JP2016180553A - 加熱調理器 - Google Patents

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鈴木 俊博
Toshihiro Suzuki
俊博 鈴木
小佐野 義博
Yoshihiro Osano
義博 小佐野
宮原 典夫
Norio Miyahara
典夫 宮原
若月 芳紀
Yoshinori Wakatsuki
芳紀 若月
稔弘 菅野
Toshihiro Sugano
稔弘 菅野
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】停電時に外部からの電力供給が停止してしまった場合においても、位置を知らせることができる加熱調理器を提供すること。
【解決手段】発光することにより情報を表示する表示部と、電力を供給する予備電源52と、電力供給源を切り替える制御装置40と、を備え、制御装置40は、外部の電力供給源からの電力供給が停止したことを検知したら、電力供給源を予備電源52に切り替え、表示部を発光させるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、内部にバックアップ用電源を備えた加熱調理器に関するものである。
従来、地震による停電時においても使用することができる加熱調理器がある(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の加熱調理器は、外部に停電時のバックアップ用電源を備え、地震による停電時にその電源装置から電力線を介して電力供給されるようになっているため、停電時においても使用することができる。
特開2010−145017号公報
特許文献1に記載の加熱調理器は、停電時に外部のバックアップ用電源から電力線を介して電力供給されるようになっているため、電力線が切断されてしまった場合はバックアップ用電源からの電力供給が停止してしまい、使用することができない。そのため、加熱調理器の表示部も消えてしまい、停電時の屋内照明が消えた中で加熱調理器の位置が分からなくなり、天板に載置されている調理容器など、高温なものに触れてしまう恐れがあるという課題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、停電時に外部からの電力供給が停止してしまった場合においても、位置を知らせることができる加熱調理器を提供することを目的としている。
本発明に係る加熱調理器は、発光することにより情報を表示する表示部と、電力を供給する予備電源と、電力供給源を切り替える制御装置と、を備え、前記制御装置は、外部の電力供給源からの電力供給が停止したことを検知したら、電力供給源を前記予備電源に切り替え、前記表示部を発光させるものである。
本発明に係る加熱調理器によれば、予備電源を備え、外部の電力供給源からの電力供給が停止したら電力供給源を予備電源に切り替え、表示部を発光させるため、停電時に外部からの電力供給が停止してしまった場合においても、位置を知らせることができる。そのため、天板に載置されている調理容器など、高温なものに触れてしまうのを防ぐことができる。
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の平面視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。なお、以下において、上下左右方向および前後方向は、加熱調理器を正面した状態における方向であるものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100の斜視図である。
本実施の形態1に係る加熱調理器100は、図1に示すように、天板11および操作表示部30を有する上部ユニット10と、筐体21およびグリル部22を有する下部ユニット20と、を備えている。操作表示部30は、調理条件の設定、加熱動作の開始、火力調整などの各種操作を行う操作部と、調理条件の設定値、火力情報、警報、異常情報などの各種情報を、発光(点灯または点滅)することにより表示する表示部とを備えている。
なお、操作表示部30の操作部と表示部とを別々に設けてもよいし、操作表示部30(の一部)を、下部ユニット20に設けてもよい。
また、表示部として液晶表示画面を天板11などに設けてもよい。
なお、操作表示部30の操作部は、本発明の「操作部」に相当し、本発明の「表示部」に相当する操作表示部30の表示部は、本発明の「表示部」に相当する。
上部ユニット10は、天板11の下側に加熱手段(後述する左加熱手段26、右加熱手段27、中央加熱手段28)を有する。加熱手段は、たとえば誘導加熱コイルであり、誘導加熱コイルは、天板11の下面側に配置されている。そして、その誘導加熱コイルの上端部が天板11の下面に微小間隔を置いて近接しており、誘導加熱源となる。
天板11の加熱手段に対応した位置には、調理容器の載置部(左載置部12、右載置部13、中央載置部14)が設けられている。ユーザーは、載置部に調理容器を載置して、調理を行うことができる。天板11の後方には、吸気口17および排気口18が設けられており、これらの上面には、スリット形状のカバー(図示せず)が設置されている。
下部ユニット20のグリル部22は、筐体21の内部に設けられ、ステンレスや剛板などの金属板により上下左右および後方側の壁面が形成され、上部天井付近および底部付近には上下一対の輻射式電気加熱源(たとえば、シーズヒータなど)が略水平に広がるように設置されている。
図2は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100の平面視図である。
次に、図2を参照しながら、加熱調理器100の操作表示部30の構成について説明する。
図2に示すように加熱調理器100の平面視において、操作表示部30は加熱調理器100の上面の前方側に配置されている。この操作表示部30は、左側から、タイマーに関する操作および表示を行うためのタイマー用操作表示部31、左載置部12に関する操作および表示を行うための左載置部用操作表示部32、グリル部22および中央載置部14に関する操作および表示を行うためのグリル部/中央載置部用操作表示部33、右載置部13に関する操作および表示を行うための右載置部用操作表示部34、電源およびロックに関する操作および表示を行う電源/ロック用操作表示部35を備えている。
タイマー用操作表示部31は、切タイマー選択ボタンおよび時間ボタンからなる操作部31aと、切タイマー表示LEDおよび時間表示部(7セグ)からなる表示部31bと、によって構成されている。
左載置部用操作表示部32は、入/切ボタン、火力設定ボタン、および揚げ物ボタンからなる操作部32aと、火力表示LEDからなる表示部32bと、によって構成されている。
グリル部/中央載置部用操作表示部33は、グリル部入/切ボタン、グリルメニュー選択ボタン、火力設定ボタン、および中央載置部入/切ボタンからなる操作部33aと、グリルメニュー表示LEDおよび火力表示LEDからなる表示部33bと、によって構成されている。
右載置部用操作表示部34は、入/切ボタン、火力設定ボタン、および揚げ物ボタンからなる操作部34aと、火力表示LEDからなる表示部34bと、によって構成されている。
電源/ロック用操作表示部35は、ロックボタンおよび電源ボタンからなる操作部35aと、ロック表示LEDおよび高温部表示LEDからなる表示部35bと、によって構成されている。
そして、いずれかのボタンが押下されると、そのボタンに対応するLED(または7セグ)が、ボタンが押下されたことや状態などを、発光(点灯または点滅)することにより示す。
なお、図2で示される操作表示部30を構成する各ボタン、各LEDの種類および配置などは、一例を示すものであり、これに限定されるものではない。
図3は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100の電気的構成を示すブロック図である。
次に、図3を参照しながら、加熱調理器100の電気的構成について説明する。
加熱調理器100は、電源/ロック用操作表示部35の操作部35aの電源ボタンの操作に基づいて、商用電源などの外部の交流電源51から電力が供給される。
電源回路44は、交流電源51から供給された電力を電圧変換など行ってから制御装置40に供給するものである。また、制御装置40からの指示に基づいて電力供給源を切り替えるものである。
制御装置40は、たとえばマイクロコンピュータなどで構成され、演算などの各種データ処理を行い、加熱調理器100全体を制御するものであり、電力供給源を切り替える機能を備えている。
左加熱手段制御回路46、右加熱手段制御回路47、中央加熱手段制御回路48は、制御装置40からの指示に基づいて駆動し、交流電源51からの電力を高周波電力に変換して、左加熱手段26、右加熱手段27、中央加熱手段28にそれぞれ供給する回路(手段)である。
左加熱手段26、右加熱手段27、中央加熱手段28は、電力供給により交流磁界を発生し、載置部に載置された調理容器(たとえば、鍋など)を電磁誘導により加熱する。ここで、左加熱手段制御回路46、右加熱手段制御回路47、中央加熱手段制御回路48は、制御装置40からの指示に基づいて、互いに独立して駆動することができる。
グリル部加熱手段制御回路45は、制御装置40からの指示に基づき、輻射式電気加熱源を加熱させるための電力供給制御を行う。グリル部加熱手段25は、電力供給によりグリル網(図示せず)を上方と下方から加熱する。
なお、グリル部加熱手段25、左加熱手段26、右加熱手段27、中央加熱手段28は、本発明の「加熱手段」に相当する。
記憶手段41は、たとえばメモリなどで構成され、各加熱手段の動作状態など、各種情報を記憶するものである。
報知手段42は、ユーザーに対する操作の案内、異常発生時の報知などに係る音を電子的に作成して合成する処理を行い、その音を発するものであり、後述する地震発生の報知、地震終了の報知、停電復旧の報知を行う。
なお、報知手段42は、音に併せて、または音に代えてLEDなどで発光するものであってもよく、操作表示部30の表示部31b〜35bと共通としてもよい。
タイマー43は、たとえばRTC(リアルタイムクロック)などで構成され、タイマー用操作表示部31の操作部31aの操作に基づいて、または停電時に自動で、時間を計測するものである。
なお、記憶手段41およびタイマー43は、制御装置40内に設けられていてもよいし、制御装置40外に設けられていてもよく、制御装置40と電気的に接続されて互いに通信できる態様で設けられていればよい。
また、タイマー43は、本発明の「時間計測手段」に相当する。
予備電源52は、加熱調理器100のバックアップ用電源であり、外部の交流電源51からの電力供給が停止した際に、電力供給源となるものである。
図4は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100の動作の一例を示すフローチャートである。
次に、図4を参照しながら、本実施の形態1に係る加熱調理器100の動作について説明する。
本実施の形態1に係る加熱調理器100は、停電時に、電力供給源をバックアップ用の予備電源52に切り替えることにより、停電時に(操作表示部30の表示部を)使用できる機能を備えている。
電源投入し、調理可能な状態(アイドル状態)となった後、制御装置40は、外部の交流電源51からの電力供給の状態を監視する。そして、交流電源51からの電力供給が停止したこと、つまり、停電を検知したら(S101のYes)、制御装置40は、電源回路44に指示し、電力供給源を外部の交流電源51から内部の予備電源52に切り替える(S102)。
ここで、制御装置40が、交流電源51からの電力供給が停止したことを検知する方法としては、たとえば、電源/ロック用操作表示部35の操作部35aの電源ボタンが押下されていない、かつ、外部の交流電源51から供給されている電圧が予め設定された電圧以下となった場合に停電であると判定する、などである。
その後、制御装置40は、加熱調理器100の調理状態を記憶手段41に記憶する(S103)。たとえば、実行中のメニュー、工程、加熱手段の火力、加熱時間などを記憶手段41に記憶する。
その後、制御装置40は、加熱手段を停止させ(S104)、操作表示部30の表示部を発光(点灯または点滅)させる(S105)。なお、加熱手段を停止させるのは、停電時に、載置部に載置された調理容器などが加熱されて、それ以上高温とならないようにするためである。また、操作表示部30の表示部を発光(点灯または点滅)させるのは、停電時の屋内照明が消えた中で加熱調理器100の位置を知らせることで、加熱された調理容器など、高温なものに触れるのを防ぐためである。
その後、交流電源51からの電力供給が再開したこと、つまり、停電復旧を検知したら(S106のYes)、制御装置40は、電源回路44に指示し、電力供給源を内部の予備電源52から外部の交流電源51に切り替える(S107)。そして、制御装置40は、報知手段42により停電復旧したことを報知し(S108)、調理継続が可能かどうかを判定する(S109)。
この判定は、記憶手段41に記憶した情報(加熱手段停止時の調理状態)、およびタイマー43により計測した調理中断時(加熱手段停止時)からの時間に基づいて、予め決められた調理継続が可能な条件を満たしているかどうかで行われる。なお、加熱手段停止時の調理状態とは、加熱手段を停止させる直前の調理状態である。
たとえば、メニュー毎および工程毎に予め定められた時間が設定されており、メニューAの第一工程の時に加熱手段が停止した場合であって、判定時において第一工程が中断してから予め定められた時間が経過していない場合は、調理継続が可能であると判定する。逆に、判定時において第一工程が中断してから予め定められた時間が経過した場合は、調理継続が不可能であると判定する。
なお、本実施の形態1では、調理中断時からの時間をタイマー43により計測しているが、それに限定されず、専用の時間計測手段を設けてもよい。
そして、調理継続が可能であれば(S109のYes)、制御装置40は、調理継続するかどうかを操作表示部30の操作部によりユーザーが選択できる状態にする(S110)。その後、ユーザーにより調理継続が選択された場合(S110のYes)、制御装置40は、記憶手段41に記憶した情報に基づいて、加熱手段などを停止時の調理状態(加熱手段を停止させる直前の調理状態)に戻す、つまり、加熱調理器100の調理状態を復旧させる(S111)。その後、ユーザーは調理を続きから再開することができる。
以上のように、本実施の形態1に係る加熱調理器100によれば、予備電源52を備え、外部の交流電源51から電力供給が停止した場合でも、電力供給源を予備電源52に切り替え、操作表示部30の表示部を発光(点灯または点滅)させることができる。そのため、停電時の屋内照明が消えた中で加熱調理器100の位置を知らせることができ、加熱された調理容器など、高温なものに触れるのを防ぐことができる。
また、停電復旧を検知したら、電力供給源を内部の予備電源52から外部の交流電源51に切り替わるため、手間が省けるとともに、少なくとも停電の間、操作表示部30の表示部を発光(点灯または点滅)させる容量で済むため、予備電源52の容量を少なくすることができる。
また、停電を検知したら、加熱手段を停止させるので、停電時に、載置部に載置された調理容器などが加熱されて、それ以上高温となるのを防ぐことができる。
また、停電復旧後、調理継続が可能であれば、記憶手段41に記憶した情報に基づいて、加熱調理器100の調理状態を復旧させることができるため、ユーザーは調理を続きから再開することができる。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2について説明するが、実施の形態1と重複するものについては(一部の)説明を省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図5は、本発明の実施の形態2に係る加熱調理器101の電気的構成を示すブロック図であり、図6は、本発明の実施の形態2に係る加熱調理器101の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施の形態2に係る加熱調理器101は、図5に示すように、地震による震動を検知する地震検知部49を備えている。地震検知部49は、たとえば、振動性の外乱を検知する重量センサ(図示せず)と、重量センサによって検知された外乱の時間変化を解析する解析部(図示せず)とを有する。
地震が発生すると、加熱調理器101には振動性の外乱が加わる。重量センサは、地震によって加熱調理器101に加えられる振動性の外乱を検知する。解析部は、重量センサによって検知される振動性の外乱の時間変化を解析する。重量センサによって検知される振動性の外乱の時間変化を解析することによって、地震による震動を、他の震動と区別して検知することが可能になる。
次に、図6を参照しながら、本実施の形態2に係る加熱調理器101の動作について説明する。
本実施の形態2に係る加熱調理器101は、地震検知部49を備え、地震を検知することができる機能を備えている。
電源投入し、調理可能な状態(アイドル状態)となった後、制御装置40は、地震検知部49が地震による震動を検知したかどうかを監視する(S201)。地震による震動を検知したら(S201のYes)、制御装置40は、地震によって停電が発生したかどうかを、外部の交流電源51からの電力供給の状態を監視することにより検知する(S202)。
そして、停電を検知したら(S202のYes)、制御装置40は、電源回路44に指示し、電力供給源を外部の交流電源51から内部の予備電源52に切り替える(S203)。その後、制御装置40は、加熱調理器101の調理状態を記憶手段41に記憶する(S204)。たとえば、実行中のメニュー、工程、加熱手段の火力、加熱時間などを記憶手段41に記憶する。
その後、制御装置40は、加熱手段を停止させ(S205)、報知手段42により地震発生を報知する(S206)とともに、操作表示部30の表示部を発光(点灯または点滅)させる(S207)。なお、加熱手段を停止させるのは、停電時に、載置部に載置された調理容器などが加熱されて、それ以上高温とならないようにするためである。また、地震発生を報知するのは、ユーザーがいち早く避難することができるようにするためである。また、操作表示部30の表示部を発光(点灯または点滅)させるのは、停電時の屋内照明が消えた中で加熱調理器101の位置を知らせることで、加熱された調理容器など、高温なものに触れるのを防ぐためである。
地震による震動がおさまったことを検知したら(S208)、制御装置40は、報知手段42により地震終了を報知する(S209)。その後、制御装置40は、交流電源51からの電力供給が再開したこと、つまり、停電復旧を検知したら(S210のYes)、電源回路44に指示し、電力供給源を内部の予備電源52から外部の交流電源51に切り替える(S211)。そして、制御装置40は、報知手段42により停電復旧したことを報知する(S212)。
一方、停電を検知しなかったら(S202のNo)、制御装置40は、加熱調理器101の調理状態を記憶手段41に記憶し(S204)、加熱手段を停止させ(S205)、報知手段42により地震発生を報知する(S206)。そして、地震による震動がおさまったことを検知したら(S208)、制御装置40は、報知手段42により地震終了を報知する(S209)。
その後、制御装置40は、調理継続が可能かどうかを判定する(S213)。そして、調理継続が可能であれば(S213のYes)、制御装置40は、調理継続するかどうかを操作表示部30の操作部によりユーザーが選択できる状態にする(S214)。その後、ユーザーにより調理継続が選択された場合(S214のYes)、制御装置40は、記憶手段41に記憶した情報に基づいて、加熱手段などを停止時の調理状態(加熱手段を停止させる直前の調理状態)に戻す、つまり、加熱調理器101の調理状態を復旧させる(S215)。その後、ユーザーは調理を続きから再開することができる。
以上のように、本実施の形態2に係る加熱調理器101によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、地震検知部49を備え、地震を検知することができるため、地震を検知したら報知手段42により地震発生を報知することで、ユーザーがいち早く避難することができる。
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態3について説明するが、実施の形態1、2と重複するものについては(一部の)説明を省略し、実施の形態1、2と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図7は、本発明の実施の形態3に係る加熱調理器102の電気的構成を示すブロック図であり、図8は、本発明の実施の形態3に係る加熱調理器102の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施の形態3に係る加熱調理器102は、図7に示すように、人を検知する人検知部50を備えている。人検知部50は、たとえば、赤外線、超音波などを用いた人感センサである。
次に、図8を参照しながら、本実施の形態3に係る加熱調理器102の動作について説明する。
本実施の形態3に係る加熱調理器102は、人検知部50を備え、人を検知することができる機能を備えている。
電源投入し、調理可能な状態(アイドル状態)となった後、制御装置40は、外部の交流電源51からの電力供給の状態を監視する。そして、交流電源51からの電力供給が停止したこと、つまり、停電を検知したら(S301のYes)、制御装置40は、電源回路44に指示し、電力供給源を外部の交流電源51から内部の予備電源52に切り替える(S302)。その後、制御装置40は、加熱調理器102の調理状態を記憶手段41に記憶する(S303)。たとえば、実行中のメニュー、工程、加熱手段の火力、加熱時間などを記憶手段41に記憶する。
その後、制御装置40は、加熱手段を停止させ(S304)、操作表示部30の表示部を発光(点灯または点滅)させる(S305)。なお、加熱手段を停止させるのは、停電時に、載置部に載置された調理容器などが加熱されて、それ以上高温とならないようにするためである。また、操作表示部30の表示部を発光(点灯または点滅)させるのは、停電時の屋内照明が消えた中で加熱調理器102の位置を知らせることで、加熱された調理容器など、高温なものに触れるのを防ぐためである。
その後、交流電源51からの電力供給が再開したこと、つまり、停電復旧を検知したら(S306のYes)、制御装置40は、電源回路44に指示し、電力供給源を内部の予備電源52から外部の交流電源51に切り替える(S307)。そして、制御装置40は、報知手段42により停電復旧したことを報知する(S308)。
その後、制御装置40は、人検知部50が人を検知したかどうかを監視する(S309)。人を検知したら(S309のYes)、制御装置40は、調理継続が可能かどうかを判定する(S310)。そして、調理継続が可能であれば(S310のYes)、制御装置40は、調理継続するかどうかを操作表示部30の操作部によりユーザーが選択できる状態にする(S311)。
その後、ユーザーにより調理継続が選択された場合は(S311のYes)、制御装置40は、記憶手段41に記憶した情報に基づいて、加熱手段などを停止時の調理状態(加熱手段を停止させる直前の調理状態)に戻す、つまり、加熱調理器102の調理状態を復旧させる(S312)。その後、ユーザーは調理を続きから再開することができる。
以上のように、本実施の形態3に係る加熱調理器102によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、人検知部50を備え、人を検知することができるため、人を検知してから調理継続が可能かどうかを判定することで、適切なタイミングで調理継続が可能かどうかを判定することができる。つまり、調理継続が可能かどうかの判定時には加熱調理器102の周囲に人がおらず、ユーザーが調理継続を選択したときには、調理継続を判断してから時間が経ってしまい、調理継続が可能でなくなってしまっているという状況を回避することができる。
なお、実施の形態2および3を組み合わせてもよい。
10 上部ユニット、11 天板、12 左載置部、13 右載置部、14 中央載置部、17 吸気口、18 排気口、20 下部ユニット、21 筐体、22 グリル部、25 グリル部加熱手段、26 左加熱手段、27 右加熱手段、28 中央加熱手段、30 操作表示部、31 タイマー用操作表示部、31a 操作部、31b 表示部、32 左載置部用操作表示部、32a 操作部、32b 表示部、33 中央載置部用操作表示部、33a 操作部、33b 表示部、34 右載置部用操作表示部、34a 操作部、34b 表示部、35 電源/ロック用操作表示部、35a 操作部、35b 表示部、40 制御装置、41 記憶手段、42 報知手段、43 タイマー、44 電源回路、45 グリル部加熱手段制御回路、46 左加熱手段制御回路、47 右加熱手段制御回路、48 中央加熱手段制御回路、49 地震検知部、50 人検知部、51 交流電源、52 予備電源、100 加熱調理器、101 加熱調理器、102 加熱調理器。

Claims (7)

  1. 発光することにより情報を表示する表示部と、
    電力を供給する予備電源と、
    電力供給源を切り替える制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    外部の電力供給源からの電力供給が停止したことを検知したら、電力供給源を前記予備電源に切り替え、前記表示部を発光させるものである
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記制御装置は、
    外部の電力供給源からの電力供給が再開したことを検知したら、電力供給源を前記予備電源から外部の電力供給源に切り替えるものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 調理容器を加熱する加熱手段を備え、
    前記制御装置は、
    外部の電力供給源からの電力供給が停止したことを検知した後、前記加熱手段を停止させるものである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 調理状態を記憶する記憶手段と、
    操作を行う操作部と、
    時間を計測する時間計測手段と、を備え、
    前記制御装置は、
    外部の電力供給源からの電力供給が停止したことを検知した後、調理状態を前記記憶手段に記憶し、外部の電力供給源からの電力供給が再開したことを検知した後、前記記憶手段に記憶した情報および前記時間計測手段で計測した時間に基づいて、予め決められた調理継続が可能な条件を満たした場合は、調理継続するかどうかを前記操作部によりユーザーが選択できる状態にする
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  5. ユーザーにより調理継続が選択された場合、
    前記制御装置は、
    前記記憶手段に記憶した情報に基づいて、前記加熱手段を停止時の状態に戻す
    ことを特徴とする請求項3に従属する請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 人を検知する人検知部を備え、
    前記制御装置は、
    前記人検知部により人を検知したら、予め決められた調理継続が可能な条件を満たしているかどうかを判定する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の加熱調理器。
  7. 地震を検知する地震検知部と、
    音を発すること、または発光することにより報知する報知手段と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記地震検知部により地震を検知したら、前記報知手段により地震発生を報知する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の加熱調理器。
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