JP2016175370A - 水中カット造粒装置及び方法 - Google Patents

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宗一郎 松田
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淳一 岩井
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毅 岩城
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Abstract

【課題】本発明は、ダイスの出側面に対するカッター刃の接触圧を一定とし、カッター刃の長寿命化及び樹脂ペレットの品質向上を得ることである。【解決手段】本発明による水中カット造粒装置及び方法は、カッター刃(2)又はカッターホルダ(4)又は回転軸(5)に設けた応力センサ(3又は3a又は3b又は3c)によって、カッター刃(2)の歪 (3a)又はダイス(1)に対するカッター刃(2)の接触圧(2aA)を用いて、ダイス(1)に対するカッター刃(2)を一定圧で接触させるようにした構成と方法である。【選択図】図1

Description

本発明は、水中カット造粒装置及び方法に関し、特に、カッター刃又はカッターホルダ又は回転軸に設けられた応力センサを用いて、カッター刃をダイスに対して一定圧で接触させるための新規な改良に関する。
一般に、樹脂ペレットを造粒する水中カット造粒装置では、カッター刃がダイスに押付けられた状態で回転運動し、ダイスから押し出される樹脂を連続的に切断する。従って、前記カッター刃とダイスとの位置関係を水中カット造粒中は一定に維持することが求められ、カッター刃の回転軸の前進圧力及び後進圧力のバランスによって制御されている。
前述の水中カット造粒装置としては、多くの装置が提案されているが、例えば、特許文献1〜3等の構成を挙げることができる。
すなわち、特許文献1の「プラスチック水中カッティング装置におけるカッター刃押付け圧力曲線の作成方法」においては、図示していないが、カッター刃の回転数に応じて変化する前方方向への推力を、生産運転前に基準となる圧力曲線を作成することで適正に制御し、良好なカッティングを得る方法が開示されている。
また、特許文献2の「プラスチック水中カッティング装置におけるカッター刃押付け圧力の補正方法」においては、カッター刃の摩耗量を位置センサによって検知し、基準摩耗量と比較、摺動抵抗力の予測を行うことで押付け圧力の補正を行う方法が開示されている。
また、特許文献3の「水中カット造粒装置」においては、カッター刃の回転数・樹脂圧から回転数による押付け力変化、生産条件による樹脂圧変化を検知し、押付け力の自動調整によって最適化する方法が開示されている。
特開2006−240242号公報 特開2005−59411号公報 特開平6−218727号公報
従来の水中カット造粒装置は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、回転数や樹脂圧といったカッター刃とダイスの相対位置関係からは間接的な値で判断されているため、実際の位置関係を知ることはできない。また、位置センサによって摩耗量を検知する方法では、異常を検知できるまで過剰な、または、不足した押圧を与えることになるなどの問題があった。
本発明は上記のような従来のものの課題を解決するためになされたもので、特に、応力センサによりカッター刃又はカッターホルダ又は回転軸の応力から過不足ない押圧を与える水中カット造粒装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明による水中カット造粒装置は、ダイスのノズルから押し出された溶融樹脂を水中で切断するために回転軸を中心に回転するカッターホルダに設けられたカッター刃と、前記回転軸の軸方向に前記回転軸を支持しつつ前後進可能なスリーブと、前記スリーブを前記回転軸の軸方向に前後進させるための移動装置と、前記移動装置を制御するための制御回路と、前記カッター刃又は前記カッターホルダ又は前記カッターホルダに設けられた弾性部材又は前記回転軸に設けられた応力センサと、を備え、前記ダイスに対する前記カッター刃の押圧を前記応力センサで計測可能としたことにより、前記カッター刃を前記ダイスに対して一定圧で接触させる構成であり、また、前記移動装置は、前進圧力調整弁及び後進圧力調整弁を有している構成であり、また、前記回転軸内にその軸方向に沿って形成された穴と、前記回転軸の端部に設けられた無線機と、前記応力センサと前記無線機を接続するため前記穴内に設けられたセンサ配線と、を備え、前記無線機と前記制御回路とは無線接続されている構成であり、また、本発明による水中カット造粒方法は、ダイスのノズルから押し出された溶融樹脂を水中で切断するために回転軸を中心に回転するカッターホルダに設けられたカッター刃と、前記回転軸の軸方向に前記回転軸を支持しつつ前後進可能なスリーブと、前記スリーブを前記回転軸の軸方向に前後進させるための移動装置と、前記移動装置を制御するための制御回路と、前記カッター刃又は前記カッターホルダ又は前記カッターホルダに設けられた弾性部材又は前記回転軸に設けられた応力センサと、を用い、前記ダイスに対する前記カッター刃の押圧を前記応力センサで計測可能としたことにより、前記カッター刃を前記ダイスに対して一定圧で接触させる方法であり、また、前記移動装置は、前進圧力調整弁及び後進圧力調整弁を有している方法であり、また、前記回転軸内にその軸方向に沿って形成された穴と、前記回転軸の端部に設けられた無線機と、前記応力センサと前記無線機を接続するため前記穴内に設けられたセンサ配線と、を備え、前記無線機と前記制御回路とは無線接続されている方法である。
本発明による水中カット造粒装置及び方法は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、ダイスのノズルから押し出された溶融樹脂を水中で切断するために回転軸を中心に回転するカッターホルダに設けられたカッター刃と、前記回転軸の軸方向に前記回転軸を支持しつつ前後進可能なスリーブと、前記スリーブを前記回転軸の軸方向に前後進させるための移動装置と、前記移動装置を制御するための制御回路と、前記カッター刃又は前記カッターホルダ又は前記カッターホルダに設けられた弾性部材又は前記回転軸に設けられた応力センサと、を備え、前記ダイスに対する前記カッター刃の押圧を前記応力センサで計測可能としたことにより、前記カッター刃を前記ダイスに対して一定圧で接触させることにより、カッター刃に作用する応力を計測することができ、この計測値に基づいて押圧制御にフィードバックし、過不足のないカッター刃押圧を与えることができ、カッター刃の摩耗量の低減、生産品の不良率を下げ、高品質の樹脂ペレットを得ることができる。
また、前記移動装置は、前進圧力調整弁及び後進圧力調整弁を有していることにより、回転軸を介してカッター刃の前進及び後進を円滑に行うことができる。
また、前記回転軸内にその軸方向に沿って形成された穴と、前記回転軸の端部に設けられた無線機と、前記応力センサと前記無線機を接続するため前記穴内に設けられたセンサ配線と、を備え、前記無線機と前記制御回路とは無線接続されていることにより、応力センサからのセンサ配線を水中カット造粒装置の動作にとって障害とならない状態で配設することができ、さらに、応力センサの計測信号を回転軸に設けられた無線機を介して制御回路に送信することができる。
本発明による水中造粒装置及び方法を示す断面構成図である。 図1のカッター刃の斜視図である。 図1のカッター部の断面図である。 図1の応力センサを示す拡大図である。 図1のカッター刃の押圧制御のブロック図である。 図2の他側を示すブロック図である。 図2の他側を示すブロック図である。
本発明は、カッター刃又はカッターホルダ又は前記カッターホルダに設けられた弾性部材又は回転軸に応力センサを取付け、この応力センサによってカッター刃又はカッターホルダのセンサ出力からカッター刃のダイスへの押付け状態を検知し、この検知情報を用いてカッター刃の押圧制御にフィードバックすることにより、過不足のないカッター刃の押圧をダイスに与えるようにすることである。
以下、図面と共に本発明による水中カット造粒装置及び方法の好適な実施の形態について説明する。
図1において、符号1で示されるものは、押出機2の先端に設けられノズル12を有するダイスであり、このダイス1の出側1aには、カッターホルダ4に設けられたカッター刃2が回転軸5によって回転自在に配設され、この回転軸5はカップリング10を介してモータ11に接続されている。
前記回転軸5は、前記ダイス1の出側1aに設けられたハウジング8内のスリーブ13において回転自在に保持されており、このハウジング8の循環箱9内には前記カッターホルダ4及びカッター刃2が配設されている。
前記循環箱9内には、図示しない冷却装置によって冷却された冷却水Wが入口9aから出口9bに向けて循環供給されるように構成されている。
前記ハウジング8の内側には、前記回転軸5を回転自在に保持すると共に、この回転軸5を前進及び後進の移動動作を可能とする周知(例えば、特開2005−59411号公報の図4に同様構造が開示されている)の前記スリーブ13が設けられており、このスリーブ13とハウジング8との間に第1、第2圧力供給部14A,14Bが設けられ、各圧力供給部14A,14Bへの圧力供給による前記スリーブ13の前後進によって前記回転軸5が前後進できると共に、前記カッター刃2の前記ダイス1の出側1aの出側面1Aに対する接触圧を変えることができるように構成されている。
前記第1圧力供給部14Aには前進圧力調整弁14aが接続され、前記第2圧力供給部14Bには後進圧力調整弁14bが接続され、前記各圧力調整弁14a,14bは、カッター刃2と回転軸5とスリーブ13を前後進させるための移動装置30を形成し、かつ、その弁の開弁度を制御するための制御回路7に接続されている。
図1から図4のように、前記カッター刃2(又は前記カッターホルダ4又は前記カッターホルダ4に設けられた弾性部材41又は前記回転軸5)の外面には歪み計等からなる応力センサ3又は3a又は3b又は3cが設けられ、この応力センサ3、3a、3b、3cの何れか又は複数又は全てによって前記ダイス1の出側面1Aに対する前記カッター刃2の押圧を検知することができるように構成されている。
前記応力センサ3、又は3a又は3bに接続されたセンサ配線3Aは、前記カッターホルダ4内を経て前記回転軸5内に軸方向Aに沿って形成された穴5A内に配設されている。尚、前記応力センサ3cのセンサ配線3Aは穴SA内を経て前記無線機6に接続されている。
前記回転軸5の端部5Bの外周には、小型の無線機6が回転軸5と供回りするように設けられ、前記センサ配線3Aの端線3Bが周知のスリップリングを介して前記無線機6に接続されている。
前記無線機6からの応力の計測信号であるセンサ出力3Cは無線によって制御回路7に送信され、前記各圧力調整弁14a,14bの開弁度の制御を行うことができるように構成されている。
前記応力センサ3、3a、3b、3cの取付位置は、図1では概略的にしか示されていないが、図2、図3及び図4には図1の取付状態をより詳細に示している。
図2は前記カッターホルダ4に設けられた前記カッター刃2の刃部2Aの近傍の刃側部2a及び背部2bに一対の前記応力センサ3が設けられ、この応力センサ3に接続されたセンサ配線3Aは、前記カッターホルダ4及びこのカッターホルダ4に接続された前記回転軸5の穴5Aを経て前記無線機6に接続されるように構成されている。
次に、図1のカッターホルダ4に設けられた前記応力センサ3aは、具体的には図3に示されるように、カッターホルダ4の回転軸5の先端に設けられたボルト40によって固定された円盤状の弾性部材41の薄肉部41Aに設けられ、前記弾性部材41の前面側には盤状のサポート部材42が取付ねじ43によって取付けられている。
前記薄肉部41Aの全面に設けられた前記各応力センサ3aは、前記サポート部材42の内面に形成された凹部42a内に位置し、前記各応力センサ3aに接続されたセンサ配線3Aは、前記回転軸5内の穴5Aを経て前記無線機6に接続されている。
次に、前述の図1の回転軸5に設けられた前記応力センサ3bは、詳細に示すと、図4に示される通りである。
すなわち、図4における回転軸5の一部形成された溝部60又はくびれ部61に一対の前記応力センサ3cが取り付けられ、前記各応力センサ3cに接続されたセンサ配線3Aは、前記回転軸5内に設けられた穴5Aを介して前記無線機6に接続されている。
前述の構成の場合、前記溝部60又はくびれ部61と前記穴5Aとを連通させるため、前記回転軸5の半径方向R及び軸方向Aに対して傾斜する方向に形成された複数の連通穴60Aが形成されており、前記各応力センサ3bのセンサ配線3Aは前記連通穴60Aを経て前記穴5Aに案内されている。
次に、前述の構成による水中カット造粒装置20を用いて、実際に水中カット造粒を行い、樹脂ペレットを造粒する場合について説明する。
まず、前記水中カット造粒装置20のモータ11を駆動させて回転軸5を回転させ、回転軸5を前進させてカッター刃2を前記ダイス1の出側面1Aに所要の押圧で摺接させた状態下で、前記押出機2から溶融樹脂を各ノズル12を介して循環箱9内にストランドとして押し出すと、回転する前記カッター刃2によってペレット状に切断され、切断された樹脂ペレット(図示せず)は、循環箱9内で冷却水Wと共に図示しない樹脂ペレット乾燥装置に送られて乾燥した樹脂ペレットとして製品化される。
前述の場合、前記ダイス1の出側面1Aに対するカッター刃2の接触圧力である押圧は、過不足のない一定圧であることが、製品品質及びカッター刃2の摩耗防止の観点から望ましいところである。
そこで、前記応力センサ3又は3a又は3b又は3cから得られた歪等の応力変化の計測信号であるセンサ出力3Cは、センサ配線3A及び無線機6を介して制御回路7に入力され、この制御回路7では、このセンサ出力3Cに比例した押圧になるように、油圧等の圧力媒体を供給する前記各圧力調整弁14a,14bの開弁度を調整すると、前記回転軸5が前進又は後進となるように制御されることにより、前記カッター刃2の押圧が適時に制御(押圧制御)される。
尚、前述の場合、例えば、前記カッター刃2の歪量におけるカッター刃2とダイス1の出側面1Aとの接触圧の関係をあらかじめ把握しておき、この接触圧が所定の範囲内になるように前記制御回路7によってカッター刃2の押圧を制御することにより、カッター刃2とダイス1の出側面1Aとの適正な接触状態を保つことができる。
さらに、前記カッター刃2の回転によって、前記カッター刃2に作用する前方への力と回転数の関係を前もって把握するか、又は、前記関係を計算によって把握して周知の例えばルックアップテーブルに格納しておき、前記カッター刃2に対する押圧制御を行うことができる。
尚、前記水中カット造粒装置20におけるカッター刃2の歪量から押圧制御までの流れを直線的にその概略を表現すると、図5で示されるように、前記カッター刃2の歪2aに基づく前記歪センサ3からのセンサ出力3Cが前記無線機6を介して前記制御回路7に送られる。
前記制御回路7では、前述の予め設定された前記カッター刃2に作用する前方への力と回転数の前記関係に基づいて前記各圧力調整弁14a,14bの開弁・閉弁を制御することにより、前記スリーブ13の軸方向Aに沿う移動が制御され、前記ダイス1の出側面1Aに対する前記カッター刃2の押圧力(接触圧)が一定となり、良好な樹脂ペレットの生産が行われるように構成されている。
前述の図5では、前記押圧制御を概略的に示したが、実際に前述の押圧制御を具体的に示すと、図6に示されるカッター刃2への接触圧をフィードバックする制御構成となる。
すなわち、図6において、前述のように、カッター刃2の歪量におけるカッター刃2とダイス1の出側面1Aとの接触圧の関係をあらかじめ把握した接触圧2aAからなる指令Comが減算器21を介して制御回路7に送られると、制御回路7からの制御値7aが各圧力媒体供給弁14a,14bに送られてスリーブ13の移動が行われ、カッター刃2のダイス1に対する押圧状態(接触圧)が制御される。
前述の場合、前記カッター刃2に設けられた応力センサ3からの歪2aは応力センサ3により常時検出され、センサ出力3Cとして無線機6を介して歪/接触圧変換機22に送られ、接触圧22aに変換されて前記減算器21にフィードバックされ、フィードバック制御によってダイス1に対するカッター刃2の接触圧2aAが指令Comに沿って最適となるように制御が行われる。
さらに、前述の図5の押圧制御のブロック図を指令Comとして歪2aを用いてフィードバック制御を行うと、図7のブロック図として示すことができる。すなわち、図6における歪/接触圧変換機22を用いることなく、応力センサ3からの歪2aであるセンサ出力3Cを無線機6を介して直接減算器21に入力させて、歪2aに基づくフィードバック制御を行うことができる。また、図6と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
前述の本発明における水中カット造粒装置及び方法の要旨をまとめると、次の通りである。
すなわち、ダイス1のノズル12から押し出された溶融樹脂を水中で切断するために回転軸5を中心に回転するカッターホルダ4に設けられたカッター刃2と、前記回転軸5の軸方向Aに前記回転軸5を支持しつつ前後進可能なスリーブ13と、前記スリーブ13を前記回転軸5の軸方向Aに前後進させるための移動装置30と、前記移動装置30を制御するための制御回路7と、前記カッター刃2又は前記カッターホルダ4又は前記カッターホルダに設けられた弾性部材41又は回転軸5に設けられた応力センサ3と、を備え、前記ダイス1に対する前記カッター刃2の押圧を前記応力センサ3又は3a又は3b又は3cで計測可能としたことにより、前記カッター刃2を前記ダイス1に対して一定圧で接触させる構成と方法であり、また、前記移動装置30は、前進圧力調整弁14a及び後進圧力調整弁14bを有している構成と方法であり、また、前記回転軸5内にその軸方向Aに沿って形成された穴5Aと、前記回転軸5の端部に設けられた無線機6と、前記応力センサ3又は3a又は3bと前記無線機6を接続するため前記穴5A内に設けられたセンサ配線3Aと、を備え、前記無線機6と前記制御回路7とは無線接続されている構成と方法である。
本発明による水中カット造粒装置及び方法は、カッター刃又はカッターホルダ又はカッターホルダに設けられた弾性部材又は回転軸に設けられた応力センサからのセンサ出力を用いて前進圧力調整弁及び後進圧力調整弁の開弁/閉弁を制御できるため、予め設定された指令に基づくダイスに対するカッター刃の接触圧を一定とし、カッター刃の長寿命化及び樹脂ペレットの品質向上を得ることができる。
1 ダイス
1a 出側
1A 出側面
2 カッター刃
2a 歪
2aA 接触圧
2b 刃側部
2c 背部
3又は3a又は3b又は3c 応力センサ(歪センサ)
3B 端線
3C センサ出力(歪出力)
3A センサ配線
4 カッターホルダ
5 回転軸
5A 穴
6 無線機
7 制御回路
8 ハウジング
9 循環箱
10 カップリング
11 モータ
12 ノズル
13 スリーブ
14a 前進圧力調整弁
14b 後進圧力調整弁
20 水中カット造粒装置
21 減算器
30 移動装置
41 弾性部材
41A 薄肉部
60 溝部
60A 連通穴
61 くびれ部
A 軸方向
W 冷却水
R 半径方向

Claims (6)

  1. ダイス(1)のノズル(12)から押し出された溶融樹脂を水中で切断するために回転軸(5)を中心に回転するカッターホルダ(4)に設けられたカッター刃(2)と、前記回転軸(5)の軸方向(A)に前記回転軸(5)を支持しつつ前後進可能なスリーブ(13)と、前記スリーブ(13)を前記回転軸(5)の軸方向(A)に前後進させるための移動装置(30)と、前記移動装置(30)を制御するための制御回路(7)と、前記カッター刃(2)又は前記カッターホルダ(4)又は前記カッターホルダ(4)に設けられた弾性部材(41)又は前記回転軸(5)に設けられた応力センサ(3又は3a又は3b又は3c)と、を備え、
    前記ダイス(1)に対する前記カッター刃(2)の押圧を前記応力センサ(3又は3a又は3b又は3c)で計測可能としたことにより、前記カッター刃(2)を前記ダイス(1)に対して一定圧で接触させることを特徴とする水中カット造粒装置。
  2. 前記移動装置(30)は、前進圧力調整弁(14a)及び後進圧力調整弁(14b)を有していることを特徴とする請求項1記載の水中カット造粒装置。
  3. 前記回転軸(5)内にその軸方向(A)に沿って形成された穴(5A)と、前記回転軸(5)の端部に設けられた無線機(6)と、前記応力センサ(3又は3a又は3b)と前記無線機(6)を接続するため前記穴(5A)内に設けられたセンサ配線(3A)と、を備え、前記無線機(6)と前記制御回路(7)とは無線接続されていることを特徴とする請求項1又は2記載の水中カット造粒装置。
  4. ダイス(1)のノズル(12)から押し出された溶融樹脂を水中で切断するために回転軸(5)を中心に回転するカッターホルダ(4)に設けられたカッター刃(2)と、前記回転軸(5)の軸方向(A)に前記回転軸(5)を支持しつつ前後進可能なスリーブ(13)と、前記スリーブ(13)を前記回転軸(5)の軸方向(A)に前後進させるための移動装置(30)と、前記移動装置(30)を制御するための制御回路(7)と、前記カッター刃(2)又は前記カッターホルダ(4)又は前記カッターホルダ(4)に設けられた弾性部材(41)又は前記回転軸(5)に設けられた応力センサ(3又は3a又は3b、3c)と、を用い、
    前記ダイス(1)に対する前記カッター刃(2)の押圧を前記応力センサ(3又は3a又は3b)で計測可能としたことにより、前記カッター刃(2)を前記ダイス(1)に対して一定圧で接触させることを特徴とする水中カット造粒方法。
  5. 前記移動装置(30)は、前進圧力調整弁(14a)及び後進圧力調整弁(14b)を有していることを特徴とする請求項4記載の水中カット造粒方法。
  6. 前記回転軸(5)内にその軸方向(A)に沿って形成された穴(5A)と、前記回転軸(5)の端部に設けられた無線機(6)と、前記応力センサ(3、3a、3b)と前記無線機(6)を接続するため前記穴(5A)内に設けられたセンサ配線(3A)と、を備え、前記無線機(6)と前記制御回路(7)とは無線接続されていることを特徴とする請求項4又は5記載の水中カット造粒方法。
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