JP2016171785A - 排泄物処理材及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 動物の足裏に付着しにくく、かつ排泄後に充分な固まり強度が得られる排泄物処理材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 排泄物処理材1は、複数の粒状体からなる排泄物処理材であって、粒状体10(第1の粒状体)及び粒状体20(第2の粒状体)を備えている。粒状体10は第1の直径を有し、粒状体20は第1の直径よりも小さい第2の直径を有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、排泄物処理材及びその製造方法に関する。
従来の排泄物処理材としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された排泄物処理材は、動物用の排泄物処理材であって、吸水性を有する多数の粒状体からなる。これらの粒状体は、動物用トイレに敷き詰められる。かかる動物用トイレにおいて、猫等の動物は、排泄物処理材の上に直接乗った状態で排泄する。排泄物を受けた部分においては、複数の粒状体が相互に接着することにより、固まりが形成される。
特開2007−190026号公報
上述のように、排泄物処理材は、動物が排泄する際の足場となるものである。ところが、従来の排泄物処理材が敷設された動物用トイレにおいては、当該排泄物処理材を構成する粒状体が動物の足裏に付着してしまうという問題があった。
そこで、動物の足裏に付着しにくくするため、個々の粒状体を大きくすることが考えらえる。しかしながら、粒状体を大きくすると、単位体積あたりの表面積が小さくなる。そのため、排泄物を受けた複数の粒状体間の接着が不充分になり、それにより固まり強度が低下するという新たな問題が生じる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、動物の足裏に付着しにくく、かつ排泄後に充分な固まり強度が得られる排泄物処理材及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明による排泄物処理材は、複数の粒状体からなる排泄物処理材であって、第1の直径を有する第1の粒状体と、上記第1の直径よりも小さい第2の直径を有する第2の粒状体と、を備えることを特徴とする。
この排泄物処理材においては、相異なる直径を有する第1及び第2の粒状体が設けられている。排泄物処理材を動物用トイレに敷設する際、第1の粒状体どうしの隙間に、比較的小さな直径を有する第2の粒状体が入り込むことになる。このため、排泄物処理材の表面(動物が排泄する際の足場となる面)には、主として第1の粒状体が露出する。このように比較的大きな直径を有する第1の粒状体が表面に露出することにより、排泄物処理材を構成する粒状体が動物の足裏に付着しにくくなる。その一方で、排泄物を受けた部分においては、第1の粒状体だけでなく第2の粒状体も固まりの形成に寄与する。このため、排泄物処理材が第1の粒状体のみからなる場合に比して、排泄後の固まり強度を高めることができる。
また、本発明による排泄物処理材の製造方法は、複数の粒状体からなる排泄物処理材を製造する方法であって、第1の直径を有する第1の粒状体を形成する第1の粒状体形成工程と、上記第1の直径よりも小さい第2の直径を有する第2の粒状体を形成する第2の粒状体形成工程と、上記第1の粒状体及び上記第2の粒状体を混合する混合工程と、を含むことを特徴とする。
この製造方法においては、相異なる直径を有する第1及び第2の粒状体が形成される。製造後の排泄物処理材を動物用トイレに敷設する際、第1の粒状体どうしの隙間に、比較的小さな直径を有する第2の粒状体が入り込むことになる。このため、排泄物処理材の表面には、主として第1の粒状体が露出する。このように比較的大きな直径を有する第1の粒状体が表面に露出することにより、排泄物処理材を構成する粒状体が動物の足裏に付着しにくくなる。その一方で、排泄物を受けた部分においては、第1の粒状体だけでなく第2の粒状体も固まりの形成に寄与する。このため、排泄物処理材が第1の粒状体のみからなる場合に比して、排泄後の固まり強度を高めることができる。
本発明によれば、動物の足裏に付着しにくく、かつ排泄後に充分な固まり強度が得られる排泄物処理材及びその製造方法が実現される。
本発明による排泄物処理材の第1実施形態を示す模式図である。 図1の排泄物処理材における粒状体10を示す模式図である。 図1の排泄物処理材における粒状体20を示す模式図である。 図1の排泄物処理材の効果を説明するための図である。 本発明による排泄物処理材の第2実施形態を示す模式図である。 図5の排泄物処理材における粒状体30を示す模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による排泄物処理材の第1実施形態を示す模式図である。排泄物処理材1は、複数の粒状体からなる排泄物処理材であって、粒状体10(第1の粒状体)及び粒状体20(第2の粒状体)を備えている。この排泄物処理材1は、猫等の動物の排泄物を吸収することにより、当該排泄物を処理するものである。
図2は、粒状体10を示す模式図である。粒状体10は、粒状芯部12(第1の造粒物)及び被覆層部14を有している。粒状芯部12は、粒状に成形されている。かかる粒状の形状としては、例えば、球、円柱、楕円体が挙げられる。粒状芯部12は、排泄物を吸水及び保水する機能を有する。粒状芯部12を構成する材料としては、例えば、紙類、茶殻、プラスチック類又はオカラを用いることができる。これらの材料は、粒状芯部12の主材料であることが好ましい。ここで、粒状芯部12の主材料とは、粒状芯部12を構成する材料のうち、当該粒状芯部12に占める重量割合が最大のものをいう。
紙類は、パルプを主体とする材料をいう。紙類としては、例えば、通常の紙の他にも、塩ビ壁紙分級物(塩ビ壁紙を分級することにより得られる紙)、フラッフパルプ、製紙スラッジ、パルプスラッジ等が挙げられる。プラスチック類としては、例えば、紙おむつ分級物(紙おむつを分級することにより得られるプラスチック)を用いてもよい。オカラは、乾燥オカラであることが好ましい。
被覆層部14は、粒状芯部12を覆っている。被覆層部14は、粒状芯部12の表面の全体を覆っていてもよいし、粒状芯部12の表面の一部のみを覆っていてもよい。この被覆層部14は、使用時に排泄物を吸収した粒状体10,20どうしを接着させて固まりにする機能を有する。被覆層部14を構成する材料としても、例えば、紙類、茶殻、プラスチック類又はオカラを用いることができる。これらの材料は、被覆層部14の主材料であることが好ましい。
被覆層部14には、接着性材料が含有されている。かかる接着性材料としては、例えば、澱粉、CMC(カルボキシメチルセルロース)、PVA(ポリビニルアルコール)、デキストリン、又は吸水性ポリマーを用いることができる。吸水性ポリマーは、平均粒径が20μm以下であることが好ましい。ここで、平均粒径とは、多数の粒子の集合体である吸水性ポリマーを篩にかけたときに、50重量%以上の粒子が通過できる最小の目開きをいう。したがって、平均粒径が20μm以下であるとは、吸水性ポリマーを目開き20μmの篩にかけたときに、50重量%以上の粒子が通過できるということである。
図3は、粒状体20を示す模式図である。粒状体20は、粒状芯部22(第2の造粒物)及び被覆層部24を有している。粒状芯部22は、粒状に成形されている。粒状芯部22は、排泄物を吸水及び保水する機能を有する。粒状芯部22を構成する材料としては、上述した粒状芯部12と同様のものを用いることができる。
被覆層部24は、粒状芯部22を覆っている。被覆層部24は、粒状芯部22の表面の全体を覆っていてもよいし、粒状芯部22の表面の一部のみを覆っていてもよい。この被覆層部24は、使用時に排泄物を吸収した粒状体10,20どうしを接着させて固まりにする機能を有する。被覆層部24を構成する材料としては、上述した被覆層部14と同様のものを用いることができる。被覆層部24にも、接着性材料が含有されている。
図1に戻って、粒状体10,20は、相異なる直径を有している。すなわち、粒状体10は第1の直径を有し、粒状体20は第1の直径よりも小さい第2の直径を有している。第1及び第2の直径としては、例えば、第1の直径が5mm以上8mm未満、第2の直径が1mm以上3mm未満という組合わせが考えられる。第2の直径は、第1の直径の3分の1以下であることが好ましく、第1の直径の15%以下であることがより好ましい。
このように、排泄物処理材1においては、相異なる直径を有する粒状体10,20が混合されている。ここで、粒状体10及び粒状体20の全体に占める粒状体10及び粒状体20の重量割合をそれぞれP1及びP2としたとき、P1≧P2であることが好ましい。つまり、粒状体10の重量割合が粒状体20の重量割合以上であることが好ましい。P1及びP2の値としては、例えば、P1が50%以上90%以下、P2が10%以上50%以下という組合わせが考えられる。
続いて、本発明による排泄物処理材の製造方法の第1実施形態として、排泄物処理材1の製造方法の一例を説明する。この製造方法は、第1の粒状体形成工程、第2の粒状体形成工程、及び混合工程を含んでいる。以下に述べるように、本実施形態においては、粒状芯部12,22を押出造粒により形成するため、略円柱状の粒状体10,20が得られる。
第1の粒状体形成工程は、粒状体10を形成する工程である。この工程においては、粒状芯部12を構成する材料を粉砕機で所定の大きさに粉砕した後、所定の割合でミキサーに投入して混ぜ合わせる。そして、必要に応じて加水した後、当該材料を造粒機によって押出造粒することにより、粒状芯部12を形成する(第1の造粒工程)。この押出造粒には、第1の孔径を有するダイスが用いられる。
次に、コーティング装置等を用いて、粒状芯部12の周囲に被覆層部14を構成する材料を付着させることにより、被覆層部14を形成する。当該材料の付着は、例えば、散布又は噴霧により行うことができる。その後、このようにして得られた粒状体を、所定の寸法の篩目を有する篩にかけることにより、所定の規格を満たす粒状体のみを抽出する。そして、抽出された粒状体を乾燥機で乾燥させる。以上により、粒状体10が形成される。
第2の粒状体形成工程は、粒状体20を形成する工程である。この工程においては、粒状芯部22を構成する材料を粉砕機で所定の大きさに粉砕した後、所定の割合でミキサーに投入して混ぜ合わせる。そして、必要に応じて加水した後、当該材料を造粒機によって押出造粒することにより、粒状芯部22を形成する(第2の造粒工程)。この押出造粒には、第1の孔径よりも小さい第2の孔径を有するダイスが用いられる。
次に、コーティング装置等を用いて、粒状芯部22の周囲に被覆層部24を構成する材料を付着させることにより、被覆層部24を形成する。その後、このようにして得られた粒状体を、所定の寸法の篩目を有する篩にかけることにより、所定の規格を満たす粒状体のみを抽出する。そして、抽出された粒状体を乾燥機で乾燥させる。以上により、粒状体20が形成される。なお、第1及び第2の粒状体形成工程は、任意の順序で実行することができ、同時並行で実行してもよい。
上述のように、第1及び第2の造粒工程においては、相異なる孔径(第1及び第2の孔径)を有するダイスが用いられる。第1の孔径及び第2の孔径は、それぞれ製造後の粒状体10及び粒状体20について所望の直径が得られるように設定される。第1及び第2の孔径としては、例えば、第1の孔径が5mm以上、第2の孔径が3mm未満という組合わせが考えられる。第2の孔径は、第1の孔径の3分の1以下であることが好ましく、第1の孔径の15%以下であることがより好ましい。
混合工程は、第1及び第2の粒状体形成工程において形成された粒状体10,20を混合する工程である。この工程においては、上述のP1及びP2についてP1≧P2となるように、粒状体10及び粒状体20を混合することが好ましい。
本実施形態の効果を説明する。本実施形態においては、相異なる直径を有する粒状体10及び粒状体20が設けられている。排泄物処理材1を動物用トイレに敷設する際、粒状体10どうしの隙間に、比較的小さな直径を有する粒状体20が入り込むことになる。このため、排泄物処理材1の表面には、主として粒状体10が露出する。このように比較的大きな直径を有する粒状体10が表面に露出することにより、排泄物処理材1を構成する粒状体10,20が動物の足裏に付着しにくくなる。その一方で、排泄物を受けた部分においては、粒状体10だけでなく粒状体20も固まりの形成に寄与する。このため、排泄物処理材1が粒状体10のみからなる場合に比して、排泄後の固まり強度を高めることができる。
さらに、粒状体10どうしの隙間に粒状体20が入り込むことにより、排泄物処理材1が粒状体10のみからなる場合に比して、複数の粒状体(粒状体10,20)を動物用トイレに高密度で敷き詰めることができるという利点もある。このように粒状体10,20を高密度で敷き詰めることにより、動物が乗ったときの排泄物処理材1の沈み込みを小さく抑えることができる。これにより、足場が安定するため、排泄する際に動物の足腰にかかる負担が軽減される。また、足場の安定により排泄物処理材1上の歩行が容易になるため、動物がトイレ内の好みの場所で排泄しやすくなる。
第2の直径(粒状体20の直径)が第1の直径(粒状体10の直径)の3分の1以下である場合、粒状体20が粒状体10どうしの隙間に入り込みやすくなる。第2の孔径が第1の孔径の3分の1以下である場合も同様である。
第2の直径が第1の直径の15%以下である場合、粒状体20が粒状体10どうしの隙間に一層入り込みやすくなる。第2の孔径が第1の孔径の15%以下である場合も同様である。
この点について、図4を参照しつつ説明する。同図においては、互いに外接する3つの大きな円C1と、3つの円C1に外接する1つの小さな円C2とが示されている。円C2は、3つの円C1の隙間に収まる円のうち最大のものに相当する。ここで、円C1及び円C2の半径をそれぞれR及びrとする。このとき、円C1の中心と円C2の中心とを結んだ線分L1の長さは、(R+r)に等しい。また、3つの円C1の中心を結んで得られる三角形T1は、1辺の長さを2Rとする正三角形である。したがって、三角形T1の頂点から底辺に下した垂線の長さは、次式のようになる。
Figure 2016171785
また、円C2の中心は三角形T1の重心に一致するから、線分L1の長さは、上記垂線の長さの3分の2に等しい。すなわち、線分L1の長さは、次式のようになる。
Figure 2016171785
したがって、線分L1の長さについて、次の等式が成り立つ。
Figure 2016171785
これをrについて解くと、次式のようになる。
Figure 2016171785
よって、第2の直径が第1の直径の15%以下であれば、複数の粒状体10が最密充填された状態にあっても、それらの粒状体10どうしの隙間に粒状体20が入り込みやすくなる。
上述のとおり、粒状体10の直径を大きくすることにより、粒状体10が動物の足裏に付着しにくくなる。かかる観点から、第1の直径は、5mm以上であることが好ましい。ただし、粒状体10の直径を大きくし過ぎると粒状体10の製造に支障が生じ得るため、第1の直径は8mm未満であることが好ましい。
他方、粒状体20の直径を小さくすることにより、粒状体20が粒状体10どうしの隙間に入り込みやすくなる。かかる観点から、第2の直径は、3mm未満であることが好ましい。ただし、第2の直径を小さくし過ぎると粒状体20の製造に支障が生じ得るため、第2の直径は1mm以上であることが好ましい。
また、排泄物処理材1の表面に露出する粒状体10の割合を大きくする観点から、粒状体10の重量割合(P1)及び粒状体20の重量割合(P2)が、P1≧P2の関係にあることが好ましい。ただし、粒状体20の重量割合が小さ過ぎると、固まり形成に対する粒状体20の寄与が小さくなり、排泄物処理材1全体としての固まり強度が充分に得られなくなる。それゆえ、P2の値が10%以上(P1の値が90%以下)であることが好ましい。
ところで、使用済みの排泄物処理材1は処分する必要があるところ、水洗トイレに流して処分することができれば、ユーザにとっての利便性が高まる。このように水洗トイレに流して処分するには、粒状体10,20が充分な水解性(水と接触することにより、結合した繊維や粒子が速やかに分離し、水中に分散する性質)を有することが求められる。
粒状体10,20の水解性を向上させる方法の一つとして、各粒状体10,20の空隙率を大きくすることが考えられる。粒状体10の内部(主に粒状芯部12の内部)には多数の空隙があるところ、粒状体10の空隙率は、粒状体10の全体に占める空隙の容積割合として定義される。粒状体20についても同様である。このように粒状体10,20の水解性を向上させる観点から、各粒状体10,20の空隙率は、20%以上であることが好ましい。
ところが、従来の排泄物処理材においては、粒状体の空隙率を大きくすると、その比重が小さくなるため、粒状体が動物の足裏に付着するという問題が顕著となる。したがって、本実施形態に係る排泄物処理材1は、粒状体10,20の空隙率が高い場合に特に有用となる。
製造方法に関し、第1及び第2の粒状体形成工程は、それぞれ第1及び第2の造粒工程を含んでいる。すなわち、本実施形態においては、相異なる孔径を有するダイスを用いた押出造粒により、粒状芯部12,22を形成している。これにより、相異なる直径を有する粒状体10,20を容易に得ることができる。
なお、大きさの異なる粒状体を得る手段としては、粒状体の直径ではなく長さを変えることも考えらえる。すなわち、相異なる長さを有する複数の粒状体を形成することも考えられる。しかし、押出造粒により形成される造粒物の長さには大きなばらつきが生じやすいため、所望の長さの粒状体を得ることは困難である。それゆえ、例えば比較的長い粒状体と比較的短い粒状体とを形成したい場合であっても、両者がどのような割合で得られるかは製造上のばらつきという偶然の要素に左右されやすく、当該割合をコントロールしにくいという問題がある。
これに対し、本実施形態においては、直径を変えることにより、大きさの異なる粒状体10,20を得ている。この点、押出造粒により形成される造粒物の直径にもばらつきは生じるものの、そのばらつきは、長さのばらつきに比べると遥かに小さいものである。それゆえ、ダイスの孔径を調整することによって、所望の直径の粒状体を容易に得ることができる。このため、各粒状体10,20が得られる割合をコントロールしやすいという利点がある。
(第2実施形態)
図5は、本発明による排泄物処理材の第2実施形態を示す模式図である。排泄物処理材2は、複数の粒状体からなる排泄物処理材であって、粒状体10及び粒状体20に加えて、粒状体30(第3の粒状体)を備えている。粒状体10及び粒状体20の構成は、第1実施形態で説明したとおりである。この排泄物処理材2は、猫等の動物の排泄物を吸収することにより、当該排泄物を処理するものである。
図6は、粒状体30を示す模式図である。粒状体30は、粒状芯部32(第3の造粒物)及び被覆層部34を有している。粒状芯部32は、粒状に成形されている。粒状芯部32は、排泄物を吸水及び保水する機能を有する。粒状芯部32を構成する材料としては、上述した粒状芯部12と同様のものを用いることができる。
被覆層部34は、粒状芯部32を覆っている。被覆層部34は、粒状芯部32の表面の全体を覆っていてもよいし、粒状芯部32の表面の一部のみを覆っていてもよい。この被覆層部34は、使用時に排泄物を吸収した粒状体10,20,30どうしを接着させて固まりにする機能を有する。被覆層部34を構成する材料としては、上述した被覆層部14と同様のものを用いることができる。被覆層部34にも、接着性材料が含有されている。
粒状体30は、第3の直径を有する。第3の直径は、第1の直径よりも小さくかつ第2の直径よりも大きい。このように、排泄物処理材2においては、相異なる直径を有する粒状体10,20,30が混合されている。ここで、粒状体10、粒状体20及び粒状体30の全体に占める粒状体10、粒状体20及び粒状体30の重量割合をそれぞれP1、P2及びP3としたとき、P1≧P3≧P2であることが好ましい。
続いて、本発明による排泄物処理材の製造方法の第2実施形態として、排泄物処理材2の製造方法の一例を説明する。この製造方法は、第1の粒状体形成工程、第2の粒状体形成工程、第3の粒状体形成工程、及び混合工程を含んでいる。第1及び第2の粒状体形成工程の内容は、第1実施形態と同様である。以下に述べるように、本実施形態においては、粒状芯部32を押出造粒により形成するため、略円柱状の粒状体30が得られる。
第3の粒状体形成工程は、粒状体30を形成する工程である。この工程においては、粒状芯部32を構成する材料を粉砕機で所定の大きさに粉砕した後、所定の割合でミキサーに投入して混ぜ合わせる。そして、必要に応じて加水した後、当該材料を造粒機によって押出造粒することにより、粒状芯部32を形成する(第3の造粒工程)。この押出造粒には、第1の孔径よりも小さくかつ第2の孔径よりも大きい第3の孔径を有するダイスが用いられる。
次に、コーティング装置等を用いて、粒状芯部32の周囲に被覆層部34を構成する材料を付着させることにより、被覆層部34を形成する。その後、このようにして得られた粒状体を、所定の寸法の篩目を有する篩にかけることにより、所定の規格を満たす粒状体のみを抽出する。そして、抽出された粒状体を乾燥機で乾燥させる。以上により、粒状体30が形成される。なお、第1乃至第3の粒状体形成工程は、任意の順序で実行することができ、同時並行で実行してもよい。
混合工程は、第1乃至第3の粒状体形成工程において形成された粒状体10,20,30を混合する工程である。この工程においては、上述のP1、P2及びP3についてP1≧P3≧P2となるように、粒状体10、粒状体20及び粒状体30を混合することが好ましい。
本実施形態の効果を説明する。本実施形態においては、粒状体10の他に、それよりも小さい直径を有する粒状体30が設けられている。これにより、排泄物処理材2を動物用トイレに敷設する際、粒状体10間の隙間に、粒状体30が入り込むことになる。さらに、粒状体30よりも小さい直径を有する粒状体20が設けられているため、粒状体30間の隙間や、粒状体10と粒状体30との間の隙間に、粒状体20が入り込むことになる。このため、排泄物処理材1が粒状体10のみからなる場合、あるいは粒状体10及び粒状体20のみからなる場合に比して、複数の粒状体(粒状体10,20,30)を動物用トイレに高密度で敷き詰めることが可能となる。本実施形態のその他の効果は、第1実施形態と同様である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。上記実施形態においては、粒状体10が、粒状芯部12及び被覆層部14からなる複層構造を有する例を示した。しかし、被覆層部14を設けることは必須でない。すなわち、粒状体10は、粒状芯部12のみからなる単層構造を有していてもよい。その場合、粒状芯部12に接着性材料が含有されることが好ましい。粒状体20及び粒状体30についても同様である。
1 排泄物処理材
2 排泄物処理材
10 粒状体(第1の粒状体)
12 粒状芯部
14 被覆層部
20 粒状体(第2の粒状体)
22 粒状芯部
24 被覆層部
30 粒状体(第3の粒状体)
32 粒状芯部
34 被覆層部

Claims (13)

  1. 複数の粒状体からなる排泄物処理材であって、
    第1の直径を有する第1の粒状体と、
    前記第1の直径よりも小さい第2の直径を有する第2の粒状体と、
    を備えることを特徴とする排泄物処理材。
  2. 請求項1に記載の排泄物処理材において、
    前記第2の直径は、前記第1の直径の3分の1以下である排泄物処理材。
  3. 請求項2に記載の排泄物処理材において、
    前記第2の直径は、前記第1の直径の15%以下である排泄物処理材。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の排泄物処理材において、
    前記第1の直径は、5mm以上であり、
    前記第2の直径は、3mm未満である排泄物処理材。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の排泄物処理材において、
    前記第1の粒状体及び前記第2の粒状体の全体に占める当該第1の粒状体及び当該第2の粒状体の重量割合をそれぞれP1及びP2としたとき、P1≧P2である排泄物処理材。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の排泄物処理材において、
    前記第1の直径よりも小さくかつ前記第2の直径よりも大きい第3の直径を有する第3の粒状体を備える排泄物処理材。
  7. 複数の粒状体からなる排泄物処理材を製造する方法であって、
    第1の直径を有する第1の粒状体を形成する第1の粒状体形成工程と、
    前記第1の直径よりも小さい第2の直径を有する第2の粒状体を形成する第2の粒状体形成工程と、
    前記第1の粒状体及び前記第2の粒状体を混合する混合工程と、
    を含むことを特徴とする排泄物処理材の製造方法。
  8. 請求項7に記載の排泄物処理材の製造方法において、
    前記第1の粒状体形成工程は、第1の孔径を有するダイスを用いた押出造粒により、前記第1の粒状体を構成する第1の造粒物を形成する第1の造粒工程を含み、
    前記第2の粒状体形成工程は、前記第1の孔径よりも小さい第2の孔径を有するダイスを用いた押出造粒により、前記第2の粒状体を構成する第2の造粒物を形成する第2の造粒工程を含む排泄物処理材の製造方法。
  9. 請求項8に記載の排泄物処理材の製造方法において、
    前記第2の孔径は、前記第1の孔径の3分の1以下である排泄物処理材の製造方法。
  10. 請求項9に記載の排泄物処理材の製造方法において、
    前記第2の孔径は、前記第1の孔径の15%以下である排泄物処理材の製造方法。
  11. 請求項8乃至10の何れかに記載の排泄物処理材の製造方法において、
    前記第1の孔径は、5mm以上であり、
    前記第2の孔径は、3mm未満である排泄物処理材の製造方法。
  12. 請求項7乃至11の何れかに記載の排泄物処理材の製造方法において、
    前記混合工程においては、前記第1の粒状体及び前記第2の粒状体の全体に占める当該第1の粒状体及び当該第2の粒状体の重量割合をそれぞれP1及びP2としたとき、P1≧P2となるように、前記第1及び第2の粒状体を混合する排泄物処理材の製造方法。
  13. 請求項7乃至12の何れかに記載の排泄物処理材の製造方法において、
    前記第1の直径よりも小さくかつ前記第2の直径よりも大きい第3の直径を有する第3の粒状体を形成する第3の粒状体形成工程を含む排泄物処理材の製造方法。
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