JP2016169801A - ゲートバルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジング箱の幅を小さくすることで小型化ができるゲートバルブを提供する。【解決手段】ゲートバルブは、弁体によるゲートバルブの開閉方向に向けて並設された一対の側板を備えた弁体駆動体と、一対の側板の間に設けられ、弁棒に固定されたL動作体とを備える弁体駆動機構部からなり、弁体駆動体とL動作体とが駆動源によって上下方向に駆動するように形成され、一対の側板とL動作体との間のそれぞれに、弁体駆動体の上下方向駆動力を併設方向に変換することで、L動作体を並設方向に動作させる動作機構が装着される。そして、弁体駆動体とL動作体とが駆動源によって上下方向に駆動され、弁体駆動体の上下方向動作を止める係止体によって弁体駆動体の上下方向動作が止められたときに、動作機構によってL動作体が弁体駆動体内で一対の側板方向に動作される。【選択図】図1

Description

本発明は、ゲートバルブに関するものである。
従来、半導体製造装置等の真空室内を真空状態に維持するためにゲートバルブが用いられており、様々な構成のゲートバルブが提案されている。
例えば、特許文献1には、弁箱から開口部の周囲に形成された弁座に密着して内側から開口部を閉鎖する弁体と、弁体に接続され、弁箱の内部から外部にベローズを介して機密を維持して突出して上下運動と水平方向の動きをする弁棒と、弁箱の外側に接続されており、上下に形成された上下駆動区間ホーム及びこの上下駆動区間ホームの上側に閉鎖方向(ゲートバルブの開閉方向)に向かって連続的に水平方向に形成された開閉駆動区間ホームで構成されているエルモーションブロックガイドホームが両側内面に形成されているハウジング箱と、弁棒に接続されており、両側面に上記エルモーションブロックガイドホームに挿入されて駆動されるガイドローラが設けられているエルモーションブロックと、このエルモーションブロックに上側と下側にそれぞれ複数のリンクを介して接続されている駆動ブロックと、エルモーションブロックと駆動ブロックとの間に1つ以上設けられている引張弾性手段と、駆動ブロックを上下に駆動する上下駆動手段を含んで構成されるゲートバルブが記載されている。
国際公開2013/151403号公報
しかしながら、特許文献1記載のゲートバルブは、駆動ブロックとエルモーションブロックとがそれぞれゲートバルブの開閉方向に連なって設けられており、これらをハウジング箱が収納する構成となっているので、ハウジング箱の外面幅は、駆動ブロックとエルモーションブロックの幅よりも大きい幅を要することとなり、弁箱の外面幅よりも大きくなってしまい、ゲートバルブ全体の幅が大きくなってしまう問題がある。
本発明の目的は、弁体によるゲートバルブの開閉方向においてハウジング箱の外面幅を、弁箱の外面幅に対して同一もしくは以下とすることで、小型化ができるゲートバルブを提供することにある。
本発明のゲートバルブは、開口部を有する弁座に対峙して配置される弁体と、弁体に設けられる弁棒と、弁棒を介して弁体を駆動する弁体駆動機構部と、を備えたゲートバルブにおいて、
弁体駆動機構部は、弁体によるゲートバルブの開閉方向に向けて並設された一対の側板を備えた弁体駆動体と、一対の側板の間に設けられ、弁棒に固定されたL動作体とを備え、弁体駆動体とL動作体とが駆動源によって上下方向に駆動するように形成され、一対の側板とL動作体との間のそれぞれに、弁体駆動体の上下方向駆動力を並設方向に変換することで、L動作体を並設方向に動作させる動作機構が装着され、
弁体駆動体とL動作体とが駆動源によって上下方向に駆動され、L動作体の上下方向動作を止める係止体によってL動作体の上下方向動作が止められたときに、動作機構によってL動作体が弁体駆動体内で一対の側板方向に動作されること
を特徴としている。
本発明のゲートバルブは、また、弁体駆動体が、一対の側板間に底板を備え、底板の上面とL動作体の下面と間に弾性体が設けられることを特徴としている。
本発明のゲートバルブは、また、ハウジング箱が、弁体駆動機構部と動作機構とを収納し、係止部が、ハウジング箱の内側の側面に設けられることを特徴としている。
本発明のゲートバルブは、また、動作機構が、L動作体に設けられたピン部と弁体駆動体に設けられるピン部と各ピン部に回動可能に連結される連結部を備えるリンク機構からなることを特徴としている。
本発明のゲートバルブは、また、係止部が、ローラ部で形成され、ローラ部がL動作体に摺動可能に接触されることを特徴としている。
本発明のゲートバルブは、また、ハウジング箱が、側面に上下方向に延在する溝部を備え、弁体駆動体が、外側の側面にガイドローラ部を備え、ガイドローラ部がハウジング箱の溝部内に設けられ、弁体駆動体がガイドローラ部を介してハウジング箱の溝部に沿って上下方向に摺動可能とされることを特徴としている。
本発明のゲートバルブは、また、開口部を有する弁座に対峙して配置される弁体と、弁体に設けられる弁棒と、弁棒を介して弁体を駆動する弁体駆動機構部とから構成されるゲートバルブ駆動部と、該ゲートバルブ駆動部を収容するハウジング箱および該ハウジング箱に装着される弁箱と、を備えて構成されるゲートバルブにおいて、
ゲートバルブ駆動部が、弁体によるゲートバルブの開閉方向に向けて並設された一対の側板を備えた弁体駆動体と、一対の側板の間に設けられ、弁棒に固定されたL動作体とを備え、弁体駆動体とL動作体とが駆動源によって上下方向に駆動するように形成され、L動作体から弁体駆動体内で一対の側板方向に動作されるようにして形成され、一対の側板とL動作体との間のそれぞれに、弁体駆動体の上下方向駆動力を並設方向に変換することで、L動作体を並設方向に動作させる動作機構が装着され、弁体によるゲートバルブの開閉方向においてハウジング箱の外面幅が、弁箱の外面幅に対して同一もしくは以下とされた当該ハウジング箱内にゲートバルブ駆動部が収納されること
を特徴としている。
本発明のゲートバルブは、上述の如く構成したので、弁体によるゲートバルブの開閉方向においてハウジング箱の外面幅が弁箱の外面幅に対して同一もしくは以下とされた当該ハウジング箱内にゲートバルブ駆動部が収納することで、ハウジング箱の幅を小さくすることができ、小型化ができるゲートバルブを提供することができる。
本発明の実施例のゲートバルブの構成を示す概略斜視図である。 本発明の実施例のゲートバルブの弁体駆動機構部の構成を示す図である。 図2の弁体駆動機構部を分解して示す図である。 本発明の実施例のゲートバルブの動作を示す図である。 本発明の実施例のゲートバルブの動作を示す図である。 本発明の実施例のゲートバルブの動作を示す図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の実施例(以下、本実施例という。)のゲートバルブについて、以下図1を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例のゲートバルブの構成を示す概略斜視図である。図1について、内部の構成を示すために、一部を断面図として示している。また、図1は、ゲートバルブを正面から見た図である。
本実施例のゲートバルブ100は、弁箱200内の弁座210に対して弁体10が対峙して配置され、駆動源50からの駆動力により弁体10が駆動され、シール材12が弁座210に押圧され、つぶし状態とすることで弁座210の開口部212を通過する気体のシールが行われるようになっている。弁体10は、図1に示す方向Mへ動く。以下、この弁体10が移動する方向をゲートバルブの開閉方向Mとする。
本実施例のゲートバルブ100は、上述の弁体10と、弁体10に設けられる弁棒20と、弁棒20を介して弁体を駆動する弁体駆動機構部1とを備えている。
また、弁体駆動機構部1は、弁体10によるゲートバルブ100の開閉方向Mに向けて並設された一対の側板61、62を備えた弁体駆動体60と、一対の側板61、62の間に設けられ、弁棒20に固定されたL動作体30とを備え、弁体駆動体60とL動作体30とが駆動源50によって上下方向に駆動するように形成され、一対の側板61、62とL動作体30との間のそれぞれに、弁体駆動体60の上下方向駆動力を並設方向に変換することで、L動作体を並設方向に動作させる動作機構70が装着される。
そして、弁体駆動体60とL動作体30とが駆動源50によって上下方向に駆動され、L動作体30の上下方向動作を止める係止体80によってL動作体30の上下方向動作が止められたときに、動作機構70によってL動作体30が弁体駆動体60内で一対の側板方向Mに動作される。
本実施例のゲートバルブ100は、以上の構成により、弁体10が図1の弁体の駆動方向に示すように逆さL字のごとく駆動する。以下、この弁体10の動作をL動作と称する。
次に、本実施例のゲートバルブ100の詳細構成について以下説明する。
開口部212を有する弁座210に対峙して配置される弁体10には、Oリングのごときシール材212が取り付けられる。また、この弁体10は、この弁体10を支持する弁体支持部14を介して弁棒20と接続される。
弁体10は、図に示すように、長手方向に延在した細長矩形状の平板ブロックが用いられる。弁体10は、ゲートバルブに適用可能の形状であれば別の形状であってもよい。
弁体支持部14は、例えば、図に示すようにL字形状のブロックが用いられ、弁体10と接続するための図示しないねじ等の結合部材を挿入させるための孔16が形成されており、弁体10の背面18の側から孔16を介して結合部材により弁体10と弁体支持部14が接続される。
弁棒20は、丸棒形状の部材が用いられ、その一端は弁体支持部14に接続される。弁体10に直接接続する構成としてもよい。また、弁棒20の他端側は、後述する蓋体90、L動作体30の溝32、弁体駆動体60および駆動源50側に設けられた貫通孔53に挿通される。この弁棒20は、駆動源50からの駆動力により弁体10を駆動するための駆動軸となる。弁棒20の形状は、弁体10への駆動軸として適用可能であれば、別の形状であってもよい。
これら弁体10、弁体支持部14、弁棒20の上端側は、内部が空洞である筐体状の弁箱200内に収容される。この弁箱200には、弁体10のシール材212が押圧される部分である弁座210が設けられ、これら弁座210にはそれぞれ開口部212が設けられる。
また、弁箱200の底部は、蓋体90が接続される。この蓋体90には、弁箱200の底部と接続するための図示しないねじ等の結合部材を挿入させるための孔94が形成されており、この孔94を介して結合部材により弁箱200の底部と蓋体90が接続される。これら弁箱200と蓋体90により、一体の箱体が形成される。
また、蓋体90には、貫通孔92が形成されており、この貫通孔92を弁棒20が貫通することで、弁棒20の弁箱200内の上下移動ができるようになっている。ここで、貫通孔92の穴の大きさは、弁体10がL動作をできるように、ゲートバルブの開閉方向Mに延在された形状となっている。例えば楕円形状とされるが、弁棒20が水平方向に移動できる大きさであれば円形としてもよい。
また、蓋体90は、後述するハウジング箱40の上部が接続される。これら蓋体90とハウジング箱40とにより、一体の箱体が形成される。このように、蓋体90は、弁箱200の底蓋と、ハウジング箱40の上蓋との2つの機能を有する。
また、蓋体90の貫通孔92の下部とこの貫通孔92を挿通する弁棒20との間を覆うようにしてベローズ22が接続されており、これによりハウジング箱40内の気体が弁箱200内に漏れることが防止されている。
ハウジング箱40は、詳細を後述する弁体駆動機構部1を内部に収納する。ハウジング箱40の下部には、駆動源50が接続される。また、ハウジング箱40の内側の側面には係止部80が設けられる。この係止部80は、ハウジング箱40の内側へ向かって突出しており、L動作体30が上昇してきたときに接触して上昇移動を封じるようにL動作体30を係止する。
また、係止部80は、ローラ部82と軸部84とが形成されており、軸部84は、ハウジング箱40の内側の側面に固定されている。ローラ部82は、軸部84に、軸部84を中心軸にして回転できるように取り付けられている。
これにより、L動作体30が上昇してきたときにこのローラ部82がL動作体30に接触してL動作体30の上昇移動を封じるように係止し、さらにローラ部82が軸部84を中心軸にして回転することで、L動作体30がゲートバルブの開閉方向にローラ部82と摺動して移動される。このようにすることで、L動作体30のゲートバルブの開閉方向への移動を円滑にすることができる。
また、ハウジング箱40は、それぞれの側面に上下方向に延在する溝部42が形成されている。例えば、図1に示すように、上下方向に延在した楕円形状に形成される。この溝部42は、後述する弁体駆動体60に設けられるガイドローラ部5を設け、弁体駆動体60がガイドローラ部5を介してハウジングの溝部42に沿って上下方向に摺動できるように構成したものである。詳細は後述する。
駆動源50は、ブロック体51とからなり、このブロック体51内にシリンダ52とピストンロッド64が一対設けられる。ブロック体51には、弁棒20の他端を挿通するための孔53と、シリンダ52を収納するための一対の空洞部59と、ピストンロッド64を挿通させるための一対の孔67が形成されている。また、ブロック体51は外面にシリンダ52に空気を流入させるための流入弁58が設けられている。また、一対のピストンロッド64は、その上端が弁体駆動体60を支持している。ブロック体51と上述の蓋体90とハウジング箱40とにより、空間部2が形成される。
これにより、駆動源50は、流入弁58を介してシリンダ52内に圧縮空気を流入させ、この圧縮空気によりピストンロッド64を上昇させる駆動力を発生し、ピストンロッド64を介して弁体駆動体60へと駆動力を伝達し、弁体駆動体60を上昇移動するようになっている。この駆動源50は、サーボモータと、このサーボモータからの回転力を直線動作に変換して駆動力を発生させる電動アクチュエータを用いてもよい。
図2は、本発明の実施例のゲートバルブ100の弁体駆動機構部の構成を示す図である。また、図3は、図2の弁体駆動機構部を分解して示す図である。また、これら図2、図3は、図1に対し、ゲートバルブを背面から見た図である。以下、弁体駆動機構部1を構成について詳述する。
弁体駆動体60は、弁体によるゲートバルブの開閉方向Mに向けて並設された一対の側板61、62を備えている。本実施例では、一対の側板61、62間に底板65を備え、底板65には、弁棒20を挿入させる貫通孔69が形成される。また、底板65の上面とL動作体30の下面と間には弾性体85が設けられる。また、底板65の上面には、この弾性体85の下部を収容させるための溝部68が形成されている。
これにより、弁体駆動体60が上昇されると弾性体85を介してL動作体30も上昇されることとになる。L動作体30は弁棒20を支持固定しているので、L動作体30の上昇移動に伴って、弁体10も上昇移動される。このようにして、弁体駆動体60とL動作体30とが駆動源50によって上下方向に駆動するように形成される。
また、一対の側板61、62には穴63が上下二箇所にそれぞれ設けられており、この穴をピン部材76が挿入され、後述する連結部材72と連結される。また、一対の側板61、62には後述するガイドローラ部5の軸部6を挿入するための貫通孔66が上下二箇所にそれぞれ形成される。
また、弁体駆動体60は、外側の側面にガイドローラ部5を備える。このガイドローラ部5は、軸部6に回動可能に固定され、ハウジングの溝部42内に設けられる。軸部6は、貫通孔66に挿入されて弁体駆動体60に固定される。
これにより、ガイドローラ部5は弁体駆動体60の上昇移動に伴って、回動しながら溝部42内を上下移動することができるが、ゲートバルブの開閉方向の移動は溝部42によって係止される。これに従って、弁体駆動体60のゲートバルブの開閉方向の移動もこのガイドローラ部5が係止されることにより制限される。
L動作体30は、一対の側板61、62の間に設けられる。このL動作体30は、弁棒20を支持するとともに、ベローズ22を密着させるための溝部32が形成され、これにより弁棒20がL動作体30によって支持されるように構成されている。
また、本実施例では、L動作体30が、一対の側板の端部に、板圧方向に対して垂直方向に延在する側板35、36が形成されている。
動作機構70は、一対の側板61、62と、このように、動作機構70は、一対の側板61、62とL動作体30の間のそれぞれに設けられる。本実施例では、動作機構70は、L動作体30の側面に設けられた一対のピン部74と上述した弁体駆動体60に設けられるピン部76と各ピン部76に回動可能に連結される連結部72とを備えるリンク機構からなる。
このように、このリンク機構からなる動作機構70は、一対の側板35、36と凸部34との間の凹溝S内に設けられる。このように、動作機構70を凹溝S内に設ける、つまり凹溝Sの空間部を利用することで、弁体駆動機構部1の横幅の長さも低減することができる。
連結部72は、ピン部74とピン部76とをそれぞれ連結するための孔73、75が形成されており、連結部72はそれぞれのピン部74、76に対して回動可能となっている。この構成により、弁体駆動体60の上下方向駆動力を並設方向に変換することで、L動作体を並設方向に動作させることができる。ここで、並設方向とは、図に示すように、弁体10に向けた一対の側板61、62を設けている方向を示す。
動作機構70は、L動作体30が係止体80によって係止されたときに、連結部72が回動すると共に、この連結部72の回動によってL動作体30が並設方向に押し出される。これにより、L動作体30とつながっている弁体10も並設方向に押し出されることになる。このようにして、L動作体30が弁体駆動体60内で一対の側板方向に動作される。このようにして、弁体駆動体60の上下方向駆動力が併設方向に変換される。
図4、図5、図6は、本発明の実施例のゲートバルブの動作を示す図である。図4は、弁体駆動体60と、L動作体30が上昇している状態を示す図であり、図5は、L動作体30が係止体80に係止された状態を示す図であり、図6は、L動作体がゲートバルブの開閉方向に移動する状態を示す図である。これら図4〜図6は、説明のため、一部を断面図で示している。
次に、弁体駆動機構部1の動作について説明する。
図4に示すように、弁体駆動体60とL動作体30とが駆動源によって上下方向に駆動される。このとき、弾性体85は圧縮変形せず、また動作機構70も変動されない。ここで、弁体駆動体60の上昇移動する駆動力が弾性体85を介してL動作体30に伝達される。L動作体30とハウジング箱40との間はd1の距離が保たれている。内部は上述の通り空間部2である。
次に、図5に示すように、L動作体30が係止体80によって係止される。このときは、まだL動作体30とハウジング箱40との間はd1の距離が保たれている。
そして、図6に示すように、L動作体30が係止体80によって係止されたときに、動作機構70が矢印の方向に回動すると共に、この動作機構70のリンク機構の回動によってL動作体30が係止体80を摺動しながら並設方向に押し出される。つまり、L動作体30は並設方向に移動する。この際、弾性体85は圧縮変形し、弾性体85の下部は底板65の溝部68に収容されていることで変位せずに、弾性体85の上部がL動作体30の並設方向への移動に伴って並設方向に変位する。
このようにL動作体30が並設方向に押し出されることで、L動作体30とつながっている弁体10も並設方向に押し出されることになる。このようにして、L動作体30が弁体駆動体60内で一対の側板方向に動作される。このとき、L動作体30とハウジング箱40との間はd2の距離となる。また、弁体駆動体60とL動作体30との間にはd3の空隙が生ずる。
なお、本実施例のゲートバルブ100は、図示しないが、弁体駆動体60がピストンロッド64からの下方向の駆動力により下降されると、L動作体30が上記圧縮変形された弾性体85のバネ荷重により下方に移動されて並設方向に押し出される前の元の位置に戻り、その後弁体駆動体60と共に下降する。このようにして、弁体10が弁座210から解放されて弁座210のシールが解除される。
本実施例のゲートバルブ100は、以上の構成により弁体10によるL動作が実現されて、弁座210のシールが行われる。以上のように、弁体10をL動作させることにより、従来のようにシール材12を弁座210に摩擦させながらシールさせる動作を防止することができるので、シール材12の消耗を低減することができる。
また、以上の構成によれば、弁体駆動体60の幅とL動作体30の幅が重なっているので、L動作体30が弁体駆動体60内で一対の側板方向に動作させることができるので、ハウジング箱40の幅を縮小することができる。このようにすることで、弁体によるゲートバルブ100の開閉方向においてハウジング箱40の外面幅が弁箱の外面幅に対して同一もしくは以下とすることができる。
以上の構成によれば、弁体駆動体60の側板61、62の間にL動作体30を設けているので、弁体駆動体60の幅とL動作体30の幅が重なることになり、これらを収納するハウジング箱40の幅を低減することができる。これにより、弁体によるゲートバルブ100の開閉方向においてハウジング箱40の外面幅が弁箱の外面幅に対して同一もしくは以下とすることができ、ゲートバルブ100全体の幅を低減することができてゲートバルブ100の小型化をすることができる。
このように、本発明の実施例のゲートバルブは、また、開口部を有する弁座に対峙して配置される弁体と、弁体に設けられる弁棒と、弁棒を介して弁体を駆動する弁体駆動機構部とから構成されるゲートバルブ駆動部と、該ゲートバルブ駆動部を収容するハウジング箱および該ハウジング箱に装着される弁箱と、を備えて構成されるゲートバルブにおいて、ゲートバルブ駆動部が、弁体によるゲートバルブの開閉方向に向けて並設された一対の側板を備えた弁体駆動体と、一対の側板の間に設けられ、弁棒に固定されたL動作体とを備え、弁体駆動体とL動作体とが駆動源によって上下方向に駆動するように形成され、L動作体から弁体駆動体内で一対の側板方向に動作されるようにして形成され、一対の側板とL動作体との間のそれぞれに、弁体駆動体の上下方向駆動力を並設方向に変換することで、L動作体を並設方向に動作させる動作機構が装着され、弁体によるゲートバルブの開閉方向においてハウジング箱の外面幅が、弁箱の外面幅に対して同一もしくは以下とされた当該ハウジング箱内にゲートバルブ駆動部が収納されることを特徴としている。
本発明の実施例のゲートバルブは、弁体によるゲートバルブの開閉方向においてハウジング箱の外面幅が弁箱の外面幅に対して同一もしくは以下とされた当該ハウジング箱内にゲートバルブ駆動部が収納することで、ハウジング箱の幅を小さくすることができ、小型化ができるゲートバルブを提供することができる。
1…弁体駆動機構部、5…ガイドローラ部、10…弁体、20…弁棒、30…L動作体、40…ハウジング箱、50…駆動源、60…弁体駆動体、61、62…側板、70…動作機構、80…係止体、100…ゲートバルブ、200…弁箱、210…弁座、212…開口部。
本発明のゲートバルブは、開口部を有する弁座に対峙して配置される弁体と、弁体に設けられる弁棒と、弁棒を介して弁体を駆動する弁体駆動機構部と、を備えたゲートバルブにおいて、
弁体駆動機構部は、上下方向に駆動される弁体駆動体と上下方向とゲートバルブの開閉方向に駆動されるL動作体とを備え、弁体駆動体が、弁棒の両側に配設された側板を備え、該側板が、ゲートバルブの開閉方向に向けた配置方向を持つようにして並設され、L動作体が、側板の内側に、弁棒との間に設けられて、弁棒に固定され、側板とL動作体との間に空間部が形成され、
弁体駆動体とL動作体とが弁体駆動機構部からの駆動力によって上下方向に駆動され、L動作体が、係止体によって上下方向動作が止められ、
空間部内に、弁体駆動機構部からの駆動力によってL動作体をゲートバルブの開閉方向に動作させる動作機構が設けられ、
L動作体が上下方向動作を止められたときに、弁体駆動機構部からの駆動力が動作機構を介して、L動作体を側板の内側で弁棒との間でゲートバルブの開閉方向に動作させること
を特徴としている。
本発明のゲートバルブは、また、弁体駆動体が、弁棒の両側に配設された側板間に底板を備え、底板の上面とL動作体の下面と間に弾性体が設けられることを特徴としている。
本発明のゲートバルブは、また、開口部を有する弁座に対峙して配置される弁体と、弁体に設けられる弁棒と、弁棒を介して弁体を駆動する弁体駆動機構部とから構成されるゲートバルブ駆動部と、該ゲートバルブ駆動部を収容するハウジング箱および該ハウジング箱に装着される弁箱と、を備えて構成されるゲートバルブにおいて、
ゲートバルブ駆動部は、弁体駆動機構部が、上下方向に駆動される弁体駆動体と上下方向とゲートバルブの開閉方向に駆動されるL動作体とを備え、弁体駆動体が、弁棒の両側に配設された側板を備え、該側板が、ゲートバルブの開閉方向に向けた配置方向を持つようにして並設され、L動作体が、側板の内側に、弁棒との間に設けられて、弁棒に固定され、側板とL動作体との間に空間部が形成され、
弁体駆動体とL動作体とが弁体駆動機構部からの駆動力によって上下方向に駆動され、L動作体が、係止体によって上下方向動作が止められ、
空間部内に、弁体駆動機構部からの駆動力によってL動作体を側板の内側で弁棒との間でゲートバルブの開閉方向に動作させる動作機構が設けられて構成され、
該ゲートバルブ駆動部が、ゲートバルブの開閉方向におけるハウジング箱の外面幅が弁箱の外面幅に対して同一もしくは以下とされた当該ハウジング箱内に収納されること
を特徴としている。

Claims (7)

  1. 開口部を有する弁座に対峙して配置される弁体と、弁体に設けられる弁棒と、弁棒を介して弁体を駆動する弁体駆動機構部と、を備えたゲートバルブにおいて、
    弁体駆動機構部は、弁体によるゲートバルブの開閉方向に向けて並設された一対の側板を備えた弁体駆動体と、一対の側板の間に設けられ、弁棒に固定されたL動作体とを備え、弁体駆動体とL動作体とが駆動源によって上下方向に駆動するように形成され、一対の側板とL動作体との間のそれぞれに、弁体駆動体の上下方向駆動力を併設方向に変換することで、L動作体を並設方向に動作させる動作機構が装着され、
    弁体駆動体とL動作体とが駆動源によって上下方向に駆動され、L動作体の上下方向動作を止める係止体によってL動作体の上下方向動作が止められたときに、動作機構によってL動作体が弁体駆動体内で一対の側板方向に動作されること
    を特徴とするゲートバルブ。
  2. 請求項1記載のゲートバルブにおいて、弁体駆動体が、一対の側板間に底板を備え、底板の上面とL動作体の下面と間に弾性体が設けられることを特徴とするゲートバルブ。
  3. 請求項1記載のゲートバルブにおいて、ハウジング箱が、弁体駆動機構部と動作機構とを収納し、係止部が、ハウジング箱の内側の側面に設けられることを特徴とするゲートバルブ。
  4. 請求項1記載のゲートバルブにおいて、動作機構が、L動作体に設けられたピン部と弁体駆動体に設けられるピン部と各ピン部に回動可能に連結される連結部を備えるリンク機構からなることを特徴とするゲートバルブ。
  5. 請求項1記載のゲートバルブにおいて、係止部が、ローラ部で形成され、ローラ部がL動作体に摺動可能に接触されることを特徴とするゲートバルブ。
  6. 請求項1記載のゲートバルブにおいて、ハウジング箱が、側面に上下方向に延在する溝部を備え、弁体駆動体が、外側の側面にガイドローラ部を備え、ガイドローラ部がハウジング箱の溝部内に設けられ、弁体駆動体がガイドローラ部を介してハウジング箱の溝部に沿って上下方向に摺動可能とされることを特徴とするゲートバルブ。
  7. 開口部を有する弁座に対峙して配置される弁体と、弁体に設けられる弁棒と、弁棒を介して弁体を駆動する弁体駆動機構部とから構成されるゲートバルブ駆動部と、該ゲートバルブ駆動部を収容するハウジング箱および該ハウジング箱に装着される弁箱と、を備えて構成されるゲートバルブにおいて、
    ゲートバルブ駆動部が、弁体によるゲートバルブの開閉方向に向けて並設された一対の側板を備えた弁体駆動体と、一対の側板の間に設けられ、弁棒に固定されたL動作体とを備え、弁体駆動体とL動作体とが駆動源によって上下方向に駆動するように形成され、L動作体から弁体駆動体内で一対の側板方向に動作されるようにして形成され、一対の側板とL動作体との間のそれぞれに、弁体駆動体の上下方向駆動力を並設方向に変換することで、L動作体を並設方向に動作させる動作機構が装着され、弁体によるゲートバルブの開閉方向においてハウジング箱の外面幅が、弁箱の外面幅に対して同一もしくは以下とされた当該ハウジング箱内にゲートバルブ駆動部が収納されること
    を特徴とするゲートバルブ。
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