JP2016170396A - カートリッジ、画像形成装置及び駆動伝達ユニットの組み立て方法 - Google Patents

カートリッジ、画像形成装置及び駆動伝達ユニットの組み立て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、装置本体に用いられるカートリッジにおいて、回転力被伝達部材に回転力が伝達される際の、回転力被伝達部材の変形を低減することである。
【解決手段】画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジにおいて、回転体に伝達するための回転力が伝達される回転可能な回転力被伝達部材と、回転力被伝達部材と結合し、その内側に収納部を有する規制部材と、回転可能なカップリング部材であって、回転力を受ける回転力受け部を有する自由端部と、カップリング部材が回転力被伝達部材に対し傾動を許容するように、規制部材に結合される結合部と、を有するカップリング部材と、カップリング部材から回転力を受け得る軸部と、を有し、規制部材は、軸部が回転体の回転方向に移動することを規制するよう軸部の両端を支持する支持部を有し、支持部を通して軸部から受けた回転力を回転力被伝達部材に伝達する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置に用いられるカートリッジ、画像形成装置、及び、回転体に回転力を伝達する駆動伝達ユニットの組み立て方法に関するものである。
ここで、カートリッジとは、感光ドラムやプロセス手段のうち少なくとも一つを有し、画像形成装置本体(以下、「装置本体」と称する)に着脱可能なものを指す。カートリッジの代表例として、プロセスカートリッジが挙げられる。このプロセスカートリッジとは、感光ドラムと、この感光ドラムに作用する現像装置等のプロセス手段とを一体的にカートリッジ化して、装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。
また、画像形成装置とは、電子写真画像形成方式等を用いて記録媒体に画像を形成するものである。画像形成装置の例としては、例えば、複写機、プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
従来、電子写真画像形成装置において、使用者によってカートリッジを装置本体に着脱するカートリッジ方式が採用されている。このカートリッジ方式によれば、電子写真画像形成装置のメンテナンスをサービスマンによらず使用者自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができる。そこで、このカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
このカートリッジは、装置本体に対して、感光ドラムのような回転体の軸線に対して実質的に直交する所定方向に取り付け、取り外す構成が知られている。また、装置本体には、感光ドラムに回転力を伝達するための本体側係合部が設けられ、カートリッジに設けたカップリング部材を前記本体側係合部に係合させ、装置本体の本体側係合部からカップリング部材を介してカートリッジに回転力を伝達する構成が知られている。
また、このようなカップリング方式において、感光ドラムユニットにカップリング部材と回転力被伝達部材とを設け、カップリング部材の一部が回転力被伝達部材に収納され、カップリング部材が感光ドラムユニットの軸線に対して傾動可能に構成されている。そして、カートリッジの装置本体への着脱動作に伴って、カップリング部材の係合動作と離脱動作を可能にした構成が知られている。加えて、カップリング部材と回転力被伝達部材とが軸部で連結され、本体側係合部からカップリング部材に伝達された回転力が、カップリング部材から軸部を介して回転力被伝達部材に伝達される構成が知られている(特許文献1)。
特開2014−112169号公報
しかしながら、前記特許文献1の図20に記載された従来の構成において、カップリング部材から回転力被伝達部材に回転力を伝達するために、回転力被伝達部材には軸部を支持するための溝部が設けられている。そして、軸部が回転力被伝達部材の溝部と接触することで、カップリング部材から回転力被伝達部材に回転力が伝達される。このような場合、回転力被伝達部材の溝部に対して回転力が加わり、回転力の大きさによっては回転力被伝達部材の溝部だけでなく回転力被伝達部材自体が大きく変形する場合がある。これにより、回転力被伝達部材が歪んだ状態で回転し、回転力被伝達部材や感光ドラムユニットが精度よく回転するのを損なう可能性がある。
また、回転力被伝達部材には、溝部がある部分と溝部がない部分が混在し、回転力被伝達部材の形状が複雑になる。このような場合、回転力被伝達部材を成形する際に樹脂の流動性が不均一になり、回転力被伝達部材を精度よく成形することが困難な場合がある。
本発明の目的は、装置本体に用いられるカートリッジにおいて、回転力被伝達部材に回転力が伝達される際の、回転力被伝達部材の変形を低減することである。
また本発明の他の目的は、回転力被伝達部材を成形する際に樹脂の流動性を均一にして、回転力被伝達部材を精度よく成形することである。
上記目的を達成するため、本発明は、画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジにおいて、回転体と、前記回転体に伝達するための回転力が伝達される回転可能な回転力被伝達部材と、前記回転力被伝達部材と結合し、その内側に収納部を有する規制部材と、回転可能なカップリング部材であって、前記装置本体に設けられた本体側係合部から前記回転力を受ける回転力受け部を有する自由端部と、前記カップリング部材の回転軸線が前記回転力被伝達部材の回転軸線に対し傾動を許容するように、前記収納部に少なくともその一部が収納されるように前記規制部材に結合される結合部と、を有するカップリング部材と、前記カップリング部材から前記回転力を受け得る軸部と、を有し、前記規制部材は、前記軸部が前記回転体の回転方向に移動することを規制するよう前記軸部の両端を支持する支持部を有し、前記支持部を通して前記軸部から受けた前記回転力を前記回転力被伝達部材に伝達することを特徴とする。
本発明によれば、装置本体に着脱可能なカートリッジにおいて、規制部材に軸部の両端を支持する支持部を設けることにより、回転力被伝達部材から支持部を無くすことができる。これにより、回転力被伝達部材に回転力が伝達される際の、回転力被伝達部材の変形を低減することができる。
また、回転力被伝達部材の半径方向の形状が均一になり、回転力被伝達部材を成形する際の成形樹脂材料の流動性が均一になる。そのため、回転力被伝達部材の成形性が良くなり、回転力被伝達部材の寸法精度が向上する。
(a)(b)は本発明を適用可能な実施例1に係る駆動側フランジユニットを分解した状態を示した説明図である。 本発明を適用可能な実施例1に係る電子写真画像形成装置の側断面説明図である。 本発明を適用可能な実施例1に係るプロセスカートリッジの側断面説明図である。 本発明を適用可能な実施例1に係るプロセスカートリッジを分解した状態を示した斜視説明図である。 (a)(b)は本発明を適用可能な実施例1に係る電子写真画像形成装置本体に対してプロセスカートリッジを装着する状態を示した説明図である。 (a)〜(c)(d)〜(f)は本発明を適用可能な実施例1に係るカップリング部材が本体側係合部に係合する状態を示した説明図である。 (a)〜(c)は本発明を適用可能な実施例1に係る感光ドラムユニットの構成を示した説明図である。 (a)(b)は本発明を適用可能な実施例1に係る感光ドラムユニットを有するクリーニングユニットを分解した状態を示した説明図である。 (a)〜(c)は本発明を適用可能な実施例1に係るカップリング部材の構成を示した説明図である。 (a)〜(c)は本発明を適用可能な実施例1に係る駆動側フランジユニットの構成を示した断面説明図である。 本発明を適用可能な実施例1に係る本体側係合部から回転力被伝達部材に回転力が伝達される状態を示した説明図である。 (a)(b)は本発明を適用可能な実施例1に係るカップリング部材の構成を示した説明図である。 (a)(b)は本発明を適用可能な実施例2に係る駆動側フランジユニットを分解した状態を示した説明図である。 (a)(b)は本発明を適用可能な実施例2に係る駆動側フランジユニットを組み立てる状態を示した説明図である。 (a)〜(c)は本発明を適用可能な実施例3に係る駆動側フランジユニットを分解した状態を示した説明図である。 (a)〜(c)は本発明を適用可能な実施例4に係る駆動側フランジユニットを分解した状態を示した説明図である。
本発明に係るカートリッジ及び電子写真画像形成装置を、図面を用いて説明する。以下、電子写真画像形成装置として、レーザビームプリンタ本体と、レーザビームプリンタ本体に着脱可能なプロセスカートリッジを例に挙げて説明する。
尚、以下の説明において、プロセスカートリッジの長手方向とは、現像剤を担持する回転体としての感光ドラムの回転軸線L1及び現像ローラの回転軸線L5と略平行な方向である。またプロセスカートリッジの長手方向は、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱する方向と実質的に直交する方向であり、記録媒体の搬送方向と交差する方向である。また、プロセスカートリッジの長手方向において、電子写真画像形成装置本体から感光ドラムが回転力を受ける側を駆動側とし、その反対側を非駆動側とする。また、プロセスカートリッジの短手方向とは、感光ドラムの回転軸線L1及び現像ローラの回転軸線L5と略直交する方向である。
また、説明文中の符号は、図面を参照するためのものであって、構成を限定するものではない。また、以下の実施例に記載されている構成部品の機能、寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔実施例1〕
(1)電子写真画像形成装置の全体説明
図2を用いて、本発明の一実施例を適用した電子写真画像形成装置の全体構成について説明する。図2は、電子写真画像形成装置の側断面説明図である。
図2に示す電子写真画像形成装置は、パーソナルコンピュータなどの外部機器から通信された画像情報に応じて、電子写真画像形成プロセスによって記録媒体Pに現像剤による画像を形成するものである。記録媒体Pの一例として、記録紙、ラベル紙、OHPシート、布等が挙げられる。また、電子写真画像形成装置は、使用者によってプロセスカートリッジが電子写真画像形成本体に、取り付け、及び、取り外しが可能に設けられている。ここで、以下説明において、プロセスカートリッジを「カートリッジB」と称し、電子写真画像形成本体を「装置本体A」と称する。尚、装置本体Aは、電子写真画像形成装置からカートリッジBを除いた部分である。
プリントスタート信号に基づいて、回転体である感光ドラム62は矢印R方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。感光ドラム62は、表面が装置本体Aからの電圧印加により帯電ローラ66で一様に帯電される。そして、光学手段3から画像情報に応じたレーザー光Lが、帯電した感光ドラム62に照射され、感光ドラム62に画像情報に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像は、後述の現像手段によって現像剤tで現像され、感光ドラム62表面に現像剤像が形成される。
装置本体Aには、記録媒体Pの搬送方向Dに沿って、ピックアップローラ5a、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5c、レジストローラ対5d、転写ガイド6、転写ローラ7、搬送ガイド8、定着装置9、排出ローラ対10、排出トレイ11等が順次配置されている。また、定着装置9は、ヒータ9cを内蔵した加熱ローラ9aと加圧ローラ9bを備えている。
一方、給送トレイ4に収容された記録媒体Pは、前記現像剤像の形成と同期して、ピックアップローラ5aとこれに圧接する分離パット5eによって、一枚ずつ分離給送される。そして、記録媒体Pは、給送ローラ対5b、搬送ローラ対5c、レジストローラ対5dで給送され、転写ガイド6を経由して、感光ドラム62と転写ローラ7との間の転写位置へ供給される。転写ローラ7は、感光ドラム62表面に接触するように付勢されている。
次いで、記録媒体Pは、感光ドラム62と転写ローラ7とで形成される転写ニップ部7aを通る。このとき、転写ローラ7に現像剤像と逆極性の電圧を印加することで、感光ドラム62表面上に形成された現像剤像が、記録媒体Pに転写される。
現像剤像が転写された記録媒体Pは、感光ドラム62から分離されて搬送ガイド8に沿って定着装置9に搬送される。そして、記録媒体Pは、加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとのニップ部9dを通過する際に、熱及び圧力を印加され、記録媒体Pに転写された現像剤像が記録媒体Pに定着される。これによって、記録媒体Pに画像が形成される。その後、記録媒体Pは、排出ローラ対10まで搬送されて、排出トレイ11に排出される。
(2)カートリッジBの全体説明
次に、図3及び図4を用いて、本発明の一実施例を適用したカートリッジBについて説明する。図3は、カートリッジBの側断面説明図である。図4は、カートリッジBを分解した状態を示した斜視説明図である。
図3に示すように、カートリッジBは、現像ユニット20とクリーニングユニット60から成る。現像ユニット20は、現像手段としての現像ローラ32や現像ブレード42、現像剤収納容器21、蓋22、現像容器23、マグネットローラ34、現像剤搬送部材43、現像剤t等を備えている。また、クリーニングユニット60は、クリーニング枠体71に、感光ドラム62やクリーニングブレード77、帯電ローラ66等を備えている。
現像剤収納容器21に収納された現像剤tは、現像剤収納容器21に回転可能に支持された現像剤搬送部材43によって、現像剤収納容器21の開口部21aから現像容器23の現像室23a内へ送り出される。現像容器23には、マグネットローラ34を内蔵した現像ローラ32が設けられている。現像ローラ32は、マグネットローラ34の磁力によって、現像室23aの現像剤tを現像ローラ32の表面に引き寄せる。また、現像ブレード42は、板金からなる支持部材42aとウレタンゴム等の弾性体からなる弾性部材42bから構成され、弾性部材42bが現像ローラ32に対して一定の接触圧をもって弾性的に接触するように設けられている。そして、現像ローラ32が回転方向X5に回転することで、現像ローラ32の表面に付着する現像剤tの量を規定し、現像剤tに摩擦帯電電荷を付与する。これにより、現像ローラ32表面に現像剤層が形成される。そして、装置本体Aから電圧が印加された現像ローラ32を回転方向X5に回転させることにより、感光ドラム62の現像領域へ現像剤tを供給する。
感光ドラム62の外周面には、クリーニング枠体71に回転可能に支持されるとともに付勢された状態で、帯電ローラ66が接触して設けられている。帯電ローラ66は、装置本体Aからの電圧印加によって、感光ドラム62の表面を一様に帯電する。そして、光学手段3のレーザー光Lにより、感光ドラム62の表面に静電潜像が形成される。そして、現像領域において、感光ドラム62の静電潜像に応じて現像剤tを転移させて静電潜像を可視像化し、感光ドラム62に現像剤像を形成する。
クリーニングブレード77は、感光ドラム62の外周面に、弾性的に接触して設けられ、前記現像剤像を記録媒体Pに転写した後に、感光ドラム62に残留する現像剤tを掻き落とす。この掻き落とされた現像剤tは、クリーニングブレード77が固定されたクリーニング枠体71の除去現像剤収容部71aに収納される。
図4に示すように、カートリッジBはクリーニングユニット60と現像ユニット20を合体して構成され、結合部材75a、結合部材75bによって互いに回動可能に結合する。具体的には、現像容器23の長手方向(現像ローラ32の回転軸線方向L5)両端に、アーム部23aL、アーム部23aRが形成されている。そして、アーム部23aL、アーム部23aRの先端に、それぞれ現像ローラ32の回転軸線L5と平行な回動穴23bL、回動穴23bRが設けられている。また、クリーニング枠体71の長手方向両端部には、それぞれ結合部材75(75a、75b)を嵌入するための嵌入穴71bL、嵌合穴71bRが形成されている。そして、回動穴23bL、回動穴23bRが嵌入穴71bL、嵌合穴71bRと一致するように、現像ユニット20をクリーニング枠体71の所定の位置に合わせ、結合部材75a、結合部材75bを回動穴23bL、回動穴23bRと嵌入穴71bL、嵌合穴71bRに挿入する。これにより、クリーニングユニット60と現像ユニット20が結合部材75a、結合部材75bを中心に回動可能に結合される。
このとき、アーム部23aL、アーム部23aRの根元に取り付けられた付勢部材46L、付勢部材46Rがクリーニング枠体71に当たり、結合部材75を回動中心として現像ユニット20をクリーニングユニット60へ付勢している。これにより、現像ローラ32は感光ドラム62の方向へ確実に押し付けられる。
そして、現像ローラ32の両端部に取り付けられた間隔保持部材17L、間隔保持部材17Rによって、現像ローラ32は感光ドラム62から所定の間隔をもって位置する。
(3)装置本体Aに対するカートリッジBの着脱構成の説明
次に、図5及び図6を用いて装置本体Aに対するカートリッジBの着脱構成について説明する。図5は、装置本体Aに対してカートリッジBを装着する状態を示した説明図である。図6は、カップリング部材86が傾斜(傾動)する動作を伴いながら、カートリッジBが装置本体Aに装着される様子を示した説明図である。図6(a)〜(c)はカップリング部材86近傍を駆動側から非駆動側に向かって見たときの拡大図で、図6(d)〜(f)は、図6(a)〜(c)の状態を、上方から見た模式図である。なお、図6(a)から図6(c)の順に装着されていく様子を示しており、図6(c)で装着完了の状態を示している。また、図6では、装置本体Aについては駆動側ガイド部材102と本体側係合部14のみを示す。また、カートリッジBは感光ドラムユニットU1を構成するカップリング部材86、回転力被伝達部材としての駆動側フランジ87、感光ドラム62のみを示している。
図5に示すように、装置本体Aには、本体カバー13が回動可能に取り付けられている。また、図5(a)に示すように、装置本体Aの駆動側において、装置本体Aの筐体を構成する駆動側側板108に、駆動側ガイド部材102が設けられている。加えて、駆動側ガイド部材102には、第1ガイド部102aと第2ガイド部102bが設けられている。第1ガイド部102aと第2ガイド部102bは、カートリッジBの着脱経路X1(装着方向X1a、取り外し方向X1b)に沿った溝形状で形成され、第1ガイド部102aの装着方向X1a終端に駆動側押圧部材103が設けられている。ここで、装着方向X1a及び取り外し方向X1bは、本体側係合部14の回転軸線L10と略直交する所定方向である。また、装着方向X1aにおいて、第1ガイド部102aの終端には、本体側係合部14が設けられ、装置本体Aに回転可能に支持されている。本体側係合部14とカップリング部材86とが係合することで、装置本体AからカートリッジBに回転力が伝達される(詳細は後述する)。同様に、図5(b)に示すように、装置本体Aの非駆動側において、装置本体Aの筐体を構成する非駆動側側板109に、非駆動側ガイド部材125が設けられている。加えて、非駆動側ガイド部材125には、第1ガイド部125aと第2ガイド部125bが設けられている。第1ガイド部125aと第2ガイド部125bは、カートリッジBの着脱経路X1に沿った溝形状で形成され、第1ガイド部125aの装着方向X1a終端に非駆動側押圧部材104が設けられている。
一方、図5(a)に示すように、カートリッジBの非駆動側において、クリーニング枠体71には被ガイド部71eと回転止め部71dが設けられている。同様に、図5(b)に示すように、カートリッジBの駆動側において、支持部材76には被ガイド部76eが設けられ、クリーニング枠体71には回転止め部71fが設けられている。
ここで、カートリッジBの着脱経路X1は、本体側係合部14の回転軸線L10と略直交する方向に設けられた着脱経路である。
使用者は、図5(a)に示すように、装置本体Aの本体カバー13を開放方向X3へ回動させ、装置本体A内部を露出させる。そして、カートリッジBの把持部Tを把持して、カートリッジBを装着方向X1aに移動させて、装置本体Aに装着する。この装着過程に際し、支持部材76の被ガイド部76eが駆動側ガイド部材102の第1ガイド部102aに支持され、クリーニング枠体71の回転止め部71fが駆動側ガイド部材102の第2ガイド部102bに支持される。また、クリーニング枠体71の被ガイド部71eが非駆動側ガイド部材125の第1ガイド部125aに支持され、クリーニング枠体71の回転止め部21dが第2ガイド部125bに支持される。
次に、図6を用いて、カップリング部材86が傾斜(傾動)する動作を伴いながら、カートリッジBが装置本体Aに装着される様子について説明する。
図6(a)、図6(d)に示すように、装着方向X1aに沿ってカートリッジBを装置本体Aに挿入する。このとき、カップリング部材86は、支持部材76に設けられた付勢部材91(図8(b)参照)によって、カップリング部材86の自由端部86aが本体側係合部14に近づく方向であり、装着方向X1a下流側を向いた状態を保ったまま、カートリッジBが装置本体Aへと挿入されていく(詳細は後述する)。ここで、カップリング部材86の回転軸線L2は、回転力被伝達部材としての駆動側フランジ87の回転軸線L1、及び、本体側係合部14の回転軸線L10に対して傾斜した状態となっている。
さらにカートリッジBを装着方向X1aに挿入すると、図6(b)、図6(e)に示すように、カップリング部材86の待機部86k1と本体側係合部14の回転力付与部14bが当接する。この当接によって、カップリング部材86の位置が規制され、回転軸線L1及び回転軸線L10に対する回転軸線L2の傾斜量(傾動量)が徐々に小さくなる。
カートリッジBを装着完了位置まで挿入すると、図6(c)、図6(f)に示すように、回転軸線L2は回転軸線L1及び回転軸線L10と実質的に同一直線上に位置する。このとき、カップリング部材86の待機部86k1に本体側係合部14の回転力付与部14bが配置された状態である。そして、本体側係合部16が回転すると、カップリング部材86の回転力受け部86e1と本体側係合部14の回転力付与部14aとが係合する。カップリング部材86の回転力受け部86e2と本体側係合部14の回転力付与部14bの関係も同様であるため、説明を省略する。
このように、カップリング部材86と本体側係合部14が係合することで、装置本体AからカートリッジBに回転力が伝達可能となる。
尚、「実質的に同軸(同一直線上)」とは、完全に一致した同軸(同一直線上)の場合に加え、部品寸法のばらつき等によって同軸(同一直線上)から多少ずれている場合も含む。以下説明においても、同様である。
また、本実施例では、付勢部材91(図8(b)参照)によってカップリング部材86の自由端部86aが本体側係合部14に近づく方向を向くように構成した。しかしながら、例えば、装着方向X1aと重力方向とが略平行の関係にあるときは、付勢部材91(図8(b)参照)が無くてもカップリング部材86の自由端部86aが装着方向X1aを向くことができる。このような場合は、付勢部材91(図8(b)参照)を廃止しても良い。
また、付勢部材91(図8(b)参照)の代わりに、装置本体Aにカップリング部材86の自由端部86aを本体側係合部14に近づく方向に向かせるような構成を設けても良い。
以上の動作により、カートリッジBは装置本体Aに位置決めされ、カートリッジBの装置本体Aに対する装着操作が完了する。一方、カートリッジBを装置本体Aから取り外す際は、使用者が、カートリッジBの把持部Tを把持して、カートリッジBの装着過程と逆の過程をたどって行われるため、説明を省略する。また、カップリング部材86は、図6(c)、図6(f)の状態から図6(a)、図6(d)の状態に遷移し、カップリング部材86が回転軸線L1及び回転軸線L10に対して傾斜(傾動)することで、本体側係合部14から離脱する。即ち、カートリッジBが、装着方向X1a方向と反対の取り外し方向X1bに移動することで、カップリング部材86が本体側係合部14から離脱する。
尚、本実施例では、着脱経路X1は本体側係合部14の回転軸線L10と略直交する方向に直線的に設けられた経路として説明したが、その限りではない。着脱経路X1が直線の組合せであっても、あるいは曲線経路であってもよい。
また、本実施例では、カートリッジBが着脱経路X1に沿って本体側係合部14の回転軸線L10と略直交する方向に移動する構成を説明したが、その限りではない。装着完了位置の近傍だけカートリッジBが本体側係合部14の回転軸線L10と略直交する方向に移動し、それ以外の場所では、カートリッジBがどのような方向に移動してもよい。即ち、カップリング部材86が係合または離脱する時点において、本体側係合部14の回転軸線L10と略直交する所定方向に移動すればよい。
(4)感光ドラムユニットU1の構成説明
次に、図7及び図8を用いて、感光ドラムユニットU1の構成について説明する。図8は、感光ドラムユニットU1の構成を示した説明図である。図7(a)は、駆動側から見た斜視図であり、図7(b)は、非駆動側から見た斜視図であり、図7(c)は、感光ドラムユニットU1を分解した斜視図である。図8(a)は、感光ドラムユニットU1をクリーニングユニット60に組み込む様子の説明図であり、図8(b)は、クリーニングユニット60を駆動側から見た側面図である。
図7に示すように、感光ドラムユニットU1は、感光ドラム62、感光ドラム用駆動伝達ユニットとしての駆動側フランジユニットU2、及び、非駆動側フランジ64、アース板65で構成されている。
感光ドラム62は、表面に感光層を被覆したアルミ等の導電性の部材である。なお、感光ドラム62は、内部が中空であっても、或いは、内部が中実でも構わない。
駆動側フランジユニットU2は、感光ドラム62の駆動側の端部に配置されている。具体的には、図7(c)に示すように、駆動側フランジユニットU2は、回転力被伝達部材である駆動側フランジ87の被固定部87bが感光ドラム62の長手端部の開口部62a1に嵌合し、接着やカシメ等で感光ドラム62に固定される。そして、駆動側フランジ87が回転すると、感光ドラム62が一体的に回転する。ここで、駆動側フランジ87の回転軸線L1は、感光ドラム62の回転軸線L0とが実質的に同軸(同一直線上)になるように、駆動側フランジ87は感光ドラム62に固定される。
同様に、非駆動側フランジ64は、感光ドラム62と実質的に同軸上で、感光ドラム62の非駆動側の端部に配置されている。非駆動側フランジ64は樹脂製で、図7(c)に示すように、感光ドラム62の長手端部の開口部62a2に、接着やカシメ等で感光ドラム62に固定される。また、非駆動側フランジ64には、導電性(主に金属)のアース板65が配置されている。アース板65は、感光ドラム62の内周面に接し、電気接点(不図示)を更に介して感光ドラム62と装置本体Aと電気的に接続している。
図8(a)に示すように、感光ドラムユニットU1はクリーニングユニット60に支持される。感光ドラムユニットU1の非駆動側において、非駆動側フランジ64の軸受部64a(図7(b)参照)がドラム軸78によって回転可能に支持される。尚、ドラム軸78はクリーニング枠体71の非駆動側に設けられた支持部71bに圧入固定されている。一方、感光ドラムユニットU1の駆動側において、駆動側フランジ87の被支持部87dが支持部材76の支持部76aによって回転可能に支持される。また、支持部材76は、位置決め部76bがクリーニング枠体71の支持部71cに挿入され、支持部材76の基部(被固定部)としての壁面76hがビス90によってクリーニング枠体71にビス止めされる。これによって支持部材76がクリーニング枠体71に固定されている。そして、駆動側フランジ87が支持部材76を介して、クリーニング枠体71に支持されている。
本実施例ではクリーニング枠体71に支持部材76をビス90によって固定する構成としたが、接着によって固定する構成や、溶融した樹脂により接合する構成でもよい。また、クリーニング枠体71と支持部材76を一体化してもよい。
支持部材76には、カップリング部材86を傾斜させるための付勢部材91が設けられている。具体的には、図8(b)に示すように、付勢部材91はねじりコイルばねで形成されており、付勢部材91の被支持部91aが支持部材76の支持部76cに固定されている。また、付勢部材91の固定端部91bが支持部材76の固定部76dに当接し、付勢部材91の自由端部91cがカップリング部材86の繋ぎ部86gに当接するように配置されている。この状態において、付勢部材91の固定端部91bと自由端部91cは、固定部76dの繋ぎ部86gとの間で圧縮されるような状態で保持されている。これにより、自由端部91cが繋ぎ部86gを付勢し、カップリング部材86を傾斜させている。カップリング部材は、自由端部86aが装着方向X1aの下流側を向くように傾斜している。
(5)駆動側フランジユニットU2の構成説明
次に、図1、図9及び図10を用いて、駆動側フランジユニットU2の構成について説明する。図1は駆動側フランジユニットU2を分解した斜視図であり、図1(a)は駆動側から見た図であり、図1(b)は、図1(a)のS2平面で切断した規制部材89の断面図である。図9(a)は、カップリング部材86の斜視説明図であり、図9(b)は、図9(a)の軸線L2に対して直交する方向からカップリング部材86を見た図である。図9(c)は、カップリング部材86を図9(a)のS1平面で切断した断面図である。図10は駆動側フランジユニットU2の構成の説明図であり、図10(a)は駆動側フランジユニットU2の斜視図であり、図10(b)は図10(a)のS3平面で切断した断面図であり、図10(c)は図10(a)のS4平面で切断した断面図である。
図1(a)を用いて、駆動側フランジユニットU2の構成部品について説明する。駆動側フランジユニットU2は、カップリング部材86、軸部としてのピン88、規制部材89、回転力被伝達部材としての駆動側フランジ87を有する。
カップリング部材86は、図9(a)に示すように、主に3つの部分を有する。第一の部分は、本体側係合部14と係合して、本体側係合部14から回転力を受けるための自由端部86aである。第二の部分は、実質的に球形状であり、規制部材89に結合(連結)される結合部86cである。第三の部分は、自由端部86aと結合部86cとをつなぐ繋ぎ部86gである。
ここで、本実施例では、繋ぎ部86gの直径φZ2は、自由端部86aの直径φZ1よりも小さく、また結合部86cの直径φZ3よりも小さい。また、直径φZ1は直径φZ3よりも小さい。また、繋ぎ部86gは、実質的に回転軸線L2に沿った円柱形状(または円筒形状)である。
自由端部86aは、図9に示すように、カップリング部材86の回転軸線L2に対して広がった開口部86mを有する。開口部86mには、本体側係合部14側に向かって広がった拡開部(広がり部)としての円錐形状の受け面86fを有する。受け面86fは凹形状である。また、開口部86mは、受け面86fに対して、回転軸線L2方向において感光ドラム62が設けられた側とは反対側に設けられている。
また、自由端部86aの先端側であって回転軸線L2を中心とする円周上には、2個の突起86d1、突起86d2が配置されている。突起86d1と突起86d2は、回転軸線L2に対して点対象の位置に、回転軸線L2に向かうように配置されている。また、突起86d1と突起86d2のと間には、待機部86k1、待機部86k2が設けられている。ここで、カップリング部材86の半径方向において、2個の突起86d1、突起86d2よりも内側に受け面86fが位置するように構成されている。本体側係合部14からカップリング部材86に回転力が伝達されるのを待機している際には、待機部86k1、待機部86k2に回転力付与部14a、回転力付与部14bが位置する。更に、突起86d1、突起86d2においてカートリッジ回転方向であるR方向上流側には、R方向と交差する回転力受け部86e1、回転力受け部86e2がそれぞれ設けられている。
カップリング部材86と本体側係合部14が係合し、本体側係合部14が回転している状態では、回転力付与部14a、回転力付与部14bが、回転力受け部86e1、回転力受け部86e2に接触する。これによって、本体側係合部14からカップリング部材86に回転力が伝達される。
結合部86cは、図9(b)に示すように、実質的に回転軸線L2上に傾動中心としての中心Cを有する実質的な球形状で構成される。
結合部86cには、回転軸線L2に対して実質的に直交する直交方向に貫通した貫通穴である穴部86bが設けられている。この穴部86bは、回転軸線L2に対し平行な回転力伝達部86b1、回転力伝達部86b2、第1傾斜被規制部86p1、第2傾斜被規制部86p2から構成される。図9(c)を用いて、第1傾斜被規制部86p1、第2傾斜被規制部86p2について詳しく説明する。ピン88の軸線L4とカップリング部材86の回転軸線L2の両方に略直交する軸線周りにおいて、カップリング部材86がピン88に対して傾斜する。その際、第1傾斜被規制部86p1と第2傾斜被規制部86p2とが、ピン88の外周部88cと当接することで、ピン88に対する傾斜が規制される。一方、カップリング部材86は、ピン88の軸線L4周りにも、カップリング部材86がピン88に対して傾斜する。その際、カップリング部材86の繋ぎ部86gが、駆動側フランジ87に設けた傾斜規制部87n(図1(a)参照)に当接することにより、カップリング部材86の軸線L4周りの傾斜が規制される。
本実施例のカップリング部材86の材質は、ポリアセタール、ポリカーボネート、PPS、液晶ポリマー等の樹脂である。但し、カップリング部材86の剛性を上げるために、負荷トルクに応じて上記樹脂中にガラス繊維、カーボン繊維等を配合しても良い。前記材料を配合した場合には、カップリング部材86の剛性を上げることができる。また、前記樹脂中に、金属をインサートして更に剛性を上げても良いし、カップリング部材86全体を金属等で製作しても良い。
また、自由端部86a、結合部86c、及び、繋ぎ部86gは、一体成形されていても、或いは、各々別体に形成されたものが一体に結合されても良い。
ピン88は、図1(a)に示すように、実質的に円柱形状(または円筒形状)であって、回転軸線L1に対し略直交する方向に配置されている。
規制部材89は、円盤形状である基部89a、規制部材89の回転軸線L3に沿って略平行に基部89aから突出し、円筒形状である突出部89bが設けられている。基部89aには、駆動側フランジ87と結合するための結合部89a1が設けられている。突出部89bの内側には、回転軸線L3に沿った第1支持部89b1と、回転軸線L1において第1支持部89b1よりも基部89a側に設けられ、円錐形状である第2支持部89b2が設けられている。そして、第1支持部89b1と第2支持部89b2に囲まれた収納部89b3が形成される。また、突出部89bの回転軸線L3と略平行に一対の溝部89cが設けられている。一対の溝部89cは突出部89bの回転軸線L3周りに約180°位相がずれて配置されている。また、図1(b)に示すように、溝部89cは、突出部89bの回転軸線と略平行な回転力被伝達部89c1と回転規制部89c2、突出部89bの回転軸線と略直交する規制部89c3で構成されている。また、規制部89c3は回転軸線L1において溝部89cの非駆動側(軸線方向の他方側)に位置し、溝部89cの駆動側(軸線方向の一方側)は開口している。
駆動側フランジ87は、図1(a)に示すように、結合部87a、被固定部87b、ギア部(はす歯ギア、または、平歯ギア)87c、被支持部87dを有する。結合部87aは、規制部材89の結合部89a1と結合する部分である。被固定部87bは、感光ドラム62に接触し固定される部分である。ギア部87cは、現像ローラ32に回転力を伝達する部分である(図4参照)。被支持部87dは、支持部材76の支持部76a(図8(a)参照)に支持される部分である。これらは、感光ドラム62の回転軸線L0と同軸線上に配置されている。尚、駆動側フランジ87の回転軸線L1は規制部材89の回転軸線L3と略平行に設けられる。
また、駆動側フランジ87は中空形状をしており、内部に収納部87iを有している。ここで、収納部87iは、その内部にカップリング部材86の結合部86cとピン88と規制部材89の突出部89bとを収納する部分である。また、この収納部87iの駆動側において、カップリング部材86やピン88が駆動側へ脱落することを規制している(詳細は後述する)。
尚、本実施例では駆動側フランジ87は射出成形で成形された樹脂製であり、その材質は、ポリアセタール、ポリカーボネート等である。但し、感光ドラム62を回転するための負荷トルクに応じて、駆動側フランジ87を金属製にしてもよい。
図1(a)、図1(b)を用いて、駆動側フランジユニットU2の組立方法について説明する。
まず、ピン88をカップリング部材86の穴部86bに挿入する。次に、規制部材89の一対の溝部89cに、ピン88が嵌るように位相を合わせる。そして、カップリング部材86とピン88を一緒に、回転軸線L1に沿って、収納部89b3に挿入する。このとき、カップリング部材86の結合部86cが規制部材89の第1支持部89b1に支持され、カップリング部材86は回転軸線L1と略直交する方向に移動することを規制される。また、ピン88の回転力伝達部88a1、回転力伝達部88a2が規制部材89の溝部89cを形成する回転力被伝達部89c1と回転規制部89c2に挟持され、ピン88は感光ドラム62の回転方向Rに移動することを規制される。
次に、カップリング部材86、ピン88、規制部材89を一緒に、回転軸線L1に沿って駆動側フランジ87の非駆動側から収納部87iに挿入する。一方、駆動側フランジ87の駆動側には、開口部87mが設けられている。開口部87mの直径φZ10は、自由端部86aの直径φZ1及び繋ぎ部86gの直径φZ2よりも大きくなるように設けられている。これにより、カップリング部材86の自由端部86aと一部の繋ぎ部86gとが開口部87mを通過し、収納部87iの駆動側外側に配置することができる。そして、この状態のまま、規制部材89の結合部89a1と駆動側フランジ87の結合部87aを溶着や接着によって固定する。このとき、規制部材89の結合部89a1と駆動側フランジ87の結合部87aとは回転軸線L1周りに広い範囲で結合される。これにより、カップリング部材86とピン88は、規制部材89を介して駆動側フランジ87に連結される。
また、図10(b)に示すように、収納部87iの駆動側に第2抜け止め部87fが設けられている。そして、ピン88の外周部88cが駆動側フランジ87の第2抜け止め部87fと規制部材89の規制部89c3に当接することで、ピン88が回転軸線L1に平行な方向(長手方向)に移動することを規制する。
また、図10(c)に示すように、開口部87mは、カップリング部材86の脱落を規制するための第1抜け止め部87eと、カップリング部材86が傾斜(傾動)した際に繋ぎ部86gと当接して傾斜を規制する傾斜規制部87nで形成されている。ここで、第1抜け止め部87eは、回転軸線L1を中心軸とする円錐形状や、球面や、回転軸線L1と交差する平面でもよい。開口部87mの直径φZ10は、結合部86cの直径φZ3よりも小さくなるように設けられている。よって、開口部87mを形成する第1抜け止め部87eに、カップリング部材86の結合部86cが当接することで、カップリング部材86が収納部87iの駆動側に脱落することを規制している。また、規制部材89の第2支持部89b2に、カップリング部材86の結合部86cが当接することで、カップリング部材86が収納部87iの非駆動側に脱落することを規制している。
尚、穴部86bとピン88とは、カップリング部材86の傾動を許容するように設定され、カップリング部材86は、駆動側フランジ87に対していずれの方向にも傾斜(傾動、旋回)できる。
(6)本体側係合部14から感光ドラム62に回転力が伝達される構成の説明
図11を用いて、本体側係合部14から感光ドラム62に回転力が伝達される構成について説明する。図11は、回転力が伝達される経路を示した分解説明図である。
図11に示すように、本体側係合部14の回転軸線L10と駆動側フランジ87の回転軸線L1とが略同軸に配置された状態で、装置本体Aの駆動源から本体側係合部14に回転力が伝達されると、本体側係合部14が正転方向に回転する。本体側係合部の回転方向と感光ドラム62の回転方向Rとは同じである。そして、回転力付与部14a、回転力付与部14bが回転力受け部86e1、回転力受け部86e2に当接する。次に、カップリング部材86の回転力伝達部86b1、回転力伝達部86b2がピン88の外周部88cに当接する。そして、ピン88の回転力伝達部88a1、回転力伝達部88a2が、規制部材89の回転力被伝達部89c1と当接する。規制部材89と駆動側フランジ87とは固定されているため一体で回転し、また駆動側フランジ87と感光ドラム62も固定されているため一体で回転する。従って、装置本体Aの駆動源の回転力が、本体側係合部14からカップリング部材86、ピン88、規制部材89、駆動側フランジ87の順で感光ドラム62に伝達される。
ここで、部品寸法のばらつき等によって、本体側係合部14の回転軸線L10と駆動側フランジ87の回転軸線L1とが、完全に一致した同軸から多少ずれて配置される場合がある。しかしながら、カップリング部材86は、回転軸線L2が回転軸線L1に対して全方向に傾斜できるように、カップリング部材86の結合部86cが規制部材89の第1支持部89b1に支持されている。よって、このような場合でも、カップリング部材86は、回転軸線L2が回転軸線L1に対して傾斜しながら回転し、本体側係合部14からカップリング部材86に回転力が伝達される。
以上説明したように、本実施例では、規制部材89の溝部89cを構成する規制部89c3と駆動側フランジ87の第2抜け止め部87fによって、ピン88が長手方向に移動することを規制した。また、規制部材89の溝部89cを構成する回転力被伝達部89c1と回転規制部89c2によって、ピン88が回転方向Rに移動することを規制した。また、規制部材89の収納部89b3を構成する第1支持部89b1によって、カップリング部材86が駆動側フランジ87の回転軸線と略直交する方向に移動することを規制した。加えて、規制部材89の収納部89b3を構成する第2支持部89b2によって、カップリング部材86が駆動側から非駆動側に移動することを規制した。更に、駆動側フランジ87の第1抜け止め部87eによって、カップリング部材86が非駆動側から駆動側に移動することを規制した。これにより、駆動側フランジ87に溝形状を設けることなく、カップリング部材86とピン88とを、規制部材89を介して駆動側フランジ87に連結した。
従来構成では、カップリング部材からピンに伝わった回転力を駆動側フランジの溝形状で受けるが、回転力の大きさによっては駆動側フランジの溝形状だけでなく駆動側フランジ自体が大きく変形する可能性がある。これにより、駆動側フランジは、駆動側フランジが回転可能に支持される被支持部や現像ローラに回転力を伝達するギア部等が変形する可能性がある。その結果、駆動側フランジは歪んだ状態で回転したり、回転中のギア部の噛み合いが不安定になり、精度よく回転するのを損なう可能性がある。しかしながら、本実施例の構成によれば、カップリング部材86からピン88に伝わった回転力を規制部材89の溝部89cで受ける。また、規制部材89の結合部89a1と駆動側フランジ87の結合部87aとは回転軸線L1周りに広い範囲で結合され、溝部89cで受けた回転力は、規制部材89の結合部89a1から駆動側フランジ87の結合部87aに伝達される。もし、回転力により規制部材89の溝部89cが変形したとする。その場合、変形する溝部89cと異なる結合部89a1で駆動側フランジ87に結合され、溝部89cの変形が駆動側フランジ87に及び難い。また、規制部材89から駆動側フランジ87への回転力の伝達が回転軸線L1周りで偏りが無くなる。よって、駆動側フランジ87が変形するのを抑えることができる。よって、従来構成よりも駆動側フランジ87は精度よく回転したり、回転中のギア部87cの噛み合いが安定し、駆動側フランジ87から感光ドラム62や現像ローラ32に円滑に回転力を伝達することができる。
また従来構成では、駆動側フランジにおいて回転軸線L1周りに溝形状がある位相と溝形状がない位相が混在したため、駆動側フランジの形状が複雑だった。しかしながら、本実施例の構成によれば、駆動側フランジ87に溝形状が無くなるため、駆動側フランジ87の形状が回転軸線L1周りに同一にすることができる。よって、駆動側フランジ87の射出成形で成形する際に樹脂が均一に流動しやすくなるため、駆動側フランジ87の成形性が良くなり、駆動側フランジ87の部品精度が向上する。
また、駆動側フランジ87をカシメで感光ドラム62に固定する方法を用いる場合があるが、カシメを行う際に駆動側フランジ87には、回転軸線と略直交する方向から強い力が加わる。従来構成では、駆動側フランジの溝形状がきっかけとなり駆動側フランジが大きく変形する可能性がある。または、駆動側フランジの変形を抑えるための補強形状を設ける必要があり、駆動側フランジの形状が複雑になる可能性がある。しかしながら、本実施例の構成によれば、駆動側フランジ87に溝形状が無くなるため、簡単な形状で駆動側フランジ87を補強することができる。
本実施例では、駆動側フランジ87に、カップリング部材86が軸線L1と略平行に移動することを規制する第1抜け止め部87eと、ピン88が軸線L1と略平行に移動することを規制する第2抜け止め部87fを設ける構成とした。しかしながら、ピン88がカップリング部材86の穴部86bに挿入されているため、第1抜け止め部87eを無くしてピン88によってカップリング部材86の軸線L1方向の移動を規制してもよい。
また、本実施例では、カップリング部材86とピン88を別の部品として説明したが、その限りではない。例えば、図12(a)に示すように、カップリング部材186の結合部186cに軸部186a、軸部186bを設ける構成でも、同様の効果を得ることができる。この場合、軸部186aと軸部186bとは略同軸に配置され、且つ、軸部186aと軸部186bのそれぞれの軸線が球形状である結合部186cの中心C2を通るように配置される。軸部186aと軸部186bのそれぞれの軸線は、規制部材189の回転軸線L13と略直交に配置される。また、軸部186aの軸方向端部に回転力伝達部186a1が設けられ、軸部186bの軸方向端部に回転力伝達部186b1が設けられる。そして、回転力伝達部186a1及び回転力伝達部186b1が、前述の規制部材189の支持部(溝部)を構成する回転力被伝達部189c1に当接することで、カップリング部材186から規制部材189に回転力を伝達する。この構成の場合、図12(b)に示すように、カップリング部材186の傾斜に合わせて、軸部186aと軸部186bも傾斜する。そのため、カップリング部材186の傾斜を阻害しないように、軸部186aと駆動側フランジ187の第2抜け止め部187fとの間に隙間H11を設け、軸部186bと規制部材189の規制部189c3との間に隙間H12を設ける必要がある。すなわち、規制部材189が有する溝部(支持部)189cは、感光ドラムの軸線方向に略平行に設けられ、感光ドラムの軸線方向の一方が開口された溝部である。そして、溝部189cは、カップリング部材86の傾動に伴って軸部186a、186bが感光ドラムの軸線方向に移動することを許容するよう前記軸部の両端を支持する。この構成により、ピン88を廃止することができる。
〔実施例2〕
次に、図13、図14を用いて、本発明を適用した実施例2について説明する。図13(a)は、本実施例を適用した駆動側フランジユニットU21の分解説明図である。図13(b)は、図13(a)のS21平面で切断した規制部材289の断面図である。図14(a)、図14(b)は、カップリング部材86とピン88を規制部材289に組み付ける状態を示した説明図である。尚、本実施例では、前述した実施例と異なる構成について説明し、同様の構成や機能を有する部材については、先の実施例と同様の部品名及び符号を付して説明を省略する。以下の実施例についても同様である。
本実施例では、前述の実施例に対し規制部材289のピン88を支持する形状が異なる。以下詳細な構成を説明する。
図13(a)に示すように、規制部材289の基部289aから規制部材289の回転軸線L23と略平行に突出し、円筒形状である突出部289bが設けられ、回転軸線L23において基部289aと反対側に一対の穴部289cが設けられている。一対の穴部289cは回転軸線L23周りに約180°位相がずれて配置されている。この一対の穴部289cは、前記軸部であるピン88の外周を囲う貫通穴(支持部)である。また、図13(b)に示すように、穴部289cには、回転軸線L23と略平行な回転力被伝達部289c1と回転規制部289c2があり、回転軸線L23と略直交する規制部289c3、規制部289c4がある。また、規制部289c3は回転軸線L23において穴部289cの基部289a側に配置され、規制部289c4は回転軸線L23において規制部289c3と対向する位置に配置されている。これにより、ピン88は、規制部289c3と規制部289c4によって回転軸線L23に平行な方向の移動が規制される。また、回転力被伝達部289c1と回転規制部289c2によって、感光ドラム62の回転方向Rの移動が規制される。
次に、駆動側フランジユニットU21の組立方法について説明する。まず、図14(a)に示すように、カップリング部材86の結合部86cを規制部材289の収納部289b3に納める。次に、ピン88をカップリング部材86の穴部86bと規制部材289の穴部289cとに挿入する(図14(b))。これにより、ピン88によってカップリング部材86と規制部材289とをユニット化することができる。この状態で、カップリング部材86とピン88と規制部材289を駆動側フランジ87に組み付けることができるため、カップリング部材86、ピン88、規制部材289を駆動側フランジ87に組み付ける際の組立性が向上する。加えて、回転力被伝達部289c1と回転規制部289c2とが、規制部289c4で繋がれているため、ピン88が回転力被伝達部289c1に当接した際に回転力被伝達部289c1が回転規制部289c2から離れる方向に変形するのを抑えることができる。
尚、穴部289cとピン88とは圧入になるように設けることで、カップリング部材86、ピン88、規制部材289が分離することを防止できる。よって、更に、カップリング部材86、ピン88、規制部材289を駆動側フランジ87に組み付ける際の組立性が向上する。
〔実施例3〕
次に、図15を用いて、本発明を適用した実施例3について説明する。図15(a)は、本実施例を適用した駆動側フランジユニットU31の分解説明図である。図15(b)は、図15(a)のS31平面で切断した規制部材389の断面図である。図15(c)は、カップリング部材86とピン88を規制部材389に組付けた状態を示した説明図である。
本実施例では、前述の実施例に対し規制部材389のピン88を支持する形状が異なる。以下詳細な構成を説明する。
図15(a)に示すように、規制部材389の基部389aから規制部材389の回転軸線L33と略平行に突出し、円筒形状である突出部389bが設けられ、突出部389bの回転軸線と略平行に一対の溝部389cが設けられている。一対の溝部389cは回転軸線L33周りに約180°位相がずれて配置されている。また、図15(b)に示すように、溝部389cは、回転軸線L33と略平行な回転力被伝達部389c1と回転規制部389c2があり、回転軸線L33と略直交する規制部389c3がある。また、規制部389c3は回転軸線L33において溝部389cの非駆動側に位置し、溝部389cの駆動側は開口している。加えて、回転力被伝達部389c1には、感光ドラム62の回転方向Rに突出するように凸部389dが設けられ、回転規制部389c2には、感光ドラム62の回転方向Rに突出するように凸部389eが設けられている。更に、回転方向Rにおいて、溝部389cを挟むように配置された切り欠き部389fが設けられている。
尚、凸部389dと凸部389eは、少なくともどちらか一方に設ければ良く、凸部389dと凸部389eのどちらか一方が設けられた場合は、切り欠き部389fもどちらか1箇所に設ければ良い。このとき、回転規制部389c2側に切り欠き部389fを設け、回転力被伝達部389c1側に切り欠き部を設けないことで、ピン88が回転力被伝達部389c1に当接した際に回転力被伝達部389c1が回転規制部389c2から離れる方向に変形するのを抑えることができる。
次に、駆動側フランジユニットU31の組立方法について説明する。カップリング部材86とピン88を対にして、回転軸線L33に沿って規制部材389に組み付ける。このとき、凸部389dと凸部389eとの隙間H31は、ピン88の外径φZ31に対して小さいため、ピン88と凸部389d及び凸部389eが当接する。ここで、回転力被伝達部389c1に設けた凸部389dの当接部389d1は、回転軸線L33に沿って規制部389c3に向かうにつれて、回転力被伝達部389c1から離れる方向に傾斜するように設けられている(図15(b)参照)。回転規制部389c2に設けた凸部389eの当接部389e1も同様に形成されている。そのため、回転軸線L33に沿ってピン88を溝部389cに押し込むと、溝部389cは切り欠き部389fが設けられた方向に弾性変形しながら、ピン88が凸部389dを通過する。そして、図15(c)に示すように、さらに回転軸線L33に沿ってカップリング部材86とピン88を移動させると、カップリング部材86の結合部86cが収納部389b3に納まり、ピン88が溝部389cに納まる。これにより、ピン88は、規制部389c3と凸部389dによって回転軸線L33に平行な方向の移動が規制される。また、規制部材389の回転力被伝達部389c1と回転規制部389c2によって、感光ドラム62の回転方向Rの移動が規制される。これにより、ピン88によってカップリング部材86と規制部材389とをユニット化する際の組立性が向上する。
〔実施例4〕
次に、図16を用いて、本発明を適用した実施例4について説明する。図16(a)は、本実施例を適用した駆動側フランジユニットU41の分解説明図である。図16(b)は、図16(a)のS41平面で切断した規制部材489の断面図である。図16(c)は、カップリング部材86とピン88を規制部材489に組み付けた状態を示した説明図である。
本実施例では、前述の実施例に対し規制部材489のピン88を支持する形状と変形方向が異なる。以下詳細な構成を説明する。
図16(a)に示すように、規制部材489の基部489aから規制部材489の回転軸線L43と略平行に突出し、円筒形状である一対の突出部489bが設けられている。また、突出部489bには回転軸線L43において基部489aと反対側に穴部489cが設けられている。一対の突出部489bは回転軸線L43周りに約180°位相がずれて配置されている。この一対の穴部489cは、前記軸部であるピン88の外周を囲う貫通穴(支持部)である。また、図16(b)に示すように、穴部489cは、回転軸線L43と略平行に回転力被伝達部489c1と回転規制部489c2が配置され、回転軸線L43と略直交する規制部489c3、規制部489c4がある。また、規制部489c3は回転軸線L43において穴部489cの基部489a側に配置され、規制部489c4は回転軸線L43において規制部489c3と対向する位置に配置されている。一方、基部489aから回転軸線L43と略平行に突出し、円筒形状である一対の第2突出部489dが設けられている。また、突出部489bと第2突出部489dとの間には、回転軸線L43に沿って隙間H41が設けられている。第2突出部489dの内側には、カップリング部材86の結合部86cを規制する第1支持部489d1と第2支持部489d2が設けられている。そして、第1支持部489d1と第2支持部489d2で囲まれた収納部489d3が形成されている。
次に、駆動側フランジユニットU41の組立方法について説明する。カップリング部材86とピン88を対にして、回転軸線L43に沿って規制部材489に組み付ける。このとき、一対の突出部489bの隙間H41は、ピン88の全長T41に対して小さいため、ピン88と突出部489bの当接部489b1とが当接する。ここで、当接部489b1は、回転軸線L43に沿って基部489aに向かうにつれて、回転軸線L43に近づく方向に傾斜するように設けられている。そのため、回転軸線L43に沿ってピン88を移動させると、突出部489bは回転軸線L43から離れる方向に弾性変形しながら、ピン88が当接部489b1を通過する。そして、図16(c)に示すように、さらに回転軸線L43に沿ってカップリング部材86とピン88を移動させると、カップリング部材86の結合部86cが収納部489d3に納まり、ピン88が穴部489cに納まる。これにより、ピン88は、規制部489c3と規制部489c4によって回転軸線L43に平行な方向の移動が規制される。また、規制部材489の回転力被伝達部489c1と回転規制部489c2によって、感光ドラム62の回転方向Rの移動が規制される。これにより、ピン88によってカップリング部材86と規制部材489とをユニット化する際の組立性が向上する。加えて、回転力被伝達部489c1と回転規制部489c2とが、規制部489c4で繋がれているため、ピン88が回転力被伝達部489c1に当接した際に回転力被伝達部489c1が回転規制部489c2から離れる方向に変形するのを抑えることができる。
〔他の実施例〕
前述した実施例でのカートリッジBの形態は、感光ドラムとプロセス手段を備えたプロセスカートリッジを例に説明したが、その限りではない。カートリッジBの形態として、例えば、プロセス手段を備えず、感光ドラムを備えた感光ドラムカートリッジにも好適に適用することができる。また、感光ドラムを備えず、現像ローラ32を備えた現像カートリッジにおいて、本体側係合部から、トナーを担持して回転するための現像ローラに回転力を伝達するものでも、好適に適用することができる。この場合、カップリング部材は、感光ドラムの代わりに、回転体としての現像ローラに回転力を伝達する。
また、前述した実施例では、回転力被伝達部材としての駆動側フランジは、回転体である感光ドラムの長手端部に固定された構成であったが、回転力被伝達部材と回転体とが固定されずに独立した構成であってもよい。例えば、回転力被伝達部材がギア部材であって、ギアの噛み合いにより感光ドラムや現像ローラの回転体に連結され、回転力を伝達する構成でもよい。
また、前述した実施例でのカートリッジBは、単色画像を形成するためのものであったが、その限りではない。本発明は、現像手段を複数設け、複数色の画像(例えば2色画像、3色画像或いはフルカラー等)を形成するカートリッジにも、好適に適用することができる。
また、前述した実施例では、間隔保持部材17L、間隔保持部材17Rを感光ドラム62の外周面に当接させて、感光ドラム62に現像ローラ32を押圧する構成としたが、その限りではない。例えば、間隔保持部材17L、間隔保持部材17Rを介さずに、現像ローラ32の外周面を直接感光ドラム62の外周面に当接させて押圧する構成でも、本発明は好適に適用することができる。
また、前述した実施例では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であってもよい。あるいは、記録媒体担持体を使用し、該記録媒体担持体に担持された記録媒体に各色のトナー像を順次重ねて転写する画像形成装置であってもよい。あるいは、中間転写体を使用し、該中間転写体に各色のトナー像を順次重ねて転写し、該中間転写体に担持されたトナー像を記録媒体に一括して転写する画像形成装置であってもよい。これらの画像形成装置に用いられるカートリッジに本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
尚、本発明を実施するにあたり、前記実施例の構成や配置を適宜選択し、組み合わせて構成してもよい。
A 電子写真画像形成装置本体
B プロセスカートリッジ
U2 駆動側フランジユニット(駆動伝達ユニット)
14 本体側係合部
62 感光ドラム(回転体)
86、186、 カップリング部材
87 駆動側フランジ(回転力被伝達部材)
88 ピン(軸部)
89、289、389、489 規制部材
89c、189c、389c 溝部(支持部)
289c、489c 穴部(貫通穴、支持部)

Claims (21)

  1. 画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジにおいて、
    回転体と、
    前記回転体に伝達するための回転力が伝達される回転可能な回転力被伝達部材と、
    前記回転力被伝達部材と結合し、その内側に収納部を有する規制部材と、
    回転可能なカップリング部材であって、前記装置本体に設けられた本体側係合部から前記回転力を受ける回転力受け部を有する自由端部と、前記カップリング部材の回転軸線が前記回転力被伝達部材の回転軸線に対し傾動を許容するように、前記収納部に少なくともその一部が収納されるように前記規制部材に結合される結合部と、を有するカップリング部材と、
    前記カップリング部材から前記回転力を受け得る軸部と、
    を有し、
    前記規制部材は、前記軸部が前記回転体の回転方向に移動することを規制するよう前記軸部の両端を支持する支持部を有し、前記支持部を通して前記軸部から受けた前記回転力を前記回転力被伝達部材に伝達することを特徴とするカートリッジ。
  2. 前記支持部は、前記回転体の軸線方向の一方が開口された溝部であり、
    前記支持部は、前記軸部が前記回転体の軸線方向の他方に移動することを規制するよう前記軸部の両端を支持することを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記軸部は、前記カップリング部材に一体に形成され、
    前記支持部は、前記回転体の軸線方向に略平行に設けられ、前記回転体の軸線方向の一方が開口された溝部であり、
    前記支持部は、前記カップリング部材の傾動に伴って前記軸部が前記回転体の軸線方向に移動することを許容するよう前記軸部の両端を支持することを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
  4. 前記支持部は、前記軸部の外周を囲う貫通穴であり、
    前記支持部は、前記軸部が前記回転体の軸線方向に移動することを規制するよう前記軸部の両端を支持することを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
  5. 前記支持部は、弾性変形することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  6. 前記カートリッジは、回転可能に支持された本体側係合部を有する画像形成装置本体に対して着脱可能であって、前記本体側係合部の回転軸線に対し略直交する所定方向に移動した後に、前記装置本体の外側に取り外し可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  7. 前記カートリッジが前記装置本体から取り外されることに伴って、前記カップリング部材が傾動することで、前記回転力受け部が前記本体側係合部から離脱することを特徴とする請求項6に記載のカートリッジ。
  8. 前記回転体は、現像剤を担持して回転する回転体であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  9. 前記規制部材は、前記カップリング部材と前記軸部とが前記回転力被伝達部材から脱落することを規制することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  10. 回転可能に支持された本体側係合部を有する画像形成装置本体と、前記本体側係合部の回転軸線に対し略直交する所定方向に移動した後に、前記装置本体の外側に取り外し可能なカートリッジと、を備えた画像形成装置であって、
    前記カートリッジは、
    現像剤を担持して回転可能な回転体と、
    前記回転体に伝達するための回転力が伝達される回転可能な回転力被伝達部材と、
    前記回転力被伝達部材と結合し、その内側に収納部を有する規制部材と、
    回転可能なカップリング部材であって、前記本体側係合部から前記回転力を受ける回転力受け部を有する自由端部と、前記カートリッジの前記所定方向への移動に伴い前記回転力受け部が前記本体側係合部から離脱するべく前記カップリング部材の回転軸線が前記回転力被伝達部材の回転軸線に対し傾動を許容するように、前記収納部に少なくともその一部が収納されるように前記規制部材に結合される結合部と、を有するカップリング部材と、
    前記カップリング部材から前記回転力を受け得る軸部と、
    を有し、
    前記規制部材は、前記軸部が前記回転体の回転方向に移動することを規制するよう前記軸部の両端を支持する支持部を有し、前記支持部を通して前記軸部から受けた前記回転力を前記回転力被伝達部材に伝達することを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記支持部は、前記回転体の軸線方向の一方が開口された溝部であり、
    前記支持部は、前記軸部が前記回転体の軸線方向の他方に移動することを規制するよう前記軸部の両端を支持することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記軸部は、前記カップリング部材に一体に形成され、
    前記支持部は、前記回転体の軸線方向に略平行に設けられ、前記回転体の軸線方向の一方が開口された溝部であり、
    前記支持部は、前記カップリング部材の傾動に伴って前記軸部が前記回転体の軸線方向に移動することを許容するよう前記軸部の両端を支持することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  13. 前記支持部は、前記軸部の外周を囲う貫通穴であり、
    前記支持部は、前記軸部が前記回転体の軸線方向に移動することを規制するよう前記軸部の両端を支持することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  14. 前記支持部は、弾性変形することを特徴とする請求項10乃至請求項13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 回転体に回転力を伝達する駆動伝達ユニットの組み立て方法であって、
    前記駆動伝達ユニットは、
    前記回転体に伝達するための回転力が伝達される回転可能な回転力被伝達部材と、
    前記回転力被伝達部材と結合し、その内側に収納部を有する規制部材と、
    回転可能なカップリング部材であって、前記回転力を受ける回転力受け部を有する自由端部と、前記カップリング部材の回転軸線が前記回転力被伝達部材の回転軸線に対し傾動を許容するように、前記収納部に少なくともその一部が収納されるように前記規制部材に結合される結合部と、を有するカップリング部材と、
    前記カップリング部材から前記回転力を受け得る軸部と、
    を有し、
    前記規制部材の前記収納部に前記カップリング部材の前記結合部を収納するとともに、前記規制部材が有する、前記軸部が前記回転体の回転方向に移動することを規制する支持部に前記軸部の両端を支持する工程を経て、
    前記カップリング部材及び前記軸部を備えた前記規制部材を前記回転力被伝達部材に結合することを特徴とする駆動伝達ユニットの組み立て方法。
  16. 前記回転力被伝達部材は、前記軸部が前記回転体の軸線方向に移動することを規制する抜け止め部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  17. 前記回転力被伝達部材は前記回転体に接触し固定される被固定部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  18. 前記回転力被伝達部材はギア部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  19. 前記回転力被伝達部材は、前記軸部が前記回転体の軸線方向に移動することを規制する抜け止め部を備えることを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  20. 前記回転力被伝達部材は前記回転体に接触し固定される被固定部を備えることを特徴とする請求項10乃至請求項14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  21. 前記回転力被伝達部材はギア部を備えることを特徴とする請求項10乃至請求項14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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