JP2016179312A - 注射器 - Google Patents
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Abstract
Description
グに対して、前記保持部、前記駆動部、前記ノズル部が、それぞれ独立して装填されることで、前記注射目的物質の射出が可能な状態が形成される。更に、前記注射器は、前記注射目的物質の射出のために前記ハウジング内に前記保持部および前記駆動部が常に同一の並びで装填される装填状態が形成されるように、該ハウジングに対する、該保持部および該駆動部の装填位置を規定する規定手段を、備える。
ち、電源部を含めて、規定手段によってハウジングに対する各構成部の装填位置が規定されることで、各構成部を適宜組み合わせることによる多様な注射態様の実現を、ユーザの利便性を損なうことなく実現することが可能となる。
素酸カリウムを含む火薬(ZPP)、水素化チタンと過塩素酸カリウムを含む火薬(THPP)、チタンと過塩素酸カリウムを含む火薬(TiPP)、アルミニウムと過塩素酸カリウムを含む火薬(APP)、アルミニウムと酸化ビスマスを含む火薬(ABO)、アルミニウムと酸化モリブデンを含む火薬(AMO)、アルミニウムと酸化銅を含む火薬(ACO)、アルミニウムと酸化鉄を含む火薬(AFO)、もしくはこれらの火薬のうちの複数の組合せからなる火薬が挙げられる。これらの火薬は、点火直後の燃焼時には高温高圧のプラズマを発生させるが、常温となり燃焼性生物が凝縮すると気体成分を含まないために発生圧力が急激に低下する特性を示す。
て順次装填されることで、図1に示す装填状態が形成されることになる。
上記実施例では、電源部1も、他の構成部とともに、装填用開口部52を介してハウジング5内に装填されたが、その形態に代えて、図3に示すように、駆動部2等とは別に電源部1はハウジング5に対して上流側から装填するようにしてもよい。このとき、電源部1の押ボタンスイッチ11が設けられている端面とは反対側の端面の周囲に段部14が設けられる。そして、ハウジング5の開口部53側には、電源部1が収容される凹部55が設けられるとともに、この凹部55と、テーパ面50で画定されるハウジング5内の空間とを連結する空間に突部56が設けられる。そして、凹部55に電源部1が装填されると、電源部1側の段部14が、ハウジング5側の突部56に突き当てられることで、電源部1の装填位置が決まることになる。なお、装填された電源部1は、公知の固定手段等(例えば電源部1が有するスナップフィットなどで、ハウジングに対して着脱可能な状態で)でハウジング5に固定される。このようにハウジング5に電源部1が装填されると、電源部側電極12が、テーパ面50で画定されるハウジング5内の空間に向けて露呈された状態になり、図1と同じように、装填用開口部52を介して装填された駆動部2の駆動部側電極21と接触可能な状態となる。
図4に、本変形例に係る駆動部2と保持部3との相対関係を示す。燃焼室24にはガス発生剤25が配置され、点火器22の点火によりガス発生剤25が燃焼し、その燃焼ガスによりピストン23が押圧されることになる。このとき、ピストン23は、燃焼室24の駆動部3側の開口部(駆動部側開口部)24aから保持部3側に移動することになる。一方で、保持部3側では、上流栓31、注射液34、下流栓32が配置される貫通孔33の
端部(収容孔側端部)33aを介して、ピストン23が進入することで、ガス発生剤25の燃焼ガスによる射出エネルギーが、上流栓31を介して注射液34に伝わることになる。
図5に、本変形例に係る駆動部2と保持部3との相対関係を示す。図5には、図4に示す環状の突起部26に代えて、環状の突部27および環状の溝部28を設けて、同じように注射液34への効果的な射出エネルギーの伝達を図ろうとする構成が開示されている。具体的には、駆動部2の、保持部3側の端面に、開口部24aを囲むように環状の突部27が設けられている。この環状の突部27は、上記環状の突起部26とは異なり、ハウジング5での固定時に変形はせず、保持部3の、駆動部2側の端面において端部33aを囲むように設けられた環状の溝部28に嵌り込む。環状の溝部28の深さは、環状の突部27の高さよりやや深く設定されている。
本発明に係る注射器70によれば、上述した注射液を皮膚構造体に注射する場合以外にも、例えば、ヒトに対する再生医療の分野において、注射対象となる細胞や足場組織・スキャフォールドに培養細胞、幹細胞等を播種することが可能となる。例えば、特開2008−206477号公報に示すように、移植される部位及び再細胞化の目的に応じて当業者が適宜決定し得る細胞、例えば、内皮細胞、内皮前駆細胞、骨髄細胞、前骨芽細胞、軟骨細胞、繊維芽細胞、皮膚細胞、筋肉細胞、肝臓細胞、腎臓細胞、腸管細胞、幹細胞、その他再生医療の分野で考慮されるあらゆる細胞を、注射器70により注射することが可能である。より具体的には、上記播種すべき細胞を含む液(細胞懸濁液)を保持部3に収容し、それに対してガス発生剤25の燃焼により加圧することで、移植される部位に所定の細胞を注射、移植する。
2・・・・駆動部
3・・・・保持部
4・・・・ノズル部
5・・・・ハウジング
6・・・・固定リング
10、20、30、40・・・・外周面
12・・・・電源側電極
21・・・・駆動部側電極
22・・・・点火器
23・・・・ピストン
24・・・・燃焼室
24a・・・・開口部
25・・・・ガス発生剤
26・・・・環状の突起部
31・・・・上流栓
32・・・・下流栓
33・・・・貫通孔
33a・・・・端部
34・・・・注射液
41・・・・凹部
43・・・・ノズル
70・・・・注射器
100、200、300、400・・・・外周面
501、502、503、504・・・・内周面
Claims (6)
- 生体の注射対象領域に注射目的物質を注射する注射器であって、
ハウジングと、
注射目的物質を収容する保持部と、
前記保持部に収容されている前記注射目的物質に対して、該保持部からの射出のためのエネルギーを付与する駆動部と、
前記保持部から射出された前記注射目的物質が流れる流路を含み、該流路の開口端から注射対象領域に対して該注射目的物質を射出するノズル部と、
前記駆動部に電力供給を行う電源部と、を備え、
前記ハウジングに対して、前記保持部、前記駆動部、前記ノズル部、前記電源部が、それぞれ独立して装填されることで、前記注射目的物質の射出が可能な状態が形成され、
前記駆動部は、前記電源部からの印加電圧により燃焼する火薬又はガス発生剤を含み、該火薬又は該ガス発生剤の燃焼で生成される燃焼ガスの圧力を介して、前記注射目的物質に射出エネルギーを付与し、
更に、前記注射目的物質の射出のために前記ハウジング内に前記保持部、前記駆動部が常に同一の並びで装填される装填状態が形成されるように、該ハウジングに対する、該保持部、該駆動部の装填位置を規定する規定手段を、備え、
前記電源部は、前記ハウジングに対して所定の装填位置に位置決めされる、
注射器。 - 前記規定手段は、前記注射目的物質の射出のために前記ハウジング内に前記保持部、前記駆動部に加えて前記電源部が常に同一の並びで装填される装填状態が形成されるように、該ハウジングに対する、該保持部、該駆動部、該電源部の装填位置を規定する、
請求項1に記載の注射器。 - 前記電源部を、前記保持部及び前記駆動部とは別に、前記ハウジングに対して前記所定の装填位置に位置決めする手段を、更に備える、
請求項1に記載の注射器。 - 前記電源部は、前記ハウジングの中心軸上に位置する電源側第一電極と、該電源側第一電極から所定の距離だけ離れた電源側第二電極とを有し、
前記駆動部は、前記電源側第一電極と前記電源側第二電極に対応する電極であって、前記ハウジングの中心軸上に位置する駆動側第一電極と、該駆動側第一電極を中心として前記所定の距離と同じ半径を有する円周形状に形成された駆動側第二電極とを有する、
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の注射器。 - 前記駆動部は、前記射出エネルギーを前記保持部側に付与するための開口部である駆動部側開口部を有し、
前記保持部は、前記注射目的物質を収容する収容孔を有するとともに、該収容孔は、前記駆動部側開口部から付与される前記射出エネルギーを受ける収容孔側端部を有し、
前記駆動部側開口部もしくは前記収容孔側端部を囲む環状の突起部であって、前記装填状態において該環状の突起部が変形することで、該駆動部側開口部と該収容孔側端部との間の空間を密封する環状突起部が、前記駆動部側もしくは前記保持部側の何れか一方に設けられる、
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の注射器。 - 前記駆動部は、前記射出エネルギーを前記保持部側に付与するための開口部である駆動部側開口部を有し、
前記保持部は、前記注射目的物質を収容する収容孔を有するとともに、該収容孔は、前
記駆動部側開口部から付与される前記射出エネルギーを受ける収容孔側端部を有し、
前記駆動部側開口部もしくは前記収容孔側端部を囲む環状の突起部が、前記駆動部側もしくは前記保持部側の何れか一方に設けられ、
前記駆動部側開口部もしくは前記収容孔側端部を囲む環状の溝であって、前記装填状態において前記環状の突起部が嵌まり込むことで、該駆動部側開口部と該収容孔側端部との間の空間を密封する環状の溝部が、前記駆動部側もしくは前記保持部側の他方に設けられる、
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の注射器。
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