JP2016175682A - ひねり包装装置 - Google Patents
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Abstract
Description
幅方向に湾曲させて筒状に整形された連続シートの長手方向が上下方向となるように配置された下部を掴んでひねる回転ひねり機構を備え、
回転ひねり機構は、
水平方向に移動可能に対向配置され、筒状の連続シートの下端部を挟持して扁平にする下部シート挟持部と、
水平方向に移動可能に対向配置され、筒状の連続シートの途中を挟持して扁平にする上部シート挟持部と、
下部シート挟持部と上部シート挟持部との間に配置され、被包装物が包み込まれた連続シートを保持する水平方向に移動可能な包装物保持部と、
上部シート挟持部又は下部シート挟持部の上下中間位置に水平方向に移動可能に配置され、上部シート挟持部又は下部シート挟持部によって保持されている連続シートを切断するカッターと、
連続シートを下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部により保持した状態で、包装物保持部を回転させる回転駆動部とを備えていることを特徴とする。
回転ひねり機構の駆動を制御する制御部を備え、
下部シート挟持部は、上部シート挟持部に対して上下方向に移動可能に配置され、
制御部は、下部シート挟持部を上下方向に移動させる制御も行うように構成することが好ましい。
このように構成することにより、下部シート挟持部の上下方向の位置を変更するだけで、連続シートの切断長さを変更して簡単にひねりピッチの変更ができるので、構造を複雑にすることなく多種類のひねり包装物を生産することが可能となる。しかも、所望のひねりピッチになるように下部シート挟持部を制御部によって自動的に移動させて変更できるので、下部シート挟持部の位置を素早く、かつ、正確に変更してひねりピッチの調整を簡単に行うことができる。
回転ひねり機構の上方に配置されて幅方向に湾曲させて筒状に整形された連続シートを下方に向けて搬送する搬送部と、
筒状に整形された連続シートの内部に配置され、回転ひねり機構の入口近くまで延びる被包装物が供給される供給パイプと、
搬送部の駆動、回転ひねり機構の駆動、及び、供給パイプへの被包装物の供給を制御する制御部とを備え、
制御部は、
搬送部によって下端部が下部シート挟持部に対向する位置まで搬送された連続シートを回転ひねり機構の下部シート挟持部で保持した後に、筒状の連続シートの内部へ供給パイプから所定量の被包装物を供給する制御と、
連続シート内への被包装物の供給後に上部シート挟持部と包装物保持部とにより連続シートを保持する動作と、下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部により連続シートを保持した状態で回転駆動部により包装物保持部を回転させると共にカッターによって連続シートを切断する動作とを行う制御と、
包装物保持部を回転させ、連続シートを切断した後に、下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部による連続シートの保持を解除して、搬送部により連続シートを搬送する制御とを行うように構成することが好ましい。
筒状に整形された連続シートの内部に配置され、回転ひねり機構の入口近くまで延びる被包装物が供給される供給パイプと、
回転ひねり機構全体を上下方向に移動可能とする上下駆動機構と、
上下駆動機構の駆動、回転ひねり機構の駆動、及び、供給パイプへの被包装物の供給を制御する制御部とを備え、
制御部は、
下端部が下部シート挟持部に対向する位置まで搬送されている連続シートを回転ひねり機構の下部シート挟持部で保持した後に、上下駆動機構を駆動して回転ひねり機構全体を下方に移動させる制御と、
回転ひねり機構全体を下方に移動させながら、連続シートの内部へ供給パイプから所定量の被包装物を供給する動作と、連続シート内への被包装物の供給動作後に上部シート挟持部と包装物保持部とにより連続シートを保持する動作と、下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部により連続シートを保持した状態で回転駆動部により包装物保持部を回転させると共にカッターによって連続シートを切断する動作とを行う制御と、
包装物保持部を回転させ、連続シートを切断した後に、下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部による連続シートの保持を解除して、回転ひねり機構全体を上昇させるように上下駆動機構を駆動させる制御とを行う構成とすることが好ましい。
その結果、連続シートの搬送を間欠的に停止してひねり加工をするのではなく、連続シートの連続搬送を行いながらひねり加工を行ってひねり包装物の生産を向上できたり、搬送部を設けることなく連続シートを搬送してひねり加工を行って構造を簡単にしたりすることができる。
回転ひねり機構の上部シート挟持部が、筒状の連続シートを横方向に熱シールできるように構成することが好ましい。
このように構成することにより、ひねり包装だけでなく、ひねり無しのシール包装や、シールとひねりを行うシール・ひねり包装も可能となる。
回転ひねり機構の上方に配置されて幅方向に湾曲させて筒状に整形された連続シートを下方に向けて搬送する搬送部と、
筒状に整形された連続シートの内部に配置され、回転ひねり機構の入口近くまで延びる被包装物が供給される供給パイプと、
搬送部の駆動、回転ひねり機構の駆動、及び、供給パイプへの被包装物の供給を制御する制御部とを備え、
制御部は、
搬送部によって下端部が下部シート挟持部に対向する位置まで搬送された連続シートを回転ひねり機構の下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部で保持した後に、上部シート挟持部よりも上方位置で扁平状態となっている筒状の連続シートの内部へ供給パイプから所定量の被包装物を供給する動作と、上部シート挟持部による熱シール動作と、下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部により連続シートを保持した状態で回転駆動部により包装物保持部を回転させると共にカッターによって連続シートを切断する動作とを行う制御と、
包装物保持部を回転させ、連続シートを切断した後に、下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部による連続シートの保持を解除して、搬送部により連続シートを搬送する制御とを行うように構成することが好ましい。
さらに、上部シート挟持部よりも上方の連続シートは、下端部が熱シールされて閉鎖状態となって、被包装物の受け入れが可能な状態にできるので、下方でひねり包装を行っている間に、次にひねり包装をするための被包装物を、上部シート挟持部よりも上方で待機させることができるので、多量のひねり包装物を生産する場合に加工時間を短縮できる。
筒状に整形された連続シートの内部に配置され、回転ひねり機構の入口近くまで延びる被包装物が供給される供給パイプと、
回転ひねり機構全体を上下方向に移動可能とする上下駆動機構と、
上下駆動機構の駆動、回転ひねり機構の駆動、及び、供給パイプへの被包装物の供給を制御する制御部とを備え、
制御部は、
下端部が下部シート挟持部に対向する位置まで搬送されている連続シートを回転ひねり機構の下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部で保持した後に、上下駆動機構を駆動して回転ひねり機構全体を下方に移動させながら、上部シート挟持部よりも上方位置で扁平状態となっている筒状の連続シートの内部へ供給パイプから所定量の被包装物を供給する動作と、上部シート挟持部による熱シール動作と、下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部により連続シートを保持した状態で回転駆動部により包装物保持部を回転させると共にカッターによって連続シートを切断する動作とを行う制御と、
包装物保持部を回転させ、連続シートを切断した後に、下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部による連続シートの保持を解除して、回転ひねり機構全体を上昇させるように上下駆動機構を駆動させる制御とを行う構成とすることができる。
その結果、連続シートの搬送を間欠的に停止してひねり・シール加工をするのではなく、連続シートの連続搬送を行いながらひねり・シール加工を行ってひねり・シール包装物の生産を向上できたり、搬送部を設けることなく連続シートを搬送してひねり・シール加工を行って構造を簡単にしたりすることができる。
以下に、本発明の実施形態1について添付図面を参照しながら説明する。
図1に示すひねり包装装置1は、被包装物Tを供給するための供給パイプ21及び図示しないリールから繰り出される連続シートSを筒状に整形するためのフォーマー22を備えるフォーマーユニット2と、筒状の連続シートSを下方に向けて搬送するための搬送ユニット3と、筒状連続シートSを扁平状にして回転ひねりを行うための回転ひねりユニット4と、各ユニットを内装するケーシング11とを備える。
また、図1に示すように、縦フレーム11eの一方の側部には、各ユニットの駆動を制御するための制御装置12(本願発明の制御部)が取り付けられている。
フォーマーユニット2は、図1及び図2に示すように、上下に延びる供給パイプ21と、供給パイプ21が内部に挿通された状態で配置されるフォーマー22とを備える。
フォーマーユニット2は、供給パイプ21及びフォーマー22を支持するための支持部材23を備えており、支持部材23は、中間フレーム11cに支持されている。
供給パイプ21の下端部が回転ひねりユニット4の入口近くまで延びているので、連続シートSは、供給パイプ21によって筒状が維持されながら連続シートSの下部は長手方向が上下方向となるように配置されて、後述する包装物保持部7で被包装物Tが包み込まれた連続シートSを保持した状態で連続シートSのひねり加工を行うことができるので、包装物Pは外観良好なひねり状態にできる。
本願発明の搬送部となる搬送ユニット3は、図1及び図2に示すように、フォーマーユニット2の下方に配置されている。搬送ユニット3は、供給パイプ21を挟むようにして、供給パイプ21と平行して配置される1対の無端搬送ベルト31を備える。無端搬送ベルト31は、駆動プーリー32と従動プーリー33に掛け回された歯付ベルトで形成されている。各駆動プーリー32は、図2に示すように、それぞれ個別に設けた搬送用駆動モータ34で回転駆動される。
本願発明の回転ひねり機構となる回転ひねりユニット4は、図1及び図2に示すように、搬送ユニット3の下方に配置され、被包装物Tが包み込まれた筒状連続シートSの被包装物Tの上方と下方をひねる動作を行う。
支持フレーム8は、図3に示すように、長尺な1対の長尺支持フレーム81と、各長尺支持フレーム81の一端部と中間部に固定される2本の短尺支持フレーム82と、長尺及び短尺支持フレーム81,82の下端に固定されるリング状のベースフレーム83とを備える。
また、長尺及び短尺支持フレーム81,82の内面には、上部シート挟持部40aを支持するための支持板44が固定されている。
さらに、本実施形態1のひねり包装装置1は、回転ひねりユニット4全体を上下動させる上下駆動ユニット10を備える。
上下駆動ユニット10は、図1及び図2に示すように、上下駆動用ベルト10a、上下駆動用ベルト10aが掛け渡される下方の駆動プーリー10b及び上方の従動プーリー10c、そして、駆動用モータ10dを備える。従動プーリー10cは、ケーシング11の中板11iの下面に回転可能に支持され、駆動プーリー10b及び駆動用モータ10dは垂直補強フレーム11f及び縦フレーム11eに支持されている。
上部シート挟持部40aの1対の上部押さえ部41は、図3及び図4に示すように、それぞれ断面L字状の上部板状部材41aと、上部板状部材41aを水平方向に移動させる上部エアシリンダ41bとを備える。上部エアシリンダ41bはL字ブラケット41cを介して短尺支持フレーム82の外面に固定される。
上部板状部材41aは、上部エアシリンダ41bの駆動により、各先端部で筒状連続シートSを扁平状になるように押さえ付ける。なお、上部押さえ部41は、無くても差し支えない。
上部シート挟持部40aの1対の下部押さえ部42は、図4に示すように、上部押さえ部41の下方に配置され、水平方向に移動可能に対向配置される下部板状部材42aと、下部板状部材42aを水平移動させる下部エアシリンダ42bとを備える。下部エアシリンダ42bは、短尺支持フレーム82に固定されているシリンダ取付ブラケット42cに固定されている。また、下部板状部材42aの下面には下方に突出するピン部42dが形成されている。下部エアシリンダ42bは、ピストンロッドの先端部に固定するシリンダプッシャー42eを介して下部板状部材42aのピン部42dを押圧する。下部板状部材42aは、対向する先端部の板厚が薄くなっており、各先端部で筒状連続シートSを扁平になるように押さえ付ける。
上部シート挟持部40aの横シール部材43は、図4に示すように、上部押さえ部41と下部押さえ部42との間に配置され、後述する上部開閉機構5によって水平方向に移動可能に対向配置されている。横シール部材43は、直方体状のブロックで形成され、扁平状の筒状連続シートSを上下方向に所定長さに亘って挟持する高さを有し、図4に示すように、上部開閉機構5の第1及び第2取付け部材51,52に取り付けられている。
上部開閉機構5の第1及び第2取付け部材51,52は、レール機構を介して支持板44の上面に水平移動可能に支持される。さらに、上部開閉機構5は、図4に示すように、上方に突出する第1カムフォロア54aを有する第1カムフォロアプレート55aと、上方に突出する第2カムフォロア54bを有する第2カムフォロアプレート55bとを備える。
第1開閉カム56aは長尺板状の第1開閉カム取付プレート57aに固定され、第2開閉カム56bは長尺板状の第2開閉カム取付プレート57bに固定されている。
各長尺支持フレーム81の上端面で、長手方向一端側には、図3に示すように、第1及び第2開閉カム取付プレート57a,57bを開閉カム用スライドブロック58bを介して摺動可能に支持する開閉カム用レール58aが設けられている。
各長尺支持フレーム81の長手方向他端側には、短ロッド58d及び長ロッド58eの他端部が揺動可能に支持される開閉従動レバー58f、開閉従動レバー58fを揺動させる駆動軸58g及び駆動軸58gを正逆回転可能に回転させる開閉駆動レバー58hが取付プレート58iを介して支持されている。
図4から図6に示すように、下部押さえ部42の下方であって、保護筒47内及びその下方には、被包装物Tが包み込まれた筒状連続シートSを保持する回転ひねりユニット4の包装物保持部7が配置されている。
そして、保持プレート71の回動支持部71bが回転軸72を中心にして揺動すると、図6(B)に示すように、保持片71aの先端部が中心に向かって揺動して、被包装物Tを包み込んだ筒状連続シートSに圧接する。また、保持片71aの先端部が反対方向に揺動すると、図6(A)に示す状態となって筒状連続シートSの保持が解除される。
なお、保持片71aは、筒状連続シートS内に複数の被包装物Tが内装されていても、複数の被包装物Tを同時に保持できる長さを有しているので、型崩れすることなく筒状連続シートSを介して複数の被包装物Tを確実に保持できる。
また、図4に示すように、包装物保持部7は、後述する下部シート挟持部40bと共に、取付板86に上下動可能に支持されている。
回転駆動部6は、図4に示すように、円板状の下部軸受支持板75bを利用して構成される大平歯車61と、この大平歯車61の歯部に噛み合う4つの外側の小平歯車62とを備える。大平歯車61は、下部軸受支持板75bの外周面に平歯車の歯部を形成して構成されている。
4つの小平歯車62のうちの1つは、図示しない歯車駆動モータで回転駆動するようになっている。大平歯車61と4つの小平歯車62は、図4に示すように、リング状の歯車支持板63に回転可能に支持されており、歯車支持板63は、ベースフレーム83の底面に固定される取付板86に、上下エアシリンダ64と取付部材65とを介して上下動可能に支持されている。
さらに歯車支持板63の下面には、筒状連続シートSの下端部を扁平状に挟持する下部シート挟持部40bが固定されている。下部シート挟持部40bは、歯車支持板63の底面に固定される1対のエアシリンダ49と、エアシリンダ49により水平方向に移動する1対の断面L字の板状押さえ部48とを備える。板状押さえ部48は、エアシリンダ49の駆動により、各先端部で筒状連続シートSの下端部を扁平状になるように押さえ付ける。
また、図4に示すように、一方の横シール部材43の上下中間位置の内部には、水平方向に移動可能に板状のカッター91が配置されている。カッター91は、1対の横シール部材43で筒状連続シートSを挟持した状態で筒状連続シートSを切断する。
第1カムフォロアプレート55aの進出により、第1取付け部材51も、横シール部材43の先端部が他方の横シール部材43の先端部に接触するまでは、圧縮バネ94で押されて進出する。第1カムフォロアプレート55aと第1取付け部材51とが進出している間は、カッター91の先端部は、横シール部材43の内部に収納された状態となっている。
なお、カッター91が設けられていない第2取付け部材52も、横シール部材43と共に第2開閉カム56bの開閉動作により開閉する。
本実施形態1では、搬送ユニット3の搬送用駆動モータ34及びベルト移動用エアシリンダ39の駆動、縦シールユニット35の加熱、回転ひねりユニット4における上部エアシリンダ41b、下部エアシリンダ42b、開閉駆動モータ58k、歯車駆動モータ(図示せず)、上下エアシリンダ64、エアシリンダ49及びエアシリンダ76の駆動、上下駆動ユニット10の駆動用モータ10dの駆動、横シール部材43の加熱、及び、供給パイプ21への被包装物Tの供給の制御を制御装置12で行う。
次に、上記実施形態1に係るひねり包装装置1による筒状連続シートSのひねり及び切断の動作について図7に基づいて説明する。ひねり包装装置1は、制御装置12により各機器を駆動制御することによってひねり及び切断が行われる。
包装物保持部7によるシートの保持が解除されると、シートの上下両端部にひねり部分を有し、被包装物Tがシートで覆われたひねり包装物Pが完成し、ひねり包装物Pは落下する。
さらに、図8(3)に示すように、上部押さえ部41と下部押さえ部42とによって押さえられて扁平状態となっている筒状連続シートSを横シール部材43によって挟持し、熱シールする。
この場合、被包装物Tが供給された筒状連続シートSを包装物保持部7で保持しながら熱シールを行う。その結果、筒状連続シートS内に多めの被包装物Tを供給しても、被包装物Tを筒状連続シートS越しに包装物保持部7で保持するので、被包装物Tの荷重で筒状連続シートSが破断することなく確実に上部の熱シール及び切断を行うことができる。
また、本発明のひねり包装装置は、図10の実施形態2のひねり包装装置1に示すように、搬送ユニットを設けずに、又は、搬送ユニットを駆動させずに、上下駆動ユニット10の駆動による回転ひねりユニット4全体の下降を利用して、筒状連続シートSを上部押さえ部41及び下部押さえ部42、横シール部材43、包装物保持部7、下部シート挟持部40bで保持して下方に搬送しながらシール・ひねり包装を行うこともできる。
さらに、図10に示すひねり包装装置1は、筒状連続シートSを上部押さえ部41及び下部押さえ部42、横シール部材43、包装物保持部7、下部シート挟持部40bで保持して搬送する点を除き、その他の構成部分の動作である図10(2)から(5)に示す動作は、実施形態1の図9(2)から(5)に示す動作と同じなので説明を省略する。
また、本発明のひねり包装装置は、図11の実施形態3のひねり包装装置1に示すように、筒状連続シートSを搬送ユニット3で連続搬送しながらひねり包装のみを行うこともできる。
また、本発明のひねり包装装置は、図12の実施形態4のひねり包装装置1に示すように、搬送ユニットを設けずに、又は、搬送ユニットを駆動させずに、上下駆動ユニット10の駆動による回転ひねりユニット4全体の下降を利用して、筒状連続シートSを上部押さえ部41及び下部押さえ部42、横シール部材43、包装物保持部7、下部シート挟持部40b、40cで保持して下方に搬送しながらひねり包装のみを行うこともできる。
さらに、図12に示すひねり包装装置1も、筒状連続シートSを上部押さえ部41及び下部押さえ部42、横シール部材43、包装物保持部7、下部シート挟持部40b、40cで保持して搬送する点を除き、その他の構成部分の動作である図12(2)から(6)に示す動作は、実施形態3の図11(2)から(6)に示す動作と同じなので説明を省略する。
熱シールを行う場合には、横シール部材43によって筒状連続シートSが押さえつけられると、供給パイプ21から次に包装する被包装物Tを供給して、供給パイプ21の下部で被包装物Tを待機させる。
また、上記実施形態1及び2も、実施形態3及び4のように、下部シート挟持部を上下二段で構成することができる。
従って、本発明のひねり包装装置によれば、上記実施形態のように被包装物を上下に整列させた状態でひねり包装もできるし、例えば、多数の小さいバラもの食品を一塊にしてひねり包装することもできる。
例えば、本実施形態1では、連続シートを切断した後に、ひねりを行ったが、ひねりを行った後に連続シートを切断するようにしてもよい。このように連続シートのひねりと切断を行う場合、カッターの移動機構を開閉カムの動きに連動させるのではなく、エアシリンダなどの駆動手段を用いて、横シール部材とは独立して駆動させるようにする。
2 フォーマーユニット
3 搬送ユニット
4 回転ひねりユニット
5 上部開閉機構
6 回転駆動部
7 包装物保持部
8 支持フレーム
10 上下駆動ユニット
12 制御装置
21 供給パイプ
40a 上部シート挟持部
40b,40C 下部シート挟持部
41 上部押さえ部
42 下部押さえ部
43 横シール部材
91 カッター
T 被包装物
S 連続シート
P 包装物
Claims (7)
- 幅方向に湾曲させて筒状に整形された連続シートの長手方向が上下方向となるように配置された下部を掴んでひねる回転ひねり機構を備え、
回転ひねり機構は、
水平方向に移動可能に対向配置され、筒状の連続シートの下端部を挟持して扁平にする下部シート挟持部と、
水平方向に移動可能に対向配置され、筒状の連続シートの途中を挟持して扁平にする上部シート挟持部と、
下部シート挟持部と上部シート挟持部との間に配置され、被包装物が包み込まれた連続シートを保持する水平方向に移動可能な包装物保持部と、
上部シート挟持部又は下部シート挟持部の上下中間位置に水平方向に移動可能に配置され、上部シート挟持部又は下部シート挟持部によって保持されている連続シートを切断するカッターと、
連続シートを下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部により保持した状態で、包装物保持部を回転させる回転駆動部とを備えていることを特徴とするひねり包装装置。 - 請求項1に記載のひねり包装装置において、
回転ひねり機構の駆動を制御する制御部を備え、
下部シート挟持部は、上部シート挟持部に対して上下方向に移動可能に配置され、
制御部は、下部シート挟持部を上下方向に移動させる制御も行うひねり包装装置。 - 請求項1または請求項2に記載のひねり包装装置において、
回転ひねり機構の上方に配置されて幅方向に湾曲させて筒状に整形された連続シートを下方に向けて搬送する搬送部と、
筒状に整形された連続シートの内部に配置され、回転ひねり機構の入口近くまで延びる被包装物が供給される供給パイプと、
搬送部の駆動、回転ひねり機構の駆動、及び、供給パイプへの被包装物の供給を制御する制御部とを備え、
制御部は、
搬送部によって下端部が下部シート挟持部に対向する位置まで搬送された連続シートを回転ひねり機構の下部シート挟持部で保持した後に、筒状の連続シートの内部へ供給パイプから所定量の被包装物を供給する制御と、
連続シート内への被包装物の供給後に上部シート挟持部と包装物保持部とにより連続シートを保持する動作と、下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部により連続シートを保持した状態で回転駆動部により包装物保持部を回転させると共にカッターによって連続シートを切断する動作とを行う制御と、
包装物保持部を回転させ、連続シートを切断した後に、下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部による連続シートの保持を解除して、搬送部により連続シートを搬送する制御とを行うように構成しているひねり包装装置。 - 請求項1または請求項2に記載のひねり包装装置において、
筒状に整形された連続シートの内部に配置され、回転ひねり機構の入口近くまで延びる被包装物が供給される供給パイプと、
回転ひねり機構全体を上下方向に移動可能とする上下駆動機構と、
上下駆動機構の駆動、回転ひねり機構の駆動、及び、供給パイプへの被包装物の供給を制御する制御部とを備え、
制御部は、
下端部が下部シート挟持部に対向する位置まで搬送されている連続シートを回転ひねり機構の下部シート挟持部で保持した後に、上下駆動機構を駆動して回転ひねり機構全体を下方に移動させる制御と、
回転ひねり機構全体を下方に移動させながら、連続シートの内部へ供給パイプから所定量の被包装物を供給する動作と、連続シート内への被包装物の供給動作後に上部シート挟持部と包装物保持部とにより連続シートを保持する動作と、下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部により連続シートを保持した状態で回転駆動部により包装物保持部を回転させると共にカッターによって連続シートを切断する動作とを行う制御と、
包装物保持部を回転させ、連続シートを切断した後に、下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部による連続シートの保持を解除して、回転ひねり機構全体を上昇させるように上下駆動機構を駆動させる制御とを行う構成としているひねり包装装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のひねり包装装置において、
回転ひねり機構の上部シート挟持部が、筒状の連続シートを横方向に熱シールできるように構成されているひねり包装装置。 - 請求項5に記載のひねり包装装置において、
回転ひねり機構の上方に配置されて幅方向に湾曲させて筒状に整形された連続シートを下方に向けて搬送する搬送部と、
筒状に整形された連続シートの内部に配置され、回転ひねり機構の入口近くまで延びる被包装物が供給される供給パイプと、
搬送部の駆動、回転ひねり機構の駆動、及び、供給パイプへの被包装物の供給を制御する制御部とを備え、
制御部は、
搬送部によって下端部が下部シート挟持部に対向する位置まで搬送された連続シートを回転ひねり機構の下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部で保持した後に、上部シート挟持部よりも上方位置で扁平状態となっている筒状の連続シートの内部へ供給パイプから所定量の被包装物を供給する動作と、上部シート挟持部による熱シール動作と、下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部により連続シートを保持した状態で回転駆動部により包装物保持部を回転させると共にカッターによって連続シートを切断する動作とを行う制御と、
包装物保持部を回転させ、連続シートを切断した後に、下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部による連続シートの保持を解除して、搬送部により連続シートを搬送する制御とを行うように構成しているひねり包装装置。 - 請求項5に記載のひねり包装装置において、
筒状に整形された連続シートの内部に配置され、回転ひねり機構の入口近くまで延びる被包装物が供給される供給パイプと、
回転ひねり機構全体を上下方向に移動可能とする上下駆動機構と、
上下駆動機構の駆動、回転ひねり機構の駆動、及び、供給パイプへの被包装物の供給を制御する制御部とを備え、
制御部は、
下端部が下部シート挟持部に対向する位置まで搬送されている連続シートを回転ひねり機構の下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部で保持した後に、上下駆動機構を駆動して回転ひねり機構全体を下方に移動させながら、上部シート挟持部よりも上方位置で扁平状態となっている筒状の連続シートの内部へ供給パイプから所定量の被包装物を供給する動作と、上部シート挟持部による熱シール動作と、下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部により連続シートを保持した状態で回転駆動部により包装物保持部を回転させると共にカッターによって連続シートを切断する動作とを行う制御と、
包装物保持部を回転させ、連続シートを切断した後に、下部シート挟持部、上部シート挟持部及び包装物保持部による連続シートの保持を解除して、回転ひねり機構全体を上昇させるように上下駆動機構を駆動させる制御とを行う構成としているひねり包装装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108001729A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-05-08 | 重庆多笠原食品有限公司 | 一种食品包装设备 |
KR102300739B1 (ko) * | 2020-10-29 | 2021-09-13 | (주)케이비씨 | Pet 병 포장 마감장치 및 그 마감장치를 이용한 포장 마감방법 |
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2015
- 2015-03-20 JP JP2015057204A patent/JP6072113B2/ja active Active
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