JP2003535654A - モジュール貯蔵器を有する針なし注射器 - Google Patents

モジュール貯蔵器を有する針なし注射器

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Abstract

(57)【要約】 本発明の技術分野は、ガス発生器により作動しまた人間及び動物の医療に用いる液体の有効成分を皮膚内、皮下、及び筋肉内に注射するのに用いられる針なしの予め充填された使い捨ての注射器の分野である。本発明の針なし注射器は間に液体の有効成分が収容される上流側のプラグ−ピストン(7)と下流側のプラグ−ピストン(8)とによって閉鎖されたチューブ(6)からなる貯蔵器(5)を用いる。前記針なし注射器は、チューブ(6)の中の下流側プラグ−ピストン(8)の移動を介して2つのピストン(7,8)の間に囲まれた容積を射出される有効成分(9)の量に適合させることにより、変更可能な量の液体有効成分(9)を射出することができることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明の技術分野は、ガス発生器により作動し医学又は獣医学における治療用
の液体有効成分の皮膚内、皮下、及び筋肉内の注射に用いられる予め充填した使
い捨ての針なし注射器の分野である。
【0002】 本発明の注射器に関し、液体の有効成分は幾分か粘性の液体又は液体もしくは
ゲルの混合物からなっている。有効成分は注射するために適当な溶剤に溶解した
固体とすることができる。これはまた適当な液体の中に幾分か濃縮された懸濁物
の粉末固体によって表わすこともできる。有効成分の粒子の大きさは閉塞をなく
するために導管の直径に適合するようにしなければならない。
【0003】 本発明の針なし注射器はその貯蔵部を単に変更することにより種々の量の液体
有効成分を射出することができる特別な特徴を有し、他の特徴の全ては完全に保
持されている。
【0004】 このようにして、その幾何学形状の変更を要しないで液体有効成分の正しい投
与量が与えられ又はガス発生器を射出される液体有効成分の投与量に適合させる
、容易にかつ低コストですぐ手に入る針なし注射器を生み出すことができる。
【0005】 様々な量の液体有効成分を射出するよう設計された針なし注射器はすでに存在
しまた多数の患者の主題となっている。
【0006】 例えば米国特許第4,913,699号が挙げられ、この特許は種々の量の液
体有効成分を収容するようになっている針なし注射器を記載している。注射器を
出る液体の圧力は上流側に位置する推進プランジャーと終端の射出通路に適合し
た小さな断面のプランジャーストッパとの間の断面の差によって調整される。特
許WO00/10630号もまた針なし注射器に関し、この注射器は特に、推進
プランジャーの行程を減少することにより種々の量の液体有効成分を放出する特
徴を有している。詳細には、標準寸法の有効成分の貯蔵器が組織的にその容量の
最大値に充填され、またその行程が圧力解放通気口の構造によって減少されるプ
ランジャーが貯蔵器の中に収容された有効成分の一部だけを確実に射出する。射
出後は、プランジャーの行程が減少された場合にある量の液体有効成分が貯蔵器
の底に残る。
【0007】 最後に、特許95/03844号が挙げられ、この特許は針なし注射器に関し
、推進プランジャーの行程を減少することにより種々の量の有効成分を射出する
ことができる特徴を有している。この場合、ボタンのねじ込みがプランジャーを
ばねの圧縮と同時に移動させる。プランジャーが必要位置にある時、注射器の発
動がそのためプランジャーを自由にし、解放されたばねによって押出される。
【0008】 本発明の針なし注射器は貯蔵器の利用可能な容量の簡単な再調節によって種々
の量の液体有効成分の射出ができるようにする。これは、射出される量がどのよ
うな量であっても、貯蔵器が注射器の中で一定の空間を占めそしてこれがガス発
生器又は推進プランジャーの構造を各場合に変更せずまた注射器の異なった区画
室の大きさを変えずに、変更されるのはその内部容積だけであるからである。本
発明の針なし注射器はしたがって注射される正確な量の有効成分を収容しまた変
更を要せず注射後貯蔵器の底に有効成分を残すことなくその効力を十分に保持す
る。
【0009】 本発明の主題は、ガス発生器と、液体有効成分が間に収容される上流側のプラ
ンジャーストッパと下流側のストッパとによって閉鎖されるチューブによって形
成された貯蔵器と、射出器とで構成された針なし注射器において、前記注射器が
、チューブの下流側ストッパの移動により2つのプランジャーストッパの間に形
成された容積が注射される有効成分の量に適合されることにより、変動可能な量
の有効成分を注射することができることを特徴としている。
【0010】 これは、本発明の針なし注射器がその貯蔵器の寸法上の変更にもかかわらず射
出容量を保持するように寸法がきめられるからである。特許明細書の以後の全体
にわたって、2つのプランジャーストッパによって形成された組立て体と有効な
液体成分は“液体の柱”と称される。
【0011】 有利には下流側のプランジャーストッパは最初チューブの内部に突出すること
なく全体が位置している。
【0012】 一般に、本発明の針なし注射器は液体の有効成分を、不十分な速度のためにこ
の有効成分を皮膚上に消失することなく、皮膚を通して完全に射出するようにな
っている。ガス発生器はしたがって第1の段階で液体有効成分に非常に高い速度
を与え有効成分に皮膚を突き抜ける瞬間的な動力を保証し、また第2の段階で殆
んど一定の圧力のため液体の十分な速度を保持し、それにより皮膚に孔があけら
れると注射の時間にわたって液体が皮膚を通過するのを保証することができる。
【0013】 ガス発生器によるガスの解放は前記ガス発生器と上流側のプランジャーストッ
パとの間に前記プランジャーストッパの移動による加圧された空間を形成するよ
うになる。その容積が注射の終了まで増加するこの加圧された空間はガス膨張室
に対応している。前記膨張室は好ましくは注射器が作動していない時には存在し
ない。しかし、本発明の針なし注射器はガス発生器と推進プランジャーストッパ
との間にすでに存在する自由空間を設けるようにすることができる。
【0014】 典型的には、ガス発生器と上流側のプランジャーストッパとの間に位置する空
間の中のガス発生器によって得られた時間中の圧力の変動は、第1の段階で、瞬
間の非常に強い圧力最大値を出現し、次に第2段階で射出の閾値圧力よりも常に
大きい殆んど一定の圧力をつくり出す。“ガス発生器”なる用語は、特定の区別
なしに、使用者によって作動された時に注射器の中にガスを発生することのでき
るエネルギー源を表わす総括的な用語である。
【0015】 ガス発生器は好ましくは装薬と起爆装置とからなる火薬式ガス発生器である。
【0016】 起爆装置は有利には信管と雷管(導火線)とを含んでいる。また圧電結晶体又
はその移動が発火区域を発生させる2つの摩擦表面によって形成されたでこぼこ
の区域に基づく起爆装置を用いることができる。加圧されたガスの貯蔵に比べて
、火薬は少しの空間しか占めない利点を有し、注射器が貯蔵段階に含まれる高い
初期圧力を恒久的に受けることがなくなる。火薬は好ましくは第1の粉末と第2
の粉末との混合物によって形成され、第1の粉末は第2の粉末よりも大きい動的
ビバシチー(活性)を有している。第1の粉末は有利には8(MPa.s)-1より大
きい動的ビバシチーを有し、第2の粉末は有利には16(MPa.s)-1より小さい
動的ビバシチーを有している。
【0017】 液体有効成分の完全な射出を可能にする圧力線図を得る1つの方法は実際に、
速く燃焼する粉末と遅く燃焼する粉末との混合物からなる火薬を用いることであ
る。粉末はこれが高い動的ビバシチーを有する場合に“速い燃焼”として記載さ
れ、低い動的ビバシチーを有する場合に“遅い燃焼”として記載される。したが
って、速い燃焼の粉末は非常に強い圧力の最大値を瞬間的に発生することができ
るようにし、これに対し遅い燃焼の粉末は射出の休止の間実質的に一定で孔があ
けられたとき液体の有効成分が皮膚を通過することができる十分に高い圧力を保
証する。この型の粉末混合物は本発明の針なし注射器に完全に適合している。上
記の与えられた動的ビバシチー値は式
【数1】 によって決定される。 ここで、Pは点火時期の進みzの状態に対応する瞬間圧力、 Pmaxは到達した最大圧力、 dP/dtは時間
【数2】 の間の圧力の導関数である。
【0018】 これらの値は半−燃焼の値に対応し、すなわち以下の条件での流体圧力計室に
おけるz=0.5に対応している。 − 室容積 :27.8cm3 − 装填密度 :0.036g/cm3 − 粉末質量 :1g
【0019】 遅い燃焼と称される粉末は何時も速い燃焼の粉末よりは小さい動的ビバシチー
を有している。この2つの粉末は有利にはゆるく混合され、すなわち2つの粉末
は特別の順序がなく不ぞろいに混合された粒子の状態にあり、得られた粉末はこ
れが位置する容器の形状に合致し、また同時にこれら粒子の間に隙間を形成して
いる。しかしこの2つの粉末の少なくとも一方が指示された又は特定のやり方で
、例えばより系の束の形式で、又は考えられる大きさの単一の粒子の形式で、あ
るいは密集した形式で、存在することが考えられる。
【0020】 2つのプランジャーストッパの間の貯蔵部の容積は好ましくは射出の要求に依
存して0.1mlから2mlに変えることができる。
【0021】 上流側のプランジャーストッパは有利にはチューブの2つの端部の一方に、固
定されるように置かれる。少なくとも1つのプランジャーが好ましくはガス発生
器と上流側のプランジャーストッパとの間に位置している。上流側のプランジャ
ーストッパは好ましくはプランジャーと接触している。
【0022】 チューブは有利にはガラスで作られまた0.5mmと4mmの間そして好ましくは
1.5mmと2.5mmとの間の厚さを有している。このガラスチューブは裂け目を
生じたり破裂したりするような回復できない損傷を受けることなく非常に高い内
部圧力に耐えるよう十分に厚くなければならない。
【0023】 2つのプランジャーストッパは有利には変形可能な材料で作られる。これらス
トッパは特に長期間にわたって液体有効成分に適合するエラストマーの成形によ
って得られる。これらのエラストマーは例えばクロロブチル又はブロモブチルと
することができる。射出装置は好ましくは、下流側プランジャーストッパの受容
部として作用する中空要素の外側に位置する少なくとも2つの周面上の射出導管
からなり、前記導管の深さは前記プランジャーストッパが前記中空部分の底に接
触するようになった時に周面上の導管の入口に間隙が形成できるようにする。
【0024】 作用の点で、液の柱は下流側のプランジャーストッパが中空要素を占有するま
で動く。前記要素の中で阻止されると、プランジャーストッパは僅かに変形しそ
れにより横方向の射出導管の入口を開放し有効成分を放出できるようにする。チ
ューブの長さは好ましくは一定である。詳細には、本発明の針なし注射器はチュ
ーブの長さにより決められた標準サイズの貯蔵器を受け入れるようになっており
、この2つのプランジャーストッパの間に位置するその内部容積の変更はその外
側寸法には依らないものとなっている。プランジャーは有利にはチューブの内径
と同じ内径の中空体の中に位置しその連続部分にあり、前記中空体と前記チュー
ブは外囲容器の中に保持されている。
【0025】 外囲容器は好ましくはプラスチックからなり僅かな圧力をチューブに加えそれ
により剪断に対する抵抗力を増すようにする。このようにして、チューブはより
大きな内部圧力に耐えることができる。本発明の他の実施態様によれば、チュー
ブと2つのプランジャーストッパとからなる貯蔵器は前記注射器の自律的な要素
を構成する。言いかえれば、貯蔵器は何時でも注射器に導入でき又は引出すこと
ができる。同様に、貯蔵器は正確な投与量の有効成分が別々に充填でき、そして
注射器の中に導入できる。
【0026】 自由空間が有利には下流側プランジャーストッパと中空要素の底との間に存在
する。したがって射出される有効成分の量に関係なくまたチューブの中の下流側
プランジャーストッパの位置に関係なく、液の柱は射出自体が始まる前に実質的
な移動をしなければならなくなる。射出される製品の量が小さいほど下流側プラ
ンジャーストッパの上流側プランジャーストッパに対する位置は近くなり、また
射出前の液体の柱の行程は長くなる。
【0027】 下流側プランジャーストッパと受容部の底との間の自由空間の存在は本発明の
針なし注射器に特に適している。膨張室における作動中の圧力の広がりが液体有
効成分の損失なしの完全な射出に適合していることを考えると、射出される小さ
な投与量の有効成分にとって、下流側プランジャーストッパと受容部の底との間
の自由空間が十分に大きくそれにより液体の柱が射出を開始する前に十分に加速
されるようにすることが必要である。
【0028】 この加速は、液体の柱の移動によって導入されるその容積の著しい増加に起因
する膨張室の圧力の減少を補償するのに必要となる。言い換えれば、射出される
小量の有効成分にとって、ガス発生器によって発生されたガスは液体の柱をその
全行程にわたって増加した速度で動かすようになる。したがって、液柱の移動が
大きいほど、受容部の底への衝撃のエネルギーは、膨張室における大きな圧力降
下にかかわらず、増加した速度のため大きくなる。
【0029】 一例として、0.5mlの貯蔵器に対する液体の圧力の上昇は0.2mlの貯蔵器
よりも早い段階で起きる。これは、0.5mlの量に対して、移動行程は0.2ml
の量に対するよりも小さいことによって、説明される。0.2mlと0.5mlに対
応するこの2つの構造に対する最高圧力値の等しい強さは、液体の柱の衝撃の運
動エネルギーが、火薬の下流側に形成された空間の容積の増加に起因するガス圧
力の降下のために、液体の本来の推力の減少を補償するという事実によって証明
される。
【0030】 本発明の針なし注射器は種々の量の液体有効成分をその貯蔵器の簡単な適合に
より、その幾何学形状もしくは大きさをさらにガス発生器をも変更する必要がな
くまた他の構成要素を付加する必要なしに、射出することができるようにする。
したがって本発明の針なし注射器は大きさを変える必要がなくまたコスト増大の
原因となる補足的な機械加工を必要としない。
【0031】 さらに、本発明の注射器は、貯蔵器が射出される液体有効成分の量に関係なく
その外側寸法を保持しているため、同じ大きさを維持している。
【0032】 最後に、貯蔵器が簡単で精密な作用を保持するようにすることにより、射出さ
れる正確な量の有効成分を担持する手で操作する針なし注射器を得ることができ
る。
【0033】 本発明の好ましい実施態様の詳細な記載は図1から4を参照して以下に記載さ
れる。
【0034】 図1を参照すると、本発明の針なし注射器は起爆装置と装薬3とからなる火薬
式ガス発生器2と、推進プランジャー4と、液体の有効成分9が間に収容された
上流側のプランジャーストッパ7と下流側のプランジャーストッパ8とにより閉
鎖されたガラスチューブ6によって形成された貯蔵器5と、射出器10とを具備
している。
【0035】 起爆装置は信管装置(図1には図示されていない)と雷管12とを含んでいる
。押しボタンにより発動される信号装置11はばねと打撃ピンが設けられた錘と
を具備している。錘りは該錘と押しボタンとの間に押込まれた少なくとも1つの
ボールによって阻止され、また前記押しボタンは円形の内溝を有している。
【0036】 装薬3は迅速燃焼粉末、例えばニトロセルローズを母材とする多孔粉末と、七
角管状粉末のニトロセルローズ母材粉末のような遅速燃焼粉末との混合物から構
成されている。装薬3はそれ自体に貯蔵器5のチューブ6が連続する実質的に円
筒形の中空体13に通じており、前記チューブ6は中空体13と同じ内径を有し
ている。チューブ6は中空体13に連続しまた中空体に接触しており、これら2
つの構成要素6と13はまた同じ外径を有している。
【0037】 これらはしたがって完全に相互に整列されまた組立て後に中空体13とチュー
ブ6とに僅かな圧縮を加えるプラスチック材料の外被14によってこの形状に保
持される。外被14は中空体13に沿い約半分から始まりガラスチューブ6を越
えてチューブ6の内部通路に続く付加的な内側通路を形成する中空円筒状の前側
部分に連続しており、前記付加的な通路はチューブ6の内側通路の断面より大き
くまた前記チューブ6の半分の厚さを表わす仮想円によって区画形成された断面
にほぼ等しい断面を有している。
【0038】 この付加的な通路は平面の円形表面によって2つの端部の一方が閉鎖された中
空円筒体からなる中空要素15を受け入れることができ、該要素15は中空円筒
状のストッパと同様のものである。外側横方向の表面に、前記中空体は相互に平
行で均一に間隔がおかれた一連の6つの長手方向の溝を有している。
【0039】 構成要素15は付加的通路に係合され、それにより −前記構成要素15の平面の円形表面が外被14の前側部分の自由端と同一平
面となり、 −前記構成要素15の中空円筒体の外側横壁が付加的通路の内側横壁と接触し
それにより長手方向の溝が周面の射出導管20を形成するようにし、 −通路16がチューブ6の自由端と前記構成要素15の中空円筒体の自由端と
の間に残るようにしている。
【0040】 装薬3が通じている中空円筒体13は推進プランジャー4によって全部が占有
されている。上流側プランジャーストッパ7はガラスチューブ6の2つの端部の
一方と同一平面上にありまた前記推進プランジャー4は装薬3と上流側プランジ
ャーストッパ7の両方に接触している。
【0041】 下流側プランジャーストッパ8はチューブ6の他端から後退して位置しまた液
体有効成分9は2つのプランジャーストッパ7,8によって区画された前記チュ
ーブ6の空間の中に収容されている。この2つのプランジャーストッパ7,8は
エラストマー母材の変形可能な材料で作られている。推進プランジャー4は非変
形材料で作られている。下流側プランジャーストッパ8の下流側に、下流側プラ
ンジャーストッパ8の下流側に位置するチューブ6の部分の内側通路と中空プラ
グと同様な構成要素15の内部容積とによって形成された自由空間19が設けら
れ、該自由空間19は6つの周縁射出導管20を介して注射器1の外部と連通し
ている。
【0042】 射出器10は外被14の前側部分と該前側部分に係合された中空要素15とか
らなり、射出器はしたがって下流側プランジャーストッパ8の下流側に位置する
自由空間19と6個の周縁射出導管20とを含んでいる。
【0043】 本発明のこの好ましい実施態様の作動の方法は次のとおりである。
【0044】 使用者は注射器1をその端部が処置される患者の皮膚に当接するように位置決
めする。押しボタンに加えられた圧力により押しボタンは溝が錘を阻止するボー
ルと同じ高さとなるまで注射器1に沿って摺動される。ボールは溝から離れ、解
放するばねの作用のもとに雷管12に向って推進される錘を解放し、打撃ピンが
前進する。
【0045】 こうして点火される雷管が装薬3を発火させる。
【0046】 迅速燃焼粉末の燃焼の効果により、推進プランジャー4は中空体13とチュー
ブ6との内部通路の中で急激に移動され、液体の柱の移動が生じる。ガス膨張室
17がそのため装薬3と推進プランジャー4との間に形成される。
【0047】 図2は使用中の注射器1を示し、さらに正確には液体の柱が中空プラグと同様
な中空要素15の内部容積によって形成された受容部の底に当接した瞬間の注射
器1を示す。図1と図2の比較はその衝突の前の増加した速度で前記液体の柱だ
け走行した距離を示す。受容部の全部を占有する下流側プランジャーストッパ8
が僅かに押しつぶされ、それにより射出器10の通路20への入口として作用す
る通路16を解放し、一方上流側プランジャーストッパ7は阻止された下流側プ
ランジャーストッパ8に接近するよう動く。液体有効成分9は、実質的に減少し
ているが皮膚が突通された後の液体の拡散の閾値圧力よりは大きい圧力で、2つ
のプランジャーストッパ7,8が図3に示されるように相互に接触するまで、放
出される。
【0048】 上流側プランジャーストッパ7の移動中、膨張室17の容積は連続して増加す
る。射出の終了時には、注射器1の貯蔵器5には液体有効成分は残っていない。
【0049】 一例として、図4のグラフの曲線Aを参照すると、前記装薬3とプランジャー
4との間に形成された空間における装薬3の燃焼によって生じた時間の経過に対
する圧力の変化は非常に強い最高値の瞬間的な出現を生じ、この最高値の出現に
漸次の連続する減少の段階が続く。この非常に強い最高値の出現は約1ミリ秒後
に生じ、またその一部の減少の段階は約20ミリ秒の間続く。最初0.5mlを収
容する貯蔵器5の出口の液体有効成分9の時間に対する圧力の変化を示す曲線B
もまた減少段階が続く非常に強い最高値の出現を生じる。この最高値は注射器が
発動された後の一定時間に発生し、この遅れは下流側プランジャーストッパ8が
中空要素15の底に当接するに至る前の液体の柱の走行に対応している。
【0050】 非常な強さを保持するこの最高値は2つの現象の結合の結果である。すなわち −ガスの圧力による液体9の本来の推進 −中空要素15の底への液体の柱の衝突。液体の柱は貯蔵器5の中を増加する
速度で動くため、衝突は加速段階で発生し、それにより液体の排出を促進する過
剰エネルギーをもたらす。
【0051】 後続する圧力減少の段階は装薬3とプランジャー4との間に形成された自由空
間に観察される段階に直線でつながっている。
【0052】 最後に、最初0.2mlを収容している貯蔵器5の出口における液体有効成分9
の経過時間中の圧力変化を表わす曲線Cは連続する減少の段階が続く非常に強い
圧力の最高値を示している。この最高値は液体の柱がより大きいため曲線Bより
も遅れて到達する。曲線BとCの各最高値はほぼ同じ強さを有しているが、その
理由は、ガス圧力による液体9の本来の推力−0.2mlを収容する貯蔵器の場合
は装薬3とプランジャー4との間にある空間の容積のより大きな減少によるガス
圧力の降下のため、より低くなる−が速度増大時の液体の柱のより大きな移動に
より生じる衝撃の運動エネルギーの増加により補償されるからである。
【0053】 図4の比較グラフは、下流側のプランジャーストッパ8の単一の移動によって
、本発明の針なし注射器1がその最大限の効率を、最初に皮膚の穴あけの点で、
次に液体9の拡散の点で、維持することを示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 使用される前の針なし注射器の一部を切断した縦断面図である。
【図2】 射出がまだ開始されていない使用中の図1の注射器の一部切断縦断面図である
【図3】 射出が完了した使用終期の図1の注射器の一部切断縦断面図である。
【図4】 最初の火薬の下流側に形成された自由空間の圧力と次の0.5mlの有効成分を
保持する貯蔵器の液体の圧力と最後の0.2mlの有効成分を保持する貯蔵器の液
体の圧力との時間に対する変化を比較する簡単なグラフである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年4月18日(2002.4.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
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【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EC,EE,ES,FI,GB, GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,I N,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD, MG,MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG, US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4C066 BB01 CC01 DD05 EE06 HH22 HH26

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス発生器(2)と、間に液体の有効成分(9)が収容され
    ている上流側プランジャーストッパ(7)と下流側ストッパとによって閉鎖され
    たチューブ(6)によって形成された貯蔵器(5)と、射出器(10)とを具備
    する針なし注射器(1)において、 前記注射器(1)が、チューブ(6)の中の下流側プランジャーストッパ(8
    )の移動を介して、2つのプランジャーストッパ(7,8)の間に形成された容
    積が射出される有効成分(9)の量に適合されることにより、変更可能な量の有
    効成分(9)を射出することができることを特徴とする針なし注射器。
  2. 【請求項2】 下流側プランジャーストッパ(8)が最初チューブ(6)の
    内部に全体が位置していることを特徴とする請求項1に記載の針なし注射器。
  3. 【請求項3】 ガス発生器(2)が装薬(3)と起爆装置とからなる火薬式
    ガス発生器であることを特徴とする請求項1に記載の針なし注射器。
  4. 【請求項4】 装薬(3)が第1の粉末と第2の粉末との混合物によって形
    成され、第1の粉末が第2の粉末の動的ビバシチーより大きい動的ビバシチーを
    有していることを特徴とする請求項3に記載の針なし注射器。
  5. 【請求項5】 第1の粉末が8(MPa.s)-1より大きい動的ビバシチーを有
    し、第2の粉末が16(MPa.s)-1より小さい動的ビバシチーを有していること
    を特徴とする請求項4に記載の針なし注射器。
  6. 【請求項6】 2つのプランジャーストッパ(7,8)の間の貯蔵器(5)
    の容積を0.1mlから2mlへと変えることができることを特徴とする請求項1に
    記載の針なし注射器。
  7. 【請求項7】 上流側プランジャーストッパ(7)がチューブ(6)の2つ
    の端部の一方で固定するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載
    の針なし注射器。
  8. 【請求項8】 少なくとも一方のプランジャー(4)がガス発生器(2)と
    上流側プランジャーストッパ(7)との間に位置していることを特徴とする請求
    項7に記載の針なし注射器。
  9. 【請求項9】 上流側プランジャーストッパ(7)がプランジャー(4)に
    接触していることを特徴とする請求項8に記載の針なし注射器。
  10. 【請求項10】 チューブ(6)がガラスで形成されまた0.5mmと4mmの
    間の厚さを有していることを特徴とする請求項1に記載の針なし注射器。
  11. 【請求項11】 2つのプランジャーストッパ(7,8)が変形可能な材料
    で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の針なし注射器。
  12. 【請求項12】 射出器(10)が、下流側プランジャーストッパ(8)の
    ための受容部として作用する中空要素(15)の外側に位置する少なくとも2つ
    の周縁射出導管(20)を具備し、前記中空要素(15)の深さが、前記下流側
    プランジャーストッパ(8)が前記中空要素(15)の底に接触するようになっ
    た時に周縁導管(20)の入口に間隙を形成することを特徴とする請求項1に記
    載の針なし注射器。
  13. 【請求項13】 チューブ(6)の長さが一定であることを特徴とする請求
    項1又は10に記載の針なし注射器。
  14. 【請求項14】 プランジャー(4)がチューブ(6)の内径と同じ内径の
    中空体(13)の中に位置しかつ連続して配置され、前記中空体(13)と前記
    チューブ(6)とが外被(14)の中に保持されていることを特徴とする請求項
    8に記載の針なし注射器。
  15. 【請求項15】 貯蔵器(5)がチューブ(6)からなり、2つのプランジ
    ャーストッパ(7,8)が前記注射器(1)の自律要素を構成することを特徴と
    する請求項1に記載の針なし注射器。
  16. 【請求項16】 自由空間(19)が下流側プランジャーストッパ(8)と
    中空要素(15)の底との間に存在することを特徴とする請求項12に記載の針
    なし注射器。
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