JP2016177408A - ユニット制御装置及び誤動作防止方法 - Google Patents

ユニット制御装置及び誤動作防止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】誤動作を防止する。
【解決手段】ユニット制御装置10は、接続したユニット20の制御状態を電圧レベルで示す第1の信号11aを第1の受付部11で受付け、ユニット20の接続状態を示す第2の信号12aを第2の受付部12で受付ける。そしてユニット制御装置10は、第1の受付部11と第2の受付部12の受付結果がユニット20が接続していないことを示した場合、第1の信号11aの電圧レベルを固定して、ノイズ等により第1の信号11aの電圧レベルの変化を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユニット制御装置及び誤動作防止方法に関する。
従来、ATM等の自動取引装置は、金融機関の店舗やコンビニ等をはじめ様々な場所に設置される。このような自動取引装置は、設置される場所や用途に応じて異なる機能が要求される場合がある。これに対して、様々な機能を備えるユニットをオプションユニットとして追加可能な自動取引装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−164387号公報
自動取引装置は、顧客の所要によりオプションユニットを追加や変更、削除を可能にするために、オプションユニットとの通信に用いるオプションユニット用の信号線を予め複数備える事が必要となる。しかし、このようなオプションユニット用の信号線は、オプションユニットが自動取引装置に接続されない場合、入力端子が開放されたままとなるため、ノイズが入力され電圧が不安定になり、誤動作を引き起こす場合がある。
また自動取引装置そのものにノイズ対策を施すことも考えられるが自動取引装置の組み立て項数が増大し、実施は困難であった。
本発明は、このような問題を鑑みてなされたものであり、誤動作を防止可能なユニット制御装置、及び誤動作防止方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のユニット制御装置は、ユニットと接続可能であり、第1の受付部と第2の受付部と固定部とを備える。第1の受付部は、接続したユニットの制御状態を電圧レベルで示す第1の信号を受付ける。第2の受付部は、ユニットの接続状態を示す第2の信号を受付ける。固定部は、第1の受付部と第2の受付部の受付結果がユニットが接続していないことを示した場合、第1の信号の電圧レベルを固定する。
上記課題を解決するために、本発明の誤動作防止方法は、以下に示すような処理をユニットと接続可能なユニット制御装置のプロセッサが実行する。
プロセッサは、ユニットの制御状態を電圧レベルで示す第1の信号を受付け、ユニットの接続状態を示す第2の信号を受付け、第1の信号と第2の信号がユニットが接続していないことを示した場合、第1の信号の電圧レベルを固定する。
ユニット制御装置及び誤動作防止方法によれば、誤動作を防止できる。
第一実施形態におけるユニット制御装置の構成を示す図である。 第二実施形態における自動取引システムの一例を示す図である。 第二実施形態における通帳処理ユニットの概略構成図である。 第二実施形態における通帳処理ユニットの制御ユニットのハードウェア構成を示す図である。 第二実施形態における通帳発行ユニットと通帳搬送ユニットの連結を示す図である。 第二実施形態における通帳処理ユニットの回路図の一部を示す図である。 第二実施形態における制御ユニットの機能ブロック図である。 第二実施形態におけるオプションユニット接続状態検出処理のフローチャートである。
以下、実施形態を図面を参照して説明を行う。
[第一実施形態]
まず、第一実施形態の概要について図1を用いて説明する。図1は、第一実施形態におけるユニット制御装置の構成を示す図である。
ユニット制御装置10は、1または2以上のユニット20を接続可能な装置である。ユニット制御装置10は、第1の受付部11と第2の受付部12と固定部13とを含んで構成される。
第1の受付部11は、接続したユニット20の制御状態を電圧レベルで示す第1の信号11aを受付ける。第1の信号11aは、ユニット20の制御状態の変化に応じて、電圧レベルが変化する信号である。
第2の受付部12は、ユニット20の接続状態を示す第2の信号12aを受付ける。
固定部13は、第1の受付部11と第2の受付部12の受付結果がユニット20が接続していないことを示した場合、第1の信号11aの電圧レベルを固定する。固定部13は、第1の信号11aの電圧レベルを所定のレベル(例えば、LowレベルやHighレベル等)に固定する。
ここでユニット制御装置10における誤動作防止方法について説明する。ユニット制御装置10は、第1の信号11aを第1の受付部11で受付け、第2の信号12aを第2の受付部12で受付け、第1の受付部11と第2の受付部12の受付結果がユニット20が接続していないことを示した場合、第1の信号11aの電圧レベルを固定する。
ところで、第1の信号11aは、接続したユニット20がないにもかかわらず、電圧レベルを変化可能な状態である場合、ユニット制御装置10に入力されたノイズ等の影響により電圧レベルが変化することがある。そして、ユニット制御装置10は、その第1の信号11aの電圧レベルの変化を受付け、誤動作してしまう場合があった。
そこで、ユニット制御装置10は、第1の受付部11と第2の受付部12の受付結果がユニット20が接続していないことを示した場合、第1の信号11aの電圧レベルを固定する。
これによれば、ユニット制御装置10は、ユニット20が接続していない場合に、ノイズ等により第1の信号11aの電圧レベルが変化し、その変化を第1の受付部11が受付けて、ユニット制御装置10が誤動作するのを防止できる。
[第二実施形態]
第二実施形態では、第一実施形態の自動取引装置をより具体的に説明する。まず第二実施形態の装置の外観について図2を用いて説明する。図2は、第二実施形態における自動取引システムの一例を示す図である。
自動取引システム100は、金融機関などにおける各種取引を行うためのシステムである。自動取引システム100は、ホストコンピュータ300と、ホストコンピュータ300とネットワーク400を介して接続する自動取引装置200とを備える。
自動取引装置200は、制御部210と現金処理ユニット220と通帳処理ユニット230とを含んで構成される。
制御部210は、自動取引装置200で行われる各種取引処理を統括的に制御する。取引処理としては、出金処理、入金処理、記帳処理、及び振込処理などがある。
現金処理ユニット220は、自動取引装置200における現金に関する各種処理を実行する。通帳処理ユニット230は、自動取引装置200における通帳に関する各種処理を実行する。
ホストコンピュータ300は、自動取引システム100を管理する。ホストコンピュータ300は、ネットワーク400を介して、自動取引装置200と信号の送受信を行う。例えば、ホストコンピュータ300は、口座などに関する情報を保持し、自動取引装置200の動作などを管理する。以下、通帳処理ユニット230を用いて説明する。
次に通帳処理ユニット230のユニット構成について図3を用いてより具体的に説明する。図3は、第二実施形態における通帳処理ユニットの概略構成図である。
通帳処理ユニット230は、通帳搬送ユニット231と、印字ユニット232と、磁気情報読取ユニット233と、イメージスキャナユニット234と、通帳発行ユニット235とを有する。
通帳搬送ユニット231と、印字ユニット232と、磁気情報読取ユニット233と、イメージスキャナユニット234とは、通帳処理ユニット230が通常備える汎用ユニットである。
通帳発行ユニット235は、設置される場所や用途等に応じて、通帳処理ユニット230に追加されたオプションユニットである。
通帳搬送ユニット231は、通帳処理ユニット230に投入された通帳500の各ユニットまでの搬送、及び通帳処理ユニット230からの排出を行う。印字ユニット232は、通帳500に対して所定の情報の印字を行う。磁気情報読取ユニット233は、通帳500の磁気ストライプを読み取り、磁気ストライプに記憶された口座番号、口座名義人等の通帳情報の取得を行う。イメージスキャナユニット234は、通帳500を読取ってイメージデータへの変換を行う。
通帳発行ユニット235は、利用者に対して新たに通帳500の発行を行う。
このように図3に示した通帳処理ユニット230は、オプションユニットが接続可能な追加スロット236a、236bを有し、追加スロット236bには通帳発行ユニット235が接続し、追加スロット236aが空きスロット状態になっている。
なお、追加スロット236a、236bは、搬送路に沿って形成され、追加スロット236bに接続されたオプションユニット(通帳発行ユニット235)は、通帳処理ユニット230の稼働時には、通帳搬送ユニット231と連結する。また、汎用ユニット側には、オプションユニット内の回路と汎用ユニット側の回路とを電気的に接続するための端子が形成されている。オプションユニットが追加スロット236a、236bの所定の位置で連結されると、汎用ユニット側の端子と、オプションユニットの端子とが電気的に接続する。これにより、汎用ユニット側からオプションユニットの状態の監視と制御を行うことが可能となる。そして、通帳搬送ユニット231は、オプションユニットと連結すると、オプションユニットへの通帳500の搬送、及びオプションユニットからの通帳500の搬送を実行可能になる。その結果、通帳処理ユニット230において、オプションユニットが利用可能になる。オプションユニット(通帳発行ユニット235)と通帳搬送ユニット231の連結については、後で図5を用いて詳細に説明する。なお、追加スロット236a、236bにオプションユニットが接続されないときは、汎用ユニット側の端子は開放状態となる。
ここで、上述した通帳処理ユニット230を構成する各ユニットを制御する通帳処理ユニット230の制御ユニットのハードウェア構成について図4を用いて説明する。図4は、第二実施形態における通帳処理ユニットの制御ユニットのハードウェア構成を示す図である。
制御ユニット240は、通帳処理ユニット230で実行される処理、及び処理を実行する各ユニットを制御する。制御ユニット240は、例えば、プリント板ユニットである。
制御ユニット240は、プロセッサ241と、RAM(Random Access Memory)242と、HDD(Hard Disk Drive)243と、通信制御部244と、入出力インタフェース245とを備えており、これらの各部はバス246で相互に接続されている。
プロセッサ241は、RAM242、HDD243などの記憶媒体に記憶された各種プログラムを実行することにより、通帳処理ユニット230全体を統括的に制御する。
RAM242は、プロセッサ241に実行させるOS(Operating System)プログラム並びにアプリケーションプログラムの少なくとも一部を一時的に格納する。また、RAM242は、プロセッサ241による処理に必要な各種情報並びにプロセッサ241により実行される処理により発生する情報を格納する。
HDD243は、プロセッサ241に実行させるOSプログラムやアプリケーションプログラムを格納し、プロセッサ241によって実行される処理により発生する情報をそれぞれ記憶する。
通信制御部244は、制御部210との信号の送受信を制御する。入出力インタフェース245は、通帳搬送ユニット231と、印字ユニット232と、磁気情報読取ユニット233と、イメージスキャナユニット234と、通帳発行ユニット235とを接続する。
入出力インタフェース245は、バス246を介してプロセッサ241からの制御信号を各ユニットに通知し、各ユニットからの信号をプロセッサ241に通知する。
以上のようなハードウェア構成によって、第二実施形態の通帳処理ユニット230の制御ユニット240の処理機能を実現することができる。なお、第一実施形態に示したユニット制御装置10も制御ユニット240と同様のハードウェアにより処理機能を実現できる。
次にオプションユニット(通帳発行ユニット235)と通帳搬送ユニット231との連結について図5を用いて説明する。図5は、第二実施形態における通帳発行ユニットと通帳搬送ユニットとの連結を示す図である。
図5(a)は、図3の通帳処理ユニット230の通帳発行ユニット235と通帳搬送ユニット231との連結部分の側面図であり、図3と同じ方向から見た図である。図5(b)は、図3の通帳処理ユニット230の通帳発行ユニット235と通帳搬送ユニット231との連結部分の正面図であり、通帳500の挿入方向から見た図である。
まず、各ユニットの構成について説明する。通帳発行ユニット235は、通帳格納部235aと繰出ローラ235bと通帳有無検出センサ235cを有する。通帳格納部235aは、新規発行のための通帳500を格納する。繰出ローラ235bは、通帳格納部235aに格納された通帳500を搬送路に繰出し、通帳500を発行する。通帳有無検出センサ235cは、通帳発行ユニット235が追加スロット236bに接続されるとき、汎用ユニット側の端子を介して汎用ユニットの回路と電気的に接続する。通帳有無検出センサ235cは、通帳格納部235aに格納中の通帳500の有無を検出して、通帳500の有無に応じた電圧レベルの信号を汎用ユニット内のプロセッサ241に入力する。通帳有無検出センサ235cは、フォトセンサであり、通帳500が所定の高さ以上に積層されているときは入射光が遮断され、通帳500が少なくなり所定の高さを下回ったとき入射光を検出する。この入射光の有無に応じて電圧レベルを変化させる。
通帳搬送ユニット231は、連結検知センサ231aと連結マグネット231bと遮光板231cと連結ローラ231dと連結ベルト231eとモータ231fとを有する。
連結検知センサ231aは、追加スロットに接続したオプションユニットが利用可能に通帳搬送ユニット231と連結したことを検知するセンサである。連結検知センサ231aは、追加スロットに接続したオプションユニットと通帳搬送ユニット231とが連結したことを検知すると、連結したことを示す電圧レベルの信号を制御ユニット240に入力する。制御ユニット240は、この連結したことを示す電圧レベルの信号が入力された場合、追加スロットにオプションユニットが接続されていると判定する。
連結検知センサ231aは、通帳搬送ユニット231が通帳発行ユニット235と連結していない場合には、遮光板231cが間に挿入されず、光を検出できる。一方、連結検知センサ231aは、通帳搬送ユニット231が通帳発行ユニット235と連結すると、遮光板231cが間に挿入され、光を検出できなくなる。すなわち、連結検知センサ231aは、光の検出の有無により、オプションユニットと通帳搬送ユニット231との連結状態を検知する。
連結マグネット231bは、制御ユニット240の制御に応じて磁化する磁気マグネットであり、追加スロットに接続されたオプションユニットとの連結に用いられる。連結マグネット231bは、図示しない通帳発行ユニット235の連結マグネットと吸着することで、通帳発行ユニット235と通帳搬送ユニット231とを連結する。遮光板231cは、光を遮光して、連結検知センサ231aによる光の検出を阻害する。
連結ローラ231dは、通帳搬送ユニット231と通帳発行ユニット235とが連結すると、繰出ローラ235bと接触し、連結ベルト231eから伝達された回転を繰出ローラ235bに伝達する。連結ベルト231eは、モータの回転を連結ローラ231dに伝達する。モータ231fは、駆動力を発生させる動力源であり、制御ユニット240からの制御信号に応じて回転する。
次に、通帳処理ユニット230の駆動時における通帳搬送ユニット231と通帳発行ユニット235との連結について説明する。
連結マグネット231bと図示しない通帳発行ユニット235の連結マグネットは、制御ユニット240の制御により、磁化する。連結マグネット231bと通帳発行ユニット235の連結マグネットが磁化すると、連結マグネット231bと通帳発行ユニット235の連結マグネットは、互いに吸引し合う。その結果、連結マグネット231bは、上方(通帳発行ユニット235側)に移動し、通帳発行ユニット235の連結マグネットと吸着する。
連結マグネット231bが、通帳発行ユニット235の連結マグネットと吸着すると、連結マグネット231bを支点として、連結マグネット231bと連続する連結ローラ231dと遮光板231cが正位置に案内される。
これにより、連結ローラ231dが繰出ローラ235bと接触し、遮光板231cが連結検知センサ231aの間に案内され、通帳搬送ユニット231は、通帳発行ユニット235の通帳を搬送可能になる。
この時、連結検知センサ231aは、遮光板231cが挿入され光を検出できなくなり、通帳搬送ユニット231と通帳発行ユニット235が連結したことを示す電圧レベルの信号を制御ユニット240に入力する。
なお、通帳搬送ユニット231は、連結検知センサと連結マグネットと遮光板と連結ローラと連結ベルトとモータとを追加スロット毎に有する。
次にオプションユニット(通帳発行ユニット235)と制御ユニット240との電気的な接続について図6を用いて説明する。図6は、第二実施形態における通帳処理ユニットの回路図の一部を示す図である。
通帳発行ユニット235は、通帳有無検出センサ235cと連結マグネット235dを有する。通帳有無検出センサ235cは、フォトセンサであり、一端が信号線241cを介してプロセッサ241と、抵抗R3を介して定電圧源Vccとに接続し、他端がグランドに接続する。通帳有無検出センサ235cは、通帳格納部235aに格納された通帳の有無を検出して、その結果に応じてプロセッサ241に入力する信号の電圧レベルをHighレベルまたはLowレベルに変化させる。図6の例では、通帳有無検出センサ235cは、通帳格納部235aに格納された通帳がなくなったことを検出すると、電圧レベルをLowレベルに変化させる。連結マグネット235dは、プロセッサ241の制御信号に応じて磁化して、連結マグネット231bと吸着する。
通帳搬送ユニット231は、連結検知センサ231aと、連結マグネット231bを有する。連結検知センサ231aは、フォトセンサであり、一端が信号線241bを介してプロセッサ241と、抵抗R2を介して定電圧源Vccとに接続し、他端がグランドに接続する。通帳有無検出センサ235cは、通帳発行ユニット235が連結している場合、遮光板231cが挿入され光を検出できないため、トランジスタはオフし、プロセッサ241に入力する信号の電圧レベルはHighレベルになる。
一方連結検知センサ231aは、通帳発行ユニット235が連結していない場合、光を検出できるため、トランジスタはオンし、プロセッサ241に入力する信号の電圧レベルはLowレベルになる。
なお、図6では追加スロット236aに接続したオプションユニットと通帳搬送ユニット231との連結を検知する連結検知センサ、及びオプションユニットと通帳搬送ユニット231とを連結する連結マグネットについては図示を省略している。
制御ユニット240は、プロセッサ241と、信号線241aと、信号線241bと、信号線241cと、スイッチ241dと、トランジスタ241eと、トランジスタ241fとを有する。
信号線241a、241cは、追加スロットにオプションユニットが接続したとき、オプションユニット内の回路と電気的に接続する信号線である。信号線241aは、プロセッサ241と追加スロット236aに接続したオプションユニット内の回路とを電気的に接続し、追加スロット236aに接続したオプションユニットの回路の制御状態に応じた信号をプロセッサ241に入力する。信号線241cは、プロセッサ241と追加スロット236bに接続したオプションユニット内の回路とを電気的に接続し、追加スロット236bに接続したオプションユニット内の回路の制御状態に応じた信号をプロセッサ241に入力する。
図6の例では、信号線241aは、追加スロット236aにオプションユニットが接続していないため空きスロット状態になっており、オプションユニットと接続する側の端子が開放されている。信号線241cは、追加スロット236bに接続した通帳発行ユニット235の通帳有無検出センサ235cと電気的に接続し、通帳有無検出センサ235cが変化させた電圧レベルの信号をプロセッサ241に入力する。
信号線241bは、追加スロット236bと接続したオプションユニットと通帳搬送ユニット231との連結を検知する連結検知センサ231aとプロセッサ241とを接続する。信号線241bは、連結検知センサ231aが変化させた電圧レベルの信号をプロセッサ241に入力する。
スイッチ241dは、信号線241aとグラウンドとの接続のオンオフ、及び信号線241cとグラウンドとの接続のオンオフを切替える。スイッチ241dは、プロセッサ241からの制御信号に応じて切替えを行なう。
トランジスタ241eは、通帳発行ユニット235(追加スロット236bのオプションユニット)の連結マグネット235dの磁化の制御に用いられる。トランジスタ241fは、追加スロット236bと対応する通帳搬送ユニット231の連結マグネット231bの磁化の制御に用いられる。トランジスタ241e、241fは、プロセッサ241からの制御信号に応じてトランジスタ内を流れる電流を制御する。なお、図6では追加スロット236aと対応するトランジスタについては図示を省略している。
図6に示すように、追加スロット236aにオプションユニットが接続していないため、信号線241aは、オプションユニットと接続する側の端子が開放された状態になっている。したがって、信号線241aの開放された状態の端子からノイズが入力され、そのノイズにより電圧レベルが変化し、その変化によりプロセッサ241が誤動作する可能性がある。
そこで、プロセッサ241は、起動時に追加スロットにオプションユニットが接続していない場合には、スイッチ241dにより当該追加スロットに接続したオプションユニット内の回路とプロセッサ241とを接続するための信号線の電圧レベルを固定する。
これにより、プロセッサ241は、起動後に、当該信号線にノイズが入力されたとしても、当該信号線の電圧レベルは固定されている。
一方、プロセッサ241は、起動時に追加スロットにオプションユニットが接続している場合には、スイッチ241dにより当該追加スロットに接続したオプションユニット内の回路とプロセッサ241とを信号線を介して接続する。
これにより、プロセッサ241は、起動後に、当該追加スロットに接続したオプションユニットから当該信号線を介して制御状態に応じた電圧レベルの信号を受付けることができる。
このようにプロセッサ241は、起動時に追加スロットにオプションユニットが接続していない場合、当該追加スロットに接続したオプションユニット内の回路とプロセッサ241とを接続するための信号線の電圧レベルを固定することで、より確実に誤動作を防止できる。
次に制御ユニット240の制御プログラムが備えるべき機能について図7を用いて説明する。図7は、第二実施形態における制御ユニットの機能ブロック図である。
制御ユニット240は、通帳処理ユニット制御部240aと、マグネット制御部240bと、接続状態取得部240cと、スイッチ切替部240dとを有する。
通帳処理ユニット制御部240aは、通帳処理ユニット230で行われる各種処理を統括的に制御する。
マグネット制御部240bは、トランジスタを制御信号により制御して、各追加スロットと対応する通帳搬送ユニット231の連結マグネットと、各追加スロットに接続したオプションユニットの連結マグネットを磁化する。追加スロットにオプションユニットが接続している場合には、マグネット制御部240bが連結マグネットを磁化すると、通帳搬送ユニット231と追加スロットに追加されたオプションユニットは、連結する。
接続状態取得部240cは、通帳処理ユニット230の起動時に追加スロットと対応する連結検知センサからの電圧レベルにより連結状態を示す信号を受付けて、追加スロットのオプションユニットの接続状態を取得する。追加スロットと対応する連結検知センサとは、追加スロットと接続するオプションユニットと通帳搬送ユニット231との連結を検知するセンサである。
接続状態取得部240cは、追加スロットと対応する連結検知センサとプロセッサ241とを接続する信号線の電圧レベルがLowレベル(連結していない場合の電圧レベル)の場合、当該追加スロットにオプションユニットが接続していないと判定する。
接続状態取得部240cは、追加スロットと対応する連結検知センサとプロセッサ241とを接続する信号線の電圧レベルがHighレベル(連結している場合の電圧レベル)の場合、当該追加スロットにオプションユニットが接続していると判定する。
スイッチ切替部240dは、スイッチ241dを制御信号により制御して、追加スロットに接続したオプションユニットとプロセッサ241とを接続するための信号線とグラウンドとの接続のオンオフを切替える。
スイッチ切替部240dは、追加スロットにオプションユニットが接続していると判定した場合、追加スロットに接続したオプションユニット内の回路とプロセッサ241とを接続するための信号線とグラウンドとの接続をオフにする。
スイッチ切替部240dは、追加スロットにオプションユニットが接続していないと判定した場合、追加スロットに接続したオプションユニット内の回路とプロセッサ241とを接続するための信号線とグラウンドとの接続をオンにする。これにより当該信号線の電圧レベルは、Lowレベルに固定される。
次に通帳処理ユニット230のオプションユニットの接続状態を検出する処理について図8を用いて説明する。図8は、第二実施形態におけるオプションユニット接続状態検出処理のフローチャートである。オプションユニット接続状態検出処理は、通帳処理ユニットの起動時に行われる処理である。
[ステップS1]通帳処理ユニット制御部240aは、オプションユニットの検出を行っていない追加スロットを1つ選択する。
[ステップS2]マグネット制御部240bは、制御信号により選択した追加スロットに対応するトランジスタを制御する。マグネット制御部240bのトランジスタの制御により、通帳搬送ユニット231の連結マグネットは磁化する。また、マグネット制御部240bのトランジスタの制御により、選択した追加スロットにオプションユニットが接続している場合には、オプションユニットの連結マグネットは磁化する。そして、追加スロットにオプションユニットが接続している場合には、通帳搬送ユニット231はオプションユニットと連結する。
[ステップS3]接続状態取得部240cは、各追加スロットと対応する連結検知センサから信号線を介して電圧レベルにより連結状態を示す信号を受付けて、選択した追加スロットにオプションユニットが接続しているか否かを判定する。
接続状態取得部240cが選択した追加スロットにオプションユニットが接続していると判定した場合にはステップS4にすすみ、追加スロットにオプションユニットが接続していないと判定した場合にはステップS5にすすむ。
[ステップS4]スイッチ切替部240dは、制御信号によりスイッチ241dを切替えて、選択した追加スロットに接続したオプションユニット内の回路とプロセッサ241とを接続するための信号線と、グラウンドとの接続をオフにする。
[ステップS5]スイッチ切替部240dは、制御信号によりスイッチ241dを切替えて、選択した追加スロットに接続したオプションユニット内の回路とプロセッサ241とを接続するための信号線と、グラウンドとの接続をオンにする。これにより、当該信号線の電圧レベルは、Lowレベルに固定される。
[ステップS6]通帳処理ユニット制御部240aは、全ての追加スロットでオプションユニットの接続状態を取得したか否かを判定する。通帳処理ユニット制御部240aが全ての追加スロットでオプションユニットの接続状態の取得をしたと判定した場合には処理を終了し、全ての追加スロットでオプションユニットの接続状態の取得をしていないと判定した場合にはステップS1にもどる。
なお、通帳処理ユニット230は、連結検知センサからの信号により追加スロットにオプションユニットが接続しているか否かを判定するとしたがこれに限らない。例えば、通帳処理ユニット230は、構成情報(オプションユニットが接続する追加スロットの情報)をHDDやディップスイッチ等に予め記憶し、記憶した構成情報に基づいて追加スロットにオプションユニットが接続しているか否かを判定してもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合には、ユニット制御装置10、通帳処理ユニット230が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(可搬型記録媒体を含む)に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R/RWなどがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムにしたがった処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムにしたがった処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受取ったプログラムにしたがった処理を実行することもできる。
なお、上述の実施の形態は、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
さらに、上述の実施の形態は、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、説明した正確な構成及び応用例に限定されるものではない。
10 ユニット制御装置
11 第1の受付部
11a 第1の信号
12 第2の受付部
12a 第2の信号
13 固定部
20 ユニット

Claims (6)

  1. ユニットを接続可能なユニット制御装置であって、
    接続した前記ユニットの制御状態を電圧レベルで示す第1の信号を受付ける第1の受付部と、
    前記ユニットの接続状態を示す第2の信号を受付ける第2の受付部と、
    前記第1の受付部と前記第2の受付部の受付結果が前記ユニットが接続していないことを示した場合、前記第1の信号の電圧レベルを固定する固定部と、
    を備えるユニット制御装置。
  2. 前記ユニットの接続状態を検知可能なセンサ部を備え、
    前記第2の受付部は、前記センサ部から前記第2の信号を受付ける、
    請求項1に記載のユニット制御装置。
  3. 前記センサ部は、前記ユニット制御装置の稼働時に、前記ユニット制御装置に対して前記ユニットが利用可能に連結しているか否かを検出するためのセンサである、
    請求項2に記載のユニット制御装置。
  4. 前記第2の受付部は、前記ユニットの接続状態を予め記憶した記憶媒体から前記第2の信号を受付ける、
    請求項1に記載のユニット制御装置。
  5. 前記固定部は、前記ユニット制御装置の起動時に前記電圧レベルを固定する、
    請求項1に記載のユニット制御装置。
  6. ユニットを接続可能なユニット制御装置における誤動作防止方法であって、
    プロセッサが、
    前記ユニットの制御状態を電圧レベルで示す第1の信号を受付け、
    前記ユニットの接続状態を示す第2の信号を受付け、
    前記第1の信号と前記第2の信号が前記ユニットが接続していないことを示した場合、前記第1の信号の電圧レベルを固定する、
    誤動作防止方法。
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