JP2009066974A - 水中カット造粒方法及び水中カット造粒装置 - Google Patents

水中カット造粒方法及び水中カット造粒装置 Download PDF

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Abstract

【課題】樹脂製ペレットを噛み込むなどの異常が生じた場合でも、切断刃がダイスに軽く接触した状態を保ち、溶融樹脂の良好な切断を維持するとともに、切断刃の長寿命化を図ることができる水中カット造粒方法及び水中カット造粒装置を提供する。
【解決手段】
ダイス3の絞出孔4から冷却水の中に吐出された溶融樹脂を回転する切断刃9により切断する水中カット造粒装置において、ダイス3に対する切断刃9の押し付け圧力を一定としながら、切断刃9により溶融樹脂を切断する。好ましくは、切断刃9をダイス3側に移動させる油圧シリンダ14に定圧圧力源から一定の圧力の作動油を供給するなどしつつ、切断刃9により溶融樹脂を切断する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、樹脂等の水中カット造粒方法及び水中カット造粒装置に関する。詳しくは、水中カット造流装置の切断刃をダイスへ押し付ける技術に関するものである。
樹脂製ペレットを製造する水中カット造粒装置は、周知のように水室内の一方の壁面にダイスが設けられ、このダイスの絞出孔から押し出された加熱溶融樹脂を切断するための切断刃を先端に備えた回転軸が、ダイスに対向する他方の壁面から水室内へ突出するよう設けられている。
切断刃は、その回転軸の回転中心から放射状に保持部に複数取り付けられ、回転駆動と共にその回転軸線にそってダイス側またはその反対側へ移動する。切断刃のダイス側またはその反対側へ移動する動作は、手動もしくは自動またはこれらの切り替え方式となった進退機構により行われる。
このような水中カット造粒装置では、稼働中に切断刃がダイスに軽く接触した状態で回転しているときに最良形状の樹脂製ペレットが得られるとされる。従って、切断刃が摩耗等してダイスとの間に隙間が生じたときは、直ちに切断刃の位置調整を行う必要があった。切断刃とダイスとの隙間を観察して切断刃の位置調節を行うという作業の煩わしさを取り除くために、例えばウォーム歯車等により機械的に切断刃をゆっくりとダイス側に移動させることがなされていた。しかし、この方法では切断刃の摩耗や破損が激しく、耐久性に劣るという欠点があった。
このような欠点を解消するために、切断刃とダイスとの相対位置関係を電気的に監視し、両者間に隙間が検出されたときに切断刃の位置を調節する技術が開示されている(特許文献1、2)。また、所定動作時間ごとに切断刃をダイスの方向に進め、切断刃が摩耗しても切断刃とダイスとの位置関係を一定の状態に維持する技術が開示されている(特許文献3)。
実公平2−017850号公報 実公平3−027776号公報 特開平6−297451号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載された技術では、相対位置関係を一定に保つことはできても切断刃をダイスに押し付ける力を調節することはできない。切断刃の摩耗速度は切断刃をダイスに押し付ける力に比例するため、切断刃をダイスに押し付ける力が大きい場合、切断刃の摩耗速度が速くなり切断刃交換の頻度が高くなる。また、切断刃をダイスに押し付ける力が小さい場合または切断刃とダイスが接触していない場合には、溶融樹脂を正常に切断できないという問題がある。
特に特許文献3に記載された技術では、切断刃をダイスの方向に移動させた直後から次の切断刃の移動までの間は、切断刃の摩耗によりダイスとの間の隙間が大きくなっても是正することができない。そのため切断刃とダイスとの適正な位置関係を常に維持することが難しく、溶融樹脂の切断状態にバラツキが生じる可能性がある。
また、切断刃又は保持部とダイスとの間に樹脂製ペレットを噛み込んでしまった場合などに対応することは想定されていない。
かかる問題に鑑み、本発明は、切断刃をダイスに押し付ける力を常に適正な値にコントロールし、さらに切断刃又は保持部とダイスとの間に樹脂製ペレットを噛み込んでしまった場合などにも、溶融樹脂の良好な切断状態を維持するとともに切断刃の長寿命化を図ることができる水中カット造粒方法及び水中カット造粒装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、以下の技術的手段を採用した。
本発明に係る水中カット造粒方法は、ダイスの絞出孔から冷却水の中に吐出された溶融樹脂を回転する切断刃により切断する水中カット造粒方法において、前記ダイスに対する切断刃の押し付け圧力を一定としながら、前記切断刃により溶融樹脂を切断することを特徴とする。
この方法によれば、切断刃をダイスに押し付ける力を適正な値に保ち切断刃の摩耗速度をコントロールしつつ、溶融樹脂の良好な切断状態を維持するとともに切断刃の長寿命化を図ることができる。
好ましくは、前記切断刃をダイス側に移動させる油圧シリンダに定圧圧力源から一定の圧力の作動油を供給しつつ、前記切断刃により溶融樹脂を切断するとよい。
これにより、定圧圧力源から供給される作動油の圧力を一定に保つことで、ダイスに対する切断刃の押し付け圧力を一定としながら、切断刃により溶融樹脂を切断することができる。
さらに好ましくは、前記油圧シリンダから定圧圧力源への作動油の逆流を遮断する、
又は前記油圧シリンダから定圧圧力源への作動油の急激な逆流は遮断し、前記油圧シリンダから定圧圧力源への作動油の緩やかな逆流は許容するとよい。
これにより、切断刃又は保持部とダイスとの間に樹脂製ペレットを噛み込んでしまった場合などにも、切断刃がダイスに軽く接触した状態を保ち、溶融樹脂の良好な切断状態を維持するとともに切断刃の長寿命化を図ることができる。
また、前記ダイスに対する切断刃の押し付け圧力を検出し変換した電気信号に応じて前記ダイスに対する切断刃の押し付け圧力を調節しつつ、前記切断刃により溶融樹脂を切断してもよい。
これにより、ダイスに対する切断刃の押し付け圧力を検出することで、より厳密にその圧力を一定としながら、切断刃により溶融樹脂を切断することができる。
本発明に係る水中カット造粒装置は、溶融樹脂が吐出する絞出孔を有するダイスと、 前記ダイスに接して回転し絞出孔から吐出された溶融樹脂を切断する切断刃と、前記ダイスに対する押し付け圧力を一定としながら溶融樹脂を切断するように前記切断刃をダイス側に移動させる移動機構と、を有することを特徴とする。
これによれば、切断刃をダイスに押し付ける力を適正な値に保ち切断刃の摩耗速度をコントロールしつつ、溶融樹脂の良好な切断状態を維持するとともに切断刃の長寿命化を図ることができる。
好ましくは、前記移動機構は、切断刃をダイス側に移動させる油圧シリンダと、この油圧シリンダに一定の圧力の作動油を供給する定圧圧力源と、を有することとしてもよい。
これにより、定圧圧力源から供給される作動油の圧力を一定に保つことで、ダイスに対する切断刃の押し付け圧力を一定としながら、切断刃により溶融樹脂を切断することができる。
さらに好ましくは、前記定圧圧力源から油圧シリンダへ作動油を供給する供給路に、油圧シリンダから定圧圧力源への作動油の逆流を遮断する逆止弁が設けられている、
前記定圧圧力源から油圧シリンダへ作動油を供給する供給路に、油圧シリンダから定圧圧力源への作動油の逆流を抑制する絞り弁が設けられている、
又は前記定圧圧力源から油圧シリンダへ作動油を供給する供給路に、前記逆止弁と絞り弁とが並列に設けられているとよい。
これにより、切断刃又は保持部とダイスとの間に樹脂製ペレットを噛み込んでしまった場合などにも、切断刃がダイスに軽く接触した状態を保ち、溶融樹脂の良好な切断状態を維持するとともに切断刃の長寿命化を図ることができる。
また、前記移動機構は、前記ダイスに対する切断刃の押し付け圧力を電気信号に変換する荷重変換器と、前記荷重変換器の電気信号に応じて前記ダイスに対する切断刃の押し付け圧力を一定としながら、前記切断刃により溶融樹脂を切断するように移動機構を制御する制御部と、を有することとしてもよい。
これにより、ダイスに対する切断刃の押し付け圧力を検出することで、より厳密にその圧力を一定としながら、切断刃により溶融樹脂を切断することができる。
本発明によると、 切断刃をダイスに押し付ける力を常に適正な値にコントロールし、さらに切断刃又は保持部とダイスとの間に樹脂製ペレットを噛み込んでしまった場合などにも、溶融樹脂の良好な切断状態を維持するとともに切断刃の長寿命化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1は本発明に係る水中カット造粒装置1の第1実施形態を示した正面断面図、図2は第1実施形態の移動機構2を示す概要図、図3は図1におけるA−A矢視断面図である。
図1に示されるように、水中カット造粒装置1は、溶融された樹脂をペレット状に造粒する装置であり、溶融樹脂を吐出する絞出孔4を備えたダイス3、溶融樹脂をペレット状に切断する切断機構5、切断されたペレットを冷却する水室6、および切断機構5を移動させる移動機構2などからなる。
ダイス3は、略円盤状であって一方の面に環状の凸部を有し、凸部にはダイス3を貫通し断面が円形の多数の絞出孔4がほぼ等間隔に設けられている。ダイス3は、上流側から送られる溶融樹脂を絞出孔4によって一定の断面形状に整えて水室6に吐出する。
切断機構5は、溶融樹脂を回転しながら切断する切断部7、および切断部7をその先端に備える回転軸8からなる。
図3に示されるように、切断部7は、溶融樹脂を切断する複数の切断刃9、およびそれらを保持する保持部10などからなる。
切断刃9は、長さに比べて幅が狭い略矩形の形状を有している。
保持部10は、略円盤状の形状を有し、この保持部10のダイス3側の平面に互いに等角度の間隔をあけて、保持部10の中心軸回りの回転方向に対し適度に傾斜させて、複数の切断刃9を固定している。
回転軸8は、その先端に設けられた切断部7を回転させるものであり、上述した保持部10の中心軸と回転軸8の軸芯とが同軸となるよう、切断部7と固定的に一体化されている。また、回転軸8は、後に説明する摺動筒17の軸芯を貫通しており回転可能に支持されている。なお、回転軸8の他端は、回転軸8を回転させる駆動用モータ(図省略)の駆動軸と同軸となるように連結されている。
切断部7は、ダイス3の凸部の直近に切断刃9が位置し、および回転軸8の回転中心が環状の凸部の中心になるよう配置されている。切断部7は、絞出孔4から吐出された柱状の溶融樹脂を、回転しながら切断刃9によって、一定長さのペレットに切断する。
水室6は、水室6を取り囲むハウジング11、そのハウジング11を両側から挟み込むダイス3および軸受け部12などでからなる。
ハウジング11は、中空の太鼓形状であり、水室6内に冷却水を流通させるため、ハウジング11の側面に給水口PT1および排水口PT2を備えている。ハウジング11は両側に開口部をもち、そのうち一方にはダイス3が取り付けられている。
軸受け部12は、略円盤状の形状であり、ダイス3とは反対側のハウジング11の開口部に取り付けられている。軸受け部12は、ハウジング11側の側面の一部により水室6を形成し、その内部に回転軸8を回転自在に保持する。
図1、図2に示されるように、移動機構2は、回転軸8を保持しつつ回転軸8と一体となって摺動する摺動部13、摺動部13を摺動させるための油圧シリンダ14、および油圧シリンダ14に一定圧力の作動油を供給する作動油供給部15などからなる。
摺動部13は、摺動筒17を摺動自在に支持する摺動筒支持体16、回転軸8を回転自在に保持する摺動筒17、および油圧シリンダ14の力を摺動筒17に伝えるフランジ18などからなる。
摺動筒支持体16は、開口する円筒形状であり、軸受け部12におけるハウジング11とは反対側に、軸受け部12と固定的に一体化される。摺動筒支持体16の中心は、軸受け部12の軸芯の延長上にある。
摺動筒17は、円筒形であり、その外径は摺動筒支持体16の内径に略等しい。また、摺動筒17は、その内部に回転軸8を回転自在に保持する軸受け19を有し、摺動筒支持体16内に収容される。摺動筒17は、切断機構5の回転軸8を回転自在に軸芯に貫通させかつ回転軸8と一体になって摺動筒支持体16内を摺動可能なように構成されている。
フランジ18は、略円盤状の形状を有し、摺動筒17における軸受け部12とは反対側に、摺動筒17と固定的に一体化されている。
油圧シリンダ14は、摺動筒支持体16の外周に等角度間隔で、そのロッド20が回転軸8と平行になるように同一仕様のものが複数配置されている。油圧シリンダ14は、支持台21を介して摺動筒支持体16に固定され、ロッド20の先端がフランジ18に固定されている。また、油圧シリンダ14は、その内部のピストン22によって、ロッド20側のシリンダ室(シリンダ室14a)と、ロッド20とは反対側のシリンダ室(シリンダ室14b)の2つに分けられている。
作動油供給部15は、油圧シリンダ14の各シリンダ室14a、14bに一定圧力の作動油を供給する手段であって、第1圧力源23、第2圧力源24、各圧力源から各シリンダ室14a、14bまで作動油を送油する収縮動作用配管25、伸張動作用配管26、各配管の開閉を行う仕切弁27、およびこれらを制御する制御部28からなる。
第1圧力源23は、収縮動作用配管25を経由して油圧シリンダ14のシリンダ室14aに、一定圧力の作動油を供給する。また、第1圧力源23の作動油の圧力をP1とする。これによって、ダイス3の凸部に対する切断刃9の押し付けを行う。
第2圧力源24は、伸張動作用配管26を経由して油圧シリンダ14のシリンダ室14bに、一定圧力の作動油を供給する。また、第2圧力源24の作動油の圧力をP2とする。これによって、切断処理を終了した後などに切断刃9をダイス3から遠ざける。
なお、第1圧力源23、第2圧力源24は、一定圧力の作動油を供給する定圧源であり、例えば、この定圧源は、作動油と圧空を溜めておくタンク、一定圧力の圧空をタンクに供給するコンプレッサ、およびタンク内の圧空の圧力を計測する圧力計などからなる。これにより、作動油が第1圧力源23に逆流するなどしても、一定圧力の作動油を供給できる。
収縮動作用配管25は、第1圧力源23からシリンダ室14aまで作動油を送油する配管である。詳しくは、第1圧力源23、仕切弁27、各シリンダ室14aへの分岐点(分岐点A)、各シリンダ室14aの順に、それぞれを結ぶ配管である。
伸張動作用配管26は、第2圧力源24からシリンダ室14bまで作動油を送油する配管である。詳しくは、第2圧力源24、仕切弁27、各シリンダ室14bへの分岐点(分岐点B)、各シリンダ室14bの順に、それぞれを結ぶ配管である。
仕切弁27は、弁箱に収納された弁体がスライド又は回転して各配管の開閉を行うものである。
制御部28は、コンピュータまたはシーケンサなどで構成され、第1圧力源23および第2圧力源24のコンプレッサの回転数、および仕切弁27の動作を制御する。それによって、制御部28は、第1圧力源23と第2圧力源24との作動油の圧力差P(=P1−P2)を調節し、P1、P2を一定に保つことで、切断刃9をダイス3に押し付ける圧力Pを適正な一定の値に保つ。
次に、ダイス3に対する切断刃9の押し付け圧力を一定としながら、切断刃9により溶融樹脂を切断する際の、第1実施形態の水中カット造粒装置1の動作について説明する。
まず、制御部28は仕切弁27を連通させ、第1圧力源23の作動油の圧力P1および第2圧力源24の作動油の圧力P2をそれぞれの初期設定値に調整する。
その後、駆動用モータ(図省略)が起動され、駆動用モータの回転が回転軸8に伝えられて切断部7が回転する。上流側から送られる溶融樹脂は、絞出孔4から柱状に吐出され切断刃9により切断されて、水室6を流通する冷却水により冷却され排出される。
切断処理の開始と同時に、P1とP2とを調整することにより、作動油を供給された油圧シリンダ14は一定の圧力Pでロッド20を引き込み、ロッド20はその先端に固定されたフランジ18を軸受部側に引き寄せる(図1中の太い矢印にて示す)。フランジ18の移動つまり摺動筒17が水室6側に移動することにより、回転軸8つまり切断機構5がダイス3側へ移動する。これにより、切断刃9の摩耗に従って切断刃9は適正な押し付け圧力を維持したまま徐々にダイス3側へ移動する。
図4は、本発明に係る水中カット造粒装置1の第2実施形態の移動機構2を示す概要図である。
第2実施形態の水中カット造粒装置1が第1実施形態と最も異なるところは、定圧圧力を供給する第1圧力源23からシリンダ室14aへ作動油を供給する収縮動作用配管25に、シリンダ室14aから定圧圧力源への作動油の逆流を遮断する逆止弁29が設けられている点にある。
また、他の点については、第2実施形態は第1実施形態と同じ構成である。
逆止弁29は、弁体と、弁体を弁座に押し付けるバネ等とを備え、収縮動作用配管25における仕切弁27と分岐点Aとの間に設けられている。逆止弁29は、第1圧力源23からシリンダ室14aへの作動油の流れにより生じる力がバネ等によるクラッキング圧力を超えた場合にその方向からの流れを許容し、シリンダ室14aから第1圧力源23への作動油の流れにより生じる力が弁体を弁座により強く押し付けるためその方向からの流れを遮断する。
本実施形態において、切断刃9又は保持部10とダイス3との間に樹脂製ペレットを噛み込んだ場合、噛み込んだ樹脂製ペレットの分だけダイス3とは反対の方向に切断刃9を押し戻す力が働く(図1中の細い矢印にて示す)。その結果、最良形状の樹脂製ペレットが得られる切断刃9がダイス3に軽く接触した状態を保てなくなる。また、シリンダ室14a内の作動油は第1圧力源23へ急激に流入しようとする。しかし、シリンダ室14aから第1圧力源23への作動油の流れは逆止弁29により遮断されるため、切断刃9がダイス3とは反対の方向に押し戻されることはない。よって、切断刃9がダイス3に軽く接触した状態を保つことができる。
図5は、本発明に係る水中カット造粒装置1の第3実施形態の移動機構2を示す概要図である。
第3実施形態の水中カット造粒装置1が第2実施形態と最も異なるところは、定圧圧力を供給する第1圧力源23からシリンダ室14aへ作動油を供給する収縮動作用配管25に、シリンダ室14aから第1圧力源23への作動油の逆流を抑制する絞り弁30が、上述した逆止弁29と並列に設けられている点にある。
また、他の点については、第3実施形態は第2実施形態と同じ構成である。
絞り弁30は、一部の配管の断面が他の部分の配管の断面よりも小さいことにより作動油の通過量を減らすもので、収縮動作用配管25における仕切弁27と分岐点Aとの間に、逆止弁29と並列に設けられている。
ここで、「逆止弁29と並列に」とは、仕切弁27と逆止弁29との間の地点(分岐点C)から分岐し、逆止弁29と分岐点Aとの間の地点(合流点D)で合流するバイパス路に、絞り弁30が設けられている状態を指す。
この絞り弁30により、作動油の単位時間あたりの通過量が制限されるため、シリンダ室14aから第1圧力源23への作動油の急激な逆流は遮断し、シリンダ室14aから第1圧力源23への作動油の緩やかな逆流は許容している。
続いて、樹脂製ペレットを噛み込むなどの異常が生じた場合における水中カット造粒装置1の動作について説明する。
切断刃9又は保持部10とダイス3との間に樹脂製ペレットを噛み込んだ場合、第2実施形態と同様に、シリンダ室14a内の作動油は第1圧力源23へ急激に流入しようとする。しかし、シリンダ室14aから第1圧力源23への作動油の急激な流入は、逆止弁29及び絞り弁30によりほぼ遮断されるため、切断刃9がダイス3とは反対の方向に押し戻されることはほとんどない。
一方、逆止弁29及び絞り弁30により作動油の急激な流入が遮断されると、シリンダ室14aの内圧が上昇し切断刃9をダイス3に押し付ける圧力が過度に大きくなり、切断刃9の摩耗速度が速くなってしまう恐れがある。しかし、絞り弁30から作動油がわずかずつ流出しシリンダ室14aから第1圧力源23へ作動油が徐々に流入するため、最終的にはシリンダ室14aの内圧は第1圧力源23の圧力(つまり、本来あるべきシリンダ室14aの一定の供給圧力)と等しくなる。その結果、切断刃9の押し付け圧力を適正に保つことができる。
ゆえに、樹脂製ペレットを噛み込んでも切断刃9とダイス3との間に隙間が生じることはほとんどなく、しかも適正な押し付け圧力をかけながら切断刃9がダイス3に軽く接触した状態を維持できる。
また、軸受け19にて発生した熱が伝わることで回転軸8の熱歪みがおきた場合、回転軸8の軸芯方向における膨張分だけダイス3とは反対の方向に切断刃9を押し戻す力が働く(図1中の細い矢印にて示す)。その結果、シリンダ室14a内の作動油は第1圧力源23へ流入しようとするものの、逆止弁29によりほぼ遮断されるため、シリンダ室14aの内圧は上昇する。しかし、絞り弁30から第1圧力源23へ作動油がわずかずつ漏れていくため、シリンダ室14aの内圧は最終的には第1圧力源23の圧力と等しくなり、切断刃9の摩耗が進むことはない。
さらに、作動油の油温上昇に伴う体積増加により各シリンダ室14a、14bの内圧が上昇した場合であっても、まず各シリンダ室14a内の作動油は、絞り弁30を通して第1圧力源23へわずかずつ漏れていく。一方、各シリンダ室14b内の作動油は、伸張動作用配管26を経由して第2圧力源24へ流入する。よって、油圧シリンダ14の各シリンダ室14a、14bの内圧は最終的には第1圧力源23、第2圧力源24の圧力と等しくなるため、切断刃9の摩耗が進むことはない。
図6は、本発明に係る水中カット造粒装置1の第4実施形態の移動機構2を示す概要図である。
第4実施形態の水中カット造粒装置1が第1実施形態と最も異なるところは、ダイス3に対する切断刃9の押し付け圧力を電気信号に変換する荷重変換器31が移動機構2に設けられる点にある。また、制御部28がその電気信号に応じてダイス3に対する切断刃9の押し付け圧力を一定としながら、切断刃9により溶融樹脂を切断するように移動機構2を制御する点にある。
また、他の点については、第4実施形態は第1実施形態と同じ構成である。
荷重変換器31は、内蔵された歪みゲージの抵抗値の変化を検出することで荷重の大きさを測定するものである。荷重変換器31は、移動機構2の摺動筒17とフランジ18との間に設けられており、ダイス3に対する切断刃9の押し付け圧力を電気信号に変換する。また、荷重変換器31から出力された電気信号はアンプ32を通し増幅される。
制御部28は、荷重変換器31から出力された電気信号に応じて、第1圧力源23および第2圧力源24のコンプレッサの回転数、および仕切弁27の動作を制御する。それによって、制御部28は、第1圧力源23と第2圧力源24との作動油の圧力差P(=P1−P2)を調節し、ダイス3に対する切断刃9の押し付け圧力を一定としながら、切断刃9により溶融樹脂を切断するように移動機構2を制御する。
次に、ダイス3に対する切断刃9の押し付け圧力を一定としながら、切断刃9により溶融樹脂を切断する際の、第4実施形態の水中カット造粒装置1の動作について説明する。
まず、各圧力源の作動油の圧力P1、P2の初期設定値を調整した後、切断処理の開始と同時に、荷重変換器31によりダイス3に対する切断刃9の押し付け圧力Pを検出する。
したがって、制御部28は、やみくもに圧力P1、P2を調整するだけでなく、センサである荷重変換器31により検出された電気信号の値に応じて、切断刃9の押し付け圧力Pを適正な一定の値に維持することができる。
例えば、押し付け圧力を検出し変換した荷重変換器31からの電気信号が一定の値を超えた場合、ダイス3に対する切断刃9の押し付け圧力が適正な値となるように、第1圧力源23から供給される作動油の圧力P1を下げる、又は第2圧力源24から供給される作動油の圧力P2を上げることで、これらの圧力の差Pを小さくする。
これにより、シリンダ室14aに供給する作動油の圧力が下がり、ロッド20の先端に固定されたフランジ18を軸受ケース側に引き寄せる力(図1中の太い矢印)が減少する。よって、ダイス3に対する切断刃9の押し付け圧力Pは下がり、適正な一定の値に維持される。
また、押し付け圧力を検出し変換した荷重変換器31からの電気信号が一定の値を下回った場合、上述した動作の逆を行うことで、ダイス3に対する切断刃9の押し付け圧力Pは上がり、適正な一定の値に維持される。
このようにP1とP2とを調整することにより、荷重変換器31から出力された電気信号に応じてダイス3に対する切断刃9の押し付け圧力Pを制御することで、より厳密にその圧力を一定としながら、切断刃9により溶融樹脂を切断することができる。
ところで、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、実施形態に応じて適宜変更可能である。
切断刃9をダイス3側に押し付ける機械バネにより、ダイス3に対する切断刃9の押し付け圧力を一定としながら、切断刃9により溶融樹脂を切断するようにしてもよい。
また、作動油のかわりに空気などの作動流体を用いてもよい。
さらに、定圧圧力を供給する第1圧力源23からシリンダ室14aへ作動油を供給する収縮動作用配管25に、上述した絞り弁30のみを設けてもよい。これにより、樹脂製ペレットを噛み込むなどの異常が生じた場合にも、第3実施形態よりも簡単な構造で、作動油の急激な逆流は遮断し、緩やかな逆流は許容することができる。
油圧シリンダ14を収縮動作させる作動油の圧力に下限値を設け、想定外の状況に備えて最低限の接触圧を保証するようにしてもよい。また、油圧シリンダ14を収縮動作させる作動油の圧力に上限値を設け、過度な押し付け力にならないよう制御してもよい。
本発明は、樹脂等の水中カット造粒方法および水中カット造粒装置として利用することができる。
本発明に係る水中カット造粒装置の第1実施形態を示した正面断面図である。 第1実施形態の移動機構を示す概要図である。 図1におけるA−A矢視断面図である。 第2実施形態の移動機構を示す概要図である。 第3実施形態の移動機構を示す概要図である。 第4実施形態の移動機構を示す概要図である。
符号の説明
1 水中カット造粒装置
3 ダイス
9 切断刃
14 油圧シリンダ
23 第1圧力源
24 第2圧力源
29 逆止弁
30 絞り弁
31 荷重変換器

Claims (11)

  1. ダイスの絞出孔から冷却水の中に吐出された溶融樹脂を回転する切断刃により切断する水中カット造粒方法において、
    前記ダイスに対する切断刃の押し付け圧力を一定としながら、前記切断刃により溶融樹脂を切断することを特徴とする水中カット造粒方法。
  2. 前記切断刃をダイス側に移動させる油圧シリンダに定圧圧力源から一定の圧力の作動油を供給しつつ、前記切断刃により溶融樹脂を切断することを特徴とする請求項1に記載の水中カット造粒方法。
  3. 前記油圧シリンダから定圧圧力源への作動油の逆流を遮断していることを特徴とする請求項2に記載の水中カット造粒方法。
  4. 前記油圧シリンダから定圧圧力源への作動油の急激な逆流は遮断し、前記油圧シリンダから定圧圧力源への作動油の緩やかな逆流は許容していることを特徴とする請求項2に記載の水中カット造粒方法。
  5. 前記ダイスに対する切断刃の押し付け圧力を検出し変換した電気信号に応じて前記ダイスに対する切断刃の押し付け圧力を調節しつつ、前記切断刃により溶融樹脂を切断することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の水中カット造粒方法。
  6. 溶融樹脂が吐出する絞出孔を有するダイスと、
    前記ダイスに接して回転し絞出孔から吐出された溶融樹脂を切断する切断刃と、
    前記ダイスに対する押し付け圧力を一定としながら溶融樹脂を切断するように前記切断刃をダイス側に移動させる移動機構と、を有することを特徴とする水中カット造粒装置。
  7. 前記移動機構は、切断刃をダイス側に移動させる油圧シリンダと、この油圧シリンダに一定の圧力の作動油を供給する定圧圧力源と、を有することを特徴とする請求項6に記載の水中カット造粒装置。
  8. 前記定圧圧力源から油圧シリンダへ作動油を供給する供給路に、油圧シリンダから定圧圧力源への作動油の逆流を遮断する逆止弁が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の水中カット造粒装置。
  9. 前記定圧圧力源から油圧シリンダへ作動油を供給する供給路に、油圧シリンダから定圧圧力源への作動油の逆流を抑制する絞り弁が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の水中カット造粒装置。
  10. 前記定圧圧力源から油圧シリンダへ作動油を供給する供給路に、前記逆止弁と絞り弁とが並列に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の水中カット造粒装置。
  11. 前記移動機構は、前記ダイスに対する切断刃の押し付け圧力を電気信号に変換する荷重変換器と、前記荷重変換器の電気信号に応じて前記ダイスに対する切断刃の押し付け圧力を一定としながら、前記切断刃により溶融樹脂を切断するように移動機構を制御する制御部と、を有することを特徴とする請求項6乃至10のいずれかに記載の水中カット造粒装置。
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