JPH11353110A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JPH11353110A
JPH11353110A JP11071832A JP7183299A JPH11353110A JP H11353110 A JPH11353110 A JP H11353110A JP 11071832 A JP11071832 A JP 11071832A JP 7183299 A JP7183299 A JP 7183299A JP H11353110 A JPH11353110 A JP H11353110A
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JP
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input device
resistance
distortion
operation unit
base
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JP11071832A
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Inventor
Kazuo Kanao
一雄 金尾
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作部51aへの全体的な荷重のかかり具合
を検知できなく、この荷重のかかり具合を検知する歪み
検出素子53,54の抵抗値のバラツキがあった。 【解決手段】 本発明の入力装置は、取付板1に鉛直形
成された弾性を有する操作部3と、該操作部3の下部か
ら水平方向に延設した梁部4a〜4fと、該梁部4a〜
4fと繋がる基部5a〜5dとからなる操作部材2を備
え、操作部3の水平な四方向の動きに応じて変化する梁
部4a〜4fの歪み量を検知する第1の抵抗検出体20
を梁部4a〜4fに設け、操作部3の鉛直方向の動きに
応じて変化する基部5a〜5dの歪み量を検知する第2
の抵抗検出体21を操作部3の水平な四方向の影響がな
い該基部5a〜5d端部に設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等に
使用される歪み検出素子を用いた入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の歪み検出素子を用いた入力装置
を、図20に基づいて説明すると、弾性変形する合成樹
脂からなる操作部材51は、角柱型の操作部51aと、
操作部51aの下部から互いに90度の角度を持って放
射状に伸びる3個の板状の基部51b、51c,51d
と、操作部51aの下部で3個の板状の基部51b、5
1c,51dを繋ぐ繋ぎ部51eとを一体成形して構成
されている。この操作部材51の底部は、平坦状であ
り、適宜取付手段によってコンピュータ(図示せず)に
使用されるキーボードの枠体50に密着させて取り付け
られている。このような入力装置の操作は、操作者が指
先でもって、操作部51aにX1,X2方向、及びY
1,Y2方向に倒すように外力を加えることにより、操
作部51aと一体成形した基部51b、51c,51d
がそれぞれ歪むようになっていて、この歪み量は、操作
部51aの倒し量に従って大きくなったり、小さくなっ
たりする。
【0003】フレキシブル基板52は、ポリエステル材
からなるクランク形状をしていて、そのフレキシブル基
板52の一面には、抵抗体からなる第1及び第2の歪み
検出素子53、54と、これら第1及び第2の歪み検出
素子53、54に接続され、銀系の導電インクを印刷し
て形成されたリード線55、56とがそれぞれ設けられ
ている。そして、互いに90度の角度に配置された基部
51b、51c上面に設けられたフレキシブル基板52
の一部には、第1及び第2の歪み検出素子53,54が
それぞれ形成されている。フレキシブル基板52は、こ
れら第1及び第2の歪み検出素子53,54が形成され
ていない、フレキシブル基板52の底面側に接着剤にて
直付けされており、第1の歪み検出素子53は基部51
b上に、また、第2の歪み検出素子54は基部51c上
に位置して取り付けられた状態となっている。
【0004】操作部材51の操作部51aをX1方向に
倒すように外力を加えると、基部51bの上面が伸びる
方向に歪みが生じると共に、基部51b上に配置固定さ
れた第1の歪み検出素子53も伸びて抵抗値が高くな
り、また、操作部51aをX2方向に倒すように外力を
加えると、基部51b上面が縮む方向に歪みが生じると
共に、基板51b上に配置固定された第1の歪み検出素
子53も縮んで抵抗値が低くなる。また、操作部51a
をY1方向に倒すように外力を加えると、前記と同様の
原理により第2の歪み検出素子54の抵抗値は高くな
り、更に、操作部51aをY2方向に倒すように外力を
加えると、第2の歪み検出素子54の抵抗値は低くな
る。
【0005】図21は従来の入力装置の電圧検出回路図
を示し、第1の歪み検出素子53と第2の歪み検出素子
54の一端を接続してグランドGに接続し、第1の歪み
検出素子53の他端から端子Txに接続すると共に、第
2の歪み検出素子54の他端を端子Tyに接続し、回路
側に設けられた分圧抵抗で分圧された電圧を取り出すよ
うな構成となっており、そして、上述した抵抗値の変化
を電圧値の変化として検出し、電圧値の変化をコンピュ
ータが読み取って、操作部51aのX1,X2,或いは
Y1,Y2の動きがカーソルの上下、左右の動きとなる
ようにカーソルを制御するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、操作部材5
1に設けられる基部51b,51c,51dは、枠体5
0への取付位置の規制によってその基部51b,51
c,51dの長さが制限される関係で、基部51bと5
1cの長さが異なる。このため、操作者が指先で操作部
51aを一定角度倒すように外力を加えるとき、基部5
1bと51cの歪み量が、基部51bと51cの長さに
よって異なると、同じ強さの外力でも第1の歪み検出素
子53と第2の歪み検出素子54の抵抗値変化に大きな
ズレが生じ、このズレを調整しないと精度の良好なもの
が得られないという問題があった。また、操作者が操作
部51aを指先で操作するとき、操作部51aの操作フ
ィーリングを考えると、この操作部51aからなる操作
部材51全体に加わる外力のかけ具合に応じて、カーソ
ルがすばやくまたは遅くといった目的の位置への移動動
作を可変させることが望ましい。しかしながら、従来の
入力装置ではこのように全体的にどの程度の荷重がかけ
られているのかわからなく、カーソル操作性がよくなか
った。また、第1及び第2の歪み検出素子53,54の
抵抗体は、製造上のバラツキがあるため、たとえ同じ抵
抗体になるように設計製作しても、抵抗体個々の感度な
どの温度特性の影響もあって、必ずしも設計した通りの
抵抗値にならず、この抵抗体の抵抗値調整を正確に行わ
なければらないという問題があった。本発明の目的は、
操作部への全体的な荷重のかかり具合を簡単に検知する
入力装置を提供するとともに、この荷重のかかり具合を
検知する抵抗検出体のバラツキを抑えた入力装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第一の解決手段として、操作部と、該操作部の下部か
ら操作部の軸線に対して直角方向に延設した梁部と、該
梁部と繋がる基部とからなる操作部材を備え、操作部の
軸線の直角方向の動きに応じて変化する操作部材の歪み
量を検知する第1の抵抗検出体を梁部に設け、操作部の
軸線方向の動きに応じて変化する操作部材の歪み量を検
知するための基準となる第2の抵抗検出体を操作部材に
設けたものである。
【0008】また、第二の解決手段として、第2の抵抗
検出体を基部に設けてなるものである。
【0009】また、第三の解決手段として、第1の抵抗
検出体は、2個、又は4個の歪み検出素子からなり、こ
れら歪み検出素子を用いて2端子回路を構成し、第1の
抵抗検出体からなる2端子回路と第2の抵抗検出体とが
直列に接続してなるものである。
【0010】また、第四の解決手段として、第1の抵抗
検出体及び第2の抵抗検出体は同じ印刷によって形成さ
れた抵抗体である。
【0011】また、第五の解決手段として、操作部の下
端部には該操作部を軸線方向に可動可能にするための凹
部が前記基部の下面からへこませて設けられてなるもの
である。
【0012】また、第六の解決手段として、操作部の下
端面に対向し、凹部内に位置して、操作部の軸線方向に
突出した凸部が設けられてなるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の入力装置を図1〜図19
に基づいて説明すると、何れも本発明の入力装置に係
り、図1はその平面図、図2は図1の2−2線における
断面図、図3は図1の3−3線における断面図、図4は
操作部材にフレキシブル基板を組み合わせた平面図、図
5は操作部材の平面図、図6は操作部材の下面図、図7
は図5の7−7線における断面図、図8は操作部材の要
部の拡大斜視図、図9はフレキシブル基板の上面側配線
を示す平面図、図10は上面側から見たフレキシブル基
板の下面側配線を示す説明図、図11〜図15はフレキ
シブル基板の製造を示す説明図、図16は絶縁板の平面
図、図17はシールド板の平面図、図18はその電圧検
出回路図、図19は図18の電圧検出回路図を分かり易
くした回路図である。
【0014】本発明の歪み検出素子を用いた入力装置を
図1〜図17に基づいて説明すると、以下の通りにな
る。図1に示すように、キーボードの枠体等を構成する
取付板1は、比較的板厚の厚い金属板からなり、切り欠
き形成され、切り起こされた3個の折り曲げ可能な舌片
1aを設けていて、この舌片1aを介して後述する入力
装置が取り付け固定されるものである。合成樹脂、或い
はガラス繊維入りの合成樹脂(変形ポリフエニレンエー
テル)の成型品からなり、弾性を有する操作部材2は、
特に、図5〜図8に示すように、内部に空洞部を設けた
四角柱型の操作部3と、一端が操作部3の下部において
連結され、操作部3の軸線に対して直角方向に互いに9
0度の角度を持って十字状で放射状に延びる4個の梁部
4a、4b,4c,4dと、この梁部4a、4b,4
c,4dのそれぞれの他端に連結されて放射状に延び、
前記梁部4a、4b,4c,4dと共に上面が平坦状を
なした板状の基部5a、5b,5c,5dと、操作部3
の根元に設けられ、隣り合う梁部4a、4b,4c,4
d間を分離する、操作部3の四角柱の稜線端部分に頂角
を有する三角状の孔6と、T字状に配された基部5b,
5c,5dの外方端側の上面に設けられた窪み部7とを
有している。
【0015】また、操作部材2は、図2及び図3に示す
ように、その操作部2及び梁部4a,4b,4c,4d
の両方の下部にわたって厚みがその下面より一段薄くな
った凹部8を設け、この凹部8の操作部材2下面には操
作部3と対向する、その操作部材2の下面より薄く且つ
凹部8より突出した凸部9が設けられている。そして、
基部5a、5b,5c,5dの平坦状の下面を取付板1
に載置して、取付板1に操作部材2が取り付けられ、凸
部9を取付板1に近接させることにより、操作部3を倒
すように外力を加えたとき、取付板1の表面と離れてい
た凸部9が取付板1に当接して、操作部3が勢い大きく
倒れたり、梁部4a,4b,4c,4dが破損したりす
るのを防止している。また、梁部4a、4b,4c,4
dは、図5、図6、図8に示すように、操作部3に結合
された側の幅が広く、また、基部5a、5b,5c,5
dに結合された側の幅が狭くなるような台形状に形成さ
れ、これによって、操作部3を倒すように外力を加えた
ときに生じる、梁部における基部側に比して操作部3側
の大きな歪みを抑制して破損等を防止し、梁部全体とし
て均一な歪み量を得るようにしている。
【0016】また、操作部材2は、図7に示すように、
梁部4a、4b,4c,4dとの連結部から端部までの
基部5a、5b,5c,5dの長さLは、キーボードに
組み込まれた部品等によって、取付板1への取付位置が
規制されて異なると共に、基部5a、5b,5c,5d
の長さLに応じて、基部5a、5b,5c,5dのそれ
ぞれに連結された梁部4a、4b,4c,4dの厚みH
を、梁部4a、4b,4c,4dの下面側に凹部8を設
けることにより異ならしめている。そして、この厚みH
は、基部5a、5b,5c,5dの長さLが長い基部に
連結された梁部は薄く、また、長さLの短い基部に連結
された梁部は厚くなるように形成されており、この実施
例では、梁部4aの厚みHが最も厚く、次に、梁部4b
の厚みHが厚く、次いで、同じ厚さに形成した梁部4
c、4dとなっており、操作部3を挟んで対向して配置
された一対の梁部4a、4bの厚みHに比して、操作部
3を挟んで対向して配置されたもう一対の梁部4c,4
dの厚みHを薄くした構成となっている。
【0017】また、操作部3には、図1に示すように、
矢印X1,X2、及びY1,Y2方向に倒すように外力
を加えると、この外力の作用に基づいて、操作部13と
根元で繋がる梁部4a、4b,4c,4dは歪んで、そ
の上面側が延び縮みする変形により、操作部3の先端部
分に一定の外力を加えたとき、基部の長さLが短いもの
は、長いものに比して梁部の歪みが大きくなることか
ら、上述のように、基部5a、5b,5c,5dの長さ
Lによって梁部4a、4b,4c,4dの厚みHを変え
ることにより、基部5a、5b,5c,5dの長さLの
違いによる梁部4a、4b,4c,4dの歪みの大きさ
を変えることができ、全体として梁部4a、4b,4
c,4dの均一な歪みを得ることができる。更に、梁部
4a、4b,4c,4d間に設けた孔6の存在により、
操作部3の先端部分に外力を加えたとき、隣り合う梁部
が互いに影響を受けることなく、それぞれの梁部が歪む
ことができるものである。
【0018】フレキシブル基板13は、フイルム状のポ
リイミド等を積層した絶縁材からなり、特に、図9〜図
15に示すように、帯状部14と、帯状部14の側端か
ら突出した矩形状の張り出し部15と、張り出し部15
の位置に、張り出し部15と帯状部14に跨って形成さ
れた四角状の孔16と、孔16の周辺の位置で、帯状部
14と張り出し部15に設けられた6個の円筒状の導体
材からなるスルーホール17を有している。スルーホー
ル17はフレキシブル基板13の上面と下面とを貫通さ
せて、その内側にメッキ等の導体部材をほどこし、電気
的に導通するもので、そのスルーホール17の周縁部分
には図9及び図10に示すように、上面側にランド17
a,17b,17c,17d,17e,17fが、下面
側に第2のランド17g,17h,17i,17j,1
7k,17lがそれぞれ形成されている。そして、フレ
キシブル基板13の上面には、銀ペースト等を印刷して
形成された導電パターン18が設けられ、また、フレキ
シブル基板13の下面には、銀ペースト等を印刷して形
成された接続導体19が設けられている。
【0019】更に、フレキシブル基板13の上面には、
孔16を挟んで対向する位置に、両端がそれぞれ前記導
電パターン18に接続された状態で、抵抗インクを印刷
して形成した抵抗体からなる第1の抵抗検出体20であ
る歪み検出素子20a、20b,20c,20dと、こ
の第1の抵抗検出体20から大きく離れた帯条部14の
閉端側に、両端がそれぞれ前記導電パターン18に接続
された状態で、同じく抵抗インクを印刷して形成した抵
抗体からなる第2の抵抗検出体21が設けられている。
そして、これらの歪み検出素子20a、20b,20
c,20dを有する第1の抵抗検出体20と、第2の抵
抗検出体21とは、スルーホール17を通して、導電パ
ターン18と接続導体19とが接続され、外部と電気的
に適宜接続された状態となっている。また、フレキシブ
ル基板13の上面には、図15に示すように、歪み検出
素子20a、20b,20c,20dと、第2の抵抗検
出体21と、これらを繋ぐ導電パターン18の一部を覆
って保護するための絶縁材からなる被覆部22と、導電
パターン18の外部への導出部を覆って保護するための
絶縁材からなる第2の被覆部23とが設けられ、また、
フレキシブル基板13の下面には、孔16の周囲に位置
する張り出し部15、帯状部14、及び接続導体19を
覆うようにエポキシ系の絶縁材からなる第3の被覆部2
4が設けられた構成となっている。
【0020】上記のように構成されたフレキシブル基板
13は、図2〜図4に示すように、孔16に操作部材2
の操作部3が挿通されて、エポキシ系の第3の被覆部2
4に塗布されたエポキシ系の接着剤により、フレキシブ
ル基板13が操作部材2の上面、即ち、梁部4a、4
b,4c,4dと基部5a、5b,5c,5dの上面に
接着されている。そして、接着された際は、歪み検出素
子20aは梁部4a上に、歪み検出素子20bは梁部4
b上に、歪み検出素子20cは梁部4c上に、また、歪
み検出素子20dは梁部4d上に、更に、第2の抵抗検
出体21は基部5d上に位置した状態で取り付けられて
いる。
【0021】絶縁板25は、フイルム状をした絶縁材か
らなり、図16に示すように、帯状部26と、帯状部2
6の側端部から突出して形成された張り出し部27と、
この張り出し部27と帯状部26に跨って形成された四
角形状の孔28とを有している。そして、この絶縁板2
5は、図2、図3に示すように、孔28に操作部材2の
操作部3を挿通して、フレキシブル基板13上に載置さ
れ、接着剤で被覆部22、23に取り付けられている。
そして、絶縁板25がフレキシブル基板13上に取り付
けられた際は、絶縁板25により、歪み検出素子20
a、20b,20c,20d,第2の抵抗検出体21、
及び導電パターン18の一部が被覆部22、第2の被覆
部23と共に覆われた状態となっている。
【0022】シールド板29は、金属板からなるアルミ
箔等からなり、図17に示すように、帯状部30と、帯
状部30の側端部から突出して形成された張り出し部3
1と、この張り出し部31と帯状部30に跨って形成さ
れた四角形状の孔32と、帯状部30と張り出し部31
とに設けられた3個の突片33とを有している。そし
て、このシールド板29は、図1〜図3に示すように、
孔30に操作部材2の操作部3を挿通して、絶縁基板2
5上に載置、或いは接着剤で絶縁基板25に取り付けら
れて、絶縁基板25の帯状部26の一部を除いて、ほぼ
全面を覆うようにすると共に、突片33を操作部材2の
窪み部7に位置させるようになっている。
【0023】そして、操作部材2に、フレキシブル基板
13、絶縁板25、シールド板29を取り付けたもの
を、図1〜図3に示すように、取付板1に載置した後、
取付板1の舌片1aを操作部材2の窪み部7側に折り曲
げ、シールド板29の突片33と共に操作部材2を押さ
えることにより、取り付けられるようになっている。こ
の時、操作部材2の基部5a、5b,5c,5dの平坦
状の下面が取付板1上に密着して載置されて、梁部4a
〜4dとは凹部8が形成されるとともに、凸部9と取付
板1との間に僅かな隙間が形成される。また、シールド
板29は舌片1aと導通されて、シールド板29によ
り、操作部材2上の導電パターン18と歪み検出素子2
0a、20b,20c,20dの上部を電気的にシール
ドするようになっている。
【0024】次に、このようなフレキシブル基板13、
及び歪み検出素子20a、20b,20c,20d等の
製造方法を図11〜図15に基づいて説明すると、先
ず、図11に示すように、フレキシブル基板13に孔を
形成し、そのフレキシブル基板13の上面に銀ペースト
を印刷して、導電パターン18の一部を構成するランド
17a〜17fを形成するとともに、フレキシブル基板
13の孔部分にスルーホール17を設ける。図12に示
すように、フレキシブル基板13の上面に銀ペーストを
印刷して、導電パターン18の全体を形成すると共に、
フレキシブル基板13に操作部3挿通用の孔16をくり
ぬき形成する。
【0025】次に、図13に示すように、導電パターン
18に接続された状態で、フレキシブル基板13の上面
に抵抗インクを印刷して、歪み検出素子20a、20
b,20c,20dと第2の抵抗検出体21を同時に形
成する。図14の点線で示すように、フレキシブル基板
13の上面のときと同様に、フレキシブル基板13の下
面に銀ペーストを印刷して、接続導体19の一部を構成
する第2のランド17g〜17lを孔の周縁に形成する
とともに、接続導体19を形成して、下面の接続導体1
9と上面の導電パターン18とを電気的に接続する。次
に、図15に示すように、フレキシブル基板13の上面
に絶縁材を印刷して、歪み検出素子20a、20b,2
0c,20d,第2の抵抗検出体21、及び導電パター
ン13の一部を被覆する被覆部22を形成し、次いで、
フレキシブル基板13に上面に絶縁材を印刷して、導電
パターン13の導出部を被覆する第2の被覆部23を形
成し、最後に、フレキシブル基板13の下面にエポキシ
系の絶縁材を印刷して、接続導体19を被覆する第3の
被覆部24を形成して、その製造が完了する。
【0026】次に、このフレキシブル基板13に形成さ
れた回路の電気信号の流れを一部説明する。本発明の入
力装置の回路構成において、図18には、歪み検出素子
20a、20b,20c,20d及び第2の抵抗検出体
21を導電パターン18及び接続導体19を通して結線
したもので、図4及び図9に示したフレキシブル基板1
3上の歪み検出素子20a、20b,20c,20d及
び第2の抵抗検出体21の配置をそのままにして、結線
されたものが示されている。そして、フレキシブル基板
13を備えた入力装置と他の装置(図示せず)とは、図
4及び図9のフレキシブル基板13の帯条部14の開放
端側に、張り出し部15が形成された側から、端子T
0,T2,T4,T3,T1の順に導電パターン18が
形成されて、接続するようになっている。
【0027】端子T0は、基準電圧Vが印加される入力
部であり、端子T4は接地(G)されている。端子T1
及びT2は出力部である。そして、歪み検出素子20b
と20cとの接続部に端子T0を通って電圧Vを供給
し、第1の抵抗体を構成する歪み検出端子20a〜20
dの抵抗値の変化量に比例した電圧を端子T1,T2の
電圧変化として取り出すと共に、端子T3から第2の抵
抗検出体21の抵抗値(R21)の変化による電圧を取
り出すようになっている。例えば、歪み抵抗素子20b
と20cとの接続部に端子T0から電圧Vを供給する
と、導電パターン18を通って歪み抵抗素子20c、2
0bの一端に電圧Vが入力し、ランド17f,スルーホ
ール17,ランド17lを順に通って接続導体19をさ
らに通り、ランド17g,スルーホール17,ランド1
7aを通って端子T1に至る。同様に、歪み抵抗素子2
0cの他端から導電パターン18、ランド17cを通っ
て、端子T2に至る。
【0028】本発明の入力装置の回路構成は、図18の
回路構成を整理した図19に示すように、歪み検出素子
20aと20bとが、また、歪み検出素子20cと20
dとがそれぞれ直列に接続されると共に、直列接続され
た歪み検出素子20a及び20bと、直列接続された歪
み検出素子20c及び20dとが並列に接続されてい
る。また、歪み検出素子20aと20dの接続部には、
第2の抵抗検出体21が設けられている。歪み検出素子
20bと20cとの一端の接続部には端子T0が接続し
て、歪み検出素子20bの他端と歪み検出素子20aの
一端との接続部には端子T1が接続している。同様に、
歪み検出素子20cの他端と歪み検出素子20dの一端
との接続部にはT2が、歪み検出素子20aの他端と歪
み検出素子20dの他端との接続部には端子T3が、そ
れぞれ接続している。さらに、第2の抵抗検出体21の
一端が端子T3と接続する接続部に接続し、第2の抵抗
検出体21の他端が端子T4と接続している。
【0029】ここで、歪み検出素子20a、20b、2
0c、20dの抵抗値は初期状態では、すべて同じ値に
形成されているため、端子T1の電圧と端子T2の電圧
は、何れも端子T3の電圧と電圧Vの中央値と丁度同じ
になる。このとき、操作部3には何ら倒すような外力は
加わっていなく、歪み検出素子20a,20b,20
c,20dに歪みは生じていない。また、第2の抵抗検
出体21の抵抗値も初期状態では歪み検出素子20a,
20b、20c、20dの抵抗値と同じにしていて、端
子T3からは入力電圧Vの半分の電圧が出力される。こ
のとき、操作部3には何ら倒すような外力は加わってい
なく、第2の抵抗検出体21及び歪み検出素子20a,
20b,20c,20dに歪みは生じていない。
【0030】そして、例えば、操作部3に外力を加える
と、例えば、この操作部3の根元で繋がった梁部4aに
取り付けられた歪み検出素子20a、20bが変形し、
それに伴い抵抗値が変化し、端子T1における電圧が変
化する。それによって、本装置が接続されている機器
は、X軸方向にカーソルを移動させることができる。同
様に、歪み検出素子20c,20dの抵抗値が変化する
と、端子T2における電圧が変化する。それによって、
Y軸方向にカーソルを移動させることができる。更に、
操作部3を軸方向に押圧したとき、第2の抵抗検出体2
1の抵抗値に比べ、歪み検出素子20a〜20dの合成
抵抗値が増加し、端子T3と端子T4間の電圧が小さく
なるように変化する。この電圧値の変化量を利用してX
−Y面内の任意の方向へのカーソル移動速度を制御する
ことができる。
【0031】詳述すれば、このような入力装置は次のよ
うに動作する。操作部材2の操作部3にX1方向に倒す
ように外力を加えると、梁部4aの上面は伸びる方向に
撓むと共に、梁部4bの上面は縮む方向に撓むため、梁
部4a上の歪み検出素子20aの抵抗値は増加する(素
子20aの抵抗値Ra+素子20aの変化抵抗値Δr
a)反面、梁部4b上の歪み検出素子20bの抵抗値は
減少(素子20bの抵抗値Rb−素子20bの変化抵抗
値Δrb)する。以上により、端子T1の電圧は(Δr
a+Δrb)I(Iは、素子を通る電流値)だけ変化す
る。この電圧変化に応じて、本装置が接続されている機
器は、カーソルを移動させることができる。逆に、操作
部材2の操作部3をX2方向に倒すと、梁部4aの上面
は縮む方向に撓むと共に、梁部4bの上面は伸びる方向
に撓むため、梁部4a上の歪み検出素子20aの抵抗値
は減少する(Ra−Δra)反面、梁部4b上の歪み検
出素子20bの抵抗値は増加(Rb+Δrb)する。何
れにせよ、端子T1の電圧変化が生じて、X軸方向にカ
ーソルを移動させることができる。
【0032】同様に、操作部材2の操作部3をY1方向
に倒すように外力を加えると、端子T1、端子T2に電
圧変化が生じてY1方向に、操作部3をY2方向に倒す
ように外力を加えると、Y2方向のその外力に応じた電
圧変化によって、カーソルのY方向の移動を行うように
なる。
【0033】また、通常、操作者が操作部材2の操作部
3をX、Y軸方向に傾けるように外力を加えたとき、操
作部3を同時に軸方向に押圧されることが多い。その場
合、操作部3は凸部9と取付板1との間の僅かな間隙を
変位して、歪み検出素子20a〜20dは全体として伸
ばされるため、その合成抵抗値が上がる。一方、第2の
抵抗検出体21の抵抗値はあまり変化しない。これによ
り、端子T3の電圧が変化する。そして、この電圧に基
づいて、X、Y軸方向のカーソルの動きに応じたカーソ
ルの移動速度の可変量を調整できる。このように、操作
部3の操作によって、X,Y軸方向にカーソルを移動
し、且つその移動量、又は移動速度をを可変することが
できる。なお、この操作部3の操作時における静電気
は、シールド板29の存在により、シールド板29を介
して取付板1に落ちて、操作部材2上に配設された導電
パターン18、及び歪み検出素子20a、20b,20
c,20dは、破壊することがない。
【0034】なお、本発明の実施形態では、第1の抵抗
検出体20及び第2の抵抗検出体21を印刷形成された
抵抗体であるが、箔抵抗であってもよい。なお、本回路
は4つの歪み検出素子20a、20b,20c,20d
を用いているが、4つの素子のうち、2つ(例えば20
a、20b)を固定抵抗にしてもよい。なお、第1の抵
抗検出体20と第2の抵抗検出体21とは抵抗分圧回路
を構成しているが、これら第1の抵抗検出体20と第2
の抵抗検出体21とをさらに1つのブリッジ回路の抵抗
素子とするブリッジ回路を構成すると、さらに調整の要
らない入力装置を提供することができる。すなわち、第
1の抵抗検出体20と第2の抵抗検出体21と同じ抵抗
値をもつ固定抵抗素子を2個準備し、これら固定抵抗素
子を直列接続し、また端子T0にその固定抵抗素子の1
つの他端を接続し、端子T4にもう1つの固定抵抗素子
の他端を接続して、ブリッジ回路を構成する。このよう
に構成することによって、ごく僅かな抵抗変化をしない
各素子の抵抗値を大きなレンジで検知できるとともに、
第1及び第2の抵抗検出体20,21の温度特性(ゼロ
点や感度)の調整を軽減することができる。
【0035】なお、第2の抵抗検出体21の抵抗値を基
準にして、X,Y軸方向のカーソルの動きの量、又は速
度を検知しているが、必要によってはX,Y軸方向のコ
ンピュータのモニター画面上のカーソルの移動量の可変
に使用するのではなく、操作部3を続けて2回押圧し
て、コンピュータのダブルクリック操作に相当する機能
として利用することもできる。
【0036】本発明の入力装置は、隣り合う梁部4aと
4cとの間に孔6を設け、この梁部4a、4c上面に歪
み検出素子20a、20cを設けたものであるため、孔
6の存在によって、操作部材2の操作部3にX1,X2
方向に倒すように外力を加えたときには、梁部4cに、
また、Y1,Y2方向に倒すように外力を加えたときに
は梁部4aに影響を与えず、従って、変化させたい歪み
検出素子のみの抵抗値を変化させることができて、精度
の良好な入力装置を提供できる。また、梁部4a〜4d
を十字状に配設することにより、90度に配設された二
つの梁部を選択して、この上に歪み検出素子を設けるこ
とができて、設計の自由度を得ることができと共に、更
に、梁部4a〜4dに対して、4個の歪み検出素子20
a〜20dをも設けることができ、種々の製品に共用化
できる操作部材2を提供できて、生産性の良好な入力装
置を提供できる。
【0037】また、梁部4a〜4dの連結部から端部ま
での基部5a〜5dの長さLに応じて、基部5a〜5d
に連結された梁部4a〜4dの厚みHを異ならしめたも
のであるため、基部5a〜5dの長さLの長いものと短
いものにおける梁部4a〜4dの歪みを調整でき、精度
の良好な入力装置を提供できる。また、長さLの長い基
部に連結された梁部の厚みHは薄く、長さLの短い基部
に連結された梁部の厚みHは厚くしたため、操作部3を
一定の角度に倒した時における梁部4a〜4dの撓みを
均一にでき、精度の良好な入力装置を提供できる。ま
た、操作部3を挟んで一対の梁部4a、4bの厚みH
を、他の一対の梁部4c,4dの厚みHよりも薄くした
ため、それに伴う基部の長さLを選択でき、従って、キ
ーボードなどへの取付位置の規制に対応したものが得ら
れ、融通性のある入力装置を提供できる。
【0038】また、梁部4a〜4dと基部5a〜5dの
上面を平坦状となし、梁部4a〜4dの下面に凹部8を
設けて、梁部4a〜4dの厚みHを得るようにしたた
め、操作部材2の平坦状の上面に、歪み検出素子20a
〜20d等を均一に配設できると共に、操作部材2の基
部5a〜5dを取付板1に平行で、均一に設置でき、精
度が良く、しかも、生産性の良好な入力装置を提供でき
る。また、梁部4a〜dは、操作部3に結合された側の
幅が広く、また、基部5a〜5dに結合された側の幅が
狭くなるような台形状に形成されているため、これによ
って、操作部3を倒した時に生じる、梁部における基部
側に比して操作部3側への破損を与えるような大きな歪
みを抑制し、梁部全体として均一な歪みが得られ、精度
の極めて良好な入力装置を提供できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、操作部と、該操作部の下部から操作部の軸線に対し
て直角方向に延設した梁部と、該梁部と繋がる基部とか
らなる操作部材を備え、操作部の軸線の直角方向の動き
に応じて変化する操作部材の歪み量を検知する第1の抵
抗検出体を梁部に設け、操作部の軸線方向の動きに応じ
て変化する操作部材の歪み量を検知するための基準とな
る第2の抵抗検出体を操作部材に設けたことにより、操
作部の軸方向の歪み量を検知することができる。
【0040】また、第2の抵抗検出体を基部に設けるこ
とにより、キーボードなどへの取付位置が規制されてい
るなかで、比較的自由な位置にこの第2の抵抗検出体を
設けることができるので、設計の自由度が広がり、組み
立て性を向上させることができる。
【0041】また、第1の抵抗検出体は、2個又は4個
の歪み検出素子からなり、これら歪み検出素子を用いて
2端子回路を構成し、第1の抵抗検出体からなる2端子
回路と第2の抵抗検出体とが直列に接続してなることに
より、操作部の軸方向の歪み量を検知することができる
とともに、歪み検出素子の温度特性の調整を不要とする
ことができる。
【0042】また、第1の抵抗検出体及び第2の抵抗検
出体は同じ印刷によって形成された印刷抵抗体であり、
同時に形成された抵抗体同士の抵抗値の比率は安定して
いるので、第1の抵抗検出体と第2の抵抗検出体の抵抗
値で印加された電圧を分圧することで、そのまま操作部
の軸方向の歪み量を検知できるとともに、同一工程で形
成でき、生産性が良好となる。
【0043】また、操作部の下端部には該操作部を軸線
方向に可動可能にするための凹部が基部の下面からへこ
ませて設けられているので、所定の操作部材の歪み量を
確実に確保することができる。
【0044】また、操作部の下端部に対向し、凹部内に
位置して、操作部の下面より操作部の軸線方向に延設さ
れた凸部が設けられているので、不必要に大きな外力が
操作部に加わってもこの外力による大きな歪み量を抑え
て操作部の破損を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入力装置の平面図。
【図2】図1の2−2線における断面図。
【図3】図1の3−3線における断面図。
【図4】本発明の入力装置に係る操作部材とフレキシブ
ル基板を組み合わせた平面図。
【図5】本発明の入力装置に係る操作部材の平面図。
【図6】本発明の入力装置に係る操作部材の下面図。
【図7】図5の7−7線における断面図。
【図8】本発明の入力装置に係る操作部材の要部の斜視
図。
【図9】本発明の入力装置に係るフレキシブル基板の平
面図。
【図10】本発明の入力装置に係るフレキシブル基板の
配線を示す説明図。
【図11】本発明の入力装置に係るフレキシブル基板の
製造を示す説明図。
【図12】本発明の入力装置に係るフレキシブル基板の
製造を示す説明図。
【図13】本発明の入力装置に係るフレキシブル基板の
製造を示す説明図。
【図14】本発明の入力装置に係るフレキシブル基板の
製造を示す説明図。
【図15】本発明の入力装置に係るフレキシブル基板の
製造を示す説明図。
【図16】本発明の入力装置に係る絶縁板の平面図。
【図17】本発明の入力装置に係るシールド板の平面
図。
【図18】本発明の入力装置に係る電圧検出回路図。
【図19】図18の電圧検出回路図を分かり易くした回
路図。
【図20】従来の入力装置の斜視図。
【図21】従来の入力装置に係る電圧検出回路図。
【符号の説明】
1 取付板 1a 舌片 2 操作部材 3 操作部 4a 梁部 4b 梁部 4c 梁部 4d 梁部 5a 基部 5b 基部 5c 基部 5d 基部 6 孔 7 窪み部 8 凹部 9 凸部 13 フレキシブル基板 14 帯状部 15 張り出し部 16 孔 17 スルーホール 18 導電パターン 19 接続導体 20 第1の抵抗検出体 20a 歪み検出素子 20b 歪み検出素子 20c 歪み検出素子 20d 歪み検出素子 21 第2の抵抗検出体 22 被覆部 23 第2の被覆部 24 第3の被覆部 25 絶縁板 26 帯状部 27 張り出し部 28 孔 29 シールド板 30 帯状部 31 張り出し部 32 孔 33 突片 L 長さ H 厚み T0 端子 T1 端子 T2 端子 T3 端子 T4 端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部と、該操作部の下部から操作部の
    軸線に対して直角方向に延設した梁部と、該梁部と繋が
    る基部とからなる操作部材を備え、前記操作部の軸線の
    直角方向の動きに応じて変化する前記操作部材の歪み量
    を検知する第1の抵抗検出体を前記梁部に設け、前記操
    作部の軸線方向の動きに応じて変化する前記操作部材の
    歪み量を検知するための基準となる第2の抵抗検出体を
    前記操作部材に設けたことを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の抵抗検出体を前記基部に設け
    てなることを特徴とする請求項1記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の抵抗検出体は、2個、又は4
    個の歪み検出素子からなり、これら歪み検出素子を用い
    て2端子回路を構成し、前記第1の抵抗検出体からなる
    2端子回路と前記第2の抵抗検出体とが直列に接続して
    なることを特徴とする請求項1、又は2記載の入力装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1の抵抗検出体及び第2の抵抗検
    出体は同じ印刷によって形成された抵抗体であることを
    特徴とする請求項1、2又は3記載の入力装置。
  5. 【請求項5】 前記操作部の下端部には該操作部を軸線
    方向に可動可能にするための凹部が前記基部の下面から
    へこませて設けられたことを特徴とする請求項1、2、
    3又は4記載の入力装置。
  6. 【請求項6】 前記操作部の下端面に対向し、前記凹部
    内に位置して、前記凹部より前記操作部の軸線方向に突
    出した凸部が設けられてなることを特徴とする請求項5
    記載の入力装置。
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