JP2016171642A - モータ駆動装置 - Google Patents

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Naoyuki Uchiyama
尚行 内山
允峰 楼
yun-feng Lou
允峰 楼
鈴木 健一
Kenichi Suzuki
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Abstract

【課題】 モータ駆動装置において、メンテナンス性およびモータ効率を高めると共に、モータの回転軸を回転自在に支持する軸受の電食を防止することができるモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】 このモータ駆動装置は、モータハウジング8と、モータハウジング8の内周に設けられたステータ9と、モータハウジング8に軸受11,12を介して回転自在に支持される回転軸6と、回転軸6に一体に設けられステータ9に対して回転可能なロータ10とを有するモータ1を備える。回転軸6の軸方向端部の延長位置に、モータハウジング8および回転軸6を介して軸受11,12の内外輪を導通させる導電部材50をモータハウジング8に設ける。導電部材50を回転軸6の端面に押圧する押圧部材51を、モータハウジング8に設けた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、モータ駆動装置に関し、モータロータを支持する軸受につき、例えば、高温、高速の条件下において電気的な腐食を抑えることができる技術に関する。
モータの出力軸と車輪のハブとを減速機を介して連結したインホイールモータ駆動装置が種々提案されている。
(1)インホイールモータ駆動装置
例えば、減速機の潤滑性能を向上させるために、回転ポンプを内蔵して軸心給油を行いモータおよび減速機に潤滑油を供給し、潤滑性能を向上させる構造が提案されている(特許文献1)。
(2)インホイールモータ駆動装置
このインホイールモータ駆動装置では、(1)のインホイールモータ駆動装置に対してさらにモータ部の冷却を考慮し、ハウジングにステータへ油を導く案内路を形成する旨開示されているが、軸受を冷却することまでは開示されていない(特許文献2)。
(3)電食防止転がり軸受
軸受内に流れる電流を最小限に抑えた電食防止転がり軸受が提案されている(特許文献3)。この軸受では、外輪の外径部等に絶縁層を形成し、この絶縁層の材質や誘電率を限定する技術が開示されている。
(4)玉軸受
この玉軸受では、シール部材に導電性のある部材を用い、このシール部材を介して電流を流すことにより軸受軌道面における電食を抑制する技術が開示されている(特許文献4)。
特許第5079431号公報 特開2010−172069号公報 特開2005−282862号公報 特開2007−113744号公報
インホイールモータは車両のばね下に搭載されるため、インホイールモータの振動抑制は、車両の乗り心地に大きく影響を及ぼす。またインホイールモータの小型軽量化を行うため、減速機とモータを組合わせることによりモータの小型化を図るが、減速比を上げていくとモータの高速化に繋がる。
モータが高速で回転すると、冷却油の供給量が不十分の場合に軸受温度の昇温が懸念されている。十分な冷却油を供給するため、(1)の先行技術のように軸心給油の構成とすることで、高速域でも十分な冷却油の供給が可能である。
一方で、電気自動車に使用するモータは、様々な回転数制御を行うためにインバータからの交流電圧を用いた駆動方法で動作する。このインバータのキャリア周波数を高く設定して作動する場合、モータロータに発生する電圧(高周波誘導に基づいて発生する電圧)が大きくなり、ロータとステータ間に大きな電位差が発生するときがある。これに伴い、両者の間に取り付けられた転がり軸受の内輪と外輪との間にも大きな電位差が生じて、この転がり軸受内で電流が流れ易い状態になる。転がり軸受内に電流が流れると、内輪および外輪の軌道面と転動体の転動面に電気的な腐食が発生して、転がり軸受の耐久性が低下する場合がある。
従来手法では、ロータ外径部または内径部にカーボンブラシを押し当て、モータロータと嵌合する軸受内輪と、ハウジングに固定される軸受外輪とを短絡することで軸に発生する電位をハウジングと同電位とし、軸電圧を抑えていた。しかしこの方法では、カーボンブラシを押し当てる部分につきロータ中心から離れるほど周速が速くなる。したがってカーボンブラシの摩耗が激しくなり、短い時間でのメンテナンスが必要となるという可能性があった。またロータ外径部にカーボンブラシを押し当てることは、引き摺りトルクを増加させることになる。この引き摺りトルクは、高速になるほど大きくなるという特性から、モータ効率の低下要因となる可能性があった。
この発明の目的は、モータ駆動装置において、メンテナンス性およびモータ効率を高めると共に、モータの回転軸を回転自在に支持する軸受の電食を防止することができるモータ駆動装置を提供することである。
この発明のモータ駆動装置は、モータハウジングと、このモータハウジングの内周に設けられたステータと、前記モータハウジングに軸受を介して回転自在に支持される回転軸と、この回転軸に一体に設けられ前記ステータに対して回転可能なロータとを有するモータを備え、前記モータの回転を車輪用軸受に伝達したモータ駆動装置において、
前記回転軸の軸方向端部の延長位置に、前記モータハウジングおよび前記回転軸を介して前記軸受の内外輪を導通させる導電部材を、前記回転軸の軸方向に移動可能なように前記モータハウジングに設け、この導電部材を前記回転軸の端面に押圧する押圧部材を、前記モータハウジングに設けたことを特徴とする。
この構成によると、モータの運転時、ロータとステータ間に電位差が発生し得る状態となっても、ロータと一体の回転軸の軸方向端部の延長位置に、モータハウジングおよび回転軸を介して前記軸受の内外輪を導通させる導電部材を設けたため、軸受の内外輪を短絡つまり導通させて等電位とすることができる。これにより、軸受内に電流が流れることを未然に防止することができる。よって、内外輪の軌道面および転動体転動面に電気的な腐食(いわゆる電食)が生じることを防止することができる。
また押圧部材は、導電部材を回転軸の端面に押圧する。これにより導電部材が回転軸の端面から不所望に離隔することを防止する。したがって、軸受の内外輪を等電位とした状態を維持することができる。また前述の従来手法よりも周速が低くなる回転軸の端面に導電部材を押し当てているため、導電部材および回転軸の摩耗を抑え、且つ、引き摺りトルクの低減を図ることができる。導電部材等の摩耗を抑えることができるため、導電部材等を短期間でメンテナンス等する手間を省略できる。また引き摺りトルクの低減を図れるため、モータ効率を高めることができる。これにより電費の向上を図れる。
前記導電部材がカーボンから成るものとしても良い。この場合、摩擦係数が小さく耐摩耗性に優れた導電部材を得ることができる。
前記回転軸の端面に凹み部を設け、この凹み部に嵌り込む鋼球部材を配置し、前記導電部材を前記鋼球部材と前記押圧部材との間に介在させても良い。
前記回転軸の端面に、球面状に突出する突出部を設け、前記導電部材を前記突出部と前記押圧部材との間に介在させても良い。
これらの場合、例えば回転軸の平坦な端面に導電部材の一端面を直接当接させるよりも、接触面圧の低減を図ることができる。したがって、導電部材等の摩耗をさらに抑制できることで、メンテナンス性の向上をさらに図れる。
前記導電部材における前記回転軸側の先端を球面状に形成しても良い。この場合、回転軸の端面に、導電部材の先端を点接触させることで、導電部材および回転軸の摩耗をさらに抑制できる。
前記押圧部材が圧縮コイルばねであっても良い。この場合、圧縮コイルばねのばね力を設定して、回転軸等に対し導電部材を適切な力で押圧し得る。
前記モータを冷却液により冷却する冷却機構を設け、この冷却機構は、前記モータハウジングおよび前記回転軸の軸心にそれぞれ設けられた冷却液の通路と、前記モータにより駆動されて前記モータハウジングの前記通路および前記回転軸の軸心の通路を介し冷却液を前記ロータから噴出させて前記ステータに導くポンプとを備えるものとしても良い。
この場合、モータの回転によりポンプを駆動すると、冷却液が各通路を介してロータに導かれることで、このロータが冷却される。さらにロータから冷却液を噴出させてステータに導くことで、ステータも冷却される。このように回転軸の軸心の通路等を介して冷却液を供給する構成とすることで、高速域でも十分な冷却液の供給が可能である。
この発明のモータ駆動装置は、モータハウジングと、このモータハウジングの内周に設けられたステータと、前記モータハウジングに軸受を介して回転自在に支持される回転軸と、この回転軸に一体に設けられ前記ステータに対して回転可能なロータとを有するモータを備え、前記モータの回転を車輪用軸受に伝達したモータ駆動装置において、前記回転軸の軸方向端部の延長位置に、前記モータハウジングおよび前記回転軸を介して前記軸受の内外輪を導通させる導電部材を、前記回転軸の軸方向に移動可能なように前記モータハウジングに設け、この導電部材を前記回転軸の端面に押圧する押圧部材を、前記モータハウジングに設けた。このため、メンテナンス性およびモータ効率を高めると共に、モータの回転軸を回転自在に支持する軸受の電食を防止することができる。
この発明の実施形態に係るモータ駆動装置の断面図である。 図1のII-II線断面となる減速機部分の断面図である。 図2の部分拡大図である。 図1のポンプを軸方向から見た図である。 図1のV部の拡大図である。 この発明の他の実施形態に係るモータ駆動装置の断面図である。 図6のVII部の拡大図である。 この発明のさらに他の実施形態に係るモータ駆動装置の要部の拡大断面図である。 この発明のさらに他の実施形態に係るモータ駆動装置の要部の拡大断面図である。 この発明のモータ駆動装置を車両に搭載した例を概略示す平面図である。 この発明のモータ駆動装置を車両に搭載した他の例を概略示す平面図である。
この発明の実施形態に係るモータ駆動装置を図1ないし図5と共に説明する。図1に示すように、モータ駆動装置は、車輪を駆動するモータ1と、このモータ1の回転を減速する減速機2と、この減速機2の入力軸3(減速機入力軸3と称す)と同軸の出力部材4によって回転される車輪用軸受5と、冷却機構Jkとを有する。車輪用軸受5とモータ1との間に減速機2を介在させ、車輪用軸受5で支持される駆動輪である車輪のハブと、モータ1の回転軸(モータ回転軸)6とを同軸心上で連結してある。このモータ駆動装置は、一部または全体が車輪内に配置されるインホイールモータ駆動装置を構成する。
減速機2を収納する減速機ハウジング7には、車両における図示外のサスペンションが連結される。なお、この明細書において、インホイールモータ駆動装置を車両に設けた状態で車両の車幅方向の外側寄りとなる側をアウトボード側と呼び、車両の中央寄りとなる側をインボード側と呼ぶ。
モータ1は、モータハウジング8に固定したステータ9と、モータ回転軸6に取り付けたロータ10との間にラジアルギャップを設けたIPMモータ(いわゆる埋込み磁石型同期モータ)である。ステータ9は、ステータコア9aにステータコイル9b(単にコイル9bと称す場合がある)が巻かれたもので、モータハウジング8の内周面に嵌合して図示外のボルトにて軸方向に締め付けて固定されている。モータハウジング8内のステータ9を固定する固定部を、ハウジング段部8aとしている。またコイル9bをステータコア9aに巻くときの折り返し部を、コイルエンド9baと言う。コイルエンド9baは、ステータコア9aよりも軸方向両側にやや突出する。
モータハウジング8には、軸方向に離隔して転がり軸受11,12が設けられる。各軸受11,12はこの例ではそれぞれ深溝玉軸受である。これら転がり軸受11,12に主軸であるモータ回転軸6が回転自在に支持されている。モータ回転軸6の軸方向中間付近部には、半径方向外方に延びるフランジ部6aが設けられ、このフランジ部6aから半径方向外方に延びるロータ固定部材13にロータ10が取付けられている。モータ1には、後述の導電部材等が設けられている。
減速機入力軸3は、軸方向一端がモータ回転軸6内に延びて、モータ回転軸6とスプライン嵌合(セレーション嵌合も含む。以下、同じ)されている。出力部材4のカップ部内に転がり軸受14aが嵌合され、前記カップ部に固定された内ピン22を介して筒状の連結部材4aが連結される。転がり軸受11,12,14aによって減速機入力軸3およびモータ回転軸6は、一体に且つ同心に回転自在に支持されている。減速機入力軸3の外周面には、偏心部15,16が設けられる。これら偏心部15,16は偏心運動による遠心力が互いに打ち消されるように180°位相をずらして設けられている。減速機2は、曲線板17,18と、複数の外ピン19と、カウンタウェイト21とを有するサイクロイド減速機である。
図2は、図1のII-II線断面となる減速機部分の断面図である。減速機2は、外形がなだらかな波状のトロコイド曲線で形成された2枚の曲線板17,18が、それぞれ転がり軸受85を介して、各偏心部15,16に装着してある。これら各曲線板17,18の偏心運動を外周側で案内する複数の外ピン19を、それぞれ減速機ハウジング7の内側に設け、複数の内ピン22を、各曲線板17,18の内部に設けられた複数の円形の貫通孔89に挿入状態に係合させてある。
図3に拡大して示すように、各外ピン19と各内ピン22には針状ころ軸受92,93が装着される。各外ピン19は、それぞれ針状ころ軸受92で両端支持される(図1参照)。これら針状ころ軸受92の外輪92aが減速機ハウジング7に固定され外ピン19は回転自在に支持され、各曲線板17,18の外周面と転接する。また各内ピン22は、針状ころ軸受93の外輪93aが各曲線板17,18の各貫通孔89の内摺と転接する。これにより各外ピン19と各曲線板17,18の外周との接触抵抗、および各内ピン22と各貫通孔89の内周との接触抵抗を低減する。
よって、図1に示すように、各曲線板17,18の偏心運動をスムーズに車輪用軸受5の内方部材(回転輪)5aに回転運動として伝達し得る。モータ回転軸6が回転すると、このモータ回転軸6と一体回転する減速機入力軸3に設けられた各曲線板17,18が偏心運動を行う。このとき外ピン19が偏心運動する各曲線板17,18の外周面と転がり接触するように係合する。これと共に、各曲線板17,18が、内ピン22と貫通孔89(図3)との係合によって、各曲線板17,18の自転運動のみが出力部材4および車輪用軸受5の内方部材5aに回転運動として伝達される。モータ回転軸6の回転に対して内方部材5aの回転は減速されたものとなる。
車輪用軸受5は内方部材5aと外方部材5bの間にボールを組み込んだ複列アンギュラ玉軸受であり、外方部材5bはフランジ5cにより減速機2の減速機ハウジング7にボルト固定されている。内方部材5aは、前記出力部材4にスプライン嵌合(セレーション嵌合も含む)している。内方部材5aに伝達された回転運動は、内方部材5aに設けられた車輪取付フランジ5dからタイヤに伝達される。
冷却機構Jkについて説明する。
冷却機構Jkは、モータ1の冷却および減速機2の潤滑,冷却に用いられる潤滑油(冷却液)をモータ回転軸6の内部から供給するいわゆる軸心給油機構である。冷却機構Jkは、油路(通路)23,24,25と、ポンプ27と、潤滑油貯留部29とを有する。モータハウジング8に油路23が設けられ、この油路23はポンプ27と油路24とに連通する。
図4は、図1のポンプ27を軸方向から見た図である。
図1および図4に示すように、ポンプ27は、潤滑油貯留部29に貯留された潤滑油を、潤滑油貯留部29内の吸込口から吸い上げて油路23,24,25に循環させる。このポンプ27は、例えば、出力部材4の回転により回転するインナーロータ40と、このインナーロータ40の回転に伴って従動回転するアウターロータ41と、複数のポンプ室42と、吸入口43と、吐出口44とを有するサイクロイドポンプである。インナーロータ40は、連結部材4aに固定され出力部材4の回転により回転できるように構成されている。
モータ1に駆動される出力部材4の回転によりインナーロータ40が回転すると、アウターロータ41は従動回転する。このときインナーロータ40およびアウターロータ41はそれぞれ異なる回転中心c1、c2を中心として回転することで、ポンプ室42の容積が連続的に変化する。これにより、潤滑油貯留部29に貯留された潤滑油は、吸い上げられて吸入口43から流入し、吐出口44から油路23,24,25に圧送される(図1参照)。
図1に示すように、ロータ10の軸心つまりモータ回転軸6の内部に、油路24が設けられる。フランジ部6aの内部には、油路24に連通する半径方向の油路28が設けられる。ロータ固定部材13の底面とロータ10の内周面との間には、軸方向溝δ1が形成され、この軸方向溝δ1は半径方向の油路28に連通する。さらにロータ固定部材13のフランジには、軸方向溝δ1に連通する略径方向の環状隙間(図示せず)が形成されている。
モータハウジング8の油路23は、潤滑油の流れ方向上流側から下流側に向かうに従って、順次、第1油路30,第2油路31,第3油路32,および第4油路33を含む。モータハウジング8内のアウトボード側には、第1および第2油路30,31がそれぞれ設けられる。第1油路30は、潤滑油貯留部29内の吸込口から半径方向略外方に延びポンプ27の吸入口43(図4参照)まで設けられる。
第2油路31は、ポンプ27の吐出口44(図4参照)から半径方向外方に延び第3油路32のアウトボード側端まで設けられる。第3油路32は、モータハウジング8内における上部において、アウトボード側からインボード側に軸方向に延びる。第4油路33は、第3油路32のインボード側端とモータ回転軸6の油路24とに連通する。
車両運転時に、ロータ10の遠心力とポンプ27の圧力とにより、潤滑油の一部が、モータ回転軸6の油路24およびフランジ部6aの半径方向油路28から半径方向外方に導かれる。さらに潤滑油が、軸方向溝δ1および前記略径方向の環状隙間に導かれることで、ロータ10を冷却する。さらに潤滑油を、前記略径方向の環状隙間から各コイルエンド9baの内周面に噴射することで、コイル9bが冷却される。モータ1の冷却に供された潤滑油は、重力によって下方に移動しモータハウジング8の下部に落ち、その後、このモータハウジング8の下部に連通する連通路34を介して、潤滑油貯留部29に貯留される。
また車両運転時において、油路25に導かれた潤滑油は、オイル供給口45を経由して、減速機2内の各部を潤滑し且つ冷却する。油路25は、油路24に連通し、減速機入力軸3の内部におけるインボード側端からアウトボード側に軸方向に延びる。オイル供給口45は、油路25のうち偏心部15,16が設けられる軸方向位置から半径方向外方に延びている。減速機2内において、オイル供給口45から減速機入力軸3の遠心力とポンプ27の圧力とにより、潤滑油を半径方向外方に供給することで、減速機2内の各部を潤滑・冷却する。この潤滑等に供された潤滑油は重力によって下方に移動して、オイル排出口46を介して、減速機ハウジング7の下部に設けられる潤滑油貯留部29に貯留される。
図5は、図1のV部の拡大図である。
図1および図5に示すように、モータ回転軸6は、回転軸本体47と、この回転軸本体47のインボード側端に同回転軸本体47と同軸に連結される連結軸部48とを有する。回転軸本体47の軸方向中間部に、前記フランジ部6aが設けられている。回転軸本体47の外周面のうち、インボード側部分およびアウトボード側部分には、軸方向中間付近部47aの外周面よりも小径となる小径部47b,47bがそれぞれ設けられている。これら小径部47b,47bは軸方向中間付近部と同軸に形成されている。
小径部47b,47bの外周面には、それぞれ転がり軸受11,12の回転側軌道輪となる内輪11a,12aが嵌合されている。回転軸本体47における、軸方向中間付近部47aと各小径部47b,47bとの段差部に、各内輪11a,12aの端面を当接させている。インボード側の転がり軸受11のうち固定側軌道輪となる外輪11bは、モータハウジング8におけるリヤカバー8b(後述する)の内周面に嵌合されている。アウトボード側の転がり軸受12における固定側軌道輪となる外輪12bは、モータハウジング8におけるアウトボード側の内周面に嵌合されている。よってモータ回転軸6は、転がり軸受11,12に回転自在に支持される。
モータハウジング8は、モータハウジング本体8cと、リヤカバー8bと、蓋部8dとを有する。モータハウジング本体8cは、インボード側端が開口してステータ9、ロータ10、ポンプ27等のモータ構成部品の大部分を収容する。このモータハウジング本体8cに、第1油路30,第2油路31,および第3油路32が形成されている。リヤカバー8bは、モータハウジング本体8cのインボード側端を塞ぐカバーであり、さらにこのリヤカバー8bのインボード側端を蓋部8dで塞ぐように組み立てられている。これらリヤカバー8bと蓋部8dとにより第4油路33が形成される。
蓋部8dは、アウトボード側の軸中心部が開口する略有底円筒状に形成される。蓋部8dのアウトボード側には、リヤカバー8bの内周面に嵌合する環状突起8daが設けられる。この環状突起8daの内周に、小径部47bのインボード側の先端部が嵌り込んでいる。詳細には、小径部47bの先端部の外周面に環状溝47baが形成され、この環状溝47baに、環状のシール部材49が装着されている。環状突起8daの内周面に、環状のシール部材49を介して小径部47bの先端部が嵌り込んでいる。
蓋部8dの開口部8dbに、アウトボード側に開口する有底円筒状の連結軸部48が収容される。蓋部8dの開口部8dbに、径方向隙間δ2および軸方向隙間δ3を介して連結軸部48が収容されている。連結軸部48のアウトボード側部分には、小径部47bのアウトボード側端面に当接する当接面48aと、小径部47bの内周面に嵌合する嵌合面48bとを有する印籠嵌合部が設けられている。連結軸部48は、このインロー印籠嵌合部により回転軸本体47と同軸に連結される。
連結軸部48の円筒部には、複数(この例では4つ)の連通孔48cが形成されている。これら連通孔48cは例えば円周方向一定間隔おきに形成されている。各連通孔48cは、モータ回転軸6の油路24の一部を成す連結軸部48の内周と、第4油路33とを連通する。潤滑油が第4油路33から各連通孔48cを経由してモータ回転軸6の油路24に導かれる。各連通孔48cは、半径方向内方に向かうに従ってアウトボード側に至るように傾斜する断面形状に形成されている。また各連通孔48cのうち蓋部8dの開口部8dbに臨む外縁部48caは、この連結軸部48の外周面よりも円弧状に凹むように形成されている。連結軸部48の各連通孔48cのうち内周面に臨む内縁部48cbは、同内周面よりも円弧状に突出するように形成されている。
このモータ1には、導電部材50および押圧部材51が設けられている。
図5に示すように、蓋部8dは、前記開口部8dbに連通し、且つ導電部材50および押圧部材51を軸方向に並べて収容する押圧部材等収容孔8dcが形成されている。この押圧部材等収容孔8dcはモータ回転軸6の軸心と同心に形成されている。押圧部材等収容孔8dcのインボード側に、圧縮コイルばねである押圧部材51が配置される。
導電部材50は、転がり軸受11、12(図1)の内外輪11a,11b、12a,12b(図1)を導通させて等電位とする部材であって、連結軸部48のインボード側端面48dと押圧部材51との間に介在させている。導電部材50は、押圧部材51による押圧力により連結軸部48のインボード側端面48dに押圧される。導電部材50は、例えば、カーボンから円筒形状に形成され、押圧部材等収容孔8dcに軸方向に移動可能に収容される。
以上説明したモータ駆動装置によれば、モータ1の運転時、ロータ10とステータ9間に電位差が発生し得る状態となっても、ロータ10と一体のモータ回転軸6の軸方向端部の延長位置に、モータハウジング8およびモータ回転軸6を介して内外輪11a,11b、12a,12bを導通させる前述の導電部材50を、モータハウジング8に設けたため、転がり軸受11,12の内外輪11a,11b、12a,12bを導通させて等電位とすることができる。これにより、各軸受11,12内に電流が流れることを未然に防止することができる。よって、内外輪11a,11b、12a,12bの軌道面および転動体転動面に電気的な腐食が生じることを防止することができる。
また押圧部材51は、導電部材50を連結軸部48のインボード側端面48dに押圧する。これにより導電部材50が連結軸部48のインボード側端面48dから不所望に離隔することを防止する。したがって、軸受11,12の内外輪11a,11b、12a,12bを等電位とした状態を維持することができる。また前述の従来手法よりも周速が低いモータ回転軸6の軸心と同心位置となる連結軸部48のインボード側端面48dに導電部材50を押し当てているため、導電部材50および連結軸部48の摩耗を抑え、且つ、引き摺りトルクの低減を図ることができる。導電部材50および連結軸部48の摩耗を抑えることができるため、導電部材等を短期間でメンテナンス等する手間を省略できる。また引き摺りトルクの低減を図れるため、モータ効率を高めることができる。これにより電費の向上を図れる。
導電部材50がカーボンから成るため、摩擦係数が小さく耐摩耗性に優れた導電部材50を得ることができる。押圧部材51が圧縮コイルばねであるため、圧縮コイルばねのばね力を設定して、連結軸部48に対し導電部材50を適切な力で押圧し得る。
またモータ1の回転によりポンプ27を駆動すると、潤滑油が各通路23,24を介してロータ10に導かれることで、このロータ10が冷却される。さらにロータ10から潤滑油を噴出させてステータ9に導くことで、ステータ9も冷却される。このようにモータ回転軸6の通路等を介して潤滑油を供給する構成とすることで、高速域でも十分な潤滑油の供給が可能である。
連結軸部48の各連通孔48cは、半径方向内方に向かうに従ってアウトボード側に至るように傾斜する断面形状に形成されたため、第4油路33から導かれる潤滑油をモータ回転軸6の油路24に円滑に導くことができる。各連通孔48cのうち蓋部8dの開口部8dbに臨む外縁部48caは、この連結軸部48の外周面よりも円弧状に凹むように形成されたため、潤滑油が径方向隙間δ2にて滞留することなくモータ回転軸6の油路24に導かれる。
他の実施形態について説明する。
以下の説明においては、各形態で先行する形態で説明している事項に対応している部分には同一の参照符号を付し、重複する説明を略する。構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分は、特に記載のない限り先行して説明している形態と同様とする。同一の構成から同一の作用効果を奏する。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組合せることも可能である。
図6および図7に示すように、連結軸部48のインボード側端面48dに凹み部52を設け、この凹み部52に嵌り込む鋼球部材53を配置しても良い。鋼球部材53は、例えば軸受鋼等から成る。凹み部52は円錐孔状に形成される。この円錐孔状の凹み部52の最深位置52aがモータ回転軸6の軸心L1上に一致するように凹み部52が形成されている。鋼球部材53は、凹み部52における円錐孔の斜面に線接触する。導電部材50は、鋼球部材53と押圧部材51との間に介在させている。導電部材50は、鋼球部材53に対し点接触する。
この構成によると、凹み部52に嵌り込む鋼球部材53を配置して、導電部材50を鋼球部材53に対し軸心L1上で点接触させたため、例えば、モータ回転軸6の平坦な端面に導電部材50の一端面を直接当接させるよりも、接触面積の低減を図ることができる。この接触面積を小さくすることで摺動抵抗を小さくし、摩耗領域を低減できる。接触面積を小さくすると押圧力はかわらないので、面圧は上がる。したがって、導電部材50および連結軸部48の摩耗をさらに抑制できることで、メンテナンス性の向上をさらに図れる。
図8に示すように、連結軸部48のインボード側端面48dに、球面状に突出する突出部54を設け、導電部材50を突出部54と押圧部材51との間に介在させても良い。前記突出部54の頂点54aがモータ回転軸6の軸心L1上に一致するように連結軸部48が形成されている。その他図5の構成と同様の構成となっている。図8の構成によると、図5の構成よりも接触面積の低減を図ることができる。したがって、導電部材50および連結軸部48の摩耗をさらに抑制できることで、メンテナンス性の向上をさらに図れる。
図9に示すように、導電部材50における連結軸部側(つまりアウトボード側)の先端50aを球面状に形成しても良い。この導電部材50の先端50aがモータ回転軸6の軸心L1上に一致するように導電部材50が形成されている。図9の構成によると、図5の構成よりも接触面積の低減を図ることができる。したがって、導電部材50および連結軸部48の摩耗をさらに抑制できることで、メンテナンス性の向上をさらに図れる。
図10は、いずれかのモータ駆動装置を車両に搭載した例を概略示す平面図である。この車両は、車体55の左右の後輪となる車輪56,56が駆動輪とされ、左右の前輪となる車輪57,57が従動輪とされた4輪の自動車である。前輪となる車輪57,57は操舵輪とされている。駆動輪となる車輪56,56は、それぞれ独立のモータ1により駆動される。モータ1の回転は、減速機2および車輪用軸受5を介して車輪56に伝達される。なお図10とは逆に左右の前輪を駆動輪とし、左右の後輪を従動輪としても良い。左右の前輪および左右の後輪をそれぞれ独立のモータにより駆動される4輪駆動車としても良い。
図11に示すように、モータ駆動装置はインホイールモータ駆動装置に限らず、車体55にモータ1を設け、このモータ1に左右の車輪56,56をジョイントで結合した所謂オンボードタイプとしても良い。
押圧部材は、圧縮コイルばねに限定されるものではなく、皿ばね等の他のばね部材を適用しても良いし、ばね部材以外の弾性変形可能な部材を適用することも可能である。
インホイールモータ駆動装置においては、サイクロイド式の減速機、遊星減速機、2軸並行減速機、その他の減速機を適用可能である。また、減速機を使用しない所謂ダイレクトモータタイプであっても良い。
以上、実施形態に基づいてこの発明を実施するための形態を説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…モータ
6…モータ回転軸(回転軸)
8…モータハウジング
9…ステータ
10…ロータ
11,12…転がり軸受(軸受)
11a,12a…内輪
11b,12b…外輪
23,24…油路(通路)
27…ポンプ
50…導電部材
51…押圧部材
53…鋼球部材
54…突出部
Jk…冷却機構

Claims (7)

  1. モータハウジングと、このモータハウジングの内周に設けられたステータと、前記モータハウジングに軸受を介して回転自在に支持される回転軸と、この回転軸に一体に設けられ前記ステータに対して回転可能なロータとを有するモータを備え、前記モータの回転を車輪用軸受に伝達したモータ駆動装置において、
    前記回転軸の軸方向端部の延長位置に、前記モータハウジングおよび前記回転軸を介して前記軸受の内外輪を導通させる導電部材を、前記回転軸の軸方向に移動可能なように前記モータハウジングに設け、この導電部材を前記回転軸の端面に押圧する押圧部材を、前記モータハウジングに設けたことを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 請求項1に記載のモータ駆動装置において、前記導電部材がカーボンから成るモータ駆動装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のモータ駆動装置において、前記回転軸の端面に凹み部を設け、この凹み部に嵌り込む鋼球部材を配置し、前記導電部材を前記鋼球部材と前記押圧部材との間に介在させたモータ駆動装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載のモータ駆動装置において、前記回転軸の端面に、球面状に突出する突出部を設け、前記導電部材を前記突出部と前記押圧部材との間に介在させたモータ駆動装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1記載のモータ駆動装置において、前記導電部材における前記回転軸側の先端を球面状に形成したモータ駆動装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1記載のモータ駆動装置において、前記押圧部材が圧縮コイルばねであるモータ駆動装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1記載のモータ駆動装置において、前記モータを冷却液により冷却する冷却機構を設け、この冷却機構は、前記モータハウジングおよび前記回転軸の軸心にそれぞれ設けられた冷却液の通路と、前記モータにより駆動されて前記モータハウジングの前記通路および前記回転軸の軸心の通路を介し冷却液を前記ロータから噴出させて前記ステータに導くポンプとを備えるモータ駆動装置。
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