Ra1/Ra2が0.6以上2.0以下であるときには、刃先8によりカバーテープ2を切断する際や、切断したカバーテープ2を巻き取る際に、刃先8の表面とカバーテープ2とが接触する面積を減らすことができるため、接触による副結晶粒子10の脱粒をより抑制することができる。また、平行な方向の算術平均粗さRa1および直交する方向の算術平均粗さRa2は、上記の比率Ra1/Ra2を満足する範囲で、それぞれ0.5μm以下であることが好適である。なお、刃先の端11に対して平行な方向および刃先の端11に対して直交する方向とは、図4に示す通りである。
そして、刃先8の表面における、平行な方向の算術平均粗さRa1および直交する方向の算術平均粗さRa2とは、市販の接触式または非接触式の表面粗さ計を用いて、JIS
B 0601(2001)に準拠して測定することができる。測定条件としては、例えば、測定長さを0.05〜5.0mm、カットオフ値を0.005〜0.8mmとし、走査速度を0.03〜1.5mm/秒に設定すればよい。そして、平行な方向および直交する方向の各5箇所において測定を行ない、この測定で得られた値の平均をそれぞれ算術平均粗さRa1およびRa2とする。
また、本開示のカッター1は、刃先8の表面における粗さ曲線から求められるスキューネスRskが0未満であるときには、刃先8によりカバーテープ2を切断する際や、切断したカバーテープ2を巻き取る際に、カバーテープ2が刃先8の凹部に食い込みにくく、円滑にカバーテープ2の切断・巻き取りすることができることから、本開示のカッター1は、刃先8が摩耗しにくく、刃先8をより欠けにくくすることができる。ここで、粗さ曲線から求められるスキューネスRskとは、粗さの平均高さを中心線とした際に、この中心線に対して山となる凸部と谷となる凹部との比率を示す指標である。そして、スキューネスRskが0未満ならば凸部の領域よりも凹部の領域の方が小さいことを示している。
ここで、粗さ曲線から求められるスキューネスRskは、市販の接触式または非接触式の表面粗さ計を用いて、JIS B 0601(2001)に準拠して測定することができる。測定条件としては、例えば、測定長さを0.05〜5.0mm、カットオフ値を0.005〜0.8mmとし、走査速度を0.03〜1.5mm/秒に設定すればよい。そして、刃先8の表面において、少なくとも3箇所以上測定を行ない、この測定で得られた値の平均をスキューネスRskとする。
また、本開示のカッター1は、刃先8の表面における粗さ曲線から求められる凹凸の平均間隔Rsmが12μm以上78μm以下であるときには、刃先8の表面性状が、カバーテープ2の切断・巻き取りを円滑にできるものとなり、刃先8を一層欠けにくくすることができる。ここで、粗さ曲線から求められる凹凸の平均間隔Rsmとは、粗さの平均高さを中心線とし、この中心線に対して山となる部分を凸部、谷となる部分を凹部とし、1つの凸部およびそれに隣り合う1つの凹部に対応する中心線の長さの和を凹凸の間隔とした際の凹凸の間隔の平均値を示す指標である。
ここで、粗さ曲線から求められる凹凸の平均間隔Rsmは、上述したスキューネスRskの測定方法と同様に、JIS B 0601(2001)に準拠して測定することができる。
また、主結晶粒子9において、ジルコニアの正方晶および立方晶の比率が合わせて80%以上であるときには、刃先8の機械的強度がより向上する。なお、この比率は、主結晶粒子9のX線回折測定を行ない、測定したジルコニアの単斜晶(111)および(11−1)の反射ピーク強度、正方晶および立方晶の(111)の反射ピーク強度を用いて、単斜晶の(111)をIm(111)、単斜晶の(11−1)をIm(11-1)、正方晶の(111)をIt(111)、立方晶の(111)をIc(111)として表記した下記の式により算出することがで
きる。
(It(111)+Ic(111))/(Im(111)+Im(11-1)+It(111)+Ic(111))×100
ジルコニアの正方晶および立方晶の比率を調整するには、例えば、酸化イットリウム、酸化セリウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウムの少なくともいずれかからなる安定化剤を用いればよい。具体的には、主結晶粒子9における正方晶および立方晶の比率を合わせて80%以上にするには、ジルコニアと安定化剤との合計100モル%のうち、2〜8モル%程度の安定化剤を用いて、ジルコニアを安定化させればよい。
また、主結晶粒子9の平均結晶粒径は、円相当径で0.5μm以下であるときには、緻密なジルコニアとなり、刃先8の機械的強度がより向上する。なお、主結晶粒子9の平均結晶粒径は、円相当径で0.45μm以下であることが好適である。
また、本開示のカッター1は、刃先8の表面において、隣り合う副結晶粒子10の重心間距離の平均値が0.7μm以上1.4μm以下であるときには、刃先8の表面において副結晶粒子10が分散していることで、刃先8の機械的強度のばらつきを抑え、刃先8をより欠けにくくすることができる。ここでの重心間距離の平均値とは、隣り合う副結晶粒
子10の重心同士の最短距離の平均値のことである。重心間距離の平均値は、副結晶粒子10同士の分散度合いを示す指標である。
次に、本開示のカッター1の製造方法の一例について説明する。
まず、安定化剤を含むジルコニア粉末(以下、単にジルコニア粉末と記載する。)と、酸化鉄粉末、酸化クロム粉末および酸化チタン粉末(以下、導電性材料粉末と記載する。)とを準備する。そして、ジルコニア粉末と導電性材料粉末との合計100質量部のうち、ジルコニア粉末を62.2〜81.1質量部秤量し、残部を導電性材料粉末となるように秤量する。そして、秤量したジルコニア粉末に溶媒を加えてボールミルやビーズミル等を用いて平均粒径が0.2〜0.5μmとなるまで粉砕し、これを第1のスラリーとする。
次に、秤量した導電性材料粉末に溶媒を加えてボールミルやビーズミル等を用いて平均粒径が0.1〜0.5μmとなるまで粉砕し、これを第2のスラリーとする。なお、ここでは導電性を有する元素の酸化物の粉末の一例として酸化鉄粉末、酸化クロム粉末および酸化チタン粉末を用いているが、添加することによって、刃先8の表面抵抗値を下げることができるものであればよく、酸化コバルト粉末、酸化マンガン粉末、酸化ニッケル粉末、酸化亜鉛粉末、酸化錫粉末も用いることができる。
また、ミルで用いるボールやビーズについては、磨耗しても刃先8の機械的強度に影響を及ぼさないものを用いることが好適であるため、例えば、ボールやビーズは、セラミックスからなることが好適であり、ジルコニアと同様もしくは近似する組成のジルコニアからなることが特に好適である。
次に、第1のスラリー、第2のスラリー、結合剤およびアニオン系の分散剤を混合した後にスプレードライヤーで噴霧乾燥することにより顆粒とする。ここで、アニオン系の分散剤を加えることにより、副結晶粒子10を凝集させずに分散して存在させることができる。上述した調合組成においてアニオン系の分散剤は、ジルコニア粉末および導電性材料粉末の合計100質量部に対し、0.1質量部以上加えることにより、刃先8の表面の120μmの面積の範囲における副結晶粒子10の個数を90個以上とすることができる。
次に、この顆粒を粉末プレス成形機の金型内に充填した後、成形圧を0.5t/cm以上に設定し、粉末プレス成形を行なうことで成形体を得る。そして、成形体を乾燥させて脱脂した後、大気雰囲気中において、1300〜1500℃の温度で1〜3時間保持して焼成することで、焼結体を得る。
そして、刃先8の表面における円相当径で1.0μm以上の粒径を有する副結晶粒子10の個数の割合を10%以下とするには、1300〜1450℃の温度で焼成すればよい。
次に、得られた焼結体に対し、ダイヤモンド砥石を用いた平面研削により研削仕上げを行なう。さらに、ダイヤモンドホイールを使用して刃付け加工を行なうことにより、所望の刃先8を有する本開示のカッター1を得ることができる。なお、ダイヤモンドホイールは、#200〜2000の砥粒層を有するものであればよい。
そして、刃先8の表面において、刃先の端11に対して平行な方向の算術平均粗さRa1と、刃先の端11に対して直交する方向の算術平均粗さRa2との比率Ra1/Ra2を0.6以上2.0以下にするには、刃付け加工を以下の方法で行なえばよい。比率Ra
1/Ra2を1.0より大きくする場合は、まずカッター1の刃先の端11に対して直交する方向に沿うように1回目の研磨を行なう。その後、1回目の研磨より細かい(番手が大きい)砥粒層を有するダイヤモンドホイールを用いて、カッター1の刃先の端11に対して平行な方向に沿うように2回目の研磨を行なう。
一方、比率Ra1/Ra2を1.0より小さくする場合は、まずカッター1の刃先の端11に対して平行な方向に沿うように1回目の研磨を行なう。その後、1回目の研磨より細かい(番手が大きい)砥粒層を有するダイヤモンドホイールを用いて、カッター1の刃先の端11に対して直交する方向に沿うように2回目の研磨を行なう。そして、上記の方法において、1回目の研磨に#325〜450の砥粒層を有するもダイヤモンドホイールを用い、2回目の研磨に#600〜800の砥粒層を有するもダイヤモンドホイールを用いれば、比率Ra1/Ra2が0.6以上2.0以下の表面性状を有する刃先8を形成することができる。
また、刃先8の表面における粗さ曲線から求められるスキューネスRskを0未満とするには、上述の2回に分けて研磨する方法において、2回目の研磨を、1回目の研磨より細かい(番手が大きい)、例えば#600〜1200である砥粒層を有するダイヤモンドホイールを用いて行なえばよい。
また、刃先8の表面における粗さ曲線から求められる凹凸の平均間隔Rsmを12μm以上78μm以下とするには、刃先8の表面において、上述した刃付け加工の研磨後にゼロカットを1〜5回行なえばよい。ここで、ゼロカットとは、切り込みを与えずに、刃先の端11に対して平行な方向に沿うように、刃先8の表面の一端から他端にかけて、ダイヤモンドホイールを回転させながら移動させる加工方法である。そして、ダイヤモンドホイールを刃先8の表面の一端から他端にかけて1回移動させることを、ゼロカットを1回行なうという。
なお、本開示は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
刃先の表面において、副結晶粒子が占める面積比率および個数を異ならせたカッターを作製し、刃先の欠けにくさおよび表面抵抗値を評価した。
まず、酸化鉄粉末、酸化クロム粉末、酸化チタン粉末を質量比で88:10:2に混ぜ合わせた導電性材料粉末を用意し、ジルコニア粉末と導電性材料粉末との合計100質量部のうち、導電性材料粉末の添加量が表1に示す量となるように秤量した。次に、秤量した導電性材料粉末に溶媒である水を加え、ボールミルに入れて平均粒径が0.4μmとなるまで粉砕することにより、第2のスラリーを得た。
また、安定化剤を含むジルコニア粉末を用意し、ジルコニア粉末と導電性材料粉末との合計100質量部から表1に示す導電性材料粉末の添加量を差し引いた値となる量を秤量した。そして、秤量したジルコニア粉末に溶媒である水を加え、ボールミルに入れて平均粒径が0.3μm粉砕することにより、第1のスラリーを得た。
次に、第1のスラリー、第2のスラリー、結合剤、表1に示す量のアニオン系の分散剤を加えたものを混合し、スプレードライヤーで噴霧乾燥することにより、顆粒を得た。なお、表1の分散剤量は、ジルコニア粉末および導電性材料粉末の合計量100質量部に対する添加量で示している。また、結合剤としては、ジルコニア粉末および導電性材料粉末の合計量100質量部に対して、5質量部のアクリル系バインダを加えた。そして、得ら
れた顆粒を、粉末プレス成形機の金型内に充填した後、成形圧を1t/cmに設定し、粉末プレス成形を行なうことにより成形体を得た。
そして、この成形体を乾燥機に入れて乾燥した後、大気雰囲気中で1500℃の温度で約1時間保持して焼成することにより焼結体を得た。その後、得られた焼結体に対し、ダイヤモンド砥石を用いた平面研削により研削仕上げを行なうとともに、ダイヤモンドホイールを使用して刃付け加工を行なうことで、刃先を有するカッターを得た。なお、刃付け加工は、研磨を2回に分けて行なった。
まず、1回目の研磨は、カッターの刃先の端に対して平行な方向に沿うように、#230の砥粒層を有するダイヤモンドホイールを用いて、カッターの研磨を行なった。その後、2回目の研磨を、カッターの刃先の端に対して直交する方向に沿うように、#1000の砥粒層を有するダイヤモンドホイールを用いて、カッターの研磨を行なった。そして、この刃付け加工により、刃先の先端角度が25度となる刃先を形成した。
次に、刃先の表面のうちで任意の場所を選び、SEMを用いて10000倍の倍率で観察し、面積が120μm(横方向の長さが12.6μm、縦方向の長さが9.5μm)となる範囲の画像を撮影した。そして、ここで得られた画像を用いて、画像解析ソフト「A像くん」の粒子解析という手法を適用して画像解析することにより、測定面における副結晶粒子が占める面積比率と、測定面の120μmの面積の範囲における副結晶粒子の個数を算出した。なお、「A像くん」の解析条件としては、粒子の明度を「暗」、2値化の方法を「自動」とした。
次に、刃先の表面抵抗値の評価を行なった。各試料の刃先の表面に電気抵抗測定器(HIOKI製SM−8220表面抵抗測定器)を接触させ、10Vの電圧を加えることで刃先の表面抵抗値を測定した。
そして、刃先の欠けにくさの評価を行なった。まず、各試料であるカッターを図1および図2に示された構成となるように配置し、2000mのカバーテープを搬送速度3mm/秒で搬送し切断した後、刃先に生じた欠けの最大長さを測定した。なお、カバーテープには厚さ0.052mmのポリエステル製のものを用いた。結果を表1に示す。
Figure 2016182668
表1に示す結果から、面積比率が17%未満である試料No.1,2は、欠けの最大長
さが149μm以下と小さいものの、表面抵抗値が10Ωと高い値を示した。また、面積比率が34%を超える試料No.6は、欠けの最大長さが400μmであり、刃先が大
きく欠けていた。また、面積比率が17%以上34%以下であるものの、副結晶粒子の個数が90未満である試料No.7は、欠けの最大長さが450μmであり、刃先が大きく欠けていた。
これに対して、試料No.3〜5,8〜10は、欠けの最大長さが345μm以下であり、表面抵抗値が10Ω以下であった。この結果、面積比率が17%以上34%以下であり、副結晶粒子の個数が90個以上であるカッターは、静電気の除電が可能であり、刃先が欠けにくいことから、長期間にわたってカバーテープの切断に使用することができることがわかった。
次に、円相当径で1.0μm以上の粒径を有する副結晶粒子の個数の割合(存在比率)の異なる試料を作製し、刃先の欠けにくさを評価した。なお、作製方法としては、焼成温度を表2に示す温度としたこと以外は実施例1の試料Nо.4の作製方法と同様であり、試料Nо.13は、実施例1の試料Nо.4と同じ試料である。
そして、実施例1と同様の方法により、画像解析ソフト「A像くん」の粒子解析という手法を適用して画像解析することにより、測定面における円相当径で1.0μm以上の粒径を有する副結晶粒子の個数の割合を算出した。
次に、刃先の欠けにくさを評価するため、実施例1と同様の方法により刃先に生じた欠けの最大長さを測定した。結果を表2に示す。なお、表2においては、測定面における円相当径で1.0μm以上の粒径を有する副結晶粒子の個数の割合を、単に「割合」と示している。
Figure 2016182668
表2に示す結果から、円相当径で1.0μm以上の粒径を有する副結晶粒子の個数の割合が10%以下であることにより、カバーテープを切断する際の副結晶粒子の脱粒をさらに抑制することができ、より刃先が欠けにくいカッターとなることがわかった。
次に、刃先の表面において、刃先の端に対して平行な方向の算術平均粗さRa1と、刃先の端に対して直交する方向の算術平均粗さRa2との比率Ra1/Ra2が異なる試料を作製し、刃先の欠けにくさを評価した。なお、作製方法としては、刃付け加工を表3に示すように、研磨方向および使用する砥粒層の番手をそれぞれ変えたこと以外は実施例2の試料Nо.11の作製方法と同様であり、試料Nо.19は、実施例2の試料Nо.11と同じ試料である。
そして、各試料の刃先の端に対して平行な方向の算術平均粗さRa1と、刃先の端に対して直交する方向の算術平均粗さRa2とは、接触式の粗さ計を用いて、JIS B 0
601(2001)に準拠して測定した。測定条件としては、測定長さを1.5mm、カットオフ値を0.25mmとし、触針径を2μmとして触針の走査速度を0.5mm/秒に設定した。そして、平行な方向および直交する方向の各5箇所において測定を行ない、この測定で得られた値の平均をそれぞれ算術平均粗さRa1およびRa2とした。
次に、刃先の欠けにくさを評価するため、実施例1と同様の方法により刃先に生じた欠けの最大長さを測定した。結果を表3に示す。
Figure 2016182668
表3に示す結果から、刃先の表面において、刃先の端に対して平行な方向の算術平均粗さRa1と、刃先の端に対して直交する方向の算術平均粗さRa2との比率Ra1/Ra2が0.6以上2.0以下であることにより、カバーテープを切断する際の接触による副結晶粒子の脱粒を抑制することができ、より刃先が欠けにくいカッターとなることがわかった。
次に、刃先の表面における粗さ曲線から求められるスキューネスRskが異なる試料を作製し、刃先の欠けにくさを評価した。なお、作製方法としては、刃付け加工を表4に示すように、使用する砥粒層の番手を変えたこと以外は実施例2の試料No.11の作製方法と同様であり、試料Nо.20は、実施例2の試料Nо.11と同じ試料である。
そして、各試料の刃先の表面における粗さ曲線から求められるスキューネスRskを、接触式の粗さ計を用いて、JIS B 0601(2001)に準拠して測定した。測定条件としては、測定長さを1.5mm、カットオフ値を0.25mmとし、触針径を2μmとして触針の走査速度を0.5mm/秒に設定した。そして、刃先8の表面において3箇所測定を行ない、この測定で得られた値の平均をスキューネスRskとした。
次に、刃先の欠けにくさを評価するため、実施例1と同様の方法により刃先に生じた欠けの最大長さを測定した。結果を表4に示す。なお、表4においては、スキューネスRskの値が0より大きい値を「正」、0より小さい値を「負」として表記している。
Figure 2016182668
表4に示す結果から、刃先の表面における粗さ曲線から求められるスキューネスRskが0未満であることにより、刃先が欠けにくいカッターとなり、円滑にカバーテープの切断・巻き取りができることがわかった。
次に、刃先の表面における粗さ曲線から求められる凹凸の平均間隔Rsmが異なる試料
を作製し、刃先の欠けにくさを評価した。なお、作製方法としては、表5に示すように、刃付け加工の研磨後に行なうゼロカットの回数を変えたこと以外は実施例2の試料No.11の作製方法と同様であり、試料Nо.22は、実施例2の試料Nо.11と同じ試料である。
そして、各試料の刃先の表面における粗さ曲線から求められる凹凸の平均間隔Rsmは、実施例4のスキューネスRskの測定方法と同様に、JIS B 0601(2001)に準拠して測定した。
次に、刃先の欠けにくさを評価するため、実施例1と同様の方法により刃先に生じた欠けの最大長さを測定した。結果を表5に示す。
Figure 2016182668
表5に示す結果から、刃先の表面における粗さ曲線から求められる凹凸の平均間隔Rsmが12μm以上78μm以下であることにより、一層刃先が欠けにくいカッターとなり、より円滑にカバーテープの切断・巻き取りができることがわかった。
1:カッター
2:カバーテープ
3:テープ本体
4:電子部品収納テープ
5:カバーテープ押え手段
6:電子部品
7:収納穴
8:刃先
9:主結晶粒子
10:副結晶粒子
11:刃先の端

Claims (5)

  1. ジルコニアを含む主結晶粒子と導電性を有する副結晶粒子とを含む、ジルコニア質セラミックスからなる刃先を備え、該刃先の表面における前記副結晶粒子が占める面積比率が17%以上34%以下であり、前記表面の120μmの面積の範囲における前記副結晶粒子の個数が90個以上であるカッター。
  2. 前記表面において、円相当径で1.0μm以上の粒径を有する前記副結晶粒子の個数の割合が10%以下である請求項1に記載のカッター。
  3. 前記表面において、前記刃先の端に対して平行な方向の算術平均粗さRa1と、前記刃先の端に対して直交する方向の算術平均粗さRa2との比率Ra1/Ra2が0.6以上2.0以下である請求項1または請求項2に記載のカッター。
  4. 前記表面における粗さ曲線から求められるスキューネスRskが0未満である請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のカッター。
  5. 前記表面における粗さ曲線から求められる凹凸の平均間隔Rsmが12μm以上78μm以下である請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のカッター。
JP2016060314A 2015-03-26 2016-03-24 カッター Expired - Fee Related JP6706456B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015064647 2015-03-26
JP2015064647 2015-03-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016182668A true JP2016182668A (ja) 2016-10-20
JP6706456B2 JP6706456B2 (ja) 2020-06-10

Family

ID=57241383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016060314A Expired - Fee Related JP6706456B2 (ja) 2015-03-26 2016-03-24 カッター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6706456B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111295937A (zh) * 2017-11-14 2020-06-16 株式会社富士 电子元件安装装置
WO2021085073A1 (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 京セラ株式会社 セラミック構造体、吸着ノズル、カッター、ピンセット、摩耗検出器、粉体除電装置、粉体製造装置、リフトピン、搬送ハンドおよび繊維ガイド
WO2022123683A1 (ja) * 2020-12-09 2022-06-16 ヤマハ発動機株式会社 部品供給装置および部品実装装置

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63222071A (ja) * 1987-03-10 1988-09-14 日立金属株式会社 導電性ZrO↓2系焼結体
JPH01288291A (ja) * 1988-05-14 1989-11-20 Inoue Japax Res Inc セラミックナイフ
JPH0889668A (ja) * 1994-09-28 1996-04-09 Fuminori Imada 庖 丁
JPH09221352A (ja) * 1995-11-07 1997-08-26 Ngk Spark Plug Co Ltd セラミックス焼結体及びセラミックス製金型
JPH11128558A (ja) * 1997-10-24 1999-05-18 Kyocera Corp セラミック製刃物
JP2000343146A (ja) * 1999-05-31 2000-12-12 Ngk Spark Plug Co Ltd エッジ付きセラミック部材、リードフレーム製造用打抜パンチ、リードフレームの製造方法及びエッジ付きセラミック部材の製造方法
US20040242401A1 (en) * 2003-05-30 2004-12-02 Dou Yee Technologies Pte, Ltd. Electro-static dissipative ceramic products and methods
JP2005066078A (ja) * 2003-08-26 2005-03-17 Kyocera Corp ニッパ
JP2007167974A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Nitto Shoji Kk 刃物類とそれに用いる表面加工方法
JP2007313636A (ja) * 2006-04-27 2007-12-06 Kyocera Corp 切削工具およびそれを用いた被削材の切削方法
JP2008078442A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Kyocera Corp ワイヤボンディング用クランプ部材

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63222071A (ja) * 1987-03-10 1988-09-14 日立金属株式会社 導電性ZrO↓2系焼結体
JPH01288291A (ja) * 1988-05-14 1989-11-20 Inoue Japax Res Inc セラミックナイフ
JPH0889668A (ja) * 1994-09-28 1996-04-09 Fuminori Imada 庖 丁
JPH09221352A (ja) * 1995-11-07 1997-08-26 Ngk Spark Plug Co Ltd セラミックス焼結体及びセラミックス製金型
JPH11128558A (ja) * 1997-10-24 1999-05-18 Kyocera Corp セラミック製刃物
JP2000343146A (ja) * 1999-05-31 2000-12-12 Ngk Spark Plug Co Ltd エッジ付きセラミック部材、リードフレーム製造用打抜パンチ、リードフレームの製造方法及びエッジ付きセラミック部材の製造方法
US20040242401A1 (en) * 2003-05-30 2004-12-02 Dou Yee Technologies Pte, Ltd. Electro-static dissipative ceramic products and methods
JP2005066078A (ja) * 2003-08-26 2005-03-17 Kyocera Corp ニッパ
JP2007167974A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Nitto Shoji Kk 刃物類とそれに用いる表面加工方法
JP2007313636A (ja) * 2006-04-27 2007-12-06 Kyocera Corp 切削工具およびそれを用いた被削材の切削方法
JP2008078442A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Kyocera Corp ワイヤボンディング用クランプ部材

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111295937A (zh) * 2017-11-14 2020-06-16 株式会社富士 电子元件安装装置
WO2021085073A1 (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 京セラ株式会社 セラミック構造体、吸着ノズル、カッター、ピンセット、摩耗検出器、粉体除電装置、粉体製造装置、リフトピン、搬送ハンドおよび繊維ガイド
CN114630813A (zh) * 2019-10-29 2022-06-14 京瓷株式会社 陶瓷结构体、吸嘴、刀具、镊子、磨损检测器、粉体除电装置、粉体制造装置、顶销、搬运手及纤维引导件
CN114630813B (zh) * 2019-10-29 2023-11-21 京瓷株式会社 陶瓷结构体、吸嘴、刀具、镊子、磨损检测器、粉体除电装置、粉体制造装置、顶销、搬运手及纤维引导件
WO2022123683A1 (ja) * 2020-12-09 2022-06-16 ヤマハ発動機株式会社 部品供給装置および部品実装装置
JP7362949B2 (ja) 2020-12-09 2023-10-17 ヤマハ発動機株式会社 部品供給装置および部品実装装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6706456B2 (ja) 2020-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5235909B2 (ja) ジルコニア質焼結体およびその製造方法
AU728077B2 (en) Ceramic sheet and method of producing ceramic sheet
JP6885972B2 (ja) ウエハ搬送用保持具
JP2016182668A (ja) カッター
KR100814321B1 (ko) 산화물 소결체와 그 제조방법, 스퍼터링 타겟 및 투명도전막
JP2015118925A (ja) 固体酸化物形燃料電池用ジルコニアシートおよび該シートを含む固体酸化物形燃料電池用単セル
JP5585046B2 (ja) 複合酸化物焼結体、ターゲット及び酸化物透明導電膜
JP6608750B2 (ja) 載置用部材
KR20210119958A (ko) 입방정 질화붕소 소결체 및 그 제조 방법, 및 공구
EP3238890B1 (en) Suction nozzle
JP6190086B2 (ja) 繊維ガイド
CN108430950B (zh) 陶瓷烧结体
JPWO2020090867A1 (ja) 焼結体
US20190366488A1 (en) Mounting member for heat treatment
JP2019067941A (ja) 載置用部材
WO2017090717A1 (ja) 釣り糸用ガイド部材
JP2007223842A (ja) アルミナ質焼結体及びこれを用いた磁気ヘッド加工組立用治具
KR102302021B1 (ko) 스퍼터링 타깃 및 스퍼터링 타깃의 제조 방법
TWI710541B (zh) 濺射靶部件的製造方法以及濺射靶部件
TWI725685B (zh) 燒結體
JP6735422B2 (ja) 発光素子実装用基板およびこれを備える発光素子実装用回路基板ならびに発光素子モジュール
KR20190052067A (ko) 프로브 카드용 기판, 프로브 카드 및 검사장치
TW202302890A (zh) Ta-B濺鍍靶
CN116283280A (zh) 氧化锆基复合陶瓷和陶瓷吸嘴
KR20210005731A (ko) 산화물 소결체 및 스퍼터링 타깃

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190311

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200428

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6706456

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees