JP2016171838A - コンセント装置 - Google Patents

コンセント装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016171838A
JP2016171838A JP2015052398A JP2015052398A JP2016171838A JP 2016171838 A JP2016171838 A JP 2016171838A JP 2015052398 A JP2015052398 A JP 2015052398A JP 2015052398 A JP2015052398 A JP 2015052398A JP 2016171838 A JP2016171838 A JP 2016171838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
plug
opening
case
outlet device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015052398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6667123B2 (ja
Inventor
友昭 北川
Tomoaki Kitagawa
友昭 北川
元春 村上
Motoharu Murakami
元春 村上
有美子 藤里
Yumiko Fujisato
有美子 藤里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2015052398A priority Critical patent/JP6667123B2/ja
Publication of JP2016171838A publication Critical patent/JP2016171838A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6667123B2 publication Critical patent/JP6667123B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

【課題】蓋の開閉と、プラグ受けへのプラグの着脱を、片手で簡単に行うことができるコンセント装置を提供する。【解決手段】コンセント装置100は、上面が水まわりの作業面である台の前面部に設けられたコンセント装置100である。コンセント装置100は、前面に開口10を有するケース1と、ケース1の内部に設けられるプラグ受け2と、開口10を開閉する蓋3と、蓋3を、開口10を閉じる閉位置と、開口10を開く開位置との間で移動自在に支持する支持機構4とを備える。前記開位置は、蓋3がケース1内に収納される位置である。支持機構4は、開位置にあるときの蓋3に対して、閉位置へ移動させる弾性的な復元力を与える弾性体5を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、コンセント装置に関し、詳しくは、上面が水まわりの作業面である台の前面部に設けられるコンセント装置に関する。
特許文献1には、上面が水まわりの作業面である台の前面部に設けられるコンセント装置が記載されている。
この特許文献1に示されるコンセント装置は、通電接続部(つまりプラグ受け)への水の付着を防止するために、プラグ受けが蓋で覆われている。蓋は、上端部を軸として、下端部が前方へ移動するように、回動自在に設けられている。
特開2014−235983号公報
特許文献1に記載のコンセント装置は、プラグ接続の際に、例えば、一方の手で蓋を持ち上げながら、他方の手でプラグ受けにプラグを差し込まなければならず、片手だけでの操作が難しかった。
そこで、本発明は、蓋の開閉と、プラグ受けへのプラグの着脱を、片手で簡単に行うことができるコンセント装置を提案することを課題とする。
上記課題を解決するための本発明のコンセント装置は、上面が水まわりの作業面である台の前面部に設けられたコンセント装置であって、前面に開口を有するケースと、前記ケースの内部に設けられるプラグ受けと、前記開口を開閉する蓋と、前記蓋を、前記開口を閉じる閉位置と、前記開口を開く開位置との間で移動自在に支持する支持機構とを備え、前記開位置は、前記蓋が前記ケース内に収納される位置であり、前記支持機構は、前記開位置にあるときの前記蓋に対して、前記閉位置に移動させる弾性的な復元力を与える弾性体を有することを特徴とする。
本発明のコンセント装置では、プラグ受けに接続させるプラグを片手で持ち、プラグ受けへと接続する動作の中で、蓋を押圧して、蓋を閉位置からケース内の開位置へと移動させることができる。そして、本発明のコンセント装置では、プラグ受けからプラグを片手で取り外すことで、開位置にある蓋を、弾性体の弾性的な復元力によって、閉位置へと自動的に移動させることができる。したがって、本発明のコンセント装置では、蓋の開閉と、プラグ受けへのプラグの着脱を、片手で簡単に行うことができる。
本発明の一実施形態のコンセント装置が前面部に設けられた台の斜視図である。 同上のコンセント装置を示す側断面図であり、図2Aは、蓋が閉位置にあるときの状態であり、図2Bは、蓋が開位置にあるときの状態である。 同上のコンセント装置の変形例を示す側断面図であり、図2Aは、蓋が閉位置にあるときの状態であり、図2Bは、蓋が開位置にあるときの状態である。
以下、本発明の一実施形態について添付図面に基いて説明する。
図1には、本発明の一実施形態のコンセント装置100が前面部に設けられた台101が示されている。台101は、上面が水まわりの作業面である台であり、本実施形態では、キッチンに設置される調理台である。以下では、平面視において、調理台に対して使用者が位置する側を前方とし、その反対側を後方とし、この前後方向に対して直交する方向を左右方向として、各構成について説明する。図1では、矢印X1で示す方向が前方であり、矢印Y1で示す方向が右方向であり、矢印Z1で示す方向が上方である。
台101は、キャビネット102と、その上に設置された天板103とを備える。天板103には、シンク104と加熱調理器105が設けられている。シンク104と加熱調理器105とは、それぞれの下部が、天板103よりも下方に突出しており、この突出した下部がそれぞれキャビネット102内の上部領域に収納されている。シンク104と加熱調理器105とは、左右方向に距離をおいて位置する。天板103の上面のうち、シンク104と加熱調理器105との間のスペースが、調理用スペースとなっている。
キャビネット102は、シンク104と加熱調理器105のそれぞれの下部の前方に位置する幕板106と、シンク104と加熱調理器105それぞれの下方の収納空間の前方に位置する前板107とを、前面部に有する。キャビネット102は、前板107を複数(本実施形態では4つ)有する。
前記収納空間には、例えば、上方に開口した箱状のストッカーが、複数、前後方向にスライド自在に収納される。各前板107は、各ストッカーの前面板である。そのため、各前板107は、本実施形態では、前方に引き出し自在である。なお、各前板107は、左右の端部のうちの一方の端部を中心として、他方の端部が前後方向に移動自在となるように回動する扉状に設けたものであってもよい。
また、キャビネット102には、食器洗浄機108が前方に引き出し自在に収納されている。なお、キャビネット102は、食器洗浄機108を有さないものであってもよく、この場合、食器洗浄機108の設置スペースは、収納空間として利用することができる。キャビネット102の収納空間には、調理器具や食器や調味料等が収納される。
幕板106と、前方に引き出していない状態の前板107と、前方に引き出していない状態の食器洗浄機108の前板109とは、前面が略面一となる。天板103は、その前端面が、幕板106、及び前方に引き出していない状態の前板107,109よりも前方に位置するように配置されている。
コンセント装置100は、本実施形態では、シンク104の前方の幕板106に設けた設置孔110に設置されている。設置孔110は、シンク104の前方の幕板106の左端部に位置する。そのため、コンセント装置100は、天板103の調理用スペースに近い箇所に設置されている。
コンセント装置100は、図2A及び図2Bに示すように、前面に開口10を有するケース1と、ケース1の内部に設けられるプラグ受け2と、開口10を開閉する蓋3と、蓋3を閉位置と開位置との間で移動自在に支持する支持機構4とを備える。前記開位置は、蓋3がケース1内に収納される位置である。支持機構4は、開位置にあるときの蓋3に対して、閉位置に移動させる弾性的な復元力を与える弾性体5と、蓋3を開位置で止めるストッパー6とを有する。
ケース1は、本実施形態では、直方体の箱状である。ケース1は、例えば、樹脂製である。ケース1は、前板部11、後板部12、上板部13、下板部14、及び左右一対の側板部を有する。前板部11に、前後方向に貫通する開口10が設けられている。開口10は、前板部11の左右方向中央部のうち下端を含む位置に配されている。そのため、前板部11は、正面視にて下向きの略U字状である。後板部12、上板部13、下板部14、及び左右一対の側板部は、それぞれ矩形板状である。
ケース1は、その内部に、内板15をさらに有する。内板15には設置孔16が設けられており、この設置孔16にプラグ受け2が設置されている。内板15は、その下面が後方ほど下方に位置するように傾斜させて配置されている。
プラグ受け2は、商用電源等の電源に電気的に接続されたものであり、従来周知の多種多様なものが利用可能である。プラグ受け2には、ハンドミキサーやスムーザー等の各種電気機器が有する電源コードの先端のプラグ7が接続される。
プラグ受け2は、プラグ7が有する2つの栓刃70が差し込まれる一対の差込孔20を有する。一対の差込孔20は、本実施形態では、左右に並んで位置する。なお、一対の差込孔20は、上下に並んで位置するものであってもよい。
プラグ受け2は、一対の差込孔20を複数組み有するものであってもよい。この場合、複数組みの差込孔20は、左右方向に並んで位置するように設けられる。なお、複数組みの差込孔20は、上下方向に並んで位置するように設けてもよい。これらの場合、プラグ受け2には、複数の各種電気機器のプラグ7を接続することができる。
プラグ受け2は、内板15に取り付けた状態で、プラグ7が接続される面21が、後方ほど下方に位置するように傾斜している。そのため、各差込孔20の開口方向は前斜め下方となっている。
蓋3は、正面視矩形状であり、正面視における寸法が、前板部11の開口10に比べて僅かに小さい。蓋3は、ケース1と同様に、例えば樹脂製である。本実施形態では、蓋3は、上半部30の前後方向の厚みが一定であり、下半部31の前後方向の厚みが、上側ほど大きくなるように設けられている。下半部31は、上半部30よりも前後方向の厚みが大きく、側断面略直角三角形状となっている。上半部30の上下長さは、下半部31の上下長さよりも長い。蓋3は、上半部30の後面の所定の箇所に、金属板等の磁性体8が、接着等により取り付けられている。
蓋3は、本実施形態では、その下端部の左右の端部にそれぞれ、左右方向外側に向けて突出する回転軸を有する。
蓋3を閉位置と開位置との間で移動自在に支持する支持機構4は、本実施形態では、蓋3の下端部の左右一対の回転軸を回転自在に支持する軸受を有する。左右一対の軸受は、ケース1の前板部11のうち、蓋3の下端部の左右の端部それぞれに対向する部分に設けられている。
蓋3は、その下端部の左右一対の軸部が、支持機構4の左右一対の軸受によって回転自在に支持されることによって、下端部を中心として、上端部が前後方向に移動するように、ケース1に回動自在に取り付けられる。これにより、蓋3は、その前面が、前板部11の前面と略面一となる閉位置と、ケース1内の開位置との間で移動可能となっている。
弾性体5は、本実施形態では、コイル状のばねである。弾性体5は、一端が蓋3の下半部31の後面に固定され、他端が下板部14の上面に設けた支持台140に固定されている。弾性体5は、例えば、蓋3が閉位置にあるときに自然長となり、蓋3が開位置にあるときに圧縮した状態となるように設置されている。
なお、弾性体5は、蓋3が閉位置にあるときにも圧縮した状態となるように設置されてもよい。この場合、前板部11には、閉位置にあるときの蓋3に引っ掛かって、蓋3を閉位置で止める引掛け部を設けることが好ましい。
蓋3を開位置で止めるストッパー6は、本実施形態では、蓋3を磁力で吸着させるように構成された電磁石装置60である。電磁石装置60は、プラグ受け2とプラグ7とが接続状態にあるときに、磁力を発生させて蓋3を吸着させ、プラグ受け2とプラグ7とが非接続状態にあるときに、磁力を発生させないで、蓋3の吸着を解除するように構成されている。
詳しくは、電磁石装置60は、後板部12の前面に設けた設置台120の先端面(前端面)に取り付けられている。電磁石装置60及び設置台120は、後方に回動してきた蓋3の上半部30の後面の磁性体8に、電磁石装置60が当たるように配置されている。
電磁石装置60は、電気回路を介してプラグ受け2と電気的に接続されている。電磁石装置60は、上述の電気回路に設けられた制御部によって制御される。この制御部によって、電磁石装置60は、プラグ受け2とプラグ7とが接続状態にあるときに、磁力を発生させ、プラグ受け2とプラグ7とが非接続状態にあるときに、磁力を発生させないように制御される。
蓋3は、電磁石装置60に当たった状態で、電磁石装置60に磁力で吸着されることで、開位置で止められる。蓋3が開位置にあるとき、プラグ受け2は、開口10を介して外部に露出する。
本実施形態のコンセント装置100では、蓋3が開位置にある状態で、蓋3の前面が、プラグ受け2の各差込孔20にプラグ7の各栓刃70を差し込む方向に対して略平行となるように、電磁石装置60の設置位置が決められている。
以上説明した本実施形態のコンセント装置100は、例えば、以下のようにして、プラグ7のプラグ受け2への着脱を行うことができる。
まず、プラグ7を栓刃70が上を向く姿勢で片手で持ち、このプラグ7を持つ手を、蓋3で閉じられたケース1の開口10を通じて、ケース1内へ挿入する。このとき、プラグ7を持つ手によって閉位置にある蓋3が押圧されて、蓋3がケース1内へと移動する。
プラグ7を持つ手は、蓋3がそれ以上後方に移動しなくなるところまで、ケース1内の奥側へと挿入する。ここで、蓋3は、ストッパー6をなす電磁石装置60に当たることで、後方への移動が止まる。この電磁石装置60に当たり、後方への移動が不可となる位置が、蓋3の開位置である。
蓋3が後方へ動かなくなった後、プラグ7を持つ手を、蓋3の前面に当てながら、蓋3の前面に沿って上方へ移動させ、プラグ7の左右一対の各栓刃70を、プラグ受け2の各差込孔20へと差し込む。
プラグ7の各栓刃70をプラグ受け2の各差込孔20に差し込んだ後、プラグ7から手を離して、この手を開口10を通じてケース1の外側へ出す。
プラグ7の各栓刃70をプラグ受け2の各差込孔20に差し込むと、プラグ7及び電源コードを介して各種電気機器に電力が供給される。このとき、プラグ受け2に電気的に接続された電気回路の制御部が、電磁石装置60に電力を供給する制御を行う。これにより、電磁石装置60が駆動して磁力を発生させ、蓋3の磁性体8を吸着して、蓋3を開位置に留める。これにより、プラグ7から手を離しても、蓋3は開位置にて保持される。
各種電気機器の使用が終わったら、開口10を通じてケース1内に片手を挿入し、プラグ7を把持して、プラグ7の各栓刃70を各差込孔20から引き抜く。このとき、プラグ7を持つ手を、蓋3の前面に当てながら、蓋3の前面に沿って下方に移動させることによって、プラグ7の各栓刃70を各差込孔20からスムーズに引き抜くことができる。プラグ7の各栓刃70を各差込孔20から引き抜いた後、プラグ7を持つ手は、開口10を通じてケース1の外側へと出す。
プラグ受け2の各差込孔20からプラグ7の各栓刃70が引き抜かれると、プラグ受け2に電気的に接続された電気回路の制御部が、電磁石装置60への電力供給を停止する制御を行う。これにより、電磁石装置60が磁力の発生を停止し、蓋3の磁性体8を吸着する状態が解除される。電磁石装置60による蓋3の吸着が解除されると、蓋3は、弾性体5の弾性的な復元力によって前方へと押圧されて回動し、閉位置まで移動する。つまり、プラグ7をプラグ受け2から取り外すと、蓋3は、自動的に、開位置から閉位置へと移動する。
蓋3は、閉位置に戻ることで、その前面がケース1の前板部11の前面と略面一となり、ケース1の開口10を閉塞する。これにより、飛散してきた水が、プラグ受け2に付着して短絡等が生じることを抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態のコンセント装置100では、片手でプラグ7をプラグ受け2に接続する動作の中で、蓋3を開くことができる。そして、本実施形態のコンセント装置100では、片手でプラグ受け2からプラグ7を取り外すことで、蓋3を自動的に閉位置へと移動させることができる。したがって、本実施形態のコンセント装置100は、蓋3の開閉と、プラグ受け2へのプラグ7の着脱を、片手で簡単に行うことができる。
また、本実施形態のコンセント装置100では、蓋3は、ケース1内において最大限押し込んだ位置が開位置となり、このとき、蓋3の前面が、プラグ7のプラグ受け2への差し込み方向及び引き抜き方向と略平行となる。そのため、本実施形態のコンセント装置100では、蓋3が差し込み方向及び引き抜き方向のガイドとなり、プラグ7の各栓刃70のプラグ受け2の各差込孔20への着脱が行いやすくなっている。
また、本実施形態のコンセント装置100では、蓋3は開口10を開く開位置においてケース1に収納されるため、プラグ7をプラグ受け2に接続して天板103上の作業スペースで各種電気機器を扱う際に、蓋3が邪魔にならない。
また、本実施形態のコンセント装置100では、プラグ7をプラグ受け2に接続しない未使用時には、ケース1の開口10を蓋3で塞ぐことができ、ケース1内のプラグ受け2に、飛散してきた水が付着することを抑制でき、短絡等の発生を防止することができる。
また、本実施形態のコンセント装置100では、プラグ受け2にプラグ7を接続した状態において、開位置にある蓋3の前面が、前方ほど下方に位置するように傾いた傾斜面となる。そのため、各種電気機器の使用中に、開口10を通じてケース1内へ飛散してきた水は、蓋3の前面を伝って、ケース1外へと排出することができ、ケース1内には水が溜りにくくなっている。
なお、上述した実施形態のコンセント装置100では、蓋3が左右の下端部にそれぞれ回転軸を有し、支持機構4がこの回転軸を回転自在に支持する軸受けを有するものであったが、これに限定されていない。例えば、支持機構4は、蓋3の下端部と、下板部14の前端部とに固定されるヒンジであってもよい。この場合、蓋3は左右一対の回転軸を有していなくてもよい。
また、上述した実施形態のコンセント装置100では、支持機構4は、蓋3を、下端部を中心として、上端部が前後に移動するように、回動自在に支持することで、蓋3を、開位置と閉位置との間で移動自在とするものであったが、これに限定されない。
例えば、支持機構4は、蓋3を、左右いずれか一方の端部を中心として、他方の端部が前後に移動するように、回動自在に支持するものであってもよい。また、蓋3は、左右方向の中央部で分割された2つの蓋体であってもよく、この場合、支持機構4は、左右の蓋体をそれぞれ、回動自在に支持するものであればよい。これらの2つの場合でも、片手での簡単な操作で、蓋3の開閉と、プラグ7のプラグ受け2への着脱を行うことができる。
また、支持機構4は、蓋3を、ケース1に対して前後方向にスライド可能に支持することで、蓋3を、開位置と閉位置との間で移動自在とするものであってもよい。この場合、内板15は、水平に設置して、プラグ受け2は、各差込孔20の開口方向が下向きとなるように内板15に設置することが好ましい。このようにした場合でも、片手での簡単な操作で、蓋3の開閉と、プラグ7のプラグ受け2への着脱を行うことができ、また、蓋3をプラグ7の着脱のガイドとして利用することができる。
また、上述した本実施形態のコンセント装置100では、支持機構4が有するストッパー6が、電磁石装置60であったが、これに限定されない。
例えば、ストッパー6は、蓋3を開位置で機械的に止めるラッチであってもよく、この場合、蓋3の上半部30の後面には、後方に突出するストライクが設けられる。ラッチは、引っ掛かって止まった状態にあるストライクをラッチ側に押し込むことによってストライクへの引っ掛かりが解除されるいわゆるプッシュラッチである。
また、上述した本実施形態のコンセント装置100では、支持機構4が、ストッパー6を有するものであったが、ストッパー6を有していなくてもよい。この場合、開位置から閉位置へと移動する蓋3は、プラグ受け2に接続された状態のプラグ7に当たることで、前方への移動が止められ、プラグ受け2からプラグ7を取り外すことで、閉位置へと自動的に移動する。
また、上述した実施形態のコンセント装置100では、台101がキッチンに設置される調理台であったが、台101は、洗面化粧台や、それ以外の、上面が水まわりの作業面である台であってもよい。
また、上述した実施形態のコンセント装置100は、キャビネット102や天板103とは別体として設け、キャビネット102の幕板106の設置孔110に取り付けたものであったが、これに限定されない。
例えば、キャビネット102の幕板106の一部がケース1の前板部11を構成してもよいし、キャビネット102が有する棚板や側板の一部がケース1の下板部14や側板部を構成してもよいし、天板103の一部がケース1の上板部13を構成してもよい。
また、上述した本実施形態のコンセント装置100は、プラグ受け2が差込孔20を有するものであったが、これに限定されてない。
例えば、プラグ受け2は、図3Aに示すように、プラグ7の栓刃70が差し込まれる差込孔20を有さず、プラグ7が接続される面21に、通電接続部22と磁性体23とを有するものであってもよい。この場合、プラグ受け2には、図3Bに示すように、先端にアタッチメント9を取り付けたプラグ7が接続される。アタッチメント9は、プラグ7が接続される面90に、プラグ7の各栓刃70が差し込まれる差込溝91を有する。さらに、アタッチメント9は、プラグ受け2に接続される面92に、プラグ受け2の通電接続部22と接続される通電接続部93と、プラグ受け2の磁性体23に引き付けられる磁性体94を有する。なお、磁性体23,94は、一方が磁石であり、他方が鉄などの金属部材であってもよいし、両方が磁石であってもよい。このようにした場合、プラグ7をプラグ受け2に接続する際に、プラグ7の先端に取り付けられたアタッチメント9の磁性体94が、プラグ受け2の磁性体23に引き付けられることになるため、プラグ7のプラグ受け2への接続をさらに簡単に行うことができる。
以上まとめると、本発明の実施形態のコンセント装置100は、下記の構成を備えることを特徴とする。
すなわち、本発明の実施形態のコンセント装置100は、上面が水まわりの作業面である台101の前面部に設けられたコンセント装置100である。コンセント装置100は、前面に開口10を有するケース1と、ケース1の内部に設けられるプラグ受け2と、開口10を開閉する蓋3と、蓋3を、開口10を閉じる閉位置と、開口10を開く開位置との間で移動自在に支持する支持機構4とを備える。前記開位置は、蓋3がケース1内に収納される位置である。支持機構4は、開位置にあるときの蓋3に対して、閉位置へ移動させる弾性的な復元力を与える弾性体5を有する。
上記構成を備えることで、本発明の実施形態のコンセント装置100では、プラグ受け2に接続させるプラグ7を片手で持ち、プラグ受け2へと接続する動作の中で、蓋3を押圧して、蓋3を閉位置からケース1内の開位置へと移動させることができる。そして、本発明の実施形態のコンセント装置100では、プラグ受け2からプラグ7を片手で取り外すことで、開位置にある蓋3を、弾性体5の弾性的な復元力によって、閉位置へと自動的に移動させることができる。したがって、本発明の実施形態のコンセント装置100では、蓋3の開閉と、プラグ受け2へのプラグ7の着脱を、片手だけで簡単に行うことができる。
さらに、本発明の実施形態のコンセント装置100は、上記の構成に加えて、下記の構成を付加的に備える。
すなわち、本発明の実施形態のコンセント装置100では、支持機構4は、蓋3を開位置で止めるストッパー6をさらに有する。ストッパー6は、蓋3を磁力で吸着させるように構成された電磁石装置60である。電磁石装置60は、プラグ受け2とプラグ7とが接続状態にあるときに、前記磁力を発生させ、プラグ受け2とプラグ7とが非接続状態にあるときに、前記磁力を発生させない。
上記の付加的な構成を備えることで、本発明の実施形態のコンセント装置100では、プラグ7をプラグ受け2に接続することで、電磁石装置60に蓋3を吸着させて、蓋3を開位置にて留めておくことができる。そして、本発明の実施形態のコンセント装置100では、プラグ受け2からプラグ7を取り外すことで、電磁石装置60による蓋3の吸着を解除して、蓋3を、弾性体5の弾性的な復元力によって、閉位置へと自動的に移動させることができる。そのため、本発明の実施形態のコンセント装置100では、プラグ7をプラグ受け2に接続した状態で、蓋3が開位置から意図せず前方に動いてプラグ7に当たることを抑制できる。これにより、本発明の実施形態のコンセント装置100では、プラグ受け2からプラグ7を取り外すときに、蓋3が取り外しの邪魔になることを抑制することができる。
さらに、本発明の実施形態のコンセント装置100は、上記の構成に加えて、下記の構成を付加的に備える。
すなわち、本発明の実施形態のコンセント装置100では、プラグ受け2は、プラグ7を引き付ける磁性体23有する。
上記の付加的な構成を備えることで、本発明の実施形態のコンセント装置100では、磁性体23の磁力によってプラグ受け2にプラグ7を引き付けて、プラグ受け2にプラグ7を接続することができる。そのため、本発明の実施形態のコンセント装置100では、ケース1内に配置して、プラグ7との接続部分が見えにくくなったプラグ受け2に対して、プラグ7をスムーズに接続することができる。
以上、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更が可能である。
1 ケース
10 開口
2 プラグ受け
23 磁性体
3 蓋
4 支持機構
5 弾性体
6 ストッパー
60 電磁石装置
7 プラグ
100 コンセント装置

Claims (3)

  1. 上面が水まわりの作業面である台の前面部に設けられたコンセント装置であって、
    前面に開口を有するケースと、
    前記ケースの内部に設けられるプラグ受けと、
    前記開口を開閉する蓋と、
    前記蓋を、前記開口を閉じる閉位置と、前記開口を開く開位置との間で移動自在に支持する支持機構とを備え、
    前記開位置は、前記蓋が前記ケース内に収納される位置であり、
    前記支持機構は、
    前記開位置にあるときの前記蓋に対して、前記閉位置へ移動させる弾性的な復元力を与える弾性体を有することを特徴とするコンセント装置。
  2. 前記支持機構は、
    前記蓋を前記開位置で止めるストッパーをさらに有し、
    前記ストッパーは、前記蓋を磁力で吸着させるように構成された電磁石装置であり、
    前記電磁石装置は、
    前記プラグ受けとプラグとが接続状態にあるときに、前記磁力を発生させ、
    前記プラグ受けとプラグとが非接続状態にあるときに、前記磁力を発生させないことを特徴とする請求項1に記載のコンセント装置。
  3. 前記プラグ受けは、
    プラグを引き付ける磁性体を有することを特徴とする請求項1または2に記載のコンセント装置。
JP2015052398A 2015-03-16 2015-03-16 コンセント装置 Active JP6667123B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015052398A JP6667123B2 (ja) 2015-03-16 2015-03-16 コンセント装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015052398A JP6667123B2 (ja) 2015-03-16 2015-03-16 コンセント装置

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020018306A Division JP7008224B2 (ja) 2020-02-05 2020-02-05 コンセント装置及びこれを備えた調理台
JP2020018305A Division JP7018587B2 (ja) 2020-02-05 2020-02-05 コンセント装置及び調理台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016171838A true JP2016171838A (ja) 2016-09-29
JP6667123B2 JP6667123B2 (ja) 2020-03-18

Family

ID=57008405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015052398A Active JP6667123B2 (ja) 2015-03-16 2015-03-16 コンセント装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6667123B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018192309A1 (zh) * 2017-04-21 2018-10-25 上海鲸悦电工科技有限公司 一种防水单元、防水结构及插座单元
JP2020005868A (ja) * 2018-07-06 2020-01-16 株式会社Lixil コンセント装置
JP2022186797A (ja) * 2018-07-06 2022-12-15 株式会社Lixil キャビネット装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH076814A (ja) * 1993-04-09 1995-01-10 Soc Exploit Procedes Marechal (Sepm) 電気コネクタ、特に充電用コネクタ
US20130017696A1 (en) * 2011-07-11 2013-01-17 Apple Inc. Magnetically activated connector port cover
JP2014235983A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 パナソニック株式会社 コンセント装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH076814A (ja) * 1993-04-09 1995-01-10 Soc Exploit Procedes Marechal (Sepm) 電気コネクタ、特に充電用コネクタ
US20130017696A1 (en) * 2011-07-11 2013-01-17 Apple Inc. Magnetically activated connector port cover
JP2014235983A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 パナソニック株式会社 コンセント装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018192309A1 (zh) * 2017-04-21 2018-10-25 上海鲸悦电工科技有限公司 一种防水单元、防水结构及插座单元
JP2020005868A (ja) * 2018-07-06 2020-01-16 株式会社Lixil コンセント装置
JP2022186797A (ja) * 2018-07-06 2022-12-15 株式会社Lixil キャビネット装置
JP7351997B2 (ja) 2018-07-06 2023-09-27 株式会社Lixil キャビネット装置
JP7418148B2 (ja) 2018-07-06 2024-01-19 株式会社Lixil コンセント装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6667123B2 (ja) 2020-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6667123B2 (ja) コンセント装置
TW201834530A (zh) 鎖合機構及具有該鎖合機構的電子裝置
JP7008224B2 (ja) コンセント装置及びこれを備えた調理台
JP7018587B2 (ja) コンセント装置及び調理台
JP2014235983A (ja) コンセント装置
JP5663222B2 (ja) 什器システム
JP6621007B2 (ja) 調理台
CN211511438U (zh) 烹饪器具
CN208580577U (zh) 硬盘盒、硬盘背板及电子设备
JP4404009B2 (ja) キッチン用フロアキャビネット
EP3335614A1 (en) Coupling and decoupling jig for dispenser assembly of dishwasher
JP2008200197A (ja) 巾木引き出し
JP2013087996A (ja) 製氷機のスコップ保持構造
JP6681583B2 (ja) 厨房装置
JP6403249B2 (ja) 厨房装置
CN109924855A (zh) 炒菜机、执行装置及执行器更换机构
JP2005253515A (ja) 収納キャビネット
JP6709969B2 (ja) 厨房装置
CN103156533A (zh) 电烹饪设备
JP6228467B2 (ja) 扉磁着装置
CN212037137U (zh) 烹饪器具
CN213030247U (zh) 多功能集成调料厨具收纳柜
CN217659319U (zh) 储料机构及烹饪机
JP5009971B2 (ja) 差込プラグ
CN211533878U (zh) 烹饪器具

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170208

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190402

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200206

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6667123

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151