JP2016171199A - 発光素子搭載基板 - Google Patents

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輝代隆 塚田
Kiyotaka Tsukada
輝代隆 塚田
平澤 貴久
Takahisa Hirasawa
貴久 平澤
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Abstract

【課題】 耐振動性、耐衝撃性に優れた、複数の発光素子搭載部を連なって有する線状の発光素子搭載基板を提供する。
【解決手段】 複数の発光素子搭載部を連なって有する線状の発光素子搭載基板であって、上記発光素子搭載基板は、可撓性の樹脂基材及び上記発光素子搭載部に延びる導体層からなるプリント基板と、上記発光素子搭載部を開口させて上記プリント基板を覆う光反射層と、上記樹脂基材及び上記導体層に形成された貫通孔に挿入されるとともに、上記複数の発光素子搭載部の下に位置する複数の金属ブロックとからなり、上記光反射層を挟んで隣り合う上記金属ブロックは、上記導体層により互いに短絡され、互いに上記光反射層を挟んで短絡する上記金属ブロックに挟まれる部分の上記プリント基板は、狭小部を有していることを特徴とする発光素子搭載基板。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光素子搭載基板に関する。
LED(発光ダイオード)等の発光素子は、携帯電話や液晶テレビのバックライトとして用いられている。このような発光素子は、発光素子搭載用部材に搭載されて用いられることになる。
このような発光素子搭載用部材としては種々の形態のものがあり、例えば、端子部材を樹脂モールド成形によって一体化して構成したものや、リードフレームを屈曲形成することによって構成したもの、さらにはプリント配線基板をベースとしたもの等がある。この中で、放熱性、小型化、コスト等を勘案すると、プリント配線基板をベースとした発光素子搭載基板が望まれることが多い。
近年、高輝度に発光する発光素子の需要があり、複数のLEDをモジュール化し輝度を向上させる研究や、LED自身の輝度を向上させる研究が進んでいる。
LEDをモジュール化し輝度を向上させるために高密度にLEDを発光素子搭載基板に実装することが行われている。LEDは発熱量が少ない発光素子として知られているが、このように高密度化すると無視できない程度の発熱を生じることになる。
発光素子からの発熱を好適に放出するための基板として特許文献1には、以下の構成を有する発光素子搭載基板が開示されている。
すなわち、特許文献1には、面発光型の発光素子を搭載する素子搭載面と、上記発光素子が発する光を反射するリフレクター面とを備えた発光素子搭載基板であって、上記素子搭載面側に凹状部、背面側に凸状部をそれぞれ形成するように屈曲したキャビティ形成部を備えた絶縁樹脂からなる基材と、該基材の上記素子搭載面側に形成された第一導体層と、上記基材の背面側に形成された第二導体層と、上記凹状部の底面及び上記凸状部の頂面にそれぞれ露出するように上記基材を貫通する金属ブロックとを有し、上記素子搭載面の周囲における上記凹状部の内表面に、上記リフレクター面が形成されていることを特徴とする発光素子搭載基板が開示されている。
特許文献1の発光素子搭載基板は、基材を貫通する金属ブロックを有している。金属ブロックは、熱伝導性が高く、発光素子から発生した熱を発光素子搭載基板の背面へ放熱するための経路としての役割を果たすことができる。そのため、LED等から発熱が生じたとしても、その熱を好適に放熱できる。つまり、特許文献1の発光素子搭載基板は放熱性に優れる基板である。
特開2014−135306号公報
近年、電子機器は小型化、複雑化が進んでおり、また、振動や衝撃等が多い環境でも用いられている。このような電子機器に対応するため、プリント配線基板や発光素子など部品を搭載する基板には耐振動性、耐衝撃性が求められている。
特許文献1の発光素子搭載基板のように基材を貫通する金属ブロックを有する基板を振動や衝撃が多い環境で使用しようとすると、振動や衝撃等を受けた際に基材と金属ブロックとが分離し、金属ブロックが基材から抜け落ちるという問題がある。すなわち、特許文献1の発光素子搭載基板は、放熱性に優れるものの、耐振動性、耐衝撃性に弱いという問題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、耐振動性、耐衝撃性に優れた、複数の発光素子搭載部を連なって有する線状の発光素子搭載基板を提供することである。
すなわち、本発明の発光素子搭載基板は、複数の発光素子搭載部を連なって有する線状の発光素子搭載基板であって、上記発光素子搭載基板は、可撓性の樹脂基材及び上記発光素子搭載部に延びる導体層からなるプリント基板と、上記発光素子搭載部を開口させて上記プリント基板を覆う光反射層と、上記樹脂基材及び上記導体層に形成された貫通孔に挿入されるとともに、上記複数の発光素子搭載部の下に位置する複数の金属ブロックとからなり、上記光反射層を挟んで隣り合う上記金属ブロックは、上記導体層により互いに短絡され、互いに上記光反射層を挟んで短絡する上記金属ブロックに挟まれる部分の上記プリント基板は、狭小部を有していることを特徴とする。
本明細書において「発光素子搭載部に延びる導体層」とは、樹脂基材から発光素子搭載部がある方向に向かって導体層が形成されていることを意味する。
本明細書において「光反射層を挟んで隣り合う金属ブロック」とは、本発明の発光素子搭載基板を、金属ブロックを通過するように長手方向に平行かつ水平方向に垂直に切断した断面において、光反射層が形成されている領域を上下に拡大し、その拡大された領域を挟んで隣り合う金属ブロックのことを意味する。
本発明の発光素子搭載基板は、複数の発光素子搭載部の下に位置する複数の金属ブロックを有している。
金属ブロックは、めっき等のケミカルプロセスを経てスルーホール内に形成されるフィルドビアとは異なり、内部にボイドが形成されることがない。そのため、金属ブロックの伝熱効率が小さくなることもなく、放熱性を確保することができる。
本発明の発光素子搭載基板では、光反射層を挟んで隣り合う金属ブロックは、導体層により互いに短絡され、互いに光反射層を挟んで短絡する金属ブロックに挟まれる部分のプリント基板は、狭小部を有している。
発光素子が搭載された発光素子搭載基板が振動や衝撃を受けた際、あるいは曲げて配設される際、発光素子搭載基板は湾曲することになる。このような湾曲が、発光素子搭載部で生じると、発光素子が脱落しやすくなる。また、金属ブロックがプリント基板から抜け落ちたり、金属ブロックと導体層とが離れやすくなり、電気的な接続が切れやすくなる。
本発明の発光素子搭載基板では、発光素子搭載部及び金属ブロック周辺の湾曲度合いを低くするために、互いに短絡する金属ブロックの間のプリント基板に狭小部を設けている。
なお、本明細書において、「狭小部」とは、プリント基板において、狭小部以外の部分に比べて細くなっていることを意味する。つまり、本発明の発光素子搭載基板において発光素子搭載部が連なる方向を長手方向とした際に、狭小部の長手方向に垂直な断面の面積は、狭小部以外の長手方向に垂直な断面の面積よりも小さい。
ここで、物体の曲がり易さは断面二次モーメントにより表すことができる。断面二次モーメントが大きければ物体は曲がりにくく、断面二次モーメントが小さければ物体は曲がりやすい。また、断面二次モーメントの大きさは、物体の断面の面積に依存する。
プリント基板の狭小部の断面の面積は、プリント基板の狭小部以外の部分の断面の面積よりも小さいので、プリント基板の狭小部の断面二次モーメントは、プリント基板の狭小部以外の部分の断面二次モーメントよりも小さくなる。
そのため、振動や衝撃により発光素子搭載基板が湾曲する際は、狭小部から湾曲が開始されることになる。そして、狭小部から湾曲が開始されることにより発光素子搭載部が湾曲の始点となりにくくなる。その結果、発光素子搭載部の湾曲度合いを低くすることができる。
本発明の発光素子搭載基板では、上記狭小部は、上記導体層に形成されていることが望ましい。
発光素子搭載基板において導体層は硬い部分である。硬い部分である導体層に狭小部があると、発光素子搭載基板が振動や衝撃等を受けた際に、狭小部がより湾曲しやすくなる。そのため、発光素子搭載部の湾曲度合いを低くする効果が向上する。
本発明の発光素子搭載基板では、上記狭小部は、上記導体層の狭幅部によって構成されていてもよく、上記導体層の薄肉部によって構成されていてもよい。
導体層に狭幅部や薄肉部を形成することにより、狭小部を形成することができる。
なお、「導体層の狭幅部」とは、本発明の発光素子搭載基板を平面視した際に、導体層の幅が狭くなっている部分を意味し、「導体層の薄肉部」とは、本発明の発光素子搭載基板を側面視した際に、導体層の厚さが薄くなっている部分を意味する。
本発明の発光素子搭載基板では、上記狭小部は、上記樹脂基材に形成されていることが望ましい。
樹脂基材は柔らかいので、狭小部を容易に形成することができる。また、狭小部が形成された樹脂基材はより曲がりやすくなる。そのため、狭小部がより湾曲しやすくなる。そのため、発光素子搭載部の湾曲度合いを低くする効果が向上する。
本発明の発光素子搭載基板では、上記狭小部は、上記樹脂基材の狭幅部によって構成されていてもよく、上記樹脂基材の薄肉部によって構成されていてもよい。
なお、「樹脂基材の狭幅部」とは、本発明の発光素子搭載基板を平面視した際に、樹脂基材の幅が狭くなっている部分を意味し、「樹脂基材の薄肉部」とは、本発明の発光素子搭載基板を側面視した際に、樹脂基材の厚さが薄くなっている部分を意味する。
本発明の発光素子搭載基板では、上記貫通孔の平面視形状は、角部が丸い四角形であることが望ましい。
貫通孔の平面視形状の角部が丸い四角形であると、振動や衝撃等を受けた際でも応力が角部に集中しにくくなる。そのため、角部から亀裂進展することを抑制することができる。
また、本発明の発光素子搭載基板を平面視した際に、金属ブロックは貫通孔と同サイズの相似形であることが望ましい。
金属ブロックの剛性は高いため、貫通孔の角部にかかる応力を金属ブロックによって緩和させることができる。
本発明の発光素子搭載基板では、上記樹脂基材はポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミドから選択される少なくとも一種を含むことが望ましい。
これら物質が樹脂基材に含まれていると、樹脂基材の耐熱性が向上する。
本発明の発光素子搭載基板では、上記プリント基板の上記導体層は、上記金属ブロックを覆う金属めっき層を有することが望ましい。
導体層が、金属ブロックを覆う金属めっき層を有していると、導体層の表面が金属めっき層により保護されることになり、導体層を腐食から保護することができる。
また、金属ブロックと導体層とが金属めっき層により確実に接続される。従って、接触不良により通電が停止されることを防ぐことができる。
さらに、金属ブロックが金属めっき層に覆われるため、金属ブロックが貫通孔より飛び出ることを防ぐことができる。
本発明の発光素子搭載基板では、上記金属めっき層は、ニッケル及び銀からなる群から選択される少なくとも一種の金属からなることが望ましい。
金属めっき層がこれら物質からなると、金属めっきにより導体層を腐食から保護する効果を向上させることができる。
本発明の発光素子搭載基板では、上記発光素子搭載部は、複数の電極部を有し、上記電極部の下には上記金属ブロックが配置されていることが望ましい。
発光素子が発光素子搭載基板に配置された際に、電極部の下に金属ブロックが配置されていると、発光素子から発生する熱を効率よく金属ブロックに伝えることができる。その結果、発光素子搭載基板の使用時の放熱効率が向上する。
本発明の発光素子搭載基板では、上記光反射層は酸化チタンを顔料として含む絶縁層であることが望ましい。
酸化チタンは白色顔料であり、酸化チタンを含む光反射層は、好適に光を反射することができる。従って、好適に光反射層があることの効果を奏することができる。
本発明の発光素子搭載基板では、上記プリント基板は両面基板であってもよい。
図1(a)は、本発明の発光素子搭載基板の一例を模式的に示す平面図である。図1(b)は、図1(a)のA−A線断面図である。 図2(a)〜(d)は、本発明の発光素子搭載基板の製造方法において金属ブロックを挿嵌する工程を模式的に示す図である。 図3(a)〜(c)は、本発明の発光素子搭載基板における金属ブロックと素子搭載面側の導体層との位置関係の一例を模式的に示す断面図である。 図4は、本発明の発光素子搭載基板において、金属ブロックと裏面側の導体層との位置関係の一例を模式的に示す断面図である。 図5(a)〜(f)は、本発明の発光素子搭載基板の狭小部近傍の一例を模式的に示す平面図である。 図6(a)〜(c)は、本発明の発光素子搭載基板の狭小部近傍の断面の一例を模式的に示す模式図である。 図7は、発光素子が搭載された本発明の発光素子搭載基板の一例を模式的に示す断面図である。 図8は、本発明の発光素子搭載基板を製造する際のプリント基板準備工程を模式的に示す図である。 図9は、本発明の発光素子搭載基板を製造する際の貫通孔形成工程を模式的に示す図である。 図10は、本発明の発光素子搭載基板を製造する際の挿嵌工程を模式的に示す図である。 図11は、本発明の発光素子搭載基板を製造する際のエッチング工程を模式的に示す図である。 図12は、本発明の発光素子搭載基板を製造する際のプレス工程を模式的に示す図である。 図13は、本発明の発光素子搭載基板を製造の際の金属めっき工程を模式的に示す図である。 図14は、本発明の発光素子搭載基板を製造の際の素子搭載部形成工程を模式的に示す図である。 図15は、本発明の発光素子搭載基板を製造の際の光反射層形成工程を模式的に示す図である。
(発明の詳細な説明)
以下、本発明について具体的に説明する。しかしながら、本発明は、以下の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において適宜変更して適用することができる。
本発明の発光素子搭載基板について図面を参照しながら説明する。
図1(a)は、本発明の発光素子搭載基板の一例を模式的に示す平面図である。
図1(b)は、図1(a)のA−A線断面図である。
本発明の実施形態の一例である発光素子搭載基板1は、複数の発光素子搭載部20を連なって有する線状の発光素子搭載基板である。本発明の発光素子搭載基板は、線状であることで、曲げて配設することができるため、配設場所の形状による制約を受けることがない。また、発光素子搭載基板が振動や衝撃を受けた際、発光素子搭載基板は湾曲して衝撃を緩和させることができるため、発光素子搭載基板の損傷を防ぐことができる。
図1(a)及び(b)に示すように、発光素子搭載基板1は、プリント基板10と、複数の発光素子搭載部20と、光反射層30と、金属ブロック40とから構成されている。
また、プリント基板10の所定の位置には、狭小部60が形成されている。
各構成の位置関係を図面を用いて以下に説明する。
まず、図1(b)に示すように、発光素子搭載基板1には、発光素子搭載面2とその裏面3がある。
図1(a)及び(b)に示すように、プリント基板10の発光素子搭載面2側には、複数の発光素子搭載部20及び複数の発光素子搭載部20を開口させて覆う光反射層30が形成されている。
図1(a)及び(b)に示すように、プリント基板10は、両面基板であり、可撓性の樹脂基材11、発光素子搭載面2側に形成された導体層12及び裏面3側に形成された導体層13からなる。
図1(b)に示すように、樹脂基材11、導体層12及び導体層13には、貫通孔14が形成されており、その貫通孔14には複数の金属ブロック40が挿入されている。
また、金属ロック40は、発光素子搭載部20の下に位置している。
そして、光反射層30を挟んで隣り合う金属ブロック40は、導体層12及び導体層13により互いに短絡され、互いに光反射層30を挟んで短絡する金属ブロック40に挟まれる部分のプリント基板10は、狭小部60を有している
なお、「光反射層30を挟んで隣り合う金属ブロック40」とは、図1(b)に示すように、発光素子搭載基板1を金属ブロック40を通過するように長手方向に平行かつ水平方向に垂直に切断した断面において、光反射層30が形成されている領域を上下に拡大し、その拡大された領域を挟んで隣り合う金属ブロック40のことを意味する。
また、「光反射層30を挟んで隣り合う金属ブロック40」は、図1(a)に示すように、発光素子搭載基板1を平面視して、発光素子搭載部20が形成されている長手方向の領域を発光素子搭載部形成領域65とし、発光素子搭載部20が形成されていない長手方向の領域を非発光素子搭載部形成領域66とした際に、非発光素子搭載部形成領域66を挟んで隣り合う金属ブロック40と言い換えることもできる。
以下、本発明の発光素子搭載基板1の各構成について詳しく説明する。
プリント基板10を構成する可撓性の樹脂基材11の構成材料は、特に限定されないが、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミドから選択される少なくとも一種を含むことが望ましく、ポリイミドからなることがより望ましい。
これら物質が樹脂基材11に含まれていると、樹脂基材11の耐熱性が向上する。
また、樹脂基材11がポリイミドであると、樹脂基材11が、柔軟性と絶縁性との双方を好適に兼ね備える。従って、充分な絶縁性を確保しつつ、振動や衝撃等に強い樹脂基材11とすることができる。
樹脂基材11の厚さは、特に限定されないが、30〜70μmであることが望ましい。30μm以上であると樹脂基材11は振動や衝撃等に耐えうる強度を備え、70μm以下であると樹脂基材11は適度な可撓性を備えることができる。
プリント基板10を構成する導体層12及び導体層13の構成材料は、特に限定されないが、銅、ニッケル等であることが望ましい。これら構成材料は、電気伝導率が良好であり導体として適している。
導体層12及び導体層13の厚さは特に限定されないが、樹脂基材11よりも厚いことが望ましい。また、10〜300μmであることが望ましく、30〜300μmがより望ましく、70〜300μmがさらに望ましい。導体層12及び導体層13の厚さが10μm以上であると樹脂基材11に強度を持たせて樹脂基材11の破壊を抑制でき、300μm以下であると樹脂基材11に適度な可撓性を与えることができる。
なお、発光素子搭載基板1において、プリント基板10は両面基板であるが、本発明の発光素子搭載基板では、プリント基板は片面基板であってもよい。
発光素子搭載基板1では、複数の発光素子搭載部20の下に位置する樹脂基材11、導体層12及び導体層13には、貫通孔14が形成されている。
貫通孔14の平面視形状は、特に限定されないが、角部が丸い四角形であることが望ましい。
貫通孔14の平面視形状で角部が丸い四角形であると、振動や衝撃等を受けた際でも応力が角部に集中しにくくなる。そのため、角部から亀裂進展することを抑制することができる。
また、詳しくは後述するが、発光素子搭載基板1を平面視した際に、金属ブロック40は貫通孔14と同サイズの相似形であることが望ましい。
金属ブロック40の剛性は高いため、貫通孔14の角部にかかる応力を金属ブロック40によって緩和させることができる。
発光素子搭載基板1では、貫通孔14に金属ブロック40が挿入されている。
金属ブロック40は、めっき等のケミカルプロセスを経てスルーホール内に形成されるフィルドビアとは異なり、内部にボイドが形成されることがない。そのため、金属ブロック40の伝熱効率が小さくなることもなく、放熱性を確保することができる。
そのため、発光素子搭載基板1に発光素子が搭載され、発光素子が発熱したとしても、発光素子搭載基板1では金属ブロック40を通じて、発光素子から生じた熱を効率よく放熱することができる。
金属ブロック40の表面に陥没が生じることがないため、発光素子搭載基板1を被実装板に設けた放熱部と、金属ブロック40との間の距離が大きくなることを防ぐことができる。これにより、放熱部と金属ブロック40との間の熱抵抗を小さくすることができる。その結果、発光素子搭載基板1の放熱効率を高くすることができる。
また、底面や上面の端面が平坦な金属ブロック40を使用することで、金属ブロック40の表面に盛り上がりが生じないようにすることができ、このような金属ブロック40を用いることで、発光素子搭載基板1の裏面3における金属ブロック40の表面を被実装板に対して平行に配置することができる。すなわち、発光素子搭載基板1が傾いたりすることなく、被実装板に発光素子搭載基板1を配置することができる。これにより、発光素子搭載基板1に搭載した発光素子の光軸を安定して、所望の向きに維持することができる。さらに、表面に盛り上がりや、陥没のない金属ブロック40を用いることで、発光素子を搭載する際に、発光素子の光軸を安定させることができる。
発光素子搭載基板1では、複数の発光素子搭載部20のうち隣り合う発光素子搭載部20の下に配置された金属ブロック40は、導体層12及び導体層13により互いに短絡されている。
そのため、金属ブロック40は、電気伝導体としても機能する。
金属ブロック40の構成材料は、特に限定されないが、電気伝導率及び熱伝導率に優れる銅であることが望ましい。
また、金属ブロック40の形状は、特に限定されないが、底面(表面)が平坦な柱状であることが望ましい。このような形状としては、例えば、円柱、四角柱、六角柱、八角柱等が挙げられる。また、底面が多角形である場合、角部は丸められていることが望ましい。これら金属ブロックの中では、角部が丸い四角形を底面とする四角柱であることが望ましい。角部が丸い四角形を底面とする四角柱である金属ブロック40は、線状の発光素子搭載基板1において、長手方向に連続的に配設することにより、効率よく占有面積を大きくすることができるので、放熱効率も高くすることができる。また、金属ブロック40の底面の角部は丸められていると、金属ブロック40周辺のプリント基板10に加わる集中応力が緩和され、発光素子搭載基板1の信頼性が向上させることができる。
図1(b)に示すように、発光素子搭載基板1は、導体層12には、金属ブロック40を覆う金属めっき層50を有することが望ましい。
導体層12が、金属ブロック40を覆う金属めっき層50を有していると、導体層12の表面が金属めっき層50により保護されることになり、導体層12を腐食から保護することができる。
また、金属ブロック40と導体層12とが金属めっき層50により確実に接続される。従って、接触不良により通電が停止されることを防ぐことができる。
発光素子搭載基板1では、金属めっき層50は、ニッケル及び銀からなる群から選択される少なくとも一種の金属からなることが望ましい。
金属めっき層50がこれら物質からなると、金属めっき層50により導体層を腐食から保護する効果を向上させることができる。
また、金属めっき層50の厚さは特に限定されないが、1.0〜10μmであることが望ましい。金属めっき層50の厚さが1.0μm以上であると、導体層12を腐食しにくくすることができ、金属めっき層50の厚さが10μm以下であると発光素子搭載基板1の狭小部60において適度な可撓性を与えることができる。
発光素子搭載基板1では、金属めっき層50は、金属ブロック40の表面及び導体層12の表面に、金属ブロック40の外周41と、導体層12に形成された貫通孔14の内周14aとを繋げるように形成されていることが望ましい。
導体層14に形成された貫通孔14の内周14aについて図面を用いて説明する。
図2(a)〜(d)は、本発明の発光素子搭載基板の製造方法において金属ブロックを挿嵌する工程を模式的に示す図である。
図2(a)に示すように、発光素子搭載基板1を製造する場合には、まず、プリント基板10に貫通孔14を形成することになる。
そして、図2(b)に示すように、金属ブロック40は、貫通孔14の素子搭載面2側のから挿嵌されることになる。
図2(c)に示すように、金属ブロック40の挿嵌に伴い、導体層12は、金属ブロック40に引っ張られ陥没することがある。
そのため、導体層12に形成された貫通孔14の内周14aと、金属ブロック40の外周41との間に隙間が生じやすくなる。
しかし、図2(d)に示すように、金属めっき層50が、金属ブロック40の外周41と、貫通孔14の内周14aとを繋げるように形成されていると、金属ブロック40と導体層12とが金属めっき層50により確実に接続される。従って、接触不良により通電が停止されることを防ぐことができる。
また、金属ブロック40が貫通孔14に挿嵌された際に、金属ブロック40が取り得る、導体層12との位置関係を図面を用いて以下に説明する。
図3(a)〜(c)は、本発明の発光素子搭載基板における金属ブロックと素子搭載面側の導体層との位置関係の一例を模式的に示す断面図である。
図3(a)では、金属ブロック40の表面45と、導体層12の表面12aとが略同一平面上に位置している。この形態では、金属ブロック40とプリント基板10との境界部上の金属めっき層50の表面の平面度を保ちやすくし、後に実装部品を実装する際に精度よく行うことができる。
図3(b)では、金属ブロック40が、導体層12のから突出し、第1の突出部42が形成されている。なお、第1の突出部42の高さTは、例えば5〜1000μmである。この形態では、金属めっき層50と金属ブロック40との接触面積が、金属ブロック40の表面45と、導体層12の表面12aとが略同一平面上に位置している形態(図3(a)の形態)よりも大きくなるため、金属ブロック40に対する拘束力を増加させ、金属ブロック40を抜け落ちにくくなる。また、第1の突出部42の高さTが5μm以上であると、金属ブロック40が抜け落ちにくくなる接触面積を確保することができ、1000μm以下では発光素子搭載基板1を薄くできるため、部品を搭載した際に放熱性を確保することができる。
図3(c)では、金属ブロック40が、導体層12に埋没し陥没部14bが形成されている。なお、陥没部14bの深さDは、例えば5〜1000μmである。この形態では、導体層12の表面にある貫通孔14における角部への応力を抑制する事ができる。金属ブロック40による応力は導体層12の表面の貫通孔14における角部へ集中しやすい。そのため、陥没部14bの深さDが5μm以上であれば導体層12の表面にある貫通孔14における角部への応力を低くでき、1000μm以下であれば金属ブロック40の放熱効率を維持することができる。
発光素子搭載基板1では、金属ブロック40が図3(a)〜(c)に示すいずれの位置に配置されていてもよい。
また。金属ブロック40が、図3(a)〜(c)に示すいずれの位置に配置されていたとしても、金属めっき層50を形成することで、金属ブロック40と導体層12とを電気的に確実に接続することができる。
また、金属めっき層50は、金属ブロック40の表面45と導体層12の表面12aとを覆うように形成されていることが望ましい。
金属ブロック40は、貫通孔14に挿嵌されているものの、衝撃等により貫通孔14から飛び出ることがある。
しかし、金属ブロック40の表面45と導体層12の表面12aとを覆うように金属めっき層50が形成されていると、金属ブロック40が金属めっき層50に覆われるため、金属ブロック40が貫通孔14より飛び出ることを防ぐことができる。
発光素子搭載基板1では、金属ブロック40は、図4に示すように、裏面3側のプリント基板10から突出した第2の突出部43が形成されていてもよい。
図4は、本発明の発光素子搭載基板において、金属ブロックと裏面側の導体層との位置関係の一例を模式的に示す断面図である。
この場合には、第2の突出部43において、金属ブロック40を、被実装板に当接させることができる。これにより、金属ブロック40と被実装板との間の熱抵抗を小さくして放熱性を向上させることができると共に、光軸安定性を向上させることができる。
第2の突出部43の高さTは例えば5〜1000μmである。5μm以上では、発光素子搭載基板1が熱膨張で湾曲しても、金属ブロック40が突出して被実装板に接触端部が接触するため、非実装板との接続信頼性を向上させることができる。また、第2の突出部43の高さTが1000μm以下であると、金属ブロック40が充分に短いので、発光素子からの発熱は速やかに金属ブロック40を通過する。そのため、発光素子からの熱は、速やかに拡散することができ、効率よく放熱を行うことができる。
図1(b)に示すように、発光素子搭載基板1では、発光素子搭載部20は、互いに分離した2組の電極部21を有することが望ましい。また、図1(b)に示すように、電極部21の下には金属ブロック40が配置されていることが望ましい。
発光素子が発光素子搭載基板1に配置された際に、電極部21の下に金属ブロック40が配置されていると、発光素子から発生する熱を直接的に金属ブロック40に伝えることができる。その結果、発光素子搭載基板1の使用時の放熱効率が向上する。
発光素子搭載基板1において、金属めっき層50がニッケルからなる場合には、電極部21は、金層からなることが望ましい。
発光素子搭載基板1を製造する際に、金属めっき層50をニッケルとし、その上に金層を形成することにより、金がニッケルの酸化を防止するので、上記のように導体層12と発光素子との電気的な接続が悪くなることを防ぐことができる。
また、金層の厚さは特に限定されないが、0.5〜3.0μmであることが望ましい。0.5μm以上では金属めっき層50を酸化しにくくすることができ、3.0μm以下では発光素子からの発熱を速やかに金属ブロック40へ伝えることができる。
図1(a)及び(b)に示すように、発光素子搭載基板1では、互いに光反射層30を挟んで短絡する金属ブロック40に挟まれる部分のプリント基板10は、狭小部60を有している。
発光素子が搭載された発光素子搭載基板1が振動や衝撃を受けた際、発光素子搭載基板1は湾曲することになる。このような湾曲が、発光素子搭載部20で生じると、発光素子が脱落しやすくなる。また、金属ブロック40がプリント基板10から抜け落ちたり、金属ブロック40と導体層12及び導体層13とが離れやすくなり、電気的な接続が切れやすくなる。
発光素子搭載基板1では、発光素子搭載部20の湾曲度合いを低くするために狭小部60を設けている。
プリント基板10の狭小部60の断面の面積は、プリント基板10の狭小部60以外の部分の断面の面積よりも小さい。ここで、物体の曲がり易さは断面二次モーメントにより表すことができる。断面二次モーメントが大きければ物体は曲がりにくく、断面二次モーメントが小さければ物体は曲がりやすい。また、断面二次モーメントの大きさは、物体の断面の面積に依存する。
プリント基板10の狭小部60の断面の面積は、プリント基板10の狭小部60以外の部分の断面の面積よりも小さいので、プリント基板10の狭小部60の断面二次モーメントは、プリント基板10の狭小部60以外の部分の断面二次モーメントよりも小さくなる。
そのため、振動や衝撃により発光素子搭載基板1が湾曲する際は、狭小部60から湾曲が開始されることになる。そして、狭小部60から湾曲が開始されることにより発光素子搭載部20が湾曲の始点となりにくくなる。その結果、発光素子搭載部20の湾曲度合いを低くすることができる。
狭小部60は、発光素子搭載基板1において、互いに短絡する金属ブロック40の間のプリント基板10に形成されていれば、どのように形成されていてもよく、どのような形状であってもよい。
上記の通り、発光素子搭載基板1では、プリント基板の狭小部60の断面の面積を、プリント基板10の狭小部60以外の部分の断面の面積よりも小さくすることにより、発光素子搭載部20の湾曲度合いを低くしている。つまり、発光素子搭載基板1では、プリント基板10の狭小部60の断面の面積が、プリント基板10の狭小部60以外の断面の面積よりも小さければ、狭小部60の形状は特に限定されず、プリント基板10の狭小部60が形成されている部分が、プリント基板10の狭小部が形成されていない部分よりも薄くてもよく、細くてもよい。
また、発光素子搭載基板1では、狭小部60は、導体層12又は導体層13に形成されていてもよい。さらに、狭小部60は、導体層12又は導体層13の狭幅部によって構成されていてもよく、導体層12又は導体層13の薄肉部によって構成されていてもよい。
発光素子搭載基板1において導体層12及び導体層13は硬い部分である。硬い部分である導体層12又は導体層13に狭小部60があると、発光素子搭載基板1が振動や衝撃等を受けた際に、狭小部60がより湾曲しやすくなる。そのため、発光素子搭載部20の湾曲度合いを低くする効果が向上する。
さらに、発光素子搭載基板1では、狭小部60は、樹脂基材11に形成されていてもよい。さらに狭小部60は、樹脂基材11の狭幅部によって構成されていてもよく、樹脂基材11の薄肉部によって構成されていてもよい。
樹脂基材11は柔らかいので、狭小部60を容易に形成することができる。また、狭小部60が形成された樹脂基材11はより曲がりやすくなる。そのため、狭小部60がより湾曲しやすくなるので、発光素子搭載部20の湾曲度合いを低くする効果が向上する。
狭小部60の形状を、図面を用いてより詳しく説明する。
図5(a)〜(f)は、本発明の発光素子搭載基板の狭小部近傍の一例を模式的に示す平面図である。
図5(a)〜(f)に示す狭小部60近傍は、側面61及び側面61と反対の側面62からなっており、側面61及び/又は側面62は内側に凹んでいる。
狭小部60は、図5(a)に示すように、側面61及び側面62が内側に三角状に凹む形状であってもよく、図5(b)に示すように、側面61及び側面62が内側に四角状に凹む形状であってもよく、図5(c)に示すように側面61及び側面62が内側に円弧状に凹む形状であってもよい。
また、狭小部60は、図5(d)に示すように、側面61のみ内側に三角状に凹む形状であってもよく、図5(e)に示すように、側面61のみ内側に四角状に凹む形状であってもよく、図5(f)に示すように、側面61のみ内側に円弧状に凹む形状であってもよい。なお、本発明の発光素子搭載基板の狭小部では、側面62のみが内側に凹んでいてもよい。
また、本発明の発光素子搭載基板の狭小部では、導体層12、樹脂基材11及び導体層13のいずれか一つの側面が矩形状又は円弧状に凹んでいてもよい。
図6(a)〜(c)は、本発明の発光素子搭載基板の狭小部近傍の断面の一例を模式的に示す模式図である。
狭小部60は、図6(a)に示すように、導体層12及び導体層13が薄くなるような形状であってもよく、図6(b)に示すように、導体層12のみが薄くなるような形状であってもよく、図6(c)に示すように、導体層13のみが薄くなるような形状であってもよい。
また、狭小部60は、図5(a)〜(f)に示すように、側面61及び/又は側面62が内側に凹んだ形状であり、かつ、図6(a)〜(c)に示すように、導体層12及び/又は導体層13が薄くなるような形状であってもよい。その他、導体層12の狭幅部及び薄肉部は、配線パターンとして形成してもよく、導体層12の狭幅部は配線パターンのライン導体部であり、箔肉部は完全に導体層を取り除いた配線パターンのライン間のスペース部としてもよい。パターン配線として狭小部60を形成すると、配線パターンのデザインにより湾曲度合いを細かく調整することができる。
発光素子搭載基板1では、発光素子搭載部20を開口させて覆う光反射層30が形成されている。
光反射層30が形成されていることの効果を以下に図面を用いて説明する。
図7は、発光素子が搭載された本発明の発光素子搭載基板の一例を模式的に示す断面図である。
図7では、発光素子70が、発光素子搭載基板1の発光素子搭載部に搭載されている。
発光素子70は面実装型であれば特に限定されず、例えば、LED(発光ダイオード)やLD(レーザーダイオード)等を用いることができる。
また、発光素子搭載基板1には、この発光素子70の保護や発光素子70の光源色を混ぜたりする目的で、透明なカバー71で覆われてもよい。
図7に示すように、光反射層30を備える発光素子搭載基板1では、発光素子70が光を発すると、大部分の光はカバー71を透過することになるが、一部の光は、カバー71により反射されることになる(図7中、矢印の向きは光の進む方向を示し、矢印の太さは光の量を示している)。発光素子搭載基板1のように、光反射層30が形成されていると、その反射された光を再反射することができる。従って、輝度を高めることができる。
なお、カバー71の構成材料は特に限定されないがアクリル樹脂(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、ガラス等であることが望ましい。
また、発光素子搭載用基板1では、光反射層30の構成材料は特に限定されないが、酸化チタンを顔料として含む絶縁層であることが望ましく、酸化チタンを顔料に含むソルダーレジスト層であることがより望ましい。
酸化チタンは白色顔料であり、酸化チタンを含む光反射層30は、好適に光を反射することができる。従って、好適に光反射層30があることの効果を奏することができる。
また、光反射層30が酸化チタンを顔料に含むソルダーレジスト層であると、上記の効果に加え、同時にソルダーレジストとしても機能する。また、酸化チタンは親水性が強いため、光反射層に水分が付着した際に水分は膜状となって、水分が付着しても表面を曇りにくい状態となるため、反射効率を高く維持できる。そのため、水分が付着しやすい状況で発光素子搭載用基板1を用いることができる。
次に、本発明の発光素子搭載基板の製造方法の一例について説明する。
(1)プリント基板準備工程
図8は、本発明の発光素子搭載基板を製造する際のプリント基板準備工程を模式的に示す図である。
まず、図8に示すように、可塑性の樹脂基材11の発光素子搭載面2となる側に導体層12を備え、可塑性の樹脂基材11の裏面3となる側に導体層13を備えたプリント基板10を準備する。
樹脂基材11、導体層12及び導体層13の構成材料は、上記の通りであるのでここでの記載は省略する。
プリント基板準備工程において、狭小部60が形成された樹脂基材11を準備してもよく、狭小部が形成されていないプリント基板10を準備した後に、プリント基板10の一部を切削して狭小部60を形成してもよい。なお、本発明の発光素子搭載基板の製造方法において狭小部を形成することは必須であるが、狭小部を形成する時期は、特に限定されず、本発明の発光素子搭載基板を製造する各工程のいずれかで形成すればよい。
また、狭小部を形成する時期としては、本工程で形成するか後述する(4)エッチング工程において形成することが望ましい。
狭小部60の形状としては、図5(a)〜(f)及び図6(a)〜(c)に示す通りであり、これらの説明は既にしているのでここでの記載は省略する。
(2)貫通孔形成工程
図9は、本発明の発光素子搭載基板を製造する際の貫通孔形成工程を模式的に示す図である。
上記(1)プリント基板準備工程で準備したプリント基板10に、図9に示すように、導体層12、樹脂基材11、導体層13を貫通する貫通孔14を形成する。
貫通孔14を形成する方法は、プレス、ドリルを用いることができる。
なお、貫通孔14の望ましい形状等は、上記の通りであるので、ここでの記載は省略する。
(3)挿嵌工程
図10は、本発明の発光素子搭載基板を製造する際の挿嵌工程を模式的に示す図である。
上記(2)貫通孔形成工程の後、図10に示すように、貫通孔14に金属ブロック40を挿嵌する。
金属ブロック40は、発光素子搭載面2となる側から貫通孔14に挿嵌することが望ましい。
金属ブロック40の望ましい形態等は上記の通りであるので、ここでの説明は省略する。
なお、本発明の発光素子搭載基板を製造する際には、上記(2)貫通孔形成工程において貫通孔14を形成すると同時に、上記(3)挿嵌工程を行うことが望ましい。
このような方法では一度の動作で貫通孔14を形成し、貫通孔14に金属ブロック40を挿嵌することができる。そのため、効率よく発光素子搭載基板1を製造することができる。
(4)エッチング工程
図11は、本発明の発光素子搭載基板を製造する際のエッチング工程を模式的に示す図である。
上記(3)挿嵌工程の後、図11に示すように、導体層12、金属ブロック40、導体層13にエッチングレジスト81を形成し、エッチングによりパターン形成する。その後、エッチングレジスト81を除去する。
このような方法により任意のパターンを形成することができる。
エッチング液としては、例えば、硫酸−過酸化水素水溶液、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩水溶液、塩化第二鉄、塩化第二銅、塩酸等が挙げられる。また、エッチング液として第二銅錯体と有機酸とを含む混合溶液を用いてもよい。
なお、上記(1)プリント基板準備工程において狭小部を形成しない場合には、本工程において、上記パターンを形成する他に、導体層12及び/又は導体層13に狭小部を形成することが望ましい。
狭小部を形成するには、上記パターンを形成した後、狭小部としたい部分以外にエッチングレジストを形成し、エッチングにより、狭小部としたい導体層12及び/又は導体層13の部分を薄くする。このような方法で、導体層12及び/又は導体層13のパターン配線に凹部を形成することにより、狭小部を形成することができる。
(5)プレス工程
図12は、本発明の発光素子搭載基板を製造する際のプレス工程を模式的に示す図である。
上記(4)エッチング工程の後、図12に示すように、所定の形状を有するプレス用金型82を用いて金属ブロック40が挿嵌されたプリント基板10をプレス加工することにより、導体層12の表面及び導体層13の表面に対する金属ブロック40の表面の位置を制御する。
導体層12の表面及び導体層13の表面に対する金属ブロック40の表面の位置としては、図3(a)〜(c)及び図4に示す通りであり、これらの説明は既にしているのでここでの記載は省略する。
(6)コイニング工程
次に、導体層12の表面の平面度を向上させるためコイニングを行う。
コイニングすることにより、導体層13の表面の平面度を高めると、発光素子70の実装性を高めることができる。さらに、導体層13の表面の平面度が高いと、発光素子70の光軸が揃い輝度を高めることができる。
また、コイニングによって、金属ブロック40の第1の突出部42及び第2の突出部43の位置を制御することができる。
なお、コイニングとは部分的に圧力を加える事で内部塑性変形を起こさせて、圧力を加えた部分の平坦度を改善する方法である。
(7)金属めっき工程
図13は、本発明の発光素子搭載基板を製造の際の金属めっき工程を模式的に示す図である。
上記(6)コイニング工程の後、図13に示すように、導体層12の表面に金属めっき層50を形成する金属めっき工程を行う。
金属めっき層50を形成すると、導体層12の表面が金属めっき層50により保護されることになり、導体層12を腐食から保護することができる。
また、後の工程で発光素子搭載部20を形成する際に、金属めっき層50により導体層12と発光素子搭載部20との接続性を向上させることができる。
また、金属めっき工程では、ニッケル及び銀からなる群から選択される少なくとも一種の金属を用いて金属めっきを行うことが望ましい。
これら金属を用いて金属めっき層50を形成すると、金属めっき層50があることの効果が好適に発揮される。
また、金属めっき工程においては、金属ブロック40の表面45及び導体層12の表面12aを覆うように、かつ、金属ブロック40の外周41と導体層12に形成された金属ブロック40の貫通孔14の内周14aとを繋げるように金属めっき層50を形成することが望ましい。
金属ブロック40の表面45及び導体層12の表面12aを覆うように金属めっき層50を形成すると、金属めっき層50が金属ブロック40を固定し、金属ブロック40が貫通孔14から飛び出にくくすることができる。
上記挿嵌工程において金属ブロック40を挿嵌する際には、導体層12、樹脂基材11及び導体層13は、金属ブロック40に引っ張られ陥没することがある。
そのため、導体層12に形成された貫通孔14の内周14aと、金属ブロック40の外周41との間に隙間が生じやすくなる。
そこで、金属ブロック40の外周41と導体層12に形成された貫通孔14の内周14aとを繋げるように金属めっき層50を形成すると、金属ブロック40と導体層12とを金属めっき層50により確実に接続することができ、接触不良により通電が停止されることを防ぐ。
また、金属ブロック40と貫通孔14の内周14aとに隙間を生じた際、隙間に金属ペーストを充填したのち、溶融冷却させることで金属ブロック40を導体層12とを接続させてもよい。そうすることで、金属ブロック40の接続信頼性を高める。また、溶融冷却した金属ペーストは、緩衝材との役割も果たし、発光素子搭載基板1が熱膨張した際、貫通孔14の周辺に加わる応力を緩和させることができる。
金属ペーストとしては、銅、銀等を用いることができる。
(8)素子搭載部形成工程
図14は、本発明の発光素子搭載基板を製造の際の素子搭載部形成工程を模式的に示す図である。
上記(7)金属めっき工程の後、発光素子と導体層12とを電気的に良好に接続するために、図14に示すように、発光素子搭載部20である互いに分離した電極部21を導体層13に形成する。
なお、上記(7)金属めっき工程でニッケルを用いて金属めっき層50を形成している場合には、金属めっき層50の表面に酸化皮膜が生じ、発光素子搭載基板1に発光素子70を搭載する際に、導体層12と発光素子70との電気的な接続が悪くなりやすい。
そこで、電極部21を形成する際には、酸化皮膜を除去し、金属めっき層50の上に金めっきを行うことにより金からなる電極部21を形成することが望ましい。
ニッケル酸化皮膜の除去は、通常用いられるニッケル酸化皮膜除去剤を用いて行うことができる。ニッケル酸化皮膜除去剤としては従来公知の試薬を用いることができる。
また、金めっきは、無電解金めっき液を用いて行うことが望ましい。
(9)光反射層形成工程
図15は、本発明の発光素子搭載基板を製造の際の光反射層形成工程を模式的に示す図である。
上記(8)素子搭載部形成工程の後、図15に示すように、発光素子搭載部20(電極部21)が露出するように導体層13の最表面となる位置に光反射層30を形成する。
光反射層30の構成材料等は、上記の通りであるので、ここでの説明は省略する。
以上の工程を経て、発光素子搭載用基板1を製造することができる。
なお、本発明の発光素子搭載基板の製造をする際には、上記(1)〜(9)の各工程を順に行う必要はなく、必要に応じて各工程の順番を入れ替えてもよい。
1 発光素子搭載基板
2 発光素子搭載面
3 裏面
10 プリント基板
11 樹脂基材
12、13 導体層
12a 導体層の表面
14 貫通孔
14a 貫通孔の内周
14b 陥没部
20 発光素子搭載部
21 電極部
30 光反射層
40 金属ブロック
41 金属ブロックの外周
42 第1の突出部
43 第2の突出部
45 金属ブロックの表面
50 金属めっき層
60 狭小部
61、62 側面
65 発光素子搭載部形成領域
66 非発光素子搭載部形成領域
70 発光素子
71 カバー
81 エッチングレジスト
82 プレス用金型

Claims (14)

  1. 複数の発光素子搭載部を連なって有する線状の発光素子搭載基板であって、
    前記発光素子搭載基板は、
    可撓性の樹脂基材及び前記発光素子搭載部に延びる導体層からなるプリント基板と、
    前記発光素子搭載部を開口させて前記プリント基板を覆う光反射層と、
    前記樹脂基材及び前記導体層に形成された貫通孔に挿入されるとともに、前記複数の発光素子搭載部の下に位置する複数の金属ブロックとからなり、
    前記光反射層を挟んで隣り合う前記金属ブロックは、前記導体層により互いに短絡され、
    互いに前記光反射層を挟んで短絡する前記金属ブロックに挟まれる部分の前記プリント基板は、狭小部を有していることを特徴とする発光素子搭載基板。
  2. 前記狭小部は、前記導体層に形成されている請求項1に記載の発光素子搭載基板。
  3. 前記狭小部は、前記導体層の狭幅部によって構成される請求項2に記載の発光素子搭載基板。
  4. 前記狭小部は、前記導体層の薄肉部によって構成される請求項2又は3に記載の発光素子搭載基板。
  5. 前記狭小部は、前記樹脂基材に形成されている請求項1〜4のいずれかに記載の発光素子搭載基板。
  6. 前記狭小部は、前記樹脂基材の狭幅部によって構成される請求項5に記載の発光素子搭載基板。
  7. 前記狭小部は、前記樹脂基材の薄肉部によって構成される請求項5又は6に記載の発光素子搭載基板。
  8. 前記貫通孔の平面視形状は、角部が丸い四角形である請求項1〜7のいずれか1項に記載の発光素子搭載基板。
  9. 前記樹脂基材はポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミドから選択される少なくとも一種を含む請求項1〜8のいずれか1項に記載の発光素子搭載基板。
  10. 前記プリント基板の前記導体層は、前記金属ブロックを覆う金属めっき層を有する請求項1〜9のいずれか1項に記載の発光素子搭載基板。
  11. 前記金属めっき層は、ニッケル及び銀からなる群から選択される少なくとも一種の金属からなる請求項10に記載の発光素子搭載基板。
  12. 前記発光素子搭載部は、複数の電極部を有し、前記電極部の下には前記金属ブロックが配置されている請求項1〜11のいずれかに記載の発光素子搭載基板。
  13. 前記光反射層は酸化チタンを顔料として含む絶縁層である請求項1〜12のいずれかに記載の発光素子搭載基板。
  14. 前記プリント基板は両面基板である請求項1〜13のいずれか1項に記載の発光素子搭載基板。
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