JPH0678149U - 手押し運搬車 - Google Patents

手押し運搬車

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JPH0678149U
JPH0678149U JP2678993U JP2678993U JPH0678149U JP H0678149 U JPH0678149 U JP H0678149U JP 2678993 U JP2678993 U JP 2678993U JP 2678993 U JP2678993 U JP 2678993U JP H0678149 U JPH0678149 U JP H0678149U
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wheels
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良司 上田
俊裕 米沢
穂積 横田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築現場の不整地上でセメントや砂、丸め
たロープ、ホース等の短尺物はもちろん、必要に応じて
鉄筋、メッシュ筋等の長尺物を運ぶことができ、かつエ
レベータ等に乗せる際は、コンパクトな形に折畳むこと
を可能にする。 【構成】 前後に長い荷箱10を小径の後部自在輪と
荷箱10の前部左右に取付けられた大径の前輪16とに
よって支持し、荷箱10の上縁前部に左右一対の前部レ
バー14bとU字形またはV字形の横ステー14cから
なる前部受け具14を、荷箱の上縁後部に左右一対の後
部レバー15bとU字形またはV字形の横ステー15c
からなる後部受け具15をそれぞれ揺動自在に連結し、
前部受け具14および後部受け具15をそれぞれ前向き
位置および後向き位置の双方に係止可能に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、特に建築現場に仮設されたデッキプレート等の凹凸の多い不整地 において、セメント、砂、タイル、脚立、足場板、パイプ、ロープ、ホースおよ び鉄筋等の各種の資材や工具等を運搬するのに適し、かつ必要に応じて折畳んで 工事用エレベータにも積むことが可能な手押し運搬車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建築現場等の不整地で各種の資材を運搬するための手押し運搬車として、一輪 車が多用されているが、この一輪車は手軽に使用することができ、小回りがきく 反面、不安定であり、かつ鉄筋、仮設パイプおよび型枠等の長尺物を積むことが できなかった。したがって、従来は、上記の長尺物は、作業員が肩にかついだり 、手に下げたりして運搬していた。また、直方体(長さ1.2m、幅1m、高さ 0.9m)の籠形荷箱の下面四隅に直径200mm程度の自在車輪を取付けた籠形 運搬車が知られているが、従来の籠形運搬車は、車輪がすべて小径の自在車輪で あったため、上記のデッキプレートの上で使用した場合は、デッキプレートの幅 180mm、深さ75mmの溝に上記の自在車輪が落ち込む結果になり、ほとんど使 用できなかった。また、この籠形運搬車は、長さが1.2m程度であるため、上 記の長尺物を運ぶことができなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、デッキプレート等の不整地上でセメントや砂、丸めたロープ、ホ ース等の短尺物はもちろん、必要に応じて鉄筋、メッシュ筋等の長尺物を運ぶこ とができ、かつエレベータ等に乗せる際は、コンパクトな形に折畳むことができ る手押し運搬車を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る手押し運搬車は、前後に長い直方体形状の荷箱10を、該荷箱 後部の底面下中央に取付けた小径の後部自在輪17と上記荷箱の前部左右に取付 けられた大径の前輪16とによって支持し、上記荷箱10の上縁前部に左右一対 の前部レバー14bを前後揺動自在に連結し、この左右の前部レバー14bの先 端をU字形またはV字形の横ステー14cで接続して前部受け具14を形成し、 かつ上記荷箱10の上縁後部に左右一対の後部レバー15bを前後揺動自在に連 結し、この左右の後部レバー15bの先端をU字形またはV字形の横ステー15 cで接続して後部受け具15を形成し、上記の前部受け具14および後部受け具 15をそれぞれ前向き位置および後向き位置の双方に支持するための係止手段を 設けたことを特徴とする。
【0005】 上記の荷箱10は、多数本のパイプの接続からなる直方体形状の枠11と、そ の内側底部に嵌め込まれた長方形の薄板製の皿形底板12と、この皿形底板の上 方部分に張設された金網製の側壁13とで形成することが好ましい。なお、荷箱 の大きさは、エレベータに積むことを考慮した場合、長さ2m以下、幅0.75 m以下、地面からの高さ1m以下に設計することがそれぞれ好ましい。そして、 後部自在輪の直径17は、200〜300mmが、また前輪16の直径は、600 〜800mmがそれぞれ好ましい。
【0006】 また、左右の前輪の接地点の若干後方に接地するように左右一対の小径の前部 補助輪30を昇降自在に設け、かつこの左右の前部補助輪30の中間と後部自在 輪17との中間に小径の後部補助輪37を上記の前輪および後部自在輪が接する 平面から10〜20mm程度浮くように設けることが好ましい。
【0007】
【作用】
この考案の手押し運搬車は、その前部受け具14を前向き位置に、また後部受 け具15を後向き位置にそれぞれ倒して係止すると、この前後の受け具の長さに 応じて荷箱10の上縁が前後に延長された形となり、かつ前後の受け具の先端に はU字形またはV字形の横ステー14c、15cが設けられているので、この前 後の横ステーのU字形またはV字形の凹み間に鉄筋等の長尺物を乗せることがで き、かつ荷箱内にはセメント、丸めたロープ等の短尺物を積むことができる。ま た、反対に前部受け具14を後向き位置に、また後部受け具15を前向き位置に それぞれ倒して係止すると、荷箱10は、前後の受け具の突出が無いコンパクト な形状になり、荷箱内に上記の短尺物を積んで運搬することができ、また空の場 合は、荷箱10を後端が下になるように起立させて、エレベータや倉庫に収容す ることが可能になる。
【0008】 また、この考案の運搬車では、荷箱10がその前部左右に取付けられた一対の 大型の前輪16と荷箱後部の底面下中央に取付けた小径の後部自在輪17とによ って支持され、前輪の直径が大きいので、段差の乗り越えが容易で、走行抵抗が 小さくなり、かつ建築現場のデッキプレートのような不整地において、後部自在 輪が溝に落ちることがあっても、前輪だけは落ちることがほとんど無くなり、任 意の資材や工具を円滑に運搬することが可能になる。特に、後部自在輪の直径を 200mm以上に、前輪の直径を600mm以上にそれぞれ設定したときは、溝に落 ちることが一層少なくなり、かつ段差の乗り越えが一層容易になる。ただし、後 部自在輪の直径が300mmを超えたり、また前輪の直径が800mmを超えたりし た場合は、荷箱が高くなって好ましくない。
【0009】 なお、荷箱10をパイプ製の枠11と、薄板製の皿形底板12と、金網製の側 壁13とで形成した場合は、荷箱にボルト、ナット等の小物を入れた場合にこぼ れることがなく、かつ軽量化が可能になる。また、左右の前輪16の後方に左右 一対の小径の前部補助輪30を昇降自在に設けた場合は、この前部補助輪および 前輪の接地点距離をデッキプレートの山部と谷部の距離に設定することにより、 上記の前輪および前部補助輪の少なくとも一方を常にデッキプレートの山部に接 地させて運搬車の走行を一層円滑にすることができる。また、後部自在輪17の 前方に後部補助輪37を設けた場合は、後部自在輪および後部補助輪の距離をデ ッキプレートの山部と谷部の距離に設定することにより、後部自在輪および後部 補助輪の少なくとも一方を常にデッキプレートの山部に接地させて運搬車の走行 を一層円滑にすることができる。ただし、前輪および後部自在輪が接する平面に 対する後部補助輪の浮き量が10mm未満では、後部補助輪が常に接地するため、 平坦面での走行が不円滑になり、上記浮き量が20mmを超えると、不整地におけ る後部補助輪の機能が発揮されなくなる。
【0010】
【実施例】
図3、図4および図5において、荷箱10は、多数本のパイプの接続からなる 直方体形状の枠11と、その内側底部に嵌め込まれた長方形の薄板製の皿形底板 12と、この皿形底板12の上方部分に張設された金網製の側壁13とによって 構成され、左右の側壁13の上縁に位置する上縁枠11a、11aは、その前端 、後端および中間の3箇所がそれぞれV字形に屈曲する横枠11bで接続される (図7および図8参照)。また、左右の側壁13の前端に位置する上下方向の前 枠11c、11cおよび後端に位置する上下方向の後枠11d、11dは(図5 および図8参照)、それぞれ上記のV字形に屈曲する横枠11bの底と等しい高 さの部分が直線状の横枠11eで連結される。なお、前端に位置するV字形の屈 曲横枠11bは(図8参照)、その左右両端が上縁枠11aの下面に沿って側方 に突出している。
【0011】 上記左右の上縁枠11a、11aの前部内側には、上記中間の横枠11bの接 続部よりも前方部分に支点14aを有する左右一対の前部レバー14b、14b が揺動自在に取付けられ、その先端間に上記の横枠11bと同様のV字形に屈曲 する横ステー14c(図3参照)が接続されて前部受け具14を形成する。一方 、上縁枠11a、11aの後部外側には、上記中間の横枠11bの接続部よりも 後方部分に支点15aを有する左右一対の後部レバー15b、15bが揺動自在 に取付けられ、その先端間にV字形の横ステー15cが接続されて後部受け具1 5を形成し、横ステー15cの両端にハンドル15dが突設される。
【0012】 上記の前部受け具14は、前方に倒したとき(図3の鎖線14参照)、荷箱1 0の前端の横枠11b(図4参照)によって前向き位置に係止され、反対に後方 に倒したとき、後端の横枠11bによって後向き位置に係止される。また、後部 受け具15は、後方に倒したとき(図3の鎖線15参照)、後枠11dの上部に 設けた係止装置20によって後向き位置に係止され、反対に前方に倒したとき、 前端の横枠11bの側方突出端によって前向き位置に係止される(図8の鎖線1 5参照)。
【0013】 上記の係止装置20は(図6参照)、後枠11dの上部に円筒状の受け金具2 1を介してJ形ピン22の軸部22aを摺動自在に、かつフック部22bを幅方 向外向きにして支持し、この軸部22aを圧縮コイルスプリング23で幅方向外 向きに付勢して形成されたものであり、上記の後部受け具15は、後向き位置に 倒されたとき、後部レバー15bに設けられている横孔15eに上記J形ピン2 2のフック部22bの先端22cを嵌め込むことによって固定される。なお、後 部受け具15を前向き位置に倒すときは、J形ピン22を圧縮コイルスプリング 23の付勢力に抗して外向きに摺動して外し(鎖線参照)、フック部22bを下 向きにして待機させる。なお、24はスプリング受けのワッシャである。
【0014】 一方、上記荷箱10の前部下端には(図3参照)、枠11の下面に固定した車 軸16aによって左右一対の前輪16が回転自在に、かつ荷箱10の下部の外側 に位置するように取付けられる。この前輪は、ゴムのソリッドタイヤを有する直 径650mmのものである。そして、荷箱10の後部の下面中央に後部自在輪17 が取付けられ(図3、図5参照)、この後部自在輪17と上記の一対の前輪16 とにより荷箱10がほぼ水平に支持される。なお、この後部自在輪17の車輪1 7aは、ゴムのソリッドタイヤを有する直径250mmのものである。
【0015】 図3の実施例では、左右の後枠11d、11dが荷箱10の底よりも下方に延 びており、この後枠11dの下端と枠11の後部下面とが斜めの補助枠11fで 連結される。そして、上記後枠11dの上下両端付近にそれぞれスタンド18が 突設され、合計4個のスタンド18が同じ鉛直平面上に並ぶように荷箱10の後 方に突出する。
【0016】 上記の構造において、図3の鎖線に示すように前部受け具14を前方に倒し、 前端の横枠11bで前向き位置に係止し、かつ後部受け具15を後方に倒し、後 端の係止装置20で後向き位置に係止したときは、前部受け具14の横ステー1 4c、荷箱10上の前端、中間および後端の各横枠11b、並びに後部受け具1 5の横ステー15cの上に鉄筋F(図7参照)等の長尺物を乗せ、真ん中の荷箱 10内には他の短尺物を積み、後部受け具15に突設したハンドル15dを作業 員が手に把持して運搬することができる。この場合、後部受け具15のレバー1 5bは、係止装置20で係止されているので、後部受け具15のハンドル15d を持ち上げても、レバー15bが支点15aで折れることがない。
【0017】 また、前部受け具14を後方に倒して後端の横枠11bで後向き位置に係止し 、かつ後部受け具15を前方に倒して前端の横枠11bの突出端で前向き位置に 係止して前部受け具14および後部受け具15を荷箱10上に折畳んだときは、 荷箱10のみを使用して短尺物を運搬することができる。また、荷箱10が空の ときは、後端の合計4個のスタンド18が下を向くように荷箱10を起こすこと により、運搬車全体を立てることが可能になり、この場合は占有面積が狭くなり 、エレベータに積んだり、倉庫に収容したりするのが容易になる。
【0018】 図1および図2に示す実施例は、上記の図3ないし図8に示した実施例と同様 に荷箱10をパイプ製の枠11、皿形底板12および金網製の側壁13で形成し 、この荷箱10を後部自在輪17と左右一対の前輪16とによってほぼ水平に支 持し、荷箱10の上縁前部および上縁後部にそれぞれ左右一対の前部受け具14 および後部受け具15を前後揺動自在に接続し、上記の前部受け具14および後 部受け具15をそれぞれ前向き位置および後向き位置の双方に支持するようにし たものであるが、図4の前後両端におけるV字形横枠11b、直線状横枠11e 、中間のV字形横枠11bの代わりに図1の実施例では、前端、中間および後端 にそれぞれU字形の横枠11bのみが設けられると共に、前部受け具14の横ス テー14cおよび後部受け具15の横ステー15cがそれぞれU字形に形成され る。
【0019】 そして、前端の縦枠11cの上端付近に係止ピン11gが横向きに突設され、 この係止ピン11g上に後部受け具15が前向き位置に係止される(図2参照) 。また、この図1の実施例では、上記後枠11dの上下両端付近にそれぞれ半円 形のスタンド18が突設されている。
【0020】 図9および図10に示した実施例では、左右一対の前輪16の後方に左右一対 の前部補助輪30が昇降自在に設けられる。すなわち、荷箱10の底部を構成す る枠11の下端水平部に扇形板31を支軸32で回転自在に取付け、この扇形板 31の一端にゴム製ソリッドタイヤを有する直径200mmの前部補助輪30を取 付け、上記扇形板31の外周付近に設けた円弧状の溝孔31aにボルト33を通 し、その先端を上記の枠11にねじ込み、このボルト33をその頭部に通した締 結ハンドル34で締付けることにより扇形板31を任意の位相で固定する。
【0021】 そして、扇形板31の他端に係止ハンドル35が後向きに突設され、かつ上記 の枠11にフック状のストッパ36が上向きに固定され、係止ハンドル35を図 示の後向き水平方向に向けてストッパ36に引っ掛け、前部補助輪30を支軸3 2の垂直下方に位置させたとき、前部補助輪30が前輪16の接地点の後方15 0mmの距離(デッキプレートの山間距離の1/2と等しい距離)に、かつ前輪1 6の内側に接地するように位置決めされる。したがって、デッキプレート等の不 整地走行時に前輪16または前部補助輪30のいずれかが山部に接地して円滑走 行が可能になり、かつ前部補助輪30に荷重がかかった場合に、扇形板31が旋 回して前部補助輪30が上向きに変位することがない。なお、平坦地走行の場合 は、ボルト33を緩め、係止ハンドル35をストッパ36から外して上向きに回 動し、ボルト33を締結することにより、前部補助輪30を地面から浮かせて円 滑に走行させることができる。
【0022】 また、この実施例では、上記左右の前部補助輪30の中間と後部自在輪17と の中間(後部自在輪17の480mm前方)に後部補助輪37が、その直径250 mmの車輪37aが上記の前輪16および後部自在輪17が接する平面から約10 mm浮くように設けられる。したがって、デッキプレート等の不整地走行時に後部 自在輪または後部補助輪37の一方が凹部に落ちるのを他方で防止することがで き、円滑走行を可能にする。なお、この実施例では、後部自在輪17としてブレ ーキ付きのものが使用され、荷箱10を折畳んで立てたとき、回転不能に固定さ れた車輪17aがスタンド18として機能する。
【0023】
【考案の効果】
請求項1に記載された考案は、前後に長い直方体形状の荷箱の上縁前部に左右 一対の前部レバーとU字形またはV字形の横ステーからなる前部受け具を、また 上縁後部に左右一対の後部レバーとU字形またはV字形の横ステーからなる後部 受け具をそれぞれ揺動自在に、かつ前向き位置および後向き位置の双方に係止で きるように設けたものであるから、前部受け具を前向き位置に、また後部受け具 を後向き位置にそれぞれ倒して係止すると、この前後の受け具の横ステー間に鉄 筋等の長尺物を乗せることができ、反対に前部受け具を後向き位置に、また後部 受け具を前向き位置にそれぞれ倒して係止すると、荷箱がコンパクトな形状にな り、荷箱内に短尺物のみを収容して運搬することができ、また空の場合は、荷箱 を後端が下になるように起立させて、エレベータや倉庫に収容することが可能に なる。
【0024】 また、荷箱を、その後部の底面下中央に取付けた小径の後部自在輪と上記荷箱 の前部左右に取付けられた大径の前輪とによって支持したものであるから、建築 現場のデッキプレートのような不整地において、後部自在輪が溝に落ちることが あっても、前輪だけは落ちることがほとんど無くなり、かつ段差を容易に乗り越 えることができ、任意の資材や工具を円滑に運搬することができる。
【0025】 また、請求項2に記載された考案は、上記請求項1に記載された考案における 荷箱を多数本のパイプの接続からなる直方体形状の枠と、その内側底部に嵌め込 まれた長方形の薄板製の皿形底板と、この皿形底板の上方部分に張設されたネッ ト製の側壁とで形成したものであるから、荷箱にボルト、ナット等の小物を入れ た場合にこぼれることがなく、しかも荷箱を軽量化することができる。
【0026】 また、請求項3に記載された考案は、左右の前輪の若干後方に左右一対の小径 の前部補助輪を昇降自在に設け、かつ後部自在輪の前方に後部補助輪を若干浮か せて設けたものであるから、特に凹凸の多い場所で使用する際に前部補助輪を接 地させることにより、上記前輪や後部自在輪が凹部に落ちるのを防ぐことができ 、平坦地では、前部補助輪を上昇させることにより、前部補助輪および後部補助 輪を地面から浮かせて支障なく走行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の前後の受け具を広げた状態
の斜視図である。
【図2】図1の受け具を折畳んだ状態の斜視図である。
【図3】他の実施例の側面図である。
【図4】図3の実施例の平面図である。
【図5】図3の実施例の背面図である。
【図6】係止装置の正面図である。
【図7】図4のA−A線断面図である。
【図8】図4のB−B線断面図である。
【図9】更に他の実施例の側面図である。
【図10】図9の要部の斜視図である。
【符号の説明】
10:荷箱、11:パイプからなる直方体形状の枠、1
2:皿形底板、13:金網製の側壁、14:前部受け
具、14b:前部レバー、14c、15c:横ステー、
15:後部受け具、15b:後部レバー、16:前輪、
17:後部自在輪、18:スタンド、20:係止装置、
22:J形ピン、30:前部補助輪、31:旋回可能な
扇形板、37:後部補助輪。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 横田 穂積 兵庫県姫路市東延末4丁目73番地株式会社 日本技術センター内 (72)考案者 大塚 隆男 兵庫県姫路市東延末4丁目73番地株式会社 日本技術センター内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後に長い直方体形状の荷箱を、該荷箱
    後部の底面下中央に取付けた小径の後部自在輪と上記荷
    箱の前部左右に取付けられた大径の前輪とによって支持
    し、上記荷箱の上縁前部に左右一対の前部レバーを前後
    揺動自在に連結し、この左右の前部レバーの先端をU字
    形またはV字形の横ステーで接続して前部受け具を形成
    し、かつ上記荷箱の上縁後部に左右一対の後部レバーを
    前後揺動自在に連結し、この左右の後部レバーの先端を
    U字形またはV字形の横ステーで接続して後部受け具を
    形成し、上記の前部受け具および後部受け具をそれぞれ
    前向き位置および後向き位置の双方に支持するための係
    止手段を設けたことを特徴とする手押し運搬車。
  2. 【請求項2】荷箱が多数本のパイプの接続からなる直方
    体形状の枠と、その内側底部に嵌め込まれた長方形の薄
    板製の皿形底板と、この皿形底板の上方部分に張設され
    た金網製の側壁とで形成された請求項1に記載の手押し
    運搬車。
  3. 【請求項3】左右の前輪の接地点の若干後方に接地する
    ように左右一対の小径の前部補助輪が昇降自在に設けら
    れ、この左右の前部補助輪の中間と後部自在輪との中間
    に小径の後部補助輪が上記の前輪および後部自在輪が接
    する平面から浮くように設けられた請求項1または2に
    記載の手押し運搬車。
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