JP2016181239A - 地域監視サーバ、提供端末及びそのシステム - Google Patents

地域監視サーバ、提供端末及びそのシステム Download PDF

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Abstract

【課題】地域の画像データを収集し、仮想的な監視網を構築する。
【解決手段】
地域の画像情報を提供する複数の端末10が接続され、端末10から、地域を所定の範囲で分割した地域内の画像情報の属性データを受信する属性データ受信手段32と、属性データに対応する画像データが必要か否かを判定する判定手段36と、判定手段36によって、画像データが必要であると判定された場合、画像データを端末10から受信して画像情報記憶手段に記憶する画像データ受信手段33と、画像データの提供要求に係る画像データを画像情報DB100から抽出する画像データ抽出手段38と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、地域監視サーバ、提供端末及びそのシステムに関する。
近年、運転支援装置の普及に伴って、画像取得装置(ドライブレコーダ等のカメラやビデオ)、各種センサ等を搭載する車両が増加傾向にある。画像取得装置を搭載した車両が撮影した映像を収集することで、地域を監視するシステムが存在する。
例えば、特許文献1には、交通事故ごとの発生時における映像をより多く収集して、事故原因の分析精度を高める事故発生場所周辺の映像収集システムが開示されている。この映像収集システムによれば、車両が事故を起こしたとき、その車両は、事故の発生時刻、発生場所等を情報センターに送信する。これを受けて情報センターは、他の車両に対して事故の発生を直ちに通知し、通知を受けた他の車両から、事故の発生時刻に事故の発生場所の周辺において当該他の車両が撮影した映像を取得する、このことにより、事故を起こした当事者である事故車両からの視点による映像だけでなく、事故車両以外の車両(他の車両)からの視点による映像に基づいて、事故の発生状況を分析することができる。
しかしながら特許文献1に記載の映像収集システムは、個々の事故の分析の精度を高めることを目的とし、地域全体の映像の収集をカバーするものではない。車両が走行中に撮影した膨大な映像(静止画、動画)の画像データを効率よく収集し、有効活用することができれば、地域の防犯や防災等のための「監視の目」として大いに役立つはずである。また、車両だけでなく、人間が所持する携帯端末のカメラや防犯カメラ等、画像データを取得可能な手段が街には多く存在するので、そこから得られる画像データももっと有効に活用ができるはずである。
特開2012−098105号公報
そこで、本発明では、上記のような課題に鑑み、地域の画像データを収集し、仮想的な監視網を構築する地域監視サーバ、提供端末及びそのシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の地域監視サーバ、提供端末及びそのシステムは、以下のような解決手段を提供する。
地域の画像情報を取得して地域内の監視を行うための地域監視サーバであって、前記地域の画像情報を提供する複数の端末が接続され、前記端末から、前記地域を所定の範囲で分割したエリア内の画像情報の属性データを受信する属性データ受信手段と、前記属性データに対応する画像データが必要か否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって、前記画像データが必要であると判定された場合、前記画像データを前記端末に要求し、前記端末から受信して画像情報記憶手段に記憶する画像データ受信手段と、前記画像データの提供要求に係る画像データを前記画像情報記憶手段から抽出する画像データ抽出手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記地域内で過去のインシデント発生履歴に基づいて、重点的に監視を必要とする重点監視エリアを予測する予測手段を更に備え、前記予測手段の結果に基づいて、前記重点監視エリアにおいて撮影した前記画像データを前記端末から受信することを特徴とする。
また、前記判定手段は、前記地域内の画像データが不足している地域の画像データを前記端末から受信することを特徴とする。
また、前記判定手段は、前記地域内でインシデントが発生した場合、当該地域のエリア及び周辺エリアの画像データを優先して前記端末から受信することを特徴とする。
また、前記属性データは、少なくとも画像データの撮影日時及び撮影位置を含み、前記判定手段は、前記端末から受信する前記画像情報の属性データに基づいて、前記属性データがほぼ同じ撮影日時、かつほぼ同じ撮影位置を示す場合に、前記画像データが不要と判定することを特徴とする。
また、前記属性データは、前記端末の移動方向及び/又は前記画像データの撮影方向を含み、前記判定手段は、前記属性データが同じ撮影日時、かつ同じ撮影位置を示す場合であっても、前記移動方向又は前記画像データの撮影方向のどちらか一方が異なれば、前記画像データを必要と判定することを特徴とする。
また、前記移動方向は、前記端末が地域内に入ったときの始点位置情報と、前記地域内から出たときの終点位置情報からなることを特徴とする。
また、前記端末は、前記地域を走行する車両の車載端末、前記地域内の人間が所持する携帯端末、前記地域内に設置された監視カメラ、及び前記地域を航空する無人航空機に搭載された端末を含むことを特徴とする。
本発明の別の態様では、地域内の監視を行うための地域監視サーバに接続され、撮影した画像情報を提供する提供端末であって、前記地域内のエリア情報及び前記地域内において撮影した画像情報を記憶する地域情報記憶手段と、前記地域内の第1のエリアから第2のエリアに移動したときに、前記地域監視サーバに前記記憶した画像情報の属性データを送信する属性データ送信手段と、前記地域監視サーバからの画像データの送信指示に基づき、前記撮影した画像データを前記地域監視サーバに送信する画像データ送信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の別の態様では、地域の画像情報を取得して地域内のセキュリティ監視を行う地域監視システムであって、前記地域の画像情報を提供する複数の第1の端末と、前記画像情報の提供を要求する第2の端末と、前記第1の端末と前記第2の端末とはネットワーク経由で接続され、前記第1の端末から、前記地域を所定の範囲で分割したエリア内の画像情報の属性データを受信する手段と、前記属性データに対応する画像データが必要か否かを判定する手段と、前記判定する手段によって、前記画像データが必要であると判定された場合、前記画像データを前記第1の端末に要求し、前記第1の端末から受信して記憶する手段と、前記第2の端末から前記画像データの提供要求を受信する手段と、前記画像データの提供要求に係る画像データを、前記画像情報を記憶する手段から抽出する手段と、前記抽出した画像データを前記第2の端末に送信する手段と、を有する地域監視サーバと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、地域の画像データを収集し、仮想的な監視網を構築する地域監視サーバ、提供端末及びそのシステムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る地域監視システムの監視網を示したイメージ図である。 本発明の実施の形態に係る地域監視システムのインシデント発生時の処理の流れの概略図である。 必要な画像データの選別方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る地域監視システムの構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る提供端末の構成を示す機能ブロック図である。 図4の記憶手段に記憶されるデータベースのデータ構造の一例を示す図である。 図4の提供端末の処理動作を示すフローチャートである。 図4の地域監視サーバの処理を示した図である。 地域監視サーバの処理動作を示すフローチャートである。 インシデント発生時の画像データを取得した要求端末に表示される画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、本実施形態と言う)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。
図1は、本実施形態に係る地域監視システムの監視網を示したイメージ図である。また、図2は、本発明の実施の形態に係る地域監視システムの「インシデント」発生時の処理の流れの概略図である。以下では上記のシステムを「本システム」と呼ぶことにする。ここで、「インシデント」とは、例えば、車両走行中の事故、地域内の不審者情報、災害時等のことをいい、事故に繋がりかねない出来事、状況、異変、危機を含む。
本システムは、地域全体に分散している、性能や機能が異なる様々なセンサ及びカメラを地域単位で統合し、仮想的な監視網を構築することで、地域内のインシデント発生時に画像データを提供するシステムである。
図1に示すように、地域内には、地域の画像やその他の情報を取得可能な様々な「監視の目」(撮影手段)が存在する。例えば、地域を走行する車両(乗用車、トラック、バス、タクシー、パーソナルモビリティ、バイク、自転車等)に搭載された車載端末のカメラ、地域内を移動する人間が所持する携帯端末(スマートフォンやタブレット等)のカメラ、地域内に設置された固定の監視カメラ等がある。また、近い将来、ドローンと呼ばれる無人航空機が街中を飛び回り、ドローンに搭載されるカメラが「監視の目」に加わることが予想される。
このような監視の目を張り巡らせることで、事故が起こった時の映像のピックアップ(速やかな初動の実現、当て逃げの防止、事故原因の分析等)、不審者の発見(エリア内での不審者を追尾、先回りして捕獲、不審者の同定など)、災害時(震災などの広域同時発生の災害)の被害状況のまとめ(火災の把握など)のようなシーンでの利用が想定される。ただし、以下のような背景や課題を考慮する必要がある。
・運転支援装置の普及に伴って、画像取得装置(カメラやビデオ)やセンサ等を搭載する車両は増加傾向にある。
・一車両ごとに大量の画像データが取得され、さらに街全体を走る車両のデータを重ねあわせることにより、街(エリア)全体の様々な情報の利活用が期待される。
・効率的に情報を全体に共有する仕組みが必要。
・利用するデータ容量が大きく、携帯電話網などの無線での通信が対応できない(動画等をリアルタイムで、走行する車両からネットワークに送出することはできない)。
・全体を把握しない個々の車両では必要なデータの判断(主に取捨選択)ができない。
以降では、通信機能を備えたカメラ及びカメラを搭載し画像データを外部に提供可能(送信可能)な端末を総称して、画像データの「提供端末」(第1の端末)と呼ぶことにする。画像データは、静止画及び動画を含むのは言うまでもない。本システムは、これらカメラの視点からの画像データを利用することで、様々な角度から地域の画像データを収集することが可能となり、それらを平面的及び垂直的に統合することで、インシデント発生時の状況を忠実に再現するサービスを提供する。
ここで、本サービスが提供する監視対象エリアの設定方法について説明する。本システムは、サービス対象の地域を所定の範囲(n×m)のエリア(例えば1km四方)に分割し、エリアごとに様々な情報を管理する。もちろん、地域全体を一つのエリアとしてもよい。なお、エリアの設定は、図1の下段に示すように、等間隔に分割してもよいし、本システムの予測エンジンが、エリアごとの過去のインシデント発生情報に応じて、インシデント発生エリアとその周辺を特定し、エリアの範囲を可変的に設定してもよい。例えば、インシデントの発生が多いエリアはさらに細分化したり、逆にインシデントの発生が少ないエリアは周辺エリアと統合したりしてもよい。なお、エリアの設定は、エリア間の境界の付近で画像の収集ができない可能性もあるため、エリアの境界が少し重なるように定義してもよい。また、予測エンジンは、インシデントの発生確率を求め、新たなインシデントを予測することもできる。
図2は、インシデント発生時の本システムの処理の流れの概略図である。ここでは、上記の提供端末として、車載カメラ(ドライブレコーダ等の車外を撮影するためのカメラ)を備えた車両を例示して説明する。まず、本システムの制御中枢となる地域監視サーバは、上述したように、予め、監視する地域を所定の範囲で分割し、その分割したエリア情報(エリアの境界位置)を各車両に送信する。これを受けて、地域内を走行している車両は、エリアの境界に到達した地点(対象エリア開始地点)から通り過ぎた地点(対象エリア終了地点)、すなわち、地域内の第1のエリアから第2のエリアに移動したときに画像情報の「属性データ」(少なくとも画像データの撮影日時及び撮影位置を含む)を送信する。また、属性データは、車両の移動方向、及び/又は、携帯端末、監視カメラ等であれば画像データの撮影方向を送信するのが好ましい。なお、移動方向は、車両がエリア内に侵入したときの始点位置情報と、エリア内から退出したときの終点位置情報を含むものとする。なお、以降では、「画像情報」とは、画像データ(画像そのもの)と属性データ(撮影日時及び撮影場所のデータを少なくとも含み、その他画像データに付随する情報を含む)とを両方を含むものとし、単に「画像データ」と言ったときは、属性データを含まないものとする。
属性データを車両から受信すると、地域監視サーバは、複数の提供端末から提供された属性データに対応する画像データが監視に必要な画像データか否かを判定する。具体的には、地域監視サーバは、地域内でのインシデント発生時に、その発生場所の位置情報、時間を特定する。続いて、予め受信している複数の提供端末からの属性データを元に、インシデント発生時にその発生場所付近で走行していた車両を抽出する。そして、抽出した車両に対して、先に受信した属性データに対応する画像データを送信するように要求する。
例えば、図3に示すように、地域監視サーバは、監視エリアの範囲を設定する。エリアの設定は、例えば、複数点の座標軸(緯度経度)を範囲とし、「対象エリア開始地点」Aと「対象エリア終了地点」Bが設定されている。そして、地域監視サーバが、インシデント発生時刻「10:02:31」〜「10:05:13」の間の画像データを必要とする場合、提供端末から取得した、インシデント発生時刻であって、かつ、インシデント発生場所の範囲を示す地点C〜地点Dであって、かつ、地点C〜地点Dの必要となる撮影方向の属性データに対応する画像データを抽出する。撮影方向には、提供端末のカメラが向いている方向(移動方向)及びカメラの視野角に関する情報が含まれる。また、移動方向については、時系列の緯度経度の情報から算出する。
このとき、地域監視サーバは、ほぼ同じ日時、ほぼ同じ撮影位置の画像データが存在する場合は、原則として、不要と判定し、重複した画像データを要求することなく、選択した1車両に対してのみ該当する時間帯の画像データを転送するように指示する。このように、重複した画像データの保存を回避することで、地域監視サーバと提供端末のメモリ資源の有効活用をはかり、画像データの送受信に係る通信トラフィックの減少をはかることが可能となる。
一方、地域監視サーバの予測エンジンは、地域内のエリアごとに統計処理を実行し、あるいは、外部から統計データを取得することによりインシデント発生が予測される周辺エリアを重点監視エリアとして特定する。そして、特定した重点監視エリアにおいては、提供端末から撮影した画像データの優先度を上げて受信するようにする。このように制御することで、地域内でインシデントが発生した場合、全地域の画像データを受信する場合に比べて通信トラフィックの大幅な削減が可能になるため、画像データを必要とする要求端末にスムーズに必要な画像データを提供することが可能になる。
図4は、本システムの構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、本システムは、地域の画像情報を取得して地域内のセキュリティ監視を行うための地域監視システムであって、地域の画像情報を提供する複数の提供端末10(第1の端末)と、画像情報の提供を要求する要求端末20(第2の端末)と、提供端末10と要求端末20とはネットワーク経由で接続される地域監視サーバ30と、を備える。
外部サーバ50は、監視エリアごとのインシデント統計情報を保持しており、要求があれば要求元の地域監視サーバ30に、その統計情報を提供する。
提供端末10は、地域監視サーバ30に地域の画像情報を提供(送信)する。例えば、地域を走行している車両の車載端末、地域内の人間が所持する携帯端末、地域内に設置された防犯用の固定監視カメラ、及びドローンに搭載された端末も含まれる。インシデント発生時等には、車載端末、携帯端末、監視カメラ、ドローンが連携するようにしてもよい。例えば、ドローンがインシデント発生場所の周辺の車両を上空から特定し、サーバからの指示がある前に、それらの車両に対して、画像を撮影する位置や角度を調整する指示を出すようにしてもよい。また、ドローンが犯人やその車両、不審者等を発見したときは、サーバに通知すると共に、周囲に一斉に報知したり、サイレンを鳴らしたり、ライトを点滅させたりして、周囲にそのことを知らせるようにしてもよい。
提供端末10として車載端末を例示すると、地域監視サーバ30は、車両に設置されている撮影手段(カメラ等)から取得した画像データ及び複数のセンサ等から得られるプローブ情報を取得する。プローブ情報には、一般的には、例えば、GPS(Global Positioning System)等の測位手段による位置情報、車速、加速度、車速から推測される渋滞・混雑情報、ワイパーの動きから推測される天候情報、ブレーキやアクセルの踏み具合等から計算される燃費情報を含むが、画像撮影装置(カメラ)/ミリ波レーダー(ミリ波スキャナ)から取得した周囲の道路状況のデータ等を含ませてもよい。
提供端末10は、図5に示すように、典型的には、通信手段11と、属性データ送信手段12と、画像データ送信手段13と、撮影手段14と、地域情報記憶手段15と、制御手段16と、を備える。ただし、これらの構成に限定されるものではない。
通信手段11は、地域監視サーバ30との間で無線通信を行う通信インタフェース部である。
属性データ送信手段12は、地域情報記憶手段15に記憶されている地域監視サーバ30から取得したエリア情報に基づいて、あるエリアに入った地点及びそのエリアを出た地点で、そのエリア内で撮影した画像情報のうち、少なくとも画像データの撮影日時及び撮影位置を画像データの属性データとして地域監視サーバ30に送信する。画像データそのものは送信しない。画像データが動画であれば、一定時間ごとに、撮影日時及び撮影場所のデータを送信する。なお、動画の場合、要求端末20が所望する時間と場所情報が1つでも含まれていれば、動画全体若しくは一部の画像データを送信する。また、属性データは、車両であれば、車両の移動方向と撮影方向を含み、携帯端末のカメラ若しくは防犯用の固定カメラ等であれば、カメラの撮影方向を含むことが好ましい。
画像データ送信手段13は、地域監視サーバ30から画像データの転送指示を受信すると、該当する場所、時間で撮影した画像データを地域監視サーバ30に送信する。撮影手段14は、走行中及び停車中の周囲の状況を撮影するカメラである。
制御手段16は、上記した各機能ブロック11〜14全体を制御する役割を担う。地域情報記憶手段15は、地域監視サーバ30から取得した地域を所定の範囲で分割したエリアの情報及び撮影手段14が撮影した画像情報を記憶する。
図4の説明に戻る。要求端末20は、インシデント発生時、地域監視サーバ30に画像データの提供を要求する。ここで要求端末20とは、例えば、公共機関(警察、国土交通省、市町村の役所等)の端末とするが、これだけに限定されるものではない。なお、画像データを要求する際には、要求端末20のID等、要求側の情報をサーバに送信してもよい。
地域監視サーバ30は、典型的には、通信手段31と、属性データ受信手段32と、画像データ受信手段33と、画像処理手段34と、監視エリア生成手段35と、判定手段36と、画像データ提供要求受信手段37と、画像データ抽出手段38と、画像データ送信手段39と、予測手段40と、制御手段41と、記憶手段42と、を備える。ただし、これらの構成に限定されるものではない。
通信手段31は、本システムに登録された複数の提供端末10、要求端末20及び外部サーバ50との間で無線通信を行う通信インタフェース部である。
属性データ受信手段32は、提供端末10から、エリアごとに画像情報に含まれる撮影日時及び撮影位置である属性データを受信する。また、提供端末10の移動方向及び/又は画像データの撮影方向を受信する。
画像データ受信手段33は、判定手段36によって、画像データが必要であると判定された場合、画像データを提供端末10から受信する。
画像処理手段34は、複数の提供端末10から受信した画像データの画像処理を行う。具体的には、要求端末20に画像データを提供するために、提供端末10ごとに異なる画像データの解像度を統一させる処理や、複数の画像データを元にパノラマ画像に変換する処理を行う。なお、画像処理技術は、公知の技術を用いることとし、ここでは詳細説明を省略する。
監視エリア生成手段35は、監視エリアを所定の範囲で分割し、仮想的なエリアを生成する。例えば、監視エリアを4×4の16等分に分割し、各分割したエリアごとに画像データを収集させる。
判定手段36は、属性データに対応する画像データが必要か否かを判定する。具体的には、複数の提供端末10から受信される画像情報の属性データに基づいて、属性データがほぼ同じ日時、かつほぼ同じ場所を示す場合は、画像情報が重複していると判定し、重複する画像データは受信しない。また、判定手段36は、提供端末の移動方向及び/又は画像データの撮影方向も用いて、画像データが必要か否かをさらに判定する。すなわち、ほぼ同じ日時、かつほぼ同じ場所を示す属性データを持つ画像データであっても、移動方向と撮影方向のどちらかが異なれば、異なる情報が得られる可能性があるので、必要な画像データと判定する。
また、判定手段36は、画像データが不足しているエリアの画像データを提供端末10から優先的に受信する。具体的には、判定手段36は、インシデント発生時に発生した場所、時間の画像情報が不足している場合や、過去インシデントは少ないものの、車両の交通量が少なく、定常的に画像データが不足しているエリアがある場合に、他の提供端末10(地域内の人間が所持する携帯端末、地域内に設置された監視カメラ(防犯用の固定カメラ)へ地域の画像データの送信指示を送信し、該当する画像データを受信する。
また、判定手段36は、地域内でインシデントが発生した場合、当該地域内及び周辺エリアの画像データを優先して提供端末10から受信する。具体的には、インシデント発生時には、そのエリア以外の画像情報の受信を一時的に保留とし、当該周辺エリアの画像データを優先的に取得する。
画像データ提供要求受信手段37は、要求端末20から画像データの提供要求を受信する。
画像データ抽出手段38は、画像データの提供要求に係る画像データを提供端末10から受信した画像データより抽出する。具体的には、要求端末20から画像データの提供要求を受信すると、該当するインシデント発生場所、日時に基づき、複数の提供端末10から予め取得している属性データによって該当する画像データを抽出する。
画像データ送信手段39は、抽出した画像データを要求端末20に送信する。
予測手段40は、過去のインシデント発生履歴からインシデント発生率を求め、インシデント発生率に基づいて地域内で重点的に監視を必要とする重点監視エリアを特定する。そして、その結果に基づいて、重点監視エリアにおいて撮影した画像データを提供端末10から優先的に受信する。具体的には、予測手段40は、外部サーバ50からエリアごとのインシデントの統計情報を収集し、インシデント発生率を計算し、インシデント発生率の高いエリアを重点監視エリアとして特定する。予測手段40は、重点監視エリアと特定したエリアでは、さらにエリアを細分化して分析し、インシデントの発生場所、時間帯等を予測し、判定手段36は、その予測にしたがって、インシデントが起きる前に、提供端末10が撮影した画像データを取得しておく指示を出す。あるいは、日ごろから画像データを取得する頻度をあげるか、取得する優先度をあげる等して、インシデントの発生に前もって備えておくようにしてもよい。なお、予測手段40は、自身でインシデント発生率を算出せずに、外部サーバ50からインシデント発生率を取得するようにしてもよい。
制御手段41は、上記した各機能ブロック31〜40全体を制御する役割を担う。記憶手段42は、画像情報DB100(画像情報記憶手段)と、地域情報DB200とが記憶されている。
画像情報DB100は、図6(a)にそのデータ構造の一例が示されているように、少なくとも、提供端末10が提供する画像情報ごとに採番される「画像情報ID」、「撮影日時」、撮影した提供端末の「位置情報」、「移動方向」、「撮影方向」、「撮影端末ID」、撮影した「画像データ」のデータ項目が登録される。
地域情報DB200は、図6(b)にそのデータ構造の一例が示されているように、少なくとも、監視エリア生成手段35によって地域を所定の範囲で分割したエリアごとに生成される「エリア名」、エリアの範囲を示した東西南北の4隅の座標「第1〜第4座標と呼ぶ」のデータ項目が登録されている。
上記の本システムの機能、及び構成は、あくまで一例であり、一つの機能ブロック(データベース及び機能処理部)を分割し、あるいは複数の機能ブロックをまとめて一つの機能ブロックとして構成してもよい。各機能処理部は、装置に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、ハードディスク等の記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラムを読み出し、CPUにより実行されたコンピュータ・プログラムによって実現される。すなわち、各機能処理部は、このコンピュータ・プログラムが、記憶装置に格納されたデータベース(DB;Data Base)やメモリ上の記憶領域からテーブル等の必要なデータを読み書きし、場合によっては、関連するハードウェア(例えば、入出力装置、表示装置、通信インタフェース装置)を制御することによって実現される。また、本発明の実施形態におけるデータベースは、商用データベースであってよいが、単なるテーブルやファイルの集合体をも意味し、データベースの内部構造自体は問わないものとする。
図7は、本システムにおける提供端末10の処理動作を示すフローチャートである。なお、本サービスに加入している提供端末10は、何らかのタイミングで予め、送信先の地域監視サーバ30のIPアドレス等を取得しているものとする。図7に示すように、提供端末10の地域情報記憶手段15は、地域監視サーバ30が生成したエリア情報の更新があった場合(ステップS11“YES”)、更新したエリア情報を受信し、その情報を記憶する(ステップS12)。なお、エリア情報の更新は、監視する地域のエリアの範囲の変更があった場合に、都度更新を行う。例えば、地域監視サーバ30の予測手段40によって、重点監視エリアが設定されたときに、エリア範囲を狭めたりする等である。
次に、制御手段16は、地域内走行中に、地域内の対象エリア開始地点に到達し、そのエリアの終了地点を通り過ぎたか(エリア外に出たか)否かの判定を行う(ステップS13)。該当するエリアを通り過ぎた場合(ステップS13“YES”)、属性データ送信手段12は、エリア内で撮影した画像情報の属性データを地域監視サーバ30に送信する(ステップS14)。なお、属性データは、エリアの広さやエリア内に走行すると想定される車両数によってはリアルタイムにサーバに送信してもよい。一方、未だ該当するエリアを通り過ぎていない場合(ステップS13“NO”)、一定時間経過後に地域監視サーバ30にエリア内で撮影した画像情報の属性データを地域監視サーバ30に送信するようにしてもよい。ここで、一定時間経過後としたのは、例えば、エリア内でしか移動しない車、あるいはエリア内に車両を所有するユーザの自宅がある場合、あるいはエリア外から来て、エリア内で数時間程度駐車する営業車等、エリアの境界地点に到達する機会がなかったり、時間を要したりする場合があるためである。
続いて、地域監視サーバ30から画像データの送信指示を受信した場合(ステップS15“YES”)、画像データ送信手段13は、提供端末10を所持する利用者等に対して、画像データの提供の有無を促す情報を送信する(ステップS16)。画像データの提供の承諾を受信した場合(ステップS16“YES”)、画像データ送信手段13は、提供した属性データの画像データを地域監視サーバ30に送信する(ステップS17)。なお、画像を要求する要求側の情報を地域監視サーバ30に送信してもよい。一方、地域監視サーバ30から画像データの送信指示がない場合(ステップS16“NO”)、地域情報記憶手段15は、一定時間、画像情報を記憶する(ステップS18)。そして、一定期間経過した場合(ステップS19“YES”)、地域情報記憶手段15は、該当する画像情報を削除する(ステップS20)。なお、画像データは、提供端末10に搭載されているハードディスク等の記憶装置の容量に応じて、一定の容量に達したときに削除してもよい。提供端末10内に記憶した画像情報は、基本的には、記憶手段の容量が一杯になったときに古いものから順に削除(上書き)されるが、エリア内に長時間停止する車両は、サーバと通信するタイミングが少なく、必要な画像データが削除されてしまう危険性があるので、一定時間、属性データを送信していない車両は、自発的に属性データをサーバに送信し、サーバから画像データの要求がないことを確認してから記憶した画像情報を消去することが望ましい。
次に、地域監視サーバ30の処理について説明する。図8に示すように、地域監視サーバ30は、エリア情報設定処理と、エリア情報送信処理と、インシデント情報収集処理と、重点監視エリア特定処理と、提供端末10からの画像情報受信処理と、要求端末20からの画像データ要求受付処理の機能を有する。各処理は、マルチタスクとして、並列かつ独立して実行される。
エリア情報設定処理では、監視エリア生成手段35が、地域を所定の範囲で分割し、監視するエリアの設定を行う。なお、監視するエリアの設定は、等間隔にn×mのエリアに分割してもよいし、予測手段40によって特定される重点監視エリアのようにインシデント発生率の高いエリアを狭めて設定してもよい。
エリア情報送信処理では、制御手段41が、監視エリア生成手段35によって設定されたエリア情報を、各提供端末10に送信する。
インシデント情報収集処理では、予測手段40が、外部サーバ50から、エリアごとにインシデント情報を収集する。
重点監視エリア特定処理では、予測手段40が、既に述べたように、収集したインシデント情報を元に、設定したエリアごとのインシデントの発生率を計算し、発生率が高いエリアを重点監視エリアとして、特定する。そして、重点監視エリアではインシデントの発生場所や時間帯を予測し、そのための情報収集の頻度を上げる等をさせる。
画像情報受信処理については、図9(a)を用いて詳しく説明する。図9(a)に示すように、属性データ受信手段32は、提供端末10から監視エリアの属性データを受信する(ステップS21)。これを受けて、判定手段36は、受信した属性データに基づき、必要な画像データか否か判定を行う(ステップS22)。具体的には、複数の提供端末10から受信した属性データを元に、撮影位置、撮影時間がほぼ同一のものがあるか否かを判定し、重複した情報は受信しないようにする。
必要な画像データと判定されれば(ステップS22“YES”)、画像データ受信手段33は、該当する画像データを保持する提供端末10に画像データの取得要求を送信する(ステップS23)。そして、この取得要求を受けた提供端末10から画像データを受信し(ステップS24)、画像情報DB100に格納する(ステップS25)。
次に、画像データ要求受付処理については、図9(b)を用いて詳しく説明する。画像データ提供要求受信手段37は、要求端末20から画像データ提供要求を受信すると(ステップS31“YES”)、画像データ抽出手段38は、該当する日時の監視エリアの画像データを画像情報DB100から抽出する(ステップS32)。これを受けて、画像処理手段34は、抽出した複数の画像データの画像処理を行う(ステップS33)。なお、ここで実行される画像処理は、複数の解像度が異なる画像データを統一させる処理や、複数の画像データを元にパノラマ画像に変換する処理をいう。そして、画像データ送信手段39は、画像処理を施した画像データを要求端末20に送信する(ステップS34)。
例えば、図10に示すように、要求端末20の表示画面には、複数の提供端末10から取得した画像処理が施された画像データが表示される。この説明では、提供端末ごとに要求端末が要求した時間の画像データが表示され、提供端末を選択することで、その提供端末が撮影した画像が大きく表示される。また、要求した時間の前後の画像データを閲覧できるように、時間設定欄が表示される。このように、要求した時間以外の前後の画像データの閲覧も可能となる。また、画面の提供端末を選択することで、提供端末ごとの撮影端末IDが表示される。例えば、車両Aが撮影した画像中に、ドローンや携帯端末Aの操作者、車両B等が写っていた場合、他の提供端末もあるか否かが判別可能となり、それぞれの画像の提供者が互いに相手を証明することで、画像データの妥当性が主張できる。このように複数の提供端末から取得した画像データを利用することで、要求端末20側ではインシデント発生時の様々な角度からの現場の画像データを閲覧することが可能となるため、例えば、明確な現場検証等が可能となる。
(実施形態の効果)
以上の説明のように本実施形態に係る地域監視サーバ30によれば、提供端末10から、地域を所定の範囲で分割したエリア内の画像情報の属性データを受信すると、その属性データに対応する画像データが監視に必要か否かを判定し、画像データが必要であれば、その画像データの送信指示を出し、提供端末10から受信する。そして、要求端末20から画像データの提供要求を受信すると、画像データの提供要求に係る画像データを提供端末10から受信した画像データから抽出し、抽出した画像データを要求端末20に送信する。このようにすることで、地域のセキュリティ監視に必要な画像データのみを取得し、重複した画像データの保存を回避することで、地域監視サーバ30と提供端末10のメモリ資源の有効活用を図り、画像データの送受信に係る通信トラフィックの減少を図ることができる。
また、地域監視サーバ30は、地域内で重点的に監視を必要とする重点監視エリアを予測し、その結果に基づいて、重点監視エリアにおいて撮影した画像データを提供端末10から受信することで、インシデント発生時に迅速に画面データの提供が可能になる。
また、地域監視サーバ30は、地域内の画像データが不足している地域の画像データを提供端末から優先的に受信することで、画像データの不足分を常に補うようにしているので、例えば、交通量が少ない地域に対しても画像データの提供が可能になる。
また、地域監視サーバ30は、あるエリア内でインシデントが発生した場合、当該エリア内及び周辺エリアの画像データを優先して提供端末から受信することで、画像データの受信の処理時間が短縮され、迅速に画像データの提供が可能となる。
また、属性データは、少なくとも画像データの撮影日時及び撮影位置を含み、更に、好ましくは、提供端末の移動方向及び/又は画像データの撮影方向を含むので、画像データの撮影日時及び撮影位置、移動方向及び/又は画像データの撮影方向を用いて画像データが必要か否かを判定することで、重複した画像データを取得することを避けつつも、様々な撮影方向の画像データが取得可能になり、インシデント発生時の状況をより正確に把握することができる。
また、本実施形態に係る提供端末10(第1の端末)は、地域内において撮影した画像情報を記憶し、第1の地域から第2の地域に移動したときに、地域監視サーバに画像データの属性データを送信する。そして、提供端末10は、地域監視サーバ30がその属性データに対応する画像データが必要であると判定した場合に地域監視サーバ30から発行される画像データの送信指示に基づき、撮影した画像データを送信する。このように、提供端末10は、設定した区間ごとに属性データを地域監視サーバに送信することで、地域監視サーバ30と提供端末10のメモリ資源の有効活用をはかり、画像データの送受信に係る通信トラフィックの減少を図ることができる。
なお、本システムは、地域監視システムとして、監視対象を事故、犯罪、災害等のインシデントとしたが、それ以外にも、地域の様々な画像情報を収集するシステムに適用することができる。例えば、地域のお祭りやその他のイベントの画像情報、地域の風景や街並みの画像情報等を、様々な位置、角度、時間帯、季節等で収集して保存するシステム、いわば地域アルバムの作成システムに応用が可能である。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 提供端末(第1の端末)
11 通信手段
12 属性データ送信手段
13 画像データ送信手段
14 撮影手段
15 地域情報記憶手段
16 制御手段
20 要求端末(第2の端末)
30 地域監視サーバ
31 通信手段
32 属性データ受信手段
33 画像データ受信手段
34 画像処理手段
35 監視エリア生成手段
36 判定手段
37 画像データ提供要求受信手段
38 画像データ抽出手段
39 画像データ送信手段
40 予測手段
41 制御手段
42 記憶手段
50 外部サーバ
100 画像情報DB
200 地域情報DB

Claims (10)

  1. 地域の画像情報を取得して地域内の監視を行うための地域監視サーバであって、
    前記地域の画像情報を提供する複数の端末が接続され、
    前記端末から、前記地域を所定の範囲で分割したエリア内の画像情報の属性データを受信する属性データ受信手段と、
    前記属性データに対応する画像データが必要か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって、前記画像データが必要であると判定された場合、前記画像データを前記端末に要求し、前記端末から受信して画像情報記憶手段に記憶する画像データ受信手段と、
    前記画像データの提供要求に係る画像データを前記画像情報記憶手段から抽出する画像データ抽出手段と、
    を備えることを特徴とする地域監視サーバ。
  2. 前記地域内で過去のインシデント発生履歴に基づいて、重点的に監視を必要とする重点監視エリアを予測する予測手段を更に備え、
    前記予測手段の結果に基づいて、前記重点監視エリアにおいて撮影した前記画像データを前記端末から受信することを特徴とする請求項1に記載の地域監視サーバ。
  3. 前記判定手段は、前記地域内の画像データが不足している地域の画像データを前記端末から受信することを特徴とする請求項1又は2に記載の地域監視サーバ。
  4. 前記判定手段は、前記地域内でインシデントが発生した場合、当該地域のエリア及び周辺エリアの画像データを優先して前記端末から受信することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の地域監視サーバ。
  5. 前記属性データは、少なくとも画像データの撮影日時及び撮影位置を含み、
    前記判定手段は、前記端末から受信する前記画像情報の属性データに基づいて、前記属性データがほぼ同じ撮影日時、かつほぼ同じ撮影位置を示す場合に、前記画像データが不要と判定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の地域監視サーバ。
  6. 前記属性データは、前記端末の移動方向及び/又は前記画像データの撮影方向を含み、
    前記判定手段は、前記属性データが同じ撮影日時、かつ同じ撮影位置を示す場合であっても、前記移動方向又は前記画像データの撮影方向のどちらか一方が異なれば、前記画像データを必要と判定することを特徴とする請求項5に記載の地域監視サーバ。
  7. 前記移動方向は、前記端末が地域内に入ったときの始点位置情報と、前記地域内から出たときの終点位置情報からなることを特徴とする請求項6に記載の地域監視サーバ。
  8. 前記端末は、前記地域を走行する車両の車載端末、前記地域内の人間が所持する携帯端末、前記地域内に設置された監視カメラ、及び前記地域を航空する無人航空機に搭載された端末を含むことを特徴とする請求項1に記載の地域監視サーバ。
  9. 地域内の監視を行うための地域監視サーバに接続され、撮影した画像情報を提供する提供端末であって、
    前記地域内のエリア情報及び前記地域内において撮影した画像情報を記憶する地域情報記憶手段と、
    前記地域内の第1のエリアから第2のエリアに移動したときに、前記地域監視サーバに前記記憶した画像情報の属性データを送信する属性データ送信手段と、
    前記地域監視サーバからの画像データの送信指示に基づき、前記撮影した画像データを前記地域監視サーバに送信する画像データ送信手段と、
    を備えることを特徴とする提供端末。
  10. 地域の画像情報を取得して地域内のセキュリティ監視を行う地域監視システムであって、
    前記地域の画像情報を提供する複数の第1の端末と、
    前記画像情報の提供を要求する第2の端末と、
    前記第1の端末と前記第2の端末とはネットワーク経由で接続され、
    前記第1の端末から、前記地域を所定の範囲で分割したエリア内の画像情報の属性データを受信する手段と、
    前記属性データに対応する画像データが必要か否かを判定する手段と、
    前記判定する手段によって、前記画像データが必要であると判定された場合、前記画像データを前記第1の端末に要求し、前記第1の端末から受信して記憶する手段と、
    前記第2の端末から前記画像データの提供要求を受信する手段と、
    前記画像データの提供要求に係る画像データを、前記画像情報を記憶する手段から抽出する手段と、
    前記抽出した画像データを前記第2の端末に送信する手段と、を有する地域監視サーバと、
    を備えることを特徴とする地域監視システム。
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