JP2016169960A - 荷重センサおよび荷重検出装置 - Google Patents

荷重センサおよび荷重検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】偏荷重特性のばらつきを抑制することができる荷重センサおよびこの荷重センサを有する荷重検出装置を提供する。【解決手段】荷重センサ10は、荷重受け部材11が有する長方形板状の本体部12の両端部分12a、12bの間に座席取付孔18が設けられており、この座席取付孔18の周囲に、荷重受け部材11のひずみ量に応じて抵抗値が変化する複数のひずみ検知素子21〜28が配置されている。そして、荷重受け部材11の平面視において、座席取付孔18の中心点18pが、複数のひずみ検知素子21〜28の配置中心点に対して、荷重受け部材11における剛性が比較的高い部分寄りに配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、荷重センサおよびこの荷重センサを有する荷重検出装置に関する。
荷重センサは、例えば、自動車の座席に組み込まれて、乗員の着座有無や体重の検出のために用いられる。
このような荷重センサの一例として特許文献1に開示される荷重センサは、車両用シートにかかる荷重によりひずむ荷重受け部材としての平板状のひずみ部材と、このひずみ部材のひずみを検出するひずみセンサとを有している。
特開2004−205489号公報
このような荷重センサは、荷重受け部材の直上から重力方向の荷重を加えたときに検出される荷重値(基準荷重値)に対して、水平方向にずれた位置から荷重受け部材に重力方向の荷重を加えたときに検出される荷重値(偏荷重値)が変化してしまうことがある。この基準荷重値に対する偏荷重値の変化割合ことを「偏荷重特性」という。そして、荷重受け部材の形状非対称性やひずみセンサを構成する電気素子の特性非対称性などに起因して、荷重を加える位置がずれる向きによって偏荷重特性が大きくなったり、小さくなったりしてばらつきが生じることがあった。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するためのものであり、偏荷重特性のばらつきを抑制することができる荷重センサおよびこの荷重センサを有する荷重検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は一態様において、一対の支持部および前記一対の支持部の間に設けられた荷重受け部を有する板状の荷重受け部材と、前記荷重受け部の周囲に配置され、当該荷重受け部材のひずみ量に応じて抵抗値が変化する複数のひずみ検知素子と、を備えた荷重センサであって、前記荷重受け部材の平面視において、前記荷重受け部の中心点が、前記複数のひずみ検知素子の配置中心点に対して、前記荷重受け部材における剛性が比較的高い部分寄りに配置されていることを特徴とする荷重センサである。
荷重受け部材の平面視において、荷重受け部の中心点が、複数のひずみ検知素子の配置中心点と重なる構成では、荷重受け部材における剛性が比較的高い部分がある向きの偏荷重特性が小さくなる。このことから、本発明によれば、荷重受け部材の平面視において、荷重受け部の中心点を、複数のひずみ検知素子の配置中心点に対して、荷重受け部材における剛性が比較的高い部分寄りに配置することで、荷重受け部を中心とした剛性のバランスが改善されて、上記剛性が比較的高い部分向きの偏荷重特性を相対的に小さくすることができる。そのため、偏荷重特性のばらつきを抑制することができる。
上記荷重センサは、前記荷重受け部材が、長方形板状の本体部および前記本体部の一方の長辺の中央部から当該長辺と直交する向きに突出した突出部を有する平面視略T字形状に形成され、前記一対の支持部が、前記本体部の長手方向両端部分に設けられ、前記荷重受け部材の平面視において、前記荷重受け部の中心点が、前記複数のひずみ検知素子の配置中心点に対して前記突出部寄りに配置されていることが好ましい。平面視略T字形状に形成された板状の荷重受け部材は、その本体部の突出部に近い部分の剛性がより高くなるためである。
本発明の別の一態様は、一対の支持部および前記一対の支持部の間に設けられた荷重受け部を有する板状の荷重受け部材と、前記荷重受け部の周囲に配置され、当該荷重受け部材のひずみ量に応じて抵抗値が変化する複数のひずみ検知素子と、を備えた荷重センサであって、前記複数のひずみ検知素子が、4つの抵抗ユニットを構成するとともに、これら4つの抵抗ユニットのうちの2つの抵抗ユニットが直列に接続された一方の回路部分と残り2つの抵抗ユニットが直列に接続された他方の回路部分とが並列に接続されたホイートストンブリッジ回路を構成し、前記一方の回路部分が、一方の前記支持部と前記荷重受け部との間に配置され、前記他方の回路部分が、他方の前記支持部と前記荷重受け部との間に配置され、前記荷重受け部材に荷重を加えていない状態において、前記一方の回路部分における負極側の抵抗ユニットの抵抗値に対する正極側の抵抗ユニットの抵抗値の比率が、前記他方の回路部分における負極側の抵抗ユニットの抵抗値に対する正極側の抵抗ユニットの抵抗値の比率より小さくなるように設定され、前記荷重受け部材の平面視において、前記荷重受け部の中心点が、前記複数のひずみ検知素子の配置中心点に対して前記他方の回路部分寄りに配置されていることを特徴とする荷重センサである。
荷重受け部材の平面視において、荷重受け部の中心点が、複数のひずみ検知素子の配置中心点と重なる構成においては、荷重受け部材上にホイートストンブリッジ回路を配置したときに、当該回路の電気特性の非対称性に応じて偏荷重特性のばらつきが大きくなることがある。具体的には、ホイートストンブリッジ回路の一方の回路部分における負極側の抵抗ユニットの抵抗値に対する正極側の抵抗ユニットの抵抗値の比率が、他方の回路部分における負極側の抵抗ユニットの抵抗値に対する正極側の抵抗ユニットの抵抗値の比率より小さくなるように設定されている場合に、一方の回路部分と他方の回路部分とのひずみに対する感度の違いにより、他方の回路部分向きの偏荷重特性が相対的に大きくなる。このことから、本発明によれば荷重受け部材の平面視において、荷重受け部の中心点を、複数のひずみ検知素子の配置中心点に対して他方の回路部分寄りに配置することで、荷重受け部を中心とした各回路部分のひずみに対する感度のバランスが改善されて、当該他方の回路部分向きの偏荷重特性を相対的に小さくすることができる。そのため、偏荷重特性のばらつきを抑制することができる。
上記荷重センサは、前記荷重受け部材の平面視において、前記荷重受け部の中心点が、前記複数のひずみ検知素子の配置中心点に対して、前記荷重受け部材における剛性が比較的高い部分寄りにも配置されていることが好ましい。荷重受け部の中心点を、複数のひずみ検知素子の配置中心点に対して、荷重受け部材における剛性が比較的高い部分寄りに配置することで、荷重受け部を中心とした剛性のバランスも改善されて、当該部分向きの偏荷重特性をさらに小さくすることができる。そのため、偏荷重特性のばらつきをさらに抑制することができる。
上記荷重センサにおいて、前記複数のひずみ検知素子が、前記配置中心点を通りかつ前記一対の支持部が対向する方向に平行な直線について対称に配置されていることが好ましい。
上記荷重センサにおいて、前記複数のひずみ検知素子が、前記配置中心点を通りかつ前記一対の支持部が対向する方向に直交する直線について対称に配置されていることが好ましい。
本発明のさらに別の一態様は、上記本発明に係る荷重センサと、前記荷重センサの出力に基づいて前記荷重受け部材に加わる荷重を検出する荷重検出部と、を有することを特徴とする荷重検出装置である。
本発明によれば、偏荷重特性のばらつきを抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る荷重検出装置の斜視図である。 図1の荷重検出装置の構成を説明する図である。 図2の荷重検出装置が有する荷重センサに設けられた座席取付孔の位置ずれを説明する拡大平面図である。 図2の荷重検出装置が有する荷重センサの回路構成を説明する図である。 位置ずれのない座席取付孔が設けられた荷重センサを有する荷重検出装置の構成を説明する図である。 図1の荷重検出装置の偏荷重特性を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る荷重検出装置の構成を説明する図である。 図7の荷重検出装置が有する荷重センサに設けられた座席取付孔の位置ずれを説明する拡大平面図である。 図7の荷重検出装置が有する荷重センサの回路構成を説明する図である。 図7の荷重検出装置の偏荷重特性を説明する図である。
(第1実施形態)
以下に、本発明の第1実施形態に係る荷重検出装置について、図1〜図6を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る荷重検出装置の斜視図である。図2は、図1の荷重検出装置の構成を説明する図であって、(a)は平面図であり、(b)は底面図であり、(c)は背面図である。図3は、図2の荷重検出装置が有する荷重センサに設けられた座席取付孔の位置ずれを説明する拡大平面図である。図4は、図2の荷重検出装置が有する荷重センサの回路構成を説明する図である。図5は、位置ずれのない座席取付孔が設けられた荷重センサを有する荷重検出装置の構成を説明する図である。図6は、図1の荷重検出装置の偏荷重特性を説明する図であって、(a)は、偏荷重の向きを説明する平面図であり、(b)は、偏荷重の向きに対する偏荷重特性の一例を示すグラフである。
各図に示すX1−X2方向及びY1−Y2方向は一平面内にて直交する2方向を示し、Z1−Z2方向は、前記一平面に対して直交する方向を示している。X1−X2方向及びY1−Y2方向を含む平面を水平面とし、Z1−Z2方向を鉛直方向としている。
本実施形態における荷重検出装置1は、例えば、自動車の座席と当該自動車の前後方向に延在するスライドレールにスライド移動可能に設けられたスライド体との間に設けられて、乗員の着座有無や体重の検出のために用いられる。もちろん、荷重検出装置1は、自動車以外に用いられてもよい。
図1、図2に示すように、荷重検出装置1は、荷重センサ10と、荷重検出部50と、コネクタ60と、を有している。
荷重センサ10は、荷重受け部材11と、複数のひずみ検知素子21〜28と、を有している。
荷重受け部材11は、略長方形板状に形成された本体部12と、本体部12の幅方向(Y1−Y2方向)に対向する一対の長辺のうちの一方の長辺の中央部からY2向きに突出して形成された略矩形状の突出部13と、が一体に設けられている。本体部12と突出部13とを連接する箇所には、X2向きに切れ込む切り欠き14およびX1向きに切れ込む切り欠き15が設けられている。切り欠き14、15によって、突出部13が本体部12に連接されていることによる本体部12の剛性への影響を緩和している。荷重受け部材11は、X1−X2方向およびY1−Y2方向を含む平面視において、略T字形状となるように形成されている。荷重受け部材11は、全体の厚さが均一にされている。
本体部12の長手方向(X1−X2方向)の両端部分12a、12bには、上記スライド体に締結するボルトなどの図示しない締結部材を挿通するための一対のスライド体取付孔16、17が設けられている。一対のスライド体取付孔16、17は、本体部12を厚さ方向(Z1−Z2方向)に貫通し、平面視円形状に形成されている。本体部12の長手方向両端部分12a、12bは、一対の支持部に相当する。
本体部12の長手方向の中央部分12cには、上記座席を取り付けるための取付ボルト81を挿通するための座席取付孔18が設けられている。座席取付孔18は、本体部12を厚さ方向に貫通し、平面視正六角形状に形成されている。
取付ボルト81は、図1に示すように、円板形状の頭部81aと、頭部81aに重なる六角形板形状の回り止め部81bと、回り止め部81bから突出した円柱状の雄ねじ部81cとが、同軸になるように一体に設けられている。回り止め部81bは、上記座席取付孔18と嵌合可能に形成されている。
取付ボルト81は、雄ねじ部81cを座席取付孔18に挿通するとともに回り止め部81bを座席取付孔18に嵌合した状態で、取付ナット83が本体部12との間にワッシャ82を挟んで雄ねじ部81cに螺合される。このとき、取付ボルト81は、取付ボルト81の軸Pが座席取付孔18の中心点18pを通るように配置される。取付ボルト81の雄ねじ部81cには上記座席が取り付けられ、当該座席の荷重は座席取付孔18の中心点18pを中心に本体部12に加わる。本体部12の中央部分12cにおける座席取付孔18およびその周縁は、荷重受け部に相当する。
図2、図3に示すように、座席取付孔18は、その中心点18pが本体部12の中心点12p(長手方向の中心でかつ幅方向の中心)に対して、突出部13寄り(Y2向き)に距離L1だけずらした位置になるように形成されている。なお、図2では、座席取付孔18の中心点18pのずれを強調して表している。
荷重受け部材11は、ステンレス鋼を基材としており、当該基材の表面にガラスペーストをスクリーン印刷して焼成することで図示しないガラスの絶縁層が形成されている。また、荷重受け部材11は、上記絶縁層の表面にペースト状の銀材料を印刷して焼成することで複数のひずみ検知素子21〜28や荷重検出部50、コネクタ60を電気的に接続するための図示しない配線パターンが形成されている。もちろん、荷重受け部材11は、本発明の目的に反しない限り、上記以外の構成(材料、形状など)であってもよい。
複数のひずみ検知素子21〜28(以下、単に「素子」という)は、荷重受け部材11の本体部12の底面12d(Z2向きの面)に設けられており、座席取付孔18の周囲に配置されている。本体部12のひずみ量に応じて抵抗値が変化するように構成されている。本実施形態において、酸化ルテニウムなどの金属粉末とガラス系の粉末などから形成したペースト状のサーメット材をスクリーン印刷して焼成することで複数のひずみ検知素子21〜28が形成されている。もちろん、複数のひずみ検知素子21〜28は、これ以外の構成であってもよい。
素子21〜28は、ひずみに対する電気的特性が均一になるように形成されている。すなわち、本体部12に荷重が加わっていないときの素子21〜28の抵抗値R1〜R8が互いに同一となり、本体部12のひずみ量に対する抵抗値の変化量も同一となるように設定されている。
素子21〜28は、図4に示すように、ホイートストンブリッジ回路Wを構成している。
複数の素子21〜28は、2個1組として4つの抵抗ユニットU1〜U4を構成している。具体的には、素子21、22が抵抗ユニットU1を構成し、素子23、24が抵抗ユニットU2を構成し、素子25、26が抵抗ユニットU3を構成し、素子27、28が抵抗ユニットU4を構成している。
抵抗ユニットU1を構成する2つの素子21、22は、これら素子21、22の並び方向に向く偏荷重が荷重受け部材11に加えられたときに、一方の素子21が伸びるひずみを検知したときに他方の素子22が縮むひずみを検知し、またはこれとは逆に、一方の素子21が縮むひずみを検知したときに他方の素子22が伸びるひずみを検知して、偏荷重の影響を抑制するように適宜配置されている。抵抗ユニットU2〜U4についても同様である。本実施形態では、抵抗ユニットU1、U2について、2行2列に配置しているが、この配置に限定されるものではなく、2行2列以外の配置でもよい。抵抗ユニットU3、U4についても同様である。
抵抗ユニットU1と抵抗ユニットU2とが、電源端子Vとグラウンド端子Gとの間に直列に接続されて、ホイートストンブリッジ回路Wの一方の回路部分W1を構成している。一方の回路部分W1は、本体部12の底面12dにおける一方のスライド体取付孔16と座席取付孔18との間に配置されている。
一方の回路部分W1を構成する素子21、22、23、24は、矩形の4つの角に対応するように並べて配置されている。素子21および素子22は、本体部12の幅方向に間隔をあけて並べられるとともに一方のスライド体取付孔16寄りに配置されている。素子23および素子24は、本体部12の幅方向に間隔をあけて並べられるとともに座席取付孔18寄りに配置されている。
抵抗ユニットU3と抵抗ユニットU4とが、電源端子Vとグラウンド端子Gとの間に直列に接続されて、ホイートストンブリッジ回路Wの他方の回路部分W2を構成している。他方の回路部分W2は、本体部12の底面12dにおける他方のスライド体取付孔17と座席取付孔18との間に配置されている。
他方の回路部分W2を構成する素子25、26、27、28は、矩形の4つの角に対応するように並べて配置されている。素子25および素子26は、本体部12の幅方向に間隔をあけて並べられるとともに座席取付孔18寄りに配置されている。素子27および素子28は、本体部12の幅方向に間隔をあけて並べられるとともに他方のスライド体取付孔17寄りに配置されている。
本実施形態において、素子21〜28は、本体部12の中心点12pを通り長手方向に平行な直線について対称に配置され、かつ、本体部12の中心点12pを通り幅方向に平行な直線について対称に配置されている。本体部12の中心点12pは、素子21〜28の配置中心点(各素子21〜28までの距離の合計が最も短くなる点)と一致する。素子21〜28の配置中心点が、本体部12の中心点12pとずれている構成としてもよい。
荷重検出部50は、組み込み機器用マイクロコンピュータで構成されており、上述した複数のひずみ検知素子21〜28やその他の抵抗器やコンデンサなどの図示しない電気部品に接続されている。荷重検出部50は、突出部13の下面13dに配置されている。
荷重検出部50は、コンパレータ51と、コンパレータ51のアナログ電圧出力に応じたデジタル値を取得するとともに、このデジタル値をコネクタ60を通じて接続された外部装置に送信する処理部52と、を有している。
コネクタ60は、四角筒形状のハウジング61と、ハウジング61に収容された複数の雄端子62と、を有している。コネクタ60は、突出部13の上面13eに配置されている。コネクタ60は、当該コネクタ60に嵌合する相手方コネクタを有するケーブルを通じて自動車に搭載される電子制御装置(ECU)等の外部装置に接続される。
荷重検出装置1は、外部装置から電源が供給されるとともに、荷重センサ10によって検知された荷重を示す信号を外部装置に送信する。
次に、上述した荷重検出装置1の作用について説明する。
図3に示されるように、上述した荷重検出装置1は、荷重センサ10の座席取付孔18の中心点18pが、本体部12の中心点12p(すなわち、素子21〜28の配置中心点)に対して、突出部13寄り(Y2向き)に距離L1だけずらした位置になるように形成されている。
一方、図5(a)〜(c)に示す基準となる荷重検出装置1Sは、上述した荷重検出装置1において、座席取付孔18の中心点18pが、本体部12の中心点12pと重なる(同位置となる)ように形成されている荷重センサ10を有すること以外は、荷重検出装置1と同一の構成を有している。
この基準となる荷重検出装置1Sにおける偏荷重特性を取得した。具体的には、基準となる荷重検出装置1Sに取付ボルト81を取り付けて、取付ボルト81にZ2向きの一定の荷重Fを加えたときの基準荷重値を検出した。次に、水平方向に延在する所定長さの棒状の偏荷重部材の一端を取付ボルト81の先端部分に取り付けるとともに当該偏荷重部材の他端にZ2向きの一定の荷重Fを加えたときの偏荷重値を全方向(本実施形態では45°刻み)について検出した。そして、基準荷重値に対する偏荷重値の変化割合である偏荷重特性を各方向について算出したものを図6(b)に破線で示す。
また、上述した本実施形態の荷重検出装置1においても同様にして偏荷重特性を取得した。荷重検出装置1における偏荷重特性を図6(b)に実線で示す。
なお、基準となる荷重検出装置1Sおよび荷重検出装置1における偏荷重特性は、実際にはシミュレーションにより取得した。
図6(b)に破線で示すように、基準となる荷重検出装置1Sの偏荷重特性は、0°において小さく、180°において大きく、0°と180°との偏荷重特性の差異(ばらつき)が大きいことがわかる。これは、本体部12の中心点12pに対して0°向きに突出部13があるため、本体部12における0°向きの剛性が相対的に高く、反対向きである180°向きの剛性が相対的に低いためと推察される。
一方、図6(b)に実線で示すように、荷重検出装置1の偏荷重特性は、基準となる荷重検出装置1Sに比べて、0°と180°との差異が小さいことがわかる。これは、座席取付孔18の中心点18pを突出部13寄りにオフセットすることで、基準となる荷重検出装置1Sに比べて、0°向きの剛性が低くなり、反対向きである180°向きの剛性が高くなり、座席取付孔18の中心点18pを中心とした剛性のバランスがより良好になるためと推察される。
上述したように、荷重受け部材11の平面視において、座席取付孔18の中心点18pが、本体部12の中心点12p(すなわち、複数のひずみ検知素子21〜28の配置中心点)と重なる構成においては、荷重受け部材11における剛性が比較的高い部分がある向きの偏荷重特性が小さくなる。このことから、上述した荷重検出装置1によれば、荷重受け部材11の平面視において、座席取付孔18の中心点18pを、本体部12の中心点12pに対して、荷重受け部材11における剛性が比較的高い部分寄りに配置することで、座席取付孔18を中心とした剛性のバランスが改善され、当該部分向きの偏荷重特性を相対的に小さくすることができる。そのため、偏荷重特性のばらつきを抑制することができる。
(第2実施形態)
以下に、本発明の第2実施形態に係る荷重検出装置について、図7〜図10を参照して説明する。
図7は、本発明の第2実施形態に係る荷重検出装置の構成を説明する図であって、(a)は平面図であり、(b)は底面図であり、(c)は背面図である。図8は、図7の荷重検出装置が有する荷重センサに設けられた座席取付孔の位置ずれを説明する拡大平面図である。図9は、図7の荷重検出装置が有する荷重センサの回路構成を説明する図である。図10は、図7の荷重検出装置の偏荷重特性を説明する図であって、(a)は、偏荷重の向きを説明する平面図であり、(b)は、偏荷重の向きに対する偏荷重特性の一例を示すグラフである。
第2実施形態の荷重検出装置2において、上述した第1実施形態の荷重検出装置と同様の構成・機能を有する構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
各図に示すX1−X2方向及びY1−Y2方向は一平面内にて直交する2方向を示し、Z1−Z2方向は、前記一平面に対して直交する方向を示している。X1−X2方向及びY1−Y2方向を含む平面を水平面とし、Z1−Z2方向を鉛直方向としている。
本実施形態における荷重検出装置2は、上述した荷重検出装置1と同様に、例えば、自動車の座席と当該自動車の前後方向に延在するスライドレールにスライド移動可能に設けられたスライド体との間に設けられて、乗員の着座有無や体重の検出ために用いられる。
図7に示すように、荷重検出装置2は、以下の(i)〜(iii)の点で荷重検出装置1と異なる構成を有するが、それ以外の構成は荷重検出装置1と同一である。
(i)複数のひずみ検知素子(以下、単に「素子」という。)21〜28について、本体部12に荷重が加わっていないときの素子21、22、25〜28の抵抗値R1、R2、R5〜R8が互いに同一となり、素子21、22、25〜28は、本体部12のひずみ量に対する抵抗値の変化量も同一となるように設定されている。また、素子23、24の抵抗値R3、R4が、互いに同一でかつ抵抗値R1より高くなり、素子23、24は、本体部12のひずみ量に対する抵抗値の変化量も同一となるように設定されている。
(ii)図9に示すように、抵抗ユニットU2(素子23、24)と並列に調整用抵抗器30が設けられている。調整用抵抗器30は、突出部13の下面13dに配置されている。
(iii)図8に示すように、座席取付孔18が、その中心点18pが本体部12の中心点12pに対して、Y2向きに距離L1およびX2向きに距離L2だけずらした位置になるように形成されている。
ホイートストンブリッジ回路Wを構成する抵抗ユニットU1〜U4(すなわち、素子21〜28)は、それぞれを同様に形成しても電気的特性(ひずみがないときの抵抗値)にばらつきが生じることがあり、荷重受け部材11に荷重が加えられていない無荷重時においてホイートストンブリッジ回路Wが平衡状態にならないことがある。
そこで、抵抗ユニットU1〜U4のうちの1つの抵抗ユニットU2について、他の抵抗ユニットU1、U3、U4より無荷重時の抵抗値が高くなるように形成し、この抵抗値の高い抵抗ユニットU2と並列に調整用抵抗器30を設けた構成としている。これにより、調整用抵抗器30にレーザーを照射してその抵抗値を調整することで、無荷重時において比較的容易にホイートストンブリッジ回路Wを平衡状態にすることができるようにしている。しかしながら、このような構成では、抵抗ユニットU1、U3、U4と抵抗ユニットU2との間で、荷重に対する電気的特性(ひずみに対する感度)に差異が生じてしまうことがある。
次に、上述した荷重検出装置2の作用について説明する。
上述した荷重検出装置2は、荷重センサ10の座席取付孔18の中心点18pが、本体部12の中心点12p(すなわち、素子21〜28の配置中心点)に対して、突出部13寄り(Y2向き)に距離L1かつ他方のスライド体取付孔17寄り(X2)に距離L2だけずらした位置になるように形成されている。
一方、基準となる荷重検出装置2S(図示なし、調整用抵抗器30を除き、図5(a)〜(c)に示す基準となる荷重検出装置1Sと同様の配置構成を有する)、は、上述した荷重検出装置2において、座席取付孔18の中心点18pが、本体部12の中心点12pと重なる(同位置となる)ように形成されている荷重センサ10を有すること以外は、荷重検出装置2と同一の構成を有している。
この基準となる荷重検出装置2Sにおける偏荷重特性を取得した。具体的には、基準となる荷重検出装置2Sに取付ボルト81を取り付けて、取付ボルト81にZ2向きの一定の荷重Fを加えたときの基準荷重値を検出した。次に、水平方向に延在する所定長さの棒状の偏荷重部材の一端を取付ボルト81の先端部分に取り付けるとともに当該偏荷重部材の他端にZ2向きの一定の荷重Fを加えたときの偏荷重値を全方向(本実施形態では45°刻み)について検出した。そして、基準荷重値に対する偏荷重値の変化割合である偏荷重特性を各方向について算出したものを図10(b)に破線で示す。
また、上述した本実施形態の荷重検出装置2においても同様にして偏荷重特性を取得した。荷重検出装置2における偏荷重特性を図10(b)に実線で示す。
なお、基準となる荷重検出装置2Sおよび荷重検出装置2における偏荷重特性は、実際にはシミュレーションにより取得した。
図10(b)に破線で示すように、基準となる荷重検出装置2Sの偏荷重特性は、0°において小さく、90°において大きく、0°と90°との偏荷重特性の差異(ばらつき)が大きいことがわかる。これは、本体部12の中心点12pに対して0°向きに突出部13があるため、本体部12における0°向きの剛性が相対的に高く、また、ホイートストンブリッジ回路Wを構成する他方の回路部分W2(抵抗ユニットU3、U4)が、一方の回路部分W1(抵抗ユニットU1、U2)よりひずみに対する感度が相対的に高いためと推察される。
一方、図10(b)に実線で示すように、荷重検出装置2の偏荷重特性は、基準となる荷重検出装置2Sに比べて、0°と90°との差異が小さいことがわかる。これは、座席取付孔18の中心点18pを突出部13寄りかつ他方のスライド体取付孔17寄りにオフセットすることで、基準となる荷重検出装置2Sに比べて、0°向きの剛性が低くなりかつ90°向きの感度が低くなり、座席取付孔18の中心点18pを中心とした剛性及びひずみ感度のバランスがより良好になるためと推察される。
上述したように、荷重受け部材11の平面視において、座席取付孔18の中心点18pが、本体部12の中心点12p(すなわち、複数のひずみ検知素子21〜28の配置中心点)と重なる構成においては、荷重受け部材11上にホイートストンブリッジ回路Wを配置したときに、当該回路Wの電気特性の非対称性に応じて偏荷重特性のばらつきが大きくなることがある。具体的には、ホイートストンブリッジ回路Wの一方の回路部分W1における負極側の抵抗ユニットU2の抵抗値に対する正極側の抵抗ユニットU1の抵抗値の比率が、他方の回路部分W2における負極側の抵抗ユニットU4の抵抗値に対する正極側の抵抗ユニットU3の抵抗値の比率より小さくなるように設定されている場合に、一方の回路部分W1と他方の回路部分W2とのひずみに対する感度の違いにより、他方の回路部分W2向き(90°向き)の偏荷重特性が相対的に大きくなる。このことから、上述した荷重検出装置2によれば、荷重受け部材11の平面視において、座席取付孔18の中心点18pを、本体部12の中心点12pに対して他方の回路部分W2寄りに配置することで、座席取付孔18を中心とした各回路部分W1、W2のひずみに対する感度のバランスが改善されて、当該他方の回路部分W2向きの偏荷重特性を相対的に小さくすることができる。そのため、偏荷重特性のばらつきを抑制することができる。
荷重検出装置2の荷重センサ10は、荷重受け部材11の平面視において、座席取付孔18の中心点18pが、本体部12の中心点12pに対して、荷重受け部材11における剛性が比較的高い部分である突出部13寄りにも配置されている。座席取付孔18の中心点18pを、本体部12の中心点12pに対して、荷重受け部材11における剛性が比較的高い部分である突出部13寄りに配置することで、座席取付孔18を中心とした剛性のバランスも改善されて、当該突出部13向きの偏荷重特性をさらに小さくすることができる。そのため、偏荷重特性のばらつきをさらに抑制することができる。
以上、本発明について、好ましい実施例を挙げて説明したが、本発明は上記実施形態の構成に限定されるものではない。
上述した実施形態では、座席取付孔18の中心点18pが、荷重受け部材11の本体部12の中心点からずらして配置され、かつ、複数のひずみ検知素子21〜28の配置中心点が、荷重受け部材11の本体部12の中心点と重なるように配置されている構成であったが、これに限定されるものではない。これとは逆に、座席取付孔18の中心点18pが、荷重受け部材11の本体部12の中心点と重なるように配置され、かつ、複数のひずみ検知素子21〜28の配置中心点が、荷重受け部材11の本体部12の中心点からずらして配置された構成であってもよい。または、座席取付孔18の中心点18pと複数のひずみ検知素子21〜28の配置中心点とが、共に荷重受け部材11の本体部12の中心点とずらして配置された構成であってもよい。
また、上述した実施形態では、荷重受け部材11が、平面視略T字形状に形成された構成であったが、これに限定されるものではい。例えば、荷重受け部材が、長方形板状の本体部のみからなる構成や、平面視三角形板状、六角形板状、八角形板状などの多角形板状、円形板状、楕円形板状、長円形板状に形成された構成など、本発明の目的に反しない限り、荷重受け部材の構成は任意である。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。すなわち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の荷重センサ及び荷重検出装置の構成を具備する限り、もちろん、本発明の範囲に含まれるものである。
1、2 荷重検出装置
10 荷重センサ
11 荷重受け部材
12 本体部
12a 一方の端部分(支持部)
12b 他方の端部分(支持部)
12c 中央部分
12p 本体部の中心点(配置中心点)
13 突出部
16、17 スライド体取付孔
18 座席取付孔(荷重受け部)
18p 座席取付孔の中心点(荷重受け部の中心点)
21〜28 ひずみ検知素子
30 調整用抵抗器
50 荷重検出部
60 コネクタ
U1〜U4 抵抗ユニット
W ホイートストンブリッジ回路
W1 一方の回路部分
W2 他方の回路部分

Claims (7)

  1. 一対の支持部および前記一対の支持部の間に設けられた荷重受け部を有する板状の荷重受け部材と、前記荷重受け部の周囲に配置され、当該荷重受け部材のひずみ量に応じて抵抗値が変化する複数のひずみ検知素子と、を備えた荷重センサであって、
    前記荷重受け部材の平面視において、前記荷重受け部の中心点が、前記複数のひずみ検知素子の配置中心点に対して、前記荷重受け部材における剛性が比較的高い部分寄りに配置されていることを特徴とする荷重センサ。
  2. 前記荷重受け部材が、長方形板状の本体部および前記本体部の一方の長辺の中央部から当該長辺と直交する向きに突出した突出部を有する平面視略T字形状に形成され、
    前記一対の支持部が、前記本体部の長手方向両端部分に設けられ、
    前記荷重受け部材の平面視において、前記荷重受け部の中心点が、前記複数のひずみ検知素子の配置中心点に対して前記突出部寄りに配置されていることを特徴とする請求項1に記載の荷重センサ。
  3. 一対の支持部および前記一対の支持部の間に設けられた荷重受け部を有する板状の荷重受け部材と、前記荷重受け部の周囲に配置され、当該荷重受け部材のひずみ量に応じて抵抗値が変化する複数のひずみ検知素子と、を備えた荷重センサであって、
    前記複数のひずみ検知素子が4つの抵抗ユニットを構成するとともに、これら4つの抵抗ユニットのうちの2つの抵抗ユニットが直列に接続された一方の回路部分と残り2つの抵抗ユニットが直列に接続された他方の回路部分とが並列に接続されたホイートストンブリッジ回路を構成し、
    前記一方の回路部分が、一方の前記支持部と前記荷重受け部との間に配置され、
    前記他方の回路部分が、他方の前記支持部と前記荷重受け部との間に配置され、
    前記荷重受け部材に荷重を加えていない状態において、前記一方の回路部分における負極側の抵抗ユニットの抵抗値に対する正極側の抵抗ユニットの抵抗値の比率が、前記他方の回路部分における負極側の抵抗ユニットの抵抗値に対する正極側の抵抗ユニットの抵抗値の比率より小さくなるように設定され、
    前記荷重受け部材の平面視において、前記荷重受け部の中心点が、前記複数のひずみ検知素子の配置中心点に対して前記他方の回路部分寄りに配置されていることを特徴とする荷重センサ。
  4. 前記荷重受け部材の平面視において、前記荷重受け部の中心点が、前記複数のひずみ検知素子の配置中心点に対して、前記荷重受け部材における剛性が比較的高い部分寄りにも配置されていることを特徴とする請求項3に記載の荷重センサ。
  5. 前記複数のひずみ検知素子が、前記配置中心点を通りかつ前記一対の支持部が対向する方向に平行な直線について対称に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の荷重センサ。
  6. 前記複数のひずみ検知素子が、前記配置中心点を通りかつ前記一対の支持部が対向する方向に直交する直線について対称に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の荷重センサ。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の荷重センサと、前記荷重センサの出力に基づいて前記荷重受け部材に加わる荷重を検出する荷重検出部と、を有することを特徴とする荷重検出装置。
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