JP5943049B2 - 静電荷像現像用トナーの製造方法 - Google Patents
静電荷像現像用トナーの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5943049B2 JP5943049B2 JP2014186678A JP2014186678A JP5943049B2 JP 5943049 B2 JP5943049 B2 JP 5943049B2 JP 2014186678 A JP2014186678 A JP 2014186678A JP 2014186678 A JP2014186678 A JP 2014186678A JP 5943049 B2 JP5943049 B2 JP 5943049B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- particles
- parts
- resin particles
- melamine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
トナー表面に付着または固着させる添加剤として、トナーの帯電極性と逆のものを少量添加することで、トナー帯電量を大きく、また立ち上がりを良くさせることができ、いわゆるマイクロキャリア効果として知られている。これは系内に少量存在する逆帯電性添加剤と摩擦することで、トナー自身の帯電がより向上することによるものと考えられており、逆帯電性添加剤の帯電量絶対値が大きい程その効果も大きくなる傾向がある。しかしながら、このような添加剤は現像槽内の各部材を汚染しやすく、その使い込みは容易ではない。さらに近年はマシンの高速化、現像槽の長寿命化が進み、部材汚染との両立はより一層困難な状況が増えてきている。このような事情から、トナーに良好な帯電性を付与できて、且つ部材汚染も両立できるような技術の確立が望まれていた。
1.少なくともバインダー樹脂及び着色剤を含有するトナー母粒子であって、表面に少なくとも正帯電性のメラミン系樹脂粒子を付着又は固着してなる負帯電性トナーであり、該トナーの平均円形度をA、該メラミン系樹脂粒子の円相当径(体積基準)の標準偏差をBとした時、これらが下記の関係式(1)を満たすことを特徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法。
1.15≦B≦133.3A−122 (1)
(但し、上記メラミン系樹脂粒子の円相当径(体積基準)の標準偏差は、分散媒中で該メラミン系樹脂粒子に超音波処理を施した後、フロー式粒子分析装置を用いて測定される。)
2.AとBが下記の関係式(2)を満たすことを特徴とする前記1に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
B≦−347.1A+347.5 (2)
3.AとBが下記の関係式(3)を満たすことを特徴とする前記1に記載の静電荷像現像トナーの製造方法。
B≦―347.1A+345.9 (3)
4.メラミン系樹脂粒子の円相当径(体積基準)が9μm以下であることを特徴とする前記1乃至3に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
5.該トナーの体積中位径Dvと個数中位径Dnの比Dv/Dnが1.15以下であることを特徴とする前記1乃至4に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
6.該トナー母粒子が湿式法にて製造されることを特徴とする前記1乃至5に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
本発明のトナーは、少なくともトナー担持部材、トナー層厚規制部材および静電潜像保持体を有し、トナー層厚規制部材にてトナー担持部材上にトナーを薄層化すると共に摩擦帯電させ、次いで静電潜像保持体へ帯電したトナーを現像せしめる非磁性一成分現像方式に用いられる。
て5分間超音波処理を施した後に測定を行う。FPIA3000の測定条件は、分散質を分散媒(セルシース:シスメックス社製)に5720〜7140個/μlとなるように分散させ、フロー式粒子分析装置(FPIA3000:シスメックス社製)を用いて、HPF分析量0.35μl、HPF検出量2000〜2500個の条件下でHPFモードにより測定する。円相当径(体積基準)およびその標準偏差の値は、上記測定にて装置内で自動的に計算された値である。
というよりは、特定のシェアをかけた際のメラミン系樹脂粒子の「解れやすさ」を表していると考えられる。前述の測定方法で定義される円相当径は走査型電子顕微鏡などで観察されるメラミン系樹脂粒子の1次粒子径より大きい値となる。これはメラミン系樹脂粒子
が凝集体となったまま測定されるためであり、従ってこれが小さい値であれば比較的解れやすいメラミン系樹脂粒子であると言え、より大きい値であれば解れにくいと言うことができる。またその値のバラつきを示す標準偏差は、解れやすさの均一性を表す一つの指標となる。
るいはそれに近い状態でトナー表面に分散する。このような状態は、凝集体のままトナー表面に付着したものと比べて脱離しにくいと考えられ、耐刷での部材汚染が良好となる。一方、円相当径が小さくてもその分布がブロードであるものは、トナーに添加すると一部の解れた粒子と凝集体のままの粒子とが混在している状態となりやすく、凝集体のまま付着しているものが部材汚染を引き起こす場合がある。従って本発明における円相当径(体積基準)の標準偏差は、基本的には値が小さいほど良いと考えることができる。
B≦133.3A−122 (1)
上記関係式を満たさない場合、メラミン系樹脂粒子のトナー表面への分散性が十分にならず、カブリの悪化や部材汚染の発生を招くため好ましくない。
や転写の際に散りが発生しやすく、細線やドット再現性が悪化することがあるため、マシンやトナーの設計によっては円形度を上げることが容易ではない場合もあった。本発明の関係式(1)はトナー円形度がある程度低くても、メラミン系樹脂粒子の物性が条件を満たす場合には良好な性能を示すという、新たな知見を与えるものである。
B≦−347.1A+347.5 (2)
B≦―347.1A+345.9 (3)
これらを満たさない場合、転写残トナー等がクリーニング部材によって除去され切らず、次の印字において画像欠陥となってしまう、クリーニング不良の問題が発生する場合がある。一般にトナーの円形度を上げると、流動性等は向上する一方で、クリーニング不良が起こりやすくなることは知られているが、本検討において、円形度の高いトナーであっても、Bが小さく分散性十分なメラミン系樹脂粒子を使用することで、このクリーニング
不良の問題をも解決できることが見出された。このメカニズムは定かではないが、均一に分散したメラミン系樹脂粒子が引っ掛かりとなってクリーニング部材に取られやすくなること、メラミン系樹脂粒子によるトナー帯電性改良が均一に効果的に付与されるためにトナーの転写性が向上すること、等が考えられる。
態で分散される一方で、凝集体のまま残るものもあるため、帯電量分布がブロードになり、低帯電トナーがカブリを悪化させる場合がある。また残った凝集体が部材汚染をも引き起こす場合がある。
、製造時などの残存電解質が多いことが考えられ、これが外添時の撹拌でメラミン樹脂粒子が過度に帯電することによる凝集体の発生を防ぐことができ、従ってトナーに対して分散性が良くなると考えられる。また、円相当径が揃っているということは、メラミン樹脂粒子の凝集体同士の間に空間があると考えられ、このため外添時に解れやすくなると考えられる。
平均円形度が小さすぎると、トナー粒子表面に窪みが存在し、メラミン系樹脂粒子を添加した際に、これが窪みに多く埋没してしまうため、マイクロキャリアとして有効に機能せず、カブリの悪化に繋がる場合がある。また、窪みに嵌ったメラミン系樹脂粒子はトナー粒子表面への付着強度が弱く、過度の脱離による部材汚染を引き起こす原因となってしまう場合がある。
一方、大きすぎると感光体ドラムや転写ベルト上に残留したトナーを弾性ブレード等でクリーニングする際にうまく掻き取れず、画像欠陥となってしまう、クリーニング不良の問題を引き起こす場合がある。
本発明のトナーの製造方法は特に限定されず、少なくとも結着樹脂及び着色剤を含み、必要に応じ、帯電制御剤、ワックス、その他の添加剤等を含む。
に添加しても良い。また、単量体はそのまま添加しても良いし、予め水や乳化剤などと混合、調整した乳化液として添加することもできる。
その他の重合性単量体としては、スチレン、メチルスチレン、クロロスチレン、ジクロロスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、p−n−ノニルスチレン等のスチレン類、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸2−エチルヘキシル等のアクリル酸エステル類、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等のメタクリル酸エステル類、アクリルアミド、N−プロピルアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジプロピルアクリルアミド、N,N−ジブチルアクリルアミド等が挙げられ、重合性単量体は、単独で用いてもよく、また複数を組み合わせて用いてもよい。
カチオン性界面活性剤としては、例えば、ドデシルアンモニウムクロライド、ドデシルアンモニウムブロマイド、ドデシルトリメチルアンモニウムブロマイド、ドデシルピリジニウムクロライド、ドデシルピリジニウムブロマイド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロマイド等が挙げられ、アニオン性界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸ナトリウム、ドデカン酸ナトリウム、等の脂肪酸石けん、硫酸ドデシルナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム等が挙げられる。ノニオン界
面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンドデシルエーテル、ポリオキシエチレンヘキサデシルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレアートエーテル、モノデカノイルショ糖等が挙げられる。
乳化重合により得られる重合体一次粒子の体積平均粒径は、通常0.02μm以上、好ましくは0.05μm以上、更に好ましくは0.1μm以上であり、通常3μm以下、好ましくは2μm以下、更に好ましくは1μm以下であることが望ましい。粒径が前記範囲よりも小さいときは、凝集工程において凝集速度の制御が困難となる場合があり、前記範囲よりも大きいときは、凝集して得られるトナー粒子の粒径が大きくなり易く、目的とする粒径のトナーを得ることが困難となる場合がある。
また、本発明では、必要に応じて公知の懸濁安定剤を使用することができる。懸濁安定剤の具体的な例としては、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウム水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等が挙げられる。これらは、一種或いは二種以上を組み合わせて用いてもよく、重合性単量体100質量部に対して1質量部以上、10質量部以下の量で用いてもよい。
その他、反応系には、pH調整剤、重合度調節剤、消泡剤等を適宜添加することができる。
具体的には、例えば、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、共重合ポリエチレン等のオレフィン系ワックス;パラフィンワックス;ベヘン酸ベヘニル、モンタン酸エステル、ステアリン酸ステアリル等の長鎖脂肪族基を有するエステル系ワックス;水添ひまし油カルナバワックス等の植物系ワックス;ジステアリルケトン等の長鎖アルキル基
を有するケトン;アルキル基を有するシリコーン;ステアリン酸等の高級脂肪酸;エイコサノール等の長鎖脂肪族アルコール;グリセリン、ペンタエリスリトール等の多価アルコールと長鎖脂肪酸により得られる多価アルコールのカルボン酸エステル、又は部分エステル;オレイン酸アミド、ステアリン酸アミド等の高級脂肪酸アミド;低分子量ポリエステル等が挙げられる。
本発明において、ワックスの量は、トナー100質量部中に1質量部以上であることが好ましく、より好ましくは2質量部以上、さらに好ましくは5質量部以上である。また、40質量部以下であることが好ましく、より好ましくは35質量部以下、さらに好ましくは、30質量部以下である。トナー中のワックス含有量が前記範囲未満の場合は、高温オフセット性等の性能が十分でない場合があり、前記範囲を超過する場合は、耐ブロッキング性が十分でなかったり、ワックスがトナーから漏出することにより装置を汚染したりする場合がある。
機物質が挙げられる。
本発明において、懸濁重合トナーの製造方法としては、上述の結着樹脂の単量体中に着色剤、重合開始剤、そして必要に応じてワックス、極性樹脂、荷電制御剤や架橋剤などの添加剤を加え、均一に溶解又は分散させた単量体組成物を調製する。この単量体組成物を、分散安定剤等を含有する水系媒体中に分散させる。好ましくは単量体組成物の液滴が所望のトナー粒子のサイズを有するように撹拌速度・時間を調整し、造粒する。その後、分散安定剤の作用により、粒子状態が維持され、且つ粒子の沈降が防止される程度の撹拌を行い、重合を行う。これらを洗浄・ろ過により収集し、乾燥することによりトナー母粒子を得ることができる。
うち、2価以上の多価の金属カチオンを有する無機塩が好ましい。
、特に10質量部以下が好ましい。添加量が前記範囲よりも少ない場合は、凝集反応の進行が遅くなり凝集反応後も1μm以下の微粉が残る、得られた粒子凝集体の平均粒径が目的の粒径に達しないなどの問題を生じる場合があり、前記範囲よりも多い場合は、急速な凝集となりやすく粒径の制御が困難となり、得られた凝集粒子中に粗粉や不定形のものが含まれるなどの問題を生じる場合がある。電解質を加えて凝集を行う場合の凝集温度は、20℃以上、更に好ましくは30℃以上であり、70℃以下、更に好ましくは60℃以下である。
凝集に要する時間は装置形状や処理スケールにより最適化されるが、トナーの粒径が目的とする粒径に到達するためには、前記した所定の温度で通常、少なくとも30分以上保持することが望ましい。所定の温度へ到達するまでの昇温は、一定速度で昇温しても良いし、段階的に昇温することもできる。
樹脂粒子として重合体一次粒子のガラス転移温度よりも高いガラス転移温度を有する樹脂粒子を用いた場合、定着性を損なうことなく、耐ブロッキング性の一層の向上が実現できるので好ましい。該樹脂粒子の体積平均粒径は、0.02μm以上が好ましく、0.05μm以上が更に好ましい。また、3μm以下、さらに1.5μm以下が好ましい。樹脂粒子としては、前述の重合体一次粒子に用いられる重合性単量体と同様なモノマーを乳化重合して得られたもの等を用いることができる。
凝集工程で得られた粒子凝集体の安定性を増すために、凝集工程の後の熟成工程において凝集粒子内の融着を行うことが好ましい。熟成工程の温度は、好ましくは重合体一次粒子のTg以上、より好ましくはTgより5℃高い温度以上であり、また、好ましくはTgより80℃高い温度以下、より好ましくはTgより50℃高い温度以下である。また、熟成工程に要する時間は、目的とするトナーの形状により異なるが、重合体一次粒子のガラス転移温度以上に到達した後、通常0.1〜10時間、好ましくは1〜6時間保持することが望ましい。
得られた粒子は、公知の方法にて固液分離し、粒子を回収し、必要に応じて洗浄、乾燥することで目的とするトナー母粒子を得ることができる。
本発明のトナーは、トナー母粒子の表面に、少なくともメラミン系樹脂粒子を付着または固着することで得られるが、本発明の効果を損なわない範囲で、外添剤として知られている「他の粒子」と併用させてトナー母粒子の表面に付着又は固着させてもよい。
「他の粒子」としては、例えば、シリカ、酸化アルミニウム(アルミナ)、酸化亜鉛、酸化錫、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム等の無機粒子;ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の有機酸塩粒子;メタクリル酸エステル重合体粒子、アクリル酸エステル重合体粒子、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体粒子、スチレン−アクリル酸エステル共重合体粒子等の有機樹脂粒子等が挙げられる。
本発明において、トナー母粒子の表面に、前記メラミン系樹脂粒子と「他の粒子」を付着又は固着させる方法は特に限定はなく、一般にトナーの製造に用いられる混合機を使用することができる。具体的には、ヘンシェルミキサー、V型ブレンダー、レディゲミキサー、Q−ミキサー等の混合機により均一に攪拌、混合することによりなされる。
<重合体一次粒子の平均粒径の測定方法>
日機装株式会社製、型式:Microtrac Nanotrac 150(以下、「ナノトラック」と略記する)を用いて、ナノトラックの取り扱い説明書に従い、同社解析ソフトMicrotrac Particle Analyzer Ver10.1.2.-019EEを用い、電気伝導度が0.5μS/cmのイオン交換
水を分散媒に用い、下記の条件で又は下記の条件を入力し、取り扱い説明書に記載された方法で測定した。
・溶媒屈折率:1.333
・測定時間 :100秒
・測定回数 :1回
・粒子屈折率:1.59
・透過性 :透過
・形状 :真球形
・密度 :1.04
ベックマンコールター社製マルチサイザーIII(アパーチャー径100μm)(以下、「マルチサイザー」と略記する)を用い、分散媒には同社製アイソトンIIを用い、分散質濃度0.03質量%になるように分散させて測定した。測定粒子径範囲は2.00から64.00μmまでとし、この範囲を対数目盛で等間隔となるように256分割に離散化し、それらの体積基準での統計値をもとに算出したものを体積中位径(Dv)、個数基準での統計値をもとに算出したものを個数中位径(Dn)とした。
平均円形度は、分散質を分散媒(セルシース:シスメックス社製)に5720〜7140個/μlとなるように分散させ、フロー式粒子分析装置(FPIA3000:シスメックス社製)を用いて、HPF分析量0.35μl、HPF検出量2000〜2500個の条件下でHPFモードにより測定した。平均円形度の値は、上記測定にて装置内で自動的に計算されて表示される。
メラミンとホルムアルデヒド(3 7 % ホルマリン水溶液) を反応釜の中でアルカリ性触媒を加えて、pH を調整しながら加熱反応させた後、凍結乾燥機を用いて一昼夜乾
燥することでメラミン樹脂粒子を得た。反応の際の仕込み量、温度および反応時間を調整することにより、粒径、粒度分布のそれぞれ異なるメラミン樹脂粒子A〜Eを得た。これらの、前述の方法による円相当径(体積基準)およびその標準偏差は表1の通りである。
<ワックス・長鎖重合性単量体分散液A1の調製>
パラフィンワックス(日本精鑞社製HNP−9)27部、ステアリルアクリレート(東京化成社製)2.8部、20%DBS水溶液1.9部、脱塩水68.3部を90℃に加熱してホモミキサー(特殊機化工業社製マークIIfモデル)を用い10分間攪拌した。次いで
この分散液を90℃に加熱し、ホモジナイザー(ゴーリン社製、15−M−8PA型)を用いて25MPaの加圧条件で循環乳化を開始し、ナノトラックで粒子径を測定し体積平均粒径(MV)が250nmになるまで分散してワックス・長鎖重合性単量体分散液A1(
エマルション固形分濃度=30.2%)を作製した。
アルキル変性シリコーンワックス(融点77℃)27部、20%DBS水溶液1.9部、脱塩水71.1部を3Lのステンレス容器に入れ90℃に加熱してホモミキサー(特殊機化工業社製 マークIIfモデル)で10分間攪拌した。次いでこの分散液を99℃に加熱し
、ホモジナイザー(ゴーリン社製、15−M−8PA型)を用いて45MPaの加圧条件で循環乳化を開始し、ナノトラックで測定しながら体積平均粒径(MV)が240nmになるまで分散してシリコーンワックス分散液A2(エマルション固形分濃度=27.4%)を作製した。
攪拌装置(3枚翼)、加熱冷却装置、濃縮装置、及び各原料・助剤仕込み装置を備えた反応器にワックス・長鎖重合性単量体分散液A1 35.6重量部、脱塩水259部を仕込み攪拌しながら窒素気流下で90℃に昇温した。
その後、攪拌を続けたまま下記のモノマー類・乳化剤水溶液の混合物を重合開始から5時間かけて添加した。このモノマー類・乳化剤水溶液の混合物を滴下開始した時間を重合開始とし、下記の開始剤水溶液を重合開始30分後から4.5時間かけて添加し、更に重合開始5時間後から下記の追加開始剤水溶液を2時間かけて添加し、更に攪拌を続けたまま内温90℃のまま1時間保持した。
スチレン 76.8部
アクリル酸ブチル 23.2部
アクリル酸 1.5部
テトラクロロブロモメタン 1.0部
ヘキサンジオールジアクリレート 0.7部
[乳化剤水溶液]
20%DBS水溶液 1.0部
脱塩水 67.1部
[開始剤水溶液]
8%過酸化水素水溶液 15.5部
8%L(+)−アスコルビン酸水溶液 15.5部
[追加開始剤水溶液]
8%L(+)−アスコルビン酸水溶液 14.2部
重合反応終了後冷却し、乳白色の重合体一次粒子分散液A1を得た。これをナノトラックを用いて測定した体積平均粒径(MV)は280nmであり、固形分濃度は21.1重量%であった。
攪拌装置(3枚翼)、加熱冷却装置、濃縮装置、及び各原料・助剤仕込み装置を備えた反応器にシリコーンワックス分散液A2 23.6重量部、20%DBS水溶液1.5重量部、脱塩水324部を仕込み、窒素気流下で90℃に昇温し、攪拌しながら8%過酸化水素水溶液3.2部、8%L(+)−アスコルビン酸水溶液3.2部を一括添加した。
[モノマー類]
スチレン 92.5部
アクリル酸ブチル 7.5部
アクリル酸 1.5部
テトラクロロブロモメタン 0.6部
[乳化剤水溶液]
20%DBS水溶液 1.5部
脱塩水 66.2部
[開始剤水溶液]
8%過酸化水素水溶液 18.9部
8%L(+)−アスコルビン酸水溶液 18.9部
重合反応終了後冷却し、乳白色の重合体一次粒子分散液A2を得た。これをナノトラックを用いて測定した体積平均粒径(MV)は290nmであり、固形分濃度は19.0重量%であった。
攪拌機(プロペラ翼)を備えた容器に、カーボンブラック(三菱化学社製、三菱カーボンブラックMA100S)20部、20%DBS水溶液1部、非イオン界面活性剤(花王社製、エマルゲン120)4部、電気伝導度が2μS/cmのイオン交換水75部を加えて予備分散してプレミックス液を得た。上記プレミックス液中のカーボンブラックの体積平均径(Mv)は90μmであった。
ロータの回転速度を一定として、供給口より前記プレミックススラリを無脈動定量ポンプにより供給速度50L/hrで連続的に供給し、排出口より連続的に排出することにより黒色の着色剤分散体Aを得た。着色剤分散液中の着色剤の体積平均径(Mv)は150nmであった。
重合体一次粒子分散液A1 固形分として95部
重合体一次粒子分散液A2 固形分として5部
着色剤粒子分散液A 着色剤固形分として6部
20%DBS水溶液 固形分として0.1部
上記の各成分を用いて、以下の手順により母粒子を製造した。
攪拌装置(ダブルヘリカル翼)、加熱冷却装置、濃縮装置、及び各原料・助剤仕込み装置を備えた混合器に重合体一次粒子分散液A1と20%DBS水溶液を仕込み、内温12℃で5分間均一に混合した。続いて内温12℃で攪拌を続けながら第一硫酸鉄の5%水溶液をFeSO4・7H2Oとして0.52部を5分かけて添加してから着色剤粒子分散液A
を5分かけて添加し、内温12℃で均一に混合し、更に同一の条件のまま0.5%硫酸アルミニウム水溶液を滴下した(樹脂固形分に対しての固形分が0.10部)。その後75分かけて内温53℃に昇温して、更に90分かけて56℃まで昇温した。ここでマルチサイザーを用いて体積中位径を測定したところ5.2μmであった。その後、重合体一次粒子分散液A2を3分かけて添加してそのまま60分保持し、続いて20%DBS水溶液(固形分として6部)を10分かけて添加してから30分かけて90℃に昇温して75分保持した。
に残ったケーキを攪拌機(プロペラ翼)を備えた内容積10Lのステンレス容器に移し、電気伝導度が1μS/cmのイオン交換水8kgを加え50rpmで攪拌する事により均一に分散させ、その後30分間攪拌したままとした。
また、53℃での保持時間、90℃での保持時間を調整することで、粒度分布、円形度がそれぞれ異なる母粒子B〜Eを得た。これらの粒度分布および平均円形度は表2の通り
である。
三井鉱山社製ヘンシェルミキサー内に、母粒子A(100部)を投入し、続いて疎水性シリカH05TD(クラリアントジャパン株式会社製)2.0部、疎水性シリカH30TD(クラリアントジャパン株式会社製)0.6部、メラミン樹脂粒子Aを0.2部添加し、撹拌混合して篩別する事によりトナーAを得た。トナーAの体積中位径Dvは5.59μm、個数中位径Dnは5.18μmであり、トナー粒度分布Dv/Dnは1.079であった。またトナーAの平均円形度は0.974であった。
実施例1において、メラミン樹脂粒子Aの代わりにメラミン樹脂粒子Bを0.2部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーBを得た。トナーBの体積中位径Dvは5.62μm、個数中位径Dnは5.22μmであり、トナー粒度分布Dv/Dnは1.077であった。またトナーBの平均円形度は0.974であった。
実施例1において、メラミン樹脂粒子Aの代わりにメラミン樹脂粒子Cを0.2部使用
した以外は実施例1と同様にしてトナーCを得た。トナーCの体積中位径Dvは5.61μm、個数中位径Dnは5.20μmであり、トナー粒度分布Dv/Dnは1.079であ
った。またトナーCの平均円形度は0.973であった。
実施例1において、母粒子Aの代わりに母粒子Bを100部、メラミン樹脂粒子Aの代わりにメラミン樹脂粒子Cを0.2部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーDを得た。トナーDの体積中位径Dvは5.44μm、個数中位径Dnは5.03μmであり、トナ
ー粒度分布Dv/Dnは1.082であった。またトナーDの平均円形度は0.948で
あった。
実施例1において、母粒子Aの代わりに母粒子Cを100部、メラミン樹脂粒子Aの代わりにメラミン樹脂粒子Bを0.2部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーEを得た。トナーEの体積中位径Dvは5.71μm、個数中位径Dnは5.30μmであり、トナ
ー粒度分布Dv/Dnは1.077であった。またトナーEの平均円形度は0.965で
あった。
実施例1において、母粒子Aの代わりに母粒子Dを100部、メラミン樹脂粒子Aの代わりにメラミン樹脂粒子Bを0.2部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーFを得た。トナーFの体積中位径Dvは5.64μm、個数中位径Dnは5.20μmであり、トナ
ー粒度分布Dv/Dnは1.085であった。またトナーFの平均円形度は0.960で
あった。
実施例1において、母粒子Aの代わりに母粒子Eを100部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーGを得た。トナーGの体積中位径Dvは5.76μm、個数中位径Dnは5.32μmであり、トナー粒度分布Dv/Dnは1.083であった。またトナーGの平均
円形度は0.981であった。
実施例1において、母粒子Aの代わりに母粒子Eを100部、メラミン樹脂粒子Aの代わりにメラミン樹脂粒子Bを0.2部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーHを得た。トナーHの体積中位径Dvは5.74μm、個数中位径Dnは5.30μmであり、トナ
ー粒度分布Dv/Dnは1.083であった。またトナーHの平均円形度は0.982で
あった。
実施例1において、母粒子Aの代わりに母粒子Dを100部、メラミン樹脂粒子Aの代わ
りにメラミン樹脂粒子Dを0.2部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーIを得た。トナーIの体積中位径Dvは5.64μm、個数中位径Dnは5.20μmであり、トナー
粒度分布Dv/Dnは1.085であった。またトナーFの平均円形度は0.960であ
った。
[比較例1]
実施例1において、母粒子Aの代わりに母粒子Cを100部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーIを得た。トナーJの体積中位径Dvは5.68μm、個数中位径Dnは5.31μmであり、トナー粒度分布Dv/Dnは1.070であった。またトナーJの平
均円形度は0.967であった。
[比較例2]
実施例1において、母粒子Aの代わりに母粒子Bを100部、メラミン樹脂粒子Aの代わ
りにメラミン樹脂粒子Eを0.2部使用した以外は実施例1と同様にしてトナーKを得た。トナーKの体積中位径Dvは5.44μm、個数中位径Dnは5.03μmであり、トナ
ー粒度分布Dv/Dnは1.082であった。またトナーKの平均円形度は0.948で
あった。
得られたトナーを、非磁性一成分(有機感光体使用)で、ローラー(PCR)帯電、ゴム現像ローラー接触現像方式、現像速度164mm/秒、タンデム方式、ベルト搬送方式、直接転写方式、ブレードドラムクリーニング方式で、5%印字率での保証寿命枚数30000枚の、600dpiフルカラープリンターにて実写を行った。
23℃50%の環境下にて、1%印字率チャートを3枚間欠で20,000枚まで耐刷を行った後、以下のようにカブリ、PCR汚染、クリーニング不良の評価を行った。
耐刷後の印字の際、紙への転写工程前の感光体ドラムにおける白地部分に付着したトナーをメンディングテープ(住友スリーエム株式会社製)にて写し取り、80g/m2の印刷用紙上に貼り付けた。さらに比較用としてメンディングテープをそのまま同じ用紙上に貼り付けた後、両者の色差ΔEを分光測色濃度計X−Rite939(X−Rite社製)にて測定し、カブリの評価とした。判断基準は以下の通りとした。
◎ : ΔEが0.6未満
○ : ΔEが0.6以上、1.0未満
△ : ΔEが1.0以上、1.5未満
× : ΔEが1.5以上
耐刷後のPCRの汚染度合いを目視にて判定した。判定の基準は以下の通りとした。
◎ : 全く汚染なく、極めて良好
○ : ほとんど汚染なく、良好。
△ : やや汚染が見られ、画像欠陥に発展する恐れがある。
× : 酷く汚染が見られ、画像欠陥が発生している。
耐刷後の印字物に、クリーニング不良由来の画像欠陥の程度を目視にて判定した。判定の基準は以下の通りとした。
◎ : クリーニング不良は全く見られず、極めて良好。
○ : 極軽微なクリーニング不良が見られるのみで、良好。
△ : 軽微なクリーニング不良が見られる。
× : クリーニング不良が見られ、不良。
結果は以下の表3の通りとなった。
Claims (6)
- 少なくともバインダー樹脂及び着色剤を含有するトナー母粒子であって、表面に少なくとも正帯電性のメラミン系樹脂粒子を付着又は固着してなる負帯電性トナーの製造方法であり、該トナーの平均円形度をA、該メラミン系樹脂粒子の円相当径(体積基準)の標準偏差をBとした時、これらが下記の関係式(1)を満たすことを特徴とする静電荷像現像用トナーの製造方法。
1.15≦B≦133.3A−122 (1)
(但し、上記メラミン系樹脂粒子の円相当径(体積基準)の標準偏差は、分散媒中で該メラミン系樹脂粒子に超音波処理を施した後、フロー式粒子分析装置を用いて測定される。) - AとBが下記の関係式(2)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
B≦−347.1A+347.5 (2) - AとBが下記の関係式(3)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
B≦―347.1A+345.9 (3) - メラミン系樹脂粒子の円相当径(体積基準)が9μm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 該トナーの体積中位径Dvと個数中位径Dnの比Dv/Dnが1.15以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
- 該トナー母粒子が湿式法にて製造されることを特徴とする請求項1乃至5に記載の静電荷像現像用トナーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014186678A JP5943049B2 (ja) | 2014-09-12 | 2014-09-12 | 静電荷像現像用トナーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014186678A JP5943049B2 (ja) | 2014-09-12 | 2014-09-12 | 静電荷像現像用トナーの製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010002144A Division JP2011141441A (ja) | 2010-01-07 | 2010-01-07 | 静電荷像現像用トナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015014806A JP2015014806A (ja) | 2015-01-22 |
JP5943049B2 true JP5943049B2 (ja) | 2016-06-29 |
Family
ID=52436523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014186678A Active JP5943049B2 (ja) | 2014-09-12 | 2014-09-12 | 静電荷像現像用トナーの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5943049B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4077985B2 (ja) * | 1999-07-01 | 2008-04-23 | キヤノン株式会社 | トナーおよび画像形成方法 |
JP4508519B2 (ja) * | 2002-05-27 | 2010-07-21 | キヤノン株式会社 | 現像装置及び画像形成装置 |
JP4103556B2 (ja) * | 2002-11-12 | 2008-06-18 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像乾式トナー組成物、その製造方法、現像剤、及び画像形成方法 |
JP2005055783A (ja) * | 2003-08-07 | 2005-03-03 | Ricoh Co Ltd | 静電潜像現像用トナー及びこれを用いる現像装置、画像形成装置 |
JP4295182B2 (ja) * | 2004-09-13 | 2009-07-15 | 株式会社リコー | カラートナー、カラートナーセット及びそれを用いた画像形成方法、画像形成装置 |
JP2007033617A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP5365766B2 (ja) * | 2008-02-01 | 2013-12-11 | 株式会社リコー | トナー、現像剤、画像形成方法及び画像形成装置 |
-
2014
- 2014-09-12 JP JP2014186678A patent/JP5943049B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015014806A (ja) | 2015-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8691483B2 (en) | Toner for developing electrostatic charge image | |
KR20100089336A (ko) | 전자 사진용 토너 및 그의 제조방법 | |
JP5671993B2 (ja) | 静電荷像現像用トナーの製造方法及びトナー | |
JP2013214086A (ja) | 静電荷像現像用トナー、画像形成装置及びトナーカートリッジ | |
KR20100089335A (ko) | 전자 사진용 토너 및 그의 제조방법 | |
JP5652501B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5921058B2 (ja) | 2成分現像剤を用いた画像形成方法 | |
JP6024558B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP5470824B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー及びトナーの製造方法 | |
JP2013228696A (ja) | 静電荷像現像用トナー及びそれを収容するトナーカートリッジ | |
JP2013105153A (ja) | 静電荷像現像用トナー及びトナーの製造方法 | |
JP2013210574A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP6171854B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
WO2016152931A1 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP5943049B2 (ja) | 静電荷像現像用トナーの製造方法 | |
JP2009098680A (ja) | 静電荷像現像用トナー、画像形成装置及びトナーカートリッジ | |
JP2009080257A (ja) | 静電荷像現像用トナー並びにそれを用いた画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP5943048B2 (ja) | 静電荷像現像用トナーの製造方法 | |
JP2009080247A (ja) | 静電荷像現像用トナー並びにそれを用いた画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP2011141441A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP5760331B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2018084774A (ja) | 静電荷像現像用トナーの製造方法及び静電荷像現像用トナー | |
JP2017033014A (ja) | 静電荷像現像用トナー | |
JP2010156968A (ja) | 静電荷像現像用トナー及びトナーの製造方法 | |
JP2017181688A (ja) | 静電荷像現像用トナー及びトナーの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150812 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150818 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151016 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20151117 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160209 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20160217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160426 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160509 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5943049 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |