JP2016171839A - 調理台 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンセント装置の操作がしやすく、かつ見た目の統一感が高い調理台を提案する。【解決手段】本発明の第一実施形態の調理台100は、上面が作業面である天板1と、天板1の下方に位置するキャビネット2とを備える。キャビネット2は、その前面の上部に位置し、左右方向を長手方向とする直線状のライン部3と、前記前面のライン部3の下方に位置する前板4と、ライン部3の一部を構成するコンセント装置5とを含む。コンセント装置5は、前面に開口70が設けられたケース7と、ケース7内に設けられたプラグ受け8と、開口70を開閉する蓋9とを有する。蓋9は、ライン部3の長手方向に沿ってスライド自在に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、調理台に関し、詳しくは、天板の下方のキャビネットの前面部にコンセント装置を備える調理台に関する。
特許文献1には、天板の下方の前面部にコンセント装置を備えた調理台が記載されている。
この特許文献1に記載の調理台では、コンセント装置は、通電接続部(つまりプラグ受け)への水の付着を防止するために、プラグ受けが蓋で覆われている。蓋は、上端部を軸として、下端部が前方へ移動するように、回動自在に設けられている。
特開2014−235983号公報
特許文献1に記載の調理台は、コンセント装置へのプラグ接続の際に、例えば、一方の手で蓋を持ち上げながら、他方の手でプラグ受けにプラグを差し込まなければならず、片手での操作が難しかった。
また、特許文献1に記載の調理台は、開いた状態の蓋が前方に大きく突出するため、見た目の統一感が低かった。
そこで、本発明は、コンセント装置の操作がしやすく、かつ見た目の統一感が高い調理台を提案することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明の調理台は、上面が作業面である天板と、前記天板の下方に位置するキャビネットとを備え、前記キャビネットは、その前面の上部に位置し、左右方向を長手方向とする直線状のライン部と、前記前面の前記ライン部の下方に位置する前板と、前記ライン部の一部を構成するコンセント装置とを含み、前記コンセント装置は、前面に開口が設けられたケースと、前記ケース内に設けられたプラグ受けと、前記開口を開閉する蓋とを有し、前記蓋は、前記ライン部の長手方向に沿ってスライド自在に設けられていることを特徴とする。
本発明の調理台では、蓋を左右方向にスライド自在に設けたことで、スライド移動させた先(開口を開く位置)に蓋を留めることができ、蓋から手を離してプラグ受けへのプラグの着脱を行うことができる。これにより、本発明の調理台では、蓋の開閉と、プラグ受けへのプラグの着脱とをそれぞれ片手で行うことができて、コンセント装置の操作がしやすい。
また、本発明の調理台では、コンセント装置が直線状のライン部の一部を構成し、コンセント装置の蓋が、ライン部の長手方向に沿ってスライド自在であるため、蓋は、スライド移動の前と後で前後方向の位置が変わらず、また、正面視にてライン部内に収まる。これにより、本発明の調理台は、見た目の統一感の高いものとなっている。
本発明の第一実施形態の調理台を示す斜視図である。 同上の調理台のコンセント装置を示す斜視図であり、図2Aは蓋が閉じた状態であり、図2Bは蓋が開いた状態である。 図1のa―a線における断面図である。 同上のコンセント装置を示す図であり、図4Aは正面図であり、図4Bは平面図であり、図4Cは背面図であり、図4Dは側面図であり、図4Eは図4Aのb−b線における断面図である。 同上の調理台を示す正面図である。 本発明の第二実施形態の調理台を示す斜視図である。 同上の調理台のコンセント装置を示す斜視図であり、図7Aは蓋が閉じた状態であり、図7Bは蓋が開いた状態である。 同上のコンセント装置を示す図であり、図8Aは正面図であり、図8Bは平面図であり、図8Cは背面図であり、図8Dは側面図であり、図8Eは図8Aのc−c線における断面図である。 同上の調理台を示す正面図である。
以下、本発明の一実施形態について添付図面に基いて説明する。
図1乃至図5に示す本発明の第一実施形態の調理台100は、キッチンに設置されるものである。調理台100は、上面が水回りの作業面である天板1と、天板1の下方に位置するキャビネット2とを備える。以下では、平面視において、調理台100に対して使用者が位置する側を前方とし、その反対側を後方とし、この前後方向に対して直交する方向を左右方向として、各構成について説明する。各図において、矢印X1で示す方向が前方であり、矢印Y1で示す方向が右方向であり、矢印Z1で示す方向が上方である。
天板1は、略矩形板状であり、例えば、人造大理石で形成される。天板1は、左右方向を長手方向とし、前後方向を短手方向とし、上下方向を厚み方向とする板体である。天板1には、シンク10と加熱調理器11とが設けられている。シンク10は、例えば、金属製である。加熱調理器11は、例えば、ビルトイン型の電磁調理器やガス調理器である。シンク10と加熱調理器11は、それぞれの下部が、天板1よりも下方に突出しており、この突出した下部がキャビネット2内の上部領域に収納されている。シンク10と加熱調理器11とは、左右方向に間隔をおいて位置する。天板1の上面のうち、シンク10と加熱調理器11との間のスペースが、調理用スペースとなっている。
天板1は、前端部に下方に突出した前垂れ12(図1及び図3参照)を有し、後端部に上方に突出したバックガード13を有する。前垂れ12とバックガード13はそれぞれ、天板1に左右方向に亘って設けられている。前垂れ12とバックガード13はそれぞれ、左右方向を長手方向とし、上下方向を短手方向とし、前後方向を厚み方向とする板体である。前垂れ12とバックガード13はそれぞれ、例えば、天板1と同じ材質であり、天板1と一体に成形される。なお、前垂れ12とバックガード13はそれぞれ、天板1とは別部材であり、天板1に接着や溶着等により固定したものであってもよい。
キャビネット2は、内部に収納空間を有し、この収納空間には、調理器具や食器や調味料等が収納される。キャビネット2は、左右の端面を構成する左右一対の側板20と、後面を構成する後板21とを有する。キャビネット2の内部の収納空間は、左右一対の側板20と後板21と天板1によって囲まれる領域であり、前方に向けて開口している。
キャビネット2は、その前面の上部(本実施形態で上端部)に位置し、左右方向を長手方向とする直線状のライン部3と、前面のライン部3の下方に位置する前板4と、ライン部3の一部を構成するコンセント装置5とを含む。
本実施形態では、キャビネット2には、食器洗浄機6が収納されている。食器洗浄機6は、左右方向において、キャビネット2内に突出したシンク10と加熱調理器11の間に位置する。
食器洗浄機6は、その前面に、上部(本実施形態で上端部)に位置し、左右方向を長手方向とする直線状の取っ手部30と、取っ手部30の下方に位置する前面板部40とを有する。取っ手部30は、手の指を引っ掛け可能に設けられている。取っ手部30は、従来周知の形状が適宜選択可能であるが、例えば、下部に、手の指を挿入するための凹部が形成され、上部に、凹部に挿入した指を引っ掛けることができるように構成した引っ掛け部が形成される。
食器洗浄機6は、取っ手部30を前方に引くことで、取っ手部30と前面板部40とが前方または前下方に引き出されて、内部の食器洗浄空間が外部に対して露出する。食器洗浄機6は、例えば、上方に開口した容器状であり、前後方向にスライド自在である。なお、食器洗浄機6は、前方に開口した容器状であり、取っ手部30と前面板部40とが、前面板部40の下端部を中心として、取っ手部30が前方に移動するように回動する扉状のものであってもよい。
キャビネット2は、キャビネット2内に突出したシンク10の下部の前方に、上部(本実施形態で上端部)に位置し、左右方向を長手方向とする直線状の飾り部31と、飾り部31の下方に位置する幕板41とを有する。
また、キャビネット2は、キャビネット2内に突出した加熱調理器11の前方に、上部(本実施形態で上端部)に位置し、左右方向を長手方向とする直線状の飾り部32と、飾り部32の下方に位置する幕板42とを有する。
飾り部31,32は、取っ手部30の左右に隣接して位置する。飾り部31,32と、取っ手部30とは、上下長さが略同じである。詳しくは、正面視における飾り部31,32の露出する部分、つまり、飾り部31,32のうち、天板1と幕板41,42の間に位置する部分の上下長さと、取っ手部30の上下長さとが略同じである。
飾り部31,32は、取っ手部30に類似した外観を有する。飾り部31,32は、例えば、取っ手部30と同じ色に着色されたものや、取っ手部30と同じまたは類似した形状のものや、これらの組み合せである。
飾り部31,32は、その上部が、天板1の下面に、ねじ等の固定具や接着や溶着により固定されている。幕板41,42は、飾り部31,32の下部に、ねじ等の固定具や接着や溶着により固定されている。
キャビネット2は、シンク10の下方の収納空間の前方を覆う前面板部43,44と、加熱調理器11の下方の収納空間の前方を覆う前面板部45,46と、食器洗浄機6の下方の収納空間の前方を覆う前面板部47をさらに有する。
キャビネット2内の収納空間には、例えば、上方に開口した箱状のストッカーが複数、前後方向にスライド自在に収納される。複数のストッカーは、本実施形態では、食器洗浄機6の左右に位置する上段側の2つのストッカーと、食器洗浄機6よりも下方に位置する下段側の3つのストッカーで構成される計5つのストッカーである。前面板部43〜47はそれぞれ、各ストッカーの前面板を構成する。
前面板部43は、シンク10の下方の収納空間の上部領域に収納されるストッカーの前面板であり、前面板部44は、シンク10の下方の収納空間の下部領域に収納されるストッカーの前面板である。前面板部45は、加熱調理器11の下方の収納空間の上部領域に収納されるストッカーの前面板であり、前面板部46は、加熱調理器11の下方の収納空間の下部領域に収納されるストッカーの前面板である。前面板部47は、食器洗浄機6の下方の収納空間に収納されるストッカーの前面板である。
本実施形態では、幕板41,42の下方に位置する前面板部43,45の上部には、各ストッカーを前後に移動操作するための取っ手48が設けられている。各取っ手48は、従来周知の形状が適宜選択可能であるが、食器洗浄機6の取っ手部30に類似した外観を有することが好ましい。各取っ手48は、例えば、下部に、手の指を挿入するための凹部480が形成され、上部に、凹部480に挿入した指を引っ掛けることができるように構成した引っ掛け部481が形成される。各取っ手48は、それぞれの上方に位置する幕板41,42との間に、隙間が形成されないように配される。
食器洗浄機6の前面板部40には、上下方向の一部に、取っ手48に類似した外観を有する第二取っ手部49が設けられている。第二取っ手部49は、前面板部43,45の上部の各取っ手48に対して左右に並ぶ位置に配されている。なお、第二取っ手部49は、取っ手としての機能を有さず、取っ手48と外観が類似するだけのものであってもよい。
下段側の3つのストッカーは、例えば、後方に押圧することで、バネ作用等により自動的に前方に引き出される構造のものであり、本実施形態では、前面板部44,46,47の上部には、取っ手48が設けられていない。
前方に引き出していない状態の食器洗浄機6の前面板部40と、前方に引き出していない状態の上段側の2つのストッカーの前面板部43,45と、幕板41,42は、それぞれの前面が互いに略面一となる。前方に引き出していない状態の下段側の3つのストッカーの前面板部44,46,47は、それぞれの前面が互いに略面一となる。
前方に引き出していない状態の下段側の3つのストッカーの前面板部44,46,47は、前方に引き出していない状態の上段側の2つのストッカーの前面板部43,45よりも後方に位置する。
本実施形態では、上述した取っ手部30と飾り部31,32が、ライン部3を構成し、食器洗浄機6の前面板部40と幕板41,42と各ストッカーの前面板部43〜47が、前板4を構成する。
ライン部3の一部を構成するコンセント装置5は、図2A、図2B及び図4A乃至図4Eに示すように、前面に開口70を有する箱状のケース7と、ケース7内に設けられたプラグ受け8と、プラグ受け8の前方の開口70を開閉する蓋9とを有する。蓋9は、ライン部3の長手方向に沿ってスライド自在に設けられている。
ケース7は、前半部71と、この前半部71よりも正面視における寸法が一回り小さい後半部72を有する。ケース7は、前半部71の前端部に開口70を有し、前半部71の開口70よりも後方にプラグ受け8が内蔵されている。
前半部71は、正面視矩形枠状であり、内周面のうちの上面と下面にそれぞれ、蓋9の左右方向へのスライド移動をガイドするガイド溝73と、プラグ受け8が設置された取付部材80を取り付けるための取付溝74が設けられている。各ガイド溝73は、前半部71の前端から若干後方の位置に配されている。各取付溝74は、各ガイド溝73よりも後方に配されている。
取付部材80は、プラグ受け8が設置される底板81と、底板81の上端部から後方に延長された上板82と、底板81の下端部から後方に延長された下板83とを有する。底板81は、左右方向を長手方向とし、上下方向を短手方向とし、前後方向を厚み方向とする板体であり、左右方向の一方の半部(本実施形態では左半部)に、プラグ受け8が設置される設置孔84を有する。本実施形態では、底板81は、左右方向に間隔をおいて位置する2つの設置孔84を有し、各設置孔84にプラグ受け8が設置されている。
各プラグ受け8は、商用電源等の電源に電気的に接続されたものであり、従来周知の多種多様なものが利用可能である。プラグ受け8には、ハンドミキサーやスムーザー等の各種電気機器が有する電源コードの先端のプラグが接続される。プラグ受け8は、例えば、各種電気機器のプラグの各栓刃が差し込まれる差込孔85を左右一対に有する。
蓋9は、正面視矩形板状であり、左右方向を長手方向とし、上下方向を短手方向とし、前後方向を厚み方向とする板体である。蓋9は、前半部71の内周面のうちの左右の面間の距離の略半分の左右長さを有する。蓋9は、その左端が、前半部71の内周面のうちの左面に当たるように配置することで、底板81の左半部の前方に位置して、2つのプラグ受け8を覆い隠す。この蓋9の左端が、前半部71の内周面のうちの左面に当たるときの位置が、2つのプラグ受け8の前方の開口70を塞ぐ閉位置である。そして、蓋9は、その右端が、前半部71の内周面のうちの右面に当たるように配置することで、底板81の右半部の前方に位置して、2つのプラグ受け8を外部に対して露出させる。この蓋9の右端が、前半部71の内周面のうちの右面に当たるときの位置が、2つのプラグ受け8の前方の開口70を開く開位置である。
蓋9は、左右の端部に引っ掛け部90を有する。引っ掛け部90は、例えば、蓋9の前面のうちの左右の端部をそれぞれ、この左右の端部の間の部分よりも後退させて設けることによって形成される段差で構成される。
本実施形態では、飾り部31の長手方向の一部(本実施形態では左端部)には、図3に示すように、後方に凹んだ凹部310が設けられている。この凹部310に、コンセント装置5のケース7の後半部72を差し込んで嵌め合わせることによって、コンセント装置5は、飾り部31に取り付けられる。このとき、ケース7の前半部71の後面710を、飾り部31の凹部310の周囲の前面311に当てることで、ケース7の前後位置が決まる。この前後位置が定まった状態において、コンセント装置5は、ケース7の前半部71の前面が、その下方の幕板41の前面と略面一となる。またこのとき、コンセント装置5は、ケース7の前半部71の前面が、天板1の前垂れ12よりも後方に位置する。
また飾り部31に取り付けた状態で、コンセント装置5は、正面視において、飾り部31のうち外部に対して露出する部位(つまり飾り部31のうち天板1の前垂れ12と幕板41の間の部位)の上下幅内に収まって位置する。
さらに本実施形態では、飾り部31に取り付けた状態で、コンセント装置5の上端(つまりケース7の前半部71の上端面)は、取っ手部30の上端と略同じ高さとなる。そして、コンセント装置5の下端(つまりケース7の前半部71の下端面)は、取っ手部30の下端と略同じ高さとなる。そして、コンセント装置5の左端(つまりケース7の前半部71の左端面)は、幕板41の左側面と左右方向の位置が略同じとなる。このように、コンセント装置5は、上端と下端と側端とがそれぞれ隣接する他の構成(取っ手部30と幕板41)と揃うことで、見た目の統一感が高くなっている。
なお、飾り部31は、長手方向の一部に凹部310を有していないものであってもよい。この場合、調理台100は、飾り部31とは別に、コンセント装置5が取り付けられる凹部を有する左右方向を長手方向とする直線状の設置部材を備える。設置部材は、飾り部31と同様に、天板1と幕板41のそれぞれに、ねじ等の固定具や接着や溶着等によって固定される。この設置部材は、飾り部31の側方(左側)に隣接させて配される。
以上説明した本実施形態の調理台100では、例えば、以下のようにして、プラグ受け8へのプラグの着脱を行うことができる。
まず、プラグ受け8の前方の閉位置にある蓋9の左側の引っ掛け部90に片手の指先を引っ掛け、蓋9をガイド溝73に沿って右方向にスライド移動させ、蓋9を、その右端がケース7の前半部71の内周面のうちの右面に当たる開位置まで移動させる。蓋9が開位置にあるとき、プラグ受け8は外部に対して露出する。
次いで、蓋9の引っ掛け部90から指先を離し、この手で各種電気機器のプラグを持って、プラグの各栓刃を、プラグ受け8の各差込孔85へと差し込む。なお、蓋9の移動と、プラグ受け8へのプラグの差し込みは、左右異なる手で行ってもよい。プラグの各栓刃をプラグ受け8の各差込孔85に差し込むことで、各種電気機器は、電力が供給されて使用可能となる。
各種電気機器の使用が終わったら、プラグを片手で持ち、プラグの各栓刃をプラグ受け8の各差込孔85から引き抜く。
次いで、開位置にある蓋9の右側の引っ掛け部90に片手の指先を引っ掛け、蓋9をガイド溝73に沿って左方向にスライド移動させ、蓋9を、その左端がケース7の前半部71の内周面のうちの左面に当たる閉位置まで移動させる。蓋9が閉位置にあるとき、プラグ受け8は蓋9によって覆い隠される。これにより、飛散してきた水が、プラグ受け8に付着して短絡等が生じることを抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態の調理台100では、片手で蓋9を開いた後、蓋9から手を離した状態で、プラグ受け8へのプラグの脱着を行うことができる。したがって、本実施形態の調理台100では、蓋9の開閉と、プラグ受け8へのプラグの着脱を、片手で行うことができ、コンセント装置5の操作を簡単に行うことができる。
また、本実施形態の調理台100では、蓋9は、左右方向にスライド移動するため、開位置と閉位置において、前後方向の位置が略変わらず、蓋9が開位置にあるときに、前方に大きく突出しない。また、本実施形態の調理台100では、蓋9は、ライン部3に沿ってスライド移動するため、開位置においても閉位置においても、正面視にてライン部3の上下幅内に収まる。したがって、本実施形態のコンセント装置5付きの調理台100は、見た目の統一感が高いものとなっている。
また、本実施形態の調理台100では、蓋9は開位置においても閉位置においてもケース7内に位置するため、プラグをプラグ受け8に接続して天板1上の作業スペースで各種電気機器を扱う際に、蓋9が邪魔にならない。
また、本実施形態の調理台100では、プラグをプラグ受け8に接続しない未使用時には、プラグ受け8の前方の開口70を蓋9で塞ぐことができ、ケース7内のプラグ受け8に、飛散してきた水が付着することを抑制でき、短絡等の発生を防止することができる。
また、本実施形態の調理台100は、コンセント装置5が飾り部31内に収まる仕様となっているため、周囲の構造(幕板41や天板1)を、コンセント装置5を設置するための専用の仕様とする必要がなく、汎用性の高いものとなっている。
なお、上述した本実施形態の調理台100では、前面板部43〜47は前後方向にスライド移動自在に設けたものであったが、前面板部43〜47は左右の端部の一方を中心として、他方が前後方向に移動するように回動する扉状に設けたものであってもよい。
続いて、図6〜図9に示す本発明の第二実施形態の調理台100について説明する。以下では、第一実施形態の調理台100と同様の構成については図中に同じ符号を付して詳しい説明を省略し、第一実施形態の調理台100と異なる構成については詳しく説明する。なお、各図において、矢印X1で示す方向が前方であり、矢印Y1で示す方向が右方向であり、矢印Z1で示す方向が上方である。
本実施形態の調理台100では、図7A及び図7Bに示すように、コンセント装置5は、2つのプラグ受け8が、取付部材80の底板81の左右方向の中央部に設けられた2つの設置孔84に1つずつ取り付けられている。以下、2つのプラグ受け8のうち左側に位置するプラグ受け8を「左プラグ受け8」と記載し、右側に位置するプラグ受け8を「右プラグ受け8」と記載する。
本実施形態の調理台100では、蓋9は、左右に並ぶ2つの蓋パーツ91,92で構成される。蓋パーツ91,92はそれぞれ、1つのプラグ受け8を覆うことができるような左右長さを有する。蓋パーツ91,92は、それぞれ左右方向の端部に引っ掛け部90を有する。
左側に位置する蓋パーツ91は、左プラグ受け8の前方に位置して左プラグ受け8を覆う閉位置と、左プラグ受け8よりも左側に位置して、左プラグ受け8を外部に対して露出させる開位置との間で移動自在である。蓋パーツ91は、その左端が前半部71の内周面のうちの左面に当たるように配置することで、開位置に配置させることが可能である。
また、右側に位置する蓋パーツ92は、右プラグ受け8の前方に位置して右プラグ受け8を覆う閉位置と、右プラグ受け8よりも右側に位置して、右プラグ受け8を外部に対して露出させる開位置との間で移動自在である。蓋パーツ92は、その右端が前半部71の内周面のうちの右面に当たるように配置することで、開位置に配置させることが可能である。
なお、本実施形態の調理台100では、上下一対のガイド溝73の少なくとも一方には、左右方向の中央部にリブ状のストッパーを設けることが好ましい。このようにストッパーを設けることで、スライド移動の際に蓋パーツ91,92を閉位置で簡単に止めることができる。
以上説明した本実施形態の調理台100においても、蓋9(蓋パーツ91,92)の開閉と、プラグ受け8へのプラグの着脱を、片手で行うことができ、コンセント装置5の操作を簡単に行うことができる。
また、本実施形態の調理台100においても、蓋9(蓋パーツ91,92)が開位置にあるときに、前方に大きく突出せず、また、蓋9(蓋パーツ91,92)が、開位置にあるときでも閉位置にあるときでも、正面視にてライン部3の上下幅内に収まる。したがって、本実施形態のコンセント装置5付きの調理台100は、見た目の統一感が高いものとなっている。
また、本実施形態の調理台100では、蓋9を、2つのプラグ受け8をそれぞれ覆う2つの蓋パーツ91,92で構成し、各蓋パーツ91,92を左右方向の端まで移動させることで、2つのプラグ受け8を外部に対して露出させることができるようにしている。そのため、本実施形態の調理台100では、2つのプラグ受け8のうち一方だけを使用する場合に、簡単な操作で、一方のプラグ受け8だけを外部に対して露出させることができる。
以上まとめると、本発明の第一及び第二実施形態の調理台100は、下記の構成を備えることを特徴とする。
すなわち、第一及び第二実施形態の調理台100は、上面が作業面である天板1と、天板1の下方に位置するキャビネット2とを備える。キャビネット2は、その前面の上部に位置し、左右方向を長手方向とする直線状のライン部3と、前記前面のライン部3の下方に位置する前板4と、ライン部3の一部を構成するコンセント装置5とを含む。コンセント装置5は、前面に開口70が設けられたケース7と、ケース7内に設けられたプラグ受け8と、開口70を開閉する蓋9とを有する。蓋9は、ライン部3の長手方向に沿ってスライド自在に設けられている。
上記の構成のように、第一及び第二実施形態の調理台100は、コンセント装置5のケース7の開口70を開閉する蓋9を、ライン部3の長手方向、つまり左右方向に沿ってスライド自在に設けている。そのため、第一及び第二実施形態の調理台100では、蓋9を、プラグ受け8の前方に位置する閉位置からプラグ受け8の側方に位置する開位置へと移動させたときに、蓋9から手を離しても、蓋9を開位置に保持することができる。したがって、第一及び第二実施形態の調理台100では、蓋9の開閉と、プラグ受け8へのプラグの着脱を片手で行うことができて、コンセント装置5の操作を簡単に行うことができる。
また、第一及び第二実施形態の調理台100では、コンセント装置5を、左右方向を長手方向とする直線状のライン部3の一部を構成するように設け、このコンセント装置5の蓋9を、ライン部3の長手方向に沿ってスライド自在に設けている。そのため、第一及び第二実施形態の調理台100では、蓋9は、開いた状態と閉じた状態とで前後の位置が変わらず、また、蓋9は、開いた状態でも閉じた状態でも、正面視にてライン部3内に収まる。これにより、第一及び第二実施形態のコンセント装置5付きの調理台100は、見た目の統一感の高いものとなっている。
さらに、本発明の第一及び第二実施形態の調理台100は、上記の構成に加えて、下記の付加的な構成を備える。
すなわち、本発明の第一及び第二実施形態の調理台100では、コンセント装置5は、天板1の前端よりも後方に位置する。
上記の付加的な構成を備えることで、本発明の第一及び第二実施形態の調理台100では、コンセント装置5が天板1よりも前方に大きく突出して浮き上がったような外観とならず、見た目の統一感の高いものとなっている。
また、本発明の第一及び第二実施形態の調理台100では、コンセント装置5は、上端と下端の高さが、左右方向に隣接する取っ手部30の上端と下端の高さに揃い、左端の左右位置が、下方に隣接する幕板41の左端面の左右位置に揃う。これにより、第一及び第二実施形態のコンセント装置5付きの調理台100は、見た目の統一感がさらに高いものとなっている。
また、本発明の第一及び第二実施形態の調理台100では、コンセント装置5を飾り部31の上下幅内に収まるように設けたことで、飾り部31の周囲の構成(幕板41)を、コンセント装置5を設置するための専用の構造とする必要がない。そのため、本発明の第一及び第二実施形態の調理台100は、汎用性の高いものとなっている。
以上、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更が可能である。
1 天板
2 キャビネット
3 ライン部
4 前板
5 コンセント装置
7 ケース
8 プラグ受け
9 蓋
70 開口
100 調理台

Claims (2)

  1. 上面が作業面である天板と、
    前記天板の下方に位置するキャビネットとを備え、
    前記キャビネットは、
    その前面の上部に位置し、左右方向を長手方向とする直線状のライン部と、
    前記前面の前記ライン部の下方に位置する前板と、
    前記ライン部の一部を構成するコンセント装置とを含み、
    前記コンセント装置は、
    前面に開口が設けられたケースと、
    前記ケース内に設けられたプラグ受けと、
    前記開口を開閉する蓋とを有し、
    前記蓋は、前記ライン部の長手方向に沿ってスライド自在に設けられていることを特徴とする調理台。
  2. 前記コンセント装置は、
    前記天板の前端よりも後方に位置することを特徴とする請求項1に記載の調理台。
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