JP2016174972A - 景品交換装置用プログラム及び景品交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体からの計数値の読み取り作業を行う前に、遊技者から交換する景品を伝えられた場合でも、的確かつスムーズに景品交換を行うことを可能とする。
【解決手段】遊技者が獲得した有価価値の大きさを特定可能な情報である有価価値情報を記録媒体から読み取る記録媒体読取手段94と、有価価値情報を表示する有価価値表示手段93と、景品の景品価値と有価価値との差を差価値として表示する差価値表示手段93と、差価値を更新する差価値更新手段92、98と、景品を選択する景品選択手段97とを備え、景品選択手段97での景品の選択が、記録媒体読取手段94で記録媒体の情報が読み取られる前でも後でも実行可能であり、景品の選択又は有価価値情報が読み取られる毎に差価値が更新される。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技者が獲得した遊技媒体と所定の景品とを交換する景品交換処理を行う景品交換装置、及び、遊技場に設置される各種装置により実行可能な景品交換処理方法に関し、特に、所定の記録媒体に記録された遊技媒体の数量を読み取る前であっても、交換する景品の選択を受け付け可能とする景品交換装置及び景品交換処理方法に関する。
一般に、スロットマシンやパチンコ機などの遊技機が設置された遊技場においては、遊技者が遊技を行うことで獲得した遊技球又はメダル等の遊技媒体と所定の景品とを交換する景品交換をデータ的に処理する景品交換装置が導入されている。
この景品交換装置が導入された遊技場において、遊技者は、自身が獲得した遊技媒体を計数装置に投入して記録媒体(例えば、レシート、会員カード、ICカード)に変換し、この記録媒体を、景品交換装置が設置されている景品交換カウンターに持参して従業員に渡し、従業員は、遊技者からその記録媒体を受け取ると、景品交換装置に接続された読取装置を用いてその記録媒体に記録されている計数値を読み取り、その後に、景品交換装置の操作手段を操作して交換する特殊景品を選択し、小額景品については、遊技者から交換を希望する景品を聞き取って、表示手段に表示された景品群の中から遊技者が希望する景品を選択するという手順で、景品交換処理を行っていた(例えば、特許文献1参照)。つまり、記録媒体からの計数値の読み取りを先に行い、その後に、表示画面上での景品の選択を行っていた。
特開2009−095383号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術においては、次のような問題があった。
遊技者の中には、景品交換カウンターにて記録媒体を従業員に渡す前に、交換を希望する景品の名称等を従業員に伝える者がいる。
このような場合、従業員は、受け取った記録媒体からの計数値の読み取り作業を終えるまで、遊技者から先に伝えられた景品の名称等を覚えていなければならない。しかも、その伝えられた景品が複数ある場合には計数値の読み取り作業を終えた段階で忘れてしまう可能性があった。そして、このように忘れてしまった場合には、再度、遊技者に聞き直したり、あるいは、景品交換装置への操作を間違えてしまったりすることがあり、遊技者に不快な思いをさせてしまうという問題があった。
しかも、このように従業員が再度聞き直したり、操作に手間取ったりすると、その分、景品交換に時間がかかってしまう。そうすると、その後に景品交換を行うために並んでいる後続の遊技者を待たせてしまうという問題があった。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、記録媒体からの計数値の読み取り作業を行う前に、遊技者から交換を希望する景品を伝えられた場合でも、的確かつスムーズに景品交換を行うことを可能とする景品交換装置及び景品交換処理方法の提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明の景品交換装置は、遊技者が獲得した有価価値の大きさの範囲内で所定の景品と交換する景品交換処理を行う景品交換装置であって、遊技者が獲得した有価価値の大きさを特定可能な情報を有価価値情報として記録した記録媒体から有価価値情報を読み取る記録媒体読取手段と、有価価値情報を表示する有価価値表示手段と、景品の景品価値と有価価値との差を差価値として表示する差価値表示手段と、差価値を更新する差価値更新手段と、景品を選択する景品選択手段と、を備え、景品選択手段による景品の選択が、記録媒体読取手段により記録媒体から有価価値情報が読み取られる前に可能であり、記録媒体読取手段による記録媒体から有価価値情報の読み取りが、景品選択手段による景品の選択がされる前に可能であり、景品の選択又は有価価値情報が読み取られる毎に差価値が更新される構成としてある。
また、本発明の景品交換処理方法は、遊技者が獲得した有価価値の大きさの範囲内で所定の景品と交換する景品交換処理を行う景品交換処理方法であって、景品を選択する工程と、遊技者が獲得した有価価値の大きさを特定可能な情報を有価価値情報として記録した記録媒体から有価価値情報を読み取る工程と、選択された景品の景品価値と有価価値との差を差価値として算出する工程と、差価値を表示する工程と、を有し、景品を選択する工程が、記録媒体から有価価値情報を読み取る工程よりも前に実行可能であり、記録媒体から有価価値情報を読み取る工程が、景品を選択する工程よりも前に実行可能であり、景品が選択される毎又は有価価値情報が読み取られる毎に差価値を更新する方法としてある。
本発明の景品交換装置及び景品交換処理方法によれば、記録媒体読取手段による記録媒体からの有価価値情報の読み取り処理よりも前に、景品選択手段による景品の選択処理が実行可能であることから、景品交換装置における景品交換処理を的確かつスムーズに行うことができる。
遊技場システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における景品交換装置の構成を示すブロック図である。 景品又は価値情報受付画面の構成を示す正面図であって、記録媒体から計数値が読み取られる前に、景品が選択された場合の景品又は価値情報受付画面の表示例を示す。 景品又は価値情報受付画面の構成を示す正面図であって、先に景品が選択され、その後に記録媒体から計数値が読み取られた場合、あるいは、管理装置から貯玉を読み込んだ場合の景品又は価値情報受付画面の表示例を示す。 景品内訳選択画面の構成を示す正面図であって、飲み物に分類される景品の名称及び交換数を選択するための景品内訳選択画面の表示例を示す。 図5に示す景品内訳選択画面において、「ブラックコーヒー」が選択された場合の景品内訳選択画面の表示例を示す。 遊技者側表示画面の構成を示す正面図である。 景品交換メイン処理の手順を示すフローチャートである。 景品選択処理の手順を示すフローチャートである。 チケット読み取り処理の手順を示すフローチャートである。 貯玉読み込み処理の手順を示すフローチャートである。 景品交換完了操作制限処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る景品交換装置と、この景品交換装置を備える遊技場システム、及び景品交換処理方法の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
[遊技場システム]
本実施形態に係る遊技場システム1は、図1に示すように、遊技機10、遊技媒体貸出機20、台管理装置30、島管理装置40、親島管理装置50、遊技場管理装置60、計数装置70、会員管理装置80、景品交換装置90で構成されており、これらの装置が所定のネットワーク(例えば、ローカル・エリア・ネットワーク)を介して接続されている。
そして、このような構成からなる遊技場システム1は、遊技者が遊技を行うことで獲得した遊技球又はメダル等の遊技媒体を、その数量に応じて景品と交換する、いわゆる景品交換を管理するための景品交換システムとして機能するものであり、景品交換装置90は、計数装置70が発行した記録媒体から計数値を読み取る前であっても、遊技媒体と交換される景品を選択可能となっている。
以下、遊技場システム1を構成する各装置について詳述する。
遊技機10は、遊技媒体を使用して所定の遊技を行う装置であって、具体的には、パチンコ機10a,スロットマシン10b,パロット、アレンジボール機,雀球機等の各種の遊技機がある。
遊技機10は、稼動に伴って生成する遊技信号を出力可能に構成されている。例えば、遊技機10がパチンコ機10aの場合には、このパチンコ機10aに投入された遊技球の数を示すアウト信号、パチンコ機10aから払出された遊技球の数を示すセーフ信号、所定の大当り状態を示す特賞信号、所定の可変表示装置の変動・停止ごとに出力されるスタート信号などが、遊技信号として出力される。これら出力された遊技信号は、台管理装置30へ送られる。
遊技媒体貸出機20は、遊技者に対して遊技媒体を貸し出す装置であり、通常、各遊技機10ごとに一台ずつ備えられており、現金やプリペイドカードの投入に応じて、所定数の遊技媒体を貸し出す。遊技媒体貸出機20には、遊技球を貸し出す玉貸機20aや、メダルを貸し出すメダル貸機20bがある。また、遊技媒体貸出機20は、投入金額に応じた遊技媒体の貸出数を示す貸出信号を台管理装置30へ出力するとともに、対応する遊技機10へ貸出数分の遊技媒体を貸し出すように構成されている。
台管理装置30は、各種信号を中継・処理する情報処理装置であり、遊技機10と遊技媒体貸出機20とに接続され、これら遊技機10又は遊技媒体貸出機20から出力された各種信号を受信し、通信回線を介して島管理装置40へ送信する。
島管理装置40は、各種信号を中継・処理する情報処理装置であり、台管理装置30から送信されてきた各種信号を受信し、適宜蓄積または集計して親島管理装置50を介して遊技場管理装置60へ送信する。
親島管理装置50は、各種信号を中継・処理する情報処理装置であり、各島管理装置40から送信されてきた各種信号を受信し、適宜蓄積または集計して遊技場管理装置60へ送信する。
遊技場管理装置60は、プログラム制御により動作する情報処理装置であって、遊技場に備えられる全遊技機10に関する遊技情報を収集して、集計・管理するとともに、遊技場の経営に必要な営業管理情報なども管理する。
例えば、遊技場管理装置60は、親島管理装置50から通信回線を介して送信される各種遊技信号(アウト信号、セーフ信号、特賞信号、スタート信号等)に基づき算出される各種遊技情報(アウト玉数、セーフ玉数、特賞回数、スタート回数等)を遊技機10ごとに集計する。
計数装置70は、遊技機10における遊技により遊技者が獲得した有価価値である遊技媒体の数量を計数するための遊技媒体計数装置であり、遊技球の数量を計数する玉計数機70aとメダルの数量を計数するメダル計数機70bに区別され、遊技場内の所定の箇所、例えば、遊技機島の島端などに設置されている。
また、計数装置70は、計数の結果として得られた遊技媒体の数量である計数値をレシートに印字して発行するレシート発行機71を備えている。
なお、本実施形態においては、計数値を記録する媒体としてレシートを挙げているが、計数値を記録する媒体は、レシートに限るものではなく、例えば、会員カード(磁性体のストライプが施された磁気カード)やICカードなどであってもよい。これら記録媒体には、当日限り景品交換が可能とされる有価価値を特定可能な情報が記憶された景品交換用記録媒体と、当日以降においても景品交換が可能とされる有価価値の大きさを特定可能な情報が記録された会員用記録媒体がある。
ただし、以下の説明においては、記録媒体がレシートであるものとして説明する。
また、図示しないが、計数装置70には、会員カードを挿入可能なカード挿入部と、その会員カードから所定の情報を読み取るカードリーダーが設けられており、計数時に、そのカード挿入部に会員カードが挿入されている場合は、カードリーダーが、会員カードの内部に記録された、会員を特定可能な情報(例えば、会員ID)を読み取るとともに、この読み取った会員IDと、計数の結果である計数値とを関連付けて会員管理装置80に送信することで、計数された遊技媒体を遊技場に預け入れることができる。
会員管理装置80は、プログラム制御により動作する情報処理装置であって、会員に関する情報を会員データベース(図示せず)として記憶・管理する。
会員データベースは、例えば、会員ID、暗証番号、計数値、貯玉数等を項目として構成されている。
会員IDは、会員一人一人を特定するための番号である。よって、会員一人一人には、それぞれ異なる会員IDが付与されている。
暗証番号は、会員本人であるか否かを確認するための番号である。例えば、会員が景品交換の際に貯玉を引き出すときには、その会員に対し、景品交換装置90の暗証番号操作手段96を操作させて暗証番号を入力させる。この入力された会員番号と会員データベースに登録された会員番号とを照合することにより、その会員が正当な会員であるか否かを確認することができる。
計数値は、計数装置70にて計数された遊技媒体の数量を示す情報であって、この計数装置70から送信されてきた情報である。
貯玉数は、会員が遊技で獲得した遊技媒体のうち、景品に交換せずに遊技場に預け入れた遊技媒体の数量である。貯玉数は、会員IDに関連付けられて景品交換装置90から送信されてくる。また、景品交換や遊技の際に引き出されると、その引き出された数量分減少するようになっている。なお、貯玉には、遊技場に預け入れた遊技球とメダルの両方がある。
景品交換装置90は、遊技者の獲得した有価価値の大きさの範囲内(すなわち遊技者の獲得した遊技媒体の数量の範囲内)で景品と交換する処理を行う情報処理装置である。
また、景品交換装置90は、レシートから計数値を読み取った後に、景品を選択する従来の処理手順だけでなく、そのレシートからの計数値の読み取りを行う前に、景品の選択を実行可能となっている。
以下、このような特徴的な機能を発揮する景品交換装置90の構成について、図2を参照して説明する。
[景品交換装置]
図2に示すように、本実施形態における景品交換装置90は、会員管理装置80等との間で所定の情報の送受信を行う通信手段91と、所定のプログラムやデータを記憶可能な記憶手段92と、景品交換に関する所定の情報を画面表示する表示手段93と、レシートに印字された計数値等を読み取るチケットリーダー94と、会員カードから会員ID等を読み取る会員カードリーダー95と、暗証番号を入力するための暗証番号操作手段96と、従業員による操作により所定の情報や命令などを入力するための従業員操作手段97と、所定の演算処理を実行する演算手段98と、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータとして動作する制御手段99とを備えている。
ここで、記憶手段92は、例えば、ROM,RAM,ハードディスク等で構成されており、景品交換装置90が備える各種機能を実行するためのプログラムや景品交換に関する所定の情報を記憶する。
記憶手段92が記憶する情報には、例えば、景品に関する情報である景品情報、会員に関する情報である会員情報、チケットリーダー94によりレシートから読み取られた計数値などがある。
景品情報には、各景品を一意に特定できる景品コード、景品の名称を示す景品名情報、各景品が属する分類(例えば、タバコ,お菓子,飲み物,特殊景品等)を示す景品分類情報、各景品との交換に必要な遊技媒体数を示す交換遊技媒体数などがある。なお、交換遊技媒体数には、景品との交換に必要な遊技球の数を示す交換玉数と、景品との交換に必要なメダルの数を示す交換メダル数の双方がある。
会員情報には、例えば、会員IDや貯玉数などがある。会員IDは、会員を一意に特定するための情報であって、会員カードリーダー95により会員カードから読み取られた情報である。貯玉数は、会員管理装置80から受信したものと、景品交換後に余りとして遊技場に預け入れる遊技媒体の数量とがある。
表示手段93は、例えば、液晶ディスプレイなどで構成されており、遊技場の従業員が視認する従業員側表示部93aと、遊技者が視認する遊技者側表示部93bとに分けられている。なお、この景品交換装置90が景品交換カウンターに設置される際には、従業員側表示部93aが従業員側を向くとともに、遊技者側表示部93bが遊技者側を向くように設置される。
従業員側表示部93aは、本発明の有価価値表示手段及び差価値表示手段として機能するものであり、遊技者が獲得した有価価値の大きさを特定可能な情報である有価価値情報と、景品の景品価値と有価価値との差である差価値情報とを示す従業員側表示画面を表示する。
従業員側表示画面には、景品の分類を選択するための景品又は価値情報受付画面と、交換する景品の具体的な名称及び交換数を選択するための景品内訳選択画面がある。
景品又は価値情報受付画面は、図3、図4に示すように、景品の分類(例えば、タバコ,お菓子,飲み物,特殊景品等)を選択するためのキーである景品分類選択キーA1と、計数値若しくは貯玉数の一方のみ又は計数値と貯玉数との和を有価価値情報として表示する総数表示部A2と、選択された景品との交換に必要な遊技媒体の数量である景品価値を景品価値情報として表示する交換数表示部A3と、有価価値情報の示す遊技媒体の数量から景品価値情報の示す遊技媒体の数量を減算して得られた差である差価値を差価値情報として表示する余り表示部A4と、特殊景品の種類(大,中,小)とこれら種類ごとの交換数を表示する特殊景品表示部A5と、選択された景品の内容を表示する選択内容表示部A6と、景品交換を確定する際に押下される景品交換確定手段である終了ボタンA7とを表示した画面である。
ここで、総数表示部A2に表示される有価価値情報には、「計数値のみ」と、「貯玉数のみ」と、「計数値と貯玉数との和」がある。
また、図3に示す景品又は価値情報受付画面と図4に示す景品又は価値情報受付画面は、いずれも同じ表示態様を示しているが、次の点で相違する。例えば、図3は、レシートからの計数値等の読み取りや会員管理装置80からの貯玉数の受信を行う前に、交換する景品の名称及び交換数が選択されたときの景品又は価値情報受付画面を示している。このため、図3に示す景品又は価値情報受付画面の総数表示部A2には、計数値や貯玉数が取得されていないことを示す「0玉」が表示されており、選択内容表示部A6には、交換する景品の名称及び交換数が選択されたことを示す「1 ブラックコーヒー 30玉 1個」及び「2 ウーロン茶 30玉 1個」が表示されており、交換数表示部A3には、選択内容表示部A6の「単価」に表示されている景品毎の交換遊技媒体数の合計である「60玉」が表示されており、余り表示部A4には、総数表示部A2に表示されている「0玉」から交換数表示部A3に表示されている「60玉」を減算して得られた差である「−60玉」が表示されている。一方、図4は、交換する景品の名称及び交換数が選択された後に(図3参照)、レシートからの計数値等の読み取りや会員管理装置80からの貯玉数の受信が行われたときの景品又は価値情報受付画面を示している。このため、図4に示す景品又は価値情報受付画面の総数表示部A2には、計数値や貯玉数が取得されたことを示す「70玉」が表示されており、余り表示部A4には、総数表示部A2に表示されている「70玉」から交換数表示部A3に表示されている「60玉」を減算して得られた差である「10玉」が表示されている。
また、図3に示す景品又は価値情報受付画面においては、終了ボタンA7が網掛け表示されているのに対し、図4に示す景品又は価値情報受付画面においては、終了ボタンA7に網掛けが施されていない。これは、図3においては、網掛け表示を施すことでその終了ボタンA7に対する操作を受け付けないことを示したものであり、一方、図4においては、網掛け表示を施さないことで、その終了ボタンA7に対する操作を受け付けることを示したものである。
この点について、さらに説明する。図3に示す景品又は価値情報受付画面においては、余り表示部A4に表示された差価値情報が「−60玉」のようにマイナスの数値で表示されている。これは、総数表示部A2に表示されている有価価値情報の示す遊技媒体数が交換数表示部A3に表示されている景品価値情報の示す遊技媒体数に対して不足していることを示すものである。この場合、従業員の対応としては、計数値又は貯玉数を追加するか、あるいは、選択した景品をキャンセルすることになるが、これらを行う前に、従業員が誤って終了ボタンA7を押下してしまうことも考えられる。そして、この誤った押下により当該景品交換が確定してしまうと遊技場の損失が発生してしまうことになる。そこで、このような誤った終了ボタンA7の押下を防止するために、その終了ボタンA7に網掛けなどの操作無効表示を施して、従業員に注意を促すこととした。そして、それでも誤って終了ボタンA7が押下されることを想定し、網掛け表示された終了ボタンA7に対して操作されてもこれを受け付けないように処理をする操作無効状態とすることとした。これにより、操作無効表示の施された終了ボタンA7が誤って操作された場合でも、制御手段99により、その操作が無効と判断される。
一方、図4に示す景品又は価値情報受付画面においては、余り表示部A4に表示された差価値情報が「10玉」のようにプラスの数値で表示されている。これは、総数表示部A2に表示されている有価価値情報の示す遊技媒体数が交換数表示部A3に表示されている景品価値情報の示す遊技媒体数に対して充足していることを示している。この場合は、景品交換の確定が可能なことから、終了ボタンA7は、操作無効表示が施されていない状態となり、この終了ボタンA7に対する操作を受け付け可能な操作有効状態となる。
景品内訳選択画面は、景品又は価値情報受付画面に表示された複数の景品分類選択キーA1の中から一の景品分類選択キーA1が選択されたときに、この選択された景品分類選択キーA1の示す景品の分類について、その分類に属する複数の景品の中から具体的に交換を希望する景品の名称及びその交換数を選択するための画面である。
この景品内訳選択画面は、図5、図6に示すように、景品の分類を選択するためのキーである景品分類選択キーB1と、選択された景品の分類に属する具体的な景品の名称及びその交換数を選択するためのキーである景品名選択キーB2と、選択された景品の内容を表示する選択内容表示部B3と、景品の選択が終了したときに押下される決定ボタンB4と、余り表示部B5と、総数表示部B6と、交換数表示部B7とを表示した画面である。
なお、図5及び図6に示す景品内訳選択画面は、景品又は価値情報受付画面で「飲み物」を示す景品分類選択キーA1が操作されたときに表示される景品内訳選択画面の表示態様を示している。このため、図5及び図6においては、景品内訳選択画面における景品分類選択キーB1の「飲み物」が他の景品分類選択キーB1と異なる色で表示されている。
また、図5に示す景品内訳選択画面と図6に示す景品内訳選択画面は、いずれも同じ表示態様を示しているが、図5は、景品の分類である「飲み物」に属する景品の名称及び交換数が未だ選択されていないときの景品内訳選択画面を示し、図6は、景品の分類である「飲み物」に属する景品のうち、「ブラックコーヒー」が選択されたときの景品内訳選択画面を示すものである。
さらに、景品名選択キーB2は、交換する景品の名称を選択する場合に押下されるキーであるが、当該景品名選択キーB2を複数回押下することで、その押下回数に応じて交換数を増加させることができる。
また、景品内訳選択画面が表示手段93の従業員側表示部93aに表示された状態で、複数の景品分類選択キーB1の中から、「飲み物」以外の景品分類選択キーB1が選択されたときは、その選択された景品分類選択キーB1の示す景品の分類に属する景品の名称及び交換数を選択可能な景品内訳選択画面が、従業員側表示部93aに表示される。
遊技者側表示部93bは、本発明の有価価値表示手段,差価値表示手段,選択情報表示手段として機能するものであり、有価価値情報と、差価値情報と、選択された景品に関する情報とを遊技者に対して示す遊技者側表示画面を表示する。
遊技者側表示画面は、図7に示すように、総数表示部C1と、交換数表示部C2と、余り表示部C3と、特殊景品表示部C4と、選択された景品の名称と景品単価と交換数とを対応付けて履歴として表示する選択内容表示部C5と、遊技者に対する所定のメッセージを表示するメッセージ表示部C6とを表示した画面である。
選択内容表示部C5には、表示手段93の従業員側表示部93aに表示される景品又は価値情報受付画面の選択内容表示部A6又は景品内訳選択画面の選択内容表示部B3の表示内容と同じ内容が表示される。つまり、遊技者が従業員に伝えた景品の名称や交換数が、従業員による従業員操作手段97等の操作により、遊技者側表示画面の選択内容表示部C5に表示される。このため、遊技者は、選択内容表示部C5の表示内容を視認することにより、自身が従業員に伝えた景品の名称等が景品交換装置90に正確に入力されたか否かを確認できる。また、遊技者は、総数表示部C1に表示されている有価価値情報が交換数表示部C2に表示されている景品価値情報よりも少ないときは、選択内容表示部C5に表示されている「単価」及び「交換数」と、余り表示部C3に表示されている差価値情報とを参照することにより、いずれの景品をキャンセルすればよいかを判断できる。
メッセージ表示部C6には、例えば、総数表示部C1に表示されている有価価値情報が交換数表示部C2に表示されている景品価値情報よりも少ないときに、計数値又は貯玉数の追加、あるいは、選択した景品のキャンセルを、遊技者に行わせるためのメッセージが表示される。
チケットリーダー94は、レシートに記録された計数値を有価価値情報として読み取る記録媒体読取手段である。なお、計数値等がレシートにバーコードで印字される場合には、チケットリーダー94としてバーコードリーダーを適用することができる。
会員カードリーダー95は、会員カードを挿入可能なカード挿入部(図示せず)が設けられており、このカード挿入部に会員カードが挿入されている場合は、当該会員カードに記録された、会員を特定可能な情報(例えば、会員ID)を読み取るとともに、この読み取った会員IDを制御手段99へ送る。
暗証番号操作手段96は、遊技者による暗証番号の入力操作に用いられるものであり、例えば、複数の数字キーをブロック配列したものや、タッチパネルの画面上に数字ごとのソフトウエアキーを表示したものなどを用いることができる。
従業員操作手段97は、遊技場の従業員による所定の情報の入力操作に用いられるものであり、例えば、キーボードやマウス等で構成することができ、景品交換装置90が備える各種機能の実行操作や、各種情報の入力設定を行うことができる。また、従業員操作手段97は、本発明における景品選択手段として機能するものであり、表示手段93に表示されたカーソルやマウスポインタを移動し、所望の景品名選択キーB2上に位置させて、マウス等を操作することで、交換する景品の名称及び交換数の選択等を行うことができる。
なお、表示手段93の従業員側表示部93aがタッチパネルで構成されている場合、この従業員側表示部93aが従業員操作手段97として機能する。
また、従業員操作手段97には、キャンセルボタンが備えられている。キャンセルボタンは、遊技媒体と交換する景品として一度選択したものを取り消す場合に操作されるボタンである。キャンセルボタンは、ハードウエアキーとしてキーボードなどに設けることができ、あるいは、ソフトウエアキーとしてタッチパネルである従業員側表示部93aに表示させることができる。
演算手段98は、景品交換装置90が備える各種機能を実行するための種々の演算処理を実行する。
例えば、演算手段98は、選択された景品のそれぞれの交換遊技媒体数を加算し、この加算により得られた和を、景品価値として算出する。
また、演算手段98は、チケットリーダー94がレシートから計数値を読み取るとともに会員管理装置80から貯玉数が取得されたときは、これら計数値と貯玉数とを加算し、この加算により得られた和を有価価値として算出する。
さらに、演算手段98は、有価価値から景品価値を減算し、この減算により得られた差を差価値として算出する。
制御手段99は、CPUなどで構成されており、記憶手段92に記憶されているプログラムを読み込んで実行することにより、景品交換装置90の有する構成各部の動作制御を行う。
以上のような構成を備えた景品交換装置90は、レシートから計数値を読み取った後に、交換する景品を選択するという処理手順だけでなく、そのレシートからの計数値の読み取りを行う前に、交換する景品を選択するという処理手順を実行できるようになっている。
このような特徴的な動作は、制御手段99が景品交換装置90の構成各部を制御しながら、交換する景品の名称等の受け付けや、レシートからの計数値の読み取り等といった各種機能を実行させることで実現される。
以下、景品交換装置90の有する上記機能を発揮するために当該景品交換装置90が実行する動作の手順を、「景品交換処理方法」として、図8〜図12に示すフローチャートを参照しながら説明する。
[景品交換処理方法]
ここでは、「景品交換処理方法」の内訳として、景品交換装置90が実行する処理の全体的な流れである「景品交換メイン処理」、従業員が従業員操作手段97又はタッチパネルである従業員側表示部93aを操作して交換する景品を選択する「景品選択処理」、景品交換装置90のチケットリーダー94がレシートに印刷されている計数値を読み取る「チケット読み取り処理」、景品交換装置90が会員管理装置80から貯玉数を受信する「貯玉読み込み処理」、所定の条件下で景品交換の完了操作を制限する「景品交換完了操作制限処理」のそれぞれの実行手順について、順に説明する。
(1)景品交換メイン処理
景品交換メイン処理について、図8を参照して説明する。
景品交換装置90の表示手段93の従業員側表示部93aは、初期状態の景品又は価値情報受付画面を表示する(S10)。初期状態の景品又は価値情報受付画面とは、図3に示す景品又は価値情報受付画面の表示態様と同様の表示態様で表示された画面であって、選択内容表示部A6には景品に関する情報が表示されておらず、かつ、総数表示部A2などの各表示部には、「0玉」や「0個」といった初期状態を示す数値が表示された画面をいう。
また、この景品又は価値情報受付画面は、景品の分類を選択するための画面であるとともに、この景品又は価値情報受付画面が従業員側表示部93aに表示された状態で、チケットリーダー94によるレシートからの計数値の読み取りや、会員カードリーダー95による会員カードからの会員IDの読み取りが可能な画面となっている。
制御手段99は、従業員による従業員操作手段97の操作により、景品又は価値情報受付画面に表示されている景品分類選択キーA1が押下されたか否かを判断する(S11)。
景品又は価値情報受付画面に表示されている景品分類選択キーA1が押下されたものと判断したときは(S11−YES)、制御手段99は、景品選択処理を実行する(S12)。この景品選択処理については、後記の「(2)景品選択処理」にて詳述する。
一方、景品又は価値情報受付画面に表示されている景品分類選択キーA1が押下されていないものと判断したとき(S11−NO)、又は、景品選択処理の実行が終了したときは(S12)、制御手段99は、次いで、チケットリーダー94がレシートから計数値等を読み取ったか否かを判断する(S13)。
チケットリーダー94がレシートから計数値等を読み取ったものと判断したときは(S13−YES)、制御手段99は、チケット読み取り処理を実行する(S14)。このチケット読み取り処理については、後記の「(3)チケット読み取り処理」にて詳述する。
一方、チケットリーダー94がレシートから計数値等を読み取っていないものと判断したとき(S13−NO)、又は、チケット読み取り処理の実行が終了したときは(S14)、制御手段99は、続いて、会員カードリーダー95が会員カードから会員IDを読み取ったか否かを判断する(S15)。
会員カードリーダー95が会員カードから会員IDを読み取ったものと判断したときは(S15−YES)、制御手段99は、貯玉読み込み処理を実行する(S16)。この貯玉読み込み処理については、後記の「(4)貯玉読み込み処理」にて詳述する。
一方、会員カードリーダー95が会員カードから会員IDを読み取っていないものと判断したとき(S15−NO)、又は、貯玉読み込み処理の実行が終了したときは(S16)、制御手段99は、景品交換完了操作制限処理を実行する(S17)。この景品交換完了操作制限処理については、後記の「(5)景品交換完了操作制限処理」にて詳述する。
そして、景品交換完了操作制限処理の実行終了後、制御手段99は、景品交換完了の操作として終了ボタンA7が押下されたか否かを判断する(S18)。
景品交換完了の操作として終了ボタンA7が押下されたものと判断したときは(S18−YES)、制御手段99は、景品又は価値情報受付画面の総数表示部A2、交換数表示部A3、余り表示部A4、特殊景品表示部A5、選択内容表示部A6にそれぞれ表示されている内容により景品交換が行われたものと判断し、記憶手段92は、それら総数表示部A2等の表示内容を記憶する。また、遊技者が会員の場合には、制御手段99は、余り表示部A4に表示されている差価値情報を貯玉として会員IDと関連付け、通信手段91を介して会員管理装置80へ送信する(景品交換、S19)。これにより、景品交換メイン処理が終了する。
一方、景品交換完了の操作として終了ボタンA7が押下されていないときは(S18−NO)、S11以降の処理を実行する。
このような内容で景品交換メイン処理を実行することにより、次のような効果を奏する。この景品交換メイン処理においては、景品選択処理(S12)とチケット読み取り処理(S14)と貯玉読み込み処理(S16)がいずれも判断処理(S11,S13,S15)で接続されており、かつ、景品交換完了の操作が行われない限り(つまり、S18のYESに移行しない限り)、それら判断処理がループ状に何度も繰り返す並行処理として実行される。このため、景品選択処理(S12)とチケット読み取り処理(S14)と貯玉読み込み処理(S16)は、実行する順番に決まりがなく、S11,S13,S15のいずれかの判断処理でYESが判断された場合に、この判断処理に継続する処理として実行される。
このため、例えば、チケット読み取り処理(S14)によりレシートから計数値等を読み取る前、あるいは、貯玉読み込み処理(S16)により会員管理装置80から貯玉数を受信する前であっても、景品選択処理(S12)により交換する景品を選択することができる。また、チケット読み取り処理(S14)によりレシートから計数値等を読み取った後に、景品選択処理(S12)により交換する景品を選択することもできる。
そして、このように、景品選択処理(S12)とチケット読み取り処理(S14)と貯玉読み込み処理(S16)のいずれもが順不同で実行可能なことから、従業員は、遊技者から交換を希望する景品の名称等が伝えられるタイミングが、レシートが渡される前であっても、あるいは、後であっても、適切に対応できる。
例えば、遊技者からレシートが渡される前にその遊技者から交換を希望する景品の名称等が伝えられたときは、従業員は、先に景品選択処理(S12)を実行して景品を選択し、その後にチケット読み取り処理(S14)を実行してレシートから計数値等を読み取るようにすることができる。
また、遊技者からレシートが渡された後に交換を希望する景品の名称等が伝えられたときは、従業員は、先にチケット読み取り処理(S14)を実行してレシートから計数値等を読み取り、その後に景品選択処理(S12)を実行して景品を選択することができる。
そして、このように、本実施形態の景品交換装置90は、景品選択処理(S12)とチケット読み取り処理(S14)と貯玉読み込み処理(S16)とを実行する順番に制約がないことから、従来の景品交換装置のように、レシートから計数値等を読み取った後でなければ景品を選択することができないというものではない。このため、従業員は、遊技者からレシートが渡される前に遊技者から交換を希望する景品の名称等が伝えられた場合に、レシートから計数値等を読み取るまで、それら景品の名称等を覚えていなければならないといった事態を回避できる。
また、従業員は、遊技者から交換を希望する景品の名称等が伝えられた場合に、この時点で従業員操作手段97を操作して、その景品を選択すればよい。このため、従業員は、遊技者から伝えられた景品を忘れる心配がなくなり、しかも、遊技者に再度聞き直したり、あるいは、景品交換装置90への操作を間違えてしまったりすることもなくなるので、遊技者に不快な思いをさせてしまうこともなくなる。
そして、それら遊技者への再度の聞き直しや操作の手間取りがなくなるため、その分、景品交換に要する時間を短くできる。よって、その後に景品交換を行うために並んでいる後続の遊技者を待たせることがなくなる。
(2)景品選択処理
景品選択処理について、図9を参照して説明する。
景品交換メイン処理(図8参照)のS11において、景品又は価値情報受付画面の景品分類選択キーA1が押下されたものと制御手段99が判断した場合(S11−YES)、表示手段93の従業員側表示部93aは、その押下された景品分類選択キーA1の示す景品の分類に属する景品の名称や交換数を選択可能な景品内訳選択画面を表示する(図9のS20)。
次いで、制御手段99は、従業員による従業員操作手段97の操作により、景品内訳選択画面に表示されている複数の景品名選択キーB2の中から、いずれか一の景品名選択キーB2が押下されたか否かを判断する(S21)。
ここで、従業員側表示部93aに表示された景品内訳選択画面の複数の景品名選択キーB2は、すべてが押下可能となっている。すなわち、チケット読み取り処理(S14)や貯玉読み込み処理(S16)が実行されたか否かに関係なく、それら複数の景品名選択キーB2のすべてが押下可能となっている。このため、従業員は、チケットリーダー94を用いてレシートから計数値等を読み取るよりも前に、また、会員カードリーダー95により会員カードから会員IDが読み取られるよりも前に、景品名選択キーB2を押下して、景品を選択することができる。
景品内訳選択画面に表示されている複数の景品名選択キーB2の中から、いずれか一の景品名選択キーB2が押下されたものと判断した場合(S21−YES)、表示手段93の従業員側表示部93aは、その押下された景品名選択キーB2の示す景品の名称と交換遊技媒体数を景品内訳選択画面の選択内容表示部B3に表示し、記憶手段92は、それら景品の名称と交換遊技媒体数を記憶する(S22)。
次いで、演算手段98は、選択内容表示部B3に表示されている景品の交換遊技媒体数の和を景品価値として算出する。そして、記憶手段92は、その算出された景品価値を景品価値情報として記憶し、表示手段93の従業員側表示部93aは、その景品価値情報を景品内訳選択画面の交換数表示部B7に表示し、遊技者側表示部93bは、その景品価値情報を遊技者側表示画面の交換数表示部C2に表示する(S23)。
なお、ここでは、複数の景品名選択キーB2の中からいずれか一の景品名選択キーB2が押下されるたびに景品価値情報を算出しているが、例えば、予め景品名に対応する景品価値情報をテーブルで記憶しておき、景品名選択キーB2が押下されるたびにテーブルを参照して景品価値情報を取得するようにしてもよい。
続いて、演算手段98は、景品内訳選択画面の総数表示部B6に表示されている有価価値情報の示す遊技媒体数から交換数表示部B7に表示されている景品価値情報の示す遊技媒体数を減算し、この減算により得られた差を差価値として算出する。そして、記憶手段92は、その算出された差価値を差価値情報として記憶し、表示手段93の従業員側表示部93aは、その差価値情報を景品内訳選択画面の余り表示部B5に表示し、遊技者側表示部93bは、その差価値情報を遊技者側表示画面の余り表示部C3に表示する(S24)。
次いで、制御手段99は、従業員による従業員操作手段97の操作により、景品内訳選択画面に表示されている決定ボタンB4が押下されたか否かを判断する(S25)。なお、このS25は、S21において、景品内訳選択画面に表示されている複数の景品名選択キーB2のすべてが押下されていないものと判断された場合(S21−NO)にも実行される。
景品内訳選択画面の決定ボタンB4が押下されたものと制御手段99が判断した場合(S25−YES)、表示手段93の従業員側表示部93aは、景品又は価値情報受付画面を表示する(S26)。これにより、景品選択処理が終了する。
一方、景品内訳選択画面の決定ボタンB4が押下されていないものと判断した場合は(S25−NO)、S21以降の処理が実行される。つまり、決定ボタンB4が押下されない限り、従業員側表示部93aには景品内訳選択画面が引き続き表示され、景品を追加して選択できるようになっている。
なお、S24において、演算手段98は、景品が選択されるたびに差価値を算出する。また、記憶手段92は、景品が選択されるたびにその算出された差価値を記憶して、それまで記憶していた差価値を更新する。これらのことから、演算手段98と記憶手段92は、本発明における差価値更新手段として機能するものである。
また、図9に示すフローチャートは、S25において決定ボタンB4が押下されたものと判断すると、S26において景品又は価値情報受付画面を表示して、景品選択処理を終了するという手順を示している。ただし、図8に示す景品交換メイン処理のS18の判断において、景品交換完了の操作が行われたものと判断されない限り(すなわち、景品又は価値情報受付画面の終了ボタンA7が押下されない限り)、S11が繰り返し処理され、このS11において景品分類選択キーA1が押下されたものと判断されるたびにS12へ移行するようになっている。このため、その終了ボタンA7を押下するまでは、従業員は、何個でも景品を追加することができる。
(3)チケット読み取り処理
チケット読み取り処理について、図10を参照して説明する。
景品交換メイン処理(図8参照)のS13において、チケットリーダー94がレシートに印刷されているバーコードを読み取ったものと判断した場合(S13−YES)、制御手段99は、その読み取られたバーコードの示す計数値等の情報を受け取り、記憶手段92は、そのバーコードの示す計数値等を記憶する(図10のS30)。
また、表示手段93の従業員側表示部93aは、景品又は価値情報受付画面の総数表示部A2に、その計数値を有価価値情報として表示する(S31)。さらに、表示手段93の遊技者側表示部93bは、遊技者側表示画面の総数表示部C1に、その計数値を有価価値情報として表示する。
なお、S31を実行する時点で既に貯玉読み込み処理(図8のS16)が実行されているときは、演算手段98は、その貯玉読み込み処理(図8のS16)で読み込まれた貯玉数と、レシートから読み取られた計数値とを加算する演算処理を実行する。表示手段93の従業員側表示部93aは、それら貯玉数と計数値とを加算して得られた和を、有価価値情報として、景品又は価値情報受付画面の総数表示部A2に表示する。また、表示手段93の遊技者側表示部93bは、その有価価値情報を遊技者側表示画面の総数表示部C1に表示する。
(4)貯玉読み込み処理
貯玉読み込み処理について、図11を参照して説明する。
景品交換メイン処理(図8参照)のS15において、会員カードリーダー95が会員カードに記録されている会員IDを読み取ったものと制御手段99が判断した場合(S15−YES)、記憶手段92は、その読み取られた会員IDを記憶する(図11のS40)。
次いで、表示手段93の遊技者側表示部93bは、遊技者に対して暗証番号の入力を行うように指示するメッセージを、遊技者側表示画面のメッセージ表示部C6に表示する(S41)。
続いて、制御手段99は、会員である遊技者の操作により暗証番号操作手段96が操作されて暗証番号が入力されたか否かを判断する(S42)。
暗証番号が入力されていないときは(S42−NO)、制御手段99は、入力されるまで待機する。
一方、暗証番号が入力されたときは(S42−YES)、制御手段99は、その暗証番号と記憶手段92から取り出した会員IDとを関連付け、通信手段91を介して会員管理装置80へ送信する。
会員管理装置80において、会員データベースに登録されている会員IDに関連付けられた暗証番号が受信した暗証番号と一致していると判断されたときは、その会員データベースにてそれら会員ID及び暗証番号に関連付けられている貯玉数が取り出され、この貯玉数が景品交換装置90へ送信される。
景品交換装置90の通信手段91は、会員管理装置80から送信されてきた貯玉数を受信する(S43)。
記憶手段92は、その貯玉数を記憶する(S44)。
また、表示手段93の従業員側表示部93aは、景品又は価値情報受付画面の総数表示部A2に、その貯玉数を有価価値情報として表示する。また、表示手段93の遊技者側表示部93bは、遊技者側表示画面の総数表示部C1に、その貯玉数を有価価値情報として表示する(S45)。
ただし、S45を実行する時点で既にチケット読み取り処理(図8のS14)が実行されているときは、演算手段98は、そのチケット読み取り処理(図8のS14)でレシートから読み取られた計数値と、会員管理装置80から受信した貯玉数とを加算し、この加算により得られた和を有価価値情報として算出する演算処理を実行する。そして、表示手段93の従業員側表示部93aは、その算出された有価価値情報を、景品又は価値情報受付画面の総数表示部A2に表示し、遊技者側表示部93bは、その有価価値情報を、遊技者側表示画面の総数表示部C1に表示する。
これにより、貯玉読み込み処理が終了する。
(5)景品交換完了操作制限処理
景品交換完了操作制限処理について、図12を参照して説明する。
景品交換装置90の演算手段98は、景品又は価値情報受付画面の総数表示部A2に表示されている有価価値情報の示す遊技媒体数から交換数表示部A3に表示されている景品価値情報の示す遊技媒体数を減算し、この減算により得られた差を差価値として算出する。そして、記憶手段92は、その算出された差価値を差価値情報として記憶し、表示手段93の従業員側表示部93aは、その差価値情報を景品又は価値情報受付画面の余り表示部A4に表示し、遊技者側表示部93bは、その差価値情報を遊技者側表示画面の余り表示部C3に表示する(S50)。
なお、このS50を実行する前に図9のS24が実行されているときは、S50の実行は省略することができる。ただし、図9のS24が実行された後、S50を実行する前に、S14(チケット読み取り処理)又はS16(貯玉読み込み処理)が実行されたときは、S50が実行される。
また、景品交換カウンターにおいて遊技者が従業員に複数枚のレシートを渡した場合、従業員は、チケットリーダー94を用いて、レシートの一枚一枚から計数値を読み取る作業を行う。この場合、図8に示すフローチャートにおいて、S13の実行によりYESと判断される回数は、そのレシートの枚数と同数となり、これに伴ってチケット読み取り処理(S14)が実行される回数も、そのレシートの枚数と同じ回数となる。そして、図12のS50は、チケットリーダー94がレシートから計数値を読み取るたびに実行され、演算手段98は、そのたびに差価値を算出する。また、記憶手段92は、差価値が算出されるたびにその算出された差価値を記憶して、それまで記憶していた差価値を更新する。これらのことから、演算手段98と記憶手段92は、本発明における差価値更新手段として機能するものである。
次いで、制御手段99は、S50にて算出された差価値情報の示す遊技媒体数にもとづいて、総数表示部A2に表示されている有価価値情報の示す遊技媒体数が交換数表示部A3に表示されている景品価値情報の示す遊技媒体数よりも多いか否かを判断する(S51)。
総数表示部A2に表示されている有価価値情報の示す遊技媒体数が交換数表示部A3に表示されている景品価値情報の示す遊技媒体数よりも多いときは(S51−YES)、制御手段99は、続いて、差価値情報の示す遊技媒体数が終了可能数以下であるか否かを判断する(S52)。ここで、終了可能数とは、景品と交換することができない遊技媒体数の最大値をいう。例えば、遊技場が所有する景品の中で、交換遊技媒体数の最も少ない景品がブラックコーヒーで、その交換遊技媒体数が30個の場合、終了可能数は、29個となる。ただし、終了可能数は、29個に限るものではなく、遊技場が所有する景品の中で、交換遊技媒体数の最も少ない景品の当該交換遊技媒体数に応じて任意に決めることができる。
差価値情報の示す遊技媒体数が終了可能数以下であるときは(S52−YES)、制御手段99は、表示手段93の従業員側表示部93aに表示されている景品又は価値情報受付画面の終了ボタンA7について、操作無効状態から操作有効状態に移行し、従業員側表示部93aは、その終了ボタンA7に施されていた操作無効表示を消去する(S53)。
一方、総数表示部A2に表示されている有価価値情報の示す遊技媒体数が交換数表示部A3に表示されている景品価値情報の示す遊技媒体数よりも少ないとき(S51−NO)、又は、差価値情報の示す遊技媒体数が終了可能数以下でないときは(S52−NO)、制御手段99は、景品又は価値情報受付画面の終了ボタンA7を操作無効状態とし、表示手段93の従業員側表示部93aは、景品又は価値情報受付画面の終了ボタンA7に操作無効表示を施した状態を維持する(S54)。
続いて、制御手段99は、既に選択された景品をキャンセルするための操作が行われたか否かを判断する(S55)。
既に選択された景品をキャンセルするための操作が行われたものと判断したときは(S55−YES)、制御手段99は、その景品がキャンセルされたことを記憶手段92に記憶させる。これにより、その景品の選択がキャンセルされる(S56)。
また、表示手段93の従業員側表示部93aは、景品又は価値情報受付画面の選択内容表示部A6に表示されている景品に関する情報のうち、そのキャンセルされた景品に関する情報を消去する。さらに、表示手段93の遊技者側表示部93bは、遊技者側表示画面の選択内容表示部C5に表示されている景品に関する情報のうち、そのキャンセルされた景品に関する情報を消去する(S57)。
そして、このS57の処理が終了すると、S51以降の処理が実行される。
一方、既に選択された景品をキャンセルするための操作が行われていないものと判断したときは(S55−NO)、景品交換完了操作制限処理を終了する。
このような手順で景品交換完了操作制限処理を実行することにより、景品又は価値情報受付画面の総数表示部A2に表示されている有価価値情報の示す遊技媒体数が交換数表示部A3に表示されている景品価値情報の示す遊技媒体数よりも少ないときは、操作無効状態を維持して、終了ボタンA7に対する操作を無効とし、この状態での景品交換の確定を防止することができる。
また、総数表示部A2に表示されている有価価値情報の示す遊技媒体数と交換数表示部A3に表示されている景品価値情報の示す遊技媒体数との差が終了可能数以上の場合でも、操作無効状態を維持して、終了ボタンA7に対する操作を無効とすることにより、景品交換の確定を防止することができる。
そして、総数表示部A2に表示されている有価価値情報の示す遊技媒体数が交換数表示部A3に表示されている景品価値情報の示す遊技媒体数との差が終了可能数以下となった場合に、操作有効状態に移行して、終了ボタンA7に対する操作を有効とすることにより、景品交換の確定を可能とすることができる。
以上説明したように、本実施形態の景品交換装置及び景品交換処理方法によれば、レシートから計数値等を読み取る処理を実行した後に、交換する景品を選択する処理を実行するという手順だけでなく、そのレシートからの計数値等の読み取り処理を実行する前に、景品を選択する処理を実行できる。
このため、遊技場の景品交換カウンターにおいて、遊技者がレシートを従業員に渡す前に、交換を希望する景品を従業員に伝えたような場合でも、その従業員は、先にその景品の選択を行い、その後に、レシートから計数値等を読み取るようにすることができる。これにより、景品交換の作業を、的確かつスムーズに行うことができる。
以上、本発明の景品交換装置及び景品交換処理方法の好ましい実施形態について説明したが、本発明に係る景品交換装置及び景品交換処理方法は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、景品の選択は、景品交換装置の従業員操作手段やタッチパネルである従業員側表示部を操作することで行うこととしたが、これに限るものではなく、例えば、バーコードリーダーを用いて景品に付されているバーコードを読み取ったり、景品のバーコード番号を入力したりすることによって、その景品を選択することもできる。
また、上述した実施形態では、景品又は価値情報受付画面の総数表示部に表示されている有価価値情報の示す遊技媒体数から交換数表示部に表示されている景品価値情報の示す遊技媒体数を減算したときの差価値がマイナスの数値となった場合、その景品又は価値情報受付画面の余り表示部に、マイナスの数値で差価値情報を表示するようにしたが、このような表示形式に限るものではなく、例えば、「不足玉数:60玉」のように、有価価値が景品価値よりも不足していることを遊技者や従業員に対して明確に示すように表示したり、その余り表示部を着色して強調表示したりすることもできる。
さらに、上述した実施形態では、景品交換処理方法を実施する装置として景品交換装置を挙げて説明したが、景品交換処理方法を実施可能な装置は、景品交換装置に限るものではなく、例えば、遊技場に設置されて遊技場システムに接続可能な各種装置、具体的には、遊技場管理装置,会員管理装置,計数装置などを景品交換装置として使用して景品交換処理方法を実行させるようにしてもよい。
また、上述した実施形態において、景品交換装置は、遊技場システムに有線接続された卓上設置型の装置として説明したが、有線接続された卓上設置型に限るものではなく、無線通信可能なハンディタイプの景品交換装置であってもよい。
本発明は、景品交換を管理する景品交換装置や、この景品交換装置を備えた遊技場システムに利用可能である。
1 遊技場システム
10 遊技機
70 計数装置
90 景品交換装置
92 記憶手段(差価値更新手段)
93 表示手段
93a 従業員側表示部(有価価値表示手段、差価値表示手段)
93b 遊技者側表示部(有価価値表示手段、差価値表示手段、選択情報表示手段)
94 チケットリーダー(記録媒体読取手段)
97 従業員操作手段(景品選択手段)
98 演算手段(差価値更新手段)
99 制御手段
本発明は、景品交換装置用プログラム及び景品交換装置に関する。
本発明は、スムーズに景品交換を行うことを可能とする景品交換装置用プログラム及び景品交換装置の提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明の景品交換装置用プログラムは、遊技者が獲得した有価価値所定の景品と交換する景品交換処理を行う景品交換装置を構成するコンピュータを、遊技者が獲得した有価価値の大きさを特定可能な情報を特定情報記録された記録媒体から前記特定情報を読み取る記録媒体読取手段景品を選択する景品選択手段、として機能させ、景品選択手段による景品の選択、記録媒体読取手段により記録媒体から特定情報が読み取られる前に可能とする構成としてある。

Claims (6)

  1. 遊技者が獲得した有価価値の大きさの範囲内で所定の景品と交換する景品交換処理を行う景品交換装置であって、
    前記遊技者が獲得した有価価値の大きさを特定可能な情報を有価価値情報として記録した記録媒体から前記有価価値情報を読み取る記録媒体読取手段と、
    前記有価価値情報を表示する有価価値表示手段と、
    前記景品の景品価値と前記有価価値との差を差価値として表示する差価値表示手段と、
    前記差価値を更新する差価値更新手段と、
    前記景品を選択する景品選択手段と、を備え、
    前記景品選択手段による前記景品の選択が、前記記録媒体読取手段により前記記録媒体から前記有価価値情報が読み取られる前に可能であり、
    前記記録媒体読取手段による前記記録媒体から前記有価価値情報の読み取りが、前記景品選択手段による前記景品の選択がされる前に可能であり、
    前記景品の選択又は前記有価価値情報が読み取られる毎に前記差価値が更新される
    ことを特徴とする景品交換装置。
  2. 前記景品選択手段による前記景品の選択は、前記記録媒体読取手段による前記記録媒体からの前記有価価値情報が読み取られた後でも可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の景品交換装置。
  3. 前記景品の交換を確定する景品交換確定手段を備え、
    前記景品選択手段により選択された景品の有価価値の和が、前記遊技者が獲得した有価価値以上のときは、前記景品交換確定手段の操作を無効とし、
    前記遊技者が獲得した有価価値から前記景品選択手段により選択された景品の有価価値の和を減算して得られた差である余りが所定数以下であるときは、前記景品交換確定手段の操作を有効とする
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の景品交換装置。
  4. 前記景品選択手段により選択された景品の有価価値の和が、前記記録媒体読取手段により前記記録媒体から読み取られた前記有価価値情報を超えているか否かに関わらず、前記景品選択手段による景品の選択が可能である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の景品交換装置。
  5. 前記景品選択手段により選択された景品に関する情報を前記遊技者に対して表示する選択情報表示手段を備え、
    前記選択情報表示手段は、前記景品の景品名と景品単価を対応付けた履歴と、前記遊技者が獲得した有価価値と、前記遊技者が獲得した有価価値と前記景品選択手段により選択された景品の有価価値の和との差数と、を表示する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の景品交換装置。
  6. 遊技者が獲得した有価価値の大きさの範囲内で所定の景品と交換する景品交換処理を行う景品交換処理方法であって、
    前記景品を選択する工程と、
    前記遊技者が獲得した有価価値の大きさを特定可能な情報を有価価値情報として記録した記録媒体から前記有価価値情報を読み取る工程と、
    選択された前記景品の景品価値と前記有価価値との差を差価値として算出する工程と、
    前記差価値を表示する工程と、を有し、
    前記景品を選択する工程が、前記記録媒体から前記有価価値情報を読み取る工程よりも前に実行可能であり、
    前記記録媒体から前記有価価値情報を読み取る工程が、前記景品を選択する工程よりも前に実行可能であり、
    前記景品が選択される毎又は前記有価価値情報が読み取られる毎に前記差価値を更新する
    ことを特徴とする景品交換処理方法。
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