JP2016172523A - 電動2輪荷車 - Google Patents

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Abstract

【課題】積荷による荷台の急傾斜が防止できて安全に運転できる電動2輪荷車を提供する。【解決手段】左右の車輪20の車軸21を中心に車輪より高い位置にある荷台11が回動し、前ハンドル13で運転する2輪の荷車において、荷台11の下部空間に、車軸21を回転可能に装着した車輪駆動用のモータ25及びミッション24とバッテリ26とを設け、前ハンドル13に、モータ及びバッテリと連係し、車輪の回転の開始、停止及び回転速度を電気的に操作する操作部30を設け、荷台の前側には、接地したときに載せた荷物が滑落しない傾斜に荷台を保持可能な高さのスタンド15を設け、荷台11の後部には、接地したときに載せた荷物が滑落しない傾斜に荷台を保持可能な高さの補助輪40を設けると共に補助輪40には、荷台後部が接地したとき車輪駆動用部材の後ろ側と荷台後部の下面と地面とで区画される空間内に折り畳み可能とする折畳み機構59を設ける。【選択図】図2

Description

本発明は人が牽引して荷物を運搬する電動式の2輪の荷車に関する。
並べた商品の合間にある通路が狭く且つ商品を小口で頻繁に移動させることが必要となる大規模魚市場等では、マグロ等の商品を運搬するため2輪の小型の木製荷車(大八車又は小車と呼ばれる)が使用されている。
該荷車は荷台の高さが50cm程度で人の腰より低いので荷物の積み下ろしを行い易く、且つ二輪なので小回りができるので狭い場所での荷捌きには大変便利である。
しかし、人力による搬送なので大きな労力を要し、傾斜面を登るのが困難である点、二輪なので前後のバランスが不安定となり荷崩れを起こし易い点、ブレーキがないので勢いが余って制御不能となるおそれがある点等の難点がある。
一方、車輪をモータで回転させる荷車が下記特許文献1に開示されている。この発明では車輪が荷台中央に一つしかないので該車輪の前側の左右に設けたキャスター輪によって荷台の安定性を確保しなければならないが、モータの動力によって荷物が楽に運搬できる利点がある。
しかしながら、該発明では、荷台の後側を接地させることによる後側からの荷物の積み下ろしができないため、魚市場で行われているような重量の大きいマグロのような荷物を頻繁に積み下ろしするには適さない。又、荷物を車輪よりも後ろに載せると前のキャスター輪が浮き上がってしまって荷台が大変不安定となり、積荷の落下事故が発生する危険性がある。
特開平8−207774号公報
そこで本発明は、前記大八車の如き従来の荷車の荷物の積み下ろし作業の容易さや搬送の際の小回りの良さを生かしつつ、牽引するための労力をモータの動力で解消すると共に二輪車特有の荷台の急傾斜による積荷の崩落を防止し、安全且つ楽に大重量の荷物を運搬することが可能となる電動2輪荷車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の電動2輪荷車は、左右の車輪の車軸を中心に該車輪より高い位置にある荷台が回動し、該荷台の前方に備えた前ハンドルで運転する2輪の荷車において、前記荷台の下部空間に、前記車軸を回転可能に装着した車輪駆動用のモータ及びミッションと該モータに電気を供給するバッテリとを設け、前記前ハンドルに、前記モータ及びバッテリと連係し、前記車輪の回転の開始、停止及び回転速度を電気的に操作する操作部を設け、前記荷台の前側には、接地したときに載せた荷物が滑落しない傾斜に荷台を保持可能な高さのスタンドを設け、前記荷台の後部には、接地したときに載せた荷物が滑落しない傾斜に荷台を保持可能な高さの補助輪を設けると共に該補助輪には、荷台後部が接地したとき車輪駆動用部材の後ろ側と荷台後部の下面と地面とで区画される空間内に折り畳み可能とする折畳み機構を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、上記発明において、前記折畳み機構が、前記補助輪を支持する支持ロッドを荷台下部に設けた枢支部に下方から前方への往復回動が可能となるように枢支すると共に該支持ロッドの下方での停止の維持と上方での停止の維持とが可能となる係止部を設けて成ることを特徴とする。
請求項3の発明は、上記発明において、前記支持ロッドに、前記補助車輪の出没を操作する手動レバーを設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、上記発明において、前記補助輪を、進行方向に対して自動的に後ろ側へ回る従動旋回型のキャスター輪としたことを特徴とする。
請求項5の発明は、上記発明において、前記車軸に、デファレンシャルギヤを設けたことを特徴とする。
請求項6の発明は、上記発明において、前記車軸に、前記車輪のフリー回転とモータによる電動回転とを切り替えるクラッチを設けると共に該クラッチの切り替え操作をするクラッチレバーを設けたことを特徴とする。
本発明の電動2輪荷車は、前ハンドルを握って運転中、操作部でモータによる車輪の回転の開始、停止、及び回転速度の制御しつつ、人力ではなくバッテリの電力によるモータの力で走行させ、大きな重量の荷物であっても運搬することが可能となり、運転操作が極めて楽になる。
その運搬の際、荷台後側に設けた補助輪を折畳み機構により荷台後部の下方へ突出させておくことで、積荷の重量を補助輪とその前の2つの車輪とに分散して受け止め、運転者は前ハンドルを軽く支えて舵取りするだけで、積荷の滑落や荷崩れを起こすことなく安定した状態で搬送することが可能となる。
又、電源を切って荷車を静置させたときには、荷台の後側と前側のどちらの重量がより大きくなっても、荷台は、後側は補助輪で、前側はスタンドで、載せた荷物が滑落しない水平に近い後傾斜に保持されるので、積荷の滑落や荷崩れを起こすことがない。
又、折畳み機構により補助輪を荷台下に折り畳めるので、下げた荷台後部の低い位置から重量の大きな荷物を容易に積み下ろしすることが可能となる。
又、前ハンドルはスタンドで支えられて地面から離れた一定の高さに静置されるので、運転を開始する際に足を曲げずに自然に前ハンドルを持つことができ、そして、該前ハンドルを少し持ち上げた無理のない姿勢で楽に牽引することができる。
請求項2の発明は、支持ロッドを下方から前方へ、又前方から下方へと回動させることにより、補助輪を折り畳んだときには、荷台下の広い空間に補助輪を完全に収納して荷車の後部を接地できるようになり、且つ補助輪を下方に開いたときには、荷台の後尾下方且つ車輪から離れた位置に補助輪を大きく突出させ、荷台を載せた荷物が滑落しない水平に近い後傾斜に保持させることが可能となる。
この結果、荷物の積み下ろしの容易性と、荷車の静置時及び運搬時の安定性及び安全性をより高めることが可能となる。
請求項3の発明は、補助輪の出没の切り替えを行う際に、荷台の後ろから手を伸ばして手動レバーを握り、支持ロッドを前方から下方への回動と、下方から前方への回動とが楽に行えるので切り替え作業が大変容易となる。そしてその作業は手を汚さずに行うことができるので積み下ろしする荷物を手で汚すことがない。
請求項4の発明は、補助輪が従動旋回型のキャスター輪なので、荷車を旋回させようとすると、キャスター輪が自動的に旋回方向に向くので、重たい荷物を積んだとしても、その荷重を補助輪で支えて荷台を楽に旋回させることが可能となる。
請求項5の発明は、前記車軸にデファレンシャルギヤを設けたことで、荷車を旋回させようとすると、補助輪を接地させた状態であっても、又地面から浮かせた状態であっても、車軸の中央を中心に2つの車輪が逆方向に回転し、小回り回転や方向転換が容易に行えるようになる。
請求項6の発明は、クラッチレバーの操作で車輪のフリー回転とモータによる電動回転とを容易に切り替えることが可能となり、万一バッテリの充電切れを起こしたときでも車輪をフリー回転に切り替えることにより走行不能に陥ることなく人力によって搬送を続行させることができる。
本発明の補助輪を荷台の下に突出させた状態を示す斜視図である。 突出させた補助輪を接地させた状態を示す側面図である。 補助輪を荷台下に没入させて前ハンドルを上げた状態を示す側面図である。 補助輪を突出させて前ハンドルを下ろした状態を示す側面図である。 補助輪を突出させて荷台と地面とを平行にした状態を示す側面図である。 補助輪を突出させた状態を示す底面図である。 突出させた補助輪の周囲の要部を示す背面図である。 (イ)が補助輪を突出させた状態、(ロ)が補助輪を出没途中の状態、(ハ)が補助輪を没入させた状態の各状態を示す要部の斜視図である。
本発明の実施形態を以下図を参照して説明する。
本発明の電動2輪荷車は、図2に示すように、荷台11の下に装着したモータ25の力で、左右の車輪20を駆動しつつ、運転者が荷台11の前方に備えた前ハンドル13を操作して、該車輪20の車軸21を中心に荷台11の前後を上下にバランスを取りつつ運転する荷車であって、該荷車の後部に荷台11を下から支える補助輪40を設けたものである。
先ず、本発明の対象となる荷車の本体部分について説明する。
該荷車の本体には荷台11を備え、図1に示すように、該荷台11を車輪20の上端部よりも上となるように支持フレーム12で下から支持する。
該支持フレーム12は、図6に示すように、長方形の荷台11を支えるため、金属パイプ製の上部の左右平行な支持フレーム12aとその下部の両車輪20を支える左右平行な支持フレーム12bとを上下平行に結合したフレームである。
下部の両側の車輪用の支持フレーム12bには左右対称に軸受け部22、22を設けて両車輪20、20の中心を連結した車軸21を回転可能に装着する。
前記荷台11は、図1に示すように、車輪20の上端部が荷台11の上へ突出しないように該車輪20の上に配することで、車輪20の上を越えて多量の荷物が積めるようにし、且つ狭い通路でも通過できるようにする。
そして、前記荷台11の前側と後側に、前記金属パイプ製の前記支持フレーム12と一体となる人が入れる幅の前ハンドル13と人が入れない幅の後ハンドル14を夫々設ける。
そして、図1に示すように、前記車輪20、20よりも前側の荷台11下で、左右両側の車輪用の支持フレーム12bの前側と前側部ハンドル13aの基部付近に基部を固着させたスタンド15を設ける。
次に電動で駆動させるため構造を説明する。
前記軸受け部22、22に支持された前記車輪20の車軸21には、図2及び図6に示すように、回転を伝達するミッション24を介してモータ25を接続する。
該モータ25は前記ミッション24と一体型を用い、前記車輪用の支持フレーム12b上に設けた前側の台板16a側に寄せて配し、後側の台板16b上には前記モータ25に電気を供給するためのバッテリ26を搭載する。
そして、運転者が前ハンドル13を牽引しつつ前記モータ25の制御を行うため、該運転者が握る前ハンドル13には、前記モータ25及びバッテリ26と連係し、前記車輪20の回転の開始、停止及び回転速度を電気的に制御するための操作部30を設ける。
次に、上記荷車後部に設ける補助輪40について説明する。
該補助輪40は、図1に示すように、前記車輪20より後方の荷台後部下方に配設する。
その際、図3に示す荷台下後部の符号14bで示した接地部と車輪20の下端部20aとを結ぶ線Bの上側の車輪駆動用部材の後ろ側と荷台後部の下面とで区画される空間内から図2に示す荷台11を積荷の滑落が起こらない傾斜としたときの補助輪40の下端部40aと車輪20の下端部20aとを結ぶ線A上の荷台後部下方に向かって、前記補助輪40の下端部40aが出没可能となり、且つ該補助輪40の突出状態(下に開いた状態)及び没入状態(折り畳んだ状態)を維持可能とする折畳み機構59を設ける。
以上本発明の概要を説明したが、次に上記本発明を具体例でより詳細に説明する。
先ず荷車の本体について説明する。
前記荷車の本体に設ける荷台11は、図1に示すように、左右を700mm離して平行に設けた支持フレーム12上に、厚さ15mmで長さ1800mm、幅700mmの長方形に加工した硬質のPE樹脂製の高強度の平板を用いて、図1に示すように、積荷の重みで変形したり破壊したりしないように下から強く支える荷台用の左右の支持フレーム12aに繋げた横フレーム12c上にネジで取り付ける。
又、前記荷台11の側部には荷滑り防止体11bを設ける。
該荷滑り防止体11bは、例えば、荷台11と同じ15mm厚のPE樹脂製の板を用いて長さ1800mm、幅100mmの細長い長方形の平板を形成し、図1に示すように、荷台11上面側辺に添って重ね合わせ、ネジ止めで取り付ける。
なお、前記荷台11の前側には、図2に示すように、荷台11と同じ15mm厚のPE樹脂製の板を用いた斜め上向きの荷滑り防止体11aを設けることもできる。この荷滑り防止体11aは、マグロを頭が前向きに積まれたとき、マグロが前に滑って運転者の背中に尖った嘴が刺さるのを防ぐことができる。
該左右の荷滑り防止体11a、11bはその上から荷物を積み下ろしするので、過度に高いと荷物を超えさせるのが困難となる。このため扱う荷物に合わせて最適高さを選ぶと良い。
該荷台用の支持フレーム12aの前側には、図1に示すように、両側部から前方へ、人が間に入れる800mmの長さの左右の前側部ハンドル13aを人が間に入れる700mmの幅で斜め上方へ角度20度ほど屈曲させた状態に突設し、該側部ハンドル13aの両先端部に前ハンドル13を架設する。
該前側部ハンドル13aはお互いに左右平行であっても良く、図6に示すように、中程が外に膨らんだ形状であっても良い。
又、前記荷台用の支持フレーム12aの後部の両端部には、後方へ人が間に入れない200mm程の長さの後側部ハンドル14aを後方斜め上方へ約30度の曲げ角度で屈曲状態に突設し、該後側部ハンドル14aの後端部には後ハンドル14を該後側部ハンドル14aと一体的に屈曲させて架設する。
又、図2に示すように、前記荷台用の左右の支持フレーム12a、12aの側部の下方に左右対称に車輪用の支持フレーム12b、12bを荷台11の下面から下方に230mmの間隔を開けて荷台用の支持フレーム12a、12bと上下平行に固設する。
そして、図6に示すように、左右の荷台用の支持フレーム12aの間に補強のために設けた横フレーム12c及び左右の車輪用の支持フレーム12bの間に補強のために設けた横フレーム12dを夫々梯子状に前後に一定間隔で横向きに架設する。
なお、上記荷台用の支持フレーム12a、車輪用の支持フレーム12b、横フレーム12c、12d、前ハンドル13及び後部ハンドル14は、いずれも30mm径の鉄パイプを用い、接続箇所を溶接で強固に固着して一体化することができる。
そして、図1に示すように、前記車輪20、20よりも前側の荷台11下で、前記荷台用のフレーム12a又は車輪用の支持フレーム12bの前側の両側部又は前側部ハンドル13aの基部付近に溶接により固着させたスタンド15を設ける。
更に具体的には、図1に示すスタンド15は、27.2mm径の鉄パイプを荷台11から400mm程下に膨らむように湾曲させ、その両端部を前記前側部ハンドル13aと前記車輪用の支持フレーム12bに溶接して固定したものであり、該スタンド15の下端部15aが地面に接地したときには荷台11が少し前下がりとなる高さに突出させる。
該スタンド15は、図5に示す前記車輪20の下端部20aと前ハンドル13とを結ぶ線Dと、図4に示す車輪20の下端部20aを通る荷台と平行な地面Cとの間に下端部15aを突出させるが、該スタンド15の下端部15aの位置は、前記前ハンドル13を下ろしてその下端部15aを接地させたとき、荷台11が、該荷台11に載せた荷物が滑落しない傾斜となり、その傾斜状態で荷台11の高さを保持可能とするものである。
荷台11の上に載せた荷物が滑落しない傾斜とは、マグロや発泡スチロール箱など載せる荷物によって摩擦抵抗が少し異なってくるが、概ね荷台11の上面が平滑性の高い素材であった場合にはその傾斜角度は小さく、凹凸のある粗面であった場合にはその傾斜角度は大きい。
例えば、上記硬質のPP樹脂製の板とした場合では、その角度は10度〜15度程度である。
そして、前記荷台11を前に下げて該スタンド15の先端部15aが接地したとき、前側部ハンドル13aは前記荷台用のフレーム12aに対して上方へ角度20度ほど屈曲させているので、該前側部ハンドル13aは屈曲部から約10度の角度で上がることとなる。このため前ハンドル13は地面から高く離れ、運転する人が手で自然に持てる位置になる。
又、前記車輪用の支持フレーム12b、12b上の略中間部位に軸受け部22を左右対称に夫々設ける。
そして、該両軸受け部22には、先端部に左右の車輪20、20を装着すると共に中間部にはデファレンシャルギヤ23を設けた車軸21を軸承する。
前記車軸21にデファレンシャルギヤ23を装着するのは、該車軸21の中央を中心に荷車を回転させると、2つの車輪20、20は車軸21の中央を中心にそれぞれ逆方向に回転し、その場での小回り回転や方向転換を容易に行えるようにするためである。
なお、該車輪20、20は460mm径のゴムタイヤを使用することができる。
次に、前記車輪20、20を電動で回転させつつ荷車を制御して運転するための構造を説明する
図2及び図6に示すように、左右の車輪用の支持フレーム12b上に、長方形の鉄板を用いて、前記車軸21の前側には前側の台板16aを架設し、前記車軸21の後側には後側の台板16bを架設する。
そして、前記車軸21に回転を伝達するミッション24を介してモータ25を連設し、前記前側の台板16a側に前記モータ25を配し、該台板16a上に充電器等を搭載する。又前記後側の台板16b上には前記モータ25を稼動させるためのバッテリ26を搭載する。
その際、例えば、前記車輪20を回転させるために搭載する該モータ25は荷台11に約100kgの荷物を載せても時速10km程度の速度が得られる能力を有するものを使用し、前記バッテリ25は重量20〜30kg程度のバッテリ液が漏れ出ない密閉型のバッテリであって、家庭用の電源で充電が可能なものを使用することができる。
この際、前記バッテリ26、モータ25及びミッション24等の車輪駆動用部材は、図4に示すように、前記車軸21を中心として荷車全体の重心Wが前記車軸21の中心上の垂直線Yに近い位置で且つ少し前側に偏った位置になるようにバランスをとって配設し、重心Wがその垂直線Yを超えると、超えた方に重心Wが移ってその方向に荷台11が下がるようにする。
このように重心Wを位置決めすることにより、前ハンドル13を下げると、図5に示すように、前記荷車全体の重心Wが車軸21の中心上の垂直線Yを超えて前ハンドル13側に移り、スタンド15が下がって地面に当たり、荷台11が該スタンド15で支持された状態を保持する。
又前ハンドル13を上げると、図2に示すように、前記荷車全体の重心Wが車軸21の中心上の垂直線Yを超えて後ハンドル14側に移って補助輪40が下がって地面に当たり、荷台11が該補助輪40で支持された状態を保持する。
なお、荷車全体のバランスを図るため、バッテリ26の位置を自由に前後調節して、前記バッテリ26を含む荷車全体の重心Wの位置に移動させて最適位置に固定できるようにする態様も可能である。
又、前記バッテリ26には減少した電力を補うための充電を可能とするために充電器を付帯させて設けるか、又は充電機能付きのバッテリ26を使用する。
そして、該バッテリ26に電線31で繋がれた前記モータ25は、前記バッテリ26の電力で回転し、その回転はミッション24を介して前記車軸21へと伝達されて前記左右の車輪20、20が回転することとなる。
即ち、本発明ではモータ25の力で大重量物であっても楽に荷物を運搬することが可能となり、これまで荷物を積載すると登れなかった傾斜地でも搬送が可能となる。
又、図2及び図6に示すように、前記モータ25及びバッテリ26はモータ25による車輪20の回転の開始、停止、及び回転速度を制御する電動制御部32を介して前記前ハンドル13に設けた操作部30に電線31で電気的に接続する。
前記電動制御部32と前記操作部30とは、操作の邪魔にならないように前側部ハンドル13aの金属パイプ内を通した駆動制御用の電線31で接続することができる。
そして、前記操作部30には、モータ25とバッテリ26の回路をオン・オフする電源キー差込穴33を設け、車輪20の回転方向を替える進退切替スイッチ34と、強制的に車輪の回転の減速や停止を行う緊急停止ボタン36を設ける。
更に、右側のグリップには握って回転させることでモータ25の回転速度を調節するアクセルグリップ35を設け、該アクセルグリップ35を握ったままでモータ25の回転速度を調節して進行速度が変えられるようにする。
なお、図1では、アクセルグリップ35に繋がる液晶画面のバッテリ残量表示部37を設けた態様を示す。
又、前記車輪20のフリー回転とモータ25による電動回転とを電磁操作して切り替えるクラッチを設け、その切り替え操作をするクラッチ切り替え用スイッチ38を設けることもできる。
なお、前記車輪20のフリー回転と前記モータ25による電動回転とを切り替えるクラッチは手動で行うレバーとした場合、万一電気制御系統が切れたり、バッテリ26切れとなったりしても、モータ駆動から人力牽引モードへと切り替えて運搬作業を続行させることが可能となる。
更に、車輪20の回転を緊急停止させる緊急停止ボタン36を設けることができる。
この場合、該緊急停止ボタン36によって荷車の衝突や積荷の落下や荷崩れの危機を感じたとき、即時に運転者が自らの手で緊急停止ボタン36を押して荷車を即停止させ、未然に危機を回避することが可能となる。
なお、前記操作部30に備える上記スイッチ類はその一部を前側部ハンドル13aに分散させて設けることもできる。
以上モータ25による駆動及び操作について説明したが、次に該荷車の後部に設ける補助輪40について詳しく説明する。
該補助輪40には、荷台11の下に向けて出没可能とし且つ該補助輪20の突出状態及び没入状態を夫々維持可能とする折畳み機構59を備えるが、先ず補助輪40自体から説明する。
該補助輪40は前記荷台11の後部に設けられ、荷台11の後側が下がって急な傾斜となって載せた荷物が滑落しないよう、荷台11が小さな傾斜の段階で下から支えるものである。
荷台11に荷物を載せていないときにあっても、荷台11を少し後ろ下がりに傾斜させたときその状態を維持させるために、そのときの荷車全体の重心Wが前記車軸21の中心上の垂直線Yより少し後側となるように重量バランスを決める。
仮に、このとき重心Wが前記車軸21の中心上の垂直線Yより少しでも前側にあると、荷台11は補助輪40側には下降せず、前方が下がってしまうため補助輪40は働かずに地面から浮き上がってしまうこととなる。
又、突出した前記補助輪40が確実に接地して荷台11後部の支持を行えるようにするためには補助輪40の前記車輪20の下端部20aが、前記荷台11後部の荷台用の支持フレーム12aの後部に設けた後ハンドル14の屈曲部の下端部14bと前記車輪20の下端部20aとを結ぶ線B(図3に示す)よりも下側に突出していなければならない。
しかし、後ハンドル14の屈曲部の下端部14bと前記車輪20の下端部20aとを結ぶ線Bより下へ突出していても、荷台11が急傾斜の状態となっていたら積荷が滑落する危険性がある。
そのため、図2に示すように、前記補助輪40の下端部40aと前記車輪20の下端部20aとを結ぶ線Aは荷台11の上面が地面と水平に近い状態とし、重心Wが前記車軸21の中心上の垂直線Yより後側になるように決める。
この重心Wの位置決めによって、後ろ側に荷物を積んでいないときでも補助輪40が接地した状態を維持できるようになる。
このように、荷台11の上面が地面と水平に近い状態の例えば10度〜15度程度までの傾斜角度では、運転者が荷車から離れても積荷の自然の滑落や荷崩れが起こらない。
又、前記補助輪40は、従動旋回型のキャスター輪を使用する。該キャスター輪によって、荷車を旋回させようとすると、キャスター輪が自動的に旋回方向に向くので、重たい荷物を積んだとしても、その荷重を補助輪で支えて荷台を抵抗なく楽に旋回させることが可能となる。
なお、該補助輪40は図6には後部中央に1個設けた態様を示すが、左右対称に2個並列したキャスター輪を使用することもできる。
次に、前記補助輪40を荷台11の下に折り畳めるようにした折畳み機構59について詳しく説明する。
該折畳み機構59により、図2及び図6に示すように、前記補助輪40を荷台用の支持フレーム12aの後ろ寄りの横フレーム12cの中央に補助輪40が下向き突出している状態から、図3に示すように、荷台下に没入状態へと横向きに折り畳めるようにする。
図8は、前記補助輪40周囲の要部を拡大した側面図であり、その(イ)には前記補助輪40を下向き突出させた状態を示し、(ハ)には補助輪40を折り畳んで荷台下に没入させた状態と示し、(ロ)には補助輪40を折り畳む途中の状態を示している。
図7は、この図8の要部を荷車の背面から見た図である。
以下図7及び図8に示す形態で説明する。
前記補助輪40は、その車軸41を支える二股の軸受部42を荷台下から突出させる支持ロッド44の下端に支持台43を設け、該支持台43に対して軸受部42はフリー回転 可能に連結される。
前記軸受部42は前記車軸41を回転中心(支持ロッドの中心)からずらして取り付ける。
即ち、荷車を搬送することで前記補助輪40に負荷が掛かると、前記軸受部42が補助輪40の進行方向の移動に対して自動的に後ろ側へ回転する従動旋回型のキャスター輪とする。
なお、図中の符号58はブレーキを掛けるための回転停止ペダルである。このペダル58の後ろ側を踏むことで回転を停止させ、前側を踏むことで回転停止を解除し回転フリーとするものであり、この回転停止ペダルは運転中に必要とするものではないが、荷車を傾斜地に置き、運転手がその場を離れるときにブレーキを掛けておけば暴走するのを避けることができる。
又、前記支持ロッド44の上端部は、荷台下に前後方向に回動可能に枢支するが、次にその周辺の構造を説明する。
図6に示すように、荷台下の支持フレーム12aの後ろ寄りに間隔をあけて設けた平行な横フレーム12c、12cの中に、両横フレーム12cの中央部同士を架橋するように左右対称で下側が半円形の2枚の支持板45を、間に距離を置いて平行に配設すると共に該支持板45の前後には前記横フレーム12cに対する取り付け面47を設け、該取り付け面47をネジ48で前記横フレーム12cに固着させる。
そして、該支持板45の両板面の半円形の円中心部に側方向きに枢支軸46を架設する。
又、前記左右の支持板45の間に挟んで前記枢支軸46に枢支させた折り畳み板50を下方向と前方向との間を擺動可能となるように配設し、該折り畳み板50に前記支持ロッド44が前記枢支軸46を中心に折り畳み可能となるように突出させて溶接で固着する。
なお、図8の(イ)(ロ)(ハ)は、いずれも前記支持板45の手前側を省いて内部構造が見えるように表現した図である。
更に、図8の(イ)に示すように、該折り畳み板50には前記支持板45の前記枢支軸46が貫通して該枢支軸46が上下にスライド往復可能とするため上下方向(支持ロッド44の方向)に長いスライド長孔55を設ける。
又、前記支持板45に、図8の(イ)(ロ)(ハ)に示すように、前記枢支軸46を中心とする下側半円形の支持板45の板面間で前記折り畳み板50が下向きまでなるように回動したとき後側の外縁50aの一部が突き当たって停止するピン状のストッパ52を設ける。
さらに、前記下側半円形の支持板45の半円部分の外周に、前記折り畳み板50の後側の外縁50aが前記ストッパ52に当たった際に、前記折り畳み板50に設けた係止ピン49が前記枢支軸46に向かって落とし込まれる係止溝53を設けると共に、前記枢支軸46と係止ピン49に引きバネ51の両端51b、51aを夫々固定し、前記枢支軸46に対して係止ピン49が引き寄せられるように付勢する。
又、前記係止ピン49を前記係止溝53内から前記引きバネ51に抗して溝外に離脱させ、該係止ピン49を半円形の支持板45の外周縁を円周に沿って滑らせると、前記補助輪40が上に折り畳まれて没入状態となった位置に至る。その位置で前記枢支軸46に向かって前記引きバネ51の付勢で係止ピン49が落とし込まれるように支持板45の外周縁に係止溝54を設ける。
このとき、前記支持板45の枢支軸46は前記折り畳み板50のスライド長孔55内を支持ロッド44方向に出没移動することで前記係止溝53、54に対して係止ピン49が支持ロッド44の方向へ移動して係脱が可能となる。
又、前記支持ロッド44には、図7及び図8に示すように、該支持ロッド44に直立させて後ろ向きに突出させ、更に途中から横向きに屈曲させた手動レバー56を固設する。
そして、該手動レバー56の先端には手で握るためのグリップ57を着ける。
該手動レバー56は、前記折り畳み板50のスライド長孔55に沿って前記引きバネ51に抗して中の枢支軸46を該支持ロッド44方向へ移動させ、前記係止ピン49を二つの係止溝53、54にれして、補助輪40の折り畳み操作を行うものである。
次に上記折畳み機構59で前記補助輪40を荷台後部の下へ出没させる方法を説明する。
前記補助輪40を図8の(イ)に示す突出状態から図8の(ハ)示す没入状態にする場合には、先ず、図8の(イ)の突出状態のとき、支持ロッド44を介して折り畳み板50に繋がる手動レバー56のグリップ57を手で握って引きバネ51に抗して下方に力を加えると、折り畳み板50の該係止ピン49が支持板45の係止溝53から抜ける。
そして、そのまま手動レバー56を前方向へ押すと、該係止ピン49が引きバネ51に引かれつつ半円形の支持板45の縁に接触し、その円周を滑って、図8の(ロ)に示す枢支軸46を中心に補助輪40を支える支持ロッド44が前方に回動し、更に上方へと支持ロッド44が回動して該係止ピン49が係止溝54に達する。
このとき手の押す力を抜くと引きバネ51の力で折り畳み板50の係止ピン49が係止溝54に引き寄せられ、係止ピン49が係止溝54に嵌って動かなくなり、前記補助輪40が荷台下に没入状態で維持可能となる。
上記とは逆に前記補助輪40を図8の(ハ)に示す没入状態から図8の(イ)示す突出状態にする場合には、図8の(ハ)の没入状態のとき、前記手動レバー56のグリップ57を手で握って引きバネ51に抗して前方に力を加えると、折り畳み板50の該係止ピン49が係止溝54から抜ける。
そして、そのまま手動レバー56を下に引くと、該係止ピン49が半円形の支持板45の円周を滑って、図8の(ロ)に示す枢支軸46を中心に補助輪40を支える支持ロッド44が下方に回動し、更に後方へと支持ロッド44が回動して該係止ピン49が係止溝53に達する。
このとき手の押す力を抜くと引きバネ51の力で折り畳み板50の係止ピン49が係止溝53に引き寄せられ、係止ピン49が係止溝53に嵌って動かなくなり、前記補助輪40が荷台下に突出状態で維持可能となる。
前記係止ピン49が引きバネ51の力で係止溝53、54に嵌って補助輪40はその出没状態が維持されるので、勝手に出没してしまうことが起こらないようになる。
上述の折畳み機構59は、補助輪40を下方から、その前方の前記バッテリ26、モータ25及びミッション24等の車輪駆動用部材の後ろ側と荷台後部の下面と荷台後部が接地したときの地面とで区画される広い空間内へと折り畳むことが可能となるので、折り畳んだ状態では荷台後部を接地させることができ、且つ下に開いた状態では荷台の後尾下に補助輪40を下に向けて大きく突出させて、補助輪40が接地したとき荷台11の上面が水平に近い状態となるように高く支持することができる。
以上、折り畳むことで荷台11の下から出没可能とした補助輪40の具体的な1例を示したが、該折畳み機構59は、図3に示す荷台下後部の接地部と車輪20の下端部20aとを結ぶ線Bの上側から、図2に示す荷台11を積荷の滑落が起こらない傾斜としたときの補助輪40の下端部40aと車輪20の下端部20aとを結ぶ線Aに向かって補助輪40の下端部40aを出没可能とし、且つその突出状態及び没入状態が維持できるようにするものであり、そのような機能を持つ折畳み機構59はこの他にも各種形態が可能となる。
本発明は、人が歩行して運転する電動2輪荷車であるが、平板の荷台には周囲に荷物囲い柵を設けてリヤカー的に用いることも可能である。
11 荷台
11a 前部の荷滑り防止体
11b 側部の荷滑り防止体
12 支持フレーム
12a 荷台用の支持フレーム
12b 車輪用の支持フレーム
12c 横フレーム
12d 横フレーム
13 前ハンドル
13a 前側部ハンドル
14 後ハンドル
14a 後側部ハンドル
14b 後側部ハンドルの屈曲部の下端部
15 スタンド
15a スタンドの下端部
16a 前側の台板
16b 後側の台板
17 グリップ
20 車輪
20a 車輪の下端部
21 車軸
22 軸受け部
23 デファレンシャルギヤ
24 ミッション
25 モータ
26 バッテリ
30 操作部
31 電線
32 電動制御部
33 電源キー差込穴
34 進退切替ボタン
35 アクセルグリップ
36 緊急停止ボタン
37 バッテリ残量表示部
38 クラッチ切り替え用スイッチ
40 補助輪
40a 補助輪の下端部
41 車軸
42 軸受部
43 支持台
44 支持ロッド
45 支持板
46 枢支軸
47 取り付け面
48 ネジ
49 係止ピン
50 折り畳み板
50a 折り畳み板の後側の外縁
51 引きバネ
51a、51b 引きバネの両端
52 ストッパ
53 係止溝
54 係止溝
55 スライド長孔
56 手動レバー
57 グリップ
58 回転停止ペダル
59 折畳み機構
W 荷車の重心
Y 車軸の中心上の垂直線
A 荷台を積荷の滑落が起こらない傾斜としたときの補助輪の下端部と車輪の下端部とを結ぶ線
B 荷台下後部の接地部と車輪の下端部とを結ぶ線
C 車輪の下端部を通る荷台と平行な地面
D スタンドの下端部と車輪の下端部とを結ぶ線


Claims (6)

  1. 左右の車輪の車軸を中心に該車輪より高い位置にある荷台が回動し、該荷台の前方に備えた前ハンドルで運転する2輪の荷車において、
    前記荷台の下部空間に、前記車軸を回転可能に装着した車輪駆動用のモータ及びミッションと該モータに電気を供給するバッテリとを設け、
    前記前ハンドルに、前記モータ及びバッテリと連係し、前記車輪の回転の開始、停止及び回転速度を電気的に操作する操作部を設け、
    前記荷台の前側には、接地したときに載せた荷物が滑落しない傾斜に荷台を保持可能な高さのスタンドを設け、
    前記荷台の後部には、接地したときに載せた荷物が滑落しない傾斜に荷台を保持可能な高さの補助輪を設けると共に該補助輪には、荷台後部が接地したとき車輪駆動用部材の後ろ側と荷台後部の下面と地面とで区画される空間内に折り畳み可能とする折畳み機構を設けたことを特徴とする電動2輪荷車。
  2. 折畳み機構が、補助輪を支持する支持ロッドを荷台下部に設けた枢支部に下方から前方への往復回動が可能となるように枢支すると共に該支持ロッドの下方での停止の維持と上方での停止の維持とが可能となる係止部を設けて成ることを特徴とする請求項1に記載の電動2輪荷車。
  3. 支持ロッドに、補助車輪の出没を操作する手動レバーを設けたことを特徴とする請求項2に記載の電動2輪荷車。
  4. 補助輪を、進行方向に対して自動的に後ろ側へ回る従動旋回型のキャスター輪としたことを特徴とする請求項1から3うちのいずれかに記載の電動2輪荷車。
  5. 車軸に、デファレンシャルギヤを設けたことを特徴とする請求項1から4うちのいずれかに記載の電動2輪荷車。
  6. 車軸に、車輪のフリー回転とモータによる電動回転とを切り替えるクラッチを設けると共に該クラッチの切り替え操作をするクラッチレバーを設けたことを特徴とする請求項1から5のうちのいずれかに記載の電動2輪荷車。


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