JP2016177957A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱コイルの取付け及び取外しを容易に行うことができる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。【解決手段】誘導加熱調理器1は、トッププレート21と、アンダーフレーム22と、加熱コイル31と、加熱コイル31を下方から保持するコイル保持部材32と、コイル保持部材32に固定され、コイル保持部材32をトッププレート21に対して下方に付勢する弾性体33と、を備え、アンダーフレーム22は、コイル保持部材32を下方から支持する支持片23を有しており、コイル保持部材32の下面部には、支持片23に当接する当接面S1と、係合突起34と、が設けられており、支持片23の上面部には、当接面S1に当接する当接面S2と、係合突起34と係合する係合穴24と、が設けられているものである。【選択図】図6

Description

本発明は、誘導加熱調理器に関するものである。
特許文献1には、誘導加熱調理器が開示されている。この誘導加熱調理器は、トッププレート、及びトッププレートを下方より支持するアンダーフレームを有する天板ユニットと、トッププレートの下方に設けられた加熱コイルと、加熱コイルを固定するコイル固定台と、を備えている。コイル固定台が天板ユニットに固定されることにより、加熱コイルは天板ユニットに対して固定される。コイル固定台は、ビスを用いてアンダーフレームに固定されるか、又はシリコン系接着剤を用いてトッププレートに固定される。
特開2012−84464号公報
しかしながら、特許文献1の誘導加熱調理器において、コイル固定台の固定にビスが用いられる場合、加熱コイル及びコイル固定台を天板ユニットに取り付ける際にドライバー等の工具が必要となる。したがって、加熱コイルを天板ユニットに対して取り付ける工程が煩雑になってしまうという問題点があった。
また、特許文献1の誘導加熱調理器において、コイル固定台の固定にシリコン系接着剤が用いられる場合、サービス対応時に加熱コイルを天板ユニットから取り外すのが困難になってしまうという問題点があった。
本発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであり、加熱コイルの取付け及び取外しを容易に行うことができる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る誘導加熱調理器は、被加熱物が載置されるトッププレートと、開口が形成された枠状の形状を有し、前記トッププレートを下方から支持するアンダーフレームと、前記トッププレートの下方に設けられ、前記開口を介して前記トッププレートと対向する加熱コイルと、前記加熱コイルを下方から保持するコイル保持部材と、前記コイル保持部材に固定され、前記コイル保持部材を前記トッププレートに対して下方に付勢する弾性体と、を備え、前記アンダーフレームは、前記コイル保持部材を下方から支持する支持片を有しており、前記コイル保持部材の下面部には、前記支持片に当接する第1の当接面と、第1の係合部と、が設けられており、前記支持片の上面部には、前記第1の当接面に当接する第2の当接面と、前記第1の係合部と係合する第2の係合部と、が設けられているものである。
本発明によれば、コイル保持部材が弾性体の付勢力に抗して上方に押圧されると、第1の係合部と第2の係合部との係合が解除されるため、加熱コイルの取付け及び取外しを容易に行うことができる。
本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器1の全体構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器1の全体構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器1の加熱コイルユニット30の構成を示す上面斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器1の加熱コイルユニット30の構成を示す下面斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器1の天板ユニット20の構成を示す下面斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器1の天板ユニット20に加熱コイルユニット30が取り付けられた状態を示す下面斜視図である。 図6のVII−VII断面を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器1のコイル保持部材32が外力により上方に押圧された状態を示す断面図である。 図8の要部を拡大して示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器1において、加熱コイルユニット30−1、30−2を天板ユニット20に取り付ける手順を示す下面図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器1において、加熱コイルユニット30−1、30−2を天板ユニット20に取り付ける手順を示す下面図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器1において、加熱コイルユニット30−1、30−2を天板ユニット20に取り付ける手順を示す下面図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器について説明する。図1は、本実施の形態に係る誘導加熱調理器1の全体構成を示す斜視図である。図2は、本実施の形態に係る誘導加熱調理器1の全体構成を示す分解斜視図である。図1及び図2において、紙面手前側は誘導加熱調理器1の手前側(使用者側)を表しており、紙面奥側は誘導加熱調理器1の奥側を表している。なお、図1及び図2を含む以下の図面では、各構成部材の寸法の関係や形状等が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の説明における各構成部材同士の位置関係(例えば、上下関係等)や方向(例えば、上方又は下方等)は、原則として、誘導加熱調理器1を使用可能な状態に設置したときのものである。
図1及び図2に示すように、誘導加熱調理器1は、調理器本体10と、調理器本体10の上面に設けられた天板ユニット20と、を有している。天板ユニット20の手前側には、使用者による操作を受け付ける操作部11が設けられている。天板ユニット20の奥側には、調理器本体10の吸気口又は排気口を覆う吸排気口カバー12が設けられている。
調理器本体10内において天板ユニット20の下方には、2つの加熱コイルユニット30−1、30−2(図1及び図2では図示せず)が左右方向に並列して設けられている。以下の説明では、2つの加熱コイルユニット30−1、30−2のそれぞれを単に「加熱コイルユニット30」という場合がある。調理器本体10の手前側には、加熱コイルユニット30−1、30−2の下方に配置されたグリル室を開閉するグリル扉13が設けられている。
図3は、加熱コイルユニット30の構成を示す上面斜視図である。図4は、加熱コイルユニット30の構成を示す下面斜視図である。図3及び図4に示すように、加熱コイルユニット30は、電磁誘導によって被加熱物を加熱する加熱コイル31と、加熱コイル31を下方から保持するコイル保持部材32と、を有している。
コイル保持部材32は、樹脂又は金属(本例では、樹脂)により形成されている。本例のコイル保持部材32は、本体部32a、複数の突出部32b及び壁部32cを有している。本体部32aは、円板状の形状を有している。本体部32aの上面には、当該本体部32aと同軸に配置された加熱コイル31が固定されている。複数の突出部32bは、本体部32aの外周端からさらに外周側に長方形状に突出した形状を有している。本例では、2つの突出部32bが、本体部32aの中心を挟んで互いに対向する位置に形成されている。壁部32cは、本体部32aの上面の外周部(加熱コイル31よりも外周側)に形成されている。本例の壁部32cは、平面視で、加熱コイル31を切れ目なく囲む円環状の形状を有している。
複数の突出部32bのそれぞれにおける下面部の少なくとも一部には、後述する支持片23の上面部に当接する当接面S1(第1の当接面)が設けられている。また、複数の突出部32bのそれぞれにおける下面部には、下方に突出する係合突起34(第1の係合部の一例)が形成されている。係合突起34は、例えば当接面S1の中心部に配置されている。
複数の突出部32bのそれぞれの上面上には、弾性体33が設けられている。弾性体33は、接着等により突出部32bの上面に固定されている。弾性体33は、コイル保持部材32と後述するトッププレート21との間に位置し、コイル保持部材32及びトッププレート21の双方に接触する。弾性体33は、コイル保持部材32をトッププレート21に対して相対的に下方に付勢する機能を有している。本例の弾性体33は、シリコン素材(例えば、シリコン系ゴム、シリコン系クッション等)からなる。シリコン素材は、耐熱性に優れており、高温でも高い弾力性及び高い柔軟性を有する。弾性体33にシリコン素材を用いることにより、弾性体33との圧接によってトッププレート21に傷が付くことを防止できる。
図5は、天板ユニット20の構成を示す下面斜視図である。図5に示すように、天板ユニット20は、被加熱物が上面(図5では奥側の面)に載置される長方形平板状のトッププレート21と、トッププレート21を下方(図5では手前側)から支持するアンダーフレーム22と、を有している。トッププレート21は、耐熱強化ガラス等により形成されている。
アンダーフレーム22は、内側に開口22aが形成された枠状の形状を有しており、トッププレート21の外周部を支持している。アンダーフレーム22は、例えば金属により形成されている。アンダーフレーム22とトッププレート21とは、接着等により互いに固定されている。また、アンダーフレーム22は、不図示の取付部材を用いて、調理器本体10の上面に着脱可能に取り付けられる。
アンダーフレーム22は、少なくとも1つのコイル保持部材32(本例では、2つのコイル保持部材32)を下方から支持する複数の支持片23を有している。複数の支持片23のそれぞれは、例えばアンダーフレーム22本体と一体的に形成されており、アンダーフレーム22の開口端から開口22a側かつ下方に突出している。支持片23の根元部はトッププレート21の下面に当接しており、支持片23の先端部は、トッププレート21の下面との間にコイル保持部材32の突出部32b及び弾性体33を挟持している(図7参照)。このため、支持片23は、断面Z字状の形状を有している。支持片23の個数は、突出部32b(当接面S1)の個数に対応している。すなわち、本例では、2つのコイル保持部材32にそれぞれ2つの突出部32bが設けられているため、合計4つの支持片23が設けられている。
支持片23の上面部の少なくとも一部には、突出部32b下面の当接面S1に当接する当接面S2(第2の当接面)が設けられている。また、支持片23の上面部には、当接面S1に形成された係合突起34と係合する係合穴24(第2の係合部の一例)が設けられている。係合穴24は、例えば当接面S2の中心部に配置されている。本例の係合穴24は、支持片23の上面部から下面部までの間を貫通しているが、係合穴24は支持片23の上面部に設けられた非貫通の穴(凹部)であってもよい。
本例では、弾性体33、係合突起34及び係合穴24の組は、1つの加熱コイルユニット30当たりに2組設けられている。
図6は、天板ユニット20に加熱コイルユニット30が取り付けられた状態を示す下面斜視図である。図7は、図6のVII−VII断面を示す断面図である。なお、図7並びに後述する図8及び図9では、弾性体33の圧縮変位を図示するため、圧縮されていない状態の弾性体33の形状を示している。
図6に示すように、天板ユニット20には、2つの加熱コイルユニット30−1、30−2が取り付けられている。加熱コイルユニット30−1の加熱コイル31と、加熱コイルユニット30−2の加熱コイル31とのそれぞれは、共通の開口22aを介してトッププレート21と対向している。
また、図7に示すように、天板ユニット20に加熱コイルユニット30が取り付けられた状態では、弾性体33により下方に付勢されるコイル保持部材32は、支持片23によって下方から支持されている。これにより、コイル保持部材32の当接面S1は、支持片23の当接面S2に圧接されている。また、コイル保持部材32の係合突起34は、支持片23の係合穴24に対して上下方向(図7中の左右方向)に嵌入している。これにより、係合突起34の水平面内での移動が規制される。本例では、弾性体33、係合突起34及び係合穴24の組が1つの加熱コイルユニット30当たりに2組設けられているため、加熱コイルユニット30の2点で移動が規制される。これにより、加熱コイルユニット30の水平面内での移動及び回転が規制される。さらに、コイル保持部材32の当接面S1と支持片23の当接面S2とが面同士で圧接されているため、加熱コイルユニット30の水平面に対する傾きも規制される。加熱コイルユニット30の移動、回転及び傾きが規制されることによって、天板ユニット20に対する加熱コイル31の位置ずれを防止することができる。
図7に示す状態では、弾性体33は、上下方向に圧縮変位P1(P1>0)で圧縮された状態にある。また、壁部32cの上端面32c1は、加熱コイル31の上面31aと同一面又はそれより上方に位置している。壁部32cの上端面32c1上には、弾性体33の一部33aが設けられている。すなわち、壁部32cの上端面32c1とトッププレート21の下面との間には、弾性体33の一部33aが配置される。加熱コイル31の上面31aとトッププレート21の下面との間には、上下方向の隙間C1(第1の隙間)が形成されている。隙間C1には、不図示の送風ユニットにより送風される冷却風が流通する。
次に、加熱コイルユニット30(コイル保持部材32)を天板ユニット20から取り外す手順の例について説明する。ここで、加熱コイルユニット30を天板ユニット20から取り外す前には、天板ユニット20が調理器本体10から取り外される。この際、天板ユニット20は、図6に示したように表裏を反転させた状態で作業台上に載置されるようにしてもよい。すなわち、以下の説明における「上方」又は「下方」等の表現は、使用可能な状態に設置された誘導加熱調理器1を基準としたものであり、その時点での実際の天地方向とは必ずしも一致しない。
図8は、コイル保持部材32が外力により上方に押圧された状態を示す断面図である。図9は、図8の要部を拡大して示す断面図である。図8及び図9に示すように、コイル保持部材32が弾性体33の付勢力に抗して上方(図6及び図8に示す「押圧方向」)に押圧されると、弾性体33が上下方向にさらに圧縮され、弾性体33の圧縮変位がP1からP2(P2>P1)に増加する。このとき、係合突起34は係合穴24に対して相対的に上方に移動し、係合突起34の先端面34aと係合穴24(支持片23の上面部)との間には上下方向の隙間C2(第2の隙間)が形成される。これにより、係合突起34及び係合穴24の係合が解除される。加熱コイルユニット30の2点で係合を解除することにより、コイル保持部材32の水平面内での移動及び回転が許容される。この状態で、弾性体33をトッププレート21に対して摺動させ、コイル保持部材32を水平面内で移動させることにより、コイル保持部材32をアンダーフレーム22から取り外すことができる。
ここで、コイル保持部材32が上方に押圧された状態では、壁部32cの上端面32c1とトッププレート21の下面との間に弾性体33の一部33aが存在することから、加熱コイル31の上面31aとトッププレート21の下面との間には上下方向の隙間C3(第3の隙間)が形成される(C1>C3>0)。すなわち、コイル保持部材32が上方に押圧されても、加熱コイル31とトッププレート21とは接触しない。このため、加熱コイル31との接触によってトッププレート21に傷が付くことを防止できる。
次に、加熱コイルユニット30−1、30−2を天板ユニット20に取り付ける手順の例について説明する。図10〜図12は、加熱コイルユニット30−1、30−2を天板ユニット20に取り付ける手順を示す下面図である。
まず、図10に示すように、一方の加熱コイルユニット30−1のコイル保持部材32を、支持片23と干渉しないようにトッププレート21上に載置する。そして、コイル保持部材32を上方に押圧し、その状態を維持しながらコイル保持部材32をトッププレート21上で図10の太矢印方向に摺動させ、コイル保持部材32の2つの係合突起34のそれぞれを支持片23の係合穴24に嵌入させる。これにより、加熱コイルユニット30−1が天板ユニット20に取り付けられる。
その後、図11に示すように、他方の加熱コイルユニット30−2のコイル保持部材32を、支持片23及び加熱コイルユニット30−1と干渉しないようにトッププレート21上に載置する。そして、コイル保持部材32を上方に押圧し、その状態を維持しながらコイル保持部材32をトッププレート21上で摺動させ、コイル保持部材32の2つの係合突起34のそれぞれを支持片23の係合穴24に嵌入させる。これにより、図12に示すように、加熱コイルユニット30−2が天板ユニット20に取り付けられる。
次に、取り付けられた後の加熱コイルユニット30−1、30−2の寸法及び位置の関係について説明する。加熱コイルユニット30−1、30−2の双方が天板ユニット20に取り付けられた状態において、加熱コイルユニット30−1と加熱コイルユニット30−2との間隙40の左右方向の幅はBである。
一方、加熱コイルユニット30−1よりも後に取り付けられる加熱コイルユニット30−2において、突出部32bの当接面S1における間隙40とは反対側の端部S1aと、係合突起34の中心部と、の間の左右方向での距離はA1である。また、当該当接面S1に当接する当接面S2における間隙40側の端部S2aと、係合穴24の中心部と、の間の左右方向での距離はA2である。
本例では、間隙40の幅Bは、距離A1と距離A2との和よりも大きくなっている(B>A1+A2)。これにより、加熱コイルユニット30−1、30−2の双方(特に、後に取り付けられる加熱コイルユニット30−2)を、他の部材と干渉させることなく取り付けることができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る誘導加熱調理器1は、被加熱物が載置されるトッププレート21と、開口22aが形成された枠状の形状を有し、トッププレート21を下方から支持するアンダーフレーム22と、トッププレート21の下方に設けられ、開口22aを介してトッププレート21と対向する加熱コイル31と、加熱コイル31を下方から保持するコイル保持部材32と、コイル保持部材32に固定され、コイル保持部材32をトッププレート21に対して下方に付勢する弾性体33と、を備え、アンダーフレーム22は、コイル保持部材32を下方から支持する支持片23を有しており、コイル保持部材32の下面部には、支持片23に当接する当接面S1と、係合突起34と、が設けられており、支持片23の上面部には、当接面S1に当接する当接面S2と、係合突起34と係合する係合穴24と、が設けられているものである。
この構成によれば、コイル保持部材32及び加熱コイル31がトッププレート21及びアンダーフレーム22に対して取り付けられた状態では、コイル保持部材32の当接面S1と支持片23の当接面S2とが弾性体33の付勢力により圧接されるとともに、当接面S1に設けられた係合突起34と当接面S2に設けられた係合穴24とが係合する。これにより、ビス等の締結部材を用いるまでもなく、コイル保持部材32及び加熱コイル31のトッププレート21に対する位置ずれを防ぐことができる。したがって、誘導加熱調理器1の部品点数を削減できるため、誘導加熱調理器1の部品コストを削減することができる。
また、この構成によれば、コイル保持部材32を弾性体33の付勢力に抗して上方に押圧すると、係合突起34と係合穴24との係合を解除することができる。これにより、コイル保持部材32及び加熱コイル31の取付け及び取外しをドライバー等の工具を用いることなく容易に行うことができるため、作業効率の改善を図ることができる。
また、本実施の形態に係る誘導加熱調理器1において、加熱コイル31とトッププレート21との間には隙間C1が形成されていてもよい。この構成によれば、加熱コイル31の上面に沿って冷却風を流すことができるため、加熱コイル31を効率良く冷却することができる。
また、本実施の形態に係る誘導加熱調理器1において、コイル保持部材32が外力により上方に押圧されると、係合突起34と係合穴24との間に隙間C2が形成されるようにしてもよい。この構成によれば、係合突起34と係合穴24との係合を容易に解除することができる。
また、本実施の形態に係る誘導加熱調理器1において、係合突起34と係合穴24との間に隙間C2が形成された状態で、加熱コイル31とトッププレート21との間には、隙間C1よりも小さい隙間C3が形成されるようにしてもよい。この構成によれば、加熱コイル31との接触によってトッププレート21に傷が付くことを防止することができる。
また、本実施の形態に係る誘導加熱調理器1において、コイル保持部材32が支持片23に支持されている状態で、弾性体33は上下方向に圧縮された状態にあってもよい。この構成によれば、当接面S1と当接面S2とを面同士で圧接させることができるため、コイル保持部材32がトッププレート21に対して傾斜してしまうのを防止することができる。
また、本実施の形態に係る誘導加熱調理器1において、弾性体33、係合突起34及び係合穴24の組は、1つの加熱コイル31当たりに複数組設けられていてもよい。この構成によれば、アンダーフレーム22に対してコイル保持部材32をより確実に固定することができる。
また、本実施の形態に係る誘導加熱調理器1において、弾性体33はシリコン素材からなるものであってもよい。この構成によれば、弾性体33との圧接によってトッププレート21に傷が付くことを防止することができる。
また、本実施の形態に係る誘導加熱調理器1において、コイル保持部材は、第1の加熱コイルを保持する第1のコイル保持部材(例えば、加熱コイルユニット30−1のコイル保持部材32)と、間隙40を介して第1のコイル保持部材と並列して設けられ、第2の加熱コイルを保持する第2のコイル保持部材(例えば、加熱コイルユニット30−2のコイル保持部材32)と、を含んでおり、左右方向(並列方向の一例)での間隙40の幅Bは、当接面S1における間隙40とは反対側の端部S1aと係合突起34との間の左右方向での距離A1と、当接面S2における間隙40側の端部S2aと係合穴24との間の左右方向での距離A2と、の和よりも大きいものであってもよい。この構成によれば、加熱コイルユニット30−1、30−2の双方を他の部材と干渉させることなく取り付けることができる。
また、本実施の形態に係る誘導加熱調理器1において、コイル保持部材32は、加熱コイル31よりも外周側の上面部に立設された壁部32cを有しており、壁部32cの上端面32c1は、加熱コイル31の上面31aと同一面又はそれより上方に位置していてもよい。この構成によれば、加熱コイル31とトッププレート21とが接触するのを防止できるため、加熱コイル31との接触によってトッププレート21に傷が付くことを防止することができる。
また、本実施の形態に係る誘導加熱調理器1において、コイル保持部材32は、加熱コイル31よりも外周側の上面部に立設された壁部32cを有しており、弾性体33の少なくとも一部(例えば、一部33a)は、壁部32cの上端面32c1上に設けられていてもよい。この構成によれば、加熱コイル31とトッププレート21とが接触するのを防止できるため、加熱コイル31との接触によってトッププレート21に傷が付くことを防止することができる。
その他の実施の形態.
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、コイル保持部材32に突出部32bが設けられた構成を例に挙げたが、コイル保持部材32には突出部32bが設けられていなくてもよい。この場合、例えば、本体部32aの下面部に当接面S1及び係合突起34が設けられる。
また、上記実施の形態では、コイル保持部材32に係合突起34が形成され、支持片23に係合穴24が形成された構成を例に挙げたが、コイル保持部材32に係合穴が形成され、支持片23に係合突起が形成されていてもよい。
また、上記実施の形態では、2つの加熱コイルユニット30−1、30−2が設けられた構成を例に挙げたが、加熱コイルユニット30の個数は1つ又は3つ以上であってもよい。
また、上記実施の形態では、弾性体33、係合突起34及び係合穴24の組が、1つの加熱コイル31当たりに2組設けられた構成を例に挙げたが、弾性体33、係合突起34及び係合穴24の組は、1つの加熱コイル31当たりに1組又は3組以上設けられていてもよい。
1 誘導加熱調理器、10 調理器本体、11 操作部、12 吸排気口カバー、13 グリル扉、20 天板ユニット、21 トッププレート、22 アンダーフレーム、22a 開口、23 支持片、24 係合穴、30、30−1、30−2 加熱コイルユニット、31 加熱コイル、31a 上面、32 コイル保持部材、32a 本体部、32b 突出部、32c 壁部、32c1 上端面、33 弾性体、33a 一部、34 係合突起、34a 先端面、40 間隙、A1、A2 距離、B 幅、C1、C2、C3 隙間、P1、P2 圧縮変位、S1、S2 当接面、S1a、S2a 端部。

Claims (10)

  1. 被加熱物が載置されるトッププレートと、
    開口が形成された枠状の形状を有し、前記トッププレートを下方から支持するアンダーフレームと、
    前記トッププレートの下方に設けられ、前記開口を介して前記トッププレートと対向する加熱コイルと、
    前記加熱コイルを下方から保持するコイル保持部材と、
    前記コイル保持部材に固定され、前記コイル保持部材を前記トッププレートに対して下方に付勢する弾性体と、
    を備え、
    前記アンダーフレームは、前記コイル保持部材を下方から支持する支持片を有しており、
    前記コイル保持部材の下面部には、前記支持片に当接する第1の当接面と、第1の係合部と、が設けられており、
    前記支持片の上面部には、前記第1の当接面に当接する第2の当接面と、前記第1の係合部と係合する第2の係合部と、が設けられている誘導加熱調理器。
  2. 前記加熱コイルと前記トッププレートとの間には第1の隙間が形成されている請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記コイル保持部材が外力により上方に押圧されると、前記第1の係合部と前記第2の係合部との間に第2の隙間が形成される請求項1又は請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記第1の係合部と前記第2の係合部との間に第2の隙間が形成された状態で、前記加熱コイルと前記トッププレートとの間には、前記第1の隙間よりも小さい第3の隙間が形成される請求項3に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記コイル保持部材が前記支持片に支持されている状態で、前記弾性体は上下方向に圧縮された状態にある請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記弾性体、前記第1の係合部及び前記第2の係合部の組は、1つの加熱コイル当たりに複数組設けられている請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記弾性体はシリコン素材からなる請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  8. 前記コイル保持部材は、第1の加熱コイルを保持する第1のコイル保持部材と、間隙を介して前記第1のコイル保持部材と並列して設けられ、第2の加熱コイルを保持する第2のコイル保持部材と、を含んでおり、
    前記第1のコイル保持部材及び前記第2のコイル保持部材の並列方向での前記間隙の幅は、前記第1の当接面における前記間隙とは反対側の端部と前記第1の係合部との間の前記並列方向での距離と、前記第2の当接面における前記間隙側の端部と前記第2の係合部との間の前記並列方向での距離と、の和よりも大きい請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  9. 前記コイル保持部材は、前記加熱コイルよりも外周側の上面部に立設された壁部を有しており、
    前記壁部の上端面は、前記加熱コイルの上面と同一面又はそれより上方に位置している請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
  10. 前記コイル保持部材は、前記加熱コイルよりも外周側の上面部に立設された壁部を有しており、
    前記弾性体の少なくとも一部は、前記壁部の上端面上に設けられている請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
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