JP2016180984A - 静電荷像現像用トナー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 第1の外添剤として、ポリマーと結合した金属酸化物を含む金属酸化物−ポリマー複合体粒子と、第2の外添剤として、チタニア及びシリカを含有する複合酸化物粒子を、トナーの外添剤として添加することにより、上記課題を解決した。
【選択図】 なし
Description
更に、粒子構造制御によりトナーをカプセル化することも可能であることから、耐熱性や低温定着性に優れたトナーが得られるといったメリットがある。また重合トナーは比較的丸めの形状をしており連続実写時にかかるストレスが緩和されるため、特に大型のコピー機プリンタに要求されるプロセスの高速化、高耐刷化にも比較的対応が容易である。
の粒子と強い鏡像力で付着したキャリアが磁性現像ローラーから外れてトナーと一緒に感光体上に現像されてしまう、所謂「キャリア引き」が発生してしまうことも分かった。
また、特許文献2の技術では、連続印字時の現像機からのストレスを受けた際に上記有機微粉体はトナーから脱離してしまい、連続印字を通じた十分なスペーサー効果が得られていないことが分かった。
そして、特許文献3の技術では、上記の複合体粒子を表面に分散させると、トナー帯電量の不均一化による低チャージトナー粒子の発生によって、印字後に非印字部がトナーで汚れる、いわゆるカブリが発生してしまい、印字品質の劣化を引き起こすことが分かった。
[1]結着樹脂及び着色剤を含有するトナー母粒子並びに外添剤を有する静電荷像現像用トナーであって、前記外添剤が、第1の外添剤として、ポリマーと結合した金属酸化物を含む金属酸化物−ポリマー複合体粒子を含有し、第2の外添剤として、チタニア及びシリカを含有する複合酸化物粒子を含有する静電荷像現像用トナー。
[2]前記トナーの下記式(2)で表されるSF2が100以上120以下である、前記[1]に記載の静電荷像現像用トナー。
式(2):SF2=(T2/S)×(1/4π)×100
(ただし、上式(2)において、Sは粒子の投影面積、Tは粒子投影像の周囲長を表す。)
[3]前記金属酸化物−ポリマー複合体粒子の金属酸化物が酸化ケイ素である、前記[1]又は[2]に記載の静電荷像現像用トナー。
[4]熱量計測定装置における前記金属酸化物−ポリマー複合体粒子の灰分測定により定められる値A=(金属酸化物の重量/ポリマーの重量)/(金属酸化物の真比重:g/cm3)が、0.5以上2.5以下である、前記[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の静電荷像現像用トナー。
[5]前記金属酸化物−ポリマー複合体粒子に対する熱分解ガスクロマトグラフィ質量分析により、下記式(1)で表される骨格を有する化合物が検出される、前記[1]乃至[4]のいずれか1つに記載の静電荷像現像用トナー。
造を有する複合酸化物粒子とを、外添剤として有するトナーとすることにより、帯電ムラによる画像不均一性やキャリア引きの問題がなく、かつ高速でストレスのかかりやすい現像系における連続印字でも安定して印字が出来るトナーを提供することができる。
尚、本明細書において、質量で表される全ての百分率や部は、重量で表される百分率や部と同様である。
本発明のトナーは、外添剤を有し、当該外添剤が、第1の外添剤として、ポリマーと結合した金属酸化物を含む金属酸化物−ポリマー複合体粒子を含有し、第2の外添剤として、チタニア及びシリカを含有する複合酸化物粒子を含有することを特徴とする。
本発明に用いられる外添剤は、第1の外添剤として、金属酸化物とポリマーの複合体粒子を含有し、すなわちポリマーをグラフト化した金属酸化物を含有し、その複合体粒子中では金属酸化物粒子がポリマーに共有結合で結合され、金属酸化物の表面は疎水化剤で処理される。
金属酸化物粒子は金属酸化物−ポリマー複合体粒子のポリマーに結合されうる基を含む、第一の疎水化剤で処理される。疎水化剤は金属酸化物粒子がシリカの場合、式Si[H3−X(OR1)X]R2Q(ここでXは1,2または3、R1はメチル基またはエチル基、R2は一般式CnH2nを有するアルキルリンカー(nは1〜10)、Qは置換または非置換のビニル基、アクリレート基、またはメタクリレート基)を有することができる。第一の疎水化剤として使用するのに好ましい例は、ビニルトリアセトキシシラン、(3−アクリルオキシプロピル)トリメトキシシラン、(3−アクリルオキシプロピル)トリエトキシシラン、メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、メタクリルオキシプロピルトリエトキシシラン、(3−アクリルオキシプロピル)メチルジメトキシシラン、メタクリルオキシプロピルメチルジメトキシシラン、メタクリルオキシプロピルジメチルエトキシシラン、メタクリルオキシプロピルジメチルメトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキシエトキシ)シラン、を含む。金属酸化物がシリカでないとき、ジ−またはトリ−官能シランが用いられることが好ましい。
前記値Aが0.5より小さすぎると、すなわちポリマーの比率が多すぎるときは、前記複合体粒子がトナーから脱離しやすくなるおそれがある。一方、2.5より大きすぎるときは、すなわち金属酸化物の比率が多すぎるときは、トナーの帯電性が金属酸化物の帯電性に左右され帯電量にムラが生じやすくなるおそれがある。
前記値Aを求める式における金属酸化物の真比重及び金属酸化物とポリマーの重量比は実施例に記載の方法で求めることができる。
本発明に用いられる外添剤は、第2の外添剤として、チタニア−シリカ複合酸化物粒子を含有する。前記チタニア−シリカ複合酸化物粒子は、コアシェル構造を有し、コア部はチタニアを含有し且つシェル部はシリカを含有する。
なる場合がある。
本発明のトナーは、上記外添剤以外に一般によく知られているトナー用外添剤を一種類、あるいは複数併用することができる。外添剤の例としては、無機粒子として、チタニア、酸化アルミニウム(アルミナ)、酸化亜鉛、酸化錫、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム、ハイドロタルサイト等が挙げられ、有機粒子として、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の有機酸塩粒子、メタクリル酸エステル重合体粒子、アクリル酸エステル重合体粒子、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体粒子、スチレン−アクリル酸エステル共重合体粒子等の有機樹脂粒子等が挙げられる。
これらを適量組み合わせ、適切な強度で外添することによって、トナーの帯電レベルや流動性をコントロールすることができる。
本発明のトナー母粒子の体積中位径は、特に限定されないが、通常、3μm以上であり、4μm以上であることが好ましく、5μm以上であることがさらに好ましい。また、通常、10μm以下であり、8μm以下であることが好ましく、7μm以下であることがさらに好ましい。トナーの体積中位径が大きすぎると、単位重量当たりの帯電量が小さくなり、かぶりやトナー飛散が発生する可能性が高くなる場合があり、小さすぎると、単位重量当たりの帯電量が過剰となりやすく、極度な画像濃度低下などの不具合を発生しやすくなる場合がある。体積中位径は、実施例に記載の方法で測定することができる。
式(2):SF2=(T2/S)×(1/4π)×100
ただし、上式(2)において、Sは粒子の投影面積、Tは粒子投影像の周囲長を表す。
このSF2は、実施例に記載の方法で測定することができる。
粉砕法では、結着樹脂、着色剤と、必要に応じてその他成分を所定量秤量して配合し、混合する。混合装置の一例としては、ダブルコン・ミキサー、V型ミキサー、ドラム型ミキサー、スーパーミキサー、ヘンシェルミキサー、ナウターミキサー等がある。
トナー母粒子を得た後、外添剤を添加する処理工程と必要に応じてその他の処理工程を経て、トナーを得ることができる。
乳化重合凝集法によりトナー母粒子を製造する場合、通常、重合体粒子を重合して重合体粒子分散液を得る重合工程、重合体粒子分散液と着色剤粒子分散液などを混合する混合工程、混合したものに凝集剤を加えて所定粒径まで凝集さて粒子凝集体(凝集粒子)を得る凝集工程、凝集粒子を過熱、融着させて融着粒子とする融着工程、以降、ろ過・洗浄・乾燥工程などのトナー母粒子として取り出す工程とを有する。
後、分散安定剤の作用により、粒子状態が維持され、且つ粒子の沈降が防止される程度の撹拌を行い、重合を行う。これらを洗浄・ろ過により収集し、乾燥することによりトナー母粒子を得ることができる。トナー母粒子を得た後、外添剤を添加する処理工程と必要に応じてその他の処理工程を経て、トナーを得ることができる。
トナー母粒子を粉砕方法で製造する場合に用いられる結着樹脂としては、ポリスチレン、スチレン置換体の単重合体、スチレン系共重合体、アクリル酸、メタクリル酸、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、キシレン樹脂、シリコーン樹脂等が挙げられる。これらの樹脂は単独で使用してもよいし、混合して使用してもよい。
トナー母粒子を重合法で製造する場合に用いられる結着樹脂としては、ラジカル重合が可能なビニル系重合性単量体が挙げられる。例えば、スチレン、スチレン誘導体、アクリル系重合性単量体、メタクリル系重合性単量体、ビニルエステル、ビニルエーテル、ビニルケトン等が挙げられる。これらの樹脂は単独で使用してもよいし、2種類以上混合して使用してもよい。
単量体としては、酸性基を有する重合性単量体(以下、単に酸性単量体と称すことがある)、塩基性基を有する重合性単量体(以下、単に塩基性単量体と称することがある)、酸性基も塩基性基も有さない重合性単量体(以下、その他の単量体と称することがある)のいずれの重合性単量体も使用することができる。
ことが望ましい。
ると、凝集して得られるトナー粒子の粒径が大きくなり易く、目的とする粒径のトナーを得ることが困難となる場合がある。
重合開始剤および懸濁安定剤は、何れも、重合性単量体添加前、添加と同時、添加後のいずれの時期に重合系に添加してもよく、必要に応じてこれらの添加方法を組み合わせてもよい。
その他、反応系には、pH調整剤、重合度調節剤、消泡剤等を適宜添加することができる。
上記ワックスは単独で用いてもよく、混合して用いてもよい。また、トナーを定着する定着温度により、ワックス化合物の融点を適宜選択することができる。
、フェノール化合物、ナフトール化合物、フェノールアミド化合物、4,4’−メチレンビス〔2−〔N−(4−クロロフェニル)アミド〕−3−ヒドロキシナフタレン〕等のヒドロキシナフタレン化合物が好ましい。
電解質を用いないで加熱のみによって凝集を行う場合の凝集温度は、重合体一次粒子のガラス転移温度をTgとすると、通常(Tg−20)℃以上であり、(Tg−10)℃以上が好ましい。また、通常Tg以下であり、(Tg−5)℃以下である。
重合して得られたもの等を用いることができる。
樹脂粒子は、通常、界面活性剤により水または水を主体とする液中に分散した分散液として用いるが、帯電制御剤を凝集処理後に加える場合には、粒子凝集体を含む分散液に帯電制御剤を加えた後に樹脂粒子を加えることが好ましい。
本発明のトナーは、トナー母粒子の表面に、先に記載した、金属酸化物とポリマーの複合体粒子、複合酸化物粒子、及びその他の外添剤を付着又は固着させるが、その方法は特に限定はなく、一般にトナーの製造に用いられる混合機を使用することができる。具体的には、ヘンシェルミキサー、V型ブレンダー、レディゲミキサー、Q−ミキサー等の混合機により攪拌、混合することによりなされる。
ベックマンコールター社製マルチサイザーIII(アパーチャー径100μm)(以下、「マルチサイザー」と略記する)を用い、分散媒には同社製アイソトンIIを用い、分
散質濃度0.03質量%になるように分散させて測定した。測定粒子径範囲は2.00から64.00μmまでとし、この範囲を対数目盛で等間隔となるように256分割に離散化し、それらの体積基準での統計値をもとに算出したものを体積中位径(Dv50)とした。
トナー粒子の倍率×1000での電子顕微鏡写真について、Luzex−F(ニレコ社製)で画像解析を行い、粒子の投影面積(S)、トナー投影像周囲長(T)を求める。SF2は以下の式(2)で求められる。
式(2):SF2=(T2/S)×(1/4π)×100
ルシャテリエ比重瓶を用い、JIS−K−0061の5−2−1に準拠して真比重を測定した。操作は次の通りに行った。
(1)ルシャテリエ比重瓶に約250mlのエチルアルコールを入れ、メニスカスが目盛りの位置にくるように調整する。
(2)比重瓶を恒温水槽に浸し、液温が20.0±0.2℃になったとき、メニスカスの位置を比重瓶の目盛りで正確に読み取る。(精度0.025mlとする)
(3)試料を約100g量り取り、その質量をWとする。
(4)量り取った試料を比重瓶に入れ泡を除く。
(5)比重瓶を恒温水槽に浸し、液温が20.0±0.2℃になったとき、メニスカスの位置を比重瓶の目盛りで正確に読み取る。(精度0.025mlとする)
(6)次式により真比重を算出する。
D=W/(L2−L1)
S=D/0.9982
式中、Dは試料の密度(20℃)(g/cm3)、Sは試料の真比重(20℃)、Wは試料の見かけの質量(g)、L1は試料を比重瓶に入れる前のメニスカスの読み(20℃)(ml)、L2は試料を比重瓶に入れた後のメニスカスの読み(20℃)(ml)、0.9982は20℃における水の密度(g/cm3)である。
金属酸化物外添ポリマー10〜15mgを、セイコーインスツルメンツ社TG−DTA
220Uを用いて約300mL/分の空気気流中で室温から800℃まで20℃/分にて昇温し、800℃で5分間保持したときの試料重量の初期重量に対する割合を灰分A(%)として、(100−A)/Aにより算出する。
熱分解ガスクロマトグラフィ質量分析の条件としては、金属酸化物/ポリマー複合体約0.7mgをフロンティア・ラボ社熱分解装置PY−2020iDによりヘリウム気流中550℃で熱分解し、発生したガスを島津製作所GCMS−QP2010に導入して分析した。カラムはフロンティア・ラボ社Ultra ALLOY UA−5 30m×0.25mm×0.25μmを用い、ヘリウムのカラム流量1mL/分、スプリット比100、試料導入口温度は300℃、オーブンは40℃に1分保持した後、10℃/分で300℃まで昇温、検出器インターフェース温度340℃、イオン源温度260℃、検出器電圧1.0kVとして、四重極質量分析計のm/z走査範囲30から400でトータルイオンクロマトグラムを得ることで、構成物質を検出することができる。
[母粒子の製造]
パラフィンワックス(日本精鑞社製HNP−9)27部、ステアリルアクリレート(東
京化成社製)2.8部、20%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム水溶液(第一工業製薬社製、ネオゲンS20D)(以下、「20%DBS水溶液」と略記する)1.9部、脱塩水68.3部を90℃に加熱してホモミキサー(特殊機化工業社製 マークIIfモデル)を用い10分間攪拌した。次いでこの分散液を90℃に加熱し、ホモジナイザー(ゴーリン社製、15−M−8PA型)を用いて25MPaの加圧条件で循環乳化を開始し、ナノトラックで粒子径を測定し体積平均粒径(MV)が250nmになるまで分散してワックス・長鎖重合性単量体分散液A1(エマルション固形分濃度=30.2%)を作製した。
攪拌装置(3枚翼)、加熱冷却装置、濃縮装置、及び各原料・助剤仕込み装置を備えた反応器にワックス・長鎖重合性単量体分散液A1 35.6部、脱塩水259部を仕込み、攪拌しながら窒素気流下で90℃に昇温した。
その後、攪拌を続けたまま下記のモノマー類・乳化剤水溶液の混合物を重合開始から5時間かけて添加した。このモノマー類・乳化剤水溶液の混合物を滴下開始した時間を重合開始とし、下記の開始剤水溶液を重合開始30分後から4.5時間かけて添加し、更に重合開始5時間後から下記の追加開始剤水溶液を2時間かけて添加し、更に攪拌を続けたまま内温90℃のまま1時間保持した。
スチレン 76.8部
アクリル酸ブチル 23.2部
アクリル酸 1.5部
トリクロロブロモメタン 1.0部
ヘキサンジオールジアクリレート 0.7部
[乳化剤水溶液]
20%DBS水溶液 1.0部
脱塩水 67.1部
[開始剤水溶液]
8%過酸化水素水溶液 15.5部
8%L(+)−アスコルビン酸水溶液 15.5部
[追加開始剤水溶液]
8%L(+)−アスコルビン酸水溶液 14.2部
重合体一次粒子分散液A1 固形分として90部
重合体一次粒子分散液A1 固形分として10部(後から添加)
シアン顔料分散液(大日精化社製EP750) 着色剤固形分として4.4部
20%DBS水溶液 固形分として0.1部
上記の各成分を用いて、以下の手順により母粒子を製造した。
ルミニウム水溶液を滴下した(樹脂固形分に対しての固形分が0.10部)。その後49分かけて内温44℃に昇温して、更に200分かけて50℃まで昇温した。ここでマルチサイザーを用いて体積中位径を測定したところ5.3μmであった。その後、重合体一次粒子分散液A1(後添加分)を8分かけて添加してそのまま30分保持し、続いて20%DBS水溶液(固形分として6部)を8分かけて添加してから88分かけて95℃に昇温して94分保持した。
攪拌装置(3枚翼)、加熱冷却装置、濃縮装置、及び各原料・助剤仕込み装置を備えた反応器に、20%DBS水溶液2.0部、脱塩水355部を仕込み、攪拌しながら窒素気流下で90℃に昇温した。90℃に到達したところで、下記の「先投入用開始剤水溶液」を添加した。
その後、上記液の攪拌を続けたまま、そこへ下記の「重合性モノマー類等」と「乳化剤水溶液」との混合物を5時間かけて添加した。この混合物を滴下開始した時間を「重合開始」とし、下記の「開始剤水溶液」を重合開始0分後から6.0時間かけて添加し、更に攪拌を続けたまま内温90℃のまま1時間保持した。
スチレン 100.0部
アクリル酸 0.5部
トリクロロブロモメタン 0.5部
[乳化剤水溶液]
20%DBS水溶液 1.0部
脱塩水 42.1部
[先投入用開始剤水溶液]
8質量%過酸化水素水溶液 3.2部
8質量%L(+)−アスコルビン酸水溶液 3.2部
[開始剤水溶液]
8質量%過酸化水素水溶液 18.9部
8質量%L(+)−アスコルビン酸水溶液 18.9部
重合体一次粒子分散液A1 固形分として90部(分散液A1:318.1kg/固形分:71.2kg コア用)
重合体一次粒子分散液B1 固形分として10部(分散液B1:40.4kg/固形分:7.9kg シェル用)
シアン顔料分散液(大日精化社製EP750) 着色剤固形分として4.4部
20%DBS水溶液 円形化工程では、固形分として0.1部
その後、硫酸アルミニウムの0.5質量%水溶液を固形分で0.2部を30分かけて連続添加、さらに脱塩水0.2部を30分かけて添加してから、回転数101rpmのまま内温を54.0℃に90分かけて昇温した。次いで、30分後に1.0℃昇温した後、55.0℃で保持し、マルチサイザーを用いて体積中位径を測定し6.00μmまで成長させた。
<トナーAの製造>
トナー母粒子A(100部)に対し、ポリマー/シリカ複合体粒子(ATLAS100:キャボット社製:シリカ/ポリマー比=70/30、真比重=1.7g/cm3、オクタヒドロペンタレン含有、)を4部、チタニアとシリカ複合酸化物粒子(STX501:日本アエロジル社製)を0.5部、小粒径シリカ(RY200L:日本アエロジル社製)を0.4部添加し、ヘンシェルミキサーにて3000rpmで15分間攪拌・混合して篩
別することによりトナーAを得た。得られたトナーAのSF2は110であった。
<トナーBの製造>
実施例1において、チタニアとシリカ複合酸化物粒子を、STX801(日本アエロジル社製)とした以外は実施例1と同様にしてトナーBを得た。得られたトナーBのSF2は109であった。
<トナーA1の製造>
実施例1において、ポリマー/シリカ複合体粒子(ATLAS100:キャボット社製)を2部とした以外は実施例1と同様にしてトナーA1を得た。得られたトナーA1のSF2は110であった。
<トナーA2の製造>
実施例3において、チタニアとシリカ複合酸化物粒子(STX501:日本アエロジル社製)を0.45部とした以外は実施例3と同様にしてトナーA2を得た。得られたトナーA2のSF2は110であった。
<トナーA3の製造>
実施例1において、ポリマー/シリカ複合体粒子(ATLAS100:キャボット社製)を3部、チタニアとシリカ複合酸化物粒子(STX501:日本アエロジル社製)を0.1部とした以外は実施例1と同様にしてトナーA3を得た。得られたトナーA3のSF2は110であった。
<トナーA4の製造>
実施例5において、チタニアとシリカ複合酸化物粒子(STX501:日本アエロジル社製)を0.8部とした以外は実施例5と同様にしてトナーA4を得た。得られたトナーA4のSF2は110であった。
<トナーA5の製造>
実施例5において、チタニアとシリカ複合酸化物粒子(STX501:日本アエロジル社製)を0.5部とした以外は実施例5と同様にしてトナーA5を得た。得られたトナーA5のSF2は110であった。
<トナーXの製造>
実施例7において、トナー母粒子Aをトナー母粒子Bとした以外は実施例7と同様にしてトナーXを得た。得られたトナーXのSF2は106であった。
<トナーCの製造>
実施例1において、ポリマー/金属酸化物複合体粒子の代わりにシリカ(X24−9600A:信越化学社製)、及びチタニアとシリカ複合酸化物粒子の代わりにチタニア(NKT90:日本アエロジル社製)を使用した以外は実施例1と同様にしてトナーCを得た。得られたトナーCのSF2は110であった。
<トナーDの製造>
実施例1において、チタニアとシリカ複合酸化物粒子の代わりにチタニア(NKT90:日本アエロジル社製)を使用した以外は実施例1と同様にしてトナーDを得た。得られたトナーDのSF2は110であった。
<トナーEの製造>
比較例1において、チタニア(NKT90:日本アエロジル社製)の代わりにチタニアとシリカ複合酸化物粒子(STX501:日本アエロジル社製)を使用した以外は比較例1と同様にしてトナーEを得た。得られたトナーEのSF2は110であった。
実写テストには、非磁性2成分接触現像方式、有機感光体(OPC)使用で、ローラー帯電、スピード30ppm、タンデム方式、熱定着方式、ブレードドラムクリーニング方式でのフルカラープリンターを用いた。
評価トナーを補給トナーホッパーに投入し、25℃・50%の環境下にて、印字率5%のチャートを合計2,000枚まで印刷を実施した。そして、前記2,000枚の印刷において500枚の印刷毎に、ベタ画像印刷し、白点やスジなどの、キャリア引きや帯電性に起因する画像欠陥の有無を目視にて確認した。判断基準は以下の通りである。
〔判断基準〕
○ :画像欠陥なし
× :画像欠陥が認められ、実使用上支障をきたす
上記2,000枚の連続実写後、一晩プリンターを放置し、翌朝また1,000枚連続印刷した後、印字物上のかぶりを以下のようにして評価した。すなわち、印刷前後の標準紙(明度:92、紙厚:75g/m2、サイズ:A4)の白度差Δを日本電色製SE−6000(標準光/視野角)を計算した。尚、紙かぶりは2枚の平均とした。
判定基準は以下の通りである。
〔判断基準〕
○ :紙かぶり 1.6未満
× :紙かぶり 1.6以上
かぶりの測定と同時にベタ画像を印字し、画像濃度を測定した画像濃度の測定には、分光濃度計500シリーズ(エックスライト社製)を用い、視野角は10°、観察条件はF2で測定を実施した。判定基準は以下の通りである。
〔判断基準〕
○ :IDが0.90以上
△ :ΔIDが0.70以上0.90未満
× :ΔIDが0.70未満
Claims (5)
- 結着樹脂及び着色剤を含有するトナー母粒子並びに外添剤を有する静電荷像現像用トナーであって、
前記外添剤が、第1の外添剤として、ポリマーと結合した金属酸化物を含む金属酸化物−ポリマー複合体粒子を含有し、第2の外添剤として、チタニア及びシリカを含有する複合酸化物粒子を含有する静電荷像現像用トナー。 - 前記トナーの下記式(2)で表されるSF2が100以上120以下である、請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
式(2):SF2=(T2/S)×(1/4π)×100
(ただし、上式(2)において、Sは粒子の投影面積、Tは粒子投影像の周囲長を表す。) - 前記金属酸化物−ポリマー複合体粒子の金属酸化物が酸化ケイ素である、請求項1又は2に記載の静電荷像現像用トナー。
- 熱量計測定装置における前記金属酸化物−ポリマー複合体粒子の灰分測定により定められる値A=(金属酸化物の重量/ポリマーの重量)/(金属酸化物の真比重:g/cm3)が、0.5以上2.5以下である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナー。
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