JP2016178010A - 面発光モジュール - Google Patents

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【課題】本発明は、局部的屈曲部が生じ難く、全体を略一定の曲率半径で撓ませることができる面発光モジュールの提供を目的とする。【解決手段】給電されることで発光するシート状の面発光素子2と、面発光素子2を一体的に保持した可撓性を有するシート状の保持部材3とを備えている。保持部材3は、面発光素子の厚さ方向の背面面側に配置された第1保持部材31と、面発光素子2を挟んで第1保持部材31と反対側に配置された第2保持部材32とを備えている。第1保持部材31と第2保持部材32とを重ね合わせた曲げ剛性が、各面発光素子2の曲げ剛性よりも大きい。【選択図】図4

Description

本発明は、有機ELパネルなどのシート状の面発光素子を用いた面発光モジュールに関する。
近年、有機ELパネルを利用した面発光モジュール(照明装置)が広く実施されている。この面発光モジュールを大型化しようとした場合、有機ELパネルの基板を大型化することで対応することも可能である。しかし、製造装置の大型化や歩留まりの悪化等の問題が発生する。そこで、例えば製造が容易な大きさのパネルを複数、平面状に並べることによって大型化する面発光モジュールが提案されている。例えば特許文献1に、保持部材の厚さ方向の一方面(表面)に、複数の有機EL(面発光素子)を多数、配置して形成した大型の横断幕からなる面発光モジュールが提案されている。
特開2013−15794号公報
ところで、このような面発光モジュールは、近年ますます薄型化が求められてきており、又、曲面部への設置やデザイン性の観点から曲面状に撓み変形できることが求められる場合がある。
しかしながら、上記特許文献1では、例えば面発光モジュールを曲面部へ設置するために、図9に示すように面発光モジュール100を断面円弧状に撓み形成させようとすると、保持部材101の一部に局部的屈曲部110ができてしまう。
詳しくは、面発光モジュール100には、保持部材101に面発光素子102が配置されていない面発光素子非配置部101aと、保持部材101に面発光素子102が配置されている面発光素子配置部101bとが形成されている。この面発光素子配置部101bの曲げ剛性に対する面発光素子非配置部101aの曲げ剛性の大きさは、面発光素子102の曲げ剛性が大きくなるに比例して小さくなる。従って、例えば面発光素子102の曲げ剛性が保持部材101の曲げ剛性よりも大きい場合に、面発光モジュール100に曲げモーメントM(曲げ力)がかかると、面発光素子非配置部101aにその力が集中し易くなる。その結果、面発光素子非配置部101aに面発光素子配置部101bの曲率半径よりも曲率半径が小さい局部的屈曲部110が生じ易くなる。
このような局部的屈曲部110が生じ易いと、曲面部に沿う形状に撓ませ難く、曲面部に設置し難くなってしまう。
本発明は、局部的屈曲部が生じ難く、全体を略一定の曲率半径で撓ませることができる面発光モジュールの提供を目的とする。
本発明の一態様に係る面発光モジュールは、給電されることで発光する可撓性を有する複数のシート状の面発光素子と、前記面発光素子を一体的に保持した可撓性を有するシート状の保持部材とを備え、前記複数の面発光素子は、並べられるように配置されており、前記保持部材は、前記面発光素子の厚さ方向の一方面側と他方面側との少なくとも一方側に配置され、前記保持部材の曲げ剛性が、前記各面発光素子の曲げ剛性よりも大きいことを特徴とする。
この構成によれば、保持部材の曲げ剛性が、各面発光素子の曲げ剛性よりも大きいため、面発光モジュールに曲げ力(曲げモーメント)がかかると、保持部材の全体にその曲げ力を略均等にかけることが可能になり、面発光素子の曲げ剛性が保持部材の曲げ剛性よりも大きい場合に較べて、保持部材における面発光素子非配置部に応力が集中し難くなる。これにより、保持部材の面発光素子非配置部に局部的屈曲部ができ難くなり、面発光モジュール全体を略一定の曲率半径で撓ませることが可能になる。
他の一態様では、前記面発光モジュールにおいて、前記保持部材は、前記面発光素子の厚さ方向の一方面側に配置された第1保持部材を備え、前記第1保持部材の曲げ剛性が、前記各面発光素子の曲げ剛性よりも大きいことを特徴とする。
この構成によれば、面発光素子の厚さ方向の一方面側に配置された第1保持部材の曲げ剛性が各面発光素子の曲げ剛性よりも大きいため、面発光モジュールに曲げ力(曲げモーメント)がかかると、第1保持部材の全体にその曲げ力を略均等にかけることが可能になり、面発光モジュール全体を略一定の曲率半径で撓ませることができる。
又、保持部材は、第1保持部材のみから構成された場合でも、面発光モジュール全体を略一定の曲率半径で撓ませることができ、面発光モジュールの製作が容易になる。
他の一態様では、前記面発光モジュールにおいて、前記保持部材は、前記面発光素子の厚さ方向の一方面側に配置された第1保持部材と、前記面発光素子を挟んで前記第1保持部材と反対側に配置された第2保持部材とを備え、前記第1保持部材と第2保持部材とを重ね合わせた曲げ剛性が、前記各面発光素子の曲げ剛性よりも大きいことを特徴とする。
この構成によれば、第1保持部材と第2保持部材とのそれぞれが、面発光素子の曲げ剛性よりも小さい曲げ剛性のものを用いることもでき、面発光モジュールの形成が容易になる。
他の一態様では、前記面発光モジュールにおいて、前記面発光素子は、前記第1保持部材と前記第2保持部材との間に封入されていることを特徴とする。
この構成によれば、例えば第1保持部材と第2保持部材とがラミネート加工(パウチ加工)されることによって面発光素子が第1保持部材と第2保持部材との間に封入される。これにより、面発光素子が紫外線、水分、酸素等のガスから保護され、耐水性、耐候性を有するものなり、面発光モジュールの屋内外の曲面への設置等、面発光モジュールの設置場所の自由度が向上し、又、デザイン性が向上する。
又、撓み変形された際、ラミネート加工を施した第1保持部材と第2保持部材とにおける隣接する2つの面発光素子同士の間の部分に応力が集中し難くなり、応力集中による第1保持部材又は第2保持部材の破れが生ずるおそれの少ないものになる。
他の一態様では、前記面発光モジュールにおいて、前記面発光素子の厚さ方向の一方面に付設された付設部材を、更に備え、前記付設部材は、前記面発光素子の一方面から突出するように配置され、前記第1保持部材は、前記付設部材を挟んで前記面発光素子と反対側に配置され、前記第1保持部材の曲げ剛性が、前記第2保持部材の曲げ剛性よりも小さいことを特徴とする。
この構成によれば、例えば第1保持部材と第2保持部材とをラミネート加工によって面発光素子及び付設部材を封入する場合に、付設部材が付設された面発光素子の厚さ方向の一方面側に、曲げ剛性の小さい第1保持部材を配置することで、面発光素子から突出した付設部材の形状に倣うように変形させてラミネート加工できる。これにより、ラミネート加工が容易になる。
本発明の面発光モジュールは、局部的屈曲部が生じ難く、全体を略一定の曲率半径で撓ませることができる。
本発明の一実施の形態の面発光モジュールの背面図である。 図1のII−II線断面図である。 (a)は、図1の面発光モジュールに用いられる面発光素子の背面図、(b)は、図3(a)III−III線断面図である。 円弧状体に撓んだ状態の面発光モジュールの断面図である。 円弧状体に撓んだ状態の比較例の断面図である。 他の実施形態の面発光モジュールの背面図である。 図6のVII−VII線断面図である。 更に他の実施形態の面発光モジュールの断面図である。 円弧状体に撓んだ状態の従来例の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態の面発光モジュールの背面図、図2は、図1のII−II線断面図である。
本実施形態の面発光モジュール1は、図1、図2に示すように、複数のシート状の面発光素子2と、面発光素子2を一体的(固定的)に保持した可撓性を有するシート状の保持部材3とを備えている。
各面発光素子2は、この実施形態では、図3に示すように有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)から構成されており、前面側に配置された透明基板21と、この透明基板21に順次後方側に積層されたバリア層22、陽極23a(ITO)と透明電極23(ITO)、有機層(発光部)24、陰極25、及び、それらを封止した封止部材26とを備えている。
透明基板21は、可撓性有する透明体からなる。材料としては、たとえば、ポリエチレンテレフタレート(PET)またはポリカーボネイト(PC)等の光透過性のフィルム基板、或いは薄膜ガラスが用いられる。又、透明基板21の材料として、上記以外の他に、例えばポリイミド、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリスチレン(PS)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリプロピレン(PP)等が用いられる。
バリア層22は、大気中や透明基板21中の水分や酸素等のガスから有機層24を保護するものである。
透明電極23は、陽極及び陰極それぞれの電極を出すために左右に分割されており、図3の陽極23aの右端部に形成された陽極側透明電極23cと、図3の左側に表された陰極側透明電極23bとからなる。陰極側透明電極23bは、陰極25と接触するように配置されていて電気的に接続されている。又、陽極側透明電極23cと陰極25とが近接する箇所には、ショートしないように絶縁層23dが設けられている。
有機層24は、陽極23aと陰極25との間に、それらに挟まれるように配置されており、この有機層24に電圧が印加されて給電されることにより発光し、透明基板21側(図のX方向)に発光するようになっている。
封止部材26は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリスチレン(PS)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリイミド等のフィルムに、SiO、AL,SiNx等の無機薄膜と柔軟性のあるアクリル樹脂薄膜などを層状に複数層重ね合わせることでガスバリア性を備えたものが用いられる。
このように構成された面発光素子2は、略平面状に並べられるように配置されている。この実施形態では、図1に示すように、第1方向(紙面の左右方向)に3列、第1方向と直交する第2方向(紙面の上下方向)に2列に並べられている。又、実施形態では、第1方向及び第2方向で互いに隣接する2つの面発光素子2が等間隔になるように配置されている。
次に、保持部材3について説明する。保持部材3は、図2に示すように面発光素子2の背面側の封止部材26側(一方面側)に配置された可撓性を有するシート状の第1保持部材(封止シート)31と、面発光素子2の前面側の透明基板21側(他方面側)、即ち、面発光素子2を挟んで第1保持部材31と反対側に配置された可撓性を有するシート状の第2保持部材(保護シート)32とを備えている。
第1保持部材31と第2保持部材32とは、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネイト(PC)、ポリイミド、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリスチレン(PS)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリプロピレン(PP)、シリコーン等からなるものが用いられる。又、光を放射しない背面側に配置される第1保持部材31は、上記材料からなるシート体とアルムニウム製のシート体との積層プレートを用いることもできる。
この実施形態では、第1保持部材31と第2保持部材32とは、透過性を有する同じ材料で略同じ厚さに形成されている。
そして、第1保持部材31と第2保持部材32との間に面発光素子2が配置された状態で、ラミネート加工(パウチ加工)が施されている。これにより、略平面状に配置された複数の面発光素子2が封入され、透明基板21が第2保持部材32に保護されている。
従って、面発光モジュール1は、第1保持部材31と第2保持部材32との間に面発光素子2が配置された面発光素子配置部41と、隣接する2つの面発光素子2同士間における、面発光素子2が配置されずに第1保持部材31と第2保持部材32とが重ね合わされた面発光素子非配置部42とからなる。
尚、図2では、第1保持部材31と面発光素子2との間、第2保持部材32と面発光素子2との間、及び隣接する2つの面発光素子2同士間における第1保持部材31と第2保持部材32との間には、隙間があらわされているが、実際には、第1保持部材31と面発光素子2とが当接し、第2保持部材32と面発光素子2とが当接し、又、隣接する2つの面発光素子2同士間における第1保持部材31と第2保持部材32とが当接又は接近し、上記隙間がほとんどない状態に形成されている。図4、図5において同じである。
又、このように構成された第1保持部材31と第2保持部材32とは、何れか一方の曲げ剛性、又は、重ね合わされた第1保持部材31と第2保持部材32との曲げ剛性が面発光素子2の曲げ剛性よりも大きいか又は等しいものとされており、これにより、面発光素子非配置部42の局部的な屈曲が抑えられるようになっている。
詳しくは、第1保持部材31の曲げ剛性をEI(S1)、第2保持部材32の曲げ剛性をEI(S2)、面発光素子2の曲げ剛性をEI(P)とすると、面発光素子配置部41における曲げ剛性は、EI(S1)+EI(P)+EI(S2)で概略、表される。又、面発光素子非配置部42における曲げ剛性は、EI(S1)+EI(S2)で概略、表される。
例えば、図5に示すように、第1保持部材131の曲げ剛性EI(S1)と第2保持部材132の曲げ剛性EI(S2)とが、面発光素子配置部141の曲げ剛性EI(P)よりも小さい場合、即ち、EI(S1)+EI(S2)<EI(P)の場合には、面発光モジュール130に曲げモーメントM(曲げ力)がかかると、面発光素子非配置部142にその力が集中し易くなる。そのため、面発光素子非配置部142に面発光素子配置部141の曲率半径よりも曲率半径が小さい局部的屈曲部143が生じ易くなる。局部的屈曲部143が生じると、例えば第1保持部材131が面発光素子非配置部142で破れる場合もある。
面発光素子非配置部42が局部的な屈曲を抑えるためには、EI(S1)+EI(P)+EI(S2)≒EI(S1)+EI(S2)とする必要がある。そのためには、EI(S1)+EI(S2)≧EI(P)とすることが好ましい。
よって、例えば第1保持部材31と第2保持部材32との何れか一方の曲げ剛性が面発光素子2の曲げ剛性よりも大ききか又は等しい場合に、EI(S1)+EI(S2)≧EI(P)となり、面発光素子非配置部42の局部的屈曲が抑えられる。
又、例えば第1保持部材31と第2保持部材32とのそれぞれの曲げ剛性が面発光素子2の曲げ剛性よりも小さいが、重ね合わされた第1保持部材31と第2保持部材32との曲げ剛性が面発光素子2の曲げ剛性よりも大きいか又は等しい場合に、EI(S1)+EI(S2)≧EI(P)となり、面発光素子非配置部42が局部的屈曲することを抑えることができる。
ここで、上記Eは、材料の弾性係数、上記Iは、断面2次モーメント(I=bd/12、bは幅、dは厚さ)である。従って、第1保持部材31又は第2保持部材32の曲げ剛性を大きくするには、同じ材質であれば厚みを大きくすることによって3乗比例し大きな効果を得られる。又、弾性係数の大きな金属材料などを使用することによりできるだけ薄く構成することができる。金属などは非透過性の物質となるため、その場合、第2保持部材32(保護シート)は透過性が高い必要があるため、第1保持部材31(封止シート)の曲げ剛性を大きくすることにより同じ効果が得られる。
上記のように、第1保持部材31又は第2保持部材32のどちらか又は両方の曲げ剛性を大きくすることで同じ効果が得られる。しかしながらラミネート効果を出すにはどちらか一方が十分な可撓性が必要であり、又、どちらか一方の曲げ剛性を非常に大きくすると全体としての屈曲性が損なわれるので、全体としての屈曲性が損なわれない範囲の曲げ剛性を有することが好ましい。
以上のように構成された面発光モジュール1に曲げモーメントM(曲げ力)がかかると、図4に示すように面発光素子非配置部42にその力が集中し難くなり、全体が略一定の曲率半径で撓んだ状態になる。
従って、本発明の面発光モジュール1は、曲面部に沿う形状に撓ませ難く、曲面部に設置し易いものある。
尚、上述のように、第1保持部材31と第2保持部材32との何れか一方の曲げ剛性を面発光素子2の曲げ剛性よりも大きくすることで、面発光素子非配置部42の局部的屈曲が抑えられるが、図6、図7に示すように面発光素子2の背面側に、付設部材51、52が付設されている場合には、それらを覆う第1保持部材31は曲げ剛性が小さいものを用いるのが好ましい。
詳しくは、付設部材は、回路基板51と、電極取出し配線としての配線フレキ52とを備えている。回路基板51は、面発光素子2の背面側に、陽極側透明電極23c及び陰極側透明電極23bと電気的に接続されるように配置されている。
配線フレキ52は、第2方向(紙面の上下方向)で隣接する2つの回路基板51同士の間に、各回路基板51と電気的に接続されるように配置されている。従って、回路基板51と配線フレキ52とからなる付設部材は、面発光素子2の背面から突出するように配置されている。
又、配線フレキ52の一方端には、給電電極521及び制御信号電極部522が形成されており、これらの給電電極521によって各回路基板51が給電され、又、制御信号電極部522によって各回路基板51に制御信号が通信される。
第1保持部材31は、回路基板51及び配線フレキ52を挟んで面発光素子2と反対側に配設されている。又、第1保持部材31は、給電電極521及び制御信号電極部522に対応する箇所に、貫通孔311を備えており、この貫通孔311によって給電電極521及び制御信号電極部522が露出している。又、第1保持部材31は、曲げ剛性が第2保持部材32の曲げ剛性よりも小さいものから構成されている。
そして、このように構成された第1保持部材31と第2保持部材32とは、上述のように、ラミネート加工が施され、第1保持部材31と第2保持部材32との間に、回路基板51、配線フレキ52及び面発光素子2が封入されている。
そのラミネート加工に際しては、第1保持部材31の曲げ剛性が第2保持部材32の曲げ剛性よりも小さいため、第1保持部材31が突出された付設部材の形状に倣うように変形させてラミネート加工できる。これにより、ラミネート加工が容易になる。
尚、上記実施形態では、保持部材は、第1保持部材31と第2保持部材32とから構成されたが、この形態のものに限らず、面発光素子2の厚さ方向の一方面側と他方面側との少なくとも一方側に配置されればよく、適宜変更できる。
例えば図8に示すように面発光モジュール300の保持部材は、面発光素子2の厚さ方向の一方面側にのみ配置された第1保持部材330から構成されている。この第1保持部材330は、その曲げ剛性が面発光素子2の曲げ剛性よりも大きいものから構成されている。
このように面発光モジュール300の保持部材が構成されても、面発光モジュール300に曲げモーメント(曲げ力)がかかると、面発光素子非配置部42にその力が集中し難くなり、全体が略一定の曲率半径で撓んだ状態となる。
又、上記実施形態では、複数の面発光素子2は、隣接する2つが等間隔になるように配置されたが、この形態のものに限らず、複数の面発光素子2は、間隔をあけずに配置され、或いは、不規則に配置されてもよく、適宜変更できる。
1、300 面発光モジュール
2 面発光素子
3 保持部材
31 第1保持部材
32 第2保持部材
41 面発光素子配置部
42 面発光素子非配置部

Claims (5)

  1. 給電されることで発光する可撓性を有する複数のシート状の面発光素子と、前記面発光素子を一体的に保持した可撓性を有するシート状の保持部材とを備え、
    前記複数の面発光素子は、並べられるように配置されており、
    前記保持部材は、前記面発光素子の厚さ方向の一方面側と他方面側との少なくとも一方側に配置され、
    前記保持部材の曲げ剛性が、前記各面発光素子の曲げ剛性よりも大きいことを特徴とする面発光モジュール。
  2. 前記保持部材は、前記面発光素子の厚さ方向の一方面側に配置された第1保持部材を備え、
    前記第1保持部材の曲げ剛性が、前記各面発光素子の曲げ剛性よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の面発光モジュール。
  3. 前記保持部材は、前記面発光素子の厚さ方向の一方面側に配置された第1保持部材と、前記面発光素子を挟んで前記第1保持部材と反対側に配置された第2保持部材とを備え、
    前記第1保持部材と第2保持部材とを重ね合わせた曲げ剛性が、前記各面発光素子の曲げ剛性よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2記載の面発光モジュール。
  4. 前記面発光素子は、前記第1保持部材と前記第2保持部材との間に封入されていることを特徴とする請求項3記載の面発光モジュール。
  5. 前記面発光素子の厚さ方向の一方面に付設された付設部材を、更に備え、
    前記付設部材は、前記面発光素子の一方面から突出するように配置され、
    前記第1保持部材は、前記付設部材を挟んで前記面発光素子と反対側に配置され、
    前記第1保持部材の曲げ剛性が、前記第2保持部材の曲げ剛性よりも小さいことを特徴とする請求項3又は4記載の面発光モジュール。
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