JP3205432U - 歩行型電動運搬台車 - Google Patents

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新華 陳
新華 陳
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Abstract

【課題】重量物であるボンベやドラム缶などの円筒形状の荷物を容易に積載し、運搬でき、積載する円筒形状の荷物の径の大小に関係なく安定して積載でき、且つ円筒形状以外の大小の箱型の荷物も積載できる歩行型電動運搬台車を提供する。【解決手段】4本のパイプを平面状に配置した本体フレーム10の下方端部に荷台プレートを設け、本体フレームの左右外側2本のパイプの上方端部にハンドルを設け、荷台プレートの後方に駆動装置付き前輪ユニット30を配置し、その後方内側に後輪フレーム20を本体フレーム10に軸支させ回動可能に連結し、積載時に荷台プレートを地面に接地させ直立姿勢にできると共に、径の異なる円筒形の積載物や大小の箱型の積載物を固定できる調節可能な枠体が装着できる構造とする。【選択図】図1

Description

この考案はボンベやドラム缶などの円筒形やダンボール箱や農業用コンテナなどの箱型の荷物の積載に対応でき、ハンドルを握って歩行しながら荷物を運搬する歩行型電動運搬台車に関する。
歩行型運搬台車の中でも、ボンベなどの円筒形の荷物を積載し運搬するボンベ運搬車はボンベの形状に合わせて設計された円弧状のフレームを有し、ボンベの転がりを制御し固定した状態で積載でき安全に運搬することができる。ボンベ運搬車はフレームの下部端部に荷台プレートを有した構造となっており、ボンベを積載する時はボンベ運搬車を直立姿勢に引き起こし荷台プレートを地面に接地させボンベの積載を容易にしている。
特許文献1は動力を有さない前輪2輪と後輪1輪を有したボンベ専用運搬車であり、積載するボンベの直径に合わせた円弧状のボンベ荷台フレームと一対の本体パイプとボンベ台で構成されており、本体フレームの前方左右に前輪2輪が設けられ、左右前輪2輪の後方中間部に後輪1輪が本体フレームに固定された後輪固定アームに設けられており、ボンベ荷重を後輪で支え安定した運搬を可能にしている。
特許文献2は4輪式のボンベ運搬車であり、荷台フレームの一端にボンベを挟み込むフォークを有し他端にハンドルを有し、フォーク部後方に前輪2輪と荷台フレームの中間部に後輪2輪を有している。積載時は運搬車を直立させ、積載するボンベ下部の凹部に本体フレーム下部のボンベ形状の凹部の径に合わせたフォークを差込み、荷台フレームを引き倒し後輪2輪を接地させ、4輪にして運搬する。荷台フレームはボンベの直径に合わせた円弧状のフレームが複数個設けられており、フォーク形状と円弧状フレームの径に合致したボンベを固定して運搬できる。
特許文献3は4輪式のボンベ運搬車であり、荷台フレームとボンベを積載する載置台と円弧状のボンベ受部材で構成され、荷台フレームに設けられた支持部材により後輪2輪が連結され、後輪支持部材と前輪2輪は折り曲げ可能に連結されており、前輪2輪と後輪2輪の間隔を調節可能にし、曲がり角の広さに関係なく運搬できる。
特許文献4はエンジン付きの2輪式ボンベ運搬車である。荷台フレームの側桁と円弧上の横桁で構成され、側桁の一方にはハンドルを有し、荷台フレームの中央左右両側には車輪を有し、車輪後方にエンジンを設けており、その後方には荷台を水平位置に保持する指示脚を有し、重量のあるボンベを容易に運搬することができる。
実願 昭61−110008 実願 平1−119857 特願 2001−355207(P2001−355207) 実願 平3−59841
重量物であるボンベやドラム缶などを歩行型運搬台車に積載し運搬するには大きな労力を要し女性や高齢者には重労働である。
市販のボンベ運搬車は積載するボンベの直径が限定されているため、径の異なるボンベを積載すると不安定となり安全な運搬ができず、また荷台フレームがボンベ形状に合わせた円弧状であり、積載物がボンベに限定されており箱型の荷物などが積載できない。
動力付きのボンベ運搬車は直立させることができず、重量物であるボンベを積載するには労力を要する。
動力付き運搬台車を操舵するには駆動輪2輪の内周輪と外周輪の回転数を操舵角度により変更できないと駆動輪2輪の直進力が勝り、安全な操舵ができない。
動力付き運搬台車は、動力を使用せずに運搬する場合には駆動ギヤの抵抗が大きく、運搬車を押して運転するには労力を要する。
上記目的を達成するため、本考案に係る歩行型電動運搬台車は以下の構成を有する。
(1) 歩行型電動運搬台車は4輪を有し、前輪2輪はモーター駆動され、後輪2輪はキャスター式であること。
(2) 前輪2輪は駆動ユニットであるモーターと減速ギヤと差動装置(デファレンシャルギヤ)と制動装置が車輪軸と連結されていること。
(3) 歩行型電動運搬台車は荷台プレートを地面に設置させ直立姿勢にできること。
(4) 歩行型電動運搬台車に装着される駆動ユニットはモーター駆動を接続、切断の切り替えができるクラッチレバーを有していること。
(5) 歩行型電動運搬台車において、電動駆動時にブレーキレバーで制動させるとモーターへの電源が切れること。
(6) 本体フレームの左右パイプの上方延長端部には右側にアクセルグリップと電源スイッチと前進と後進を切替えるスイッチとバッテリー残量表示を有しており、左側にはハンドルグリップとブレーキレバーを有していること。
(7) 後輪2輪はキャスター式であり後輪フレームに取り付けられており、後輪フレームは本体フレームに設けられたヒンジに軸支され前後に回動可能であり、本体フレームの直立時に後輪フレームを前方に移動させ、且つ運搬時には後輪フレームを後方に移動できること。
(8) 後輪フレームの中間部にはバッテリーを装着するためのバッテリーラックが設けられており、バッテリーは着脱でき、バッテリーラックの下面にコントローラーボックスが取り付けられること。
(9)本体フレームと後輪フレームに軸支されたステーは中間部にヒンジ機構を有し、本体フレームの直立時と運搬時で後輪フレームを保持し、運搬姿勢から直立姿勢にするためのステーを折り曲げるためのペダルを有していること。
(10)本体フレームには積載物を安定して積載するための枠体を挿入する枠体挿入パイプを2か所以上有していること。
(11)荷台枠挿入パイプにはボンベ専用枠体や汎用枠体が挿入でき、積載物の大きさにより左右(巾)方向に拡張でき、任意の挿入位置で固定でき、且つ、脱着できること。
(12)ボンベ専用枠体は円筒形の積載物を安定させるため、本体フレームに装着した時に円筒形状の荷物を支持する谷型形状を形成すること。
(13)本体フレームの内側2本の縦パイプ上方には荷台枠を上部方向に伸ばす縦フレーム枠体が挿入でき、且つ、脱着可能であること。
(14)ボンベ専用枠体や汎用枠体及び縦フレーム枠体は枠体固定ボルトで容易に固定できること。
上記構成を有する本考案の歩行型電動運搬台車の作用、効果について説明する。
モーター駆動する前輪2輪と、キャスター式の後輪2輪の4輪車とすることで、重量物も容易に運搬でき、また前輪2輪は電動モーター、減速ギヤ、差動装置で構成される駆動装置と連結させる構造により、安全な操舵が可能である。
本体フレームを直立させることができ、荷台プレートを地面に接しさせることにより重量物の積載を容易にする。且つ、直立時には後輪フレームが前方に移動することで重心も前方に移動させ安定した直立姿勢を保持できる。
本体フレームに回動可能に軸支する後輪フレームは運搬時には前輪の後方に位置し、直立時は前方に移動し保管時のスペースを小さくできる。
ボンベ専用枠体や汎用枠体を積載物に応じ装着でき、差込み量を調節することにより、多様なサイズのボンベやドラム缶などの円筒形の荷物及び多様なサイズ の箱型の荷物などを安定して積載でき、安全に運搬できる。
駆動装置を接続、切断できることにより、動力を使用しないで運転する場合にモーターやギヤの抵抗を無くした楽な運転ができる。
実施形態に係る歩行型電動運搬台車の枠体を外した斜視図である。 図1に示す歩行型電動運搬台車の構成を示す説明図である。 図1に示す歩行型電動運搬台車の本体フレームの斜視図である。 図1に示す歩行型電動運搬台車の後輪フレームの斜視図である。 図1に示す歩行型電動運搬台車の駆動装置付き前輪ユニットの斜視図である。 図1に示す歩行型電動運搬台車の本体フレームと後輪フレームを連結するステーの斜視図である。 図5に示す歩行型電動運搬台車の駆動装置付き前輪ユニットの駆動装置の切り替えレバー部の説明図である。 図1に示す歩行型電動運搬台車の運搬姿勢と直立姿勢の説明図である。 図1に示す歩行型電動運搬台車に装着するボンベ専用枠体の斜視図である。 図1に示す歩行型電動運搬台車に図9に示すボンベ専用枠体を装着した状態の説明図である。 図9と図10に示すボンベ専用枠体が径の異なる円筒形積載物に応じて可動する状態を説明する平面図である。 図1に示す歩行型電動運搬台車に図9に示すボンベ専用枠を取付け、ボンベを積載した説明図である。 図1に示す歩行型電動運搬台車に装着する汎用枠体の斜視図である。 図1に示す歩行型電動運搬台車に図13に示す汎用枠体を装着した状態の説明図である。 図13に示す汎用枠体が積載物の大きさに応じて可動する状況を説明する平面図である。 図1に示す歩行型電動運搬台車に図13に示す汎用枠体を取付け、箱型積載物を積載した説明図である。
以下、本考案に係る歩行型電動運搬台車について、実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図面は符号の向きに見るものとする。「左」「右」は作業者の運転姿勢から見た方向、「前」は前進側、「後」はその逆側を示す。尚、図1以降の各図は、図を見やすくするため、右ハンドルグリップ111と接続するバッテリー50、コントローラーボックス51、駆動装置33への電装関係のハーネスや左ハンドルグリップ121と接続する駆動装置付き前輪ユニット30へのワイヤーとハーネス及びクラッチレバー38と接続する駆動装置33へのワイヤーは省略している。
図1は荷台枠体60、70、80を装着していない状態の歩行型電動運搬台車1の運転姿勢の斜視図である。
図2は図1に示した歩行型電動運搬台車1の構成を示す説明図であり、歩行型電動運搬台車1は本体フレーム10と後輪フレーム20と駆動装置付き前輪ユニット30と本体フレーム10と後輪フレーム20を連結するステー40とバッテリー50で構成されている。
図3は本体フレーム10を示す。本体フレーム10は平面上に配置された4本の本体フレーム右パイプ11、本体フレーム左パイプ12、本体フレーム内側右パイプ13、本体フレーム内側左パイプ14と枠体を挿入する2本の枠体挿入下部パイプ15、枠体挿入上部パイプ16と荷台プレート17で構成されている。本体フレーム10の本体フレーム右パイプ11、本体フレーム左パイプ12は上方に伸び「く」の字に曲がっており、本体フレーム右パイプ11の端部には右ハンドルグリップ111を有しており、右ハンドルグリップ111にはスロットルグリップと電源スイッチと前進と後進を切替えるスイッチとバッテリーの残量表示を有している。本体フレーム左パイプ12の端部には左ハンドルグリップ121を有しており、左ハンドルグリップ121にはハンドルグリップとブレーキレバーを有している。本体フレーム内側右パイプ13、本体フレーム内側左パイプ14の上方端部は開口しており縦フレーム枠体60が挿入されている。この内側2本の本体フレーム内側右パイプ13、本体フレーム内側左パイプ14の下方には駆動装置付き前輪ユニット30を取付ける駆動装置右ブラケット131、駆動装置左ブラケット141が設けられ、駆動装置取付け右ボルト孔131A、駆動装置取付け左ボルト孔141Aに駆動装置取付け右ボルト131B、駆動装置取付け左ボルト141Bで駆動装置付き前輪ユニット30が固定される。本体フレーム10の本体フレーム右パイプ11、本体フレーム左パイプ12、本体フレーム内側右パイプ13、本体フレーム内側左パイプ14の下部端部は荷台プレート17に直角に溶接されており、本体フレーム10の本体フレーム右パイプ11、本体フレーム左パイプ12、本体フレーム内側右パイプ13、本体フレーム内側左パイプ14の背面上下2か所には枠体挿入下部パイプ15、枠体挿入上部パイプ16が直交して溶接されており、枠体挿入下部パイプ15、枠体挿入上部パイプ16の両端と本体フレーム内側右パイプ13、本体フレーム内側左パイプ14の上方開口部付近には孔がありナットが溶接され、ボンベ専用枠体70や汎用枠体80、縦フレーム枠体60が枠体固定ボルト18で固定される。枠体挿入上部パイプ16と本体フレーム内側右パイプ13と本体フレーム内側左パイプ14が交叉する部分には後輪フレーム20が前後に回動するための後輪フレーム連結右ヒンジ133、後輪フレーム連結左ヒンジ143が溶接されている。本体フレーム内側右パイプ13と本体フレーム内側左パイプ14の中間部には本体フレーム10と後輪フレーム20を連結するステー40が回動可能に連結するためのステー連結右ヒンジ132、ステー連結左ヒンジ142が溶接されている。
図4は後輪フレーム20を示す。後輪フレーム20の下部の後輪下部フレーム21は門型形状を形成しており、左右の下方端部に右後輪26、左後輪27が設けられている。右後輪26、左後輪27はキャスター式車輪である。後輪フレームの上部は後輪上部右フレーム22と後輪上部左フレーム23が本体フレーム10の本体フレーム内側右パイプ13と本体フレーム内側左パイプ14と同間隔で溶接されており、端部にはヒンジ軸を挿入するための後輪フレーム右軸孔21A、後輪フレーム左軸孔21Bが設けられている。後輪上部右フレーム22、後輪上部左フレーム23の下部と後輪下部フレーム21の接合部前方にはステー40と回転結合するための後輪フレームステー連結右ヒンジ24、後輪フレームステー連結左ヒンジ25が溶接され、ヒンジにはヒンジ軸を挿入するステー連結右ヒンジ孔24A、ステー連結左ヒンジ孔25Aが設けられている。後輪フレームの中間部後方には箱型のバッテリーラック28が設けられ、上面にバッテリー50を設置し、下面にコントローラー51が取付けられる。
図5は駆動装置付き前輪ユニット30を示す。駆動装置付き前輪ユニット30は右前輪31、左前輪32と車軸と駆動装置33と制動装置36で構成されている。駆動装置33は電動モーターと減速ギヤと差動装置(デファレンシャルギヤ)を一体化した構成である。駆動装置付き前輪ユニット30には本体フレーム10の本体フレーム内側右パイプ13、本体フレーム内側左パイプ14の駆動装置右ブラケット131、駆動装置左ブラケット141と結合する位置に駆動装置右ブラケット34、駆動装置左ブラケット35が設けられ、駆動装置右ブラケット34、駆動装置左ブラケット35に設けられた駆動装置右ブラケットネジ孔34A、駆動装置左ブラケットネジ孔35Aと本体フレーム10の本体フレーム内側右パイプ13、本体フレーム内側左パイプ14の駆動装置右ブラケット131、駆動装置左ブラケット141に設けられた駆動装置取付け右ボルト孔131A、駆動装置取付け左ボルト孔141Aを合致させ、駆動装置取付け右ボルト131B、駆動装置取付け左ボルト141Bで固定する。
図6はステー40を示す。ステー40は本体フレーム10と後輪フレーム20に軸支し、後輪フレームを前後に回動可能とし、直立姿勢と運転姿勢を保持する。ステー40の逆U字型の前部ステー41とI字型の後部ステー42は左右に2組あるが、左右の前部ステー41と後部ステー42は同一形状である。ステー40は前部ステー41と後部ステー42で構成され、前部ステー41の前方には本体フレーム10のステー連結右ヒンジ132,ステー連結左ヒンジ142と結合するための前部ステー前孔41Aが設けられており、後部ステー42と回転結合する前部ステー後孔41Bが設けられている。後部ステー42の前方には前部ステー41と回転結合する後部ステー前孔42Aが設けられ、後部ステー42は逆U字型の前部ステー41の上面に当たりこれ以上回転しない。後部ステーの後方にはペダルフレーム46の両端に設けられたペダルフレーム軸右角部46A、ペダルフレーム軸左角部46Bと係合する後部ステー後孔42Bの角孔が設けられ、後部ステー42と回転不可の状態で係合したペダルフレーム46は後輪フレーム20の後輪フレームステー連結右ヒンジ24、後輪フレームステー連結左ヒンジ25のステー連結右ヒンジ孔24A,ステー連結左ヒンジ孔25Aに回転軸部を有したステー後軸ボルト44で回転可能に組み付けられる。尚、ペダルフレーム46の両端には右プリング48、左プリング49が装着され、後部ステー42を押上げる方向にバネ力を与えている。
図7は駆動装置付き前輪ユニット30の駆動装置33の接続、切断を行うクラッチボックス37とクラッチレバー38を示す。駆動装置はモーターと減速ギヤと差動装置(デファレンシャルギヤ)で構成されており、クラッチレバー38を倒し、駆動装置と連結したワイヤーを引くことにより駆動装置内のギヤの接続を切断させる。
図8は歩行型電動運搬台車1の運転姿勢と直立姿勢を示す。運転姿勢は積載物を運搬する姿勢であり、直立姿勢は荷物の積載時の姿勢である。運転姿勢から直立姿勢にする場合、運転者は左右のハンドルグリップ111、121を握り、ペダル47を前方に踏みペダルフレーム46と連結したステー40の後部ステー42を右スプリング48、左スプリング49の補助力で押し上げ、ステー40を折り畳むことで後輪フレーム20を前方に移動させると共に重心も前方に移動させ直立姿勢を保持する。
図9はボンベ専用枠体70を示す。ボンベ専用枠体70は上下対称形状であり、且つ、枠体挿入下部パイプ15、枠体挿入上部パイプ16の左右両端に装着されるボンベ専用枠体70は同一形状である。その形状は両端が逆V字形状であり、逆V字形状の一端が他方の逆V字形状の一端と連結した形状である。左右両側のボンベ専用枠体70を本体フレーム10に装着した状態では、ボンベ専用枠体と平面上に配置された4本の本体フレーム右パイプ11、本体フレーム左パイプ12、本体フレーム内側右パイプ13、本体フレーム内側左パイプ14により谷型形状を形成する。
図10は本体フレーム10にボンベ専用枠体70を装着した状態を示す。ボンベ専用枠体70は本体フレーム10の枠体挿入下部パイプ15、枠体挿入上部パイプ16に左右両側より挿入し、枠体挿入下部パイプ15、枠体挿入上部パイプ16の端部に設けられたネジ部に枠体固定ボルト18で締め付け固定する。
図11は円筒形の荷物の径に対応させるためにボンベ専用枠体70を拡張する状態を示す。ボンベ専用枠体70は本体フレーム10の枠体挿入下部パイプ15、枠体挿入上部パイプ16への挿入量で異なる直径のボンベや円筒形積載物に対応する。ボンベ専用枠体70は本体フレーム10の枠体挿入下部パイプ15、枠体挿入上部パイプ16に挿入時に本体フレーム内側右パイプ13と本体フレーム内側左パイプ14とボンベ専用枠体の逆V字形状部分で谷型形状を形成し、径の異なる円筒形状の荷物に対応する。
図12は歩行型電動運搬台車1にボンベ枠体70を装着し、ボンベ70Aを積載した状態を示す。歩行型電動運搬台車1を直立姿勢にし、本体フレーム10にボンベ枠体70を装着後、ボンベ70Aを荷台プレート17に載せた後、歩行型電動運搬台車1を運転姿勢にする。更に安全に運搬するために補助ベルト72でボンベ70Aを固定することも可能である。
図13は汎用枠体80を示す。汎用枠体80は箱型の荷物や農業用パレットなどの積載物を運搬する場合に使用する。汎用枠体80は上下対称形状であり、且つ、本体フレーム10の枠体挿入下部パイプ15、枠体挿入上部パイプ16の左右両端に装着される枠体70は同一形状である。その形状は本体フレーム10枠体挿入下部パイプ15、枠体挿入上部パイプ16への挿入部81を両端にもち、4か所の直角部を有し、本体フレーム面に対し直角に立ち上がった形状である。
図14は本体フレーム10に汎用枠体80を装着した状態を示す。汎用枠体80は本体フレーム10の枠体挿入下部パイプ15、枠体挿入上部パイプ16に挿入し、その端部に設けられたネジ部に枠体固定ボルト18で締め付け固定する。
図15は汎用枠体80の拡張状態を示す。汎用枠体80は本体フレーム10の枠体挿入下部パイプ15、枠体挿入上部パイプ16への挿入量で異なる大きさの積載物に対応する。
図16は歩行型電動運搬台車1に汎用枠体80を取付け、箱型の荷物80Aを積載した状態を示す。歩行型電動運搬台車1を直立姿勢にし、本体フレーム10に汎用枠体80を装着後、箱型の荷物を荷台プレート17に積載後、歩行型電動運搬台車1を運転姿勢にする。尚、汎用枠体80を取り外せば左右方向に長い積載物の運搬も可能である。また箱型の荷物が上方に高い場合は本体フレーム10の本体フレーム内側右パイプ13、本体フレーム内側左パイプ14の開口部に挿入した縦フレーム枠体60を上方に伸ばすことで荷台面積を拡大することが可能である。
前述での実施形態では電動駆動の歩行型運搬台車であるが、駆動動力としてエンジン式動力としても良く、電動駆動部を取り除いた歩行型運搬台車でも良い。
1 歩行型電動運搬車
10 本体フレーム
11 本体フレーム右パイプ
111 右ハンドルグリップ
12 本体フレーム左パイプ
121 左ハンドルグリップ
13 本体フレーム内側右パイプ
131 駆動装置右ブラケット
131A 駆動装置取付け右ボルト孔
131B 駆動装置取付け右ボルト
132 ステー連結右ヒンジ
133 後輪フレーム連結右ヒンジ
14 本体フレーム内側左パイプ
141 駆動装置左ブラケット
141A 駆動装置取付け左ボルト孔
141B 駆動装置取付け左ボルト
142 ステー連結左ヒンジ
143 後輪フレーム連結左ヒンジ
15 枠体挿入下部パイプ
16 枠体挿入上部パイプ
17 荷台プレート
18 枠体固定ボルト
20 後輪フレーム
21 後輪下部フレーム
21A 後輪フレーム右軸孔
21B 後輪フレーム左軸孔
22 後輪上部右フレーム
23 後輪上部左フレーム
24 後輪フレームステー連結右ヒンジ
24A ステー連結右ヒンジ孔
25 後輪フレームステー連結左ヒンジ
25A ステー連結左ヒンジ孔
26 右後輪
27 左後輪
28 バッテリーラック
30 駆動装置付き前輪ユニット
31 右前輪
32 左前輪
33 駆動装置
34 駆動装置右ブラケット
34A 駆動装置右ブラケットネジ孔
35 駆動装置左ブラケット
35A 駆動装置左ブラケットネジ孔
36 制動装置
37 クラッチボックス
38 クラッチレバー
40 ステー
41 前部ステー
41A 前部ステー前孔
41B 前部ステー後孔
42 後部ステー
42A 後部ステー前孔
42B 後部ステー後孔
43 ステー前軸ボルト
43A ステー前軸ナット
44 ステー後軸ボルト
44A ステー後軸ナット
45 後部ステー軸ボルト
46 ペダルフレーム
46A ペダルフレーム右角部
46B ペダルフレーム左角部
47 ペダル
48 右スプリング
49 左スプリング
50 バッテリー
51 コントローラーボックス
60 縦フレーム枠体
70 ボンベ専用枠体
70A ボンベ
71 ボンベ専用枠体挿入部
72 補助ベルト
80 汎用枠体
80A 箱型荷物
81 汎用枠体挿入部

Claims (6)

  1. 4本の縦パイプを平面上に配置し、4本の縦パイプの左右外側2本の縦パイプを延長し、その縦パイプの端部にハンドルを設けると共に、4本の縦パイプの内側2本の縦パイプ上部端部を開口させ、4本の縦パイプの背面上下2か所に両端が開口した2本のパイプを直行した状態で溶接し、4本の縦パイプの下部端部に荷台プレートを直角に溶接し、フレームの荷台プレートのせ後部左右に駆動2輪を設け、駆動2輪の後方内側にキャスター式の後輪2輪を前方に回動可能な構造とした歩行型電動運搬台車。
  2. 請求項1に記載する歩行型電動運搬台車において、4本の縦パイプの内側2本の縦パイプの上部開口部、及び4本の縦パイプの背面上下2か所に直交して設けた両端が開口した横パイプに調節可能に挿入できる枠体を有した歩行型電動運搬台車。
  3. 請求項1に記載する歩行型電動運搬台車において、荷台プレートを地面に接地させて直立姿勢にでき、直立時には内側2本の縦パイプに軸支された後輪フレームを前輪側に移動し重心移動させることにより安定した直立姿勢を維持できる歩行型電動運搬台車。
  4. 請求項3に記載する歩行型運搬台車において、直立姿勢と運搬姿勢を保持するステーを有し、運搬姿勢から直立姿勢に移動させるためのステーと連結したペダルを有した歩行型電動運搬車。
  5. 請求項2に記載の枠体はボンベ専用枠体と汎用枠体が用意され、ボンベ専用枠体は装着時に内側2本の縦パイプと左右両側のボンベ専用枠体で谷部を形成する形状であり、汎用枠体は4本の縦パイプの左右両側から直角に立ち上がる形状であり、円筒形状や箱型形状の積載物を安定して運搬するができる歩行型電動運搬車。
  6. 請求項1に記載する歩行型電動運搬台車において、駆動輪である前輪は駆動モーターと減速ギヤと差動装置(デファレンシャルギヤ)からなる駆動装置に連結されており、クラッチレバーにより駆動装置の連結又は切断することができる歩行型電動運搬台車。





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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110171454A (zh) * 2018-02-20 2019-08-27 高明开 一种老人用助力承重小拖车

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