JP2016172732A - 水中油型乳化組成物 - Google Patents
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Description
すなわち、水中油型乳化組成物に腐植土抽出物を含有した際には、経時での析出物の発生や高温でのクリーミングといった製剤の安定性ならびにべたつきといった製剤の使用感に影響を与えてしまうことがあり、これらを同時に解決することは困難であった。
更に、腐植土抽出物に含まれるフミン質が会合して溶解しにくくなると沈殿の発生ならびにべたつきが発生し使用感が損なわれるという課題があった。そのため、腐植土抽出物を含有しても、経時での析出物の発生や高温でのクリーミングといった製剤の安定性ならびにべたつきといった製剤の使用感を損なうことのない組成物を提供することが課題であった。
(a)腐植土抽出物
(b)アシルメチルタウリン塩又はアシルグルタミン酸塩から選ばれる少なくとも一種
(c)分岐構造を有する25℃で液状の油
を含有すること水中油型乳化組成物を提供するものである。
例えば、混合撹拌した後、更に一定期間混合攪拌する若しくは一定期間混合攪拌後放置するか、又は放置して熟成させるのが、抽出効率の点で好ましい。混合攪拌後に放置することで腐植土が沈降し、分離の際に有利であるため好ましい。例えば、前記抽出期間内(例えば1日〜3年間)、連続又は不連続に混合攪拌を行う;1〜24時間混合攪拌後、1〜60日間(好適には20〜40日間)放置する;1〜24時間混合攪拌後、引き続き1〜20日間(好適には3〜9日間)混合攪拌した後、1日〜3年間(好適には6ヶ月〜2年間)放置するなどが挙げられる。
A:フィルター部分の重量(mg)
B:メンブランフィルターの重量(mg)
C:灰分の重量(mg)
D:試料採取量(ml)
ここでアシルとしては、長鎖脂肪酸由来のものであり、この脂肪酸の炭素原子数としては、特に限定されるものではないが、概ね炭素原子数8〜22のものであり、より好ましくは12〜18のものである。また脂肪酸は、飽和又は不飽和脂肪酸より誘導される直鎖又は分岐鎖のものを使用できる。より具体的には、例えば脂肪酸としては、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸、リノール酸、ベヘン酸、ヤシ油脂肪酸、パーム脂肪酸等が挙げられる。これらのうち一種類を使用しても良いし、上記群から選ばれる二種以上を混合して使用しても構わない。特に安定化の観点から、ステアリン酸、ミリスチン酸が好ましい。
より具体的に例示するなら、例えば、アシルメチルタウリン塩としては、N−ステアロイル−N−メチルタウリンナトリウム、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等が挙げられ、より好ましくはN−ステアロイル−N−メチルタウリンナトリウムであり、アシルグルタミン酸塩としては、N−ラウロイル−L−グルタミン酸カリウム塩、N−ミリストイル−L−グルタミン酸カリウム塩、N−ステアロイル−L−グルタミン酸アルギニン塩、N−ステアロイル−L−グルタミン酸カリウム塩、N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム塩等が挙げられ、より好ましくはN−ステアロイル−L−グルタミン酸カリウム塩である。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
ここで、HLBは、次式で求められる。
(Griffinの式): HLB値=20(1−S/A)
S:ケン化価、A:脂肪酸の中和価
糖類としては、ソルビトール、エリスリトール、マルトース、マルチトール、キシリトール、キシロース、トレハロース、イノシトール、グルコース、マンニトール、ペンタエリスリトール、果糖、蔗糖およびそのエステル、デキストリン及びその誘導体、ハチミツ、黒砂糖抽出物等が挙げられる。
アミノ酸類としては、例えばグリシン、アラニン、バリン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、グルタミン、リジン、ヒドロキシリジン、アルギニン、シスチン、システイン、アセチルシステイン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、オルチニン、シトルリン、テアニン、クレアチン、クレアチニン等が挙げられる。
アミノ酸誘導体としては、グルタチオン、ピロリドンカルボン酸、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・2−オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2−オクチルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(2−オクチルドデシル)、N−アシルグルタミン酸リジン縮合物等が挙げられる。
ペプタイド類としては、動物、魚、貝、植物由来のいずれでもよく具体的には、コラーゲン及びその誘導体又はそれらの加水分解物、エラスチン及びその誘導体又はそれらの加水分解物、ケラチン及びその誘導体又はそれらの分解物、コムギタンパク及びその誘導体又はそれらの加水分解物、ダイズタンパク及びその誘導体又はそれらの加水分解物等が挙げられる。
植物抽出物としては、例えばオウバク、オウレン、シコン、シャクヤク、センブリ、バーチ、セージ、ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニアオイ、アイリス、ブドウ、ヨクイニン、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキュウ、ショウキュウ、オトギリソウ、オノニス、ニンニク、トウガラシ、チンピ、トウキ、海藻等を用い、水や有機溶媒により適宜抽出したものが挙げられる。
[製造例1:腐植土抽出物の製造1]
地中(九州地方海岸付近土壌)から採取した腐食土壌を乾燥させた後、微粉砕した。この粉砕物5kgと、精製水20リットルを2時間混合攪拌し、さらに常温(10〜30℃程度)で7日間撹拌し、20日間静置した。静置後、メンブランフィルター(孔径0.45μm)を用いてろ過し、腐植土抽出物水溶液(原液)を得た。このときのpH(20℃)は3.0であった。また、この乾燥エキス分(エキス分濃度)は0.4質量%であった。この原液に含まれるフミン質の総量は350mg/L(乾燥エキス分5g/水1Lの水溶液換算としたとき、438mg/L)であり、フミン酸およびフルボ酸の含有量は、それぞれ4mg/Lおよび6.7mg/L(乾燥エキス分5g/水1Lの水溶液換算としたとき、それぞれ5mg/Lおよび8.4mg/L)であった。以下の実施例では乾燥エキス分をそのまま用いた。
Plant Nutrition, 40巻, 601-608頁(Watanabe A. et al. 1994);Humic Substances Reseacrh, 1巻, 18-28頁(Watanabe A. et al. 2004)にしたがって行った。
本発明品1〜15及び比較品1〜4
表1〜表3に示す組成及び下記製法にて乳液を調製し、以下に示す方法により、<1>製剤安定性(析出物のなさ)、<2>製剤安定性(クリーミングのなさ)、<3>使用感(べたつきのなさ)の評価を行った。結果を表1〜表3に併記する。
各試料をガラスビンに入れ、50℃の恒温槽内に1ヶ月間保存した。その後、恒温槽から取り出し、精製水で希釈したものを試料とした。ここで試料は、分光光度計により波長700nmでの光透過率(光路長1cm)を測定し、精製水の透過率を100%とした場合に、透過率が99%以上のものをいう。また当該試料の析出物発生の状態を目視観察し、以下の基準により判定した。
[評価基準]
◎:まったく析出物が見られない
○:わずかに塵状の析出物が認められるが、1mm以下のサイズの小さいものしかない
△:塵状の析出物が認められ、1mm以上の大きいサイズのものも発生している
×:3mm以上の析出物が認められる。
各試料をガラスビンに入れ、50℃の恒温槽内に1ヶ月間保存した。その後、恒温槽から取り出した当該試料のクリーミングの状態を以下の基準により判定した。
[評価基準]
◎:全く変化なし
○:わずかに油浮きがあるが問題なし
△:わずかに下層に透明層が見られる
×:下層にハッキリと透明層が認められる
各試料を評価専門パネル5名で下記の基準にて評価し、その平均評価値に当てはまる評価を記載。
使用感(べたつきのなさ)の評価基準
3 べたつきをあまり感じない
2 ややべたつきを感じる
1 べたつきを感じる
0 べたつきを強く感じる
使用感の良さ(べたつきのなさ)の評価基準
◎:3.0以下〜2.5より大きい
○:2.5以下〜2.0より大きい
△:2.0以下〜1.0より大きい
×:1.0以下〜0.0以上
A.成分(1)〜(7)を均一に溶解する。
B.成分(8)〜(22)を加温して均一に溶解し、Aに攪拌しながら添加する。
C.40℃に冷却したBに、あらかじめ膨潤した成分(23)〜(24)、成分(25)〜(29)を混合後、添加する。均一に混合攪拌して、乳液を得た。
下記に示す組成及び製法で、美容液を調製した。
(組成) (%)
(1)アルキル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(*4) 0.16
(2)キサンタンガム 0.1
(3)1,3−ブチレングリコール 15.0
(4)精製水 残 部
(5)ジプロピレングリコール 5.0
(6)N−ステアロイル−L−グルタミン酸アルギニン塩 0.8
(7)ベヘニルアルコール 1.5
(8)親油型モノステアリン酸グリセリル(*5) 0.1
(9)水素添加大豆リン脂質 0.1
(10)セスキオレイン酸酸ソルビタン 0.5
(11)スクワラン 1.0
(12)コハク酸ジ2−エチルヘキシル(*6) 1.0
(13)パラオキシ安息香酸メチル 適 量
(14)ジメチルポリシロキサン 1.0
(15)精製水 2.0
(16)製造例1の腐植土抽出物0.5%水溶液 0.1
(*4)CARBOPOL1382(LUBRIZOL社製)
(*5)ポエムV-100(理研ビタミン社製)
(*6)CRODAMOL OSU(クローダジャパン社製)
A.成分(1)〜(5)を80℃に加温し、均一に混合する。
B.成分(6)〜(14)を均一に溶解し、Aに攪拌しながら添加後冷却する。
C.Bを攪拌しながら、成分(15)〜(16)を添加して均一に混合し、美容液を得た。
下記に示す組成及び製法で、水中油型乳化クリームを調製した。
(組成) (%)
(1)N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム塩 0.5
(2)1,3−ブチレングリコール 10.0
(3)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.3
(4)自己乳化型モノステアリン酸グリセリル(*7) 0.6
(5)セトステアリルアルコール 2.0
(6)2−エチルヘキサン酸セチル(*8) 1.0
(7)テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット 2.0
(8)α―オレフィンオリゴマー 1.0
(9)ジメチルポリシロキサン(10mPa・s) 1.0
(10)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(11)アスタキサンチン(*9) 0.02
(12)精製水 残 部
(13)ジプロピレングリコール 5.0
(14)アルキル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(*4) 0.2
(15)1,3−ブチレングリコール 8.0
(16)製造例1の腐植土抽出物0.5%水溶液 2.0
(17)精製水 5.0
(*7)ニッコールMGS−ASE(日本サーファクタント工業社製)
(*8)サラコス816T(日清オイリオ社製)
(*9)アスタキサンチン−5c(オリザ油化社製)
A.成分(1)〜(11)を75℃に加温し、均一に溶解する。
B.成分(12)〜(15)を75℃に加温して均一に溶解し、Aに攪拌しながら添加する。
C.Bを攪拌しながら冷却後、成分(16)〜(17)を添加し均一に混合して、水中油型クリームを得た。
Claims (7)
- 次の成分(a)〜(c);
(a)腐植土抽出物
(b)アシルメチルタウリン塩又はアシルグルタミン酸塩から選ばれる少なくとも一種
(c)分岐構造を有する25℃で液状の油
を含有する水中油型乳化組成物。 - 前記成分(a)と成分(b)の含有質量割合(a)/(b)が、0.0001〜0.04の範囲にある請求項1記載の水中油型乳化組成物。
- さらに成分(d)として、グリセリン脂肪酸エステル又はポリグリセリン脂肪酸エステルを含有する請求項1又は2記載の水中油型乳化組成物。
- 前記成分(c)の分子量が300〜500かつIOB値が0.05〜0.50の範囲である請求項1〜3のいずれかの項記載の水中油型乳化組成物。
- 前記成分(c)が、炭素数4〜18の脂肪酸と、炭素数4〜18のアルコールとのエステルである請求項1〜4のいずれかの項記載の水中油型乳化組成物。
- 化粧料である請求項1〜5のいずれかの項記載の水中油型乳化組成物。
- 皮膚外用剤である請求項1〜5のいずれかの項記載の水中油型乳化組成物。
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- 2016-03-17 JP JP2016054296A patent/JP6721368B2/ja active Active
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