JP2016169804A - ボールねじの支持機構 - Google Patents

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宇 劉
Takashi Ryu
宇 劉
渡辺 孝一
Koichi Watanabe
孝一 渡辺
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/04Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
    • F16C35/06Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
    • F16C35/067Fixing them in a housing

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Abstract

【課題】ボールねじが熱膨張した際でも間座が緩む(ガタつく)ことによる異音や摩耗を無くすボールねじの支持機構を提供する。
【解決手段】軸箱2と、軸箱2内に収容されている二以上の軸受3A、3Bと、軸箱2および軸受3A、3Bに挿通されているボールねじ4と、から構成されるボールねじの支持機構1とする。さらに、ボールねじ4の軸端に位置する軸受3Bの外輪5には孔部6を有するフランジ7を設ける。軸受3Bの外輪5の両端面8、8とフランジ7の両端面9、9との間にはそれぞれ段差10、10を設ける。そして、軸受3Bと軸箱2とは孔部6に挿通されているボルト11により固定するボールねじ4の支持機構1とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、工作機械等に用いられるボールねじの支持機構に関する。
従来、工作機械等に組み込まれているボールねじは、両側または片方の支持端においてボールねじ全体を軸方向に引張荷重を予め与える(予張力、プリテンション)構造となっている場合が多い。このような構造を実現するためには、図4および図5に示すようにボールねじ140の両側に複数の軸受130が組み込まれた状態で、間座(スペーサ)200と蓋300を挿入した上で最後に(軸)ナット400でボールねじ140を締め上げて、蓋300と軸箱(フレーム)120とをボルト150で固定する構造が採用されてきた。
ここで、間座(スペーサ)200がボールねじ140に組み込まれる理由は、軸受、特にボールねじ140の軸端側に位置する軸受130を軸箱(フレーム)120内に固定するために蓋300を用いているが、この蓋300の厚みやボルト150頭が長いためにナット400を締め上げる際に用いる工具が使用できないため、間座(スペーサ)200を挿入することでその工具が入り込むスペースを確保する必要があった(特許文献1および2参照)。
特開平6−81926号公報 特開平8−90379号公報
しかし、ボールねじは工作機械等の使用による熱的要因の結果、熱膨張が発生した際に軸受の外輪は固定されているので移動しないが、想定外の熱膨張が発生した時には内輪はボールねじと共に移動することになり、それに伴って間座(スペーサ)も移動する。そうすると、間座(スペーサ)は拘束されない状態となり、工作機械等の稼動中に間座(スペーサ)とボールねじとが擦れて異音が発生したり、場合によってはボールねじが摩耗したりするという問題があった。
そこで、本発明においてはボールねじが熱膨張した際でも間座が緩む(ガタつく)ことによる異音や摩耗を無くすボールねじの支持機構を提供することを課題とする。
前述した課題を解決するために、本発明者はボールねじの端部の支持機構について支持機構を構成する部品点数をなるべく減らしながら、ボールねじが熱膨張した際にも対応できる構造を考案した。すなわち、本発明のボールねじの支持機構は、軸箱と、軸箱内に収容されている二以上の軸受と、軸箱および軸受に挿通されているボールねじと、から構成されるボールねじの支持機構において、ボールねじの軸端に位置する軸受の外輪には孔部を有するフランジが設けられており、軸受の外輪の両端面とフランジの両端面との間にはそれぞれ段差が設けられており、ボールねじの軸端に位置する軸受と軸箱とは孔部に挿通されるボルトにより固定されている構成とした。このような構成とすることで、従来の支持機構において使用していた蓋や間座(スペーサ)が不要となる。
また、請求項2に係る発明においては、二以上の軸受は全て玉軸受とするボールねじの支持機構とした。
さらに、請求項3に係る発明においては、玉軸受はアンギュラ玉軸受または深溝玉軸受のいずれかであるとするボールねじの支持機構とした。
本発明に係るボールねじの支持機構は、ボールねじの軸端に位置する軸受の外輪にはフランジが設けられており、軸受の外輪の両端面とフランジの両端面との間にそれぞれ段差を設けることで従来の支持機構で用いていた間座(スペーサ)が不要となるので、ボールねじが熱膨張することにより発生していた間座の緩みによる異音や摩耗を無くすという効果を奏する。また、軸受の外輪の両端面とフランジの両端面との間にそれぞれ段差が設けられているので、軸箱に収容される二以上の軸受の配置は正面配置、背面配置のいずれも可能になるという効果も奏する。
本発明の実施の形態の一例であるボールねじの支持機構(背面配置の場合)の模式断面図である。 図1に示すA部分の拡大図である。 本発明の別の実施形態であるボールねじの支持機構(正面配置の場合)の模式断面図である。 従来のボールねじの支持機構全体の模式断面図である。 従来のボールねじの支持機構(正面配置の場合)の模式部分断面図である。 従来のボールねじの支持機構(複列玉軸受を用いた場合)の拡大部分断面図である。
本発明の実施の形態の一例について図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態の一例であるボールねじの支持機構(軸受同士が背面配置の場合:DB)の模式断面図、図2は図1に示すA部分の拡大図、図3は本発明の別の実施形態であるボールねじの支持機構(軸受同士が正面配置の場合:DF)の模式断面図である。
本発明のボールねじの支持機構1は、図1に示すように工作機械内に据え付けられる軸箱(フレーム)2と、軸箱2の内部に収容される二個の軸受3A、3Bと、その軸箱2および二個の軸受3A、3Bに貫通する形態で配置されているボールねじ4と、から構成されており、二個の軸受3A、3Bは共に背面配置されている。
また、図2に示すように二個の軸受3A、3Bの内、最もボールねじ4の軸の端部(軸端)に位置する軸受3Bには、その外輪5にフランジ7が設けられており、そのフランジ7には複数の孔部6が円周上に配置されている。さらに、軸受3Bの外輪5の両端面8、8とフランジ7の両端面9、9との間にはそれぞれ段差10、10が設けられており、外輪5の軸方向の両端面8、8とフランジ7の厚み方向の両端面9、9とは同一平面上にはない。
外輪5の端面8とフランジ7の端面9との間に設けられた段差10により、軸受3Bが軸箱2内に嵌まり込まれた状態で、軸受3Bと軸箱2とはフランジ7上に設けられた孔部6に挿通されたボルト11を用いて固定されている。また、ボールねじ4の軸端はナット12により締め上げられており、固定されている。図3は、軸箱2内部に収容される二個の軸受3A、3B同士が正面配置されている場合を示し、その他の構造は図1に示す構造と同じである。
すなわち、二個の軸受3A、3Bの内、最もボールねじ4の軸の端部(軸端)に位置する軸受3Bの外輪5にフランジ7を設けて、その外輪5の両端面8、8とフランジ7の両端面9、9との間にはそれぞれ段差10、10を設ける。それにより軸箱2内部に収容される二個の軸受3A、3Bの配置については、背面配置、正面配置のいずれの構成も可能になる。これは、軸箱2の内部に収容される軸受が三個以上の場合であっても同様である。
なお、図1ないし図3に示す本実施の形態ではボールねじの支持機構を構成する軸受として、単列のアンギュラ玉軸受の場合を示したが、その他の深溝玉軸受、組合せアンギュラ玉軸受、複列アンギュラ玉軸受、自動調心玉軸受の場合であっても適用可能である。
1 (ボールねじの)支持機構
2 軸箱
3A 軸受
3B 軸受
4 ボールねじ
5 (軸受の)外輪
6 孔部
7 フランジ
8 外輪の端面
9 フランジの端面
10 段差
11 ボルト
12 ナット
110 (ボールねじの)支持機構
120 軸箱
130 軸受
140 ボールねじ
150 ボルト
200 間座(スペーサ)
300 蓋
400 ナット

Claims (3)

  1. 軸箱と、前記軸箱内に収容されている二以上の軸受と、前記軸箱および前記軸受に挿通されているボールねじと、から構成されるボールねじの支持機構であって、前記ボールねじの軸端に位置する前記軸受の外輪には孔部を有するフランジが設けられており、前記軸受の外輪の両端面と前記フランジの両端面との間にはそれぞれ段差が設けられており、前記ボールねじの軸端に位置する前記軸受と前記軸箱とは前記孔部に挿通されているボルトにより固定されていることを特徴とするボールねじの支持機構。
  2. 前記二以上の軸受は、全て玉軸受であることを特徴とする請求項1に記載のボールねじの支持機構。
  3. 前記玉軸受はアンギュラ玉軸受または深溝玉軸受のいずれかであることを特徴とする請求項2に記載のボールねじの支持機構。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0890379A (ja) * 1994-09-22 1996-04-09 Makino Milling Mach Co Ltd 送りねじ機構
JP2007016939A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Ntn Corp インホイールモータの軸受装置

Patent Citations (2)

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