JP6176769B2 - 遊技用装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技場に設置されて、遊技に関する所定の処理を実行する遊技用装置に関し、特に、遊技機での遊技に使用される遊技媒体の種類毎に貸出レートが異なる場合や、一の種類の遊技媒体で貸出レートが異なる場合に、遊技者の獲得した遊技媒体と交換される景品の交換単価が、いずれの貸出レートでも同じとなるように、景品毎に一の交換単価を設定するのに好適な遊技用装置に関する。
一般に、スロットマシンやパチンコ機などの遊技機が設置された遊技場においては、遊技者が遊技を行うことで獲得した遊技球又はメダル等の遊技媒体と所定の景品とを交換する景品交換をデータ的に処理する景品交換装置が導入されている。
この景品交換装置が導入されている遊技場においては、景品交換に関する所定の処理をその景品交換装置に実行させるために、当該景品交換装置に対して景品に関する種々の情報を入力する作業が行なわれている。ここで、景品交換装置に入力される情報には、例えば、景品の名称を示す景品名情報や、景品との交換に必要な遊技媒体の数量を示す交換遊技媒体数情報などがある。また、これらの情報が入力された景品に対しては、当該景品を一意に特定するための景品番号(品番)が付与されて、景品交換装置の記憶部に記憶される。
そして、それら景品に関する情報が入力された景品交換装置では、実際に景品交換が行われる場合に、次のような処理が実行される。
例えば、遊技者から交換を希望する景品を告げられた従業員による操作により、その景品を特定する品番を入力するための品番キーが操作されると、景品交換装置の制御部が、その入力された品番に対応する交換遊技媒体数(値段換算数)を記憶部から取り出すとともに、遊技者が獲得した遊技媒体の数量を示す獲得遊技媒体数(現金換算数)を記憶部から取り出し、これら交換遊技媒体数と獲得遊技媒体数とを比較し、交換遊技媒体数が獲得遊技媒体数と同じか、あるいは、獲得遊技媒体数よりも少ないときにのみ、獲得遊技媒体数から交換遊技媒体数を減じた値を記憶部に記憶させて、獲得遊技媒体数を更新する処理が実行される(例えば、特許文献1参照)。
このような処理を実行することにより、景品交換装置は、獲得遊技媒体数の示す有価価値の範囲内で景品と交換する処理を実行することができる。
特開平7−65037号公報
本発明は、複数の貸出レートに対応可能な遊技用装置の提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明の遊技用装置は、複数の貸出レートが存在する遊技場において、遊技者が獲得した遊技価値と所定の景品とを交換するための処理を実行可能な遊技用装置であって、前記景品の金額として設定される交換単価と、前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して設定される換算値と、に基づいて前記景品との交換に必要な遊技価値量である交換価値を前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して算出する算出手段と、前記換算値を設定する場合に操作される操作手段と、前記交換価値に関する情報を表示する表示手段と、を備え、前記算出手段は、新たな景品についての前記交換単価が設定されることに基づいて、当該新たな景品に対応する交換価値を前記交換単価と前記換算値とに基づいて前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して算出し、前記表示手段は、前記複数の異なる貸出レートに、パチンコ機に対応する複数の異なる貸出レートとスロットマシンに対応する複数の異なる貸出レートとが含まれる場合に、パチンコ機に対応する複数の異なる貸出レートとスロットマシンに対応する複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応する前記交換価値を同時に表示可能であり、前記操作手段は、前記換算値として、1未満の値を設定可能に構成されるようにしてある。
また、本発明の遊技用装置は、複数の貸出レートが存在する遊技場において、遊技者が獲得した遊技価値と所定の景品とを交換するための処理を実行可能な遊技用装置であって、前記景品の金額として設定される交換単価と、前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して設定される換算値と、に基づいて前記景品との交換に必要な遊技価値量である交換価値を前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して算出する算出手段と、前記換算値を設定する場合に操作される操作手段と、前記交換価値に関する情報を表示する表示手段と、を備え、前記算出手段は、新たな景品についての前記交換単価が設定されることに基づいて、当該新たな景品に対応する交換価値を前記交換単価と前記換算値とに基づいて前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して算出し、前記表示手段は、前記複数の異なる貸出レートとして、6つの貸出レートのそれぞれに対応する前記交換価値を同時に表示可能であり、前記換算値として、前記操作手段は、前記換算値として、1未満の値を設定可能に構成されるようにしてある。
遊技場システムの構成を示す模式図である。 本発明の実施形態における景品交換装置(遊技用装置)の構成を示すブロック図である。 貸出レート−換算値対応テーブルの構成を示す図表である。 景品情報テーブルの構成を示す図表である。 新規景品登録入力画面の構成を示す正面図であって、各情報が入力されていない状態を示す図である。 新規景品登録入力画面の構成を示す正面図であって、各情報が入力又は表示された状態を示す図である。 新規景品登録入力画面の構成を示す正面図であって、交換単価が仕入単価よりも少ない場合を示す図である。 新規景品登録入力画面の構成を示す正面図であって、交換単価の繰り上げ処理を行う場合を示す図である。 新規景品登録入力画面の構成を示す正面図であって、交換単価が補正された後の状態を示す図である。 税率係数設定画面の構成を示す正面図である。 景品テーブル設定処理の手順を示すフローチャートである。 景品テーブル税率設定処理の手順を示すフローチャートである。 景品情報テーブルの他の構成を示す図表である。 新規景品登録入力画面の構成を示す正面図であって、税率係数が乗算された交換単価を表示する状態を示す図である。 新規景品登録入力画面の構成を示す正面図であって、図14に示す交換単価が補正された後の状態を示す図である。
以下、本発明に係る遊技用装置として実施可能な景品交換装置と、この景品交換装置を備える遊技場システム、及び景品設定方法の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
[遊技場システム]
本実施形態に係る遊技場システム1は、図1に示すように、遊技機10、遊技媒体貸出機20、台管理装置30、島管理装置40、親島管理装置50、遊技場管理装置60、計数装置70、会員管理装置80、景品交換装置90で構成されており、これらの装置が所定のネットワーク(例えば、ローカル・エリア・ネットワーク)を介して接続されている。
そして、このような構成からなる遊技場システム1は、遊技者が遊技を行うことで獲得した遊技球又はメダル等の遊技媒体を、その数量に応じて景品と交換する、いわゆる景品交換を管理するための景品交換システムとして機能するものであり、景品交換装置90では、景品の交換単価を入力することで、貸出レート毎の交換遊技媒体数を自動的に算出可能となっている。
以下、遊技場システム1を構成する各装置について詳述する。
遊技機10は、遊技媒体を使用して所定の遊技を行う装置であって、具体的には、パチンコ機10a,スロットマシン10b,パロット、アレンジボール機,雀球機等の各種の遊技機がある。
この遊技機10において遊技に使用される遊技媒体には、パチンコ機10aに使用される遊技球や、スロットマシン10bに使用されるメダルなどがある。これら遊技媒体が遊技者に貸し出されることで、遊技者は、その遊技媒体を用いて所定の遊技を行うことができる。
ここで、遊技場では、遊技者に貸し出す際の遊技媒体の交換価値である貸出レートを予め設定している。例えば、遊技球の貸出レートを4円/玉とし、メダルの貸出レートを20円/枚としているところが多い。
このように、遊技場では、通常、遊技媒体の種類によって異なる貸出レートを設定しているが、遊技場によっては、一の種類の遊技媒体に異なる貸出レートを設定しているところがある。
例えば、図1に示すように、遊技場にパチンコ機10aが多数設置されている場合において、これら多数のパチンコ機10aが設置された遊技場の複数階又は一フロアを二つの区画に分け、一の区画においては、遊技球の貸出レートを4円/玉とする4円コーナーとし、他の区画においては、遊技球の貸出レートを1円/玉とする1円コーナーとしているところがある。
また、遊技場にスロットマシン10bが多数設置されている場合において、これら多数のスロットマシン10bが設置された遊技場の複数階又は一フロアを二つの区画に分け、一の区画においては、メダルの貸出レートを20円/玉とする20円コーナーとし、他の区画においては、メダルの貸出レートを5円/玉とする5円コーナーとしているところがある。
このように、遊技場によっては、遊技媒体の種類毎に異なる貸出レートを設定するとともに、一の種類の遊技媒体に異なる貸出レートを設定しているところがある。なお、本実施形態においては、これら両方の貸出レートの設定が行われているものとする。
また、遊技機10は、稼動に伴って生成する遊技信号を出力可能に構成されている。例えば、遊技機10がパチンコ機10aの場合には、このパチンコ機10aに投入された遊技球の数を示すアウト信号、パチンコ機10aから払出された遊技球の数を示すセーフ信号、所定の大当り状態を示す特賞信号、所定の可変表示装置の変動・停止ごとに出力されるスタート信号などが、遊技信号として出力される。これら出力された遊技信号は、台管理装置30へ送られる。
遊技媒体貸出機20は、遊技者に対して遊技媒体を貸し出す装置であり、通常、各遊技機10ごとに一台ずつ備えられており、現金やプリペイドカードの投入に応じて、所定数の遊技媒体を貸し出す。遊技媒体貸出機20には、遊技球を貸し出す玉貸機20aや、メダルを貸し出すメダル貸機20bがある。また、遊技媒体貸出機20は、投入金額に応じた遊技媒体の貸出数を示す貸出信号を台管理装置30へ出力するとともに、対応する遊技機10へ貸出数分の遊技媒体を貸し出すように構成されている。
台管理装置30は、各種信号を中継・処理する情報処理装置であり、遊技機10と遊技媒体貸出機20とに接続され、それら遊技機10又は遊技媒体貸出機20から出力された各種信号を受信し、通信回線を介して島管理装置40へ送信する。
島管理装置40は、各種信号を中継・処理する情報処理装置であり、台管理装置30から送信されてきた各種信号を受信し、適宜蓄積または集計して親島管理装置50を介して遊技場管理装置60へ送信する。
親島管理装置50は、各種信号を中継・処理する情報処理装置であり、各島管理装置40から送信されてきた各種信号を受信し、適宜蓄積または集計して遊技場管理装置60へ送信する。
遊技場管理装置60は、プログラム制御により動作する情報処理装置であって、遊技場に備えられる全遊技機10に関する遊技情報を収集して、集計・管理するとともに、遊技場の経営に必要な営業管理情報なども管理する。
例えば、遊技場管理装置60は、親島管理装置50から通信回線を介して送信される各種遊技信号(アウト信号、セーフ信号、特賞信号、スタート信号等)に基づき算出される各種遊技情報(アウト玉数、セーフ玉数、特賞回数、スタート回数等)を遊技機10ごとに集計する。
計数装置70は、遊技機10における遊技により遊技者が獲得した有価価値である遊技媒体の数量を計数するための遊技媒体計数装置であり、遊技球の数量を計数する遊技球計数機70aとメダルの数量を計数するメダル計数機70bに区別され、遊技場内の所定の箇所、例えば、遊技機島の島端などに設置されている。
また、遊技球計数機70aには、4円コーナーで使用された遊技球の数量を計数する4円用の遊技球計数機70aと、1円コーナーで使用された遊技球の数量を計数する1円用の遊技球計数機70aがある。
さらに、メダル計数機70bには、20円コーナーで使用されたメダルの数量を計数する20円用のメダル計数機70bと、5円コーナーで使用されたメダルの数量を計数する5円用のメダル計数機70bがある。
また、計数装置70は、計数の結果として得られた遊技媒体の数量である計数値をレシートに印字して発行するレシート発行機71を備えている。
なお、本実施形態においては、計数値を記録する媒体としてレシートを挙げているが、計数値を記録する媒体は、レシートに限るものではなく、例えば、会員カード(磁性体のストライプが施された磁気カード)やICカードなどであってもよい。これら記録媒体には、当日限り景品交換が可能とされる有価価値を特定可能な情報が記憶された景品交換用記録媒体と、当日以降においても景品交換が可能とされる有価価値の大きさを特定可能な情報が記録された会員用記録媒体がある。
ただし、以下の説明においては、記録媒体がレシートであるものとして説明する。
また、図示しないが、計数装置70には、会員カードを挿入可能なカード挿入部と、その会員カードから所定の情報を読み取るカードリーダーが設けられており、計数時に、そのカード挿入部に会員カードが挿入されている場合は、カードリーダーが、会員カードの内部に記録された、会員を特定可能な情報(例えば、会員ID)を読み取るとともに、この読み取った会員IDと、計数の結果である計数値とを対応付けて会員管理装置80に送信することで、計数された遊技媒体を遊技場に預け入れることができる。
会員管理装置80は、プログラム制御により動作する情報処理装置であって、会員に関する情報を会員データベース(図示せず)として記憶・管理する。
会員データベースは、例えば、会員ID、暗証番号、計数値、貯玉数等を項目として構成されている。
会員IDは、会員一人一人を特定するための番号である。よって、会員一人一人には、それぞれ異なる会員IDが付与されている。
暗証番号は、会員本人であるか否かを確認するための番号である。例えば、会員が景品交換の際に貯玉を引き出すときには、その会員に対し、景品交換装置90の暗証番号操作手段96を操作させて暗証番号を入力させる。この入力された会員番号と会員データベースに登録された会員番号とを照合することにより、その会員が正当な会員であるか否かを確認することができる。
計数値は、計数装置70にて計数された遊技媒体の数量を示す情報であって、この計数装置70から送信されてきた情報である。
貯玉数は、会員が遊技で獲得した遊技媒体のうち、景品に交換せずに遊技場に預け入れた遊技媒体の数量である。貯玉数は、会員IDに対応付けられて会員管理装置80から送信されてくる。また、景品交換や遊技の際に引き出されると、その引き出された数量分減少するようになっている。なお、貯玉には、遊技場に預け入れた遊技球とメダルの両方がある。
景品交換装置90は、遊技者の獲得した有価価値の大きさの範囲内(すなわち遊技者の獲得した遊技媒体の数量の範囲内)で景品と交換する処理を行う情報処理装置である。
この景品交換装置90では、景品の交換単価を入力することで、貸出レート毎の交換遊技媒体数を自動的に算出可能となっている。
以下、このような特徴的な処理を実行可能とする景品交換装置90の構成について、図2を参照して説明する。
[景品交換装置]
図2に示すように、本実施形態の景品交換装置90は、会員管理装置80等との間で所定の情報の送受信を行う通信手段91と、所定のプログラムやデータを記憶可能な記憶手段92と、所定の情報を画面表示する表示手段93と、レシートに印字された計数値等を読み取るチケットリーダー94と、会員カードから会員ID等を読み取る会員カードリーダー95と、暗証番号を入力するための暗証番号操作手段96と、従業員による操作により所定の情報や命令などを入力するための従業員操作手段97と、所定の演算処理を実行する演算手段98と、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータとして動作する制御手段99とを備えている。
ここで、記憶手段92は、例えば、ROM,RAM,ハードディスク等で構成されており、景品交換装置90が備える各種機能を実行するためのプログラムや景品交換に関する所定の情報を記憶する。
また、記憶手段92は、本発明における換算値記憶手段として機能するものであり、二つ以上の貸出レートのそれぞれに対応して算出された、単位金額あたりの遊技媒体の数量を示す換算値を管理するための貸出レート−換算値対応テーブルを記憶する。
貸出レート−換算値対応テーブルは、図3に示すように、「番号」と、「貸出レート(遊技媒体単価)」と、「換算値」とを項目として構成されている。
「番号」は、貸出レート毎に付された通し番号である。
「貸出レート(遊技媒体単価)」は、単位遊技媒体数あたりの貸出料金である。
「換算値」は、1円あたりの遊技媒体数を示す数値である。例えば、貸出レート(遊技媒体単価)が「4円/玉」の場合、換算値は、1玉÷4円=1/4[玉/円]となる。
なお、図3においては、「番号」の「1」又は「2」に対応付けられた「貸出レート(遊技媒体単価)」と「換算値」が、遊技球についての「貸出レート」(すなわち、玉単価)と「換算値」を示すものとなっている。また、「番号」の「3」又は「4」に対応付けられた「貸出レート(遊技媒体単価)」と「換算値」が、メダルについての「貸出レート」(すなわち、メダル単価)と「換算値」を示すものとなっている。
さらに、「番号」の「5」又は「6」に対応付けられた「貸出レート(遊技媒体単価)」と「換算値」は、景品交換装置90で実行される景品交換処理が枚数によるものではなく玉数によるものである場合の、枚数から換算した玉数及び貸出レートと、このときの換算値を示すものである。
また、記憶手段92は、本発明における景品識別情報記憶手段、交換単価記憶手段、交換価値記憶手段、仕入単価記憶手段、補正前交換単価記憶手段として機能するものであり、景品を特定する情報である識別情報と、演算手段98により補正された後の交換単価と、交換遊技媒体数に相当する景品の交換価値と、景品の仕入単価と、補正前の交換単価とを管理するための景品情報テーブルを記憶する。
景品情報テーブルは、景品に関する情報を景品毎に対応付けて記憶するためのテーブルであって、図4に示すように、景品を一意に特定する「景品コード」と、景品の名称を示す「景品名」と、景品の仕入単価を示す「仕入単価」と、遊技者が獲得した遊技媒体と交換する際の景品の金額である交換単価を示す「交換単価(補正後)」と、景品との交換に必要な遊技媒体の数量である交換遊技媒体数を貸出レート毎に示す「交換遊技媒体数」と、交換単価が補正されたか否かを示す「補正」と、補正前の交換単価を示す「交換単価(補正前)」と、交換単価に課される所定の税金の税率を示す「税率係数」とを項目として構成されている。
ここで、「景品コード」と「景品名」は、いずれも各景品のそれぞれを一意に特定する識別情報として機能する情報であるが、前者の「景品コード」は、数字、文字、記号の組み合わせによって景品を特定するのに対し、後者の「景品名」は、その景品の名称によって当該景品を特定する点で相違する。
「仕入単価」は、遊技場が景品を仕入れたときの当該景品の価格である。
「交換単価(補正後)」については、「交換単価(補正前)」の説明において詳述する。
「交換遊技媒体数」は、少なくとも二つ以上の貸出レートのそれぞれに対する交換遊技媒体数を示す情報であって、図4に示す景品情報テーブルにおいては、「レート1」〜「レート6」のそれぞれに対応して交換遊技媒体数が設定されている。
「レート1」〜「レート6」は、図3に示した貸出レート−換算値対応テーブルの「番号」に対応している。例えば、「レート1」は、貸出レート−換算値対応テーブルの「番号」の「1」に対応している。「レート2」〜「レート6」についても、同様である。
そして、「レート1」の項目に登録されている「景品名」が「AAA」の「25玉」は、貸出レート−換算値対応テーブルの「番号」の「1」に登録されている「貸出レート(遊技媒体単価)」の「4円/玉」を用いて算出された交換遊技媒体数となっている。「レート2」〜「レート6」についても、同様である。
「補正」は、交換単価に対して補正処理が実行されたか否かを示す情報である。例えば、「補正」が「なし」の場合は、交換単価に対して補正が行なわれていないことを示す。一方、「補正」が「あり」の場合は、交換単価に対して補正が行なわれたことを示す。
交換単価に対する補正とは、従業員により従業員操作手段97が操作されて入力された交換単価を用いて貸出レート毎に交換遊技媒体数を算出した場合に、これら算出した交換遊技媒体数の中に小数点以下の端数を伴う交換遊技媒体数があるとき、すべての交換遊技媒体数が小数点以下の端数を伴わない自然数となるように、交換単価を修正することをいう。なお、この交換単価の補正の詳細については、演算手段98の説明にて詳述する。
「交換単価(補正後)」は、補正後の交換単価を示す数値であって、遊技者が獲得した遊技媒体と交換されるときの景品の金額である。
「交換単価(補正前)」は、補正前の交換単価を示す数値であって、従業員が従業員操作手段97を操作して入力した交換単価である。
ここで、「補正」が「なし」の場合、交換単価に対して補正が行なわれていないことから、「交換単価(補正前)」として入力された交換単価が、そのまま「交換単価(補正後)」として設定される。
一方、「補正」が「あり」の場合、交換単価に対して補正が行なわれていることから、「交換単価(補正前)」には、従業員が従業員操作手段97を操作して入力した交換単価が設定され、「交換単価(補正後)」には、補正後の交換単価が設定される。
「税率係数」は、交換単価に課される税金の税率である。
この「税率係数」には、初期値として、基準税率を示す「1」が設定されている。そして、交換単価に税金を課す場合には、その税金の税率を示す具体的な数値、例えば、税率5%を示す「1.05」などが、当該「税率係数」に入力設定される。
また、記憶手段92は、例えば、会員に関する情報である会員情報や、チケットリーダー94によりレシートから読み取られた計数値などの情報を記憶する。
会員情報には、例えば、会員IDや貯玉数等がある。会員IDは、会員を一意に特定するための情報であって、会員カードリーダー95により会員カードから読み取られた情報である。貯玉数には、会員管理装置80から受信したものと、景品交換後に余りとして遊技場に預け入れる遊技媒体の数量とがある。
表示手段93は、例えば、液晶ディスプレイなどで構成されており、遊技場の従業員が視認する従業員側表示部93aと、遊技者が視認する遊技者側表示部93bとに分けられている。なお、この景品交換装置90が景品交換カウンターに設置される際には、従業員側表示部93aが従業員側を向くとともに、遊技者側表示部93bが遊技者側を向くように設置される。
従業員側表示部93aは、景品に関する情報を入力設定するための新規景品登録入力画面と、税率係数を入力設定するための税率係数設定画面とを表示する。
新規景品登録入力画面は、新規に登録しようとする景品に関する情報を入力設定するとともに、自動演算された交換遊技媒体数や交換単価を表示するための画面であって、図5〜図9に示すように、景品の名称を入力するための景品名入力部A1と、交換単価を入力するための交換単価入力部A2と、仕入単価を入力するための仕入単価入力部A3と、貸出レート毎の交換遊技媒体数を表示する交換遊技媒体数表示部A4と、これら景品名入力部A1等に入力された各情報をキャンセルして直前の画面に戻る際に押下される戻るボタンA5と、景品名入力部A1などに表示された景品に関する情報を記憶手段92に登録する際に押下される登録ボタンA6とを表示した画面である。
また、新規景品登録入力画面には、図7、図8に示すように、従業員に対する所定のメッセージを表示する報知部A7を、本発明における報知手段として設けることができる。
さらに、新規景品登録入力画面には、図9に示すように、補正する前の交換単価を表示する補正前交換単価表示部A8を設けることができる。
なお、図5〜図9に示す新規景品登録入力画面は、いずれも同じ表示態様を示しているが、概ね次の点で相違する。例えば、図5は、景品名等の情報が未だ入力されていない状態の新規景品登録入力画面を示している。図6は、交換単価が入力されたことで、貸出レート毎の交換遊技媒体数が自動算出されて交換遊技媒体数表示部A4に表示されたときの新規景品登録入力画面を示している。図7は、交換単価が仕入単価よりも少ないために報知部A7に警告メッセージが表示されたときの新規景品登録入力画面を示している。図8は、貸出レート毎の交換遊技媒体数の中に小数点以下の端数があるときの新規景品登録入力画面を示している。図9は、貸出レート毎の交換遊技媒体数の中に小数点以下の端数がないように、交換単価を補正した後の新規景品登録入力画面を示している。
税率係数設定画面は、税率係数を変更する場合に従業員側表示部93aに表示される画面である。
この税率係数設定画面は、図10に示すように、変更前の税率係数を表示する旧税率係数表示部B1と、変更後の税率係数を入力するための新税率係数入力部B2と、この新税率係数入力部B2に入力された税率係数をキャンセルして直前の画面に戻る際に押下される戻るボタンB3と、新税率係数入力部B2に表示された税率係数を登録する際に押下される登録ボタンB4とを表示した画面である。
チケットリーダー94は、計数装置70のレシート発行機71が発行したレシートに記録された計数値を有価価値情報として読み取る記録媒体読取手段である。なお、計数値等がレシートにバーコードで印字される場合には、チケットリーダー94としてバーコードリーダーを適用することができる。
会員カードリーダー95は、会員カードを挿入可能なカード挿入部(図示せず)が設けられており、このカード挿入部に会員カードが挿入されている場合は、当該会員カードに記録された、会員を特定可能な情報(例えば、会員ID)を読み取るとともに、この読み取った会員IDを制御手段99へ送る。
暗証番号操作手段96は、遊技者による暗証番号の入力操作に用いられるものであり、例えば、複数の数字キーをブロック配列したものや、タッチパネルの画面上に数字ごとのソフトウエアキーを表示したものなどを適用することができる。
従業員操作手段97は、遊技場の従業員による所定の情報の入力操作に用いられるものであり、例えば、キーボードやマウス等で構成することができ、景品交換装置90が備える各種機能の実行操作や、各種情報の入力設定を行うことができる。
また、従業員操作手段97は、本発明における景品識別情報入力手段、交換単価入力手段、仕入単価入力手段、換算値入力手段、税率入力手段として機能するものであり、例えば、表示手段93の従業員側表示部93aに表示された新規景品登録入力画面や税率係数設定画面の各入力部にカーソルを移動して、景品の名称、交換単価、仕入単価、換算値、税率係数を入力する場合に用いられる。
なお、表示手段93の従業員側表示部93aがタッチパネルで構成されている場合、この従業員側表示部93aが従業員操作手段97として機能する。
また、換算値は、1円あたりの遊技媒体数を示す数値であり、貸出レートを使用して算出可能なことから、従業員が従業員操作手段97を操作して換算値を入力設定することに代えて、演算手段98が貸出レートを使用して換算値を自動算出するようにすることもできる。この場合は、演算手段98が換算値入力手段として機能する。
演算手段98は、景品交換装置90が備える各種機能を実行するための種々の演算処理を実行する。
例えば、演算手段98は、本発明における交換価値算出手段として機能し、二つ以上の貸出レートのそれぞれに対応して、景品の交換価値に相当する交換遊技媒体数を、交換単価と換算値とを用いて算出する。この算出は、次式を用いて行うことができる。
交換単価×換算値=交換遊技媒体数 ・・・(式1)
また、演算手段98は、本発明における交換単価補正手段として機能し、算出した交換遊技媒体数の中に小数点以下の端数を伴う交換遊技媒体数があるときに、すべての交換遊技媒体数が小数点以下の端数を伴わない自然数となるように、交換単価を補正する。
この交換単価の補正は、具体的には、次のように実行される。
例えば、図8に示すように、貸出レート毎の交換遊技媒体数が算出された場合、「レート1(玉)」の交換遊技媒体数が「27.50」であり、「レート3(枚)」の交換遊技媒体数が「5.50」であることから、これらは、小数点以下の端数を伴う交換遊技媒体数となっている。
そこで、それら「レート1(玉)」の交換遊技媒体数と「レート3(枚)」の交換遊技媒体数が小数点以下の端数を伴わない自然数となるように、交換単価を補正する。
交換単価の補正には、貸出レート−換算値対応テーブルに登録された貸出レートが使用される。例えば、貸出レート−換算値対応テーブルが図3に示された各情報を登録しているテーブルである場合、ここに登録された貸出レートである、「4円/玉」と、「1円/玉」と、「20円/枚」と、「5円/枚」と、「20円/枚(4円/玉)」と、「5円/枚(4円/玉)」が、交換単価の補正に使用される。
演算手段98は、それら貸出レートの最小公倍数を算出する。上述した貸出レートの例では、「4」と「1」と「20」と「5」と「20(4)」と「5(4)」の最小公倍数として、「20」が算出される。
そして、演算手段98は、交換単価について、従業員操作手段97の操作により入力された交換単価の数値よりも大きい数値であって、最小公倍数の整数倍となる数値を算出する。具体的に、例えば、入力された交換単価が「110」であり、最小公倍数が「20」であるときは、この最小公倍数の整数倍であって入力された交換単価よりも大きい数値である「120」が、補正後の交換単価として算出される。
このような手順を実行することにより、演算手段98は、すべての交換遊技媒体数が小数点以下の端数を伴わない自然数となるように、交換単価を補正することができる。
さらに、演算手段98は、本発明における税金交換単価算出手段として機能するものであり、交換単価に税率係数を乗算することにより、所定の税金の税率分の金額が加算された交換単価を算出する。
具体的には、例えば、交換単価が「100円」であり、図10に示すように、新たに入力設定された税率係数が「1.05」である場合、演算手段98は、交換単価に税率係数を乗算し、この乗算により得られた積である「105円」を、税金が税率分加算された交換単価として算出する。
なお、この交換単価に税率係数を乗算する処理は、記憶手段92に記憶されている景品毎の交換単価のすべてに対して実行される。
また、演算手段98は、変更された税率係数を交換単価に対して乗算する場合、補正後の交換単価に対して乗算するのではなく、補正前の交換単価に対して乗算する。これにより、交換単価に対して税金分の金額を正しく加算することができる。
しかも、補正後の交換単価に対して税率係数を乗算した場合には、結果として、補正前の交換単価に変更前の税率係数を乗算した後、さらに変更後の税率係数を乗算することになるので、遊技者に二重の負担を強いることになるが、本実施形態では、補正前の交換単価に対して変更後の税率係数を乗算することとしているため、そのような二重の負担を防止できる。
なお、この加算処理を実行可能とするために、景品情報テーブルには、図4に示すように、「交換単価(補正前)」との項目が設けられ、この「交換単価(補正前)」の項目に補正前の交換単価が登録される。
また、図4に示す景品情報テーブルの「税率係数」においては、初期値として、「1」が設定されており、この「1」が税率係数の基準係数となっている。そして、税金の税率が変更されたときは、その基準係数を基準として当該税金の税率係数が決定され、景品情報テーブルの「税率係数」に入力設定される。
例えば、消費税の税率が5%のとき、税率係数は、基準係数である「1」を基準として、「1.05」とされる。また、消費税の税率が引き上げられて8%となったとき、税率係数は、基準係数である「1」を基準として、「1.08」とされる。さらに、消費税の税率が引き上げられて10%となったとき、税率係数は、基準係数である「1」を基準として、「1.10」とされる。
なお、その税率係数の基準係数である「1」は、更新されることなく記憶手段92に記憶されている。
制御手段99は、CPUなどで構成されており、記憶手段92に記憶されているプログラムを読み込んで実行することにより、景品交換装置90の有する構成各部の動作制御を行う。
以上のような構成を備えた景品交換装置90は、景品に関する情報が入力設定されるとともに、景品の交換単価を入力することで、貸出レート毎の交換遊技媒体数を自動的に算出するようになっている。
また、算出された貸出レート毎の交換遊技媒体数の中に小数点以下の端数を伴う交換遊技媒体数があるときは、複数の貸出レートのいずれについても景品の交換単価が同一となるように、当該交換単価を自動的に補正するようになっている。
このような特徴的な動作は、制御手段99が景品交換装置90の構成各部を制御しながら、例えば、交換単価と貸出レートとを用いて交換遊技媒体数を算出する処理や、交換単価を補正する処理等を演算手段98に実行させるなどして実現される。
以下、景品交換装置90の有する上記機能を発揮するために当該景品交換装置90が実行する動作の手順を、「景品設定方法」として、図11、図12に示すフローチャートを参照しながら説明する。
[景品設定方法]
ここでは、「景品設定方法」の内訳として、交換単価を入力するとともに、この入力された交換単価にもとづいて交換遊技媒体数を算出する処理である「景品テーブル設定処理」と、入力設定された税率係数を交換単価に乗算し、この乗算により得られた交換単価を用いて交換遊技媒体数を算出する処理である「景品テーブル税率設定処理」のそれぞれの実行手順について、順に説明する。
(1)景品テーブル設定処理
景品テーブル設定処理について、図11を参照して説明する。
なお、表示手段93の従業員側表示部93aには、所定の画面、例えば、従業員が景品交換を行う際に従業員側表示部93aに表示させる画面が表示されているものとする。
制御手段99は、従業員により景品テーブル設定処理を開始するための操作が行われたか否かを判断する(S10)。
景品テーブル設定処理を開始するための操作が行われていないときは、行われるまで待機する(S10−NO)。
一方、従業員により景品テーブル設定処理を開始するための操作が行われたものと制御手段99が判断したときは(S10−YES)、表示手段93の従業員側表示部93aは、新規景品登録入力画面を表示する(S11)。
従業員側表示部93aに新規景品登録入力画面が表示されると、従業員による従業員操作手段97の操作により、景品名入力部A1に、景品名が入力される。
制御手段99は、従業員により、新規景品登録入力画面の交換単価入力部A2に交換単価が入力され、かつ、仕入単価入力部A3に仕入単価が入力されたか否かを判断する(S12)。
交換単価及び仕入単価が入力されていないものと判断したときは(S12−NO)、制御手段99は、景品テーブル設定処理をキャンセルする操作が行われたか否かを判断する(S13)。
景品テーブル設定処理をキャンセルする操作が行われたものと判断したとき(S13−YES)、制御手段99は、新規景品登録入力画面に表示されている各種情報を記憶手段92に登録することなく、ここまで行われてきた景品テーブル設定処理をキャンセルする(S14)。そして、従業員側表示部93aは、新規景品登録入力画面に代えて所定の画面を表示し、制御手段99は、S10以降の処理を実行する。
一方、景品テーブル設定処理をキャンセルする操作が行われていないものと判断したときは(S13−NO)、制御手段99は、S12以降の処理を実行する。
ところで、交換単価及び仕入単価が入力されたものと判断したときは(S12−YES)、制御手段99は、入力された交換単価と仕入単価とを比較し、交換単価が仕入単価よりも少ないか否か、あるいは、交換単価と仕入単価が同じ金額であるか否を判断する(S15)。
交換単価が仕入単価よりも少ないものと制御手段99が判断したとき、あるいは、交換単価と仕入単価が同じ金額ものと制御手段99が判断したとき(S15−YES)、表示手段93の従業員側表示部93aは、新規景品登録入力画面の報知部A7に警告メッセージを表示する(S16)。
具体的には、例えば、図7に示すように、新規景品登録入力画面において、交換単価入力部A2に「100(円)」が入力され、仕入単価入力部A3に「120.00(円)」が入力された場合、制御手段99は、S15を実行することにより、交換単価が仕入単価よりも少ないものと判断する。この場合、表示手段93の従業員側表示部93aは、新規景品登録入力画面の報知部A7に、「警告 交換単価が仕入単価以下です。」などの警告メッセージを表示する。
S16の処理を実行後は、S12以降の処理が実行される。
なお、ここまでの説明においては、新規景品登録入力画面の景品名入力部A1に景品名を入力した後に、交換単価入力部A2に交換単価を入力し、さらに、仕入単価入力部A3に仕入単価を入力するという手順で説明を行ったが、これら景品名の入力と交換単価の入力と仕入単価の入力は、順不同であり、いずれを先に行い、いずれを後に行ってもよい。
一方、交換単価が仕入単価よりも多いものと判断したとき(S15−NO)、制御手段99は、記憶手段92に記憶されている貸出レート−換算値対応テーブルを参照し、貸出レート毎の換算値を取り出す(S17)。
そして、演算手段98は、記憶手段92から取り出された貸出レート毎の換算値と、S12にて入力されたものと判断された交換単価とを用いて、貸出レート毎の交換遊技媒体数を算出する(S18)。この貸出レート毎の交換遊技媒体数の算出は、前述した(式1)を用いて行うことができる。
演算手段98は、算出した貸出レート毎の交換遊技媒体数を、制御手段99へ送る。
表示手段93の従業員側表示部93aは、制御手段99から受け取った交換遊技媒体数を、新規景品登録入力画面の交換遊技媒体数表示部A4にて、貸出レート毎に表示する(図8参照)。
次いで、制御手段99は、算出された貸出レート毎の交換遊技媒体数の中に、小数点以下の端数を伴う交換遊技媒体数があるか否かを判断する(S19)。
算出された貸出レート毎の交換遊技媒体数の中に小数点以下の端数を伴う交換遊技媒体数があるときは(S19−YES)、演算手段98は、交換単価を補正し、記憶手段92は、補正前の交換単価を記憶する(S20)。このとき、記憶手段92においては、補正前の交換単価が、新規景品登録入力画面の景品名入力部A1に入力された景品名に対応付けられて、景品情報テーブルの「交換単価(補正前)」に登録される。
なお、この場合、新規景品登録入力画面の報知部A7には、図8に示すように、交換単価を補正することを示すメッセージとして、例えば、「交換単価の繰り上げ処理を行います。」などのような文章が表示される。
演算手段98は、交換単価を補正すると、補正後の交換単価を用いて、貸出レート毎の交換遊技媒体数を再度算出する(S21)。
再度算出された貸出レート毎の交換遊技媒体数と補正後の交換単価は、演算手段98から制御手段99へ送られる。
表示手段93の従業員側表示部93aは、制御手段99から受け取った貸出レート毎の交換遊技媒体数を、新規景品登録入力画面の交換遊技媒体数表示部A4にて、貸出レート毎に表示する(図9参照)。また、従業員側表示部93aは、制御手段99から受け取った補正後の交換単価を、新規景品登録入力画面の交換単価入力部A2に表示する。
制御手段99は、新規景品登録入力画面に表示されている景品に関する情報を登録するための操作が行われたか否かを判断する(S22)。
新規景品登録入力画面に表示されている景品に関する情報を登録するための操作が行われたものと制御手段99が判断したときは(S22−YES)、記憶手段92は、新規景品登録入力画面の各入力部及び各表示部に表示されている景品に関する情報(例えば、景品名、交換単価、仕入単価、貸出レート毎の交換遊技媒体数)を記憶する。これにより、新規景品登録入力画面に表示された各種情報が登録される(S23)。これにより、景品テーブル設定処理が終了する。
一方、新規景品登録入力画面に表示されている景品に関する情報を登録するための操作が行われていないものと制御手段99が判断したときは(S22−NO)、S12以降の処理が実行される。
なお、S18を実行して算出された貸出レート毎の交換遊技媒体数の中に、小数点以下の端数を伴う交換遊技媒体数がなく、すべての交換遊技媒体数が自然数であるものと制御手段99がS19にて判断したときは、S20及びS21は実行されず、S22以降の処理が実行される。
また、S20において交換単価の補正が行われた後に、S23において景品に関する各種情報が景品情報テーブルに登録されるときは、この景品情報テーブルの「補正」の項目において、「あり」の情報が登録される(図4参照)。一方、S20の処理が実行されず、交換単価の補正が行われていない状態で、S23において景品に関する各種情報が景品情報テーブルに登録されるときは、この景品情報テーブルの「補正」の項目において、「なし」の情報が登録される。
さらに、S23の処理により、再度算出された貸出レート毎の交換遊技媒体数が記憶手段92に登録された後は、従業員側表示部93aは、新規景品登録入力画面に代えて所定の画面を表示し、制御手段99は、S10以降の処理を実行するようにすることができる。
以上説明した手順で景品テーブル設定処理を実行することにより、新規景品登録入力画面の交換単価入力部A2に入力された交換単価を用いて、貸出レート毎の交換遊技媒体数を自動的に算出することができる。
また、交換単価が仕入単価よりも小さい金額である場合など、交換単価又は仕入単価として入力した金額に間違えがある場合には、そのことを警告として従業員に報知して、交換単価又は仕入単価の再入力を促すことができる。
さらに、交換単価にもとづいて算出された貸出レート毎の交換遊技媒体数の中に小数点以下の端数を伴う交換遊技媒体数があるときは、複数の貸出レートのいずれについても景品の交換単価が同一となるように、当該交換単価を自動的に補正することができる。これにより、一の景品において、貸出レートの相違に関係なく、統一した交換単価が設定されるため、遊技者間の公平性を維持できる。
なお、この景品テーブル設定処理においては、貸出レート毎の交換遊技媒体数の中に小数点以下の端数を伴う交換遊技媒体数があると判断されたときに(S19)、交換単価の補正(S20)と、貸出レート毎の交換遊技媒体数の再算出(S21)を実行することとしているが、このような処理手順に限るものではなく、これらS19〜S21の処理を省略することができる。
この場合、演算手段98は、S18を実行して貸出レート毎の交換遊技媒体数を算出し、この算出された貸出レート毎の交換遊技媒体数の中に、小数点以下の端数を伴う交換遊技媒体数があると制御手段99が判断したときは、演算手段98が、それら小数点以下の端数を伴う交換遊技媒体数についてのみ繰り上げ処理又は繰り下げ処理を行って、当該交換遊技媒体数が自然数となるようにする。表示手段93は、それら繰り上げ処理又は繰り下げ処理された後の交換遊技媒体数を、新規景品登録入力画面の交換遊技媒体数表示部A4に表示する。この段階で登録ボタンA6が押下されると(S22)、記憶手段92は、それら貸出レート毎の交換遊技媒体数等を登録する。これにより、景品テーブル設定処理が終了する。
この処理手順を実行した場合、一の景品について交換単価が複数設定されることになるが、このような設定を許容する景品交換装置90を実施することも可能である。
(2)景品テーブル税率設定処理
景品テーブル税率設定処理について、図12を参照して説明する。
なお、表示手段93の従業員側表示部93aには、所定の画面、例えば、従業員が景品交換を行う際に従業員側表示部93aに表示させる画面が表示されているものとする。
制御手段99は、従業員により景品テーブル税率設定処理を開始するための操作が行われたか否かを判断する(S30)。
景品テーブル税率設定処理を開始するための操作が行われていないときは、行われるまで待機する(S30−NO)。
一方、従業員により景品テーブル税率設定処理を開始するための操作が行われたものと制御手段99が判断したときは(S30−YES)、表示手段93の従業員側表示部93aは、税率係数設定画面を表示する(S31)。なお、この時点で表示される税率係数設定画面の旧税率係数表示部B1には、この時点で設定されている税率係数が表示され、新税率係数入力部B2には、何も表示されず、空白の状態となっている(図10参照)。
次いで、制御手段99は、従業員による従業員操作手段97等の操作により、税率係数設定画面の新税率係数入力部B2に、新たな税率係数が入力されたか否かを判断する(S32)。
新たな税率係数が入力されていないものと判断したときは(S32−NO)、制御手段99は、景品テーブル税率設定処理をキャンセルする操作が行われたか否かを判断する(S33)。
景品テーブル税率設定処理をキャンセルする操作が行われたものと判断したときは(S33−YES)、制御手段99は、ここまで行われてきた景品テーブル税率設定処理をキャンセルする(S34)。そして、従業員側表示部93aは、税率係数設定画面に代えて所定の画面を表示し、制御手段99は、S30以降の処理を実行する。
一方、景品テーブル税率設定処理をキャンセルする操作が行われていないものと判断したとき(S33−NO)、制御手段99は、S32以降の処理を実行する。
ところで、税率係数設定画面の新税率係数入力部B2に新たな税率係数が入力されたものと判断したときは(S32−YES)、制御手段99は、税率係数設定画面に表示されている登録ボタンB4が押下されたか否かを判断する(S35)。
税率係数設定画面に表示されている登録ボタンB4が押下されていないものと判断したときは(S35−NO)、S32以降の処理を実行する。
一方、税率係数設定画面に表示されている登録ボタンB4が押下されたものと制御手段99が判断したときは(S35−YES)、は、記憶手段92は、税率係数設定画面の新税率係数入力部B2に入力された税率係数を、景品情報テーブルの「税率係数」に登録する(図13参照)。
次いで、制御手段99は、記憶手段92に記憶されている貸出レート−換算値対応テーブルを参照し、貸出レート毎の換算値を取り出す(S36)。また、制御手段99は、記憶手段92に記憶されている景品情報テーブルを参照し、一の景品を選択し、この選択した一の景品の景品名に対応付けられた交換単価(補正前)を取り出すとともに、記憶手段92に記憶されている新たな税率係数を取り出す。そして、これら貸出レート毎の換算値、選択した一の景品の交換単価(補正前)、新たな税率係数を演算手段98へ送る。
演算手段98は、選択した一の景品の交換単価(補正前)に対して、新たな税率係数を乗算して、税率分の金額を加算した新たな交換単価を算出する(S37)。
そして、新たに算出した交換単価が小数点以下の端数を伴うときは、演算手段98は、その小数点以下の端数を繰り上げる処理を実行する(S38)。
なお、図14に示す新規景品登録入力画面において、交換単価入力部A2に表示されている「105円」は、交換単価が100円であって、税率が5%のときに、S37の実行により、演算手段98が新たに算出した交換単価である。
ここで、この景品テーブル税率設定処理を実行中は、表示手段93の従業員側表示部93aに新規景品登録入力画面を表示させる必要はないが、この景品テーブル税率設定処理を実行することで得られた各種情報を理解容易な態様で図面に表わすために、図14、図15においては、新規景品登録入力画面の表示態様を援用して、それら各情報を表している。
さらに、演算手段98は、換算値を用いて、貸出レート毎の交換遊技媒体数を算出する(S39)。この貸出レート毎の交換遊技媒体数の算出は、前述した(式1)を用いて行うことができる。
算出された交換遊技媒体数は、演算手段98から制御手段99へ送られる。
なお、図14に示す新規景品登録入力画面の交換遊技媒体数表示部A4には、S39の実行により算出された貸出レート毎の交換遊技媒体数が、貸出レート毎に示されている。
次いで、制御手段99は、算出された貸出レート毎の交換遊技媒体数の中に、小数点以下の端数を伴う交換遊技媒体数があるか否かを判断する(S40)。
算出された貸出レート毎の交換遊技媒体数の中に小数点以下の端数を伴う交換遊技媒体数があるものと制御手段99が判断したときは(S40−YES)、演算手段98は、すべての交換遊技媒体数が自然数となるように交換単価を補正し、記憶手段92は、補正前の交換単価を記憶する(S41)。このとき、記憶手段92は、補正前の交換単価を、景品名に対応付けて、景品情報テーブルの「交換単価(補正前)」に登録する。
演算手段98は、交換単価を補正すると、補正後の交換単価を用いて、貸出レート毎の交換遊技媒体数を再度算出する(S42)。
再度算出された貸出レート毎の交換遊技媒体数と補正後の交換単価は、演算手段98から制御手段99へ送られる。
記憶手段92は、再度算出された貸出レート毎の交換遊技媒体数を制御手段99から受け取ると、景品情報テーブルに登録する(S43)。
なお、図15に示す新規景品登録入力画面において、交換単価入力部A2に表示されている「120円」は、補正後の交換単価を示しており、交換遊技媒体数表示部A4に表示されている貸出レート毎の交換遊技媒体数は、交換単価が補正されたことで再度算出された交換遊技媒体数である。
そして、制御手段99は、遊技場で所有されている景品のすべてについて景品テーブル税率設定処理が実行されたか否かを判断する(S44)。
遊技場で所有されている景品のすべてについて景品テーブル税率設定処理が実行されてないときは(S44−NO)、まだ実行していない景品について、S37以降の処理を実行する。
一方、すべての景品について景品テーブル税率設定処理が実行されたときは(S44−YES)、景品テーブル税率設定処理を終了する。
なお、S39を実行して算出された貸出レート毎の交換遊技媒体数の中に、小数点以下の端数を伴う交換遊技媒体数がなく、すべての交換遊技媒体数が自然数であるものと制御手段99がS40にて判断したときは、S41及びS42は実行されず、S43以降の処理が実行される。
また、S35にて新たに税率係数が入力されたものと判断された場合、交換単価についての補正(S41)を実行する可能性は高いため、記憶手段92に記憶されている景品情報テーブルにおいては、「補正」の項目を省略することができる(図13参照)。
以上説明した手順で景品テーブル税率設定処理を実行することにより、すべての景品の交換単価に対して、変更された税率係数を乗算することで、税金分の加算された交換単価を算出し、この算出した交換単価を用いて、貸出レート毎の交換遊技媒体数を算出することができる。
また、税金の税率が変更される場合でも、税率係数設定画面で変更後の税率係数を入力設定することにより、自動的に、すべての景品の交換単価と貸出レート毎の交換遊技媒体数を更新することができる。
さらに、税金の税率を新たに入力設定する場合において、既に交換単価が補正されているときは、補正前の交換単価に対してその税率係数が乗算されるので、課税後の交換単価やこれにもとづき算出される貸出レート毎の交換遊技媒体数を、より正確に算出することができる。
しかも、このように交換単価に税金が課せられる場合でも、課税後の交換単価や貸出レート毎の交換遊技媒体数が自動的に算出されるので、これら景品に関する情報を入力設定する時間を短縮でき、かつ、入力設定される各情報の間違えを防止できる。
以上説明したように、本実施形態の遊技用装置及び景品設定方法によれば、景品の交換単価を入力することで、貸出レート毎の交換遊技媒体数が自然数となるように、交換単価が自動的に補正されるため、貸出レート毎に交換遊技媒体数や交換単価を手入力する必要がなくなることから、景品に関する情報を入力設定する時間を短縮できる。
また、遊技場で複数の貸出レートが取り扱われている場合でも、同一の景品に対して一の交換単価が設定されるため、複数の遊技者がそれぞれ異なる貸出レートで遊技をした場合でも、それら遊技者間に不公平が生じるといった事態を回避できる。
例えば、上述した特許文献1に示されるような従来の景品交換装置においては、次のような問題があった。
上述したように、景品交換装置に対しては、景品に関する種々の情報が、景品毎に入力設定される。ここで、遊技場において取り扱われている景品の数は、通常、数百種類もある。このことから、その入力設定が完了するまでには、多くの時間が必要となっていた。
また、遊技場内にパチンコ機とスロットマシンの両方が設置されている場合、この遊技場では遊技媒体として遊技球とメダルの二種類が使用されることになるが、これら遊技媒体を遊技者に貸し出す際の当該遊技媒体の単価である貸出レートは、通常、遊技媒体の種類毎に異なっている。具体的な数字を挙げると、例えば、遊技球の貸出レートは、4円/玉としている遊技場が多く、また、メダルの貸出レートは、20円/枚としているところが多い。
さらに、最近では、同一種類の遊技媒体でも異なる貸出レートで遊技者に貸し出す遊技場が存在している。例えば、多数のパチンコ機が設置された遊技場の複数階又は一フロアを二つの区画に分け、一の区画では、貸出レートを4円/玉として遊技球を貸し出す4円コーナーとし、他の区画では、貸出レートを1円/玉として遊技球を貸し出す1円コーナーとしているところがある。
このように、遊技場においては、遊技媒体の種類毎に貸出レートが異なったり、あるいは、同一種類の遊技媒体でも貸出レートが異なったりしているところが存在する。
そうすると、景品の交換遊技媒体数を景品交換装置に入力設定する場合、景品毎に入力設定するだけでなく、さらに貸出レート毎にも入力設定することとなるため、この入力設定に多くの時間が必要となっていた。
さらに、従来の景品交換装置は、景品交換に関する情報として、景品名情報と交換遊技媒体数情報と貸出レートとを記憶していた。そして、必要な場合には、交換遊技媒体数と貸出レートとを乗算することで、景品の交換単価を得ていた。
つまり、従来の景品交換装置では、景品の交換単価が入力されたときに、この交換単価にもとづいて貸出レート毎の交換遊技媒体数を算出するという処理は実行されていなかった。
また、このように、従来の景品交換装置においては、景品の交換単価にもとづいて貸出レート毎の交換遊技媒体数を算出する処理は実行されていなかったことから、この算出により生じる不都合に対応可能な景品交換装置も存在しなかった。
例えば、交換単価を貸出レートで除算した場合、その商である交換遊技媒体数に端数が出ることがある。具体的な数値を挙げると、例えば、交換単価を110円とし、貸出レートを4円/玉とした場合、交換遊技媒体数は、27.5玉となる。このように端数のある状態では遊技媒体と景品とを交換することはできない。このため、この場合は、その端数を繰り上げて、当該交換遊技媒体数を端数のない自然数にする。上記の例では、27.5玉のうちの0.5玉を繰り上げて28玉とする。これにより、遊技媒体と景品との交換が可能となる。
ところが、遊技場にて複数の貸出レートが取り扱われている場合には、交換遊技媒体数に端数が出る貸出レートと、端数が出ない貸出レートが混在することがある。具体的には、例えば、一の遊技場にて4円/玉と1円/玉の二つの貸出レートが取り扱われている場合において、交換単価が110円のとき、前者の4円/玉の場合は、交換遊技媒体数が27.5玉となるのに対し、後者の1円/玉の場合は、交換遊技媒体数が110玉となる。
そして、端数のある交換遊技媒体数のみを繰り上げ処理すると、前者の交換遊技媒体数は、28玉となるのに対し、後者の交換遊技媒体数は、繰り上げ処理されずに、110玉のままとなる。
さらに、これら交換遊技媒体数と貸出レートとを用いて当該景品の交換単価を算出すると、例えば、前者の交換遊技媒体数である28玉に貸出レートの4円/玉を乗算して、交換単価が112円となるのに対し、後者の交換遊技媒体数である110玉に貸出レートの1円/玉を乗算すると、交換単価が110円となる。このように、前者と後者では、景品が同一であるにもかかわらず交換単価が相違してしまう。
つまり、遊技場にて複数の貸出レートが取り扱われている場合において、端数のある交換遊技媒体数のみを繰り上げる処理を行う結果、同一の景品でも異なる貸出レートの間で交換単価が相違するという状況が生じる。そうすると、前者の遊技媒体の貸出を受けた遊技者と後者の遊技媒体の貸出を受けた遊技者と間で交換単価に不公平が生じるという問題があった。
これに対して、本実施形態の遊技用装置によれば、景品の交換単価を入力することで、二つ以上の遊技媒体の交換価値のそれぞれに対応して、交換遊技媒体数を自動的に算出できる。
また、このように交換遊技媒体数が自動的に算出されるので、景品交換装置に対する交換遊技媒体数の入力設定に要する時間を短縮できる。
さらに、景品の交換単価が入力されたときに、遊技媒体の交換価値毎の交換遊技媒体数が自然数となるように、その交換単価を自動的に補正することができる。これにより、遊技媒体の交換価値毎に景品の交換単価が異なることで遊技者間に不公平が生じるという不都合を回避できる。
したがって、本実施形態の遊技用装置によれば、景品交換装置に対して景品に関する情報を入力設定するのに要する時間を短縮可能とするとともに、景品の交換単価を入力することで貸出レート毎の交換遊技媒体数を算出可能とし、かつ、この算出により生じる不都合、すなわち、貸出レート毎に景品の交換単価が異なることで遊技者間に不公平が生じるという不都合を解決することができる。
以上、本発明の遊技用装置の好ましい実施形態について説明したが、本発明に係る遊技用装置は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、景品が一般景品であるものとして説明したが、景品は、一般景品に限るものではなく、特殊景品であってもよい。
また、上述した実施形態では、景品毎に貸出レート毎の交換遊技媒体数を算出する構成としたが、貸出レート毎に限るものではなく、例えば、遊技者が獲得した遊技媒体を景品に交換する場合の当該遊技媒体の交換価値である二以上の交換レート毎に交換遊技媒体数を算出する構成としてもよい。
さらに、上述した実施形態では、景品設定方法を景品交換装置が実行することとしているが、景品設定方法は、景品交換装置が実行することに限るものではなく、遊技場システムに接続可能な遊技用装置、例えば、遊技場管理装置や会員管理装置などが実行する構成とすることができる。
そして、上述した実施形態では、交換単価を貸出レートで除算して得られた商である交換遊技媒体数が小数点以下の端数を伴う場合に、交換単価を繰り上げる処理を行うこととしたが、繰り上げる処理に限るものではなく、繰り下げる処理を行うようにしてもよい。この場合、繰り上げたときの交換単価と、繰り下げたときの交換単価の両方を算出し、繰り上げ等を行う前の交換単価と比較して、差の小さい方を採用するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、交換単価又は仕入単価の入力間違えの報知の手法として、景品交換装置の表示手段に警告メッセージを表示することとしたが、その報知は、警告メッセージの表示に限るものではなく、警告音による報知であってもよい。
さらに、上述した実施形態では、税金として消費税を想定しているが、消費税に限るものではなく、例えば遊技税などであってもよい。
また、上述した実施形態では、貸出レートとして、4円/玉、1円/玉、20円/枚、5円/枚等を挙げたが、貸出レートは、これら4円/玉等に限るものではなく、1円/玉、20円/枚など、遊技場が任意のレートを設定することができる。
また、上述した実施形態では、景品設定方法を実施する装置として景品交換装置を挙げて説明したが、景品設定方法を実施可能な装置は、景品交換装置に限るものではなく、例えば、遊技場に設置されて遊技場システムに接続可能な各種の遊技用装置、具体的には、遊技場管理装置,会員管理装置,計数装置などの遊技用装置に景品設定方法を実行させるようにしてもよい。
さらに、上述した実施形態において、景品交換装置は、遊技場システムに有線接続された卓上設置型の装置として説明したが、有線接続された卓上設置型に限るものではなく、無線通信可能なハンディタイプの景品交換装置であってもよい。
また、本明細書に開示された発明は以下のような構成とすることができる。
1.所定の景品との交換に必要な遊技媒体の数量を交換遊技媒体数としたときに、少なくとも二つ以上の遊技媒体の交換価値のそれぞれに対する前記交換遊技媒体数と、前記景品を特定する情報である識別情報とを対応付けて記憶する遊技用装置であって、
前記識別情報を入力する景品識別情報入力手段と、
前記識別情報を記憶する景品識別情報記憶手段と、
前記遊技者が獲得した遊技媒体と交換する際の前記景品の金額を交換単価として入力する交換単価入力手段と、
前記交換単価を記憶する交換単価記憶手段と、
前記二つ以上の遊技媒体の交換価値のそれぞれに対応して算出された、単位金額あたりの前記遊技媒体の数量を示す換算値を入力する換算値入力手段と、
前記換算値を記憶する換算値記憶手段と、
前記二つ以上の遊技媒体の交換価値のそれぞれに対応して、前記交換遊技媒体数に相当する前記景品の交換価値を、前記交換単価と前記換算値とを用いて算出する交換価値算出手段と、
この交換価値算出手段で算出された前記景品の交換価値を記憶する交換価値記憶手段と、を備え、
前記交換価値記憶手段は、前記二つ以上の遊技媒体の交換価値のそれぞれに対応して算出された前記景品の交換価値を、前記景品の識別情報に対応付けて記憶する
ことを特徴とする遊技用装置。
2.前記遊技媒体の交換価値毎に算出された前記景品の交換価値のうち、少なくとも一つの交換価値が自然数でない場合に、当該交換価値が自然数になるように、前記交換単価を補正する交換単価補正手段を備え、
前記交換単価補正手段は、前記遊技媒体の交換価値毎に算出された前記景品の交換価値のすべてが自然数になるように前記交換単価を補正し、補正後の交換単価を用いて、前記景品の交換価値を再度算出し、
前記交換価値記憶手段は、再度算出された景品の交換価値を記憶し、
前記交換価値算出手段で算出された前記景品の交換価値のすべてが自然数の場合には、前記交換単価補正手段は、前記交換単価を補正せず、
前記交換価値記憶手段は、補正されていない交換単価を用いて算出された景品の交換価値を記憶する
ことを特徴とする上記1項記載の遊技用装置。
3.前記交換単価補正手段は、複数の前記遊技媒体の交換価値の最小公倍数を整数倍した数値と同じ数値となるように、前記交換単価を補正する
ことを特徴とする上記2項記載の遊技用装置。
4.前記景品の仕入単価を入力する仕入単価入力手段と、
前記仕入単価を記憶する仕入単価記憶手段と、
前記交換単価又は前記仕入単価の入力が間違っていることを報知する報知手段と、を備え、
前記交換単価が前記仕入単価以下であるときに、前記報知手段が前記報知を実行する
ことを特徴とする上記1〜3項のいずれかに記載の遊技用装置。
5.前記交換単価に課される所定の税金の税率を入力する税率入力手段と、
前記交換単価記憶手段に記憶されている前記景品毎の前記交換単価のすべてと前記税率とを用いて、前記所定の税金が税率分加算された交換単価を算出する税金交換単価算出手段と、を備え、
前記交換価値算出手段は、前記所定の税金が前記税率分加算された交換単価を用いて、前記景品の交換価値を算出する
ことを特徴とする上記1〜4項のいずれかに記載の遊技用装置。
6.前記交換単価補正手段で補正される前の前記交換単価を記憶する補正前交換単価記憶手段を備え、
前記税金交換単価算出手段は、
前記所定の税金が税率分加算された交換単価を算出しようとするときに、当該交換単価が前記交換単価補正手段で補正されていた場合には、前記補正前交換単価記憶手段から補正前の交換単価を取り出し、当該補正前の交換単価を用いて、前記所定の税金が税率分加算された交換単価を算出し、
一方、前記交換単価が前記交換単価補正手段で補正されていない場合には、当該交換単価を用いて、前記所定の税金が税率分加算された交換単価を算出する
ことを特徴とする上記5項記載の遊技用装置。
7.所定の景品との交換に必要な遊技媒体の数量を交換遊技媒体数としたときに、少なくとも二つ以上の遊技媒体の交換価値のそれぞれに対する前記交換遊技媒体数と、前記景品を特定する情報である識別情報とを対応付けて記憶する工程を有した景品設定方法であって、
前記識別情報を入力する工程と、
前記遊技者が獲得した遊技媒体と交換する際の前記景品の金額を交換単価としたときに、前記識別情報の入力の前又は後に、前記交換単価を入力する工程と、
前記二つ以上の遊技媒体の交換価値のそれぞれに対応して、前記景品の交換遊技媒体数を、前記交換単価を用いて算出する工程と、
前記算出された前記交換遊技媒体数を前記二つ以上の遊技媒体の交換価値のそれぞれに対応付けて記憶する工程と、
を有した
ことを特徴とする景品設定方法。
1 遊技場システム
90 景品交換装置(遊技用装置)
92 記憶手段(換算値記憶手段、景品識別情報記憶手段、交換単価記憶手段、交換価値記憶手段、仕入単価記憶手段、補正前交換単価記憶手段)
97 従業員操作手段(景品識別情報入力手段、交換単価入力手段、換算値入力手段、仕入単価入力手段、税率入力手段)
98 演算手段(交換価値算出手段、交換単価補正手段、税金交換単価算出手段)
99 制御手段

Claims (11)

  1. 複数の貸出レートが存在する遊技場において、遊技者が獲得した遊技価値と所定の景品とを交換するための処理を実行可能な遊技用装置であって、
    前記景品の金額として設定される交換単価と、前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して設定される換算値と、に基づいて前記景品との交換に必要な遊技価値量である交換価値を前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して算出する算出手段と、
    前記換算値を設定する場合に操作される操作手段と、
    前記交換価値に関する情報を表示する表示手段と、
    を備え、
    前記算出手段は、新たな景品についての前記交換単価が設定されることに基づいて、当該新たな景品に対応する交換価値を前記交換単価と前記換算値とに基づいて前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して算出し、
    前記表示手段は、前記複数の異なる貸出レートに、パチンコ機に対応する複数の異なる貸出レートとスロットマシンに対応する複数の異なる貸出レートとが含まれる場合に、パチンコ機に対応する複数の異なる貸出レートとスロットマシンに対応する複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応する前記交換価値を同時に表示可能であり、
    前記操作手段は、前記換算値として、1未満の値を設定可能に構成される
    ことを特徴とする遊技用装置。
  2. 複数の貸出レートが存在する遊技場において、遊技者が獲得した遊技価値と所定の景品とを交換するための処理を実行可能な遊技用装置であって、
    前記景品の金額として設定される交換単価と、前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して設定される換算値と、に基づいて前記景品との交換に必要な遊技価値量である交換価値を前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して算出する算出手段と、
    前記交換価値に関する情報を表示する表示手段と、
    を備え、
    前記算出手段は、新たな景品についての前記交換単価が設定されることに基づいて、当該新たな景品に対応する交換価値を前記交換単価と前記換算値とに基づいて前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して算出し、
    前記表示手段は、前記複数の異なる貸出レートに、パチンコ機に対応する複数の異なる貸出レートとスロットマシンに対応する複数の異なる貸出レートとが含まれる場合に、パチンコ機に対応する複数の異なる貸出レートとスロットマシンに対応する複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応する前記交換価値を同時に表示可能であり、
    前記算出手段によって算出された交換価値に1未満の値が含まれる場合に、1未満の値を繰り上げる処理を実行可能に構成される
    ことを特徴とする遊技用装置。
  3. 複数の貸出レートが存在する遊技場において、遊技者が獲得した遊技価値と所定の景品とを交換するための処理を実行可能な遊技用装置であって、
    前記景品の金額として設定される交換単価と、前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して設定される換算値と、に基づいて前記景品との交換に必要な遊技価値量である交換価値を前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して算出する算出手段と、
    前記交換価値に関する情報を表示する表示手段と、
    を備え、
    前記算出手段は、新たな景品についての前記交換単価が設定されることに基づいて、当該新たな景品に対応する交換価値を前記交換単価と前記換算値とに基づいて前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して算出し、
    前記表示手段は、前記複数の異なる貸出レートに、パチンコ機に対応する複数の異なる貸出レートとスロットマシンに対応する複数の異なる貸出レートとが含まれる場合に、パチンコ機に対応する複数の異なる貸出レートとスロットマシンに対応する複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応する前記交換価値を同時に表示可能であり、
    前記算出手段によって算出された交換価値に1未満の値が含まれる場合に、1未満の値を繰り下げる処理を実行可能に構成される
    ことを特徴とする遊技用装置。
  4. 複数の貸出レートが存在する遊技場において、遊技者が獲得した遊技価値と所定の景品とを交換するための処理を実行可能な遊技用装置であって、
    前記景品の金額として設定される交換単価と、前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して設定される換算値と、に基づいて前記景品との交換に必要な遊技価値量である交換価値を前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して算出する算出手段と、
    前記換算値を設定する場合に操作される操作手段と、
    前記交換価値に関する情報を表示する表示手段と、
    を備え、
    前記算出手段は、新たな景品についての前記交換単価が設定されることに基づいて、当該新たな景品に対応する交換価値を前記交換単価と前記換算値とに基づいて前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して算出し、
    前記表示手段は、前記複数の異なる貸出レートとして、6つの貸出レートのそれぞれに対応する前記交換価値を同時に表示可能であり、
    前記操作手段は、前記換算値として、1未満の値を設定可能に構成される
    ことを特徴とする遊技用装置。
  5. 複数の貸出レートが存在する遊技場において、遊技者が獲得した遊技価値と所定の景品とを交換するための処理を実行可能な遊技用装置であって、
    前記景品の金額として設定される交換単価と、前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して設定される換算値と、に基づいて前記景品との交換に必要な遊技価値量である交換価値を前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して算出する算出手段と、
    前記交換価値に関する情報を表示する表示手段と、
    を備え、
    前記算出手段は、新たな景品についての前記交換単価が設定されることに基づいて、当該新たな景品に対応する交換価値を前記交換単価と前記換算値とに基づいて前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して算出し、
    前記表示手段は、前記複数の異なる貸出レートとして、6つの貸出レートのそれぞれに対応する前記交換価値を同時に表示可能であり、
    前記算出手段によって算出された交換価値に1未満の値が含まれる場合に、1未満の値を繰り上げる処理を実行可能に構成される
    ことを特徴とする遊技用装置。
  6. 複数の貸出レートが存在する遊技場において、遊技者が獲得した遊技価値と所定の景品とを交換するための処理を実行可能な遊技用装置であって、
    前記景品の金額として設定される交換単価と、前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して設定される換算値と、に基づいて前記景品との交換に必要な遊技価値量である交換価値を前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して算出する算出手段と、
    前記交換価値に関する情報を表示する表示手段と、
    を備え、
    前記算出手段は、新たな景品についての前記交換単価が設定されることに基づいて、当該新たな景品に対応する交換価値を前記交換単価と前記換算値とに基づいて前記複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応して算出し、
    前記表示手段は、前記複数の異なる貸出レートとして、6つの貸出レートのそれぞれに対応する前記交換価値を同時に表示可能であり、
    前記算出手段によって算出された交換価値に1未満の値が含まれる場合に、1未満の値を繰り下げる処理を実行可能に構成される
    ことを特徴とする遊技用装置。
  7. 前記表示手段は、前記複数の異なる貸出レートに、パチンコ機に対応する複数の異なる貸出レートとスロットマシンに対応する複数の異なる貸出レートとが含まれる場合に、パチンコ機に対応する複数の異なる貸出レートとスロットマシンに対応する複数の異なる貸出レートのそれぞれに対応する前記交換価値を同時に表示可能である
    ことを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の遊技用装置。
  8. 前記表示手段は、前記複数の異なる貸出レートとして、6つの貸出レートのそれぞれに対応する前記交換価値を同時に表示可能である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技用装置。
  9. 複数種類の景品のうち、特定の景品について前記算出手段によって交換価値を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の遊技用装置。
  10. 遊技者が操作可能なタッチパネルを備える
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の遊技用装置。
  11. 前記貸出レートに基づいて前記換算値を算出する換算値算出手段を備える
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の遊技用装置。
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