JP2016171418A - 遅延制御装置 - Google Patents

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【課題】ユーザに違和感を与えることなく送信側及び受信側で映像及び音声を再生するための遅延制御装置を提供する。【解決手段】AVプレイヤ21のAV出力部がディスプレイ22及びスピーカ23に映像信号及び映像信号に関連づいた音声信号を出力する。通信スタック25が、AV出力部から出力された映像信号と音声信号とを端末装置3に送信する。集音マイク26が、スピーカ23により再生された音声信号及び端末装置3により再生された音声信号を取得する。AVプレイヤ21の遅延制御部が、集音マイク26により取得されたスピーカ23により再生された音声信号である第1音声と端末装置3により再生された音声信号である第1音声との差分時間を算出する。AVプレイヤ21のCPUが、差分時間に基づき、ディスプレイ22に出力される映像信号とスピーカ23に出力される音声信号とを遅延させる遅延制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、遅延制御装置、遅延制御方法、遅延制御プログラム、及び、遅延制御プログラムを格納した記録媒体に関するものである。
例えば、1つのDVD再生機器が再生している映像及び音声を他のモニタに同時に再生できるようにした車両LANシステムが提案されている(特許文献1)。このシステムにおいては、1つのDVD再生機器(送信側)が他のモニタ(受信側)に対して映像及び音声を送信している。このため、他のモニタで再生される映像及び音声がDVD再生機器で再生されている映像及び音声よりも遅延することがある。特に、映像及び音声を無線送信する際に、エンコード及びデコードを行うと遅延がさらに大きくなる。
車両などの狭い空間で、DVD再生機器と他のモニタとの間で映像及び音声の遅延が生じるとユーザは違和感が生じる恐れがある、という問題が一例として挙げられる。特に、音声の再生をDVD再生機器と他のモニタの何れか一方で共有した場合、再生されている映像と音声との間にずれが生じて、違和感が大きくなる。
特開2004−56167号公報
そこで、本発明は、例えば、ユーザに違和感を与えることなく送信側及び受信側で映像及び音声を再生するための遅延制御装置、遅延制御方法、遅延制御プログラム、及び、遅延制御プログラムを格納した記録媒体を提供することを課題の一例とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、表示部に映像信号を出力する映像出力部と、音声再生部に、前記映像信号に関連づいた音声信号を出力する音声出力部と、前記映像信号と前記音声信号とを端末装置に送信する送信部と、前記音声再生部により再生された前記音声信号である第1音声と、前記端末装置により再生された前記音声信号である第2音声とを取得する取得部と、前記第1音声と、前記第2音声との差分時間を算出する算出部と、前記差分時間に基づき、前記表示部に出力される映像信号と前記音声再生部に出力される音声信号とを遅延させる遅延制御を行う制御部と、を備えることを特徴とする遅延制御装置である。
請求項4に記載された発明は、表示部に映像信号を出力する工程と、音声再生部に、前記映像信号に関連づいた音声信号を出力する工程と、前記映像信号と前記音声信号とを端末装置に送信する工程と、前記音声再生部により再生された前記音声信号である第1音声と、前記端末装置により再生された前記音声信号である第2音声とを取得する工程と、前記第1音声と、前記第2音声との差分時間を算出する工程と、前記差分時間に基づき、前記表示部に出力される映像信号と前記音声再生部に出力される音声信号とを遅延させる遅延制御を行う工程と、を備えることを特徴とする遅延制御方法である。
請求項5に記載された発明は、請求項4に記載の遅延制御方法を、コンピュータにより実行させることを特徴とする遅延制御プログラムである。
請求項6に記載された発明は、請求項5に記載の遅延制御プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明の遅延制御装置としての送信側再生装置を組み込んだ再生システムの一実施例を示すブロック図である。 図1に示すディスプレイ及びスピーカ、端末装置の車内での配置を説明するための説明図である。 第1実施例における図1に示すAVプレイヤの機能ブロック図である。 第1実施例における図1に示すAVプレイヤの処理手順を説明するためのフローチャートである。 第2実施例における図1に示すAVプレイヤの機能ブロック図である。 第3実施例におけるAVプレイヤのCPUの処理手順を説明するためのフローチャート。
以下、本発明の一実施形態にかかる遅延制御装置を説明する。映像出力部が、表示部に映像信号を出力する。音声出力部が、音声再生部に、映像信号に関連づいた音声信号を出力する。送信部が、映像信号と音声信号とを端末装置に送信する。取得部が、音声再生部により再生された音声信号である第1音声と端末装置により再生された音声信号である第2音声を取得する。算出部が、第1音声と、第2音声との差分時間を算出する。制御部が、差分時間に基づき、表示部に出力される映像信号と音声再生部に出力される音声信号とを遅延させる遅延制御を行う。これにより、端末装置への映像信号及び音声信号の送信が遅延した分だけ表示部及び音声再生部に出力される映像信号及び音声信号を遅延させることができるため、送信側の表示部及び音声再生部と受信側の端末装置との間で映像信号、音声信号のずれがなくなり、ユーザに違和感を与えることない。
また、停止制御部が、差分時間を算出した後、端末装置又は音声再生部の何れか一方による音声信号の再生を停止させるようにしてもよい。これにより、音声信号の再生を端末装置又は音声再生部の何れか他方のみで行うことができる。
また、受信部が、端末装置の識別情報を受信し、記憶部には、算出部が算出した差分時間と識別情報とが関連づけられて記憶され、制御部が、記憶部に記憶された識別情報の端末装置との通信が開始されると、当該識別情報に対応する差分時間に基づき、遅延制御を行うようにしてもよい。これにより、一度、差分時間が算出された端末装置が再び接続された場合に、音声信号の取得と差分時間の算出を省略することができ、迅速に表示部及び音声再生部と端末装置とで映像信号の再生を行うことができる。
また、本発明の一実施形態にかかる遅延制御方法は、表示部に映像信号を出力する工程と、音声再生部に、前記映像信号に関連づいた音声信号を出力する工程と、前記映像信号と前記音声信号とを端末装置に送信する工程と、前記音声再生部により再生された前記音声信号である第1音声と、前記端末装置により再生された前記音声信号である第2音声とを取得する工程と、前記第1音声と、前記第2音声との差分時間を算出する工程と、前記差分時間に基づき、前記表示部に出力される映像信号と前記音声再生部に出力される音声信号とを遅延させる遅延制御を行う工程と、を備える。これにより、端末装置への映像信号及び音声信号の送信が遅延した分だけ表示部及び音声再生部に出力される映像信号及び音声信号を遅延させることができるため、送信側の表示部及び音声再生部と受信側の端末装置との間で映像信号、音声信号のずれがなくなり、ユーザに違和感を与えることない。
また、上述した遅延制御方法をコンピュータにより実行させる通信制御プログラムとしてもよい。このようにコンピュータにより実行されるプログラムであるので、専用のハードウエア等が不要となり、汎用の情報処理装置にインストールして機能させることができる。
また、上述した遅延制御プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。このようにすることにより、当該プログラムを機器に組み込む以外に単体でも流通させることができ、バージョンアップ等も容易に行える。
(第1実施例)
次に、上述した遅延制御装置及び遅延制御方法について、図1〜図3を参照して以下説明する。図1は、本発明の遅延制御装置としての送信側再生装置を組み込んだ再生システムの一実施例を示すブロック図である。図2は、図1に示すディスプレイ及びスピーカ、端末装置の車内での配置を説明するための説明図である。図3は、第1実施例における図1に示すAVプレイヤの機能ブロック図である。
同図に示す再生システム1は、送信側再生装置2(以下単に再生装置2と略記)と、再生装置2から送信された映像信号及び音声信号を再生する受信側端末装置3(以下単に端末装置と略記)と、を備えている。再生装置2は、図2に示すように車両内に配置されている。
図1に示すように、再生装置2は、AVプレイヤ21と、表示部としてのディスプレイ22と、音声再生部としてのスピーカ23と、オーディオ/ビデオエンコーダ(以下AVエンコーダと略記)24と、送信部、受信部としての通信スタック25と、取得部としての集音マイク26と、を備えている。
AVプレイヤ21は、例えば、図示しないROMなどの記録媒体に記録された遅延制御プラグラムに従って動作を行うCPUから構成されている。AVプレイヤ21は、図3に示すように、映像出力部、音声出力部としてのAV出力部21Aと、ビデオ出力部21B1、21B2と、オーディオ出力部21C1、21C2と、遅延発生部21Dと、遅延制御部21Eと、を備えている。
AV出力部21Aは、例えばDVDなどの記録媒体に記録された映像信号及び映像信号に関連づいた音声信号を読み取って出力する。ビデオ出力部21B1、21B2は、AV出力部21Aから出力された映像信号にフィルタリング処理など各種処理を施してディスプレイ22、AVエンコーダ24に出力する。オーディオ出力部21C1、21C2は、AV出力部21Aから出力された音声信号にフィルタリング処理など各種処理を施してスピーカ23、AVエンコーダ24に出力する。
遅延発生部21Dは、AV出力部21Aとビデオ出力部21B1及びオーディオ出力部21C1との間に設けられ、AV出力部21Aから出力された映像信号及び音声信号を遅延してビデオ出力部21B1及びオーディオ出力部21C1に出力する。なお、遅延発生部21Dは、AV出力部21Aとビデオ出力部21B2及びオーディオ出力部21C2との間には設けられていない。遅延制御部21Eは、遅延発生部21Dの制御を行う。
ディスプレイ22は、上記AVプレイヤ21から出力された映像信号を再生する。ディスプレイ22は、図2に示すように、例えば車両のインストルメントパネルに設けられており、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)素子等から構成される。
スピーカ23は、上記AVプレイヤ21から出力された音声信号を再生する。スピーカ23は、図2に示すように、本実施例では車両前方の左右、車両後方の左右にそれぞれ設けられている。
AVエンコーダ24は、AVプレイヤ21から出力された映像信号及び音声信号をエンコードして通信スタック25に対して出力する。通信スタック25は、例えばWifiモジュールから構成され、スマートホンやタブレットなどの端末装置3に無線接続できるようになっている。通信スタック25は、エンコードされた映像信号及び音声信号を無線送信する。集音マイク26は、スピーカ23や後述する端末装置3のスピーカ34によって再生された音声を集音する周知のマイクである。
端末装置3は、図1に示すように、通信スタック31と、オーディオ/ビデオデコーダ(以下AVデコーダと略記)32と、ディスプレイ33と、スピーカ34と、を備えている。通信スタック31は、例えばWifiモジュールから構成され、再生装置2に無線接続できるようになっている。通信スタック31は、再生装置2からの映像信号及び音声信号を無線で受信し、AVデコーダ32に対して出力する。AVデコーダ32は、映像信号及び音声信号をデコードして、ディスプレイ33及びスピーカ34に出力する。ディスプレイ33及びスピーカ34は、映像信号及び音声信号を再生する。
上述した構成の再生システム1の動作について図4のフローチャートを参照して説明する。まず、AVプレイヤ21は、通信スタック25を制御して、通信エリア内にあるWifi通信可能な端末装置3と無線接続を行う(ステップS1)。次に、AVプレイヤ21のAV出力部21Aは、テスト用の音声信号を出力する(ステップS2)。AV出力部21Aから音声信号が出力されると、出力された音声信号がオーディオ出力部21C1からスピーカ23に出力され、スピーカ23が音声信号を再生する。このとき、AV出力部21Aから出力された音声信号は遅延発生部21Dによって遅延させられることなく、オーディオ出力部21C1からスピーカ23に対して出力される。
また、AV出力部21Aから音声信号が出力されると、出力された音声信号がオーディオ出力部21C2からAVエンコーダ24に出力される。AVエンコーダ24は音声信号をエンコードし、通信スタック25はエンコードされた音声信号を無線送信する。この無線送信された音声信号を端末装置3の通信スタック31が受信し、AVデコーダ32がデコードした後、スピーカ34に出力され、スピーカ34がデコードされた音声信号を再生する。即ち、AV出力部21Aから音声信号が出力されると、再生装置2及び端末装置3の双方のスピーカ23、34から音声信号が再生される。
次に、AVプレイヤ21の遅延制御部21Eは、算出部として働き、集音マイク26で集音した音声を取り込み、スピーカ23により再生された音声信号である第1音声と、スピーカ34により再生された音声信号である第2音声との差分時間を算出する(ステップS3)。その後、遅延制御部21Eは、制御部として働き、算出した差分時間だけ遅延させるように遅延発生部21Dを設定する(ステップS4)。次に、AVプレイヤ21は、停止制御部として働き、端末装置3のスピーカ34による音声信号の再生を停止させる(ステップS5)。具体的には、AVプレイヤ21は、端末装置3に対して音声信号が送信されないようにするか、または、端末装置3に対して音声停止命令を送信して、端末装置3が音声信号を受信してもスピーカ34が再生しないようにする。
その後、AVプレイヤ21のAV出力部21Aは、DVDなどの記録媒体に記録された映像信号及び音声信号の出力を開始させる(ステップS6)。
遅延発生部21Dによる遅延が0の場合、図2に示すように、映像1→映像2→映像3の順に映像信号が再生されると、ディスプレイ22及びスピーカ23では映像3が再生されているのに、端末装置3ではエンコーダ24、デコーダ32の影響により差分時間だけ遅れた映像2が再生され、ズレが生じる。上述した実施例によれば、遅延制御部21Eが、算出した差分時間に基づき、ディスプレイ22に出力される映像信号とスピーカ23に出力される音声信号とを遅延させる制御を行う。これにより、AVエンコーダ24、AVデコーダ32により端末装置3への映像信号及び音声信号の送信が遅延した分だけ再生装置2のディスプレイ22及びスピーカ23に出力される映像信号及び音声信号を遅延させることができるため、図2に示すように、再生装置2のディスプレイ22及びスピーカ23と端末装置3との間で映像信号、音声信号のずれがなくなり、ユーザに違和感を与えることない。
また、上述した実施例によれば、AVプレイヤ21が、差分時間を算出した後、端末装置3による音声信号の再生を停止させている。これにより、音声信号の再生を再生装置2のスピーカ23のみで行うことができる。
(第2実施例)
次に、第2実施例における遅延制御装置について、図5を参照して以下説明する。第1実施例と第2実施例とで異なる点は、AVプレイヤ21の構成である。第1実施例では、ビデオ出力部21B1、21B2及びオーディオ出力部21C1、21C2を再生装置2用と端末装置3用の2つそれぞれ設け、再生装置2のディスプレイ22及びスピーカ23に映像信号及び音声信号を出力するビデオ出力部21B1及びオーディオ出力部21C1とAV出力部21Aとの間に遅延発生部21Dを設けていた。
これに対して、第2実施例では、再生装置2と端末装置3とで共通のビデオ出力部21B及びオーディオ出力部21Cを用いる。このビデオ出力部21B及びオーディオ出力部21Cとディスプレイ22、スピーカ23及びAVエンコーダ24との間には、第1実施例では、省略したがキャプチャモジュール21Fが設けられている。キャプチャモジュール21Fは、ビデオ出力部21B及びオーディオ出力部21Cから出力された映像信号及び音声信号をメモリに書き込んで、ディスプレイ22、スピーカ23、AVエンコーダ24に出力する。
第2実施例では、キャプチャモジュール21Fとディスプレイ22及びスピーカ23の間に遅延発生部21Dを設け、キャプチャモジュール21FとAVエンコーダ24との間には遅延発生部21Dを設けない。この場合も第1実施例と同様に差分時間に基づき、ディスプレイ22に出力される映像信号とスピーカ23に出力される音声信号とを遅延できる。
(第3実施例)
次に、第3実施例における遅延制御装置について、以下説明する。第1及び第2実施例と第3実施例との構成は同一であるため、ここでは詳細な説明を省略する。第3実施例におけるAVプレイヤ21の動作について図6を参照して説明する。なお、図6において、上述した第1実施例で既に説明した図4のフローチャートと同一のステップについては同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
まず、AVプレイヤ21は、通信スタック25を制御して、通信エリア内にあるWifi通信可能な端末装置3と無線接続を行う(ステップS1)。ステップS1において、AVプレイヤ21は、端末装置3からID(識別情報)を受信し、そのIDが図示しない記憶部に記憶されているか否かを判断する(ステップS7)。IDが記憶部に記憶されていなければ(ステップS7でN)、AVプレイヤ21は、ステップS2及びS3に進む。ステップS2及びS3は第1実施例で既に説明したので、詳細は省略する。
ステップS3の後、AVプレイヤ21は、ステップS1で受信したIDと関連付けて算出した差分時間を記憶部に記憶させた後(ステップS8)、ステップS4〜S6に進む。ステップS4〜S6は第1実施例で既に説明したので、詳細は省略する。
一方、IDが記憶部に記憶されていれば(ステップS7でY)、AVプレイヤ21の遅延制御部21Eは、ステップS2、3には進まず、記憶部に記憶されたIDに対応する差分時間をだけ遅延させるように遅延発生部21Dを設定した後(ステップS9)、ステップS5、S6に進む。
上述した第3実施例によれば、再生装置2が、端末装置3のIDを受信し、図示しない記憶部に記憶されたIDの端末装置3との通信が開始されると、テスト用の音声信号の出力、集音マイク26での集音、差分時間の算出を停止させ、図示しない記憶部に記憶されたIDに対応する差分時間に基づき、制御を行う。これにより、一度、差分時間が算出された端末装置3が再び接続された場合に、音声信号の取得と差分時間の算出を省略することができ、迅速にディスプレイ22及びスピーカ23と端末装置3とで映像信号の再生を行うことができる。
上述した第3実施例によれば、再生装置2が、端末装置3のIDを受信し、記憶部には、算出した差分時間とIDとが関連づけられて記憶され、記憶部に記憶されたIDの端末装置との通信が開始されると、当該IDに対応する差分時間に基づき、遅延制御を行うようにしてもよい。これにより、一度、差分時間が算出された端末装置が再び接続された場合に、音声信号の取得と差分時間の算出を省略することができ、迅速に表示部及び音声再生部と端末装置とで映像信号の再生を行うことができる。
また、上述した第1〜第3実施例によれば、端末装置3のスピーカ34を停止させていたが、これに限ったものではない。端末装置3及び再生装置2の両スピーカ23、34に音声信号を再生させるようにしてもよいし、再生装置2のスピーカ23を停止させるようにしてもよい。
また、上述した第1〜第3実施例によれば、AVエンコーダ24はAVプレイヤ21とは別に設けていたが、これに限ったものではない。AVプレイヤ21を構成するCPUが、AVエンコーダ24として働き、エンコード処理を行うようにしてもよい。
また、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
2 送信側再生装置(遅延制御装置)
3 端末装置
21 AVプレイヤ(停止制御部)
21A AV出力部(映像出力部、音声出力部)
21E 遅延制御部(算出部、制御部)
22 ディスプレイ(表示部)
23 スピーカ(音声再生部)
25 通信スタック(送信部、受信部)
26 集音マイク(取得部)

Claims (6)

  1. 表示部に映像信号を出力する映像出力部と、
    音声再生部に、前記映像信号に関連づいた音声信号を出力する音声出力部と、
    前記映像信号と前記音声信号とを端末装置に送信する送信部と、
    前記音声再生部により再生された前記音声信号である第1音声と、前記端末装置により再生された前記音声信号である第2音声とを取得する取得部と、
    前記第1音声と、前記第2音声との差分時間を算出する算出部と、
    前記差分時間に基づき、前記表示部に出力される映像信号と前記音声再生部に出力される音声信号とを遅延させる遅延制御を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする遅延制御装置。
  2. 前記差分時間を算出した後、前記端末装置又は前記音声再生部の何れか一方による音声信号の再生を停止させる停止制御を行う停止制御部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の遅延制御装置。
  3. 前記端末装置の識別情報を受信する受信部と、
    前記算出部が算出した差分時間と前記識別情報とを関連づけて記憶する記憶部と、
    前記制御部が、前記記憶部に記憶された識別情報を持つ端末装置との通信が開始されると、当該識別情報に対応する差分時間に基づき、前記遅延制御を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遅延制御装置。
  4. 表示部に映像信号を出力する工程と、
    音声再生部に、前記映像信号に関連づいた音声信号を出力する工程と、
    前記映像信号と前記音声信号とを端末装置に送信する工程と、
    前記音声再生部により再生された前記音声信号である第1音声と、前記端末装置により再生された前記音声信号である第2音声とを取得する工程と、
    前記第1音声と、前記第2音声との差分時間を算出する工程と、
    前記差分時間に基づき、前記表示部に出力される映像信号と前記音声再生部に出力される音声信号とを遅延させる遅延制御を行う工程と、
    を備えることを特徴とする遅延制御方法。
  5. 請求項4に記載の遅延制御方法を、コンピュータにより実行させる
    ことを特徴とする遅延制御プログラム。
  6. 請求項5に記載の遅延制御プログラムを格納した
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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