JPH09295578A - 二輪の手押し運搬車 - Google Patents

二輪の手押し運搬車

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JPH09295578A
JPH09295578A JP13255496A JP13255496A JPH09295578A JP H09295578 A JPH09295578 A JP H09295578A JP 13255496 A JP13255496 A JP 13255496A JP 13255496 A JP13255496 A JP 13255496A JP H09295578 A JPH09295578 A JP H09295578A
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JP
Japan
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driven
reverse
clutch
drive
clutch member
Prior art date
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Pending
Application number
JP13255496A
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English (en)
Inventor
Yoichi Kano
納 洋 一 加
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YUURITSU KOGYO KK
Original Assignee
YUURITSU KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】二輪手押し運搬車が大きな走行抵抗で、手押し
走行が困難なときだけ、補助動力が自動的に付加される
補助駆動伝動装置を工夫することを課題とする。 【解決手段】直流の正逆転駆動モータ8によって、テン
ションクラッチを介して駆動される駆動ヘリカルギヤ1
3を設け、中間軸12に軸方向に摺動自在に支承されて
いて、上記ヘリカルギヤ13と噛み合っている被駆動ヘ
リカルギヤ14と、該ヘリカルギヤ14とその回転方向
に応答して自動的に係脱する前進、後進クラッチ部材1
8、19を中間軸12に回転自在に支承させ、上記前
進、後進クラッチ部材18、19によって、フリーホイ
ールクラッチ20、22を介して夫々駆動される前進、
後進駆動スプロケット21、23を中間軸12に設け、
上記前進、後進駆動スプロケット21、23によって駆
動される前進、後進被駆動スプロケット26、27を車
軸5に固定して構成した二輪の手押し運搬車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、手押し運搬車、殊に
LPガスボンベを乗せて運搬するのに有用な二輪の手押
し運搬車に関するものであり、坂道、ぬかる道等の走行
抵抗の大きい路面に遭遇しても、重量物を乗せて容易に
手押し運搬車を走行させることができるものである。
【0002】
【従来の技術】LPガスボンベには20Kg〜100K
gのものが汎用されており、例えば家庭用のLPガスボ
ンベはトラックの荷台から降ろして後、手押し運搬車に
載せて路地を通って家屋の裏のボンベ置き場に搬入する
のが一般的である。最近はボンベの交換作業を高齢者が
行うことが多く、他方、狭い路地を大重量のボンベを載
せて二輪の運搬車を走行するのは容易なことではない。
さらに、このような路地には坂道が多く、さらにぬかる
むところが少なくない。このような坂道、ぬかる道を通
って、ボンベ置き場まで大重量のLPガスボンベを手押
し運搬車で搬入する作業は極めて困難な作業である。こ
れを容易にするには、補助動力を付ければよいのである
が、常時補助動力によって手押し運搬車の車輪を駆動す
るようにすると、バッテリおよび駆動モータの容量が相
当に大きくなければならず、したがって高価なものにな
る。また、駆動モータも連続長時間の運転に耐えるもの
でなければならないので高価なものにならざるを得な
い。もともと手押し運搬車はその用途からして廉価なも
のでなければ実用的でないので、コストがかさむものは
需要が乏しい。このためには、バッテリ容量を小さく
し、駆動モータを簡便なものとして、走行抵抗が大きい
ときだけ助勢する補助動力による駆動装置を付ければよ
いが、補助動力を使うか、否かを運転者の選択に委ねる
と、実際には常時補助動力を使うことになり、バッテリ
を早期に消耗し、駆動装置を早期に損傷させることにな
るので、補助動力を使うか否かを運転者の選択に委ねる
補助装置を付けることは実際的でない。したがって、走
行抵抗が大きくなって、手押しで走行させることが困難
になったときだけ、補助動力が自動的に付加されるよう
にすることが必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は以上の認識
に立って、走行抵抗が大きくなって、手押しで走行させ
ることが困難になったときだけ、助勢のための補助動力
が自動的に付加されるように、補助駆動伝動装置を工夫
することをその課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のために講
じた手段は、「左右のフレームパイプ材、横材等によっ
て形成されたフレームの後部下面に一本の車軸を設けた
二輪の手押し運搬車」を前提として、次ぎの要素(イ)
〜(ホ)によって構成されるものである。 (イ)直流の正逆転駆動モータによって、テンションク
ラッチを介して駆動される駆動ヘリカルギヤを設けたこ
と、(ロ)中間軸に軸方向に摺動自在に支承されてい
て、上記駆動ヘリカルギヤと噛み合っている被駆動ヘリ
カルギヤと、該被駆動ヘリカルギヤとその回転方向に応
答して自動的に係脱する前進クラッチ部材、後進クラッ
チ部材とを上記中間軸に回転自在に支承させたこと、
(ハ)上記の前進クラッチ部材、後進クラッチ部材によ
って、フリーホイールクラッチを介してそれぞれ駆動さ
れる前進駆動スプロケット、後進駆動スプロケットを上
記中間軸に設けたこと、(ニ)上記の前進駆動スプロケ
ット、後進駆動スプロケットによって駆動される前進被
駆動スプロケット、後進被駆動スプロケットを車軸に固
定したこと、(ホ)左右の車輪のうちの一方だけを車軸
に連結し、他方の車輪を車軸に回転自在に支持させたこ
と。
【0005】
【作 用】制御スイッチの切替えによって正逆転駆動モ
ータは正転、逆転、停止される。この駆動モータによっ
て、テンションクラッチを介して、駆動ヘリカルギヤを
正転(前進方向)させる。このとき駆動ヘリカルギヤ
は、中間軸に軸方向に摺動自在に支承された被駆動ヘリ
カルギヤを正転させ、該被駆動ヘリカルギヤはスラスト
を受け、このスラストによって一方(例えば左方)にシ
フトして、その前進クラッチが噛み合って前進クラッチ
部材を駆動する。前進クラッチ部材と前進駆動スプロケ
ットとの間に介在するフリーホイールクラッチ(前進
用)は、前進クラッチ部材の正転方向の回転を前進駆動
スプロケットに伝達するものである。したがって、前進
駆動スプロケットが前進方向に前進クラッチ部材よりも
早く回転するときは、前進駆動スプロケットは前進クラ
ッチ部材に対してフリーに回転することができる。そし
て手押し運搬車の運搬作業時の通常の走行速度が例えば
時速3kmであるとすれば、駆動モータによる前進クラ
ッチ部材の回転速度を時速3km未満相当の回転速度に
している。したがって、駆動モータを正転させつつ、手
押し運搬車がスムーズに走行しているときは、車軸の前
進被駆動スプロケットによって前進駆動スプロケットが
逆駆動されて、前進駆動スプロケットが前進クラッチ部
材よりも高速で回転するので、前進駆動スプロケットは
前進クラッチ部材に対してフリーであり、運搬車は人力
で押されてスムーズに走行する。他方、坂道やぬかる道
にさし掛って運搬車の走行速度が時速3km未満になる
と、前進駆動スプロケットが前進クラッチ部材よりも低
速(前進クラッチ部材が前進駆動スプロケットよりも高
速)で回転するので、フリーホイールクラッチ(前進
用)が作動して、前進クラッチ部材が前進駆動スプロケ
ットを駆動するようになり、前進駆動スプロケットが車
軸の前進被駆動スプロケットを駆動して、車軸を駆動す
る。したがって、運搬車は坂、ぬかる道を3km未満で
駆動モータによる助勢を受けて強力に走行することがで
きる。駆動モータを停止させておいて運搬車を前進方向
に走行させるときは、前進クラッチ部材は停止してい
て、前進駆動スプロケットが前進方向に回転するので、
フリーホイールクラッチ(前進用)は作動せず、したが
って、車輪はフリーに前進方向に回転できる。前進して
後、運搬車を押して後退させると、前進駆動スプロケッ
トが後進方向(逆転方向)に逆駆動される。そして、こ
の状態では前進クラッチ部材と被駆動ヘリカルギヤは前
進用噛み合いクラッチによって連結されているので、前
進用噛み合いクラッチを介して被駆動ヘリカルギヤが逆
駆動される。この逆駆動によって被駆動ヘリカルギヤは
左方へのスラストを受けるので、前進用噛み合いクラッ
チは係合状態に保持され、その結果、駆動ヘリカルギヤ
が後進方向に逆駆動される。しかし、この駆動ヘリカル
ギヤと駆動モータとの間にはテンションクラッチが介在
しているので、このテンションクラッチを切ることによ
り、駆動ヘリカルギヤによって駆動モータが逆駆動され
ることは回避される。したがって、駆動モータを停止さ
せた状態で運搬車を後進方向に走行させるとき、駆動モ
ータがその負荷になって運搬車の走行が重くなることが
回避される。駆動モータを逆転(後進方向)させつつ運
搬車を後進させるときは、駆動ヘリカルギヤによって、
被駆動ヘリカルギヤは逆転され、そのスラストが反対方
向(例えば右方向)に作用して、被駆動ヘリカルギヤを
同方向にシフトさせる。これによって被駆動ヘリカルギ
ヤが前進クラッチ部材から外れて後進クラッチ部材と係
合し、これを後進方向に駆動する。後進クラッチ部材の
後進方向の回転は、運搬車が後進方向に所定の走行速度
で走行しているときは、後進クラッチ部材と後進駆動ス
プロケットとの間のフリーホイールクラッチ(後進用)
は作動しないので、後進クラッチ部材の駆動力は後進駆
動スプロケットには伝達されない。後進方向への走行速
度が所定の速度未満に低下すると、フリーホイールクラ
ッチ(後進用)が作動して、後進クラッチ部材によって
後進駆動スプロケットが駆動され、車軸の後進被駆動ス
プロケットによって車軸を後進方向に駆動する。その
後、駆動モータを停止させておいて、運搬車を前進方向
に押して前進させると、前進方向に走行させて後、人手
で後進させる場合と同様に駆動モータが前進方向に逆駆
動されるが、テンションクラッチを切ることによってこ
れを回避することができる。車軸に一方の車輪を連結し
他方の車輪を回転自在に支持させたことによって、左右
の車輪は相対的に回転できるので、運搬車のハンドルを
左右に押すことによって容易に操向操作を行うことがで
きる。一方の車輪だけが駆動モータによって駆動される
ので、駆動モータによって助勢されて走行するときの直
進性は損なわれるが、駆動モータによる駆動速度が低速
であり、かつ補助的な駆動力であるので、実用上は全く
支障はない。なお、駆動スプロケット、被駆動スプロケ
ットはチエン伝動のためのものであるから、これをVベ
ルトによるベルト伝動にすることもできる。また、テン
ションクラッチは、クラッチ装置を簡略にするためのも
のであるから、これを摩擦クラッチ等の外のクラッチ装
置にすることもできる。また、フリーホイールクラッチ
としては、従来周知の楔型のフリーホイールクラッチ、
ラチェット型のフリーホイールクラッチを採用すること
もできる。
【0006】
【実 施 例】次いで、図面を参照しつつ実施例を説明
する。運搬車の左右のフレームパイプ1の上端を後方に
屈曲させて、ハンドル2としている。左右のフレームパ
イプ1を複数の円弧状の横材3と後端の台板(台部材)
3aによって連結し、上記の多数の横材3を縦材3bに
よって連結して運搬車の車体フレームを構成している。
このフレーム後部下面に軸受4、4によって車軸5を回
転自在に支持させ、この車軸に左右の車輪を取り付けて
いる。以上は従来の手押し運搬車の車体構造と同じであ
る。この実施例においては、一方の車輪6を車軸5に連
結し、他方の車輪6aを回転自在に車軸5に支持させて
いる。車体フレームの背面にバッテリ(24V)7を取
り付け、さらに、直流の正逆転駆動モータ8を取り付け
ている。左右のブラケット9、9に軸受11によって第
1中間軸10が回転自在に支承され、第2中間軸12が
左右のブラケット9、9に固定されている。第1中間軸
10に固定された駆動ヘリカルギヤ13が第2中間軸1
2に軸方向に摺動自在で回動自在に支承された被駆動ヘ
リカルギヤ14と噛み合っている。第1中間軸10に固
定された被駆動Vプーリ15と駆動モータ8の駆動Vプ
ーリ16とにVベルト17を巻き掛けている。また、第
2中間軸12に前進クラッチ部材18、後進クラッチ部
材19が回動自在に支承されており、この前進クラッチ
部材18に、前進用の楔ボール型フリーホイールクラッ
チ(その機構は従来周知のものである)20を介して、
前進駆動スプロケット21を嵌合させており、同様に、
後進クラッチ部材19に、後進用の楔ボール型フリーホ
イールクラッチ22を介して、後進駆動スプロケット2
3を嵌合させている。被駆動ヘリカルギヤ14の左右両
側と、前進用クラッチ部材18、後進用クラッチ部材1
9とに噛み合いクラッチ24、25を設けている。車軸
5に前進用の被駆動スプロケット26、後進用の被駆動
スプロケット27を固着しており、この両被駆動スプロ
ケット26、27と上記両駆動スプロケット21、23
にチェン28をそれぞれ巻き掛けている。上記ブラケッ
ト9にクラッチレバー29を枢着させてあり、このクラ
ッチレバー29にテンションローラ30を設けている。
ハンドルバー2に制御スイッチ31が設けてあり、この
制御スイッチ31は前進位置、後進位置、停止位置の3
位置に選択的に操作されるものである。この運搬車は、
従来のものと同様にフレームを立て、台部材3aを接地
させて起立させることができる。制御スイッチ31を前
進位置に切り替えて駆動モータ8を前進方向に駆動し、
クラッチレバー29を下方に押してテンションローラ3
0をVベルト17に押し付けてテンションクラッチを入
れると、駆動モータ8によって、Vベルト17を介して
第1中間軸10および駆動ヘリカルギヤ13が前進方向
に駆動される。この駆動ヘリカルギヤ13の前進方向の
駆動によって、第2中間軸12に支承された被駆動ヘリ
カルギヤ14が左方へのスラストを受け、前進用噛み合
いクラッチ24が係合する。これによって前進クラッチ
部材18が被駆動ヘリカルギヤ14によって前進方向に
駆動される。このときは後進用噛み合いクラッチ25が
外れている。この状態で運搬車が例えば時速3km以上
の速度で前進方向に走行すると、前進被駆動スプロケッ
ト26、チェン28を介して、車軸5によって前進駆動
スプロケット21が逆駆動されるが、前進駆動スプロケ
ット21が前進クラッチ部材18よりも速く前進方向に
回転するので、前進フリーホイールクラッチ20は作動
せず、したがって、前進駆動スプロケット21は前進ク
ラッチ部材18に対してフリーに回転できる。運搬車の
走行速度が例えば3km未満に低下すると、前進駆動ス
プロケット21の前進方向の回転速度が前進クラッチ部
材18の回転速度よりも遅くなるので、前進フリーホイ
ールクラッチ20が作動するようになり、前進クラッチ
部材18が前進フリーホイールクラッチ20を介して前
進駆動スプロケット21を前進方向に駆動して、運搬車
の前進方向への走行を助勢する。この状態から、駆動モ
ータ8を停止させておいて運搬車を人手で後進させる
と、前進駆動スプロケット21が前進被駆動スプロケッ
ト26によって後進方向に逆駆動される。この逆駆動力
は前進フリーホイールクラッチ20を介して前進クラッ
チ部材18に伝達される。このとき前進用噛み合いクラ
ッチ24は係合しているので、前進クラッチ部材18に
よって被駆動ヘリカルギヤ14が逆転方向に(後進方
向)逆駆動され、さらに駆動ヘリカルギヤ13が逆駆動
される。そして、この逆駆動力はVベルト17を介して
駆動モータ8に伝達されるので、これが負荷になり、一
種のエンジンブレーキとして機能する。しかし、クラッ
チレバー29を上方に引いてテンションクラッチを切る
ことによって、駆動モータ8への逆駆動を断つことがで
きる。制御スイッチ31を後進位置に切り替えて、駆動
モータ8を逆転(後進方向)させながら、運搬車を後進
させると、被駆動ヘリカルギヤ14が駆動トルクによる
スラストで右方に押されて、被駆動ヘリカルギヤ14と
後進クラッチ部材19との後進用噛み合いクラッチ25
が係合して、被駆動ヘリカルギヤ14の後進方向の回転
が後進クラッチ部材19に伝達される。後進駆動スプロ
ケット23の後進方向への回転速度が後進クラッチ部材
19の回転速度よりも速いときは、後進フリーホイール
クラッチ22は作動しないので、後進駆動スプロケット
23はフリーに回転するが、後進クラッチ部材19の回
転速度よりも遅れると、後進フリーホイールクラッチ2
2が作動するので、同フリーホイールクラッチ22を介
して後進クラッチ部材19によって後進駆動スプロケッ
ト23が駆動され、チェン28、後進被駆動スプロケッ
ト27を介して車軸5を後進方向に駆動する。その後、
駆動モータ8を停止させておいて、運搬車を前進させる
と、後進フリーホイールクラッチ22、後進用噛み合い
クラッチ25、被駆動ヘリカルギヤ14を介して駆動ヘ
リカルギヤ13が前進方向に逆駆動されるが、クラッチ
レバー29を上方に引いてテンショョンクラッチを切っ
ておくことによって、駆動モータ8が逆駆動されること
が回避される。
【0007】
【効 果】以上のとおり、本発明は、運搬車の走行速度
が駆動モータによる駆動速度よりも低下すると、自動的
に駆動モータによって助勢されるので、LPガスボンベ
等の重量物を積んで坂道、ぬかる道を容易に通過するこ
とができる。そして、駆動モータによる助勢は必要最小
限度に止められるので、バッテリの消耗が少なく、した
がって、小型のバッテリと駆動モータによって補助駆動
装置を構成することができる。また、ディファレンシャ
ル装置を用いない単純な伝動機構で駆動装置を構成し、
制御スイッチのみによる単純な制御装置によって制御で
きるものであるから、機構が極めて単純であり、したが
って、既存の手押し運搬車の車体にこれを容易に装着す
ることができる。それゆえ、助勢駆動装置を備えた運搬
車を低コストで製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の概略側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】図3のXーX断面図である。
【符号の説明】
1・・・フレームパイプ 2・・・ハンドル 3・・・横材 3a・・・台板(台部材) 3b・・・縦材 4、11・・・軸受 5・・・車軸 6・・・車軸に連結された車輪 6a・・・車軸に遊嵌された車輪 7・・・バッテリ 8・・・駆動モータ 9・・・ブラケット 10・・・第1中間軸 12・・・第2中間軸 13・・・駆動ヘリカルギヤ 14・・・被駆動ヘリカルギヤ 15・・・被駆動Vプーリ 16・・・駆動Vプーリ 17・・・Vベルト 18・・・前進クラッチ部材 19・・・後進クラッチ部材 20・・・前進フリーホイールクラッチ(フリーホイー
ルクラッチ) 21・・・前進駆動スプロケット 22・・・後進フリーホイールクラッチ(フリーホイー
ルクラッチ) 23・・・後進駆動スプロケット 24・・・前進用噛み合いクラッチ 25・・・後進用噛み合いクラッチ 26・・・前進被駆動スプロケット 27・・・後進被駆動スプロケット 28・・・チエン 29・・・クラッチレバー(操作レバー) 30・・・テンションローラ 31・・・制御スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右のフレームパイプ材、横材等によって
    形成されたフレームの後部下面に一本の車軸を設けた二
    輪の手押し運搬車において、 直流の正逆転駆動モータによってテンションクラッチを
    介して駆動される駆動ヘリカルギヤを設け、 中間軸に軸方向に摺動自在に支承されていて、上記駆動
    ヘリカルギヤと噛み合っている被駆動ヘリカルギヤと、
    該被駆動ヘリカルギヤとその回転方向に応答して自動的
    に係脱する前進クラッチ部材、後進クラッチ部材とを上
    記中間軸に回転自在に支承させ、 上記の前進クラッチ部材、後進クラッチ部材によって、
    フリーホイールクラッチを介してそれぞれ駆動される前
    進駆動スプロケット、後進駆動スプロケットを上記中間
    軸に設け、 上記前進駆動スプロケット、後進駆動スプロケットによ
    って駆動される前進被駆動スプロケット、後進被駆動ス
    プロケットを車軸に固定し、 左右の車輪のうちの一方だけを車軸に連結し、他方の車
    輪を車軸に回転自在に支持させた二輪の手押し運搬車。
JP13255496A 1996-05-01 1996-05-01 二輪の手押し運搬車 Pending JPH09295578A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7163213B2 (en) * 2004-01-20 2007-01-16 Industryassist Powered hand truck
CN103963806A (zh) * 2014-05-16 2014-08-06 苏州新协力特种工业模板有限公司 一种柱状物运输小车
JP2016172523A (ja) * 2015-03-18 2016-09-29 関東農機株式会社 電動2輪荷車

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