JP6582793B2 - 融雪機能付led情報表示パネル及びled情報表示装置 - Google Patents
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Description
[全体構成]
本実施形態の融雪機能付LED情報表示パネル100は、図1に示すように、複数のLED実装モジュール10が、水平方向に複数連接されてなる情報表示装置である。LED実装モジュール10とは、複数のLED素子3がLED素子用基板1にマトリックス状に実装されてなる部材であり、文字情報等を表示可能な表示部材である。複数のLED実装モジュール10は、図4に示す通り、収容シート2を構成する表示面側樹脂シート21と背面側樹脂シート22との間に、挟持される態様で収容されている。尚、以下、複数のLED実装モジュール10が、一方向に向けて直線的に連接されている融雪機能付LED情報表示パネル100を、本発明の代表的な実施形態として説明するが、水平方向に複数連接されていない単数のLED実装モジュール10を有する融雪機能付LED情報表示パネルであっても、他の必須の構成要件を充足するものである限り本発明の範囲内である。
融雪機能付LED情報表示パネル100を構成するLED実装モジュール10は、図3〜4に示す通り、樹脂シート等からなる支持基板11に金属配線部(図視せず)を形成してなるLED素子用基板1に、LED素子3をマトリックス状に実装してなる発光部材である。
本実施形態に関する融雪機構24は、主として融雪機能付LED情報表示パネルの情報表示面側の最表面等の着雪を防止し、又は情報表示面側の最表面等に着雪した雪を融解することを可能とする機能を有する。本実施形態に関する融雪機構には、金属配線部が樹脂基材の表面に形成されている。金属配線部が樹脂基材の表面に形成されているとは、樹脂基材に直接又は接着剤層等を介して融雪機能付LED情報表示パネルのLED表示面側又はLED表示面側の反対側の面に形成されていることをいう。本実施形態に関する融雪機構は、図4で示すように、樹脂基材241bと、金属配線部242とが接着剤層244を介して積層されている積層シートを例示することができる。又、樹脂基材241b及び金属配線部242上に絶縁緩衝層243と、を備える。なお、絶縁緩衝層243は本発明において必須ではなく、金属配線部242から発生した熱を外周部23の収容シートに伝えることができる機構であれば特に限定されない。又、本発明の融雪機能付LED情報表示パネルの融雪機能の配置は、図4に示した融雪機能付LED情報表示パネルの融雪機能の配置に限定されない。
金属配線部242は上記の通り、通電されることによって、熱を発生する機能を有する。又、金属配線部242の電気抵抗値を上げることで、熱をより多く発生させることができる。金属配線部242の電気抵抗値を上げるためには、例えば、金属配線部242の線幅又は膜厚を小さくすればよい。金属配線部242の線幅又は膜厚を小さくすることで、金属配線部242の断面積が小さくなるため、金属配線部242の電気抵抗値を上げることができる。
本発明に関する融雪機構は、樹脂基材241b及び金属配線部上に樹脂からなる絶縁緩衝層243が積層されていることが好ましい。本実施形態に関する絶縁緩衝層243は、例えば、密度0.940g/cm3以下の低密度ポリエチレン系樹脂が全樹脂成分中60%以上含まれるものと例示することができる。低密度ポリエチレン系樹脂が全樹脂成分中60%以上含まれるものを用いることで、絶縁緩衝層243のシート加工性を維持しつつ良好な柔軟性を付与することができる。そのため絶縁緩衝層243と接触して配置された金属配線部242の埋まり込み性は高くすることができ、且つ、端面からの水分の浸入を抑えることができる。
本実施形態に係る絶縁緩衝層243には、更にその他の成分を含有させることができる。例えば、本実施形態に係る絶縁緩衝層243に耐候性を付与するための耐候性マスターバッチ、各種フィラー、架橋剤、架橋助剤、光安定化剤、紫外線吸収剤、熱安定剤等の成分が例示される。これらの含有量は、その粒子形状、密度等により異なるものではあるが、それぞれ絶縁緩衝層243の全樹脂成分中に0.001質量%以上5質量%以下の範囲内であることが好ましい。これらの添加剤を含むことにより、本実施形態に係る融雪機構24を長期に亘って安定した機械強度や、黄変やひび割れ等の防止効果等を付与することができる。
融雪機構24は、例えば以下の方法で製造することができる。まず、金属板と樹脂基材241bとを接着剤を介して積層させ、エッチングにより金属板から金属配線部242を形成させることにより、金属配線部242が形成された樹脂基材241bを製造する。その後、樹脂基材241a、絶縁緩衝層243、金属配線部242が形成された樹脂基材241bからなる部材を順次積層してから真空吸引等により一体化し、その後、ラミネーション法等の成形法により、上記の部材を一体成形体として加熱圧着成形することにより融雪機構24を製造することができる。
LED素子用基板1は、支持基板11にLED素子3を実装するための金属配線部(図示せず)が形成されてなる内部配線用の部材である。金属配線部は、少なくとも支持基板11における情報表示面の側に形成されるが、所謂ドットマトリックス表示装置を構成する場合には、通常、特許文献1に記載のような多層の金属配線部が構成される。
収容シート2は、単数又は複数のLED実装モジュール10を連接した状態で、安定的に収容することができ、又、融雪機能付LED情報表示パネル100の使用中を通じてこれに収容されたLED実装モジュール10を保護する収容シートである。収容シート2は、2枚の樹脂シートを、それぞれ表示面側樹脂シート21及び背面側樹脂シート22として用い、これらを重ね合わせて、両シート間に単数又は複数のLED実装モジュール10を安定的に収容可能な空間であるLED収容部を形成しつつ、その他の部分を、LED実装モジュール10を安定的に保持可能な態様で封止することによって形成される。
上記において説明した融雪機能付LED情報表示パネル100を外部操作基盤7と接続することによって、融雪機能付LED情報表示パネル100を情報表示部として備えるLED情報表示装置200とすることができる。
2 収容シート
21 表示面側樹脂シート
211 透明フィルム
22 背面側樹脂シート
23 外周部
24 融雪機構
241a 樹脂基材
241b 樹脂基材
242 金属配線部
243 絶縁緩衝層
244 接着層
25 融雪機構
251a 樹脂基材
251b 樹脂基材
252 金属配線部
253 絶縁緩衝層
254 接着層
3 LED素子
4 配線
5 中継基盤
6 ドライバ
7 外部操作基盤
10 LED実装モジュール
11 支持基板
12 スペーサー
13 黒色層
14 背面側補強板
15 拡散板
16 LED表示部
100 融雪機能付LED情報表示パネル
200 LED情報表示装置
Claims (6)
- パネルと、融雪機構と、を備える融雪機能付LED情報表示パネルであって、
前記パネルは、該パネルの平面視における中央寄りの領域であって、LED素子用基板に複数のLED素子を実装してなるLED表示部と、該パネルの平面視における外周寄りの領域であって前記LED表示部以外の領域である外周部と、からなり、
前記LED表示部は、表示面側樹脂シート及び背面側樹脂シートの中央部によって挟持されていて、
前記外周部は、前記表示面側樹脂シート及び前記背面側樹脂シートの端部によって構成されていて、
前記融雪機構は、樹脂基材と該樹脂基材の表面に形成されている金属配線部とで構成されていて、
該融雪機構が、前記外周部にのみ配置されている、
融雪機能付LED情報表示パネル。 - 前記融雪機構は、前記外周部において前記表示面側樹脂シート及び前記背面側樹脂シートによって挟持されている、請求項1に記載の融雪機能付LED情報表示パネル。
- 前記外周部における単位cm2あたりの熱容量が0.08J/K以上1.0J/K以下である、請求項1又は2記載の融雪機能付LED情報表示パネル。
- 前記金属配線部が、線幅5μm以上50μm以下の銅配線部によって形成されている、請求項1から3のいずれかに記載の融雪機能付LED情報表示パネル。
- 前記樹脂基材面積に対する金属配線部面積の割合である金属被覆率が0.2%以上5.0%以下である、請求項1から4のいずれかに記載の融雪機能付LED情報表示パネル。
- 請求項1から5のいずれかに記載の融雪機能付LED情報表示パネルを情報表示部として備えるLED情報表示装置。
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