JP2010092973A - 電子部品 - Google Patents

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充弘 尾前
Akihisa Matsumoto
章寿 松本
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Abstract

【課題】複数の導電体を備える基板と外枠を有し、基板に装着する部材を封止するために樹脂を充填する電子部品において、十分な放熱性を備えると共に、樹脂の剥離や脱落が生じ難い構成とする電子部品を提供する。
【解決手段】複数の導電体を備える基板1と該基板の周囲を囲む外枠30とを有し、該外枠により囲まれた開口部31の内部に樹脂40を充填した電子部品100〜108であって、前記外枠30を前記基板1に載置し、前記外枠30と前記基板1との間に、前記樹脂40を充填して引掛り部を形成する間隙部33を設ける構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の導電体を備える基板と該基板の周囲を囲む外枠とを有する電子部品に関し、特に、外枠により囲まれた開口部の内部に樹脂を充填した電子部品に関するものである。
従来、主面上に複数の電極層からなる導電体を備え、電子回路を構成する配線が形成された回路基板や、金属製リードフレームからなる導電体を備える基板の上部を樹脂で封止した電子部品が知られている。また、これらの基板上に形成される導電体のいずれかにLED発光素子を搭載し、周囲を反射枠体で囲み、囲まれた開口部の内部に樹脂を充填した電子部品も知られている。
例えば、図17(a)に示すように、基材2に複数の電極層3、4、6、7、8、9を形成した基板1にLED発光素子20を搭載して、外枠30を載置してその開口部31に樹脂40を充填した構成の電子部品100Aが知られている。電極層3は、正の極性を持つ複数の有極性電極層であり、電極層4は、負の極性を持つ複数の有極性電極層であって、これらの有極性電極層と絶縁部を介して電気的に分離された極性を持たない無極性電極層6が設けられ、この無極性電極層6に、接着剤層21を介してLED発光素子20が搭載されている。
電極層7、8は、基材2の下面に形成され、主として配線用に用いられる電極層であって、電極層9は、主として放熱用に用いられる電極層として形成されている。また、前記電極層7、8は、上記した複数の有極性電極層3、4にそれぞれ対応するように複数形成されていて、基材2を貫通して設けられる接続部2aを介してそれぞれ電気的に接続されている。また、配線用に用いられている電極層7、8には、基板1のそれぞれの端部に形成された電極端子7a、8aが一体的に連結されている。また、放熱用に用いられる電極層9は、例えば基材2を貫通して設けられる接続部2bを介して無極性電極層6に電気的に接続されている。
また、図17(b)に示すように、基板1の無極性電極層6に接着剤層10を介して外枠30を接着している。この際に、接着剤層10から接着剤10Aが開口部31の内側面31aからはみ出すことがある。35Aは、外枠30の底部を切り欠いて形成した切欠部であり、絶縁部材11を充填した後、基板1と外枠30とを接着剤層10によって接着している。
接着剤10Aが樹脂40側にはみ出すと、接着剤10Aと樹脂40との接着性により樹脂40の剥離が生じる場合がある。また、時間経過と共にはみ出した接着剤10Aが変色して、光出力の低下の原因となる場合が生じる。
封止用に用いられる樹脂としては、エポキシ樹脂やシリコン樹脂が一般的である。また、LED発光素子は、通電することで所定の発光が得られるが、同時に発熱が生じ、LED発光素子、および、封止用樹脂などの性能劣化の原因となる。
エポキシ樹脂は、短波長の光や熱などによって変色し、光透過率の低下と光の吸収増加などにより、LED製品の出力低下が生じることがある。シリコン樹脂はそのような問題は生じ難いが、エポキシ樹脂と比較すると、その接着強度に難点があって、特に、金メッキ、銀メッキなど、電子部品の電極材料との接着強度が得がたい場合がある。
一般に樹脂は、外力による変形や、温度上昇時の熱膨張率の差による応力などによって、電極層からの剥離が生じる場合ある。そのために、LED発光素子の発熱を、熱伝導性の高い金属を用いて放熱させることにより、剥離抑制することも可能である。
また、LED発光素子の光を前方に向けて反射するために装着される反射枠体としては、樹脂体の表面に金属メッキ膜を形成したもの、もしくは、金属製(例えば、アルミ合金)が使用されており、その反射面と基板との間に、エポキシ樹脂などの透明な樹脂を充填している。
そのために、熱伝導性の高い金属ブロックに反射面を形成したリフレクターを用いると共に、このリフレクターの脚部を実装基板上に固着して放熱性を高める半導体発光装置が既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−229003号公報
基板と反射枠体を接着するためにエポキシ樹脂を使用する場合に、その接着工程において、接着剤がLED発光素子搭載領域内にはみ出すことがある。この場合、エポキシ樹脂が時間経過と共に変色し光出力の低下の原因となる。また、変色すると製品外観の低下の原因ともなる。
さらに、エポキシ樹脂は、LED発光素子に用いられているシリコン樹脂と基本的に接着しないので、エポキシ樹脂のはみ出し部分から剥離が生じることがある。
また、基板と反射枠体を接着するためや封止樹脂としてシリコン樹脂を使用する場合には、もともと強くない接着強度が、高温環境下では、さらに接着力が低下する傾向があるので、十分な放熱性を備えていることが好ましい。
さらに、高輝度な照明が必要な場合には、高出力のLED発光素子を用いて、通電する電流値も大きくしているが、この際に発熱する発熱量は、通電する電流の強さに従って大きくなるので、さらに十分な放熱性を備えていると共に樹脂の剥離や脱落が生じ難い構造であることが好ましい。
そこで本発明は、上記問題点に鑑み、複数の導電体を備える基板と外枠を有し、基板に装着する部材を封止するために樹脂を充填する電子部品において、十分な放熱性を備えると共に、樹脂の剥離や脱落が生じ難い構成とする電子部品を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、複数の導電体を備える基板と該基板の周囲を囲む外枠とを有し、該外枠により囲まれた開口部の内部に樹脂を充填した電子部品であって、前記外枠を前記基板に載置し、前記外枠と前記基板との間に、前記樹脂を充填して引掛り部を形成する間隙部を設けたことを特徴としている。
上記の構成であれば、外枠と基板との間に形成する間隙部に樹脂を充填して引掛り部を形成するので、充填される樹脂の脱落を防止する電子部品を得ることができる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記外枠と前記基板とが接する開口縁部に沿った前記外枠と前記基板との間に、前記外枠と前記基板との少なくとも一方に段もしくは溝部を設けて、前記間隙部を形成したことを特徴としている。この構成によると、外枠と基板とのいずれか一方に段もしくは溝部を設けるだけの簡単な構成で、樹脂が充填される引掛り部を形成することができる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記外枠と前記基板とが接着剤によって固定されていることを特徴としている。この構成によると、接着剤が開口部の内側に漏れても、開口縁部に沿って設けられている間隙部内に納まるので、樹脂が変色しても外部からは見えずに製品外観を損なうことがない。そのために、封止樹脂の種類に拘らずに外枠と回路基板とをしっかり固定できる接着剤を用いることができる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記外枠に、前記開口縁部から拡径する方向に窪んだ間隙部を設けたことを特徴としている。この構成によると、外枠の一部を切欠いて、基板との間に間隙部を形成することができる。また、この間隙部に樹脂を充填して開口縁部から拡径する引掛り部を形成可能となるので、大きな引掛り力を発揮して外枠で囲まれた開口部に充填される樹脂の脱落を確実に防止することができる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記基板が、前記導電体として通電用電極層と放熱用電極層とからなる複数の電極層を備え、電子回路を構成する配線が形成された回路基板であることを特徴としている。この構成によると、回路基板を封止する樹脂の剥離や脱落を防止可能となる電子部品を得ることができると共に、電子部品の発熱を放熱用電極層を介して放熱することができる。
また本発明は上記構成の電子部品において、さらに、前記基板に前記樹脂を充填可能な穴もしくは溝を設け、該穴もしくは溝に前記樹脂を充填して前記引掛り部を形成したことを特徴としている。この構成によると、開口縁部に沿って形成される引掛り部に加えて基板に設ける穴もしくは溝がさらに引掛り部となって、充填される樹脂の脱落をさらに効果的に防止することができる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記穴もしくは溝を前記開口縁部近傍に設けたことを特徴としている。この構成によると、開口縁部近傍で引掛け力が作用するので、基板を封止する樹脂の脱落を効果的に抑制することができる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記穴もしくは溝を、前記基板を貫通して設け、前記樹脂を前記基板の裏側まで充填したことを特徴としている。この構成によると、基板の裏側まで浸透して硬化する樹脂が、抜け防止力を発揮するので、回路基板と外枠との接着度をさらに高めることができる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記導電体として、複数の金属製リードフレームを備え、これらのフレーム間に隙間を形成し、この隙間に前記樹脂を充填して引掛り部を形成したことを特徴としている。この構成によると、金属製リードフレームを封止する樹脂の剥離や脱落を抑制することができる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記間隙部の外周方向に連なる空隙部を設け、該空隙部にまで前記樹脂を充填したことを特徴としている。この構成によると、間隙部を通ってその先の空隙部に至る引掛り部が形成されて、樹脂の剥離や脱落の抑制力がさらに向上する。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記外枠は、放射状に広がる開口部を備えることを特徴としている。この構成によると、広がっている開口部から樹脂の注入が容易となり、電子部品の発熱を放熱容易となる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記外枠は、熱伝導性の高い放熱材料からなることを特徴としている。この構成によると、電子部品の発熱を外枠を介して放熱することができる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記放熱材料は、金属材料であることを特徴としている。この構成によると、熱によって変形せず、高い放熱性を発揮することができる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記外枠を、アルミニウムまたはアルミニウム合金製とし、表面にアルマイト処理を施していることを特徴としている。この構成によると、さらに効果的に放熱可能であると共に、アルマイト処理を施すことで、絶縁皮膜を形成すると共に外枠を反射枠体として用いる際に、その反射率を向上させることができる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記外枠は、前記放熱用電極層と直接的に接触し、放熱部材として機能することを特徴としている。この構成によると、電子部品の発熱をさらに良好に放熱することができる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記充填される樹脂は、蛍光体や拡散剤などの機能性添加剤を含有すると共に、この機能性添加剤を回路基板近傍に集中させていることを特徴としている。この構成によると、樹脂が予め設けた間隙部や穴に流入して徐々に硬化する際に、樹脂に配合した機能性添加剤が、その間隙部や穴周辺に徐々に沈殿して高濃度領域を形成することができる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記複数の導電体のいずれかにLED発光素子を搭載し、前記外枠を反射枠体としたことを特徴としている。この構成によると、LED発光素子の発光を、反射枠体を介して、前方に向け反射し、LED発光素子の発熱を効率よく放熱すると共に、LED発光素子を封止する樹脂の剥離や脱落を効果的に防止することができる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記LED発光素子の搭載部が、前記基板に形成された窪み領域とされていることを特徴としている。この構成によると、窪み領域に充填される樹脂が引掛け部となって、樹脂の剥離や脱落を防止できるので、LED発光素子の脱落を阻止可能な構成となる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記窪み領域が逆テーパー型とされていることを特徴としている。この構成によると、逆テーパー型の窪み領域に充填される樹脂がさらに強力な引掛け部となって、LED発光素子の脱落を確実に阻止可能な構成となる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記導電体の端面が逆テーパー型の断面形状とされていることを特徴としている。この構成によると、逆テーパー型とされる導電層の端面形状が充填される樹脂の引掛り部ともなって、樹脂の剥離や脱落をさらに効果的に防止することができる。
また本発明は上記構成の電子部品において、前記基板には、前記開口縁部の内側に、レジスト層または接着剤層などからなる凸部が環状に形成されていることを特徴としている。この構成によると、樹脂との接着性がよい材質のレジスト層や接着剤層などからなる凸部を形成することで、樹脂との接着性がよい凹凸領域を形成して、回路基板と外枠と樹脂との接着性を向上することができる。
本発明によれば、複数の導電体を備える基板と該基板の周囲を囲む外枠とを有し、該外枠により囲まれた開口部の内部に樹脂を充填した電子部品であって、前記外枠を前記基板に載置し、前記外枠と前記基板との間に、前記樹脂を充填して引掛り部を形成する間隙部を設けた構成としたので、外枠と基板を共用して、樹脂の引掛り部となる間隙部を介して樹脂の剥離や脱落が生じ難い構成となる電子部品を得ることができる。
以下、本発明に係る電子部品の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、これによって本発明が限定されるものではない。
本発明に係る電子部品は、複数の導電体を備える基板と該基板の周囲を囲む外枠とを有し、該外枠により囲まれた開口部の内部に樹脂を充填した電子部品である。また、充填した樹脂の剥離や脱落を防止するために、外枠と基板との接触部外周となる開口縁部に沿って、前記外枠と前記基板との間に間隙部を設け、前記樹脂が充填される引掛り部を形成した構成としたものである。
(第一実施形態)
まず、第一実施形態について図1から図5を用いて説明する。図1は本発明に係る電子部品の第一実施形態を示し、(a)は断面図であり、(b)は要部拡大図である。図2は第一実施形態における引掛り部の機能効果を示す概略説明図であって、(a)は接着剤がはみ出した状態を示す断面図であり、(b)ははみ出した接着剤が樹脂中の添加剤により隠される状態を示す断面図であり、(c)は引掛り部の別の実施形態例を示す要部拡大図である。図3は本発明に係る電子部品の第一実施形態を示し、(a)は全体斜視図であり、(b)は平面図である。図4は第一実施形態における回路基板を示し、(a)は上から見た平面図であり、(b)は下から見た平面図である。図5は第一実施形態における外枠を示し、(a)は斜視図であり、(b)は平面図であり、(c)は断面図である。また、同一構成部材については同一の符号を用い、詳細な説明は適宜省略する。
図1(a)に示すように第一実施形態による電子部品100は、主面上に導電体として複数の電極層と、電子回路を構成する配線が形成された回路基板である基板1と、基板1の周囲を囲む外枠30と、該外枠30で囲まれた開口部31の内部に樹脂40を充填した電子部品であって、この開口部31の前記外枠30と前記基板1との接触部外周となる開口縁部に沿って前記樹脂40が充填される引掛り部を形成している。
開口縁部に沿って樹脂40が充填される引掛り部を形成するためには、前記外枠30と前記基板1との少なくとも一方に段もしくは溝部を設けて、前記開口部31の内側面31aから拡径する方向に間隙部を設ければよく、本実施形態では外枠30に、前記開口縁部から拡径する方向に窪んだ間隙部33を設ける構成とした。
また、基板1は、例えばガラスエポキシや液晶ポリマーなどから構成される基材2の上面に形成される、正の極性を持つ複数の有極性電極層3と、負の極性を持つ複数の有極性電極層4と、これらの有極性電極層と絶縁部を介して電気的に分離された極性を持たない無極性電極層6を備えており、この無極性電極層6に、接着剤層21を介してLED発光素子20が搭載されている。
基材2の下面には、主として配線用に用いられる電極層7、8と、主として放熱用に用いられる電極層9が形成されている。また、前記電極層7、8は、上記した複数の有極性電極層3、4にそれぞれ対応するように複数形成されていて、基材2を貫通して設けられる接続部2aを介してそれぞれ電気的に接続されている。また、配線用に用いられている電極層7、8には、基板1のそれぞれの端部に形成された電極端子7a、8aが一体的に連結されている。
また、放熱用に用いられる電極層9は、例えば基材2を貫通して設けられる接続部2bを介して無極性電極層6に電気的に接続されている。これらの、有極性電極層3、4や無極性電極層6、電極層7、8、9、および、電極端子7a、8aは、銅などの熱伝導性に優れた導電性材料から構成されている。
LED発光素子20は、その電極部が、ボンディングワイヤなどの配線手段を介して通電用電極層と接続されており、例えば、ボンディングワイヤ22を介して有極性電極層3に接続され、ボンディングワイヤ23を介して有極性電極層4に接続されている。これにより、電極層7の電極端子7aと電極層8の電極端子8aとの間に電圧を加えることによって、ボンディングワイヤ22、23を介してLED発光素子20に電流が流れ、固有の波長で発光する。ボンディングワイヤ22、23は、Au、Alなどの金属細線から構成されている。また、ボンディングワイヤ以外の配線手段によって接続部を形成することも可能であって、例えば、バンプによるフリップ接続などを行っても良い。
外枠30は、その周囲を囲むLED発光素子20の放射する光を上方に向けて反射するように、上方が放射状に広がる開口部を備える反射枠体とされている。この反射枠体となる外枠30は、LED発光素子20の発熱を放熱するために熱伝導性の高い放熱材料から構成されることが好ましく、特に、放熱性に優れた金属材料であることが好ましい。そのために、本実施形態においては外枠30を、アルミニウムまたはアルミニウム合金製とした。また、その表面にアルマイト処理を施してアルマイト膜30aを設け反射率を向上させるようにしている。さらに、アルマイト膜30aは絶縁皮膜を形成するので、基板1上の電極層間の電気的な短絡を防止することができ好適となる。
外枠30は、接着剤層10を介して無極性電極層6に接着されている。そのために、LED発光素子20の発熱を、LED発光素子20が搭載された無極性電極層6に接続される電極層9を介して放熱すると共に、無極性電極層6に接続される外枠30からも放熱することができる。このようにLED発光素子20の発熱を効果的に放熱することで、LED発光素子20の温度上昇に起因する発光効率の低下を抑制して、所望の高輝度を得ることが可能となると共に、寿命の向上を図ることができる。
開口部31に充填される樹脂40は、外枠30の開口部31内にLED発光素子20やボンディングワイヤ22、23などを封止するためのものであって、エポキシ樹脂やシリコン樹脂などが用いられる。このように、LED発光素子20やボンディングワイヤ22、23などを封止するので、LED発光素子20やボンディングワイヤ22、23を密閉して保護すると共に、これらが空気や水分などと接するのを抑制することができる。
樹脂40は、封止するLED発光素子20やボンディングワイヤ22、23などを保護して、電子部品100の性能維持と寿命向上を図るために必要な部材であるので、充填した樹脂が脱落せずに、この封止状態を維持しておくことが肝要である。そのために、本実施形態では、前述した間隙部33を設ける構成としたものである。
間隙部33は開口部31の基板1と接する側の開口縁部から拡径する方向に窪んだ形状に設けられており、この間隙部33に樹脂40が充填されて硬化すると、この開口縁部から拡径した形状が引掛り部となって、樹脂40の剥離や脱落が生じ難い構造となる。
樹脂40を充填して引掛り部を形成するためには、例えば図1(b)に示すように、上面33aと側面33bを備える角形の間隙部33を設けることができる。この構成であれば、側面33bまで充填されて硬化した樹脂40が、上面33aが引き抜き防止壁となって、開口部31からの脱落が抑制される。
また、接着剤層10を介装する底部32部分に段差34を設けてもよく、さらに段差34に連なり側面36に至る空隙部35を設けることもできる。空隙部35は、外枠30の底部を切り欠いて形成することができ、空隙部35を被覆するように絶縁部材11を充填した後、接着剤層10により外枠30と基板1を接着している。
このような構成により、電極端子7a、8aが外枠30と電気的短絡することを防止可能となる。また、段差34を設けているので、LED発光素子20の光が接着剤層10に照射されるのを抑制し、接着剤層10の変色や劣化を抑制することができる。同時に、外枠30の底面32と電極層6が直接的に接触することにより、外枠への熱伝導を高め、放熱性能を向上させることが可能となる。
外枠30を無極性電極層6に接着するために介装している接着剤層10から開口部31方面に接着剤がはみ出すと、LED発光素子20の発光を受けて時間経過と共に変色する。しかし、図2(a)に示すように間隙部33を設けている本実施形態によれば、はみ出した接着剤10Aが窪んだ部分の間隙部33内に納まるので、接着剤逃がし部を形成して接着剤の変色部分を隠すことができる。また、同時に、変色によるLED製品の光度低下を抑制することもできる。つまり、たとえはみ出した接着剤10Aが変色しても、その変色部を外部から見えなくして、製品外観や性能を悪化しない構成とすることができる。また、はみ出した接着剤により樹脂が剥離する起点が生じても、その起点が間隙部33内に留まるので、樹脂40の脱落を抑制可能となる。
また、図2(b)に示すように、樹脂40が含有している蛍光体や拡散剤などの機能性添加剤12が樹脂硬化の過程で沈降すると、機能性添加剤12が開口縁部近傍に沈降して高濃度領域を構築し、LED発光素子20の発光の光漏れを防止して光出力の低下を抑制可能となる。
間隙部33の形状は角形以外の形状でもよく、硬化前の樹脂が充填されて、硬化後に引掛り部となる形状であればよい。例えば、図2(c)に示すような下向きに傾斜した傾斜面33cによって形成される間隙部33Aでもよい。
電子部品が備えるLED発光素子20は1個でも複数個でもよく、例えば図3に示すように3個のLED発光素子20を備えた構成の電子部品101とすることができる。この電子部品101は、図3(a)(b)に示すように、主面上に複数の電極層と電子回路を構成する配線が形成された回路基板である基板1と、基板1の周囲を囲む外枠30と、該外枠30で囲まれた開口部31の内部に樹脂40を充填した電子部品である。また、基板1には、正の極性を持つ3個の有極性電極層3と、負の極性を持つ3個の有極性電極層4と、これらの有極性電極層と絶縁部5(例えば隙間を設ける)を介して電気的に分離された極性を持たない無極性電極層6が設けられており、この無極性電極層6に、接着剤層21を介してLED発光素子20が搭載されている。
この3個のLED発光素子20は、正の有極性電極層3と負の有極性電極層4との間に互いに所定の間隔を隔てて配列されている。また、3個のLED発光素子20は、例えば、それぞれ、赤色、緑色、青色の光を発光する発光素子である。また、青色を発光する発光素子3個と蛍光体を使用して白色としてもよい。
外枠30は、複数のLED発光素子20の放射する光を上方に向けて反射するように、上方が放射状に広がる開口部31を備える反射枠体であり、熱伝導性の高い放熱材料から構成されることが好ましく、特に、放熱性に優れた金属材料(例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金製)であることが好ましい。外枠30は、基板1とほぼ同じ大きさの平面形状であって、X方向の長さとY方向の長さがほぼ同じ正方形状(例えば、約3.5mm)で、その高さ(Z方向の長さ)の一例は約0.6mm程度でもよい。
基板1は、図4(a)に示すように、平面視で正方形形状とされており、その大きさは、例えば、X方向、Y方向の長さが約3.5mm程度とされている。また、基材2の上面に形成される複数の電極層として、正の極性を持つ複数(3個)の有極性電極層3と、負の極性を持つ複数の有極性電極層4と、これらの有極性電極層3、4と絶縁部5(例えば、絶縁溝)を介して電気的に分離された無極性電極層6を備えている。また、基材2の下面は、図4(b)に示すように、主として配線用に用いられる電極層7、8と、主として放熱用に用いられる電極層9が設けられており、電極層7、8は有極性電極層3、4とそれぞれ接続部2aを介して電気的に接続されている。
配線用に用いられる電極層7は,基板1のX1方向側に形成された電極端子7aに一体的に連結され、電極層8は,基板1のX2方向側に形成された電極端子8aに一体的に連結されている。また、放熱用に用いられる電極層9は、基材2を貫通して設けられる接続部2bを介して無極性電極層6に接続されている。
外枠30も、図5(a)(b)に示すように平面視で正方形形状とされて、底面32と側面36と、底面32に連なる段差34と空隙部35を備えた形状とされている。また、図5(c)のA1−A1断面に示すように、間隙部33が、開口部31に連続して、基板に接する側の開口縁部から拡径する方向に窪んだ形状に設けられている。
上記したように、第一実施形態によれば、開口部31に連続して、基板に接する側の開口縁部から拡径する方向に窪んだ形状に間隙部33を設け、この間隙部33に樹脂40を充填した構成としたので、この開口縁部から拡径した部分が引掛り部となって、樹脂40の剥離や脱落が生じ難い構造の電子部品となる。
(第二実施形態)
次に第二実施形態について図6および図7を用いて説明する。
第二実施形態の電子部品102は、基板1に樹脂40が流入する溝部を設けて間隙部を形成した例であって、図6(b)のA2−A2断面に示すように、基板1に溝13を設けて、外枠30と基板1との間に樹脂40が流入可能な間隙部を形成している。
溝13は、基板1上に外枠30を載置した状態で、その一方の端部が開口部31内に位置するように形成され、溝13の他方の端部は前述した空隙部35に繋がる状態とされている。また、図6(a)の平面図に示すように、溝13は、開口部31の開口縁部の周囲四箇所の無極性電極層6部に形成されている。
上記のような構成であれば、3個のLED発光素子20と、それぞれ3個の正の極性を持つ有極性電極層3と負の極性を持つ有極性電極層4とを封止する樹脂40が、四箇所の溝13を経由して空隙部35まで流入して充填される構成となる。この状態で樹脂40が硬化すると、溝13および空隙部35に充填された樹脂40が引掛り力を発揮して、樹脂40の剥離と脱落を防止することができる。
また、図6(c)に示すように、樹脂40が蛍光体や拡散剤などの機能性添加剤12を含有している場合は、機能性添加剤12が樹脂硬化の過程で沈降するので、機能性添加剤12が開口縁部近傍に沈降して高濃度領域を構築して、溝13へのLED発光素子20の発光の光漏れを防止して光出力の低下を抑制することができる。
次に電子部品102の基板1に穴を設けた例について、図7を用いて説明する。図7(a)に示すように、この例では、開口部31領域内の複数個所(例えば6箇所)に穴14を設けている。この構成であれば、穴14に樹脂40が充填されるので、溝13および空隙部35に充填された樹脂40の引掛り部機能に加えて、この穴14に充填される樹脂40の引掛り部機能が作用して、さらに強力な引掛り部を形成可能となる。
穴14は、図7(b)のA3−A3断面に示すように、基板1の下面に設ける電極層まで貫通させたスルーホールとすることもできる。この構成であれば、樹脂40がこのスルーホール状の穴14を貫通して基板1の下面まで達するので、さらに強力な引掛り部となる。
また、図7(c)に示すように、樹脂40が蛍光体や拡散剤などの機能性添加剤12を含有している場合は、機能性添加剤12が樹脂硬化の過程で沈降するので、機能性添加剤12が溝13や穴14近傍に沈降して高濃度領域を構築して、溝13や穴14へのLED発光素子20の発光の光漏れを防止して光出力の低下を抑制することができる。
(第三実施形態)
次に第三実施形態について図8を用いて説明する。図8の(a)には外枠30を下面側からみた平面図を示し、(b)にはその側面図を示し、(c)に第三実施形態の電子部品の断面図を示し、(d)には要部拡大図を示す。
図8(c)に示す第三実施形態の電子部品103は、外枠30に樹脂40が流入する溝部を設けて間隙部を形成した例であって、外枠30の基板に接する側の開口縁部から拡径する方向に溝15を設けて、外枠30と基板1との間に樹脂40が流入可能な間隙部を形成している。また、樹脂40を開口部31に充填して、LED発光素子20と、正の極性を持つ有極性電極層3と負の極性を持つ有極性電極層4と無極性電極層6とを封止している。
溝15は、例えば図8(a)に示すように、外枠30の開口部40から外枠30の外周側に設ける空隙部35まで延設する四個の溝で構成されていて、図8(b)の側面図に示すように、外枠30の底面部を貫通するように設けられている。
上記のような構成であれば、開口部40から注入される樹脂40は、溝15を経由して空隙部35まで流入して、外枠30と基板1との間に樹脂40を充填することができる。そのために、この状態で樹脂40が硬化すると、溝15および空隙部35に充填された樹脂40が引掛り部となって、樹脂40の剥離と脱落を防止することができる。また、樹脂40が脱落しないので、LED発光素子20やボンディングワイヤ22、23などの組み合わせ部品を紛失することも生じず、部品管理が容易となり機械的および電気的信頼性が向上する。
また、図8(d)に示すように、樹脂40が蛍光体や拡散剤などの機能性添加剤12を含有している場合は、機能性添加剤12が樹脂硬化の過程で沈降するので、機能性添加剤12が溝15近傍に沈降して高濃度領域を構築して、溝15へのLED発光素子20の発光の光漏れを防止して光出力の低下を抑制することができる。
(第四実施形態)
次に第四実施形態について図9を用いて説明する。図9の(a)には、第四実施形態の電子部品104の分解斜視図を示し、(b)には断面図を示し、(c)(d)にはそれぞれ要部拡大図を示す。
第四実施形態の電子部品104は、導電体として、複数の金属製リードフレームを備える長方形状の電子部品であって、長方形状の基板1Aと長方形状の外枠30Aを備えている。また、配設される複数のリードフレームのフレーム間に隙間を形成し、この隙間に前記樹脂を充填して引掛り部を形成している。つまり、基板1Aは、例えば、第一リードフレームLF1と第二リードフレームLF2とを備えている。そして、第一リードフレームLF1に、接着剤層21を介してLED発光素子20が搭載され、その電極部が、ボンディングワイヤ22、23などの配線部材を介してそれぞれ第一リードフレームLF1と第二リードフレームLF2に電気的に接続されている。
また、基板1Aに載置される外枠30Aの開口部31Aの内側面31Aaが、LED発光素子20から発光された光を反射する反射面として機能していること、および、外枠30Aと基板1Aとが接着剤層10を介して接着されていることは前述した基板1と外枠30を備える他の実施形態と同様である。また、外枠30Aの底部を切り欠いて空隙部35を形成し、基板1Aと外枠30Aとを接着するために介装される接着剤層10を被覆する絶縁部材11を充填していることも前述した他の実施形態と同様である。さらに、外枠30Aをアルミニウム合金製としてその表面をアルマイト処理して絶縁皮膜であるアルマイト膜を形成していることも同様である。
外枠30Aは開口部31Aを備えた状態で基板1Aに接着されているので、基板1Aには、外枠30Aの開口縁部(図中の二点鎖線R)によって区切られる開口領域K1と、外枠30Aが載置される載置領域K2が形成される。また、LED発光素子20とボンディングワイヤ22、23はその開口領域K1に設けられている。
この第四実施形態の電子部品104においても、外枠30Aの開口部31Aの内側面31Aaに連続して、開口縁部から拡径する方向に窪んだ形状に間隙部33を設けることで、この間隙部33に樹脂40を充填した構成として、樹脂40の剥離や脱落を抑制する引掛り部を形成することができる。
また、第一リードフレームLF1と第二リードフレームLF2との間に、これらが電気的に短絡するのを防止するために設けている隙間(溝16)を利用して、この溝16に樹脂40を充填して引掛け部の機能を発揮する構成とすることができる。
例えば、図9(c)に示すように、溝16の幅d1を、樹脂40が十分流入して充填される大きさとし、または、蛍光体や拡散剤などの機能性添加剤12を含有している場合は、これらの機能性添加剤12が沈降して高濃度領域を構築する程度の大きさとすることが好ましい。この構成であれば、溝16を介して、開口部31Aに充填される樹脂40の剥離と脱落を防止すると共に、溝16へのLED発光素子20の発光の光漏れを防止して光出力の低下を抑制することができる。
また、図9(d)に示すように、所定角度傾斜した溝16Aとして引掛け部の機能をさらに向上した構成とすることもできる。この構成であれば、溝16Aに充填されて硬化した樹脂40が発揮する引掛け力が強くなるので、開口部31Aに充填される樹脂40の脱落をさらに良好に防止することができる。
溝16や溝16Aを備える基板1Aを製造するには、例えば、粘着シート(不図示)の上に第一リードフレームLF1や第二リードフレームLFや外枠30Aを貼り付けて、それから、開口部31Aに樹脂40を注入して硬化させた後で粘着シートを除去して製造することができる。
また、図9(b)に示すように、第一リードフレームLF1と外枠30Aの底部32が直接的に接触することにより、LED発光素子20からの発熱を効率よく外枠30Aに伝えて、外枠30Aが放熱部材として機能する。
また、外枠30Aと底部32とが直接的に接触する構成であっても、外枠30Aをアルミニウム合金製として、その表面をアルマイト処理しているので、底部32の表面もアルマイト処理して絶縁皮膜であるアルマイト膜を形成することで、それぞれのリードフレームとの電気的短絡を防止することができる。
上記したように、本実施形態によれば、間隙部33に加えて溝16、16Aを介して、樹脂40を充填して引掛り部を形成する構成としているので、開口部31Aに充填される樹脂40の剥離と脱落を防止することができる。また、蛍光体や拡散剤などの機能性添加剤12を含有している場合は、これらの機能性添加剤12を溝16、16A近傍に集めて高濃度領域を構築し、光漏れを防止して光出力の低下を抑制することができる。
(第五実施形態)
次に第五実施形態について図10を用いて説明する。図10の(a)には、第五実施形態の電子部品105の断面図を示し、(b)には平面図を示し、(c)には要部拡大図を示す。
第五実施形態の電子部品105は、前述した電子部品104と同様に、第一リードフレームLF1と第二リードフレームLF2とLED発光素子20を設けた基板1Bと外枠30Aを備えた電子部品である。ただ、基板1Bに凸部LFaを設けて樹脂40が流入する溝部を設けて間隙部33Aを形成する点と、リードフレーム間に設ける溝16Bを、一方の第一リードフレームLF1の端部を凸に屈曲して、樹脂充填部16Cを形成した点が電子部品104とは異なる。その他の構成は同様であるので詳細な説明は省略する。
間隙部33Aは、外枠30Aの下側に位置する基板1Bに凸部LFaを段状に設けて形成することができる。また、第一リードフレームLF1の端部を凸に屈曲した凸部LFbを設けると、その下側に溝16Bに連なる樹脂充填部16Cを形成することができる。
図10(c)に示すように、本実施形態によれば、開口部31Aの内側面31Aaの開口縁部から拡径する方向に間隙部33Aを形成し、溝16Bの下部に樹脂充填部16Cを形成しているので、これらが引掛け部として作用し、開口部31Aに充填される樹脂40の剥離と脱落を防止することができる。また、蛍光体や拡散剤などの機能性添加剤12を含有している場合は、これらの機能性添加剤12を間隙部33A、溝16B近傍に集めて高濃度領域を構築し、光漏れを防止して光出力の低下を抑制することができる。
また、図10(a)に示すように、凸部LFa部において、第一リードフレームLF1と外枠30Aが直接的に接触することにより、LED発光素子20からの発熱を効率よく外枠30Aに伝えて、外枠30Aからの放熱作用を高めることができる。
(第六実施形態)
次に第六実施形態について図11から図14を用いて説明する。図11の(a)には、第六実施形態の電子部品106の斜視図を示し、(b)には平面図を示す。図12の(a)には図11(b)のA6−A6断面を示し、(b)には同じくA7−A7断面を示し、(c)には下面から見た平面図を示す。図13の(a)には外枠の平面図を示し、(b)には矢視図C1を示し、(c)には矢視図D1を示す。図14の(a)には図14(c)のA8−A8断面図を示し、(b)にはA9−A9断面図を示し、(c)には基板の平面図を示す。
図11(a)(b)に示す第六実施形態の電子部品106は、複数のリードフレームと複数のLED発光素子20を設けた基板1Cと外枠30Bを備えた電子部品である。また、リードフレームとして、複数(例えば、3個)のLED発光素子20が搭載されるリードフレームLF3と、互いに分離されてそれぞれがLED発光素子20と接続される複数(6つ)のリードフレームLF4を備えている。
この電子部品106においても、開口部31Bの内側面31Baの開口縁部から拡径する方向に間隙部を形成して、この間隙部に樹脂40を充填して引掛け部を形成することができる。例えば図12(a)に示すように、基板1Cと外枠30Bとを接着する溝17に接着剤層10を形成するが、この部分の内周部分に接着剤層10を設けない構成として樹脂40が流入する領域を形成することができる。
また、図12(b)に示すように、外枠30Bの開口部31Bの内側面31Baに連続して、開口縁部から拡径する方向に窪んだ形状に間隙部33Bを設けることで、この間隙部33Bに接着剤層10を形成すると共に樹脂40を充填可能な構成として、樹脂40の剥離や脱落を抑制する引掛り部を形成することができる。
間隙部33Bは、図12(c)に示すように、外枠30Bの開口縁部(図中の二点鎖線R)と同心状に所定幅を有する環状の間隙部となって、封止するために充填される樹脂40の脱落をバランスよく抑制することができる。また、図中の斜線部分が、基板1Cに外枠30Bを接着する接着部となる。
間隙部33Bを形成するには外枠30Bに段を形成する凸部37を設ければよい。例えば、図13(a)に示す位置に凸部37を設けて、この凸部37と基板1Cとを直接接触させる構成とすることで、接着剤層10を形成するスペースや樹脂40を充填するスペースを設けることができる。また、凸部37とリードフレームが直接的に接触することにより、放熱性を高めることができる。
さらに、上記の第六実施形態の電子部品106において、基板1Cの電極間に樹脂40を充填する溝を設けることができる。その構成について図14を用いて説明する。
図14(c)に示す基板1C´は基板1Cと同様に複数のLED発光素子20が搭載されるリードフレームLF3と、互いに分離されてそれぞれがLED発光素子20と接続される複数(6つ)のリードフレームLF4を備えている。ただ、図14(a)に示すように,LED発光素子20が搭載されるリードフレームLF3と、リードフレームLF4との対向部を、それぞれ凸状の端部形状として、隙間16Dの下部に樹脂40が流入して充填可能なスペース16Eを形成した点が異なる。
上記の構成の基板1C´を備える電子部品106´であれば、樹脂40が隙間16Dから下部のスペース16Eに流入して充填可能となる。また、隙間16Dから下部のスペース16Eに連なる樹脂40が一体に硬化すると、開口部31Bを封止する樹脂40が脱落するのを抑制することができる。
また、樹脂40が蛍光体や拡散剤などの機能性添加剤12を含有している場合は、隙間16Dの幅を機能性添加剤12を含有した樹脂40が流入可能な程度の大きさとして、これらの機能性添加剤12を間隙部33A、溝16B近傍に集めて高濃度領域を構築し、光漏れを防止して光出力の低下を抑制することができる。
そのために、本実施形態によれば、図14(b)に示すように、基板1C´に接着剤層21を介してLED発光素子20を搭載し、開口部31Bに樹脂40を充填し封止した際に、樹脂40が間隙部33Bに充填されて形成される引掛り部に加えて、隙間16Dから下部のスペース16Eに連なる部分に充填されて形成される引掛り部を構成する。そのために、開口部31Bに充填される樹脂40の脱落をさらに良好に防止することができる。
(第七実施形態)
次に第七実施形態について図15を用いて説明する。図15の(a)には、第七実施形態の電子部品107の平面図を示し、(b)にはA10−A10断面図を示し、(c)には要部拡大図を示す。
図15(a)に示す第七実施形態の電子部品107は、前述した電子部品101と同様に、3個のLED発光素子20を有する回路基板を備えている。また、電極構成やLED発光素子20に電気を供給する電気的接続構成、および、外枠30を備え、該外枠30の開口部31に樹脂40を充填する構成も同様であるので詳細な説明は省略する。ただ、LED発光素子20を搭載する無極性電極層6と、LED発光素子20の電極部と接続する有極性電極層3、4の構造を異ならせて、それぞれ無極性電極層6Aと有極性電極層3A、4Aを備える基板1D構成とした。
図15(b)に示すように、無極性電極層6Aは、その中央部に凹部6Aaを設け、ここにLED発光素子20を搭載する構成としている。また、好ましくは、凹部6Aaの入口の面積より下部側の面積が大きくなるような逆テーパー型の傾斜壁6Abを設ける凹部形状としている。さらに、基材2に接する側端部を逆テーパー状として、樹脂40が充填可能なスペースを設けるためのテーパー側端6Acとしている。また、テーパー側端6Acと対向する有極性電極層3A、4Aの側端部もそれぞれ樹脂40が充填可能なスペースを設けるための逆テーパー状としたテーパー側端3Aa、4Aaを形成する構成としている。
それぞれの電極層に樹脂40が充填可能なスペースを設けるための逆テーパーを形成するには、例えば、エッチングによって形成することができる。図15(c)に示すように、基材2上の銅箔にニッケルメッキと金メッキを積層して所定の回路を形成した後で、銅箔のみを溶解除去するエッチング処理を所定時間施すことで所望の逆テーパー形状のテーパー側端4Aaを備える有極性電極層4Aを得ることができる。
上記のような構成の電子部品107であれば、LED発光素子20搭載部の凹部6Aaに樹脂40が充填されると共に、凹部6Aaに充填された樹脂40が傾斜壁6Abによってさらに引掛け力を発揮する。また、テーパー側端3Aaとテーパー側端6Acとの隙間5A、および、テーパー側端4Aaとテーパー側端6Acとの隙間5Bに充填される樹脂40もさらに引掛け力を発揮する。
そのために、本実施形態によれば、開口部31に充填される樹脂40の脱落を、基板1Dに設ける凹部6Aaと隙間5A、5Bを介してさらに良好に防止することができる。すなわち、LED発光素子搭載部や導電体部に逆テーパー部を設けることでも、樹脂40の脱落を防止可能な引掛け部を形成することができる。
(第八実施形態)
次に第八実施形態について図16を用いて説明する。図16の(a)には、第八実施形態の電子部品108の平面図を示し、(b)には一部断面図を示す。
図16(a)に示す第八実施形態の電子部品108は、外枠により囲まれた開口部の前記外枠と基板との接触部の開口縁部の内側に環状の凸部18(例えばレジスト層からなる)を設けている点が前述した電子部品107と異なる。また、凸部18を設けた点以外は同様の構成であるので、詳細な説明は省略する。
凸部18を設けた構成の基板1Eとした理由は、樹脂40と接着性の強い領域を設けるためである。これは、基板の表面に形成する電極層と封止樹脂との接着性が強くないためであって、表面に少しでも樹脂40との接着性を強くできる領域を有する基板1Eとして、樹脂40の脱落をさらに効果的に抑制するものである。また、接着性の強い領域を基板上に凹凸状態に設ける構成とすれば、引掛け力がさらに強くなって好適である。
凸部18は、図16(b)に示すように、基材2に設ける無極性電極層6B上に形成される。また、この無極性電極層6Bに外枠30を載置して放熱性を高める構成ともしている。また、無極性電極層6Bの側端部と有極性電極層3Aの側端部との隙間5Cと、無極性電極層6Bの側端部と有極性電極層4Aの側端部との隙間5Dを、それぞれの側端部を逆テーパー状として、それぞれ樹脂40が充填可能なスペースを設ける形状として、樹脂40と基板との密着性をさらに向上させて、樹脂40の脱落をさらに効果的に抑制することができる。
凸部18は、レジスト層または接着剤層などから構成することができ、樹脂40との接着性が強い材質、形状であることが好ましい。また、この凸部18自体も逆テーパー状の側端部を備える形状として引掛り部を形成して、樹脂40と基板との密着性をさらに向上させることも可能である。
上記したように本発明によれば、外枠と基板との間に間隙部を設け、該間隙部に樹脂を充填して引掛り部を形成する構成としたので、外枠と基板とを接着する接着剤が漏れ出しても、接着剤逃がし部を形成して接着剤の変色部分を隠すことができると共に、樹脂の剥離や脱落が生じ難い構造となる電子部品を得ることができる。また、基板や基板表面のLED発光素子搭載部や導電体部などに樹脂の引掛り部を設けたので、樹脂の脱落をさらに効果的に抑制することができる。このように、本発明に係る電子部品は、樹脂脱落抑制機能と接着剤変色抑制隠蔽機能を有する。
さらに、蛍光体や拡散剤などの機能性添加剤を含有している樹脂を用いている場合は、これらの機能性添加剤を間隙部や隙間の近傍に集めて高濃度領域を構築し、さらに良好に接着剤の変色部分を隠すことができると共に、間隙部や隙間への光漏れを防止して光出力の低下を抑制することができる。このように、本発明に係る電子部品は、機能性添加剤集中機能をも有する。
上記した電子部品100〜108は、いずれも単独の発光部品として説明してきたが、この電子部品100〜108を複数並列して、長寸の光源モジュールを構成することも勿論可能である。この場合でも、それぞれの電子部品を、本発明に係る構成として、樹脂脱落抑制機能と接着剤変色抑制隠蔽機能と機能性添加剤集中機能とを発揮可能な光源モジュールを構成することができる。
例えば、図18(a)に示すように、電子部品100N(第一実施形態〜第八実施形態で説明した電子部品100〜108)を直線状に複数並設した発光モジュールHM1として、樹脂脱落抑制機能と接着剤変色抑制隠蔽機能と機能性添加剤集中機能を有する線状光源モジュールを構成することができる。また、図18(b)に示すように、電子部品100N(電子部品100〜108)を面状に配設した発光モジュールHM2として、樹脂脱落抑制機能と接着剤変色抑制隠蔽機能と機能性添加剤集中機能を有する面状光源モジュールを構成することができる。
そのために、本発明に係る電子部品は、基板に搭載する発光素子や配線部材などを樹脂を用いて封止する構成の光源装置に好適に適用可能となる。
本発明に係る電子部品の第一実施形態を示し、(a)は断面図であり、(b)は要部拡大図である。 第一実施形態における引掛り部の機能効果を示す概略説明図であって、(a)は接着剤がはみ出した状態を示す断面図であり、(b)ははみ出した接着剤を添加剤が隠す状態を示す断面図であり、(c)は引掛り部の別の実施形態例を示す要部拡大図である。 第一実施形態におけるLED発光素子を複数個備える例を示し、(a)は全体斜視図であり、(b)は平面図である。 第一実施形態における回路基板を示し、(a)は上から見た平面図であり、(b)は下から見た平面図である。 第一実施形態における外枠を示し、(a)は斜視図であり、(b)は平面図であり、(c)はA1−A1断面図である。 本発明に係る電子部品の第二実施形態を示し、(a)は平面図であり、(b)はA2−A2断面図であり、(c)は要部拡大図である。 第二実施形態における基板に穴を設けた例を示し、(a)は平面図であり、(b)はA3−A3断面図であり、(c)は要部拡大図である。 本発明に係る電子部品の第三実施形態を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)は断面図であり、(d)は要部拡大図である。 本発明に係る電子部品の第四実施形態を示し、(a)は分解斜視図であり、(b)はA4−A4断面図であり、(c)(d)は要部拡大図である。 本発明に係る電子部品の第五実施形態を示し、(a)はA5−A5断面図であり、(b)は平面図であり、(c)は要部拡大図である。 本発明に係る電子部品の第六実施形態を示し、(a)は斜視図であり、(b)は平面図である。 第六実施形態において、(a)はA6−A6断面図であり、(b)はA7−A7断面図であり、(c)は基板の平面図である。 第六実施形態における外枠を示し、(a)は平面図であり、(b)は矢視図C1であり、(c)は矢視図D1である。 第六実施形態における電極間に樹脂充填部を設けた例を示し、(a)はA8−A8断面図であり、(b)はA9−A9断面図であり、(c)は平面図である。 本発明に係る電子部品の第七実施形態を示し、(a)は平面図であり、(b)はA10−A10断面図であり、(c)は要部拡大図である。 本発明に係る電子部品の第八実施形態を示し、(a)は平面図であり、(b)はA11−A11断面図である。 従来の電子部品の構成例を示す概略説明図であって、(a)は断面図であり、(b)は要部拡大図である。 複数の電子部品を有する発光モジュールの概略説明図であって、(a)は線状光源モジュールを示し、(b)は面状光源モジュールを示す。
符号の説明
1 基板
2 基材
3 有極性電極層
4 有極性電極層
6 無極性電極層
10 接着剤層
14 穴
15 溝
16、16A、16B 溝
16C 樹脂充填部
20 LED発光素子
30 外枠
31 開口部
33 間隙部(引掛り部)
40 樹脂(封止用)
100〜108 電子部品

Claims (21)

  1. 複数の導電体を備える基板と該基板の周囲を囲む外枠とを有し、該外枠により囲まれた開口部の内部に樹脂を充填した電子部品であって、前記外枠を前記基板に載置し、前記外枠と前記基板との間に、前記樹脂を充填して引掛り部を形成する間隙部を設けたことを特徴とする電子部品。
  2. 前記外枠と前記基板とが接する開口縁部に沿った前記外枠と前記基板との間に、前記外枠と前記基板との少なくとも一方に段もしくは溝部を設けて、前記間隙部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  3. 前記外枠と前記基板とが接着剤によって固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子部品。
  4. 前記外枠に、前記段もしくは溝部を設けて前記間隙部を形成したことを特徴とする請求項2または3に記載の電子部品。
  5. 前記基板が、前記導電体として通電用電極層と放熱用電極層とからなる複数の電極層を備え、電子回路を構成する配線が形成された回路基板であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電子部品。
  6. 前記基板に前記樹脂を充填可能な穴もしくは溝を設け、該穴もしくは溝に前記樹脂を充填して引掛り部を形成したことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電子部品。
  7. 前記穴もしくは溝を前記開口縁部周近傍に設けたことを特徴とする請求項6に記載の電子部品。
  8. 前記穴もしくは溝を、前記回路基板を貫通して設け、前記樹脂を前記回路基板の裏側まで充填したことを特徴とする請求項6または7に記載の電子部品。
  9. 前記導電体として、複数の金属製リードフレームを備え、これらのフレーム間に隙間を形成し、この隙間に前記樹脂を充填して引掛り部を形成したことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の電子部品。
  10. 前記間隙部の外周方向に連なる空隙部を設け、該空隙部にまで前記樹脂を充填したことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の電子部品。
  11. 前記外枠は、放射状に広がる開口部を備えることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の電子部品。
  12. 前記外枠は、熱伝導性の高い放熱材料からなることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の電子部品。
  13. 前記放熱材料は、金属材料であることを特徴とする請求項12に記載の電子部品。
  14. 前記外枠を、アルミニウムまたはアルミニウム合金製とし、表面にアルマイト処理を施していることを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の電子部品。
  15. 前記外枠は、前記放熱用電極層と直接的に接触し、放熱部材として機能することを特徴とする請求項5から14のいずれかに記載の電子部品。
  16. 前記充填される樹脂は、蛍光体や拡散剤などの機能性添加剤を含有すると共に、この機能性添加剤を回路基板近傍に集中させていることを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載の電子部品。
  17. 前記複数の導電体のいずれかにLED発光素子を搭載し、前記外枠を反射枠体としたことを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載の電子部品。
  18. 前記LED発光素子の搭載部が、前記基板に形成された窪み領域とされていることを特徴とする請求項17に記載の電子部品。
  19. 前記窪み領域が逆テーパー型とされていることを特徴とする請求項18に記載の電子部品。
  20. 前記導電体の端面が逆テーパー型の断面形状とされていることを特徴とする請求項1から19のいずれかに記載の電子部品。
  21. 前記基板には、前記開口縁部の内側に、レジスト層または接着剤層などからなる凸部が環状に形成されていることを特徴とする請求項2から20のいずれかに記載の電子部品。
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